JP2007072394A - 画面表示制御装置、画面表示制御方法、画面表示装置、画面表示制御システムおよび印刷装置 - Google Patents

画面表示制御装置、画面表示制御方法、画面表示装置、画面表示制御システムおよび印刷装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 フレームメモリに格納されるデータに対して簡単にエラーチェックを行う。
【解決手段】 画面表示制御装置は、画面表示部に表示すべき一画面分の画像のデータが格納されるフレームメモリと、画面表示部に前記一画面分の画像を表示するためにフレームメモリから一画面分の画像のデータを周期的に読み出すコントローラと、コントローラによって読み出される一画面分の画像のデータに対してエラーがないかどうかをチェックするエラー検出処理を行うエラー検出部とを備える。
【選択図】 図7

Description

本発明は、画面表示制御装置、画面表示制御方法、画面表示装置、画面表示制御システムおよび印刷装置に関する。
液晶ディスプレイやCRTディスプレイなどの画面表示装置を制御する画面表示制御装置は、画面表示装置に表示される画像のデータを格納するためのフレームメモリを備えている。このフレームメモリには、一画面分の画像のデータが格納される。画像表示制御装置は、このフレームメモリから周期的に一画面分の画像のデータを読み込んで、画面表示装置に表示させるための信号を生成して画面表示装置に出力する。画面表示装置は、画面表示制御装置から送られてきた信号に基づき画像を表示する。画面表示装置に表示する画像を変更する場合には、フレームメモリに格納されているデータが書き換えられる。
フレームメモリに格納されるデータは、外部のホストコンピュータ等から送られてくる。このとき、ホストコンピュータ等から画面表示制御装置に送られてきたデータが、静電気やノイズ等により影響を受けることがあった。これによって、フレームメモリには、誤ったデータが書き込まることがあり、画面表示装置に表示される画像に乱れが生じるなどの悪影響が生じることがあった。
このようなことから、従来より、いくつかの対応策が提案されている。例えば、(A)外部のホストコンピュータ等から画面表示制御装置に送られてくる画像のデータに対してエラーがないかどうかチェックしてフレームメモリに格納する方法がある(特許文献1、2、3参照)。この他に、例えば、(B)外部のホストコンピュータ等から画像のデータを周期的に取得してフレームメモリのデータを書き換える方法がある。
特開平9−217676号公報 特開2001−166912号公報 特開2001−228841号公報
しかしながら、これらの方法には次のような問題点があった。すなわち、(A)の送られてきたデータに対してエラーがないかどうかチェックする方法では、フレームメモリに格納する際にエラーのチェックを行わなければならず、処理が非常に煩雑となった。このため、画面表示装置にて画像の表示が遅れるなどの不具合が発生する虞があった。また、(B)の外部のホストコンピュータ等から画像のデータを周期的に取得してフレームメモリのデータを書き換える方法では、外部のホストコンピュータ等の負荷が大きくなり、外部のホストコンピュータ等の動作に悪影響が生じる虞があるといった問題が発生した。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、その目的は、外部から画面表示制御装置に送られてきたデータが静電気やノイズ等により悪影響を受けた場合であっても、これを簡単にかつスムーズにチェックすることにある。
前記目的を達成するための主たる発明は、
画面表示部に表示すべき一画面分の画像のデータが格納されるフレームメモリと、
前記画面表示部に前記一画面分の画像を表示するために前記フレームメモリから前記一画面分の画像のデータを周期的に読み出すコントローラと、
前記コントローラによって読み出される前記一画面分の画像のデータに対してエラーがないかどうかをチェックするエラー検出処理を行うエラー検出部と、
を備えたことを特徴とする画面表示制御装置である。
本発明の他の特徴は、本明細書及び添付図面の記載により明らかにする。
===開示の概要===
本明細書及び添付図面の記載により、少なくとも以下の事項が明らかとなる。
画面表示部に表示すべき一画面分の画像のデータが格納されるフレームメモリと、
前記画面表示部に前記一画面分の画像を表示するために前記フレームメモリから前記一画面分の画像のデータを周期的に読み出すコントローラと、
前記コントローラによって読み出される前記一画面分の画像のデータに対してエラーがないかどうかをチェックするエラー検出処理を行うエラー検出部と、
を備えたことを特徴とする画面表示制御装置。
このような画面表示制御装置にあっては、画面表示部に前記一画面分の画像を表示するためにフレームメモリから読み出される前記一画面分の画像のデータに対してエラー検出処理を実行することで、フレームメモリに格納された一画面分の画像のデータに対してエラーがないかどうかを簡単にかつスムーズにチェックすることができる。
かかる画面表示制御装置にあっては、前記一画面分の画像のデータを外部から取得するための通信インターフェイスを備え、前記コントローラは、前記通信インターフェイスが取得した前記一画面分の画像のデータを前記フレームメモリに格納しても良い。このように通信インターフェイスを備えれば、前記一画面分の画像のデータを外部から取得してコントローラによりフレームメモリに格納することで、フレームメモリに格納されるデータを書き替えることができる。これにより、画面表示部に表示される画像を変更することができる。
また、かかる画面表示制御装置にあっては、前記通信インターフェイスは、前記エラー検出部が前記一画面分の画像のデータに対してエラーがないかどうかをチェックするためのチェック用データを外部から取得し、前記エラー検出部は、前記通信インターフェイスが取得した前記チェック用データに基づき前記一画面分の画像のデータに対して前記エラー検出処理を行っても良い。このようにチェック用データを外部から取得すれば、エラー検出部により、一画面分の画像のデータにエラーがないかどうかを簡単にチェックすることができる。
また、かかる画面表示制御装置にあっては、前記エラー検出部は、前記一画面分の画像のデータに対して前記エラー検出処理を行うための演算を行う演算部を有し、前記演算部の演算結果に基づき前記一画面分の画像のデータに対して前記エラー検出処理を行っても良い。このような演算部を有していれば、一画面分の画像のデータにエラーがないかどうかを簡単にチェックすることができる。
また、かかる画面表示制御装置にあっては、前記エラー検出部は、前記エラー検出処理により前記一画面分の画像のデータにエラーがあった場合に、その旨を外部に通知しても良い。このような通知により、一画面分の画像のデータにエラーがあったことを外部に知らせることができる。
また、かかる画面表示制御装置にあっては、前記エラー検出部は、前記エラー検出処理により前記一画面分の画像のデータにエラーがあった場合に、前記一画面分の画像のデータの再送を外部に要求しても良い。このような通知により、一画面分の画像のデータの再送を外部に要求することができる。
(A)画面表示部に表示すべき一画面分の画像のデータが格納されるフレームメモリと、
(B)前記画面表示部に前記一画面分の画像を表示するために前記フレームメモリから前記一画面分の画像のデータを周期的に読み出すコントローラと、
(C)前記コントローラによって読み出される前記一画面分の画像のデータに対してエラーがないかどうかをチェックするエラー検出処理を行うエラー検出部と、
(D)を備え、
(E)前記一画面分の画像のデータを外部から取得するための通信インターフェイスを備え、前記コントローラは、前記通信インターフェイスが取得した前記一画面分の画像のデータを前記フレームメモリに格納し、
(F)前記通信インターフェイスは、前記エラー検出部が前記一画面分の画像のデータに対してエラーがないかどうかをチェックするためのチェック用データを外部から取得し、前記エラー検出部は、前記通信インターフェイスが取得した前記チェック用データに基づき前記一画面分の画像のデータに対して前記エラー検出処理を行い、
(G)前記エラー検出部は、前記一画面分の画像のデータに対して前記エラー検出処理を行うための演算を行う演算部を有し、前記演算部の演算結果に基づき前記一画面分の画像のデータに対して前記エラー検出処理を行い、
(H)前記エラー検出部は、前記エラー検出処理により前記一画面分の画像のデータにエラーがあった場合に、前記一画面分の画像のデータの再送を外部に要求することを特徴とする画面表示制御装置。
画面表示部に表示すべき一画面分の画像のデータをフレームメモリに格納するステップと、
前記画面表示部に前記一画面分の画像を表示するために前記フレームメモリから前記一画面分の画像のデータを周期的に読み出すステップと、
前記画面表示部に前記一画面分の画像を表示するために前記フレームメモリから読み出される前記一画面分の画像のデータに対してエラーがないかどうかをチェックするエラー検出処理を行うステップと、
を有することを特徴とする画面表示制御方法。
画面表示部と、
前記画面表示部に表示すべき一画面分の画像のデータが格納されるフレームメモリと、
前記画面表示部に前記一画面分の画像を表示するために前記フレームメモリから前記一画面分の画像のデータを周期的に読み出すコントローラと、
前記コントローラによって読み出される前記一画面分の画像のデータに対してエラーがないかどうかをチェックするエラー検出処理を行うエラー検出部と、
を備えたことを特徴とする画面表示装置。
ホストと、
前記ホストから送られてくる画面表示部に表示すべき一画面分の画像のデータが格納されるフレームメモリと、
前記画面表示部に前記一画面分の画像を表示するために前記フレームメモリから前記一画面分の画像のデータを周期的に読み出すコントローラと、
前記コントローラによって読み出された前記一画面分の画像のデータに対してエラーがないかどうかをチェックするエラー検出処理を行うエラー検出部と、
を備えたことを特徴とする画面表示制御システム。
かかる画面表示制御システムにあっては、前記エラー検出部は、前記エラー検出処理により前記一画面分の画像のデータにエラーがあった場合に、前記一画面分の画像のデータの再送を前記ホストに要求し、前記ホストは、前記画面表示部に表示すべき画像が動画であった場合には、前記エラー検出処理により前記一画面分の画像のデータの再送の要求があっても、前記一画面分の画像のデータを再送しなくても良い。このように画面表示部に表示すべき画像が動画であった場合に、ホストが一画面分の画像のデータの再送を行わないことで、無駄な処理を省くことができる。
媒体に対して印刷を施す印刷部と、
画面表示部と、
前記画面表示部に表示すべき一画面分の画像のデータが格納されるフレームメモリと、
前記画面表示部に前記一画面分の画像を表示するために前記フレームメモリから前記一画面分の画像のデータを周期的に読み出すコントローラと、
前記コントローラによって読み出される前記一画面分の画像のデータに対してエラーがないかどうかをチェックするエラー検出処理を行うエラー検出部と、
を備えたことを特徴とする印刷装置。
===複合装置の概要===
本発明に係る画面表示制御装置等について、画面表示制御装置を備えた複合装置を例にして説明する。この複合装置は、原稿から画像を読み取って画像データを生成するスキャナ部(画像読み取り部)と、媒体に対して印刷を施す印刷部とを備えている。
図1〜図5は、複合装置の一例について説明したものである。図1は、複合装置1の外観を示した斜視図である。図2は、複合装置1のスキャナ部10の概要を説明する斜視図である。図3は、複合装置1のプリンタ部の概要を説明する斜視図である。図4は、複合装置1の内部構成を概略的に説明する説明図である。図5は、複合装置1の操作パネル2を説明する平面図である。
この複合装置1は、原稿から画像を読み取って画像データを生成するスキャナ機能と、ホストコンピュータ(図示外)から送られてきた印刷データに基づき印刷用紙等の各種媒体に印刷を施すプリンタ機能と、原稿から読み取った画像を媒体に印刷して複写するローカルコピー機能とを備えている。この複合装置1は、図1に示すように、その上部に原稿5から画像を読み取るためのスキャナ部10を備えている。また、この複合装置1の下部には、印刷用紙等の媒体Sに印刷をするためのプリンタ部30を備えている。また、この複合装置1の前面部には、操作パネル2が設けられている。
スキャナ部10は、図2に示すように、原稿5がセットされるガラス板が設けられた原稿台11と、当該原稿台11を上方から覆う原稿台カバー12とを備えている。原稿台カバー12は、複合装置1の後端部に回動可能に取付けられ、原稿台11の上面部を開閉するように設けられている。
一方、プリンタ部30は、図3に示すように、スキャナ部10を上方に持ち上げることによって、その内部が開口部32を通じて外部に開放されるように構成されている。つまり、スキャナ部10は、複合装置1の後部にヒンジ部34を介して回動自在に装着されている。スキャナ部10が上方へと持ち上げられると、プリンタ部30の内部に通じる開口部32が開放される。プリンタ部30の内部には、インクカートリッジを搭載するキャリッジ41などが配置されている。このようにプリンタ部30の内部が開放されることにより、その開口部32を通じてインクカートリッジの交換等のメンテナンス作業や、紙詰まり等のエラー対処等を容易に行うことができるようになっている。
また、プリンタ部30は、複合装置1の背部に、印刷用紙等の媒体Sがセットされて当該媒体Sを順次供給する給紙部4を備えている。また、プリンタ部30は、複合装置1の前部に、印刷された媒体Sが排出される排紙部3を備えている。給紙部4は、給紙トレイ8を備えている。給紙トレイ8には、印刷用紙等の媒体がセットされるようになっている。また、排紙部3は、排紙トレイ7を備え、印刷されて排出された媒体Sを受ける。なお、給紙部4にセットされる媒体Sとしては、カット紙などの単票状印刷用紙のみならず、ロール紙などの連続した印刷用紙でも構わず、給紙部4がこれらの媒体Sに対応した構造を備えていても良い。
===スキャナ部10・プリンタ部30の内部機構===
図4は、スキャナ部10およびプリンタ部30の内部機構を示したものである。
<スキャナ部>
スキャナ部10は、同図の上部に示すように、原稿台11の下側に、スキャナ用キャリッジ60と、このスキャナ用キャリッジ60を原稿台11に対して所定の間隔を保ちつつ図中矢印A方向に沿って平行に移動させる駆動機構62と、このスキャナ用キャリッジ60を支持しつつその移動を案内するガイド64とを備えている。
スキャナ用キャリッジ60には、原稿台11を介して原稿5に対し光を照射する光源としての露光ランプ66と、原稿5により反射された反射光が入射するレンズ70と、このレンズ70を通じてスキャナ用キャリッジ60の内部に取り込まれた反射光を受光するイメージセンサ72とが設けられている。
本実施形態では、このイメージセンサ72は、光信号を電気信号に変換するフォトダイオード等の光電変換素子が列状に配置されたリニアCCDセンサにより構成されている。また、このイメージセンサ72は、密着型イメージセンサ(CISイメージセンサ:Contact Image Sensor)となっていて、その幅寸法が読み取り可能な原稿の最大サイズに対応して設定されている。つまり、イメージセンサ72は、原稿台11にセットされた原稿5の画像を等倍にて読み取ることができるようになっている。イメージセンサ72により読み取られた画像に関するデータは、制御部50に出力される。
また、駆動機構62は、スキャナ用キャリッジ60に接続されたタイミングベルト74と、このタイミングベルト74が掛け渡された一対のプーリ75、76と、一方のプーリ75を回転駆動する駆動モータ77とを備えている。駆動モータ77は、制御部50からの制御信号によって駆動制御される。
<プリンタ部>
一方、プリンタ部30は、図4の下部に示すように、プリンタ用キャリッジ41と、このプリンタ用キャリッジ41に搭載されたヘッド21と、プリンタ用キャリッジ41を媒体Sに対して所定の間隔を保持しつつ相対的に平行に移動させる駆動機構24と、媒体Sをプリンタ用キャリッジ41の移動方向と直交する方向に沿って搬送する搬送機構36とを備えている。
プリンタ用キャリッジ41には、カートリッジ装着部が設けられ、このカートリッジ装着部には、ブラック(K)、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロ(Y)等のインクが収容されたインクカートリッジが装着される。
ヘッド21は、インクカートリッジから供給された各色のインクを媒体Sに向けて吐出して当該媒体S上にドットを形成して、媒体Sに画像を印刷する。
駆動機構24は、プリンタ用キャリッジ41に接続されたタイミングベルト45と、このタイミングベルト45に噛合されたプーリ44と、このプーリ44を回転駆動するキャリッジモータ42(以下、CRモータともいう)と、プリンタ用キャリッジ41の移動を案内するガイドレール46と、プリンタ用キャリッジ41の位置を検出するリニア式エンコーダとしてリニア式エンコーダ符号板51およびこのリニア式エンコーダ符号板51を読み取る検出部52とを備えている。この駆動機構24は、キャリッジモータ42を駆動してプーリ44を介してタイミングベルト45を回転させる。これにより、プリンタ用キャリッジ41は、媒体Sに対してガイドレール46に沿って相対的に移動する。キャリッジモータ42は、制御部50からの制御信号により駆動制御される。
搬送機構36は、プラテン14と、搬送ローラ17Aと、当該搬送ローラ17Aを回転駆動する搬送モータ15と、媒体Sが所定位置に到達したか否かを検出する紙検知センサ53と、搬送ローラ17Aの回転量を検出するロータリ式エンコーダ56とを備えている。プラテン14は、ヘッド21に対向して配置されている。搬送モータ15が駆動すると、搬送ローラ17Aが回転して、媒体Sがプラテン14上を搬送される。搬送モータ15は、制御部50からの制御信号により駆動制御される。
印刷時には、媒体Sが搬送ローラ17Aにより間欠的に所定の搬送量で搬送され、その間欠的な搬送の合間にプリンタ用キャリッジ41が、搬送ローラ17Aによる搬送方向に対して交差する方向に沿って移動しながら、ヘッド21から媒体Sに向けてインクが吐出されて印刷が施される。
===操作パネル===
図5は、複合装置1の操作パネル2を示したものである。この操作パネル2は、そのほぼ中央部に液晶ディスプレイ80を備えている。液晶ディスプレイ80は、メニュー画面や各種設定画面、写真等の印刷画像の表示が可能であり、この他、アニメーション等の表示も可能である。液晶ディスプレイ80の表示内容は、設定項目や設定状態、動作状態等に応じて変化する。なお、この液晶ディスプレイ80は、「画像表示部」に相当する。
液晶ディスプレイ80の左側には、報知ランプ81と、電源ボタン82と、各種設定ボタン83と、モードボタン84、85、86、87と、給排紙ボタン88とが設けられている。報知ランプ81は、赤色LEDであり、エラー発生時に点灯してユーザーにエラー発生を報知する。電源ボタン82は、複合装置1の電源をオン、オフするためのボタンである。各種設定ボタン83は、複合装置1の各種設定を行うための画面を液晶ディスプレイ80に表示するためのボタンである。モードボタン84、85、86、87は、それぞれ複合装置1のモードを設定するためのボタンである。ここでは、モードボタンとして、コピーモードボタン84と、メモリカード印刷モードボタン85と、フィルム印刷モードボタン86と、スキャンモードボタン87とが設けられている。
液晶ディスプレイ80の右側には、OKボタン89Aと、キャンセルボタン89Bと、保存ボタン89Cと、カラーコピーボタン89Dと、モノクロコピーボタン89Eと、ストップボタン89Fと、十字ボタン89Gと、メニューボタン89Hとが設けられている。OKボタン89Aが押されると、液晶ディスプレイ80に表示されている内容にて設定条件が決定される。キャンセルボタン89Bが押されると、設定条件がクリアされ、各設定項目がデフォルト値に変更される。カラーコピーボタン89Dは、カラーコピーを開始させるためのボタンである。モノクロコピーボタン89Eは、モノクロコピーを開始させるためのボタンである。ストップボタン89Fは、一旦開始したコピー動作を中止させるためのボタンである。十字ボタン89Gは、その上下左右の4箇所を選択的に押すことが可能であり、1つのボタンで4つの機能(上ボタン、下ボタン、左ボタン及び右ボタンの機能)を果たす。メニューボタン89Hは、液晶ディスプレイ80に表示される設定項目を切り替える。
===制御部50の構成===
図6は、本実施形態に係る複合装置1の制御部50のシステム構成を示したブロック構成図である。
複合装置1の制御部50は、複合装置1全体の制御を司るCPU90と、制御のためのプログラムを記憶したメモリ92と、スキャナ機能、プリント機能、ローカルコピー機能の各制御を司る制御ASIC94と、CPU90から直接データを読み書き可能なSDRAM96と、操作入力インターフェイス142と、LCDモジュールインターフェイス144とががCPUバス98により接続されている。制御ASIC94には、ASIC用SDRAM102が設けられている。
制御ASIC94は、スキャナコントロールユニット104と、リサイズユニット106と、2値化処理ユニット108と、インターレース処理ユニット110と、イメージバッファユニット112と、CPUインターフェイスユニット114と、ヘッドコントロールユニット116と、外部のホストコンピュータ140との入出力手段としてのUSBインターフェイス118と、ローカルバス128とを備えている。また、ASIC用SDRAM102には、ラインバッファ120、リサイズバッファ122、インターレースバッファ124、イメージバッファ126、127がそれぞれ割り当てられて設けられている。
スキャナコントロールユニット104は、スキャナ部10が備える露光ランプ66、イメージセンサ72、スキャナ用キャリッジ60の駆動モータ77等を制御する。スキャナコントロールユニット104は、イメージセンサ72を介して読み込んだ画像データを送出する。
リサイズユニット106は、所定のサイズの画像データを受け取り、その画像データのサイズを変更し、サイズ変更された画像データを送出する。2値化処理ユニット108は、送出された多階調のRGBデータをCMYKの2値データ(又は2ビットデータ)に変換して、インターレース処理ユニット110に送出する。
インターレース処理ユニット110は、2値化処理ユニットから送られてきたCMYKの2値データ(又は2ビットデータ)を、ASIC側SDRAM102のインターレースバッファ124に格納する。そして、インターレース処理ユニット110は、インターレースバッファ124に格納されたCMYKの2値データ(又は2ビットデータ)を所定のサイズ毎に読み出して、ノズル配列に対応させるべく並び替えてイメージバッファユニット112に送出する。
イメージバッファユニット112では、インターレース処理ユニット110から送出されたデータから、プリンタ用のキャリッジ41の移動毎の各ノズルにインクを吐出させるためのヘッド駆動データを生成する。ここでイメージバッファユニット112は、SDRAM102上に設けられたイメージバッファ126、127にヘッド駆動データを格納する。イメージバッファ126、127には、それぞれプリンタ用のキャリッジ41が1回移動する毎のヘッド駆動データが格納される。
CPUインターフェイスユニット114は、制御ASIC94に接続されたASIC用SDRAM102へのCPU90からのアクセスを可能にしている。ここでは、CPUインターフェイスユニット114を介して、イメージバッファユニット112により生成されたヘッド駆動データがイメージバッファ126、127からヘッドコントロールユニット116へと送出される。
ヘッドコントロールユニット116は、CPU90により送られてきたヘッド駆動データに基づきヘッド21を駆動して、ヘッド21の各ノズル♯1〜♯180からインクを吐出させる。
操作入力インターフェイス142は、操作パネル2等に設けられた各種ボタンやスイッチ等からなる操作部146に接続されている。ここで、操作部146には、電源ボタン82や各種設定ボタン83、コピーモードボタン84、メモリカード印刷モードボタン85、フィルム印刷モードボタン86、スキャンモードボタン87、OKボタン89A、キャンセルボタン89B、保存ボタン89C、カラーコピーボタン89D、モノクロコピーボタン89E、ストップボタン89F、十字ボタン89G、メニューボタン89Hが含まれる。操作入力インターフェイス142は、操作部146から操作入力情報を取得して、CPU90に伝達する。CPU90は、操作入力インターフェイス142からの操作入力情報に基づき処理を実行する。
また、LCDモジュールインターフェイス144は、LCDモジュール200に接続されている。LCDモジュール200は、操作パネル2に設けられた液晶ディスプレイ80と、この液晶ディスプレイ80を制御するコントロールユニットとが一体化されたモジュールとなっている。このLCDモジュール200については後で詳しく説明する。CPU90は、このLCDモジュールインターフェイス144を介してLCDモジュール200を制御して、液晶ディスプレイ80に適宜画像を表示する。
===制御部50内のデータの流れ===
<スキャナ機能時について>
制御ASIC94のUSBインターフェイス118に接続されたホストコンピュータ140から、スキャナ部10による画像読み取り指令信号と、読み取り解像度、読み取り領域等の読み取り情報データとが制御部50に送信される。制御部50では、画像読み取り指令信号と読み取り情報データとに基づいて、スキャナコントロールユニット104が制御され、スキャナ部10による原稿5の読み取りが開始される。このとき、スキャナコントロールユニット104は、露光ランプ66やイメージセンサ72、駆動機構62を駆動してイメージセンサ72から順次画像データとして読み込んでASIC用SDRAM102のラインバッファ120に一旦格納する。そして、スキャナコントロールユニット104は、ラインバッファ120に格納した画像データに対してライン間補正処理等を施して、USBインターフェイス118を介してホストコンピュータ140に出力する。
<プリンタ機能時について>
プリンタ機能時には、ホストコンピュータ140のプリンタドライバが画像データをヘッド駆動データに変換し、ヘッド駆動データがUSBインターフェイス118から入力される。ヘッド駆動データは、CPUバス98に接続されたSDRAM96に割り付けられたイメージバッファ132に記憶される。イメージバッファ132は、2つに分けられたメモリ領域(イメージバッファ133、134)を備えている。各イメージバッファ133、134は、プリンタ用のキャリッジ41の1回の移動により印刷するためのヘッド駆動データを記憶することができる容量を有する。そして、一方のイメージバッファ133に1回の移動分のデータが書き込まれると、ヘッドコントロールユニット116に転送される。このとき、一方のイメージバッファ133のヘッド駆動データがヘッドコントロールユニット116に転送されると、他方のイメージバッファ134には次の移動の際に印刷するためのヘッド駆動データが記憶される。そして他方のイメージバッファ134に1回の移動分のデータが書き込まれると、ヘッドコントロールユニット116に転送され、前記一方のイメージバッファ133にイメージデータが書き込まれる。このように、2つのイメージバッファ133,134を用いて、ヘッド駆動データの書き込み、読み出しを交互に行いながらヘッドコントロールユニット116によりヘッド21が駆動されて印刷が実行される。
<コピー機能時について>
次に、コピー機能時におけるデータの流れを説明する。スキャナ部10により読み込まれたデータは、スキャナコントロールユニット104を介してラインバッファ120に取り込まれる。ラインバッファ120に取り込まれた画像データは、ライン間補正処理が順次施された後、スキャナコントロールユニット104から2値化処理ユニット108へと送出される。
2値化処理ユニット108に送り込まれた画像データは、ASIC用SDRAM102内に格納されているルックアップテーブル136に基づき、CMYKの色毎の2値データに変換されて、インターレース処理ユニット110に送り込まれる。
インターレース処理ユニット110に送り込まれたCMYKの2値データは、ASIC側SDRAM102のインターレースバッファ124に格納されて、インターレース処理ユニット110により、ノズル配列に対応させるべく並び替えられる。そして、インターレース処理ユニット110によって並び替えられたデータは、イメージバッファユニット112へと送られる。
イメージバッファユニット112では、インターレース処理ユニット110から送られてきたデータを、プリンタ用のキャリッジ41の移動毎の各ノズル♯1〜♯180にインクを吐出させるためのヘッド駆動データとなるように整列させてイメージバッファ126,127に記憶する。
イメージバッファ126、127に記憶された移動毎のヘッド駆動データは、CPUインターフェイスユニット114を介してCPU90により読み出されてヘッドコントロールユニット116に転送される。ヘッドコントロールユニット116は、転送されてきたヘッド駆動データに基づいてヘッド21を駆動して印刷を実行する。
===LCDモジュール===
図7は、LCDモジュール200について説明したものである。LCDモジュール200は、同図に示すように、液晶ディスプレイ80と、コントロールユニット202と、フレームメモリ206とを備えている。さらに、コントロールユニット202には、通信インターフェイス212と、タイミングコントローラ208と、フレームメモリコントローラ204と、エラー検出部210とが設けられている。なお、タイミングコントローラ208は、「コントローラ」に相当する。
通信インターフェイス212は、LCDモジュールインターフェイス144との間でデータの送受信を行う役割を果たす。具体的には、通信インターフェイス212は、CPU92からLCDモジュールインターフェイス144を通じて送られてきたコマンドやパラメータ等を受信するとともに、CPU92によりメモリ92から読み出されてLCDモジュールインターフェイス144を通じて送られてきた液晶ディスプレイ80に表示すべき画像のデータなども受信する。なお、ここで、CPU92やメモリ92、LCDモジュールインターフェイス144等は、「ホスト」を構成する要素に相当する。
フレームメモリコントローラ204は、通信インターフェイス212が受信した画像のデータをフレームメモリ206に書き込む処理を行う。また、フレームメモリコントローラ204は、タイミングコントローラからの命令によりフレームメモリ206に格納された画像のデータを読み出す処理を行う。
フレームメモリ206には、液晶ディスプレイ80に表示される一画面分の画像のデータが格納される。液晶ディスプレイ80に表示される画像が変更される場合には、当該フレームメモリ206に格納されているデータが書き替えられる。すなわち、液晶ディスプレイ80に表示されるメニュー画面等が切り替えられるときには、当該フレームメモリ206に格納されているデータが書き替えられる。また、液晶ディスプレイ80に動画が表示される際には、当該フレームメモリ206に格納されているデータが逐次書き替えられる。
タイミングコントローラ208は、フレームメモリコントローラ204を通じてフレームメモリ206に格納されている一画面分の画像のデータを所定の周期で読み出す。例えば、タイミングコントローラ208は、60Hz等の周期でフレームメモリ206からデータを読み出す。そして、タイミングコントローラ208は、読み出した一画面分の画像のデータから液晶ディスプレイ80に表示するための信号を生成し、その信号を液晶ディスプレイ80に出力する。液晶ディスプレイ80は、タイミングコントローラ208から出力された信号に基づき画像を表示する。つまり、フレームメモリ206に格納されたデータが書き替えられなければ、同じデータがフレームメモリ206から周期的に読み出されて、タイミングコントローラ208により同じ信号が生成されて、同じ画像が液晶ディスプレイ80に継続的に表示される。
エラー検出部210は、データ処理回路等に構成され、タイミングコントローラ208によりフレームメモリ206から読み出された一画面分の画像のデータに対してエラーがないかどうかをチェックするエラー検出処理を実行する。ここで行われるエラー検出処理については、後で詳しく説明する。ここでは、このエラー検出処理が、タイミングコントローラ208によってフレームメモリ206から一画面分の画像のデータが読み出される都度、実行される。つまり、タイミングコントローラ208によりフレームメモリ206から同じデータが読み出される場合であっても、その読み出しが行われる都度、エラー検出処理が実行される。すなわち、エラー検出部210によるエラー検出処理は、タイミングコントローラ208によるフレームメモリ206からの一画面分の画像のデータの読み出し周期と同じ周期で実行されるのである。このようにエラー検出部210によるエラー検出処理が、タイミングコントローラ208によるフレームメモリ206からの一画面分の画像のデータの読み出し周期と同じ周期で実行されることで、フレームメモリコントローラ204の処理の負担を軽減することができる。つまり、エラー検出部210がエラー検出処理を行うべく、フレームメモリ206にアクセスする必要がなく、フレームメモリコントローラ204の処理の負担を増やすことがない。
このようなエラー検出処理により一画面分の画像のデータにエラーが発見された場合には、通信インターフェイス212およびLCDモジュールインターフェイス144を介してCPU90への通知等が行われる。
図8は、LCDモジュール200にて実行される処理の手順について簡略的に説明したフローチャートである。LCDモジュール200では、まず、CPU92によりLCDモジュールインターフェイス144を通じて送られてきた液晶ディスプレイ80に表示すべき一画面分の画像のデータを通信インターフェイス212により受信する(S102)。次に、通信インターフェイス212が受信した画像のデータを、フレームメモリコントローラ204によりフレームメモリ206に格納する(S104)。これにより、フレームメモリ206に格納されているデータが書き替えられる。
フレームメモリ206に格納された一画面分の画像のデータは、タイミングコントローラ208からの命令によってフレームメモリコントローラ204により、フレームメモリ206から周期的に読み出される(S106)。このとき、フレームメモリ206から読み出された一画面分の画像のデータは、エラー検出部210によりエラー検出処理が実行され、エラーがないかどうかをチェックされる(S108)。フレームメモリ206から読み出された一画面分の画像のデータは、タイミングコントローラ208によって、液晶ディスプレイ80に表示するための信号に変換される。そして、その信号がタイミングコントローラ208から液晶ディスプレイ80へと出力される(S110)。
<表示画像の切り替え時>
液晶ディスプレイ80に表示される画像が切り替えられる場合には、次のような処理が実行される。すなわち、CPU90は、液晶ディスプレイ80に表示される画像、例えば、メニュー画面や各種設定画面、写真等の印刷画像を切り替える場合には、CPU90は、液晶ディスプレイ80が表示すべき新たな画像のデータを、例えばメモリ92等から読み出して、その新たな画像のデータをLCDモジュールインターフェイス144を通じてLCDモジュール200に送信する。
LCDモジュール200は、CPU90によりLCDモジュールインターフェイス144を通じて送られてきた新たな画像のデータを通信インターフェイス212にて受信する。そして、通信インターフェイス212により受信された新たな画像のデータは、フレームメモリコントローラ204によってフレームメモリ206に書き込まれる。これによって、フレームメモリ206に格納されている液晶ディスプレイ80に表示される一画面分の画像のデータが書き替えられる。
書き替えられた一画面分の画像のデータは、直ちにタイミングコントローラ208からの命令により、フレームメモリコントローラ204によりフレームメモリ206から読み出される。フレームメモリ206から読み出された一画面分の画像のデータは、タイミングコントローラ208によって液晶ディスプレイ80に表示するための信号に変換される。そして、その信号が液晶ディスプレイ80に向けて出力される。これにより、液晶ディスプレイ80には、新たな画面が表示される。液晶ディスプレイ80は、フレームメモリ206に格納されている一画面分の画像のデータが書き替えられない限り、同じ画像を継続的に表示し続ける。
<動画の場合>
液晶ディスプレイ80に動画を表示する場合には、CPU90は、例えば、メモリ92等に格納された動画データに基づき、液晶ディスプレイ80が表示すべき一画面分の画像のデータを、その動画の1秒当たりのフレーム数に応じて周期的に生成して、その画像のデータをLCDモジュールインターフェイス144を通じてLCDモジュール200へと逐次送信する。
LCDモジュール200は、CPU90からLCDモジュールインターフェイス144を通じて送られてきた画像のデータを通信インターフェイス212により逐次受信する。そして、フレームメモリコントローラ204は、通信インターフェイス212により受信された画像のデータを逐次フレームメモリ206に書き込む。すなわち、フレームメモリコントローラ204は、CPU90によりLCDモジュールインターフェイス144を通じてLCDモジュール200に送られてきた画像のデータを周期的にフレームメモリ206に書き込む。これにより、フレームメモリ206は、その動画の1秒当たりのフレーム数に応じて、格納されているデータが周期的に書き替えられる。
タイミングコントローラ208は、フレームメモリ206に格納されている一画面分の画像のデータをフレームメモリコントローラ204により周期的に読み込んで、液晶ディスプレイ80に表示するための信号を生成し、その信号を液晶ディスプレイ80に出力する。フレームメモリ206に格納されている一画面分の画像のデータが周期的に書き替えられることで、液晶ディスプレイ80に表示される画像が逐次変更される。これにより、液晶ディスプレイ80には、動画が表示される。
===エラー検出処理===
エラー検出部210が実行するエラー検出処理としては、具体的には、次のような処理がある。
(1)パリティチェック<その1>
パリティチェックとは、所定のビット単位にて送られてきたデータについてそれぞれ付加されたパリティデータ(パリティビットともいう)に基づき、送られてきたデータについてエラーがないかどうかをチェックする方法である。ここでパリティデータ(パリティビット)としては、例えば、その送られるデータに含まれる「1」または「0」の個数が奇数か偶数かを表すデータなどがある。つまり、送られるデータに含まれる「1」または「0」の個数を計数して、その個数と、パリティデータ(パリティビット)が示す情報(例えば、奇数/偶数)とが一致しなければ、送られてきたデータにエラーがあることになる。このようなチェックをエラー検出部210にて実行する場合、エラー検出部210には、送られてきたデータに含まれる「1」の個数を計数する演算部等が必要となる。
(2)パリティチェック<その2>
このパリティチェック<その2>では、(1)のパリティチェック<その1>のように、送られてきたデータにそれぞれ付加されたパリティデータ(パリティビットともいう)に基づき、エラーがないかどうかをチェックするのではなく、単に、送られてきたデータに含まれる「1」または「0」の個数を計数して、その個数に関する情報(例えば、その個数が奇数か偶数かに関する情報等)を通信インターフェイス212およびLCDモジュールインターフェイス144を介してCPU90に伝達する。そして、フレームメモリ206に格納された一画面分の画像データにエラーがあるか否かの判定は、CPU90により行う。CPU90は、通信インターフェイス212およびLCDモジュールインターフェイス144を介してLCDモジュール200から取得したエラー検出部210による計数結果と、自身等による演算等により得られた値とを比較して、LCDモジュール200に送られたデータにエラーがあるかないかの判定を行う。つまり、エラー検出部210は、エラーがあるか否かの判定は行わず、エラー検出処理として、送られてきたデータに含まれる「1」または「0」の個数を計数する処理を行うである。
(3)CRC(Cyclic Redundancy Checking)
CRCとは、データがある一定の数にて割り切れる値に調整されて送信され、受信側にて受け取ったデータが同じ数にて割り切れるか否かによって、データにエラーがないかどうかチェックする方法である。つまり、データが所定数で割り切れれば、エラーなしと判定され、データが所定数で割り切れなければ、エラーありと判定される。このようなチェックをエラー検出部210にて実行する場合、エラー検出部210には、送られてきたデータを所定数で除算するための演算部等が必要となる。
(4)チェックサム
チェックサムとは、送られてきたデータを逐次積算して、その積算結果と別途送信側から送られてきた情報とが一致するか否かをチェックしてデータにエラーがないかどうかチェックする方法である。つまり、積算結果と送信側から送られてきた情報とが異なっていた場合には、データにエラーが発生していると判定される。このようなチェックをエラー検出部210にて実行する場合、エラー検出部210には、送られてきたデータを逐次積算するための演算部等が必要となる。
なお、エラー検出部210により実行されるエラー検出処理の方法としては、これら(1)〜(4)の方法に限られるものではない。つまり、エラー検出部210により実行されるエラー検出処理としては。これら(1)〜(4)の他に、例えば、ハミングコードによるエラー検出方法や、リードソロモンコードによるエラー検出方法等、周知の各種方法を採用することができる。
===エラーが検出された場合===
エラー検出部210により一画面分の画像のデータからエラーが検出された場合、エラー検出部210が実行する対応策としては、次のようなものがある。
(1)エラーを検出した旨の通知
エラー検出部210は、フレームメモリ206から読み出された一画面分の画像のデータに対してエラーがないかどうかをチェックした結果、エラーが検出された場合に、その旨を外部に通知する。ここでは、エラー検出部210は、通信インターフェイス212およびLCDモジュールインターフェイス144を通じてCPU90に通知する。
CPU90は、このような通知がLCDモジュール200からあった場合に、例えば、LCDモジュール200に対して、液晶ディスプレイ80に表示すべき一画面分の画像のデータを再送したりする。
(2)一画面分の画像のデータの再送要求
エラー検出部210は、フレームメモリ206から読み出された一画面分の画像のデータに対してエラーがないかどうかをチェックした結果、エラーが検出された場合に、外部に対して一画面分の画像のデータの再送を要求する。ここでは、エラー検出部210は、通信インターフェイス212およびLCDモジュールインターフェイス144を通じてCPU90にデータの再送を要求する。
CPU90は、このような要求がLCDモジュール200からあった場合、LCDモジュール200に対して、液晶ディスプレイ80に表示すべき一画面分の画像のデータを再度送信する。
(3)その他
エラー検出部210のその他の対応方法としては、例えば、フレームメモリに格納されている一画面分の画像のデータに対して直接誤り訂正を実行しても良い。このような誤り訂正を実行することができれば、CPU90等の外部に対して一画面分の画像のデータの再送を要求せずに済む。
なお、エラー検出部210により一画面分の画像のデータからエラーが検出された場合の対応方法としては、これら(1)〜(3)の方法に限られるものではなく、これら(1)〜(3)の方法以外の他の方法により実行されても良い。
===動画の場合===
液晶ディスプレイ80に表示される画像が動画である場合には、LCDモジュール200(エラー検出部210)から、エラーが検出された旨の通知やデータの再送要求などがあったときであっても、CPU90は、LCDモジュール200に対してデータの再送を行わなくても良い。
つまり、液晶ディスプレイ80に表示される画像が動画である場合には、CPU90によりLCDモジュールインターフェイス144を通じてLCDモジュール200に対して液晶ディスプレイ80に表示すべき一画面分の画像のデータが逐次送信される。つまり、動画の場合には、その動画の1秒当たりのフレーム数に応じて周期的に液晶ディスプレイ80に表示される画像を変更する必要があることから、CPU90は、LCDモジュール200に対して一画面分の画像のデータが逐次送信しなければならない。
このようなことから、LCDモジュール200にフレームメモリ206に格納される一画面分の画像のデータも逐次書き替えられるため、エラー検出部210によりフレームメモリ206から読み出された一画面分の画像のデータにエラーが検出された場合であっても、データの再送を実施する必要はない。
図9は、この場合のCPU90の処理の一例について説明したフローチャートである。CPU90は、エラー検出部210によりエラーが検出されたか否かチェックする(S202)。すなわち、ここでは、CPU90は、エラー検出部210からエラーを検出した旨の通知またはデータの再送要求がないかどうかチェックする。そして、CPU90は、エラー検出部210によりエラーが検出されていなかった場合には、再びステップS202へと戻り、エラー検出部210によりエラーが検出されるまで継続的にチェックを行う。
一方、エラー検出部210によりエラーが検出された場合、即ち、ここでは、LCDモジュール200からエラーを検出した旨の通知またはデータの再送要求があった場合には、CPU90は、次にステップS204へと進み、液晶ディスプレイ80に表示される画像が動画であるか否かをチェックする(S204)。
ここで、液晶ディスプレイ80に表示される画像が動画ではなかった場合、即ち、液晶ディスプレイ80に表示される画像が静止画である場合には、CPU90は、次にステップS206へと進み、LCDモジュール200に対してLCDモジュールインターフェイス144を通じてフレームメモリ206に格納すべき一画面分の画像のデータを再送する(S206)。このようにしてCPU90は、一画面分の画像のデータを再送した後、次にステップS208へと進む。
一方、液晶ディスプレイ80に表示される画像が動画であった場合には、CPU90は、ステップS206へとは進まずに迂回して、ステップS208へと進む。すなわち、CPU90は、液晶ディスプレイ80に表示される画像が動画であった場合には、エラー検出部210によりエラーが検出されたときであっても、LCDモジュール200に対してフレームメモリ206に格納すべき一画面分の画像のデータを再送しないのである。
次に、CPU90は、ステップS208において、液晶ディスプレイ80における画像の表示が終了か否かをチェックする(S208)。ここで、液晶ディスプレイ80における画像の表示が終了の場合には、そのまま処理を終了する。一方、液晶ディスプレイ80における画像の表示が終了ではない場合には、再びステップS202へと戻り、再度エラー検出部210によりエラーが検出されたか否かチェックする(S202)。
===まとめ===
本実施形態では、エラー検出部210によりフレームメモリ206から読み出される一画面分の画像のデータに対してエラー検出処理を実行するから、フレームメモリコントローラ204の処理の負担を増やすことなく、フレームメモリ206に格納された一画面分の画像のデータに対してエラーがないかどうかを簡単にかつスムーズにチェックすることができる。
また、エラー検出部210により一画面分の画像のデータからエラーが検出された場合には、CPU90等の外部に対してエラーを検出した旨の通知や一画面分の画像のデータの再送要求が送信されることで、フレームメモリ206に格納すべき一画面分の画像のデータを外部から受信して、フレームメモリ206に格納されているデータを正しいデータにスムーズに書き替えることができる。
また、液晶ディスプレイ80に表示される画像が動画である場合には、エラー検出部210によりエラーが検出されたときであっても、一画面分の画像のデータの再送を行わないことで、CPU90等の外部が無駄な処理を行わずに済む。
===その他の実施の形態===
以上、一実施形態に基づき、本発明に係るプリンタ等の印刷装置について説明したが、上記の実施の形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更または改良され得るとともに、本発明には、その等価物が含まれることは言うまでもない。特に、以下に述べる実施形態であっても、本発明に含まれるものである。
<画面表示部について>
前述した実施の形態では、「画面表示部」として、液晶画面表示部、即ち液晶ディスプレイ80を例にして説明したが、ここでいう「画面表示部」にあっては、必ずしもこのような液晶ディスプレイ80(液晶画面表示部)に限らず、画像を表示することが可能な「画面表示部」であれば、どのような「画面表示部」であっても構わない。例えば、CRTディスプレイや有機ELディスプレイ等であっても良い。
<フレームメモリについて>
前述した実施の形態では、「フレームメモリ」として、画面表示部(液晶ディスプレイ80)に表示される一画面分の画像のデータのみが格納されるメモリが開示されていたが、ここでいう「フレームメモリ」にあっては、一画面分の画像のデータのみが格納されるメモリに限定される必要はなく、例えば、2画面分または3画面分の画像のデータが格納されても良い。つまり、「フレームメモリ」には、少なくとも一画面分の画像のデータが格納されれば良い。
また、前述した実施の形態では、「フレームメモリ」が1つのみしか設けられていなかったが、「フレームメモリ」は2以上設けられていても良い。
<コントローラについて>
前述した実施の形態では、「コントローラ」として、タイミングコントローラ208を例にして説明したが、ここでいう「コントローラ」にあっては必ずしもこのようなタイミングコントローラ208により構成される必要はない。つまり、フレームメモリから周期的に一画面分の画像のデータを読み出すコントローラであれば、どのようなタイプのコントローラであっても構わない。
<エラー検出部について>
前述した実施の形態では、「エラー検出部」として、エラー検出部210が、コントローラ(タイミングコントローラ208)によってフレームメモリ206から読み出された一画面分の画像のデータと同じデータが入力されるべく、コントローラ(タイミングコントローラ208)と並列に設けられていたが、「エラー検出部」にあっては、必ずしもこのようにコントローラ(タイミングコントローラ208)と並列に設けられる必要はない。つまり、コントローラ(タイミングコントローラ208)によってフレームメモリ206から読み出された一画面分の画像のデータに対してエラーがないかどうかをチェックすることができれば、フレームメモリ206(フレームメモリコントローラ204)とタイミングコントローラ208との間に介設されて、フレームメモリ206からタイミングコントローラへと送信される一画面分の画像のデータを直接監視するようにしても良い。
<画面表示制御装置>
前述した実施の形態では、画面表示制御装置として、前述した複合装置1に組み込まれたLCDモジュールに設けられた場合を例にして説明したが、ここでいう「画面表示制御装置」にあっては、このように複合装置1に設けられる場合には限られず、印刷機能のみを備えた印刷装置をはじめ、液晶ディスプレイ等の画面表示部を備えた各種装置に設けられても良い。また、画面表示制御装置単独にて構成されても良い。
<印刷装置について>
前述した実施の形態では、「印刷装置」として、スキャナ部10とプリンタ部30とを備えた複合装置1を例にして説明したが、ここでいう「印刷装置」にあっては、このような複合装置1の場合に限らず、媒体に対して印刷を施す印刷部(ここでいうプリンタ部30)を備えた印刷装置であれば、スキャナ部10等を有している必要はない。
また、前述した実施の形態では、「印刷装置」として、媒体に向けてインクを吐出するプリンタ部30を備えた複合装置1の場合を例にして説明したが、ここでいう「印刷装置」にあっては、このような印刷装置に限らない。すなわち、このような複合装置1以外に、媒体に対して印刷を施す印刷部を備えた印刷装置であれば、どのようなタイプの印刷装置であっても構わない。
複合装置の一例を説明する斜視図。 複合装置のスキャナ部のカバーを開いたときの斜視図。 複合装置の印刷部を示す斜視図。 複合装置のスキャナ部及びプリンタ部の構成を説明する説明図。 複合装置の操作パネルを説明する説明図。 複合装置の制御部のシステム構成の一例の説明図。 画面表示制御装置の構成の一例を説明したブロック構成図。 画面表示制御装置にて実行される処理の手順の一例について説明したフローチャート。 動画及び静止画の各場合の対応方法を説明したフローチャート。
符号の説明
1 複合装置、2 操作パネル、3 排紙部、4 給紙部、5 原稿、
7 排紙トレイ、8 給紙トレイ、10 スキャナ部、11 原稿台、
12 原稿台カバー、14 プラテン、15 搬送モータ、17A 搬送ローラ、
21 ヘッド、24 駆動機構、30 プリンタ部、32 開口部、34 ヒンジ部、
36 搬送機構、41 キャリッジ、42 キャリッジモータ、44 プーリ、
45 タイミングベルト、46 ガイドレール、50 制御部、
51 リニア式エンコーダ符号板、52 検出部、53 紙検知センサ、
56 ロータリ式エンコーダ、60 スキャナ用キャリッジ、62 駆動機構、
64 ガイド、66 露光ランプ、70 レンズ、72 イメージセンサ、
74 タイミングベルト、75 プーリ、76 プーリ、77 駆動モータ、
80 液晶ディスプレイ、81 報知ランプ、82 電源ボタン、
83 各種設定ボタン、84 コピーモードボタン、
85 メモリカード印刷モードボタン、86 フィルム印刷モードボタン、
87 スキャンモードボタン、88 給排紙ボタン、
89A OKボタン、89B キャンセルボタン、89C 保存ボタン、
89D カラーコピーボタン、89E モノクロコピーボタン、
89F ストップボタン、89G 十字ボタン、89H メニューボタン、
90 CPU、92 メモリ、94 制御ASIC、96 SDRAM、
98 CPUバス、102 ASIC用SDRAM、
104 スキャナコントロールユニット、106 リサイズユニット、
108 2値化処理ユニット、110 インターレース処理ユニット、
112 イメージバッファユニット、114 CPUインターフェイスユニット、
116 ヘッドコントロールユニット、118 USBインターフェイス、
120 ラインバッファ、122 リサイズバッファ、
124 インターレースバッファ、126 イメージバッファ、
127 イメージバッファ、128 ローカルバス、132 イメージバッファ、
133 イメージバッファ、134 イメージバッファ、
136 ルックアップテーブル、140 ホストコンピュータ、
142 操作入力インターフェイス、144 LCDモジュールインターフェイス、
146 操作部、200 LCDモジュール、202 コントロールユニット、
204 フレームメモリコントローラ、206 フレームメモリ、
208 タイミングコントローラ、210 エラー検出部、
212 通信インターフェイス

Claims (12)

  1. (A)画面表示部に表示すべき一画面分の画像のデータが格納されるフレームメモリと、
    (B)前記画面表示部に前記一画面分の画像を表示するために前記フレームメモリから前記一画面分の画像のデータを周期的に読み出すコントローラと、
    (C)前記コントローラによって読み出された前記一画面分の画像のデータに対してエラーがないかどうかをチェックするエラー検出処理を行うエラー検出部と、
    (D)を備えたことを特徴とする画面表示制御装置。
  2. 前記一画面分の画像のデータを外部から取得するための通信インターフェイスを備え、
    前記コントローラは、前記通信インターフェイスが取得した前記一画面分の画像のデータを前記フレームメモリに格納することを特徴とする請求項1に記載の画面表示制御装置。
  3. 前記通信インターフェイスは、前記エラー検出部が前記一画面分の画像のデータに対してエラーがないかどうかをチェックするためのチェック用データを外部から取得し、
    前記エラー検出部は、前記通信インターフェイスが取得した前記チェック用データに基づき前記一画面分の画像のデータに対して前記エラー検出処理を行うことを特徴とする請求項2に記載の画面表示制御装置。
  4. 前記エラー検出部は、前記一画面分の画像のデータに対して前記エラー検出処理を行うための演算を行う演算部を有し、前記演算部の演算結果に基づき前記一画面分の画像のデータに対して前記エラー検出処理を行うことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の画像表示制御装置。
  5. 前記エラー検出部は、前記エラー検出処理により前記一画面分の画像のデータにエラーがあった場合に、その旨を外部に通知することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の画面表示制御装置。
  6. 前記エラー検出部は、前記エラー検出処理により前記一画面分の画像のデータにエラーがあった場合に、前記一画面分の画像のデータの再送を外部に要求することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の画面表示制御装置。
  7. (A)画面表示部に表示すべき一画面分の画像のデータが格納されるフレームメモリと、
    (B)前記画面表示部に前記一画面分の画像を表示するために前記フレームメモリから前記一画面分の画像のデータを周期的に読み出すコントローラと、
    (C)前記コントローラによって読み出される前記一画面分の画像のデータに対してエラーがないかどうかをチェックするエラー検出処理を行うエラー検出部と、
    (D)を備え、
    (E)前記一画面分の画像のデータを外部から取得するための通信インターフェイスを備え、前記コントローラは、前記通信インターフェイスが取得した前記一画面分の画像のデータを前記フレームメモリに格納し、
    (F)前記通信インターフェイスは、前記エラー検出部が前記一画面分の画像のデータに対してエラーがないかどうかをチェックするためのチェック用データを外部から取得し、前記エラー検出部は、前記通信インターフェイスが取得した前記チェック用データに基づき前記一画面分の画像のデータに対して前記エラー検出処理を行い、
    (G)前記エラー検出部は、前記一画面分の画像のデータに対して前記エラー検出処理を行うための演算を行う演算部を有し、前記演算部の演算結果に基づき前記一画面分の画像のデータに対して前記エラー検出処理を行い、
    (H)前記エラー検出部は、前記エラー検出処理により前記一画面分の画像のデータにエラーがあった場合に、前記一画面分の画像のデータの再送を外部に要求することを特徴とする画面表示制御装置。
  8. 画面表示部に表示すべき一画面分の画像のデータをフレームメモリに格納するステップと、
    前記画面表示部に前記一画面分の画像を表示するために前記フレームメモリから前記一画面分の画像のデータを周期的に読み出すステップと、
    前記画面表示部に前記一画面分の画像を表示するために前記フレームメモリから読み出される前記一画面分の画像のデータに対してエラーがないかどうかをチェックするエラー検出処理を行うステップと、
    を有することを特徴とする画面表示制御方法。
  9. 画面表示部と、
    前記画面表示部に表示すべき一画面分の画像のデータが格納されるフレームメモリと、
    前記画面表示部に前記一画面分の画像を表示するために前記フレームメモリから前記一画面分の画像のデータを周期的に読み出すコントローラと、
    前記コントローラによって読み出される前記一画面分の画像のデータに対してエラーがないかどうかをチェックするエラー検出処理を行うエラー検出部と、
    を備えたことを特徴とする画面表示装置。
  10. ホストと、
    前記ホストから送られてくる画面表示部に表示すべき一画面分の画像のデータが格納されるフレームメモリと、
    前記画面表示部に前記一画面分の画像を表示するために前記フレームメモリから前記一画面分の画像のデータを周期的に読み出すコントローラと、
    前記コントローラによって読み出された前記一画面分の画像のデータに対してエラーがないかどうかをチェックするエラー検出処理を行うエラー検出部と、
    を備えたことを特徴とする画面表示制御システム。
  11. 前記エラー検出部は、前記エラー検出処理により前記一画面分の画像のデータにエラーがあった場合に、前記一画面分の画像のデータの再送を前記ホストに要求し、
    前記ホストは、前記画面表示部に表示すべき画像が動画であった場合には、前記エラー検出処理により前記一画面分の画像のデータの再送の要求があっても、前記一画面分の画像のデータを再送しないことを特徴とする請求項10に記載の画面表示制御システム。
  12. 媒体に対して印刷を施す印刷部と、
    画面表示部と、
    前記画面表示部に表示すべき一画面分の画像のデータが格納されるフレームメモリと、
    前記画面表示部に前記一画面分の画像を表示するために前記フレームメモリから前記一画面分の画像のデータを周期的に読み出すコントローラと、
    前記コントローラによって読み出される前記一画面分の画像のデータに対してエラーがないかどうかをチェックするエラー検出処理を行うエラー検出部と、
    を備えたことを特徴とする印刷装置。
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