JP2007073090A - 磁気ディスク装置及び記録制御方法 - Google Patents

磁気ディスク装置及び記録制御方法 Download PDF

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勝元 小野山
Chikashi Yoshida
史 吉田
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正義 霜越
Sumie Takeda
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Abstract

【課題】高温下あるいはプリアンプのジャンクション温度が高い時に、データの連続記録を実施すると、プリアンプの記録電流駆動能力が低下し、このような状態で記録されたデータを再生すると、再生波形の歪から、データを正しく再生できない場合が発生する。
【解決手段】磁気ディスク装置100は、ステップ500において磁気ヘッド4のシーク動作がライトシークかどうかを判定する。ライトシークの場合は、ステップ510においてシーケンシャルアクセスかどうかを判定する。シーケンシャルアクセスの場合は、ステップ520において温度センサ28の検出温度からプリアンプ26の温度が所定の温度(約54度)を超えている(高温)かどうかを判定する。プリアンプ26の温度が所定の温度を超えている場合は、ステップ530において回転待ち発生を決定し、続いてステップ540においてシーク完了を1ms程度遅らす。
【選択図】図5

Description

本発明は、磁気ディスク装置及び記録制御方法に係り、特に記録データの信頼性が高い記録制御方法に関する。
磁気ディスク装置においては、トラック、ヘッド毎にデータを記録するセクタを論理セクタ、物理セクタとに区別し、トラックあるいはヘッドをまたぐセクタ配置は、隣り合う論理セクタ間の時間的距離が最小になるようにデータを配置し、連続データの記録再生において、高いデータ転送能力を維持するように配置されていることが一般的である。
連続データの記録を行うためには、ヘッド用ICチップの温度上昇を抑える必要があるが、特許文献1には、ヘッド用ICチップをスライダ上又はサスペンション上に設ける構成において、ヘッド用ICチップの温度上昇を低減するために、磁気ヘッド素子へ書き込み電流を所定時間流した後は、その所定時間以上の休止時間だけ書き込み電流を磁気ヘッド素子へ流さないようにする技術が開示されている。また、特許文献2には、ヘッド用ICが情報の書き込み・読み出し時の消費電力により発熱し、誤動作するのを防止するために、ロードビームに空気取り入れ窓と舌状空気案内板を設け、ヘッド用ICをディスク回転に伴う高速空気流により冷却する技術が開示されている。
特開平11−296803号公報 特開2001−229517号公報
磁気ディスク装置には、高密度記録と高いデータ転送能力が求められており、これらを実現するために、データの記録周波数は高くなっている。高周波データの連続記録を実施すると、記録再生増幅器を搭載したIC(以降プリアンプと称す)のジャンクション温度の上昇が激しく、データ記録に必要な記録電流駆動能力が低下する結果、データ再生時の波形が歪んでしまい、データ再生が困難になってしまうことがある。上記特許文献1に記載の技術は、ヘッド用ICチップの温度上昇を低減する効果はあるが、磁気ヘッド素子へ書き込み電流を所定時間流した後は、その所定時間以上の休止時間だけ書き込み電流を磁気ヘッド素子へ流さないようにするために、データ転送効率が低下するという問題がある。また、本来、休止時間を設ける必要のないランダム位置へのデータ記録時においても休止時間を設けることになるために、ランダム記録においてもデータ転送効率が低下するという問題がある。特許文献2に記載の技術では、プリアンプが大型化し発熱量が多くなった場合や、高周波データの連続記録の場合、プリアンプのデータ記録に必要な記録電流駆動能力が低下するという問題がある。
本発明の目的は、プリアンプのジャンクション温度の上昇に伴う記録電流駆動能力の低下を回避し、データ再生時に読み出し再生波形が歪んでしまうことを防止することにある。
上記目的を達成するための本発明の代表的な磁気ディスク装置は、複数のトラックを有する磁気ディスクと、磁気ディスクを装着し回転させるスピンドルモータと、磁気ディスクに対してデータの記録あるいは再生を行う磁気ヘッドと、磁気ヘッドを支持し、磁気ディスクの目標トラックに移動して位置決めするキャリッジと、磁気ヘッドに記録電流を供給する増幅器と、増幅器の温度を検出する温度センサと、データの連続記録を検出し、温度センサの検出温度が設定温度以上である場合、データの記録動作中に磁気ディスクの回転待ちを発生させる処理装置と、処理装置にデータの記録あるいは再生を指示する制御装置とを有することを特徴とする。
本発明によれば、プリアンプのジャンクション温度の上昇に伴う記録電流駆動能力の低下を回避し、データ再生時に読み出し再生波形が歪んでしまうことを防止することができる。
以下図面を参照して本発明の一実施例を説明する。図1は磁気ディスク装置100のブロック図を示す。2はデータ記録再生用媒体(以下磁気ディスクと略す)であり、4は磁気ディスク2に記録されたデータを読み出すための再生ヘッドとデータ記録ヘッドを有する磁気ヘッドである。6は磁気ディスク2を装着し回転させるためのスピンドルモータである。8は磁気ヘッド4を支えるキャリッジであり、10はキャリッジ8の揺動運動を制御する為のボイスコイルモータ(以下VCMと略す)である。12は記録データの復調・変調を行うエンコーダ/デコーダ(以下R/Wプロセッサと略す)であり、R/Wプロセッサ12は復調された信号からサーボ信号とユーザデータとを弁別し、サーボ番号及びトラック番号を復調してマイクロプロセッサ(以下MPUと略す)14に通知する機能と、ユーザデータをバッファメモリ16と授受する機能を有する。
MPU14は、通知を受けたトラック番号、サーボ番号から磁気ヘッド4の位置制御に必要な駆動電流量を算出し、その量をD/Aコンバータ18に設定する。D/Aコンバータ18は設定された値に対応する電圧に変換して、VCMドライバ20に伝送する。VCMドライバ20はこの電圧を電流に変換してVCM10を駆動する。またMPU14はモータの回転制御に必要な制御値を算出し、モータドライバ22を通じてスピンドルモータ6の制御を行う。MPU14は、ハードディスクコントローラ(以下HDCと略す)24からデータ記録あるいは再生の指示を受け、キャリッジ8を駆動し、R/Wプロセッサ12にユーザデータ記録あるいは再生の為の周波数設定などを行い、プリアンプ26に対して、選択する磁気ヘッド及び、再生ヘッド(MRヘッド)に印加するバイアス電流の設定、データ記録時に使用する記録電流量を設定する。またMPU14はキャリッジ8の移動が完了する前に、データの記録あるいは再生に応じて、HDC24とバッファメモリ16、R/Wプロセッサ12、プリアンプ26間のデータの流れる方向を決定する。
プリアンプ26には、温度センサ28が取り付けられ、プリアンプ26の温度を検出する。この温度は、プリアンプ26のジャンクション温度に近いものとなる。温度センサ26は、例えばサーミスタ等を用いることができる。MPU14は、温度センサ28の検出温度を取り込むことにより、プリアンプ26の温度を把握することができる。
図2は磁気ディスク2の概略を示す。磁気ディスク装置100には複数枚の磁気ディスク2が搭載され、それぞれの磁気ディスク上には同心円状に配置された複数のトラック0〜Nが存在する。このトラックの詳細を図3に示す。トラックは周方向に複数のセクタに分割され、例えばヘッド番号0に対応するトラックは0〜Mのセクタに分割されている。各セクタはサーボ信号記録部分3aとユーザデータ記録部分3bとで構成されている。サーボ信号記録部分3aには、トラック番号とサーボ番号が記録されている。
図4に論理セクタ(以降LBAと略す)が磁気ディスク装置100のどの物理トラック、ヘッドに配置されるかを示す。LBAが増加するに従い、始めはヘッド番号0、トラック番号が増加する方向にデータは記録される。この後、トラック番号が16トラック移動すると、ヘッド番号を1つ上げ、今度は、トラック番号が減少する方向にデータは記録される。ヘッド番号が最大になった状態で、16トラック進むと、ヘッド番号0で、トラックを1増加してデータは記録されていく。
図5は磁気ディスク装置100のデータ記録動作中における回転待ち発生処理の流れ図を示す。ステップ500において磁気ヘッド4のシーク動作がライトシークかリードシークかを判定する。リードシークの場合は、回転待ちは不要である(ステップ550)。ライトシークの場合は、ステップ510においてシーケンシャルアクセスかどうかを判定する。シーケンシャルアクセスではなく、ランダムアクセスの場合は、回転待ちは不要である(ステップ550)。シーケンシャルアクセスの場合は、ステップ520において温度センサ28の検出温度からプリアンプ26の温度が所定の温度(約54度)を超えている(高温)かどうかを判定する。プリアンプ26の温度が所定の温度以下の場合は、回転待ちは不要である(ステップ550)。プリアンプ26の温度が所定の温度を超えている場合は、ステップ530において回転待ち発生を決定し、続いてステップ540においてシーク完了を1ms程度遅らす。これにより回転待ちが発生する。
上記のように、データの連続記録動作中に回転待ちを発生させることにより、すなわち記録動作を中断することにより、連続記録動作により上昇したプリアンプ26のジャンクション温度(約140度)を、所定の温度(約54度)まで下げることができる。
図6にプリアンプ26の温度と記録電流駆動能力との関係を示す。横軸に温度を、縦軸に記録電流駆動能力をとったものである。この図から、プリアンプ26の温度が54度以下で記録電流駆動能力は100%であり、54度を超えると低下し、76度で記録電流駆動能力は50%にまで低下することが分かる。したがって、この結果から、プリアンプ26の温度が54度を超えたら、データの連続記録を中断し、プリアンプ26を冷却する必要があることがわかる。
図7は磁気ディスク装置100の回転待ち発生アルゴリズムの内の、シーケンシャルアクセス検出アルゴリズム(図5のステップ510)の概要を示す図である。本図は、MPU14内部に用意されたカウンタの挙動を示している。MPU14がライトシークを実施する際に、まずカウンタに所定の閾値よりも大きな値24を設定しておき、次にシーケンシャルなライトアクセスが発生した場合のHead番号、トラック番号をMPU14の内部メモリに格納しておく。実際の次のシークがこのHead番号、トラック番号に一致した際には、前記カウンタを減じ、カウンタ値が0になる場合は所定の閾値(図7では21)に、一致しない場合には、カウンタを所定の閾値よりも大きい値(図7においては24)に設定する。この様なカウンタ操作を実施し、所定の閾値(図7においては21)以下の場合に、シーケンシャルアクセスが成立していると判定する。
図8は磁気ディスク装置100の回転待ち発生アルゴリズムの内の、図7で説明したカウンタを基に1乃至所定の閾値までの乱数を生成した結果を示す。図8に適用した擬似乱数生成アルゴリズムは、カウンタ値が所定の閾値(図7では21)以下の場合に、次式により乱数を生成したものである。
乱数=(カウンタ値×13)の(所定の閾値+1)の剰余
図9乃び図10は、図8に示した乱数によって、回転待ちがどのように生成されるかを示した図である。回転待ち発生真偽値は、
乱数≦(検出温度―所定の温度)
で算出され、上記判定式が真の場合に、回転待ちを発生させるために、磁気ヘッドの位置決め完了後およそ1ms間HDC24に位置決め完了を通知せず、磁気ディスクのデータ記録開始位置が磁気ヘッドを通過した後にHDC24に位置決め完了を通知する。この場合の回転待ちは、磁気ディスクの1回転に相当する。上記所定の温度は、本実施例では54度であり、図9は検出温度が69度の場合、図10は検出温度が59度の場合にどのように回転待ちが発生するかを示している。
図11乃至図14は、実際のライトゲート、前記図7で説明したカウンタ、前記図8で説明した乱数のそれぞれ順にプリアンプ26の温度が54度以下、55度、60度、70度での挙動を表したものである。図11(54度以下)では、ライトゲートは殆ど開いており、連続してデータ記録を行っていることがわかる。プリアンプ26の温度が上昇し始めている図12(55度)から、記録動作中に回転待ちが発生しているので、ライトゲートが部分的に閉じていることがわかる(図中、白の部分)。図13、図14では、ライトゲートが頻繁にとじていることがわかる。
以上の説明のとおり、本発明の実施例によれば、高温検出時の連続データ記録発生時に、温度と所定の乱数により一定の割合で回転待ちを発生させ、プリアンプのジャンクション温度の上昇を抑えることにより、記録電流駆動能力を損なうことなく、データを記録することが可能となる。また、ランダム位置へのデータ記録再生時や、連続データ再生時には、余分な回転待ちを挿入する必要が無くデータアクセス速度を低下させることも無い。
本発明の一実施例による磁気ディスク装置のブロック構成図である。 実施例の磁気ディスク装置に適用した磁気ディスクの平面図である。 実施例の磁気ディスク装置に適用した磁気ディスクのトラックの配置図である。 実施例の磁気ディスク装置に適用した論理セクタの配置方法を表した図である。 実施例の磁気ディスク装置の記録制御方法を説明するための流れ図である。 プリアンプの温度と記録電流駆動能力の関係を示す図である。 実施例の磁気ディスク装置におけるシーケンシャルアクセス検出のためのカウンタの挙動を説明した図である。 実施例の磁気ディスク装置におけるカウンタから生成された乱数を説明した図である。 実施例の磁気ディスク装置における乱数と検出温度から、回転待ち発生の要否を判定するアルゴリズムを説明した図である。 実施例の磁気ディスク装置における乱数と検出温度から、回転待ち発生の要否を判定するアルゴリズムを説明した図である。 実施例の磁気ディスク装置において、連続データ記録を実施した際のライトゲートと、カウンタと、乱数の、温度54度以下での挙動を表した図である。 実施例の磁気ディスク装置において、連続データ記録を実施した際のライトゲートと、カウンタと、乱数の、温度55度での挙動を表した図である。 実施例の磁気ディスク装置において、連続データ記録を実施した際のライトゲートと、カウンタと、乱数の、温度60度での挙動を表した図である。 実施例の磁気ディスク装置において、連続データ記録を実施した際のライトゲートと、カウンタと、乱数の、温度70度での挙動を表した図である。
符号の説明
2…磁気ディスク、
3a…サーボ信号記録部分、
3b…ユーザデータ記録部分、
4…磁気ヘッド、
6…スピンドルモータ、
8…キャリッジ、
10…VCM、
12…R/Wプロセッサ、
14…MPU、
16…バッファメモリ、
18…D/Aコンバータ、
20…VCMドライバ、
22…モータドライバ、
24…HDC、
26…プリアンプ、
28…温度センサ、
100…磁気ディスク装置。

Claims (15)

  1. 複数のトラックを有する磁気ディスクと、該磁気ディスクを装着し回転させるスピンドルモータと、前記磁気ディスクに対してデータの記録あるいは再生を行う磁気ヘッドと、該磁気ヘッドを支持し、前記磁気ディスクの目標トラックに移動して位置決めするキャリッジと、前記磁気ヘッドに記録電流を供給する増幅器と、該増幅器の温度を検出する温度センサと、データの連続記録を検出し、前記温度センサの検出温度が設定温度以上である場合、データの記録動作中に前記磁気ディスクの回転待ちを発生させる処理装置と、該処理装置にデータの記録あるいは再生を指示する制御装置とを有することを特徴とする磁気ディスク装置。
  2. 前記回転待ちは、前記磁気ヘッドの位置決め完了後、前記処理装置が前記制御装置に対して位置決め完了を通知せず、前記磁気ディスクのデータ記録開始位置が前記磁気ヘッドを通過した後に当該制御装置に位置決め完了通知を行うことで発生させることを特徴とする請求項1記載の磁気ディスク装置。
  3. 前記回転待ちは、前記磁気ディスクの1回転に相当することを特徴とする請求項1記載の磁気ディスク装置。
  4. 前記設定温度は約54度であることを特徴とする請求項1記載の磁気ディスク装置。
  5. 前記磁気ヘッドは前記磁気ディスクのそれぞれの面に対応して設けられ、前記複数の磁気ヘッドの1つに対応する前記磁気ディスク面の複数のトラックにシークしながら記録した後、前記磁気ヘッドのヘッド番号を切り替えて対応する前記磁気ディスク面の対応するトラックから逆方向にシークしながら記録するものであることを特徴とする請求項1記載の磁気ディスク装置。
  6. 前記処理装置はカウンタを有し、該カウンタに所定の閾値を設定しておき、ライトシークを実施する際に、次にシーケンシャルなライトアクセスが発生した場合のヘッド番号とトラック番号を格納しておき、実際の次のシークが前記格納されているヘッド番号とトラック番号に一致した場合には前記カウンタの値を減じ、カウンタの値が0になる場合は前記所定の閾値を設定し、当該カウンタの値が前記所定の閾値以下の場合にデータの連続記録を検出することを特徴とする請求項5記載の磁気ディスク装置。
  7. 前記カウンタの値が前記所定の閾値以下の場合に、
    ((カウンタ値×13)÷(所定の閾値+1))の剰余から乱数を生成し、
    前記乱数が(検出温度−所定の温度)以下の場合に、前記回転待ちを発生させることを特徴とする請求項6記載の磁気ディスク装置。
  8. 磁気ディスクにデータ記録を行う磁気ヘッドに記録電流を供給する増幅器の温度が一定温度以上に上昇しないように、データ記録動作中に回転待ちを発生させることを特徴とする磁気ディスク装置の記録制御方法。
  9. 前記増幅器の温度は、当該増幅器のジャンクション温度に近い温度であることを特徴とする請求項8記載の磁気ディスク装置の記録制御方法。
  10. 記録電流を磁気ヘッドに供給する増幅器の温度が所定の温度以上であることを検出した後、磁気ディスクに対するデータの連続記録が発生した場合、回転待ちを発生させることを特徴とする磁気ディスク装置の記録制御方法。
  11. 前記増幅器の温度は、当該増幅器のジャンクション温度に近い温度であることを特徴とする請求項10記載の磁気ディスク装置の記録制御方法。
  12. 磁気ヘッドのシークがライトシークかどうかを判定するステップと、
    前記ステップにおいてライトシークと判定した場合に、シーケンシャルアクセスかどうかを判定するステップと、
    前記ステップにおいてシーケンシャルアクセスと判定した場合に、前記磁気ヘッドに記録電流を供給する増幅器の温度が一定温度を超えているかどうかを判定するステップと、
    前記ステップにおいて一定温度を超えていると判定した場合に、回転待ちを発生させるステップと、
    を含むことを特徴とする磁気ディスク装置の記録制御方法。
  13. 前記一定温度は約54度であることを特徴とする請求項12記載の磁気ディスク装置の記録制御方法。
  14. 前記シーケンシャルアクセスかどうかを検出するステップは、
    カウンタに所定の閾値を設定しておき、ライトシークを実施する際に、次にシーケンシャルなライトアクセスが発生した場合のヘッド番号とトラック番号を格納しておき、実際の次のシークが前記格納されているヘッド番号とトラック番号に一致した場合には前記カウンタの値を減じ、カウンタの値が0になる場合は前記所定の閾値を設定し、当該カウンタの値が前記所定の閾値以下の場合にシーケンシャルアクセスを検出するものであることを特徴とする請求項12記載の磁気ディスク装置の記録制御方法。
  15. 前記カウンタの値が前記所定の閾値以下の場合に、
    ((カウンタ値×13)÷(所定の閾値+1))の剰余から乱数を生成し、
    前記乱数が(検出温度−所定の温度)以下の場合に、前記回転待ちを発生させることを特徴とする請求項14記載の磁気ディスク装置の記録制御方法。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11296803A (ja) * 1998-04-13 1999-10-29 Tdk Corp 磁気ディスク装置
JP2005093054A (ja) * 2003-09-17 2005-04-07 Samsung Electronics Co Ltd 磁気ヘッドの書込み特性の最適化方法,磁気ヘッドの定義方法,ドライブの作動方法,及びハードディスクドライブ

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