JP2007068591A - 浴槽装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】香り成分を浴槽水に溶解し、溶解した香り成分を気泡内に揮発させ、水面での気泡の破裂により香りを放出、拡散させるので、浴槽水は略一定量であり、浴槽水は略一定温度であるために香り成分の浴槽水への溶解をコントロールできるものであり、その結果、香りのコントロールを容易にできる浴槽装置を提供することをその課題とする。
【解決手段】浴槽水2中に香り成分4を溶解せしめる香り成分溶解装置3を浴槽本体1に設けると共に浴槽水2中に直径が0.1マイクロメートル〜100マイクロメートルの微細気泡11を噴出する微細気泡発生装置9を浴槽本体1に設けてなる浴槽装置である。
【選択図】図2
【解決手段】浴槽水2中に香り成分4を溶解せしめる香り成分溶解装置3を浴槽本体1に設けると共に浴槽水2中に直径が0.1マイクロメートル〜100マイクロメートルの微細気泡11を噴出する微細気泡発生装置9を浴槽本体1に設けてなる浴槽装置である。
【選択図】図2
Description
本発明は香り成分を効率良く浴槽水中より放出、拡散させる浴槽装置に関するものである。さらに詳しくは、微細気泡の特性である比表面積の大きさから香り成分は浴槽水中において微細気泡内のガス分圧に応じて微細気泡内に効率良く揮発していき、微細気泡が浴槽水面に浮上到達し、破裂し、香りを放出、拡散させる浴槽装置に関するものである。
従来、浴槽装置として、特許文献1に示す如く、浴槽水に空気を吸い込ませつつ浴槽水内に気泡水として噴出させ、その空気に香り成分を混合した気泡発生装置を備えた浴槽装置は知られている。この従来の浴槽装置は、まず空気に香り成分を混合し、この香り成分を混合した空気を気泡として浴槽水内に噴出せしめるものである。そしてこの気泡が浮上し水面で破裂することにより香りを発散するものである。
特開2000−288054号公報 (図1及び要約)
上記特許文献1における浴槽装置は、空気に香り成分を混合し、この香り成分を混合した空気を気泡として浴槽水内に噴出せしめるために、香りのコントロールが困難なものである。即ち、空気の温度、乾燥度合等により香り成分の蒸散が異なり、香りの強弱が生じ、コントロールが困難なものである。本発明は、香り成分を浴槽水中に溶解し、微細気泡の高い界面吸着性によりにより微細気泡内に香り成分を取り込むもので、香りのコントロールが容易に行える浴槽装置を提供するものである。
上記課題を解決するために、本発明に係る浴槽装置は、請求項1に記載した如く、浴槽水中に香り成分を溶解せしめる香り成分溶解装置を浴槽本体に設けると共に浴槽水中に直径が0.1マイクロメートル〜100マイクロメートルの微細気泡を噴出する微細気泡発生装置を浴槽本体に設けてなるものである。
請求項1に記載の浴槽装置は、浴槽水中に香り成分を溶解せしめる香り成分溶解装置を浴槽本体に設けると共に浴槽水中に直径が0.1マイクロメートル〜100マイクロメートルの微細気泡を噴出する微細気泡発生装置を浴槽本体に設けてなるために、略一定の温度で略一定量の浴槽水中に香り成分を溶解させることを容易にコントロールすることができ、微細気泡により香りの強弱がコントロールされるものである。
微細気泡の直径が0.1マイクロメートル〜100マイクロメートルであるのは最適の微細気泡の大きさを現したもので、下限を下回る直径の微細気泡では微細気泡自体が潰れてしまうものがあり、上限を上回る直径の微細気泡では浴槽水中に留まる時間が少なく水面に速く浮上し破裂するために香りを発散させる効果が充分なものでなくなるものである。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して、詳細に説明する。図1は本発明の浴槽装置の実施例を示す説明図であり、1は浴槽本体、2は浴槽水、3は香り成分溶解装置、4は香り成分、5は香り成分保持部、6は吸い込み口、7は循環ポンプ、8は気液溶解タンク、9は微細気泡発生装置、10は微細気泡発生ノズル、11は微細気泡である。
浴槽本体1には香り成分溶解装置3と微細気泡発生装置9が設けられている。香り成分溶解装置3は香り成分4を香り成分保持部5に保持し、香り成分保持部5は浴槽水2中に位置し、香り成分4を浴槽水2内に溶解するものである。微細気泡発生装置9は浴槽本体1の吸い込み口6から循環ポンプ7により吸い込んだ浴槽水2を気液溶解タンク8に導き、微細気泡発生ノズル10より浴槽水2中に微細気泡11を噴出するものである。
矢印12は浴槽水2の流れを示すものであり、13は吸気弁、14は気体抜き弁である。気液溶解タンク8は吸気弁13より吸気した空気を浴槽水2に加圧して溶解させるもので、溶解させたものを微細気泡発生ノズル10より浴槽水2中に噴出すると減圧されたことになり、溶解した空気が微細気泡11となって噴出する。
微細気泡11はその直径が0.1マイクロメートル〜100マイクロメートルの大きさであるのが適したものである。即ち、その直径が0.1マイクロメートルを下回る場合には微細気泡自体が浴槽水2中で潰れてしまうものがあり、不適切である。又、その直径が100マイクロメートルを上回る場合には微細気泡が浴槽水2中に留まる時間が少なく水面15に速く浮上し破裂するために香りを発散させる効果が充分でないからである。
微細気泡11は浴槽水2中で溶解した香り成分4と接触し微細気泡11内のガス分圧に応じて香り成分4は微細気泡11内に揮発していく。この場合、微細気泡11は微細であるため比表面積が大きく、気液界面の面積が増大し、香り成分4の微細気泡11内への揮発効果も高くなる。
図2は香り成分4が微細気泡11内へ取り込まれ、水面15に浮上し、破裂して香りを放出する状態を示したものである。微細気泡11は浴槽水2中に滞留する時間が長く、香りの持続性に優れているものである。香り成分4は、レモン、ハーブ、ラベンダーなど従来から知られたものが使用可能であり、使用に際しては水溶性高分子により固形状にしてもよく、界面活性剤を使用して水に溶解性の液状にしてもよいものである。香り成分溶解装置3は微細気泡発生ノズル10前方に設けられるのが微細気泡11の撹拌効果を利用出来る点で望ましいものであるが特に限定されるものではない。
1 浴槽本体
2 浴槽水
3 香り成分溶解装置
4 香り成分
5 香り成分保持部
6 吸い込み口
7 循環ポンプ
8 気液溶解タンク
9 微細気泡発生装置
10 微細気泡発生ノズル
11 微細気泡
12 矢印
13 吸気弁
14 気体抜き弁
15 水面
2 浴槽水
3 香り成分溶解装置
4 香り成分
5 香り成分保持部
6 吸い込み口
7 循環ポンプ
8 気液溶解タンク
9 微細気泡発生装置
10 微細気泡発生ノズル
11 微細気泡
12 矢印
13 吸気弁
14 気体抜き弁
15 水面
Claims (1)
- 浴槽水中に香り成分を溶解せしめる香り成分溶解装置を浴槽本体に設けると共に浴槽水中に直径が0.1マイクロメートル〜100マイクロメートルの微細気泡を噴出する微細気泡発生装置を浴槽本体に設けてなる浴槽装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005255852A JP2007068591A (ja) | 2005-09-05 | 2005-09-05 | 浴槽装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005255852A JP2007068591A (ja) | 2005-09-05 | 2005-09-05 | 浴槽装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007068591A true JP2007068591A (ja) | 2007-03-22 |
Family
ID=37930590
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005255852A Pending JP2007068591A (ja) | 2005-09-05 | 2005-09-05 | 浴槽装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007068591A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013154342A (ja) * | 2012-01-05 | 2013-08-15 | Idec Corp | 香り付与液生成装置、香り付与液生成方法、香り付与液、アルコール飲料および物質付与液生成装置 |
CN105615730A (zh) * | 2014-11-03 | 2016-06-01 | 上海百芬环境科技有限公司 | 香氛浴缸 |
-
2005
- 2005-09-05 JP JP2005255852A patent/JP2007068591A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2013154342A (ja) * | 2012-01-05 | 2013-08-15 | Idec Corp | 香り付与液生成装置、香り付与液生成方法、香り付与液、アルコール飲料および物質付与液生成装置 |
CN105615730A (zh) * | 2014-11-03 | 2016-06-01 | 上海百芬环境科技有限公司 | 香氛浴缸 |
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