JP2007068705A - ゲームコントローラ - Google Patents

Abstract

【課題】 あらゆる角度に回転させて動かすことができ、且つ、収納可能な可動ハンドルを備え、使用者が自身の習慣に合わせてゲームコントローラを握ることができるゲームコントローラの提供。
【解決手段】 本発明はゲームコントローラに関し、このゲームコントローラは特に２つの可動ハンドルを備え、これら２つの可動ハンドルは使用者の握る習慣に合わせあらゆる角度に回転させることができ、且つ、収納可能で空間を節約することができる。さらに、このゲームコントローラは複数のゲーム制御ボタンと家庭用リモートコントロールボタンに対応するゲーム制御と家庭用リモートコントロールの機能を統合的に備えているため、このゲームコントローラは少なくとも２つの制御機能を提供するという利点を備えている。
【選択図】 図１

Description

本発明はゲームコントローラ及び家庭用リモートコントロールに関し、詳細には、ゲームコントローラと家庭用リモートコントロールの機能を統合的に備えた、ゲームコントローラに関する。

従来のハンドル付きゲームコントローラは、固定されたハンドルが付いた設計である。つまり、ハンドルが一定角度に固定されているということである。これでは、使用者がゲームコントローラを握りにくいだけでなく、使用者自身がそれに慣れる必要がある。

ゲームコントローラに加え、多くの使用者がTVテレビやエアコンなどの家電機器を制御するための家庭用リモートコントロールを１つまたはそれ以上保有している。従来のゲームコントローラと家庭用リモートコントロールは、通常机の周りに散乱しており、部屋を散らからせ、空間をとってしまっている。

このほか、従来のゲームコントローラはゲームの進行を制御するという単一の機能しか備えておらず、従来の家庭用リモートコントロールは家電機器を制御するという単一の機能しか備えていない。ゲームコントローラと家庭用リモートコントロールの両方が向上と改良を必要としている。

本発明の目的は、あらゆる角度に回転させて動かすことができる可動ハンドルを備え、使用者が自身の習慣に合わせてゲームコントローラを握ることができ、さらに、この可動ハンドルは収納が可能で空間を節約することができる、新しいゲームコントローラを提供することにある。

本発明のゲームコントローラは、ハウジングと、このハウジングから外部に露出された入力ユニットとを含む。このハウジングは座体と２つの可動ハンドルを含み、各可動ハンドルは座体に軸着され、この可動ハンドルが使用位置へと回転されると、この座体から一定距離突出し、可動ハンドルが収納位置へと回転されると、この座体に重なる。

このほか、本発明の最良の実施例においては、本発明のゲームコントローラはゲーム制御の機能と家庭用リモートコントロールの機能が統合されており、入力ユニットはゲーム制御と家庭用リモートコントロール機能に対応するゲーム制御ボタンと家庭用リモートコントロールボタンを備えている。

このため、本発明のゲームコントローラは２つまたはそれ以上の制御機能を提供するという利点があり、さらに、その可動ハンドルがあらゆる角度に回転可能であるため、使用者がゲームコントローラを簡単に握ることができる。さらに、この可動ハンドルは収納可能であり、空間を節約することができる。

本発明についてより深く理解を促すため、以下、図面に基づき詳細に説明する。

図１の本発明の最良の実施例に示すように、本発明はゲーム制御機能を備えたゲームコントローラである。このゲームコントローラは、ハウジング１と、このハウジング１から外部に露出された入力ユニット４を含む。このゲームコントローラは有線または無線通信方式でホストに接続させることができる。このホストはパーソナルコンピュータやビデオゲームセットとすることができる。このハウジング１は、座体２及び２つの可動ハンドル３を含み、各可動ハンドル３は座体２に回転可能に組み込まれる。

図１及び図２に示すように、これら２つの可動ハンドル３は、使用位置まで回転されると、座体２から一定距離突出した状態となる。図２に示すように、この座体２は背面２０を備え、複数のゲーム制御ボタン４０を含む入力ユニット４がこの背面２０の一定区域内から露出される。この一定区域は、可動ハンドル３が使用位置まで回転された状態のときに親指で触れることができる区域とする。この実施例において、ゲームコントローラはさらにマウス機能や、タッチパッド、トラックボールなどのコンピュータ制御機能を備えており、入力ユニット４はさらに複数のコンピュータボタン４１と位置検出モジュール４２を含み、これらコンピュータボタン４１が背面２０から露出される。これらコンピュータボタン４１は、マウスの「Enter」ボタンや「left」及び/または「right」ボタン、またはその他ボタンとして機能させることができる。位置検出モジュール４２は、マウスの回転ボール及び/またはその他付属的要素やトラックボール、光学マウスの光学検出モジュール、タッチパッドのタッチ感知回路などとすることができる。

さらに、図１に示すように、座体２は上表面２１を備え、この実施例において、ゲームコントローラはさらに家庭用リモートコントロール機能と手書き入力機能を備えている。入力ユニット４はさらに複数の第一家庭用リモートコントロールボタン４３と、上表面２１から露出された手書き入力パッド４４を含む。

図１に示す状態においては、使用者はこの家庭用リモートコントロールボタン４１を利用し、それらが対応する家電機器を遠隔制御することができ、また、手書き入力パッド４４を用い、文字や図を対応するコンピュータに入力することができる。図２に示す状態においては、使用者は２つの可動ハンドル３を握り、親指でゲーム制御ボタン４０を制御してホストの操作を制御したり、また特に、ホストを介してコンピュータゲームを操作し、遊んだりすることができる。

図３及び図４に示すように、可動ハンドル３は収納位置まで回転させると座体２の上表面２１に重なる状態となる。この状態において、可動ハンドル３はいかなる空間もとらず、且つ、第一家庭用リモートコントロールボタン４３と手書き入力パッド４４を覆い、保護することができる。さらに、使用者はコンピュータボタン４１と位置検出モジュール４２を用い、コンピュータ機能とコンピュータカーソル位置制御機能を操作することができる。

図５に座体２と可動ハンドル３の詳細な構造を示す。座体２は、その上表面２１の相対する両側に低段部２２をそれぞれ備え、各低段部２２と上表面２１に隣接した位置に壁面２３を備えている。各壁面２３は反った表面から成り、各低段部２２に空間２４をそれぞれ形成する。さらに、各可動ハンドル３は、軸ホルダ３１と握持部３２を含む。図６に示すように、この軸ホルダ３１の背面に軸部３１０を設け、この軸部３１０が座体２の低段部２２の軸孔２２０に軸着されると共に、軸ホルダ３１は座体２の空間２４に対応する形状に設ける。握持部３２は軸ホルダ３１から延伸される。

さらに、入力ユニット４は、複数の第二家庭用リモートコントロールボタン４５を含むことができる。これらの第二家庭用リモートコントロールボタン４５は、各可動ハンドル３の軸ホルダ３１から露出される。このため、これらの第二家庭用リモートコントロールボタン４５は、ゲームコントローラが図３及び図４に示す状態であっても、対応する家電機器を遠隔制御するために用いることができる。

このほか、図５に示すように、ゲームコントローラはさらに２つの座体位置決め部６と２つのハンドル位置決め部５を含む。各座体位置決め部６は、座体２の各壁面２３上部に間隔をおいて設けられた複数の刻み６０を含む。各ハンドル位置決め部５は各可動ハンドル３の軸ホルダ３１に組み込まれ、各ハンドル位置決め部５は、ボタン５０、位置決め突起５１、圧縮バネ５２を含む。ボタン５０は軸ホルダ３１から一部露出され、位置決め突起５１は、このボタン５０上に形成され、軸ホルダ３１から刻み６０を隔てる間隔の部分に延伸される。圧縮バネ５２は、ボタン５０を付勢する。

図７にボタン５０が押された状態を示す。この状態においては、圧縮バネ５２が圧縮されて回復力を形成し、ボタン５０の下方向への押圧に伴い、位置決め突起５１が刻み６０から離れ下方向に移動する。このため、この状態においては、軸部３１０を介して握持部３２を使用位置または収納位置へと回転させることができる。

図８に握持部３２が一定の位置に位置決めされた状態を示す。すなわち、握持部３２がある位置へと回転され、ボタン５０の圧縮を解除すると、ボタン５０が圧縮バネ５２の回復力により元の位置へと戻り、位置決め突起５１が動かされ、刻み６０を隔てる間隔の部分に再び嵌入される。これにより、握持部３２は、使用者の好みの握り方に合わせ、あらゆる角度に回転させて位置決めすることができる。このため、本発明は機能と利便性の高い自由なハンドル調整、省スペース設計を提供し、且つ、多機能制御という目的を達することができる。

本発明の実施例において可動ハンドルを使用位置まで回転させた状態を示す前面立体斜視図である。 本発明の実施例において可動ハンドルを使用位置まで回転させた状態を示す背面立体斜視図である。 本発明の実施例において可動ハンドルを収納位置まで回転させた状態を示す前面立体斜視図である。 本発明の実施例において可動ハンドルを収納位置まで回転させた状態を示す背面立体斜視図である。 本発明の実施例の部分立体分解図である。 本発明の実施例における可動ハンドルの背面を示す立体斜視図である。 本発明の実施例における可動ハンドルの回転と位置を示す側面断面図である。 本発明の実施例における可動ハンドルの回転と位置を示す別の側面断面図である。

符号の説明

１ ハウジング
２ 座体
２０ 背面
２１ 上表面
２２ 低段部
２２０ 軸孔
２３ 壁面
２４ 空間
３ 可動ハンドル
３１ 軸ホルダ
３１０ 軸部
３２ 握持部
４ 入力ユニット
４０ ゲーム制御ボタン
４１ コンピュータボタン４１
４２ 位置検出モジュール
４３ 第一家庭用リモートコントロールボタン４３
４４ 手書き入力パッド
４５ 第二家庭用リモートコントロールボタン
５ ハンドル位置決め部
５０ ボタン
５１ 位置決め突起
５２ 圧縮バネ
６ 座体位置決め部
６０ 刻み

Claims (9)

1. ハウジングと、該ハウジングから外部に露出された入力ユニットとを含み、そのうち、該ハウジングは座体と２つの可動ハンドルを含み、各可動ハンドルが移動可能に該座体に組み込まれ、各可動ハンドルが使用位置まで回転された状態にあるとき、各可動ハンドルが該座体から突出し、各可動ハンドルが収納位置まで回転された状態にあるとき、該座体に重なり、該入力ユニットはゲームを制御するための複数のゲーム制御ボタンを含み、該ゲーム制御ボタンが該座体の一定区域内に設置され、該一定区域が各可動ハンドルが使用位置まで回転された状態にあるとき親指で触れることができる区域である、ことを特徴とするゲームコントローラ。
2. さらに、２つの座体位置決め部と２つのハンドル位置決め部を含み、各座体位置決め部が該座体の各可動ハンドルに対応する位置に形成され、各ハンドル位置決め部が各可動ハンドルに組み込まれ、対応する該座体位置決め部に選択的に嵌合される、ことを特徴とする請求項１に記載のゲームコントローラ。
3. 前記入力ユニットがさらに、少なくとも１つの家電機器を制御するための複数の家庭用リモートコントロールボタンを含む、ことを特徴とする請求項１に記載のゲームコントローラ。
4. 前記入力ユニットがさらに、手書き文字を入力するための手書き入力パッドを含む、ことを特徴とする請求項１又は３に記載のゲームコントローラ。
5. 前記入力ユニットがさらに、コンピュータを操作するための複数のコンピュータボタンと位置検出モジュールを含む、ことを特徴とする請求項１、３又は４に記載のゲームコントローラ。
6. ハウジングと、該ハウジングから露出された入力ユニットとを含み、そのうち、該ハウジングが座体と２つの可動ハンドルを含み、そのうち、該座体が上表面と、該上表面の相対する両側に隣接した２つの低段部と、該上表面及び該低段部の反対側に位置する背面とを備え、さらに各低段部と上表面に隣接する位置に壁面が設けられ、且つ、各壁面とその対応する各低段部間に空間が形成されると共に、各可動ハンドルが該座体の該低段部のうちの１つに軸着された軸ホルダと、該軸ホルダから延伸された握持部を含み、該握持部が該軸ホルダを介して該座体の上表面から使用位置へ、及び、該座体の該上表面に重なる収納位置へと回転可能である、ことを特徴とするゲームコントローラ。
7. さらに、２つの座体位置決め部と２つのハンドル位置決め部を含み、各座体位置決め部が該座体の各可動ハンドルに対応する位置に形成され、各ハンドル位置決め部が各可動ハンドルに組み込まれ、対応する該座体位置決め部に選択的に嵌合される、ことを特徴とする請求項６に記載のゲームコントローラ。
8. 各壁面が反った表面から成り、各可動ハンドルの該軸ホルダが該座体の対応する空間に合う形状に形成された、ことを特徴とする請求項６に記載のゲームコントローラ。
9. 各壁面が反った表面から成り、各可動ハンドルの該軸ホルダが該座体の対応する空間に合う形状に形成され、各座体位置決め部が複数の刻みを含み、該刻みが相互間に間隔をおいて該座体の各壁面上部に形成され、各ハンドル位置決め部が各可動ハンドルの該軸ホルダに組み込まれ、各ハンドル位置決め部が、該軸ホルダから一部が露出されたボタンと、該ボタン上に形成され、該軸ホルダから該刻みを隔てる間隔部分へと延伸される位置決め突起と、該ボタンを付勢する圧縮バネとを含む、ことを特徴とする請求項６に記載のゲームコントローラ。

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