JP2007078107A - 液体圧送装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 長期に渡って作動流体導入口の給気弁口を開閉する給気弁体と作動流体排出口の排気弁口を開閉する排気弁体の開閉を切り換えることができる液体圧送装置を提供する。
【解決手段】 作動流体導入口11と作動流体排出口13と液体流入口16及び液体排出口17が設けられた密閉容器2内にフロート3とスナップ機構5が配置される。スナップ機構5はフロート3の昇降に応じて揺動するフロートアーム34と、フロートアーム34の揺動軸35に回転可能に取り付けられ給気弁体としての弁面25と排気弁体としての弁面24を設けたカム37と、フロートアーム34の揺動に応じてフロートアーム34の軸線方向に圧縮あるいは伸張変形する圧縮コイルバネ38と、圧縮コイルバネ38の変形に応じてカム37を押圧しながらフロートアーム34の軸線方向に移動するローラ39とを具備する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、温水や燃料等の液体を圧送する液体圧送装置に関するものである。本発明の液体圧送装置は、各種蒸気使用装置で発生した復水をボイラーや廃熱利用箇所に送る装置として特に適するものである。
従来の液体圧送装置は、作動流体導入口と作動流体排出口と液体流入口及び液体排出口が設けられた密閉容器内にフロートとスナップ機構が配置され、フロートの昇降に応じてスナップ機構を動作させて作動流体導入口の給気弁口を開閉する給気弁体と作動流体排出口の排気弁口を開閉する排気弁体の開閉を切り換えることにより、密閉容器内に溜った液体を液体排出口から圧送する液体圧送装置において、スナップ機構は、フロートの昇降に応じて揺動するフロートアームと、フロートアームの揺動軸に回転可能に取り付けられた副アームと、フロートアームの揺動に応じてフロートアームの軸線方向に圧縮あるいは伸張変形する圧縮コイルバネと、一端が圧縮コイルバネの変形に応じてフロートアームの軸線方向に移動し他端が副アームにピンを介して回転可能に連結された第1アームとを具備し、第1アームの移動により副アームをスナップ回転させて作動流体導入口の給気弁口を開閉する給気弁体と作動流体排出口の排気弁口を開閉する排気弁体の開閉を切り換えるものである。
上記従来の液体圧送装置は、副アームと第1アームを連結するピンが損傷し易いために、比較的短期に作動流体導入口と作動流体排出口の開閉を切り換えることができなくなるという問題点があった。これは、ピンに対して副アームの回転力と第1アームの回転力が逆向きに作用するために、ピンに大きな捩り力が生じるためである。
特許第3170673号公報
解決しようとする課題は、長期に渡って作動流体導入口の給気弁口を開閉する給気弁体と作動流体排出口の排気弁口を開閉する排気弁体の開閉を切り換えることができる液体圧送装置を提供することである。
本発明は、作動流体導入口と作動流体排出口と液体流入口及び液体排出口が設けられた密閉容器内にフロートとスナップ機構が配置され、フロートの昇降に応じてスナップ機構を動作させて作動流体導入口の給気弁口を開閉する給気弁体と作動流体排出口の排気弁口を開閉する排気弁体の開閉を切り換えることにより、密閉容器内に溜った液体を液体排出口から圧送する液体圧送装置において、スナップ機構は、フロートの昇降に応じて揺動するフロートアームと、フロートアームの揺動軸に回転可能に取り付けられ給気弁体としての弁面と排気弁体としての弁面を設けたカムと、フロートアームの揺動に応じてフロートアームの軸線方向に圧縮あるいは伸張変形する圧縮コイルバネと、圧縮コイルバネの変形に応じてカムを押圧しながらフロートアームの軸線方向に移動するローラとを具備し、ローラの移動によりカムをスナップ回転させて作動流体導入口の給気弁口を開閉する給気弁体と作動流体排出口の排気弁口を開閉する排気弁体の開閉を切り換えることを特徴とする。
本発明は、ローラとカムを用いてスナップ機構を構成することにより、長期に渡って作動流体導入口と作動流体排出口の開閉を切り換えて液体を確実に圧送できるという優れた効果を生じる。また、カムに給気弁体としての弁面と排気弁体としての弁面を設けているので、構造を簡略化できるという優れた効果を生じる。
本発明の液体圧送装置は、従来技術と同様にフロートの昇降に応じてスナップ機構を動作させて作動流体導入口と作動流体排出口の開閉を切り換えることにより、密閉容器内に溜った液体を液体排出口から圧送する。すなわち、フロートの昇降に応じてフロートアームが揺動軸の周りに回転する。このフロートアームの回転に連動して、ローラが圧縮コイルバネを圧縮変形せしめてフロートアームの軸線方向に移動しカムの凸部の頂点に近付く。そして、ローラがカムの凸部の頂点を越えると、圧縮コイルバネが急激に変形を回復し、カムがスナップ回転して凸部がフロートアームの軸線に対して初期とは反対側に移動し、作動流体導入口の給気弁口を開閉する給気弁体と作動流体排出口の排気弁口を開閉する排気弁体の開閉を切り換える。このように、ローラとカムを用いてスナップ機構を構成するので、スナップ機構部で捩り力が生じない。そのため、長期に渡って作動流体導入口の給気弁口を開閉する給気弁体と作動流体排出口の排気弁口を開閉する排気弁体の開閉を切り換えることができる。
上記の技術的手段の具体例を示す実施例を説明する。図1は本発明の具体的実施例の液体圧送装置の断面図である。図2は図1のスナップ機構部分と切替え弁部分の拡大断面図である。図1において、本実施例の液体圧送装置1は密閉容器2内にフロート3と切替え弁4及びスナップ機構5が配されたものである。密閉容器2は本体部7と蓋部8が図示しないネジによって結合され、内部に液体溜空間10が形成されたものである。蓋部8には作動流体導入口11,作動流体排出口13,液体流入口16,液体排出口17が設けられている。
作動流体導入口11の内側に給気弁口20を開口させた給気弁座21がねじ結合され、給気弁口20の下方に給気弁口20に対向して排気弁口22を開口させた排気弁座23がねじ結合されている。給気弁口20と排気弁口22の間に切替え弁4が配置されている。切替え弁4はスナップ機構5の下記のカム37の右端に一体に形成され、下側に排気弁口22を開閉する排気弁体としての弁面24が上側に給気弁口20を開閉する給気弁体としての弁面25が設けられている。排気弁体としての弁面24が排気弁座23から離座して排気弁口22を開くと給気弁体としての弁面25は給気弁座21に着座して給気弁口20を閉じ、弁面24が排気弁口22を閉じると弁面25は給気弁口20を開く。
フロート3はレバー31と軸32を介してブラケット33によって支持され、スナップ機構5はフロートアーム34と揺動軸35を介してブラケット36によって支持されている。ブラケット33とブラケット36は夫々図示しないネジによって密閉容器2の蓋部8に一体的に取り付けられている。軸32は揺動軸35と閉口に設けられている。レバー31は板を「U」字状に曲げ加工して作られたもので、2枚の板が平行に対向している。レバー31の曲げ加工された部分にフロート3が結合されている。レバー31の右端に揺動軸35と平行な軸26が掛け渡され、軸26に連結板27の下端が回転可能に支持されている。連結板27は平行に対向した2枚の板よりなり、2枚の板の上端は揺動軸35と平行な軸28によって回転可能に支持されている。スナップ機構5はフロートアーム34、カム37、圧縮コイルバネ38、ローラ39で構成される。フロートアーム34は平行に対向した2枚の板よりなり、左端部が軸28によって回転可能に支持され、右端部が揺動軸35によって回転可能に支持されている。揺動軸35にカム37が回転可能に支持されている。カム37の左端部に凸部40が設けられている。
軸28に第1のバネ受け部材45が回転可能に支持されている。フロートアーム34の中央部にはフロートアーム34の軸方向に長孔46が設けられ、長孔46内に揺動軸35と平行な軸47が掛け渡され、軸47に第2のバネ受け部材48が回転可能に支持されている。軸47には第2のバネ受け部材48の内側にローラ39が回転可能に支持されている。第1及び第2のバネ受け部材45,48の間にフロートアーム34の軸線方向に圧縮あるいは伸張変形する圧縮状態のコイルバネ38が配置されている。ブラケット33に掛け渡され揺動軸35と平行な軸29,30はそれぞれフロート3の上下限のストッパとなる。
次に本実施例の液体圧送装置1の作用について、作動流体として蒸気を用いた場合の一連の動作手順を追うことによって説明する。まず液体圧送装置1の外部配管は作動流体導入口11が高圧の蒸気源に接続され、作動流体排出口13は蒸気循環配管に接続される。液体流入口16は外部から液体溜空間10に向かって開く逆止弁(図示せず)を介して蒸気使用装置等の負荷に接続され、液体排出口17は液体溜空間10から外部に向かって開く逆止弁(図示せず)を介してボイラー等の液体圧送先へ接続される。
本実施例の液体圧送装置1の液体溜空間10内に復水が無い場合は、図1に示す様にフロート3は底部に位置する。このとき、スナップ機構5はカム37の凸部40がローラ39の右下に位置し、切替え弁4における排気弁体としての弁面24が排気弁口22を開き、給気弁体としての弁面25が給気弁口20を閉じている。そして、蒸気使用装置等の負荷内で復水が発生すると、復水は圧送液体流入口16から液体圧送装置1に流下して、液体溜空間10内に溜る。液体溜空間10内に溜った復水によってフロート3が浮上すると、レバー31が軸32を中心に時計回り方向に回転して軸26が下方へ移動し、連結板27が下方へ移動して軸28が下方へ移動する。この軸28の下方への移動に連動して、フロートアーム34が揺動軸35を中心に反時計回り方向に回転し、ローラ39が圧縮コイルバネ38を圧縮変形せしめてフロートアーム34の軸線方向に移動しカム37の凸部40の頂点に近付く。そして、ローラ39がカム37の凸部40の頂点を越えると、圧縮コイルバネ38が急激に変形を回復し、カム37が時計回り方向にスナップ回転して凸部40がフロートアーム34の軸線に対して反対側のローラ39の右上に移動する。その結果、切替え弁4が下側へ移動し、給気弁体としての弁面25が給気弁口20を開き、排気弁体としての弁面24が排気弁口22を閉じる。
作動流体導入口11が開放されると、密閉容器2内に高圧蒸気が導入され、内部の圧力が上昇し、液体溜空間10に溜った復水は、蒸気圧に押されて圧送液体排出口17から図示しない逆止弁を介して外部のボイラーや廃熱利用装置へ排出される。復水の排出によって復水溜空間10内の水位が低下すると、フロート3が降下して、レバー31が軸32を中心に反時計回り方向に回転して軸26が上方へ移動し、連結板27が上方へ移動して軸28が上方へ移動する。この軸28の上方への移動に連動して、フロートアーム34が揺動軸35を中心に時計回り方向に回転し、ローラ39が圧縮コイルバネ38を圧縮変形せしめてフロートアーム34の軸線方向に移動しカム37の凸部40の頂点に近付く。そして、ローラ39がカム37の凸部40の頂点を越えると、圧縮コイルバネ38が急激に変形を回復し、カム37が反時計回り方向にスナップ回転して凸部40がフロートアーム34の軸線に対して反対側のローラ39の右下に移動し、排気弁体としての弁面24が排気弁口22を開き、給気弁体としての弁面25が給気弁口20を閉じる。
本発明の実施例の液体圧送装置の断面図。 図1のスナップ機構部分とスナップ機構部分の拡大断面図。
符号の説明
1 液体圧送装置
2 密閉容器
3 フロート
4 切替え弁
5 スナップ機構
10 液体溜空間
11 作動流体導入口
13 作動流体排出口
16 液体流入口
17 液体排出口
20 給気弁口
21 給気弁座
22 排気弁口
23 排気弁座
24 排気弁体としての弁面
25 給気弁体としての弁面
34 フロートアーム
35 揺動軸
37 カム
38 圧縮コイルバネ
39 ローラ
40 凸部

Claims (1)

  1. 作動流体導入口と作動流体排出口と液体流入口及び液体排出口が設けられた密閉容器内にフロートとスナップ機構が配置され、フロートの昇降に応じてスナップ機構を動作させて作動流体導入口の給気弁口を開閉する給気弁体と作動流体排出口の排気弁口を開閉する排気弁体の開閉を切り換えることにより、密閉容器内に溜った液体を液体排出口から圧送する液体圧送装置において、スナップ機構は、フロートの昇降に応じて揺動するフロートアームと、フロートアームの揺動軸に回転可能に取り付けられ給気弁体としての弁面と排気弁体としての弁面を設けたカムと、フロートアームの揺動に応じてフロートアームの軸線方向に圧縮あるいは伸張変形する圧縮コイルバネと、圧縮コイルバネの変形に応じてカムを押圧しながらフロートアームの軸線方向に移動するローラとを具備し、ローラの移動によりカムをスナップ回転させて作動流体導入口の給気弁口を開閉する給気弁体と作動流体排出口の排気弁口を開閉する排気弁体の開閉を切り換えることを特徴とする液体圧送装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009192013A (ja) * 2008-02-15 2009-08-27 Tlv Co Ltd 液体圧送装置
JP2010185554A (ja) * 2009-02-13 2010-08-26 Tlv Co Ltd 液体圧送装置
CN114484024A (zh) * 2022-01-24 2022-05-13 台州芮迪阀门股份有限公司 一种耐高温排气阀

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