JP2007072736A - 負荷テスト装置及びそれに用いる負荷テスト用擬似呼・結果検証用情報生成方法並びにそのプログラム - Google Patents

負荷テスト装置及びそれに用いる負荷テスト用擬似呼・結果検証用情報生成方法並びにそのプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 稼動後の負荷に相当する負荷テスト用擬似呼及び検証のためのデータを容易に生成可能な負荷テスト用擬似呼・結果検証用情報生成方法を提供する。
【解決手段】 対話型端末11からはトランザクション記録13から各種データを切り出す方法が入力され、それらの方法が記憶部12に書込まれる。トランザクション記録13は順次処理15にて順次読取られ、記憶部12の記憶内容を基に送信電文の切り出し、受信電文の切り出し及び電文種別の切り出しが行われる。順次処理15は試験用の値に変換すべき項目それぞれのトランザクション記録13内での出現順を判定し、試験用の値に変換すべき項目を、出現順を引数とするアルゴリズムで決定して置き換え、擬似呼及び結果検証用情報17のセットとして出力する。
【選択図】 図1

Description

本発明は負荷テスト装置及びそれに用いる負荷テスト用擬似呼・結果検証用情報生成方法並びにそのプログラムに関し、特に稼動状態に近い負荷テストを目的とした場合に用いる擬似呼及び結果検証用情報の生成方法に関する。
従来、オンラインシステムにおいては、稼動状態に近い負荷テストを行う場合、擬似呼及び結果検証用情報の生成を行っている。これら擬似呼及び結果検証用情報は、テストの対象となるシステムの端末で、電文採取用のモジュールを有効にした状態で実際に操作を行い、送信された電文と応答電文とを記録することによって作成する方法がとられている。
この種のオンラインシステムのテスト方法としては、開発・修正したオンラインアプリケーションを検証する場合に、実際のオンラインジャーナルファイルからテスト用オンライン入力電文を作成することで、短時間での大量データ入力を可能とし、検証作業を自動化して工数を削減する方法がある(例えば、特許文献1参照)。
また、他のテスト方法としては、トランザクションデータの抽出を行うデータ変換機構が擬似データを作成することで、オンラインプログラムのテストを自動化し、テストに要する工数の減少及びミスの減少を図る方法がある(例えば、特許文献2参照)。
さらに、別のテスト方法としては、ログファイルから過去に運用したデータを読出し、運用時間と等しいか、またはこれを短縮したテスト時間に、読出したデータを集線装置からテストデータとしてホスト装置に送信することで、オンライン・トランザクションシステムのデータ処理能力を経済的なコストでテストする方法がある(例えば、特許文献3参照)。
特開平5−216706号公報 特開平5−250218号公報 特開平6−164686号公報
上述した従来のオンラインシステムのテスト方法では、複数ある取引種別の内どの取引がどのようなパターンでどのような割合で実行されるか、及び特定の口座に着目した場合の取引の順序はテストの設計に従うが、多くの場合、精密に現実の分布に合わせると、膨大な操作を伴うので、その実現が困難であり、現実には設計者判断による代表的なパターンにとどまるため、実際に端末を操作して作成するデータを使用して負荷テストを実施した場合、稼動後の負荷に相当する負荷を課すとは限らないという問題がある。
上記の特許文献1〜3でも、それぞれオンラインジャーナルファイル、トランザクションデータ、ログファイルの数にテストの件数が限定されてしまうため、稼動後の負荷に相当する負荷を課すとは限らないという問題を解決することはできない。
そこで、本発明の目的は上記の問題点を解消し、稼動後の負荷に相当する負荷テスト用擬似呼及び検証のためのデータを容易に生成することができる負荷テスト装置及びそれに用いる負荷テスト用擬似呼・結果検証用情報生成方法並びにそのプログラムを提供することにある。
本発明による負荷テスト装置は、稼動状態に近い負荷テストに用いる擬似呼及び結果検証用情報を生成する負荷テスト装置であって、
外部からの情報入力によって指定される方法を基にトランザクション記録から送信電文の形式のデータを切り出す手段と、送信電文に試験シーケンス番号を付与する手段と、前記トランザクション記録から受信電文を切り出す手段と、対応する送信電文の番号に前記試験シーケンス番号を付与する手段と、前記送信電文と前記受信電文とから試験用の値に変換すべき項目の前記トランザクション記録内での出現順を判定する手段と、前記試験用の値に変換すべき項目を前記出現順に対応する試験用の値に変換して基本となる擬似呼及び結果検証用情報を生成する手段と、前記送信電文各々の受信時刻を前記トランザクション記録の開始時点から発信までの経過時間に変換して記録する手段とを備えている。
本発明による負荷テスト用擬似呼・結果検証用情報生成方法は、稼動状態に近い負荷テストに用いる擬似呼及び結果検証用情報を生成する負荷テスト装置に用いる負荷テスト用擬似呼・結果検証用情報生成方法であって、
前記負荷テスト装置が、外部からの情報入力によって指定される方法を基にトランザクション記録から送信電文の形式のデータを切り出す処理と、送信電文に試験シーケンス番号を付与する処理と、前記トランザクション記録から受信電文を切り出す処理と、対応する送信電文の番号に前記試験シーケンス番号を付与する処理と、前記送信電文と前記受信電文とから試験用の値に変換すべき項目の前記トランザクション記録内での出現順を判定する処理と、前記試験用の値に変換すべき項目を前記出現順に対応する試験用の値に変換して基本となる擬似呼及び結果検証用情報を生成する処理と、前記送信電文各々の受信時刻を前記トランザクション記録の開始時点から発信までの経過時間に変換して記録する処理とを実行している。
本発明による負荷テスト用擬似呼・結果検証用情報生成方法のプログラムは、稼動状態に近い負荷テストに用いる擬似呼及び結果検証用情報を生成する負荷テスト装置に用いる負荷テスト用擬似呼・結果検証用情報生成方法のプログラムであって、前記負荷テスト装置のコンピュータに、外部からの情報入力によって指定される方法を基にトランザクション記録から送信電文の形式のデータを切り出す処理と、送信電文に試験シーケンス番号を付与する処理と、前記トランザクション記録から受信電文を切り出す処理と、対応する送信電文の番号に前記試験シーケンス番号を付与する処理と、前記送信電文と前記受信電文とから試験用の値に変換すべき項目の前記トランザクション記録内での出現順を判定する処理と、前記試験用の値に変換すべき項目を前記出現順に対応する試験用の値に変換して基本となる擬似呼及び結果検証用情報を生成する処理と、前記送信電文各々の受信時刻を前記トランザクション記録の開始時点から発信までの経過時間に変換して記録する処理とを実行させている。
すなわち、本発明の負荷テスト装置は、外部からの情報入力によって指定される方法を基にトランザクション記録から送信電文の形式のデータを切り出す手段と、送信電文に試験シーケンス番号を付与する手段と、トランザクション記録から受信電文を切り出す手段と、対応する送信電文の番号の試験シーケンス番号を付与する手段と、送信電文と受信電文とから口座番号・氏名・住所・他の指定するデータのトランザクション記録内での出現順を判定する手段と、口座番号・氏名・住所・他の指定するデータを出現順に対応するテスト用の口座番号・氏名・住所・他の指定するデータに変換する手段と、各送信電文の受信時刻をトランザクション記録開始時点から発信までの経過時間に変換して記録する手段とを有し、これらの手段によって基本となる擬似呼及び結果検証用情報を生成している。
ここで、指定される方法には、トランザクション記録から送信電文と受付時刻とを切り出す方法と、送信電文から取引種別を判別する方法と、取引種別に応じた口座番号・氏名・住所・他の指定するデータを切り離す方法と、トランザクション記録から送信電文に対応する受信電文を切り出す方法と、受信電文から種別を判別する方法と、種別に応じた口座番号・氏名・住所・他の指定するデータを切り出す方法とを含んでいる。
また、本発明の負荷テスト装置では、基本となるデータの試験用のデータに変換した項目から出現順を導き出し、出現順の値に一定の値を加算して新たな出現順を得て、基本となる擬似呼及び結果検証用情報と抵触しない新たな擬似呼及び結果検証用情報を生成し、元の情報と合成することによって、負荷を拡大したテストの為情報を生成している。
さらに、本発明の負荷テスト装置では、上記と同様の方法によって基本となる擬似呼及び結果検証用情報と抵触しない新たな擬似呼及び結果検証用情報を得た後、新たに得られた情報の経過時間に一定の値を加算して後、元の情報と合成することによって、負荷をかける時間を延長したテストのための情報を得ている。
これによって、本発明の負荷テスト装置では、トランザクション記録を利用することで、取引の分布、口座に着目した場合の取引の順序に関して現実の使用状況を反映しているため、実態に近い負荷テストを容易に行うことが可能となる。
また、本発明の負荷テスト装置では、トランザクション記録を基に作成した情報において、出現順に一定の値を加算することによって、元の情報とまったく干渉しないデータを生成することが可能となり、元のデータと合成することで、負荷を増大させることが可能となる。
さらに、本発明の負荷テスト装置では、トランザクション記録を基に作成した情報において、出現順及び経過時間に一定の値を加算することによって、元の情報とまったく干渉しないデータを生成することが可能となり、元のデータと合成することによって、負荷を掛ける時間を延長することが可能となる。
本発明は、以下に述べるような構成及び動作とすることで、稼動後の負荷に相当する負荷テスト用擬似呼及び検証のためのデータを容易に生成することができるという効果が得られる。
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。図1は本発明の実施の形態による負荷テスト用擬似呼・結果検証用情報生成方法を示す図である。この図1を参照して、本発明の実施の形態による負荷テスト用擬似呼・結果検証用情報生成方法について説明する。
対話型端末11からはトランザクション記録13から送信電文を切り出す方法、電文番号を切り出す方法、送信電文から電文種別を取り出す方法、トランザクション記録13から受信電文を切り出す方法、対応する送信電文に関連付けられている電文番号を切り出す方法、電文種別を取り出す方法をそれぞれ入力する。入力されたデータは記憶部12に書込まれ、引き続く順次処理15で使用される。
トランザクション記録13は順次処理15によって順次読取られ、記憶部12に記憶された指示によって送信電文の切り出し、受信電文の切り出し及び電文種別の切り出しが行われる。順次処理15は電文種別に応じて口座番号・氏名・住所・他の指定データを取出すための定義の有無を調べ、定義されていない場合、対話型端末16による入力を促す。
順次処理15は口座番号・氏名・住所・他の指定データそれぞれに関し、トランザクション記録13内での出現順を、出現順判定用記憶14を使用して判定する。試験用の値に変換すべき項目は、出現順を引数とするアルゴリズムで決定されて置き換えられ、本システムの生産物である擬似呼及び結果検証用情報17のセットとして出力される。
このように、本発明の実施の形態では、トランザクション記録13を利用することで、取引の分布、口座に着目した場合の取引の順序に関して現実の使用状況を反映しているため、実態に近い負荷テストを容易に行うことができる。
また、本発明の実施の形態では、トランザクション記録13を基に作成した情報において、出現順に一定の値を加算することによって、元の情報とまったく干渉しないデータを生成することが可能となり、元のデータと合成することで、負荷を増大させることができる。
さらに、本発明の実施の形態では、トランザクション記録13を基に作成した情報において、出現順及び経過時間に一定の値を加算することによって、元の情報とまったく干渉しないデータを生成することが可能となり、元のデータと合成することによって、負荷を掛ける時間を延長することができる。
次に、本発明の実施例について図面を参照して説明する。図2は本発明の一実施例による負荷テスト装置の構成を示すブロック図である。尚、本発明の一実施例による負荷テスト装置2は上述した本発明の実施の形態による対話型端末11,16に接続され、上述した処理動作を行うものである。
図2において、負荷テスト装置2はCPU(中央処理装置)21と、CPU21が実行する制御プログラム22aを格納するメインメモリ22と、CPU21が制御プログラム22aを実行する際に作業領域として使用する記憶装置23と、上記の対話型端末11,16からの入力を受け付ける端末入力部24と、擬似呼及び結果検証用情報17を出力する出力部25とから構成されている。尚、CPU21、メインメモリ22、記憶装置23、端末入力部24、出力部25はそれぞれ内部バス200に接続されている。
記憶装置23は上述した記憶部12及び出現順判定用記憶14に対応し、トランザクション記録13を格納している。つまり、記憶装置23は入力方法記憶領域231と、トランザクション記録領域232と、定義記憶領域233と、出現順判定用記憶領域234とを備えている。
図3は図2に示す負荷テスト装置2の処理動作を示すフローチャートである。これら図1〜図3を参照して本発明の一実施例による負荷テスト装置2の処理動作について説明する。尚、図3に示す処理はCPU21が制御プログラム22aを実行することで実現される。
負荷テスト装置2は対話型端末11から、トランザクション記録13から送信電文を切り出す方法、電文番号を切り出す方法、送信電文から電文種別を取り出す方法、トランザクション記録13から受信電文を切り出す方法、対応する送信電文に関連付けられている電文番号を切り出す方法、電文種別を取り出す方法をそれぞれ入力すると(図3ステップS1)、それら入力された方法を記憶装置23の入力方法記憶領域231に書込む(図3ステップS2)。
負荷テスト装置2はトランザクション記録13をトランザクション記録領域232から順次読取り、入力方法記憶領域231に書込まれた方法によって、送信電文の切り出し、受信電文の切り出し、電文種別の切り出しをそれぞれ行う(図3ステップS3)。
負荷テスト装置2は電文種別に応じて口座番号・氏名・住所・他の指定データを取出すための定義の有無を調べ(図3ステップS4)、定義されていない場合(図3ステップS5)、対話型端末16による入力を促す(図3ステップS6)。
負荷テスト装置2は定義されている場合(図3ステップS5)、あるいは対話型端末16による入力があると(図3ステップS7)、口座番号・氏名・住所・他の指定データそれぞれに関し、トランザクション記録13内での出現順を出現順判定用記憶領域234に記憶された出現順判定用記憶14を使用して行う(図3ステップS8)。
負荷テスト装置2は試験用の値に変換すべき項目を、出現順を引数とするアルゴリズムで決定して置き換え、擬似呼及び結果検証用情報17のセットとして出力部25から出力する。
図4は本発明の一実施例による送信電文から擬似呼のための情報を生成する動作を示す図であり、図5は本発明の一実施例による送信電文から結果検証用情報を生成する動作を示す図である。これら図4及び図5を参照して本発明の一実施例による送信電文から擬似呼のための情報及び結果検証用情報を生成する動作について説明する。
送信電文のトランザクション記録101は、一般に、一件毎の送信電文にヘッダないしトレイラが付加されているが、固定桁数であったり、区切り符号によって区別されており、送信電文の切り離しは桁数ないし区切り符号が定義されることによって可能である。
送信電文のヘッダには電文番号が付与されており、電文番号に試験シーケンス番号を対応させて試験シーケンス番号と電文番号との対応表102を生成する。また、送信電文のヘッダには受付時間が付与されているので、受付時間を経過時間に変換する。
線路上の送信電文103には電文種別を示す項目(例えば、取引種別104)が必ず存在するが、電文種別を予め入力されている方法によって取出す。また、電文種別に応じて試験用データに変換すべき項目の位置(フォーマット)が定められているが、切り出した電文種別に対応したフォーマットが未定義の場合(図4の105)、対話型端末16を介して入力を促す(図4の106)。
その後、定義されたフォーマットにしたがって切り出した口座番号・氏名・住所・他の指定データは、それぞれトランザクション記録13で既に出現しているか否かの検査を行い、出現順の数値を得る。この場合、送信電文107から氏名等の試験に際して置き換える必要がある項目を取出し、その項目がトランザクション記録101の中で何番目に出現したかを検索する(出現順検索108)。
試験用に置き換える内容は出現順で一意に定まる方法を採用する。つまり、の出現順の数値を基に氏名が生成され(出現順による氏名生成109)、生成された氏名が「名前301」であれば、「経過時間」、「試験シーケンス番号」、「擬似呼」、「名前301」から擬似呼のための情報110が生成される。
同様に、受信電文のトランザクション記録201は、一般に、一件毎の受信電文にヘッダないしトレイラが付加されているが、固定桁数であったり、区切り符号によって区別されており、送信電文の切り離しは桁数ないし区切り符号が定義されることによって可能である。
受信電文のヘッダには電文番号が付与されており、電文番号に試験シーケンス番号を対応させて試験シーケンス番号と電文番号との対応表を生成し、その対応表から試験シーケンス番号202を付与する。
線路上の受信電文203には電文種別を示す項目(例えば、取引種別204)が必ず存在するが、電文種別を予め入力されている方法によって取出す。また、電文種別に応じて試験用データに変換すべき項目の位置(フォーマット)が定められているが、切り出した電文種別に対応したフォーマットが未定義の場合(図5の205)、対話型端末16を介して入力を促す(図5の206)。
その後、定義されたフォーマットにしたがって切り出した口座番号・氏名・住所・他の指定データは、それぞれトランザクション記録13で既に出現しているか否かの検査を行い、出現順の数値を得る。この場合、受信電文207から氏名等の試験に際して置き換える必要がある項目を取出し、その項目がトランザクション記録201の中で何番目に出現したかを検索する(出現順検索208)。この出現順の数値を基に氏名が生成され(出現順による氏名生成209)、生成された氏名が「名前302」であれば、「試験シーケンス番号」、「検証用情報」、「名前302」から結果検証用情報210が生成される。
図6は本発明の一実施例による出現順の数値から氏名等を得る方法を示す図である。図6においては、経過時間「0000005」に「氏名一」が、経過時間「0000007」に「氏名二」が、経過時間「0000013」に「氏名三」が、経過時間「0000017」に「氏名四」がそれぞれ出現している(セット0)。
この場合には、まず、氏名を出現順に還元し、経過時間「0000005」の氏名を「1」、経過時間「0000007」の氏名を「2」、経過時間「0000013」の氏名を「3」、経過時間「0000017」の氏名を「4」とする。
この還元結果に対しては、出現順位に一定値(例えば、1000)を加算し、経過時間「0000005」の氏名を「1001」、経過時間「0000007」の氏名を「1002」、経過時間「0000013」の氏名を「1003」、経過時間「0000017」の氏名を「1004」とする。
さらに、上記の加算結果に対しては、氏名を上記のようにした求めた出現順から導かれる値に変換し、経過時間「0000005」の氏名を「氏名千一」、経過時間「0000007」の氏名を「氏名千二」、経過時間「0000013」の氏名を「氏名千三」、経過時間「0000017」の氏名を「氏名千四」とする(セット01)。
さらにまた、上記の変換結果に対しては、経過時間に一定の値(例えば、2000)を加算し、経過時間「0002005」に「氏名千一」、経過時間「0002007」に「氏名千二」、経過時間「0002013」に「氏名千三」、経過時間「0002017」に「氏名千四」を対応させる(セット10)。
図7(a)は本発明の一実施例による負荷の拡大の例を示す図であり、図7(b)は本発明の一実施例による負荷の延長の例を示す図であり、図8は本発明の一実施例による氏名確認の動作を示す図である。
本実施例では、図7(a)に示すように、上記のセット0(元のデータ)とセット01(出現順位に一定値を加算したデータ)とを同時に実行することで、負荷を増大させることができる。また、本実施例では、図7(b)に示すように、上記のセット0(元のデータ)に引き続いてセット10(経過時間に一定の値を加算したデータ)を実行することで、負荷を掛ける時間を延長することができる。
一方、図8に示すように、項目内容と出現順とのテーブル31を作成し、新たに読出した内容が既に存在しているか否かを調べ、存在している場合にその出現順が必要な値となり、存在していなかった場合に新たな行を追加し、出現順に従前の最大値に1を加えたもの(n+1)を書込む。この場合、異なった口座番号でも氏名が同じであれば、口座番号の出現順が違っても、氏名の出現順が同じとなる。
このように、本実施例では、トランザクション記録13を利用することによって、取引の分布、口座に着目した場合の取引の順序に関して現実の使用状況を反映しているため、実態に近い負荷テストを容易に行うことができる。
また、本実施例では、トランザクション記録13を基に作成した情報において、出現順に一定の値を加算することによって、元の情報とまったく干渉しないデータを生成することができ、元のデータと合成することで、負荷を増大させることができる。
さらに、本実施例では、トランザクション記録13を基に作成した情報において、出現順と経過時間とに一定の値を加算することによって、元の情報とまったく干渉しないデータを生成することができ、元のデータと合成することで、負荷を掛ける時間を延長することができる。
本発明の実施の形態による負荷テスト用擬似呼・結果検証用情報生成方法を示す図である。 本発明の一実施例による負荷テスト装置の構成を示すブロック図である。 図2に示す負荷テスト装置の処理動作を示すフローチャートである。 本発明の一実施例による送信電文から擬似呼のための情報を生成する動作を示す図である。 本発明の一実施例による送信電文から結果検証用情報を生成する動作を示す図である。 本発明の一実施例による出現順の数値から氏名等を得る方法を示す図である。 (a)は本発明の一実施例による負荷の拡大の例を示す図、(b)は本発明の一実施例による負荷の延長の例を示す図である。 本発明の一実施例による氏名確認の動作を示す図である。
符号の説明
2 負荷テスト装置
11,16 対話型端末
12 記憶部
13 トランザクション記録
14 出現順判定用記憶
15 順次処理
17 擬似呼及び検証用情報
21 CPU
22 メインメモリ
22a 制御プログラム
23 記憶装置
24 端末入力部
25 出力部
31 項目内容と出現順とのテーブル
101 送信電文のトランザクション記録
102 試験シーケンス番号と電文番号との対応表
103 線路上の送信電文
104,204 取引種別
107 送信電文
108,208 出現順検索
109,209 出現順による氏名生成
110 擬似呼のための情報
200 内部バス
201 受信電文のトランザクション記録
202 試験シーケンス番号
203 線路上の受信電文
207 受信電文
210 結果検証用情報
231 入力方法記憶領域
232 トランザクション記録領域
233 定義記憶領域
234 出現順判定用記憶領域

Claims (11)

  1. 稼動状態に近い負荷テストに用いる擬似呼及び結果検証用情報を生成する負荷テスト装置であって、
    外部からの情報入力によって指定される方法を基にトランザクション記録から送信電文の形式のデータを切り出す手段と、送信電文に試験シーケンス番号を付与する手段と、前記トランザクション記録から受信電文を切り出す手段と、対応する送信電文の番号に前記試験シーケンス番号を付与する手段と、前記送信電文と前記受信電文とから試験用の値に変換すべき項目の前記トランザクション記録内での出現順を判定する手段と、前記試験用の値に変換すべき項目を前記出現順に対応する試験用の値に変換して基本となる擬似呼及び結果検証用情報を生成する手段と、前記送信電文各々の受信時刻を前記トランザクション記録の開始時点から発信までの経過時間に変換して記録する手段とを有することを特徴とする負荷テスト装置。
  2. 前記試験用の値に変換すべき項目が、口座番号・氏名・住所・他の指定するデータであることを特徴とする請求項1記載の負荷テスト装置。
  3. 前記指定される方法は、前記トランザクション記録から前記送信電文と前記受付時刻とを切り出す方法と、前記送信電文から取引種別を判別する方法と、前記取引種別に応じかつ前記試験用の値に変換すべき項目を切り離す方法と、前記トランザクション記録から前記送信電文に対応する前記受信電文を切り出す方法と、前記受信電文から種別を判別する方法と、前記種別に応じかつ前記試験用の値に変換すべき項目を切り出す方法とを含むことを特徴とする請求項1または請求項2記載の負荷テスト装置。
  4. 前記基本となる擬似呼及び結果検証用情報から前記出現順を導き出し、前記出現順の値に一定の値を加算して新たな出現順を得て前記基本となる擬似呼及び結果検証用情報と抵触しない新たな擬似呼及び結果検証用情報を生成する手段と、前記基本となる擬似呼及び結果検証用情報と前記新たな擬似呼及び結果検証用情報とを合成する手段とを含むことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか記載の負荷テスト装置。
  5. 前記新たな擬似呼及び結果検証用情報の経過時間に一定の値を加算する手段と、その一定の値を加算した擬似呼及び結果検証用情報と前記新たな擬似呼及び結果検証用情報とを合成する手段とを含むことを特徴とする請求項4記載の負荷テスト装置。
  6. 稼動状態に近い負荷テストに用いる擬似呼及び結果検証用情報を生成する負荷テスト装置に用いる負荷テスト用擬似呼・結果検証用情報生成方法であって、
    前記負荷テスト装置が、外部からの情報入力によって指定される方法を基にトランザクション記録から送信電文の形式のデータを切り出す処理と、送信電文に試験シーケンス番号を付与する処理と、前記トランザクション記録から受信電文を切り出す処理と、対応する送信電文の番号に前記試験シーケンス番号を付与する処理と、前記送信電文と前記受信電文とから試験用の値に変換すべき項目の前記トランザクション記録内での出現順を判定する処理と、前記試験用の値に変換すべき項目を前記出現順に対応する試験用の値に変換して基本となる擬似呼及び結果検証用情報を生成する処理と、前記送信電文各々の受信時刻を前記トランザクション記録の開始時点から発信までの経過時間に変換して記録する処理とを実行することを特徴とする負荷テスト用擬似呼・結果検証用情報生成方法。
  7. 前記試験用の値に変換すべき項目が、口座番号・氏名・住所・他の指定するデータであることを特徴とする請求項6記載の負荷テスト用擬似呼・結果検証用情報生成方法。
  8. 前記指定される方法は、前記トランザクション記録から前記送信電文と前記受付時刻とを切り出す方法と、前記送信電文から取引種別を判別する方法と、前記取引種別に応じかつ前記試験用の値に変換すべき項目を切り離す方法と、前記トランザクション記録から前記送信電文に対応する前記受信電文を切り出す方法と、前記受信電文から種別を判別する方法と、前記種別に応じかつ前記試験用の値に変換すべき項目を切り出す方法とを含むことを特徴とする請求項6または請求項7記載の負荷テスト用擬似呼・結果検証用情報生成方法。
  9. 前記負荷テスト装置が、前記基本となる擬似呼及び結果検証用情報から前記出現順を導き出し、前記出現順の値に一定の値を加算して新たな出現順を得て前記基本となる擬似呼及び結果検証用情報と抵触しない新たな擬似呼及び結果検証用情報を生成する処理と、前記基本となる擬似呼及び結果検証用情報と前記新たな擬似呼及び結果検証用情報とを合成する処理とを実行することを特徴とする請求項6から請求項8のいずれか記載の負荷テスト用擬似呼・結果検証用情報生成方法。
  10. 前記負荷テスト装置が、前記新たな擬似呼及び結果検証用情報の経過時間に一定の値を加算する処理と、その一定の値を加算した擬似呼及び結果検証用情報と前記新たな擬似呼及び結果検証用情報とを合成する処理とを実行することを特徴とする請求項9記載の負荷テスト用擬似呼・結果検証用情報生成方法。
  11. 稼動状態に近い負荷テストに用いる擬似呼及び結果検証用情報を生成する負荷テスト装置に用いる負荷テスト用擬似呼・結果検証用情報生成方法のプログラムであって、前記負荷テスト装置のコンピュータに、外部からの情報入力によって指定される方法を基にトランザクション記録から送信電文の形式のデータを切り出す処理と、送信電文に試験シーケンス番号を付与する処理と、前記トランザクション記録から受信電文を切り出す処理と、対応する送信電文の番号に前記試験シーケンス番号を付与する処理と、前記送信電文と前記受信電文とから試験用の値に変換すべき項目の前記トランザクション記録内での出現順を判定する処理と、前記試験用の値に変換すべき項目を前記出現順に対応する試験用の値に変換して基本となる擬似呼及び結果検証用情報を生成する処理と、前記送信電文各々の受信時刻を前記トランザクション記録の開始時点から発信までの経過時間に変換して記録する処理とを実行させるためのプログラム。
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