JP2007075396A - 医療用送気装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ポンプを内蔵した医療用送気装置、特に内視鏡システムにおいて、送気管、特に内視鏡スコープに応じて被験者の体腔内に適切な送気量を供給することを目的とする。
【解決手段】 送気手段を含む第一の装置と、送気管を有する第二の装置と、を有する医療用送気装置であって、前記第二の装置は、該装置の識別情報を記憶する記憶手段を有し、前記第一の装置は、前記識別情報を認識するための認識手段を有し、前記第一の装置は、前記認識手段による認識の結果に応じて前記送気手段の送気量を変化させる医療用送気装置を提供する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、気体を供給するためのポンプを備える医療用送気装置に関し、特に、気体を供給するためのポンプを備える内視鏡システムに関する。
医療分野において、体腔内を体外から観察する内視鏡システムが広く使用されている。術者は、該内視鏡システムを用いて患者の体腔内を観察するとき、内視鏡スコープを体腔内に挿入しやすくするため、または観察を容易にするために、例えば胃、大腸などの体腔内において内視鏡スコープ先端から気体を送出して該体腔を膨らますことを行っている。体腔内に送出される気体は、内視鏡システムに内蔵されたポンプにより、内視鏡スコープに設けられたエアパイプ(送気管)を通じて体腔内に供給される。気体を体腔内に供給するためのポンプを備える流体供給装置は、例えば特許文献1に記載されている。
特開平5−228104号公報
通常、内視鏡システムを用いた診察が行われるとき、観察部位に応じた適切な径を有する内視鏡スコープが使用される。体腔内の細い通路には細い径の内視鏡スコープが、太い通路には太い径の内視鏡スコープが使用される。内視鏡スコープに設けられたエアパイプ(送気管)の径も、内視鏡スコープの径に依存する。内視鏡システムでは、観察部位に応じた内視鏡スコープがプロセッサに適宜付け替えられて診察が行われる。
従来、内視鏡システムに備えられたポンプの出力は、一定、ないしはHigh/Lowモードを手動で設定できる程度であった。例えば、細い径の内視鏡スコープでは、エアパイプの径も細いため、太いエアパイプより流体に対する圧力損失が大きいため、内視鏡スコープ先端の送気口において十分な圧力が得られず、その結果十分な送気量を得られない場合がある。また、太い径の内視鏡スコープでは、エアパイプの径も太いため、細いエアパイプより流体に対する圧力損失が小さいため、内視鏡スコープ先端の送気口において圧力が高くなり、その結果必要以上の送気量となってしまう場合がある。また圧力損失はエアパイプの長さにも依存するため、供給される気体量はエアパイプの長さにも依存する。したがって、ポンプの出力が一定である場合、内視鏡スコープに応じて、適切な送気量を得ることができないという問題点があった。
また、手動でHigh/Lowモードを切り替えることができたとしても、ポンプの出力を微調整することができないため、内視鏡スコープごとに適切な送気量を得ることができないという問題点があった。
本発明は、以上の事情に鑑み、気体を供給するためのポンプを備える医療用送気装置において送気管を含む装置の種類に応じて適切な送気量を得ることができる医療用送気装置を提供する。より詳細には、体腔内に気体を供給するためのポンプを備える内視鏡システムにおいて、内視鏡スコープの種類に応じて適切な送気量を得ることができる内視鏡システムを提供することを目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明では、送気手段を含む第一の装置と、送気管を有する第二の装置と、を有する医療用送気装置であって、前記第二の装置は、該装置の識別情報を記憶する記憶手段を有し、前記第一の装置は、前記識別情報を認識するための認識手段を有し、前記第一の装置は、前記認識手段による認識の結果に応じて前記送気手段の送気量を変化させることを特徴とする医療用送気装置を提供する。
また、本発明に係る医療用送気装置は、前記第一の装置は前記送気手段に供給する電圧を制御するための電圧制御手段を有し、前記電圧制御手段は前記認識手段による認識の結果に応じた電圧値を前記送気手段に供給して送気量を変化させることを特徴とする。
また、本発明に係る医療用送気装置は、前記送気手段に供給する電圧が直流電圧であることを特徴とする。
また、本発明に係る医療用送気装置は、前記第一の装置は、前記認識手段による認識の結果に応じた前記送気手段の送気量をさらに微調整するための、送気量微調整手段を有することを特徴とする。
また、本発明に係る医療用送気装置は、前記送気量微調整手段は、前記送気手段に供給される電圧値を所定量増減させることを特徴とする。
また、上記の課題を解決するため、本発明では、送気手段を備えるプロセッサ部と、体腔内に挿入され、送気管を有するスコープ部と、を有し、前記スコープ部は該スコープの識別情報を記憶する記憶手段を有し、前記プロセッサ部は前記スコープ部の記憶手段に記憶された識別情報に基づいて前記スコープ部の種類を識別するための認識手段を有し、前記プロセッサ部は、前記認識手段による認識の結果に応じて前記送気手段の送気量を変化させることを特徴とする内視鏡システムを提供する。
また、本発明に係る内視鏡システムは、前記プロセッサ部は前記送気手段に供給する電圧を制御するための電圧制御手段を有し、前記電圧制御手段は前記認識手段による認識の結果に応じた電圧値を前記送気手段に供給して送気量を変化させることを特徴とする。
また、本発明に係る内視鏡システムは、前記送気手段に供給する電圧が直流電圧であることを特徴とする。
また、本発明に係る内視鏡システムは、前記プロセッサ部は、前記認識手段による認識の結果に応じた前記送気手段の送気量をさらに微調整するための、送気量微調整手段を有することを特徴とする。
また、本発明に係る内視鏡システムは、前記送気量微調整手段は、前記送気手段に供給される電圧値を所定量増減させることを特徴とする。
本発明によれば、気体を供給するためのポンプを備える医療用送気装置において送気管を含む装置の種類に応じて適切な送気量を得ることができ、特に、体腔内に気体を供給するためのポンプを備える内視鏡システムにおいて、内視鏡スコープの種類に応じて適切な送気量を得ることができる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。図1は、本発明による内視鏡システムを示す図である。内視鏡システム1は、被験者の体内に挿入される内視鏡スコープ3、プロセッサ5、内視鏡スコープ3で撮像された画像を表示するモニタ9を有する。内視鏡スコープ3とプロセッサ5とは、コネクタを介して接続されている。
内視鏡スコープ3は、ライトガイド11、配光レンズ13、対物レンズ15、撮像素子17、ID記憶部18、エアパイプ19、給水パイプ20を有する。
ライトガイド11は、プロセッサ5から供給された照射光をコネクタから内視鏡スコープ3の先端部付近のライトガイド先端部11aに伝送する。配光レンズ13は、ライトガイド先端部11aから出射された照射光を被験者の体内に拡散させて照射するために用いられる。対物レンズ15は、被験者の体内からの反射光を受光する。撮像素子17は、CCD等であり、対物レンズ15を介して得られた反射光による体内の像を電気信号に変換して被験者の体内を撮像する機能を有する。ID記憶部18は、内視鏡スコープの種類を識別するための内視鏡スコープIDを記憶している。
エアパイプ19は、プロセッサ5から供給された気体(空気)を被験者の体内に供給するための通路である。エアパイプ19は、内視鏡スコープ3の外部から内視鏡スコープ3の所定の位置に挿入され、内視鏡スコープ3の先端部まで挿通されている。給水パイプ20は、プロセッサ5から供給された液体(水)を被験者の体内に供給するための通路である。給水パイプ20もエアパイプ19同様、内視鏡スコープ3の外部から内視鏡スコープ3の所定の位置に挿入され、内視鏡スコープ3の先端部まで挿通されている。
プロセッサ5は、光源システム21、信号処理回路23、後処理回路25、パネル制御基板27、ポンプ29、貯水タンク30、ID認識回路31、システム電源33を有する。プロセッサ5では、外部のAC電源により、光源システム21及びシステム電源33にそれぞれ電力が供給されている。
光源システム21は、ランプ及び昇圧器等を有し、コネクタを介して内視鏡スコープ3に照射光を提供する。
システム電源33は、信号処理回路23、後処理回路25、パネル制御基板27、ポンプ29、ID認識回路31に電源を供給している(信号処理回路23、ID認識回路31、パネル制御基板27への電源供給を示すラインの図示は省略)。また、システム電源33は、内視鏡スコープ3にも電源を供給しており、特に、撮像素子17には複数種類の電圧・信号等を供給している(不図示)。
信号処理回路23は、撮像素子17から伝送されてきた出力信号(画像信号)をA/D変換する機能を有する。後処理回路25は、信号処理回路23から出力されたデジタル信号を処理して映像信号に変換する機能を有する。後処理回路25により出力された映像信号により、モニタ9の画面には、観察部位の映像が表示される。
ポンプ29は、送気パイプ32を通じて貯水タンク30に、大気中からの空気を供給する。ポンプ29の出力は、システム電源33から供給されるDC電圧の値により決まる。貯水タンク30は、水を保持しており、ポンプ29の出力によって該タンク内部が加圧され、その加圧圧力に応じて、空気または水のいずれか一方を送出することができるような構成となっている。貯水タンク30から気体が送出される場合は、エアパイプ19に空気が送り出される。それに対して、水が送出される場合は、給水パイプ20に水が送り出される。エアパイプ19及び給水パイプ20の径は、内視鏡スコープ3の種類に応じて異なる。
ID認識回路31は、ID記憶部18に記憶された内視鏡スコープIDを認識して内視鏡スコープ3の種類を識別する。ID認識回路31は、認識された内視鏡スコープIDに基づく情報(ID認識信号)をシステム電源33に送信する。システム電源33は、ID認識信号を受信したのち、あらかじめ記憶されている内視鏡スコープの種類に応じたDC電圧の値を選択して、該DC電圧をポンプ29に供給する。この構成により、内視鏡スコープ3の種類に応じてポンプ29の出力が選択されるため、内視鏡スコープ3ごとに適切な送気量を得ることができる。
パネル制御基板27は、後処理回路25及びシステム電源33等に所定の操作を行うための操作ボタン等を備える。具体的には、ポンプに供給されるDC電圧を所定の値だけ増加させる(例えば+3V)電圧HIGHボタン35、ポンプに供給されるDC電圧を所定の値だけ減少させる(例えば−3V)電圧LOWボタン37、電圧Standardボタン39等を備える。
図2は、システム電源33の機能ブロック図を示す。図2では、システム電源33のうちポンプにDC電圧を供給する機能のみを説明している。システム電源33は、CPU41、ROM43、電圧供給部45を有する。CPU41は、ID認識回路31により送信されたID認識信号を受信する。ROM43には、内視鏡スコープ3の種類に応じた適切なDC電圧値を示すデータが格納されている。CPU41は、内視鏡スコープ3の種類に応じた適切なDC電圧値に関するデータをROM43から取得する。電圧供給部45は、CPU41からDC電圧値を示すデータを受信し、そのデータに基づくDC電圧をポンプ29に供給する。
次に、本発明の実施形態においてプロセッサ5により行われる処理をフローチャートを用いて説明する。図3は、内視鏡スコープの種類に応じてポンプの送気量を変更する処理を示すフローチャートである。
内視鏡システムの電源がオンされると、システムに必要な初期設定が行われる(ステップS101)。次に内視鏡スコープ3がプロセッサ5に接続されているかどうかが判定される(ステップS103)。このとき、ID認識回路31はID認識信号をシステム電源33に向けて送信する。内視鏡スコープ3が未接続ならば(S103:NO)、内視鏡スコープ3が接続されるまで本処理は待機状態となる。内視鏡スコープ3が接続済みならば(S103:YES)、ステップS105へと進む。ステップS105では、ID認識回路31が、接続された内視鏡スコープ3のID記憶部18に記憶された情報を読み取り、内視鏡スコープ3の種類を識別する。ステップS105の処理により、内視鏡スコープの種類が識別されると、ステップS107へと進む。
ステップS107では、システム電源33がID認識信号を受信して、識別された内視鏡スコープ3に応じたDC電圧をポンプ29に供給する。その後、患部の処置または検査等が行われる。
ステップS109では、内視鏡スコープ3がプロセッサ5から取り外されたかどうかが判断される。内視鏡スコープ3が取り外されない場合(S109:NO)、本処理は待機状態となる。内視鏡スコープ3が取り外されたら(S109:YES)、ステップS111に進む。ステップS111では、プロセッサ5に新たな内視鏡スコープが接続されたかどうかを判断する。新たな内視鏡スコープが接続されると(S111:YES)、再びその内視鏡スコープの種類を識別する処理が行われる(ステップS105)。内視鏡スコープが接続されなければ(S111:NO)、ステップS113へ進み、システムが終了されたかどうかが判断される。システムが終了されていなければ(S113:NO)、ステップS103へ戻り、システムが終了されれば(S113:YES)、本処理は終了となる。
上述のように、本発明の実施形態によれば、検査に使用される内視鏡スコープ3をプロセッサ5に接続すると、プロセッサ5が自動的に内視鏡の種類を識別して、ポンプ29に適切なDC電圧を供給する。ポンプ29は、内視鏡の種類に応じた出力を供給することができるため、適切な送気量で空気を被験者の体内に注入することができる。
さらに、本発明の実施形態では、プロセッサ5により自動的に調整されたポンプ29の送気量を、術者が必要に応じて手動で微調整することができる機構を有する。すなわち、電圧HIGHボタン35及び電圧LOWボタン37、電圧Standardボタン39を用いて微調整を行う。
電圧HIGHボタン35を操作することにより、システム電源33は、ポンプ29へ供給しているDC電圧をさらに+3V増加させることができる。すなわち、電圧HIGHボタン35を操作すると、CPU41を介して電圧供給部45に指令を出すことができる(図2参照)。電圧供給部45は、内視鏡の種類に応じたDC電圧に3Vを加えた値をポンプ29に供給する。同様に、電圧LOWボタン37を操作することにより、システム電源33は、ポンプ29へ供給しているDC電圧を−3V減少させることができる。電圧HIGHボタン35及び電圧LOWボタン37の操作により変化するDC電圧をそれぞれ3Vとしたが、図示しない操作手段により、それらの値は任意に調整可能である。
次に、ポンプ29の送気量を微調整する処理においてプロセッサ5により行われる処理をフローチャートを用いて説明する。図4は、内視鏡スコープの種類に応じてポンプの送気量を変更し、さらに微調整可能な処理を示すフローチャートである。なお、図4の処理はプロセッサ5において送気量の微調整を機能させる場合に、図3の処理に代えてプロセッサ5において実行される処理である。
図4におけるステップS201からステップS205までの処理は、図3におけるステップS101からステップS105までの処理と同様である。ステップS207では、システム電源33がID認識信号を受信して、識別された内視鏡スコープ3に応じたDC電圧をポンプ29に供給する。この内視鏡スコープ3に応じたDC電圧をポンプ29に供給している状態を通常モード(Standardモード)とする。
S207の処理ののち、術者は、通常モード(Standardモード)の送気量における被験者の体内の様子等から、ポンプ29の送気量の増減が必要か判断する。ステップS209では、電圧HIGHボタン35、電圧LOWボタン37、電圧Standardボタン39を介してポンプ29の出力変更の指示があったか否かが判定される。プロセッサ5は、ポンプ29の出力変更の指示がなければ(ステップS209:NO)、ポンプ29の出力を変更せずにステップS219に進む。ポンプ29の出力変更の指示があれば(ステップS209:YES)、ステップS211に進み、どのモードへの変更の指示があったかが判断される。
ステップS211では、どの出力モードへの変更の指示があったかを判断する。電圧HIGHボタン35が操作されたならばステップS213へ、電圧LOWボタン37が操作されたならばステップS217へ、電圧Standardボタン39が操作されたならばステップS215へそれぞれ進む。ステップS213では、出力モードをHighモードに切り替える。すなわち、Highモードとは、ステップS207で設定されたStandardモードのDC電圧に+3V(上述のように変更可能)を加えて供給する状態である。ステップS217では、出力モードをLowモードに切り替える。すなわち、Lowモードとは、ステップS207で設定されたStandardモードのDC電圧から−3V(同様に変更可能)減少させて供給する状態である。ステップS215では、出力モードをStandardモードに切り替える。すなわち、ステップS215の処理は、ポンプ29へのDC電圧供給状態がHighモード或いはLowモードである場合に、ステップS209及びS211において電圧Standardボタン39が操作されたと判断された場合に行われる処理である。
ステップS219では、内視鏡スコープ3がプロセッサ5から取り外されたかどうかが判断される。内視鏡スコープ3が取り外されていなければ(S219:NO)、ステップS2209に戻る。内視鏡スコープ3が取り外されたら(S219:YES)、ステップS221に進む。ステップS221では、プロセッサ5に新たな内視鏡スコープが接続されたかどうかを判断する。新たな内視鏡スコープが接続されると(S221:YES)、再びその内視鏡スコープの種類を識別する処理が行われる(ステップS205)。内視鏡スコープが接続されなければ(S221:NO)、ステップS223へ進み、システムが終了されたかどうかが判断される。システムが終了されていなければ(S223:NO)、ステップS203へ戻り、システムが終了されれば(S223:YES)、本処理は終了となる。
以上説明したように、内視鏡スコープから送気される気体量を微調整したい場合には、内視鏡システムに設けられた電圧HIGHボタン35、電圧LOWボタン37等を使用することにより、ポンプ29に供給される電圧を微調整することができる。そのため、適切な送気量で被験者の体内に送気することが可能となる。
図1は、本発明による内視鏡システムを示す図である。 図2は、システム電源の概略構成を示す図である。 図3は、内視鏡スコープの種類に応じてポンプの送気量を変更する処理を示すフローチャートである。 図4は、内視鏡スコープの種類に応じてポンプの送気量を変更し、さらに微調整を行う処理を示すフローチャートである。
符号の説明
1 内視鏡システム
3 内視鏡スコープ
5 プロセッサ
9 モニタ
11 ライトガイド
11a ライトガイド先端部
13 配光レンズ
15 対物レンズ
17 撮像素子
18 ID記憶部
19 エアパイプ
20 給水パイプ
21 光源システム
23 信号処理回路
25 後処理回路
27 パネル制御基板
29 ポンプ
30 貯水タンク
31 ID認識回路
33 システム電源
35 電圧HIGHボタン
37 電圧LOWボタン
41 CPU
43 ROM
45 電圧供給部

Claims (10)

  1. 送気手段を含む第一の装置と、
    送気管を有し、前記第一の装置に接続可能な第二の装置と、を有する医療用送気装置であって、
    前記第二の装置は、該装置の識別情報を記憶する記憶手段を有し、
    前記第一の装置は、前記識別情報を認識するための認識手段を有し、
    前記第一の装置は、前記認識手段による認識の結果に応じて前記送気手段の送気量を変化させることを特徴とする医療用送気装置。
  2. 前記第一の装置は前記送気手段に供給する電圧を制御するための電圧制御手段を有し、前記電圧制御手段は前記認識手段による認識の結果に応じた電圧値を前記送気手段に供給して送気量を変化させることを特徴とする請求項1に記載の医療用送気装置。
  3. 前記送気手段に供給する電圧が直流電圧であることを特徴とする請求項2に記載の医療用送気装置。
  4. 前記第一の装置は、前記認識手段による認識の結果に応じた前記送気手段の送気量をさらに微調整するための、送気量微調整手段を有することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の医療用送気装置。
  5. 前記送気量微調整手段は、前記送気手段に供給される電圧値を所定量増減させることを特徴とする請求項4に記載の医療用送気装置。
  6. 送気手段を備えるプロセッサ部と、
    体腔内に挿入され、送気管を有するスコープ部と、を有し、
    前記スコープ部は該スコープの識別情報を記憶する記憶手段を有し、
    前記プロセッサ部は、前記スコープ部の記憶手段に記憶された識別情報に基づいて前記スコープ部の種類を識別するための認識手段を有し、
    前記プロセッサ部は、前記認識手段による認識の結果に応じて前記送気手段の送気量を変化させることを特徴とする内視鏡システム。
  7. 前記プロセッサ部は前記送気手段に供給する電圧を制御するための電圧制御手段を有し、前記電圧制御手段は前記認識手段による認識の結果に応じた電圧値を前記送気手段に供給して送気量を変化させることを特徴とする請求項6に記載の内視鏡システム。
  8. 前記送気手段に供給する電圧が直流電圧であることを特徴とする請求項7に記載の内視鏡システム。
  9. 前記プロセッサ部は、前記認識手段による認識の結果に応じた前記送気手段の送気量をさらに微調整するための、送気量微調整手段を有することを特徴とする請求項6から8のいずれかに記載の内視鏡システム。
  10. 前記送気量微調整手段は、前記送気手段に供給される電圧値を所定量増減させることを特徴とする請求項9に記載の内視鏡システム。

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