JP2007065780A - ストレージシステム及びストレージ装置 - Google Patents

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政巳 森
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雅史 湯川
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Abstract

【課題】操作性を向上させて、ファイルを簡易に管理させ得るストレージシステムを提案する。
【解決手段】上位装置と、上位装置から送信されるファイルを記憶するための第1のボリューム及び第2のボリュームを有するストレージ装置とからなるストレージシステムであって、上位装置は、第1のボリュームの第1のディレクトリの内容と、第2のボリュームの第1のディレクトリに対応する第2のディレクトリの内容とを表示する表示部と、表示部に表示された第1のディレクトリの内容と、第2のディレクトリの内容とを切り替える切替部とを備え、ストレージ装置は、第1のボリュームのルートディレクトリから第1のディレクトリへの移動経路が記憶されたテーブルに従って、第2のディレクトリを検索する検索部と、検索部により検索された第2のディレクトリの内容を上位装置に送信する送信部とを備えるようにした。
【選択図】図14

Description

本発明は、ストレージシステム及びストレージ装置に関し、特にスナップショットやボリューム複製等の機能が搭載されたストレージ装置を含んで構成されたストレージシステムに適用して好適なものである。
従来、データバックアップ等のために、ある時点でのプライマリボリュームのイメージを非常に短い時間でサブボリュームに保存するスナップショットや、プライマリボリュームのすべてのファイルデータをコピーして、サブボリュームに保存するボリューム複製等の機能が広く知られている。
例えば、このようなスナップショットを用いたディスクアレイ装置として、ある時点でのプライマリボリュームのスナップショットイメージをサブボリュームに保存し、このスナップショットイメージを保存した時点以降の更新データを他のボリュームに保存して、当該スナップショットイメージ及び更新データに基づいて、指定されたスナップショットイメージを読み出すディスクアレイ装置が提案されている(特許文献1参照)。
特開2002−278819号公報
ところで、従来のディスクアレイ装置では、サブボリュームについてはプライマリボリュームとは別のボリュームとしてのみアクセス可能となっているため、ユーザがプライマリボリュームの特定のファイルをサブボリュームから検知するのに煩雑な操作や膨大な検索時間が必要となるといった問題がある。
また、プライマリボリュームの特定のディレクトリ内の下位ディレクトリ及びファイルデータと、サブボリュームにおける、プライマリボリュームと同一のディレクトリ内の下位ディレクトリ及びファイルデータとを比較して、当該下位ディレクトリ及びファイルデータが更新されているか否かをユーザが一見して区別することが困難であるといった問題が生じている。
そして、近年では、ディスクアレイ装置の大容量化や、コンプライアンス規制等のため、当該ディスクアレイ装置に蓄積されるファイルデータについては増加の一途をたどることとなり、ファイルデータの管理がますます困難になりつつある。
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、操作性を向上させて、ファイルを簡易に管理させ得るストレージシステム及びストレージ装置を提案する。
かかる課題を解決するため本発明においては、上位装置と、前記上位装置から送信されるファイルを記憶するための第1のボリューム及び第2のボリュームを有するストレージ装置とからなるストレージシステムであって、前記上位装置は、前記第1のボリュームの第1のディレクトリの内容と、前記第2のボリュームの前記第1のディレクトリに対応する第2のディレクトリの内容とを表示する表示部と、前記表示部に表示された前記第1のディレクトリの内容と、前記第2のディレクトリの内容とを切り替える切替部とを備え、前記ストレージ装置は、前記第1のボリュームのルートディレクトリから前記第1のディレクトリへの移動経路が記憶されたテーブルに従って、前記第2のディレクトリを検索する検索部と、前記検索部により検索された前記第2のディレクトリの内容を前記上位装置に送信する送信部とを備えるようにした。
従って、切替部を切り替えるだけで、第1のボリューム及び第2のボリュームの類似性を利用して、第1のボリュームの第1のディレクトリの内容と、第2のボリュームの第2のディレクトリ内容とを切り替えて表示することができるため、第1のボリュームの第1のディレクトリの特定の内容を、第2のボリュームの第2のディレクトリの内容から容易にユーザに検知させることができる。
また、本発明においては、上位装置から送信されるファイルを記憶するための第1のボリューム及び第2のボリュームを有するストレージ装置であって、前記第1のボリュームのルートディレクトリから前記第1のディレクトリへの移動経路が記憶されたテーブルに従って、前記第2のディレクトリを検索する検索部と、前記検索部により検索された前記第2のディレクトリの内容を前記上位装置に送信する送信部とを備えるようにした。
従って、切替部を切り替えるだけで、第1のボリューム及び第2のボリュームの類似性を利用して、第1のボリュームの第1のディレクトリの内容と、第2のボリュームの第2のディレクトリ内容とを切り替えて表示することができるため、第1のボリュームの第1のディレクトリの特定の内容を、第2のボリュームの第2のディレクトリの内容から容易にユーザに検知させることができる。
さらに、本発明においては、上位装置と、前記上位装置から送信されるファイルを記憶するための第1のボリューム及び第2のボリュームを有するストレージ装置とからなるストレージシステムであって、前記上位装置は、前記第1のボリュームにおける第1のディレクトリの1階層下位の第2のディレクトリ及び又は第1のファイル、又は、前記第2のボリュームにおける前記第1のディレクトリに対応する第3のディレクトリの1階層下位の第4のディレクトリ及び又は第2のファイルを表示する表示部と、前記第1のディレクトリの1階層下位の前記第2のディレクトリ及び又は前記第1のファイルから、前記第3のディレクトリの1階層下位の前記第4のディレクトリ及び又は前記第2のファイルに表示を切り替えるために、前記表示部に表示された切替部とを備え、前記ストレージ装置は、前記第1のボリュームにおける前記ファイルに対応するファイルノード及び前記ディレクトリに対応するディレクトリノードをそれぞれツリー状に階層化した第1のノードツリー、並びに前記第2のボリュームにおける前記ファイルノード及び前記ディレクトリノードをそれぞれツリー状に階層化した第2のノードツリーを管理する管理部と、第1のノードツリーの第1のルートノードから、前記第1のディレクトリノードまでの、各階層における移動経路のディレクトリノードをそれぞれ記憶する移動経路記憶部と、外部操作により前記表示部に表示されている前記切替部が切り替えられたときに、前記移動経路記憶部に記憶されたディレクトリノードに従って、前記第3のディレクトリノードを第2のノードツリーから検索し、前記第3のディレクトリノードの1階層下位の第4のディレクトリノード及び又は第2のファイルノードを、前記上位装置に送信するように制御する制御部とを備えるようにした。
従って、切替部を切り替えるだけで、第1のボリューム及び第2のボリュームの類似性を利用して、第1のボリュームの第1のディレクトリの内容と、第2のボリュームの第2のディレクトリ内容とを切り替えて表示することができるため、第1のボリュームの第1のディレクトリの特定の内容を、第2のボリュームの第2のディレクトリの内容から容易にユーザに検知させることができる。
本発明によれば、切替部を切り替えるだけで、第1のボリューム及び第2のボリュームの類似性を利用して、第1のボリュームの第1のディレクトリの内容と、第2のボリュームの第2のディレクトリ内容とを切り替えて表示することができるため、第1のボリュームの第1のディレクトリの特定の内容を、第2のボリュームの第2のディレクトリの内容から容易にユーザに検知させることができ、操作性を向上させて、ファイルを簡易に管理させ得るストレージシステム及びストレージ装置を実現できる。
以下図面について、本発明の一実施の形態を詳述する。
(1)第1の実施の形態
(1−1)ストレージシステムの外観構成
図1は、本実施の形態におけるストレージシステム1の外観構成を示しており、複数の情報処理装置2がLAN(Local Area Network)やWAN(World Area Network)等のネットワークケーブル3を介して、ディスクアレイ装置4に接続されることにより構成されている。
このディスクアレイ装置4のフレームラック5には、その内側に、上下方向に所定間隔で複数段にわたってマウントフレーム6が形成されており、当該マウントフレーム6に沿ってディスクアレイ装置4を構成する基本筺体7及び増設筺体8が当該間隔の空間に嵌め込まれるようにして引き出し式に装着されている。
基本筺体7は、フレームラック5の最下段に配置されており、図1(A)に示すように、その正面側上段に、ハードディスクドライブ(Hard Disk Drive)30(図2)が装填された複数のハードディスクドライブユニット9が左右方向に並べて装着されている。
また、基本筺体7には、図1(B)に示すように、背面側下段の右側に、このディスクアレイ装置4を制御する複数のディスクコントローラ10が装着されている。そして、このストレージシステム1は、複数の情報処理装置2がネットワークケーブル3を介してディスクコントローラ10と接続されている。
さらに、基本筺体7には、背面側上段の左右両側に、バックエンドスイッチ11が装着されている。そして、このディスクアレイ装置4では、複数のディスクコントローラ10がファイバチャネル(Fibre Channel)等の所定の通信インタフェースの接続ケーブル12を介してバックエンドスイッチ11に接続されており、当該バックエンドスイッチ11がハードディスクドライブユニット9に内部的に接続されている。
さらに、基本筺体7には、背面側上段の中央に、複数の空冷式の冷却ファン13が装着されており、当該基本筺体内7に空気を流入させることでハードディスクドライブユニット9等から発生する熱を基本筺体7から排出するようになされている。
一方、増設筺体8は、基本筺体7の上段に配置されており、図1(A)のようにその正面側に、上述の基本筺体7と同様に複数のディスクドライブユニット9が左右方向に並べて装着されている。
また、増設筺体8には、図1(B)のように背面側左右両側に、上述の基本筺体7と同様にバックエンドスイッチ11が装着されている。そして、このディスクアレイ装置4では、基本筺体7のバックエンドスイッチ11が接続ケーブル12を介して増設筺体8のバックエンドスイッチ11に接続されており、当該バックエンドスイッチ11がハードディスクドライブユニット9に内部的に接続されている。
さらに、増設筺体8には、背面側の中央に、上述の基本筺体7と同様に複数の空冷式の冷却ファン13が装着されている。
なお、ディスクアレイ装置4では、増設筺体8を2つ以上装着する場合には、増設筺体8のバックエンドスイッチ11が接続ケーブル12を介して一段上段の増設筺体8のバックエンドスイッチ11に接続される。このようにディスクアレイ装置4では、基本筺体7と、複数の増設筺体8とが直列に接続されることにより構成されている。
またなお、本実施の形態においては、ディスクアレイ装置4の信頼性を確保するために、基本筺体7のディスクコントローラ10、バックエンドスイッチ11及び冷却ファン13、並びに増設筺体8のバックエンドスイッチ11及び冷却ファン13を二重化して冗長に設けた場合について述べたが、これらを1つずつ設けるようにしても良く、2つ以上設けるようにしても良い。
(1−2)ストレージシステムの内部構成
次に、このストレージシステム1の内部構成について説明する。図2は、ストレージシステム1の内部構成を示しており、複数の情報処理装置2がLANやWAN等のネットワーク20を介して、ディスクアレイ装置4に接続されることにより構成されている。
図3は、情報処理装置2の具体的構成を示している。この情報処理装置2は、パーソナルコンピュータ、ワークステーション、メインフレームコンピュータ等でなる上位装置として構成されている。かかる情報処理装置2は、CPU(Central Processing Unit)21と、各種プログラムが格納されたROM(Read Only Memory)22と、CPU20のワークメモリとしてのRAM(Random Access Memory)23と、各種アプリケーションソフトウェア等が格納されたハードディスク部24と、外部インタフェース部25と、ネットワーク制御部26とがバスライン27を介して接続されて構成されている。
また外部インタフェース部25には、キーボード及びポインティングデバイス等でなる操作部28や表示部29等が接続されている。
かかる情報処理装置2のCPU21は、例えば、ROM23や、ハードディスク部24に格納されている各種制御プログラムや各種アプリケーションソフトウェア、オペレーションシステム、後述する表示ウインドウW1の制御用プログラム等をRAM22に展開する。
そして情報処理装置2のCPU21は、RAM22に展開されたアプリケーションソフトウェアやオペレーティングシステム、制御用プログラムを実行することで各種処理が行われる。すなわち、情報処理装置2のCPU21は、例えば、ユーザによる操作部28の操作に応じて、書込み要求及び書込み対象のファイルデータをディスクアレイ装置4に送信し、又は読出し要求をディスクアレイ装置4に送信して、当該ディスクアレイ装置4から読出し対象のファイルデータを受信するようになされている。この場合、情報処理装置2は、ファイルレベルのアクセス要求(書込み要求又は読出し要求)、並びに書込み要求及び書込み対象のファイルデータを送受信するようになされている。
また情報処理装置2のCPU21は、ユーザによる操作部28の操作に応じて後述するディレクトリファイル表示ウインドウW1や、当該ディレクトリ内の1階層下位ディレクトリやファイル等を各種GUI(Graphical User Interface)により、表示部29に表示させる。
ディスクアレイ装置4は、上述したように基本筺体7と複数の増設筺体8とが直列に接続されることにより構成されている。この基本筺体7は、上述したように複数のディスクコントローラ10と、複数のバックエンドスイッチ11と、複数のハードディスクドライブ30とを備えて構成されている。
各ディスクコントローラ10は、CPU31と、メモリ32と、キャッシュメモリ33と、共用メモリ34と、複数のチャネル制御部35と、複数のディスク制御部36と、データコントローラ37とを備えている。
データコントローラ37は、例えば、高速スイッチングによりデータ伝送を行うクロスバススイッチなどのスイッチ又はバス等で構成されており、CPU31、キャッシュメモリ33、共用メモリ34、チャネル制御部35及びディスク制御部36と接続されている。
このデータコントローラ37は、CPU31、キャッシュメモリ33、共用メモリ34、チャネル制御部35及びディスク制御部36の間でアクセス要求及びファイルデータを転送する。また、データコントローラ37は、他方のデータコントローラ37と通信可能に接続されており、当該他方のデータコントローラ37との間でアクセス要求及びファイルデータを送受信するようになされている。
チャネル制御部35は、例えば、それぞれマイクロプロセッサ(図示せず)、内部メモリ(図示せず)及び通信インタフェース等を備えたマイクロコンピュータシステムとして構成されており、それぞれを識別するためのネットワークアドレス(例えば、MAC(Media Access Control)アドレスやWWN(World Wide Name)、IP(Internet Protocol)アドレス)等が割り当てられている。なお、各チャネル制御部35は、複数の情報処理装置2が存在する場合には、各情報処理装置2からのアクセス要求をそれぞれ個別に受け付ける。
このチャネル制御部35は、情報処理装置2から送信されたアクセス要求を共有メモリ34に転送して、当該共有メモリ34に格納させると共に、情報処理装置2から送信された書込み対象のファイルデータをキャッシュメモリ33に転送して、当該キャッシュメモリ33に格納させる。また、チャネル制御部35は、キャッシュメモリ33に格納された読出し対象のファイルデータを読み出して情報処理装置2に送信する。
キャッシュメモリ33及び共有メモリ34は、CPU31、チャネル制御部35及びディスク制御部36により共有される記憶メモリである。
キャッシュメモリ33は、主に書込み対象のファイルデータや読出し対象のファイルデータを一時的に記憶するためのデータ記憶領域を有している。
共有メモリ34は、主にアクセス要求を一時的に記憶するためのアクセス要求記憶領域と、ハードディスクドライブ30に記憶された書込み対象のファイルデータや読出し対象のファイルデータを管理するための管理情報及びプログラム等が使用する制御情報を記憶するための制御情報格納領域とを有している。
メモリ32は、CPU31が使用する記憶メモリであり、例えば、ディスクコントローラ10をNAS(Network Attached Storage)コントローラとして制御するためのNAS制御情報とを記憶するための制御情報記憶領域を有している。
そして、ディスクアレイ装置4のCPU31は、メモリ32に記憶されたNAS制御情報に従って、ディスクコントローラ10をNASコントローラとして制御するようになされており、例えば、共有メモリ34に格納されたファイルレベルのアクセス要求をブロックレベルのアクセス要求に変換する。
また、ディスクアレイ装置4のCPU31は、例えば、キャッシュメモリ33に格納されたファイルレベルの書込み対象のファイルデータをブロックレベルの書込み対象のファイルデータに変換する。
さらに、ディスクアレイ装置4のCPU31は、キャッシュメモリ33に格納されたブロックレベルの読出し対象のファイルデータをファイルレベルの読出し対象のファイルデータに変換する。
ディスク制御部36は、例えば、それぞれマイクロプロセッサ(図示せず)や内部メモリ(図示せず)等を備えたマイクロコンピュータシステムとして構成されており、共有メモリ34に格納されたアクセス要求に従って、ハードディスクドライブ30へのファイルデータの書き込みや、ハードディスクドライブ30からファイルデータの読み出し等の処理を実行させる。
この場合、ディスク制御部36は、ハードディスクドライブ30をいわゆるRAID(Redundant Array of Inexpensive Disks)方式により規定されるRAIDレベル(例えばRAID1,RAID5等)で制御するようになされている。
バックエンドスイッチ11は、ディスク制御部36からのブロックレベルのアクセス要求や書き込み対象のファイルデータ、読出し対象のファイルデータ等を、目的のハードディスクドライブ30へ中継するためのデータ転送経路の切替を行う。また、バックエンドスイッチ11は、その内部に、I/Fプロトコル制御部38を設けるようにしても良い。このI/Fプロトコル制御部38は、必要な場合に各ハードディスクドライブ30がサポートするI/Fプロトコル等への変換等を行うことができるようになされている。
ハードディスクドライブ30は、例えば、アレイ状に配列されたATA(Advanced Technology Attachment)ハードディスクドライブ、SATA(Serial-ATA)ハードディスクドライブ、SCSI(Small Computer System Interface)ハードディスクドライブ、SAS(Serial Attached SCSI)ハードディスクドライブ、ファイバチャネルハードディスクドライブ等により構成されている。
そして、ストレーレジシステム1では、これらハードディスクドライブ30を複数組み合わせることで、RAID方式で運用されるグループ(RAIDグループやロジカルユニット(Logical Unit:LU)等)が構成され、この前記グループにより提供される記憶領域上に1つまたは複数の論理ボリューム(以下、これを論理ボリュームと呼ぶ)を設定することができるようになされている。そしてファイルデータは、この論理ボリュームに記憶されるようになされている。
なお、本実施の形態においては、ハードディスクドライブ30を搭載した場合について述べたが、本発明はこれに限らず、光ディスク、磁気テープ及び半導体メモリ等のこの他種々の記録媒体を搭載するようにしても良い。また、本実施の形態においては、筐体内のすべてのハードディスクドライブ30を同一のハードディスクドライブにしても良く、又はSATAハードディスクドライブ及びSCSIハードディスクドライブを同数搭載する等、ハードディスクドライブを混在するようにしても良い。
さらに、本実施の形態においては、ディスクアレイ装置4の信頼性を確保するために、チャネル制御部35、ディスク制御部36を二重化して冗長に設けた場合について述べたが、本発明はこれに限らず、これらを1つずつ設けるようにしても良く、2つ以上設けるようにしても良い。
さらに、本実施の形態においては、チャネル制御部35及びディスク制御部36をマイクロコンピュータ構成とした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、CPUの機能を拡張させる半導体基板等で構成された拡張ボード構成であっても良い。
(1−3)情報処理装置2における表示切替
次に、スナップショット処理における複製元となる論理ボリューム(以下、これをプライマリボリュームと呼ぶ)VOLPのある特定のディレクトリと、スナップショット処理により作成された論理ボリューム(以下、これをサブボリュームと呼ぶ)VOLSにおけるプライマリボリュームVOLPと対応するディレクトリとの表示を切り替える表示切替について説明する。
この場合、情報処理装置2のCPU21は、例えば、図4に示すようなプライマリボリュームVOLPのディレクトリD11の表示ウインドウW1を表示部29に表示させる。
この表示ウインドウW1には、ディレクトリD11の1階層下位のディレクトリ及び又はファイルを表示するための下位情報表示部40と、プライマリボリュームVOLPを選択するためのレセントタグ41(Recent)及びサブボリュームVOLSを選択するためのスナップショットタグ42(SNAP-1)を有するディレクトリ切替部43が表示されている。この場合、図4では、レセントタグ41が選択されており、下位情報表示部40には、ファイルF111'、F112、F114及びディレクトリD111'、D112、D114が表示されている。
そして、情報処理装置2のCPU21は、ユーザによる操作部28の操作によって、スナップショットタグ42が選択されると、図5に示すように、プライマリボリュームVOLPのディレクトリD11から、サブボリュームVOLSのディレクトリD11に表示を切り替える。
この場合、表示ウインドウW1では、スナップショットタグ42が選択されており、下位情報表示部40には、ファイルF111、F112、F113及びディレクトリD111、D112、D113が表示されている。
ここで、情報処理装置2のCPU21は、図4及び図5からも明らかなように、ユーザがプライマリボリュームVOLPのディレクトリD11と、サブボリュームVOLSのディレクトリD11との混同を防止するために、プライマリボリュームVOLPのディレクトリD11と、サブボリュームVOLSのディレクトリD11とで、ディレクトリ及び又はファイルの色を変更して表示するようになされている。
このようにストレージシステム1では、ユーザによる操作部28の操作によって、ディレクトリ切替部43のレセントタグ41とスナップショットタグ42とを切り替えるだけで、プライマリボリュームVOLPのノードツリーリストPNL及びサブボリュームVOLSのノードツリーSNLの類似性を利用して、プライマリボリュームVOLPのディレクトリD11の1階層下位のディレクトリ及び又はファイルと、サブボリュームVOLSのディレクトリD11の1階層下位のディレクトリ及び又はファイルとを切り替えて表示することができるため、プライマリボリュームVOLPにおけるディレクトリD11の1階層下位の特定のディレクトリ及び又はファイルを、対応するサブボリュームVOLSにおけるディレクトリD11の1階層下位のディレクトリ及び又はファイルから容易にユーザに検知させることができる。
また、ストレージシステム1では、ユーザによる操作部28の操作によって、ディレクトリ切替部43のレセントタグ41とスナップショットタグ42を切り替えるだけで、プライマリボリュームVOLPにおけるディレクトリD11の1階層下位のディレクトリ及び又はファイルと、サブボリュームVOLSにおけるディレクトリD11の1階層下位のディレクトリ及び又はファイルとをユーザに比較させることができるため、当該ディレクトリ及び又はファイルがどのような状態となっているかをユーザに容易に区別させることができる。
実際上、プライマリボリュームVOLPのディレクトリD11では、スナップショット処理時から、ファイルF111がファイルF111'に更新され、ディレクトリD111がディレクトリD111'に更新されていることを容易に確認することができ、ファイルF112及びディレクトリD112が更新されていないことを容易に確認することができ、ファイルF113及びディレクトリD113が削除されていることを容易に確認することができ、ファイルF114及びディレクトリD114が新規作成されていることを容易に確認することができる。
なお、本実施の形態においては、プライマリボリュームVOLPのディレクトリD11と、サブボリュームVOLSのディレクトリD11とで、ディレクトリ及びファイルの色を変更して表示した場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えば、プライマリボリュームVOLPとサブボリュームVOLSとで下位情報表示部40の色を変更する等の識別手段を有するようにすれば良く、この他種々の形態に適用することができる。
またなお、情報処理装置2のCPU21は、この後、ユーザによる操作部28の操作によってレセントタグ41が選択されると、再び、図5に示すサブボリュームVOLSのディレクトリD11から、図4に示すプライマリボリュームVOLPのディレクトリD11に切り替えることができるようになされている。
(1−4)表示制御処理
次に、プライマリボリュームVOLPのある特定のディレクトリと、サブボリュームVOLSにおけるプライマリボリュームVOLPと対応するディレクトリとを情報処理装置2の表示部29に切り替えて表示するための制御を行う表示制御処理について説明する。
(1−4−1)ノードツリーリスト
図6は、初期時におけるプライマリボリュームVOLPのノードツリーリストPNLを示している。このプライマリボリュームVOLPのノードツリーリストPNLは、ディレクトリ及びファイルを管理するためのノードがツリー状に階層化されて構成されている。
一般的に、ノードには、ファイル名、物理ディスクアドレス、ファイルタイプ、ファイルサイズ、パーミッション、作成日時及び修正日時等の情報が格納されている。また、ノードには、1階層上位のノードの物理ディスクアドレスを把握するための情報を有している。さらに、ノードには、ディレクトリノード及びファイルノードの2種類のノードがある。ディレクトリノードは、下位のノードを持つことができるようになされている。また、ファイルノードは、下位のノードを持つことができないようになされている。
これら1つ1つのノードのつながりを図解化すると、図6に示すようなノードツリーリストが形成されることとなり、その始まりとなる最初のノードをルートノードと呼ぶ。なお、ルートノードは、通常、1つの論理ボリュームに対して、1つとなっている。
そして、フォーマット直後の論理ボリュームでは、ルートノードのみが存在し、ディレクトリやファイルを作成するたびにノードが追加される一方、ディレクトリやファイルが削除されたときには、ノードも削除されるようになされている。
この場合、プライマリボリュームVOLPのノードツリーリストPNLは、ルートノードPRTが設定されている。このプライマリボリュームVOLPのルートノードPRTの1階層下位には、ディレクトリノードDN1及びディレクトリノードDN2が接続されている。また、ディレクトリノードDN1の1階層下位には、ディレクトリノードDN11及びディレクトリノードDN12が接続されている。さらに、ディレクトリノードDN11の1階層下位には、ファイルノードFN111、ファイルノードFN112、ファイルノードFN113、ディレクトリノードDN111、ディレクトリノードDN112及びディレクトリノードDN113が接続されている。
また、ディレクトリノードDN2には、ディレクトリノードDN21が接続されている。また、ディレクトリノードDN21には、ディレクトリノードDN211が接続されている。さらに、ディレクトリノードDN211には、ファイルノードDN2111が接続されている。
一方、図7は、スナップショット処理を実行したときのサブボリュームVOLSのノードツリーリストSNLを示している。このサブボリュームVOLSのノードツリーリストSNLは、ルートノードSRTが設定されており、このサブボリュームVOLSのルートノードSRTの1階層下位については、図6におけるプライマリボリュームVOLPのノードツリーリストPNLが複製されたものとなっている。
(1−4−2)移動経路記憶処理
次に、ディレクトリ移動時における移動経路記憶処理について説明する。図8(A)は、初期時におけるディレクトリ移動時の移動経路を記憶するための移動経路記憶テーブルMTを示している。この場合、ディスクアレイ装置4のCPU31は、例えば、情報処理装置2からプライマリボリュームVOLPのディレクトリD11のノード情報要求を受信すると、上述の図6に示したようなプライマリボリュームVOLPのノードツリーリストPNLをハードディスクドライブ30から読み出し、プライマリボリュームVOLPの現在のノードの位置を表すノードポインタNPをプライマリボリュームVOLPにおけるノードツリーリストPNLのルートノードPRTに移動させる(図6の(M1))。
このとき、ディスクアレイ装置4のCPU31は、図8(B)に示すように、現在ノードポインタNPがポイントされているノード、すなわちルートノードPRTを、メモリ32内の移動経路記憶テーブルMTの第0階層領域に記憶させる。
また、ディスクアレイ装置4のCPU31は、プライマリボリュームVOLPのノードツリーリストPNLを検索し、目的のディレクトリノードへノードポインタNPを移動させる。すなわち、ディスクアレイ装置4のCPU31は、ルートノードPRTを移動経路記憶テーブルMTに記憶させると、ノードポインタNPを、ルートノードPRTから、ディレクトリノードDN1を通過して(図6の(M2))、ディレクトリノードDN11に移動させる(図6の(M3))。
このとき、ディスクアレイ装置4のCPU31は、図8(C)に示すように、通過したディレクトリノードDN1を移動経路記憶テーブルMTの第1階層領域に記憶させる。また、ディスクアレイ装置4のCPU31は、図8(D)に示すように、現在ノードポインタNPがポイントされているディレクトリノードDN11を移動経路記憶テーブルMTの第2階層領域に記憶させる。
さらに、ディスクアレイ装置4のCPU31は、例えば、ユーザによる操作部28の操作によって、情報処理装置2からプライマリボリュームVOLPのディレクトリD113のノード情報要求を受信すると、ノードポインタNPをディレクトリノードDN11からディレクトリノードDN113に移動させる(図6の(M4))。ここで、ノード情報とは、ディレクトリノード及び又はファイルノードを指している。このとき、ディスクアレイ装置4のCPU31は、図8(E)に示すように、現在ノードポインタNPがポイントされているディレクトリノードDN113を移動経路記憶テーブルMTの第3階層領域に記憶させる。
さらに、ディスクアレイ装置4のCPU31は、この後、例えば、ユーザによる操作部28の操作によって、情報処理装置2からプライマリボリュームVOLPのディレクトリD11のノード情報要求を受信すると、ノードポインタNPをディレクトリノードDN113からディレクトリノードDN11に移動させる(図6の(M3))。このとき、ディスクアレイ装置4のCPU31は、図8(F)に示すように、第3階層領域に記憶されていたディレクトリノードDN113を削除するようになされている。
(1−4−3)表示制御処理手順
図9及び図10は、ユーザによる操作部28の操作によって、プライマリボリュームVOLPのある特定のディレクトリと、サブボリュームVOLSにおけるプライマリボリュームVOLPと対応するディレクトリとを情報処理装置2の表示部29に切り替えて表示するための制御を行う表示制御処理の具体的な処理手順を示したフローチャートである。
情報処理装置2のCPU21及びディスクアレイ装置4のCPU31は、初期時、図9及び図10に示す第1の表示制御処理手順RT1に従って、例えば、プライマリボリュームVOLPへのアクセス要求をディスクアレイ装置4に送信する(SP1)。
ディスクアレイ装置4のCPU31は、情報処理装置2からプライマリボリュームVOLPへのアクセス要求を受信すると、当該アクセス要求を送信した情報処理装置2がプライマリボリュームVOLPに対するアクセス権限を有しているか否かをチェックする(SP2)。
そして、ディスクアレイ装置4のCPU31は、情報処理装置2がプライマリボリュームVOLPに対するアクセス権限を有していない場合には(SP2:NO)、アクセス拒否応答を情報処理装置2に送信し(SP3)、この後第1の表示制御処理手順RT1を終了する(SP4)。
これに対して、ディスクアレイ装置4のCPU31は、情報処理装置2がプライマリボリュームVOLPに対するアクセス権限を有している場合には(SP2:YES)、アクセス許可応答を情報処理装置2に送信する(SP5)。
情報処理装置2のCPU21は、ディスクアレイ装置4からアクセス許可応答を受信すると、ユーザによる操作部28の操作によって、例えば、プライマリボリュームVOLPのディレクトリD11のノード情報要求をディスクアレイ装置4に送信する(SP6)。
ディスクアレイ装置4のCPU31は、プライマリボリュームVOLPのディレクトリD11のノード情報要求を受信すると、図12に示すプライマリボリュームVOLPのノードツリーリストPNL及びプライマリボリュームVOLPから派生したノードツリーリストSNLの格納位置を示すポインタのリストをハードディスクドライブ30から読み出す。
図12は、スナップショット処理によりサブボリュームVOLSが作成されてから、ある所定時間が経過して、ディレクトリやファイルが更新されたプライマリボリュームVOLPのノードツリーリストPNLを示している。
この場合、図12に示す更新されたプライマリボリュームVOLPにおけるノードツリーリストPNLのルートノードPRTの1階層下位には、ディレクトリノードDN1及びディレクトリノードDN2が接続されている。また、ディレクトリノードDN1の1階層下位には、ディレクトリノードDN11及びディレクトリノードDN12が接続されている。さらに、ディレクトリノードDN11の1階層下位には、ファイルノードFN111'、ファイルノードFN112、ファイルノードFN114、ディレクトリノードDN111'、ディレクトリノードDN112及びディレクトリノードDN114が接続されている。さらに、ディレクトリノードDN114の1階層下位には、ディレクトリノードDN1141が接続されている。
また、ディレクトリノードDN2には、ディレクトリノードDN21が接続されている。また、ディレクトリノードDN21には、ディレクトリノードDN211が接続されている。さらに、ディレクトリノードDN211には、ファイルノードFN2111が接続されている。
そして、ディスクアレイ装置4のCPU31は、例えば、ノードポインタNPを、図12に示す更新されたプライマリボリュームVOLPにおけるノードツリーリストPNLのルートノードPRTに移動させ、ルートノードPRTを移動経路記憶テーブルMTに記憶させる(SP7)(図13(A))。
続いて、ディスクアレイ装置4のCPU31は、例えば、図12に示すノードツリーリストPNL内からディレクトリノードDN11を検索して、ノードポインタNPをディレクトリノードDN11に移動させ、ノードポインタNPの移動経路のディレクトリノードDN1を移動経路記憶テーブルに記憶させ(図13(B))、現在ノードポインタNPがポイントされているディレクトリノードDN11を移動経路記憶テーブルMTに記憶させる(SP8)(図13(C))。
続いて、ディスクアレイ装置4のCPU31は、情報処理装置2の表示部29にディレクトリ切替部43を表示させるためのプライマリボリュームVOLP及びサブボリュームVOLSの識別データと、ディレクトリノードDN11とを情報処理装置2に送信する(SP9)。なお、本実施の形態においては、サブボリュームVOLSが1つだけ設けられている場合について述べたが、本発明はこれに限らず、サブボリュームVOLSを複数作成するようにしても良い。
情報処理装置2のCPU21は、プライマリボリュームVOLP及びサブボリュームVOLSの識別データと、ディレクトリD11のノード情報とを受信すると、プライマリボリュームVOLPのディレクトリD11の1階層下位のディレクトリ及び又はファイルのノード情報要求をディスクアレイ装置4に送信する(SP10)。
ディスクアレイ装置4のCPU31は、プライマリボリュームVOLPのディレクトリD11の1階層下位のディレクトリ及び又はファイルのノード情報要求を受信すると、プライマリボリュームVOLPのディレクトリノードDN11の1階層下位のディレクトリノードDN111'、DN112、DN114及びファイルノードFN111'、FN112、FN114を情報処理装置2に送信する(SP11)。
情報処理装置2のCPU21は、プライマリボリュームVOLPのディレクトリD11の1階層下位のディレクトリD111'、D112、D114及びファイルF111'、F112、F114のノード情報を受信すると、表示部29における表示部29における表示ウインドウW1の下位情報表示部40の表示を更新して、プライマリボリュームVOLPのディレクトリD11の1階層下位のディレクトリD111'、D112、D114及びファイルF111'、F112、F114を表示させる(SP12)(図4)。
続いて、情報処理装置2のCPU21は、この後、ユーザによる操作部28の操作によって、例えば、プライマリボリュームVOLPのディレクトリD11から、1階層上位のディレクトリD1、又は、1階層下位のディレクトリD111'、D112若しくはD114に移動されるのを待ち受ける(SP13)。やがて、情報処理装置2のCPU21は、ユーザによる操作部28の操作によって、例えば、1階層下位のディレクトリD114に移動されると、ディレクトリD114、並びに当該ディレクトリD114の1階層下位のディレクトリ及び又はファイルのノード情報要求をディスクアレイ装置4に送信する(SP14)。
ディスクアレイ装置4のCPU31は、プライマリボリュームVOLPのディレクトリD114の1階層下位のディレクトリのノード情報要求を受信すると、図12に示すノードツリーリストPNL内のノードポインタNPをディレクトリノードDN114に移動させ、ディレクトリノードDN114を移動経路記憶テーブルに記憶させる(SP15)。
続いて、ディスクアレイ装置4のCPU31は、この後、プライマリボリュームVOLPのディレクトリノードDN114及び当該ディレクトリノードDN114の1階層下位のディレクトリノードDN1141をディスクアレイ装置4に送信する(SP16)。
情報処理装置2のCPU21は、プライマリボリュームVOLPのディレクトリD114の1階層下位のディレクトリD1141のノード情報を受信すると、表示部29における表示ウインドウW1の下位情報表示部40の表示を更新して、プライマリボリュームVOLPのディレクトリD114の1階層下位のディレクトリD1141を表示させる(SP17)。
なお、情報処理装置2のCPU21は、この後、ユーザによる操作部28の操作によって、例えば、プライマリボリュームVOLPのディレクトリD114から、1階層上位のディレクトリD11に移動されると、当該ディレクトリD114の1階層上位のディレクトリD11及び当該ディレクトリD11の1階層下位のディレクトリのノード情報要求をディスクアレイ装置4に送信する。
このとき、ディスクアレイ装置4のCPU31は、プライマリボリュームVOLPのディレクトリD114の1階層上位のディレクトリD11及び当該ディレクトリD11の1階層下位のディレクトリのノード情報要求を受信すると、プライマリボリュームVOLPのディレクトリD114に対応するディレクトリノードDN114を移動経路記憶テーブルMTから削除するようになされている。
続いて、ディスクアレイ装置4のCPU31は、この後、プライマリボリュームVOLPのディレクトリノードDN11の1階層下位のディレクトリノードDN111'、DN112、DN114及びファイルノードFN111'、FN112、FN114を情報処理装置2に送信する。
情報処理装置2のCPU21は、プライマリボリュームVOLPのディレクトリD11の1階層下位のディレクトリD111'、D112、D114及びファイルF111'、F112、F114のノード情報を受信すると、表示部29における表示ウインドウW1の下位情報表示部40の表示を更新して、プライマリボリュームVOLPのディレクトリD11の1階層下位のディレクトリD111'、D112、D114及びファイルF111'、F112、F114を表示させる(図4)。
続いて、情報処理装置2のCPU21は、この後、ユーザによる操作部28の操作によって、例えば、レセントタグ41から、スナップショットタグ42に切り替えられるのを待ち受ける(SP18)。やがて、情報処理装置2のCPU21は、ユーザによる操作部28の操作によって、例えば、レセントタグ41から、スナップショットタグ42に切り替えられると、プライマリボリュームVOLPから、サブボリュームVOLSへのノードツリー切替要求をディスクアレイ装置4に送信する(SP19)。
ここで、ディスクアレイ装置4のCPU31は、プライマリボリュームVOLPから、サブボリュームVOLSへのノードツリー切替要求を情報処理装置2から受信すると、ノードツリー切替処理を実行する。
図11は、プライマリボリュームVOLPと、サブボリュームVOLSとのノードツリーを切り替えるための制御を行うノードツリー切替処理の具体的な処理手順を示したフローチャートである。
ここで、ディスクアレイ装置4のCPU31は、初期時、図11に示すノードツリー切替処理手順RT2に従って、現在ノードポインタNPがポイントされている、図12に示すプライマリボリュームVOLPにおけるノードツリーリストPNLのディレクトリノードDN11から、サブボリュームVOLSにおけるノードツリーリストSNLのルートノードSRTに移動させる(SP30)(図14の(M10))。
続いて、ディスクアレイ装置4のCPU31は、この後、メモリ32内に設けられた移動経路記憶テーブルMTの第0階層領域に記憶されているノードを読み出す(SP31)。この場合、ディスクアレイ装置4のCPU31は、例えば、移動経路記憶テーブルMTの第0階層領域に記憶されているルートノードPRTを読み出す。
続いて、ディスクアレイ装置4のCPU31は、移動経路記憶テーブルMTの第0階層領域に記憶されているノードがプライマリボリュームVOLPのルートノードPRTであるか否かをチェックする(SP32)。
そして、ディスクアレイ装置4のCPU31は、移動経路記憶テーブルMTの第0階層領域に記憶されているノードがプライマリボリュームVOLPのルートノードPRTでない場合には(SP32:NO)、エラー応答を情報処理装置2に送信し(SP33)、この後、ノードツリー切替処理手順RT2を終了する(SP43)。
これに対して、ディスクアレイ装置4のCPU31は、移動経路記憶テーブルMTの第0階層領域に記憶されているノードがプライマリボリュームVOLPのルートノードPRTである場合には(SP32:YES)、サブボリュームVOLSにおけるノードツリーリストSNLのルートノードSRTを移動経路一時記憶テーブルMOTに記憶させる(SP34)(図15(A))。
この移動経路一時記憶テーブルMOTは、メモリ32内に設けられ、上述した移動経路記憶テーブルMTと同様に構成されており、ノードツリー切替要求処理に伴い、切替先のボリュームのルートノードからの移動経路を順次記憶するためのものである。
そして、ディスクアレイ装置4のCPU31は、前述において読み出したノードの1階層下位の領域に記憶されているノードを読み出す(SP35)。この場合、ディスクアレイ装置4のCPU31は、例えば、移動経路記憶テーブルMTの第1階層領域に格納されているディレクトリノードDN1を読み出す。
続いて、ディスクアレイ装置4のCPU31は、前述において読み出したノードの1階層下位の領域に記憶されているノードと、サブボリュームVOLSのノードツリーリストSNLの、前述において比較したノードの1階層下位の階層のノードとを比較する(SP36)。この場合、ディスクアレイ装置4のCPU31は、例えば、移動経路記憶テーブルMTの第1階層領域に格納されているディレクトリノードDN1と、サブボリュームVOLSのノードツリーリストSNLのディレクトリノードDN1及びDN2とを比較する。
続いて、ディスクアレイ装置4のCPU31は、前述において読み出したノードの1階層下位の領域に記憶されているノードと一致するノードがあるか否かをチェックする(SP37)。
そして、ディスクアレイ装置4のCPU31は、前述において読み出したノードの1階層下位の領域に記憶されているノードと一致するノードがある場合には(SP37:YES)、ノードポインタNPを、前述において読み出したノードの1階層下位の領域に格納されているノードと一致したノードに移動させる(SP38)。この場合、ディスクアレイ装置4のCPU31は、例えば、ノードポインタNPをサブボリュームVOLSのノードツリーリストSNLのディレクトリノードDN1に移動させる(図14の(M11))。
続いて、ディスクアレイ装置4のCPU31は、前述において読み出したノードの1階層下位の領域に格納されているノードと一致したノードを移動経路一時記憶テーブルMOTに記憶させる(SP39)。この場合、ディスクアレイ装置4のCPU31は、例えば、ディレクトリノードDN1を移動経路一時記憶テーブルMOTに記憶させる(図15(B))。
続いて、ディスクアレイ装置4のCPU31は、前述において読み出したノードの1階層下位の領域に記憶されているノードが移動経路記憶テーブルMTに記憶されている最後のノードであるか否かをチェックする(SP40)。
そして、ディスクアレイ装置4のCPU31は、前述において読み出したノードの1階層下位の領域に記憶されているノードが移動経路記憶テーブルMTに記憶されている最後のノードでない場合には(SP40:NO)、前述において読み出したノードの1階層下位の領域に記憶されているノードを読み出す(SP35)。この場合、ディスクアレイ装置4のCPU31は、ディレクトリノードDN1が移動経路記憶テーブルに記憶されている最後のノードでないので、ディレクトリノードDN1の1階層下位の領域に格納されているディレクトリノードDN11を読み出して同様の処理を繰り返し、例えば、ノードポインタNPをサブボリュームVOLSのノードツリーリストSNLのディレクトリノードDN11に移動させ(図14の(M12))、ディレクトリノードDN11を移動経路一時記憶テーブルMOTに記憶させる(図15(C))。
これに対して、ディスクアレイ装置4のCPU31は、前述において読み出したノードの1階層下位の領域に記憶されているノードが移動経路記憶テーブルMTに記憶されている最後のノードである場合(SP40:YES)、又は、前述において読み出したノードの1階層下位の領域に格納されているノードと一致するノードがない場合(SP37:NO)には、前述のように移動経路一時記憶テーブルMOTに記憶されたノード(図15(C))を移動経路記憶テーブルMT(図13(C))に上書きする(SP41)。
これにより、ディスクアレイ装置4のCPU31は、この後、例えば、情報処理装置2からサブボリュームVOLSのディレクトリD11から、プライマリボリュームVOLPへのノードツリー切替要求を受信した場合にも、上述の場合と同様にノードツリー切替処理を実行することができるようになされている。
続いて、ディスクアレイ装置4のCPU31は、この後、サブボリュームVOLSのディレクトリノードDN11の1階層下位のディレクトリノードDN111、DN112、DN113及びファイルノードFN111、FN112、FN113を情報処理装置2に送信する(SP42)。
そして、ディスクアレイ装置4のCPU31は、かかるノードツリー切替処理手順RT2を終了すると(SP43)、この後指定されたディレクトリ及び当該ディレクトリの1階層下位のディレクトリ及び又はファイルのノード情報要求の送信を待ち受ける待受けモードに戻り(SP15)、この後同様の処理を繰り返す(SP15、SP16、RT2)。
情報処理装置2のCPU21は、サブボリュームVOLSのディレクトリD11の1階層下位のディレクトリD111、D112、D113及びファイルF111、F112、F113のノード情報を受信すると、表示部29における表示ウインドウW1の下位情報表示部40の表示を更新して、サブボリュームVOLSのディレクトリD11の1階層下位のディレクトリD111、D112、D113及びファイルF111、F112、F113を表示させる(図5)。
そして、情報処理装置2のCPU21は、ユーザによる操作部28の操作によって、例えば、プライマリボリュームVOLPのディレクトリD11から、1階層上位のディレクトリD1又は1階層下位のディレクトリD111、D112若しくはD113に移動されるのを待ち受ける待ち受けモードに戻り(SP13)、この後同様の処理を繰り返す(SP14、SP17〜SP20、SP13)。
このようにこのストレージシステム1では、ユーザによる操作部28の操作によって、ディレクトリ切替部43のレセントタグ41とスナップショットタグ42を切り替えるだけで、プライマリボリュームVOLPのディレクトリD11の1階層下位のディレクトリD111'、D112、D114及びファイルF111'、F112、F114と、サブボリュームVOLSのディレクトリD11の1階層下位のディレクトリD111、D112、D113及びファイルF111、F112、F113とを切り替えて表示することができるため、プライマリボリュームVOLPのディレクトリD11の1階層下位の特定のディレクトリ及び又はファイルを、対応するサブボリュームVOLSのディレクトリD11の1階層下位のディレクトリ及び又はファイルから容易にユーザに検知させることができる。
また、ストレージシステム1では、ユーザによる操作部28の操作によって、ディレクトリ切替部43のレセントタグ41とスナップショットタグ42を切り替えるだけで、プライマリボリュームVOLPのディレクトリD11の1階層下位のディレクトリD111'、D112、D114及びファイルF111'、F112、F114と、サブボリュームVOLSの1階層下位のディレクトリD111、D112、D113及びファイルF111、F112、F113とをユーザに比較させることができるため、当該ディレクトリ及び又はファイルがどのような状態となっているかをユーザに容易に区別させることができる。
(2−1)第2の実施の形態
図2及び図3との対応部分に同一符号を付して示す図16及び図17は、第2の実施の形態によるストレージシステム50を示しており、表示制御処理に関する情報処理装置51のCPU52及びディスクアレイ装置53のCPU54の処理内容が異なる点を除いて第1の実施の形態によるストレージシステム1(図2、図3)と同様に構成されている。
実際上、このストレージシステム50の場合、情報処理装置51のCPU52は、例えば、図18に示すようなディレクトリD11の表示ウインドウW2を表示部29に表示させる。
この表示ウインドウW2には、プライマリボリュームVOLP及びサブボリュームVOLSのディレクトリD11の1階層下位のディレクトリ及び又はファイルを同時に表示させるための下位情報表示部55と、新規作成及び更新されたディレクトリ及び又はファイルのみを表示するためのプラスボタン56と、非更新のディレクトリ及び又はファイルのみを表示するためのマイナスボタン57とが表示されている。
この場合、この表示ウインドウW2では、プラスボタン56及びマイナスボタン57が共に選択されておらず、下位情報表示部55には、ファイルF111'、F112、F113、F114及びディレクトリD111'、D112、D113、D114が表示されている。すなわち、この表示ウインドウW2では、第1の実施の形態において上述したレセントタグ41及びスナップショットタグ42の双方ともが選択された状態となっている。
ここで、情報処理装置51のCPU52は、ユーザが、サブボリュームVOLSのディレクトリD11のみに表示されていた(削除された)ディレクトリD113及びファイルF113と、新規作成及び更新されたディレクトリD111'、D114及びファイルF111'、F114と、非更新のディレクトリD112及びファイルF112との混同を防止するために、図18に示すように、サブボリュームVOLSのディレクトリD11のみに表示されていたディレクトリD113及びファイルF113と、新規作成及び更新されたディレクトリD111'、D114及びファイルF111'、F114と、非更新のディレクトリD112及びファイルF112とで、ディレクトリ及びファイルの色を変更して表示させるようになされている。
このようにストレージシステム50では、プライマリボリュームVOLP及びサブボリュームVOLSのディレクトリD11の1階層下位のディレクトリ及び又はファイルを同時に、かつ新規作成、更新、削除といった内容に応じて色を区別して表示することにより、ディレクトリ及び又はファイルがどのような状態となっているかをユーザに容易に区別させることができる。
そして、情報処理装置51のCPU52は、ユーザによる操作部28の操作によってプラスボタン56が選択されると、プライマリボリュームVOLP及びサブボリュームVOLSのディレクトリD11の1階層下位のディレクトリ及び又はファイルのうち、新規作成及び更新されたディレクトリ及び又はファイルの表示に切り替える。この場合、図19では、プラスボタンが選択されており、下位情報表示部55には、ファイルF111'、F114及びディレクトリD111'、D114が表示されている。
このようにストレージシステム50では、ユーザが操作部28を操作して、プラスボタン56を選択するだけで、プライマリボリュームVOLP及びサブボリュームVOLSのディレクトリD11の1階層下位のディレクトリ及び又はファイルのうち、新規作成及び更新されたディレクトリ及び又はファイルのみを表示することにより、プライマリボリュームVOLP及びサブボリュームVOLSのディレクトリD11の1階層下位の新規作成及び更新されたディレクトリ及び又はファイルを一段と容易にユーザに検知させることができる。
そして、情報処理装置51のCPU52は、ユーザによる操作部28の操作によってマイナスボタン57が選択されると、プライマリボリュームVOLP及びサブボリュームVOLSのディレクトリD11の1階層下位のディレクトリ及び又はファイルのうち、非更新のディレクトリ及び又はファイルの表示に切り替える。この場合、図20では、マイナスボタン57が選択されており、下位情報表示部55には、ファイルF112及びディレクトリD112が表示されている。
このようにストレージシステム50では、ユーザが操作部28を操作して、マイナスボタン57を選択するだけで、プライマリボリュームVOLP及びサブボリュームVOLSのディレクトリD11の1階層下位のディレクトリ及び又はファイルのうち、非更新のディレクトリ及び又はファイルのみを表示することにより、プライマリボリュームVOLP及びサブボリュームVOLSのディレクトリD11の1階層下位の非更新のディレクトリ及び又はファイルを一段と容易にユーザに検知させることができる。
そして、情報処理装置51のCPU52は、ユーザによる操作部28の操作によってプラスボタン56及びマイナスボタン57が両方選択されると、プライマリボリュームVOLP及びサブボリュームVOLSのディレクトリD11の1階層下位のディレクトリ及び又はファイルのうち、更新されたファイルの表示に切り替える。この場合、図21では、プラスボタン56及びマイナスボタン57が両方選択されており、下位情報表示部55には、ファイルF111'が表示されている。
このようにストレージシステム50では、ユーザが操作部28を操作して、プラスボタン56及びマイナスボタン57の両方を選択するだけで、プライマリボリュームVOLP及びサブボリュームVOLSのディレクトリD11の1階層下位のディレクトリ及び又はファイルのうち、更新されたファイルのみを表示することにより、プライマリボリュームVOLP及びサブボリュームVOLSのディレクトリD11の1階層下位の更新されたファイルを一段と容易にユーザに検知させることができる。
ここで、図22〜図28は、ユーザによる操作部28の操作によって指定されたディレクトリの1階層下位のディレクトリ及び又はファイルと、当該指定されたディレクトリに対応するディレクトリの1階層下位のディレクトリ及び又はファイルを同時に表示部に表示するための制御を行う表示制御処理の具体的な処理手順を示したフローチャートである。
情報処理装置51のCPU52及びディスクアレイ装置53のCPU54は、初期時、図22及び図23に示す第2の表示制御処理手順RT3に従って、図9及び図10において上述した第1の表示制御処理手順RT1のステップSP1〜ステップSP10と同様の処理を実行する(SP50〜SP59)。
ここで、ディスクアレイ装置53のCPU54は、プライマリボリュームVOLP及びサブボリュームVOLSのディレクトリD11の1階層下位のディレクトリ及び又はファイルのノード情報要求を受信すると、ノード情報送信処理を実行する。
図24及び図25は、プライマリボリュームVOLP及びサブボリュームVOLSのディレクトリD11の1階層下位のディレクトリ及び又はファイルのノード情報を情報処理装置2に送信するための制御を行うノード情報送信処理の具体的な処理手順を示したフローチャートである。
ディスクアレイ装置53のCPU54は、初期時、図24及び図25に示すノード情報送信処理手順RT4に従って、図9及び図10において上述した第1の表示制御処理手順RT1のステップSP30〜ステップSP33と同様の処理を実行する(SP70〜SP73)。
続いて、ディスクアレイ装置53のCPU54は、図9及び図10において上述した第1の表示制御処理手順RT1のステップSP35〜ステップSP38と同様の処理を実行する(SP74〜SP77)。
続いて、ディスクアレイ装置53のCPU54は、前述において読み出したノードの1階層下位の領域に記憶されているノードが移動経路記憶テーブルMTに記憶されている最後のノードであるか否かをチェックする(SP78)。
そして、ディスクアレイ装置53のCPU54は、前述において読み出したノードの1階層下位の領域に記憶されているノードが移動経路記憶テーブルMTに記憶されている最後のノードでない場合には(SP40:NO)、前述において読み出したノードの1階層下位の領域に記憶されているノードを読み出す(SP74)。
これに対して、ディスクアレイ装置4のCPU31は、前述において読み出したノードの1階層下位の領域に記憶されているノードが移動経路記憶テーブルMTに記憶されている最後のノードである場合(SP40:YES)、最後に記憶されているノードの1階層下位のノードすべてをノード情報一時記憶テーブルEOTに記憶させる(SP79)。
このノード情報一時記憶テーブルEOTは、メモリ32内に設けられており、ディスクアレイ装置53のCPU54に指示されたノードを記憶することができるようになされている。この場合、ディスクアレイ装置53のCPU54は、ディレクトリノードDN111、DN112、DN113及びファイルノードFN111、FN112、FN113をノード情報一時記憶テーブルEOTに記憶させるようになされている(図27)。
続いて、ディスクアレイ装置53のCPU54は、現在ノードポインタNPがポイントされている、サブボリュームVOLSにおけるノードツリーリストSNLのディレクトリノードDN11から、図12に示すプライマリボリュームVOLPにおけるノードツリーリストPNLのルートノードPRTに移動させる(SP80)。
続いて、ディスクアレイ装置53のCPU54は、上述したステップSP71〜ステップSP78と同様の処理を実行する(SP81〜SP87)。
続いて、ディスクアレイ装置53のCPU54は、ノードポインタNPが現在ポイントされているノードの1階層下位のノードと、ノード情報一時記憶テーブルEOTに記憶されているノードとを情報処理装置51に送信する(SP88)。この場合、ディスクアレイ装置53のCPU54は、ディレクトリD11の1階層下位のファイルノードFN111'、FN112、FN113、FN114及びディレクトリノードDN111'、DN112、DN113、DN114を情報処理装置51に送信する。なお、このときディスクアレイ装置53のCPU54は、更新前のディレクトリノードDN111及びファイルノードFN111を送信しないようになされている。
そして、ディスクアレイ装置53のCPU54は、この後、このノード情報送信処理手順RT4を終了する(SP89)。
情報処理装置51のCPU52は、例えば、ディレクトリD11の1階層下位のファイルF111'、F112、F113、F114及びディレクトリD111'、D112、D113、D114のノード情報を受信すると、表示部29における表示ウインドウW2の下位情報表示部55の表示を更新して、ディレクトリD11の1階層下位のファイルF111'、F112、F113、F114及びディレクトリD111'、D112、D113、D114を表示させる(SP60)(図18)。
続いて、情報処理装置51のCPU52及びディスクアレイ装置53のCPU54は、図9及び図10において上述した第1の表示制御処理手順RT1のステップSP13〜ステップSP15と同様の処理を実行する(SP61〜SP63)。
続いて、ディスクアレイ装置53のCPU54は、この後、図24及び25において上述したノード情報送信処理手順RT4と同様のノード情報送信処理を実行する(RT4)。
情報処理装置51のCPU52は、指定されたディレクトリの1階層下位のファイル及び又はディレクトリのノード情報を受信すると、ユーザによる操作部28の操作によって、プラスボタン56及び又はマイナスボタン57が選択されたか否かをチェックする(SP64)。
そして、情報処理装置51のCPU52は、ユーザによる操作部28の操作によって、プラスボタン56及び又はマイナスボタン57が選択された場合には(SP64:YES)、ノード情報フィルタリング要求をディスクアレイ装置53に送信する(SP65)。
ここで、ノード情報フィルタリング要求を受信すると、ノード情報フィルタリング処理を実行する。図26は、プライマリボリュームVOLP及びサブボリュームVOLSのディレクトリD11の1階層下位のディレクトリ及び又はファイルの表示をフィルタリングするための制御を行うノード情報フィルタリング処理の具体的な処理手順を示したフローチャートである。
ディスクアレイ装置53のCPU54は、初期時、図26に示すノード情報フィルタリング処理手順RT5に従って、ノードポインタNPが現在ポイントされているノードの1階層下位のノードと、ノード情報一時記憶テーブルEOTに記憶されているノードとを比較する(SP100)。
続いて、ディスクアレイ装置53のCPU54は、プラスボタン56のみが選択されているか否かをチェックする(SP101)。そして、ディスクアレイ装置53のCPU54は、プラスボタンの55みが選択されている場合には(SP101:YES)、ノードポインタがポイントされているノードの1階層下位のノードと、ノード情報一時記憶テーブルEOTに記憶されているノードとを比較し、一致しないノードのみを情報処理装置51に送信する(SP102)。この場合、ディスクアレイ装置53のCPU54は、ファイルノードFN111'、FN114及びディレクトリノードDN111'、DN114を情報処理装置51に送信する。
これに対して、ディスクアレイ装置53のCPU54は、プラスボタン56のみで選択されてない場合には(SP101:NO)、マイナスボタン57のみが選択されているか否かをチェックする(SP103)。
そして、ディスクアレイ装置53のCPU54は、マイナスボタン57のみが選択されている場合には(SP103:YES)、ノードポインタNPが現在ポイントされているノードの1階層下位のノードと、ノード情報一時記憶テーブルEOTに記憶されているノードとを比較し、一致するノードのみを情報処理装置51に送信する(SP104)。この場合、ディスクアレイ装置53のCPU54は、ファイルノードFN112及びディレクトリノードDN112を情報処理装置51に送信する。
これに対して、ディスクアレイ装置53のCPU54は、マイナスボタン57のみで選択されてない場合には(SP103:NO)、プラスボタン56及びマイナスボタン57が両方とも選択されているので、ノードポインタNPが現在ポイントされているノードの1階層下位のノードと、ノード情報一時記憶テーブルEOTに記憶されているノードとを比較し、一致しないファイルノードであり、かつプライマリボリュームVOLPのファイルノードを情報処理装置51に送信する(SP105)。この場合、ディスクアレイ装置53のCPU54は、ファイルノードFN111'を情報処理装置51に送信する。
そして、ディスクアレイ装置53のCPU54は、かかるノード情報フィルタリング処理手順RT5を終了すると(SP106)、この後指定されたディレクトリ及び当該ディレクトリの1階層下位のディレクトリ及び又はファイルのノード情報要求の送信を待ち受ける待受けモードに戻り(SP63)、この後同様の処理を繰り返す(RT4、RT5)。
情報処理装置51のCPU52は、プラスボタン56及びマイナスボタン57の選択に従って、当該情報処理装置51の表示部29における表示ウインドウW2の下位情報表示部55の表示を更新する(SP66)。
そして、情報処理装置51のCPU52は、ユーザによる操作部28の操作によって、例えば、ディレクトリD11から、1階層上位のディレクトリD1又は1階層下位のディレクトリD111'、D112若しくはD114に移動されるのを待ち受ける待ち受けモードに戻り(SP61)、この後、同様の処理を繰り返す(SP62、SP64〜SP66、SP61)。
このようにストレージシステム50では、プライマリボリュームVOLP及びサブボリュームVOLSのディレクトリD11の1階層下位のディレクトリ及び又はファイルを同時に、かつ新規作成、更新、削除といった内容に応じて色を区別して表示することにより、ディレクトリ及び又はファイルがどのような状態となっているかをユーザに容易に区別させることができる。
(3−1)第3の実施の形態
図2及び図3との対応部分に同一符号を付して示す図16及び図17は、第3の実施の形態によるストレージシステム60を示しており、表示制御処理に関する情報処理装置61のCPU62及びディスクアレイ装置63のCPU64の処理内容が異なる点、及びプライマリボリュームVOLPからスナップショット処理によりサブボリュームVOLSを作成することに代えて、例えば、ファイバチャネルハードディスクドライブやSCSIハードディスクドライブ等の高速応答可能で信頼性の高いオンラインのハードディスクドライブ30と、SATAハードディスクドライブ等のバックアップ用のニアラインのハードディスクドライブ30を用いる点を除いて、第1の実施の形態によるストレージシステム1(図2、図3)と同様に構成されている。
実際上、このストレージシステム60の場合、情報処理装置61のCPU62は、例えば、図28に示すようなディレクトリD11の表示ウインドウW3を表示部29に表示させる。
この表示ウインドウW3には、例えば、オンラインのハードディスクドライブ30及びアーカイブのハードディスクドライブ30におけるディレクトリD11の1階層下位のディレクトリ及び又はファイルを表示するための下位情報表示部64と、オンラインのハードディスクドライブ30のディレクトリD11を選択するためのオンラインタグ65(Online)及びアーカイブのハードディスクドライブ30のディレクトリD11を選択するためのアーカイブタグ66(Archive)を有するディレクトリ切替部67とが表示されている。この場合、この表示ウインドウW3では、オンラインタグ65が選択されており、下位情報表示部64には、ファイルF111'、F114及びディレクトリD111'、D114が表示されている。
そして、情報処理装置61のCPU62は、ユーザによる操作部28の操作によって、アーカイブタグ66が選択されると、図29に示すように、オンラインのハードディスクドライブ30のディレクトリD11から、アーカイブのハードディスクドライブ30のディレクトリD11に表示を切り替える。
この場合、表示ウインドウW3では、アーカイブタグ66が選択されており、下位情報表示部64には、ファイルF112及びディレクトリD112が表示されている。
ここで、情報処理装置61のCPU62は、図28及び図29からも明らかなように、ユーザがオンラインのハードディスクドライブ30のディレクトリD11と、アーカイブのハードディスクドライブ30のディレクトリD11との混同を防止するために、オンラインのハードディスクドライブ30のディレクトリD11と、アーカイブのハードディスクドライブ30のディレクトリD11とで、ディレクトリ及び又はファイルの色を変更して表示するようになされている。
かかる構成に加えて、情報処理装置61のCPU62は、ユーザによる操作部28の操作によって、オンラインのハードディスクドライブ30のディレクトリD11の1階層下位のディレクトリ及び又はファイルが選択された後に、アーカイブタグ66が選択されると、選択されたディレクトリ及び又はファイルを、オンラインのハードディスクドライブ30から、アーカイブのハードディスクドライブ30に移動させることができるようになされている。
また、情報処理装置61のCPU62は、ユーザによる操作部28の操作によって、アーカイブのハードディスクドライブ30のディレクトリ及び又はファイルが選択された後に、オンラインタグ65が選択されると、選択されたディレクトリ及び又はファイルを、アーカイブのハードディスクドライブ30から、オンラインのハードディスクドライブ30に移動させることができるようになされている。
このようにストレージシステム60では、ユーザによる操作部28の操作によって、ディレクトリ及び又はファイルが選択された後に、ディレクトリ切替部67のオンラインタグ65とアーカイブタグ66とを切り替えるだけで、オンラインのハードディスクドライブ30におけるディレクトリD11の1階層下位の特定のディレクトリ及び又はファイルをアーカイブのハードディスクドライブに容易に移動させ、又は、アーカイブのハードディスクドライブ30のディレクトリD11の1階層下位の特定のディレクトリ及び又はファイルをオンラインのハードディスクドライブ30に容易に移動させることができる。
また、ストレージシステム60では、ユーザによる操作部28の操作によって、ディレクトリ及び又はファイルが選択された後に、ディレクトリ切替部67のオンラインタグ65とアーカイブタグ66とを切り替えるため、オンラインのハードディスクドライブ30及びアーカイブのハードディスクドライブ30におけるディレクトリD11の1階層下位のディレクトリ及び又はファイルを移動させたのかを容易にユーザに認識させることができる。
なお、本実施の形態においては、オンラインのハードディスクドライブ30のディレクトリD11と、アーカイブのハードディスクドライブ30のディレクトリD11とで、ディレクトリ及び又はファイルの色を変更して表示した場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えば、オンラインのハードディスクドライブ30とアーカイブのハードディスクドライブ30とで下位情報表示部64の色を変更する等の識別手段を有するようにすれば良く、この他種々の形態に適用することができる。
また、情報処理装置61のCPU62は、この後、ユーザによる操作部28の操作によって、オンラインのハードディスクドライブ30から、アーカイブのハードディスクドライブ30に移動させたディレクトリ及び又はファイルが選択され、オンラインタグ65が選択されると、再び、選択されたディレクトリ及び又はファイルを、アーカイブのハードディスクドライブ30のディレクトリD11から、オンラインのハードディスクドライブ30のディレクトリD11に移動させることができるようになされている。
さらに、情報処理装置61のCPU62は、例えば、オンラインのハードディスクドライブ30におけるディレクトリD11の1階層下位のディレクトリ及び又はファイルを、アーカイブのハードディスクドライブ30に移動させるためのプラスボタン68と、アーカイブのハードディスクドライブ30におけるディレクトリD11の1階層下位のディレクトリ及び又はファイルを、オンラインのハードディスクドライブ30に移動させるためのマイナスボタン69とを設けるようにしても良い。
また、情報処理装置61のCPU62は、第2の実施の形態のように、オンラインのハードディスクドライブ30及びアーカイブのハードディスクドライブ30におけるディレクトリD11の1階層下位のディレクトリ及び又はファイルを下位情報表示部64に同時に表示させるようにしても良い。
この場合、このストレージシステムシステム60では、上述の第2の実施の形態におけるプラスボタン56及びマイナスボタン57と、第3の実施の形態におけるプラスボタン68及びマイナスボタン69との機能を切り替えるためのプルダウンメニュー70等を設けるようにしても良い。
ここで、図30〜図32は、ユーザの操作部28による操作によって、選択されたディレクトリ及び又はファイルを移動させるための制御を行う表示制御処理の具体的な処理手順を示したフローチャートである。
情報処理装置61のCPU62及びディスクアレイ装置63のCPU64は、図32及び図33に示す第3の表示制御手順RT6に従って、図9及び図10において上述した表示切替処理手順RT1のステップSP1〜ステップSP17と同様の処理を実行する(SP110〜SP126)。
続いて、情報処理装置61のCPU62は、この後、ユーザによる操作部28の操作によって、指定されたディレクトリの1階層下位のディレクトリ及び又はファイルが選択され、ハードディスクドライブ30が切り替えられるのを待ち受ける(SP127)。やがて、情報処理装置61のCPU62は、ユーザによる操作部28での操作によって、指定されたディレクトリの1階層下位のディレクトリ及び又はファイルが選択され、ハードディスクドライブ30が切り替えられると、選択されたディレクトリ及び又はファイルのノード情報移動要求をディスクアレイ装置63に送信する(SP128)。
一方、ディスクアレイ装置63のCPU64は、情報処理装置61からディレクトリ及び又はファイルの移動切替要求を受信すると、ディレクトリファイル移動処理を実行する。具体的には、図34に示すディレクトリファイル移動処理RT7に従って、ディスクアレイ装置61のCPU62は、選択されたディレクトリノード及び又はファイルノードをノードツリーリストから切り離して、ノード情報一時記憶テーブルに記憶させる(SP140)。
続いて、ディスクアレイ装置63のCPU64は、図11において上述した第1の表示切替処理手順RT1のステップSP30〜ステップSP41と同様の処理を実行する(SP141〜SP152)。
続いて、ディスクアレイ装置63のCPU64は、ノード情報一時記憶テーブルEOTに記憶されたディレクトリノード及び又はファイルノードを読み出して、最後のノードと一致したノードに接続し、選択されたファイルを対応するハードディスクドライブ30に移動させて、当該ノード及び最後のノードと一致したノードの1階層下位のノードを情報処理装置61に送信する(SP163)
そしてディスクアレイ装置63のCPU64は、かかるディレクトリファイル移動処理手順RT7を終了すると(SP153)、この後指定されたディレクトリの1階層下位のディレクトリ及び又はファイルのノード情報要求の送信を待ち受ける待受けモードに戻り(SP124)、この後同様の処理を繰り返す(SP125、RT7、SP124)。
続いて、情報処理装置61のCPU62は、ディレクトリ及び又はファイルの選択に従って、当該情報処理装置61の表示部29における表示ウインドウW3の下位情報表示部64の表示を更新する(SP148)。
そしてディスクアレイ装置63のCPU64は、ユーザによる操作部28での操作によって、表示されているディレクトリから、1階層上位のディレクトリ又は1階層下位のディレクトリに移動されるのを待ち受ける待ち受けモードに戻り(SP122)、この後同様の処理を繰り返す(SP123、SP126〜SP128、SP129、SP121)。
このようにストレージシステム60では、ユーザによる操作部28の操作によって、ディレクトリ及び又はファイルが選択された後に、ディレクトリ切替部67のオンラインタグ65とアーカイブタグ66とを切り替えるだけで、オンラインのハードディスクドライブ30におけるディレクトリD11の1階層下位の特定のディレクトリ及び又はファイルをアーカイブのハードディスクドライブ30に容易に移動させ、又は、アーカイブのハードディスクドライブ30のディレクトリD11の1階層下位の特定のディレクトリ及び又はファイルをオンラインのハードディスクドライブ30に容易に移動させることができる。
(4)他の実施の形態
なお、本発明においては、プライマリボリュームVOLPからスナップショット処理によって、サブボリュームVOLSを作成し、又はファイバチャネルハードディスクドライブやSCSIハードディスクドライブ等の高速応答可能で信頼性の高いオンラインのハードディスクドライブ30と、SATAハードディスクドライブ等のバックアップ用のニアラインのハードディスクドライブ30を用いた場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えば、プライマリボリュームVOLPのすべてのファイルデータをコピーして、サブボリュームVOLSに保存するボリューム複製に用いたり、正側のボリューム及び副側のボリュームでペア構成した場合についても適用することができ、この他種々の形態に適用することができる。この場合、サブボリュームVOLSや、副側のボリュームのディレクトリ及び又はファイルは、名称及びタイムスタンプに基づいて、更新及び非更新を区別することができるようになされている。
また、本発明においては、レセントタグ41や、スナップショットタグ42等のタグを用いた場合について述べてが、本発明はこれに限らず、ラジオボタンやプルダウンメニューにより切り替えるようにしても良い。
さらに、本発明においては、図2のようにNASコントローラをディスクアレイ装置4の基本筺体7と一体化して設けた場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えば、図33に示すように、CPU80と、メモリ81と、LANインターフェース制御部82と、FCインタフェース制御部83と、データコントローラ84を備えたNASコントローラ85をディスクアレイ装置4の基本筺体7とは別体に設け、NASコントローラとしての機能を有しないディスクコントローラ90のCPU91及びメモリ92を設けるようにしても良い。
さらに、本発明においては、レセントタグ41や、スナップショットタグ42等のタグを用いて図4のように表示ウインドウW1を表示させた場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えば、図34に示すように、ディレクトリ切替部100を、表示ウインドウW4と別ウインドウとして設けるようにしても良く、また、図35に示すように、表示ウインドウW5内にプライマリボリュームVOLPのノードツリーリスト110及びサブボリュームVOLSのノードツリーリスト111を表示させることもでき、この他種々の表示形態を適用することができる。
さらに、本発明においては、ディスクアレイ装置において日時等のスケジュールを設定して、指定した情報処理装置へのノードを当該設定されたスケジュールで切り替えることにより、例えば、24時間無停止のディスクアレイ装置である場合でも、日中は通常に業務を行い、夜間に、設定されたスケジュールでスナップショット処理を実行することができる。その後、指定した情報処理装置のバックアップソフトがバックアップを実施するときに、ディスクアレイ装置がスケジューリングにより設定されたノードへ切り替えることで、日常業務に使用しているボリュームをバックアップソフトに設定しておくだけで、バックアップソフトの設定を変更せず、サブボリュームからからのバックアップを行うことができるようになされている。
このとき、従来方式では、業務に使用しているボリュームの障害等におけるリストアは、バックアップ側の戻し先をサブボリュームからプライマリボリュームに変更する必要があるが、本方式では、指定した情報処理装置のバックアップソフトがバックアップを実施するときに、ディスクアレイ装置がスケジューリングにより設定されたノードへ切り替えることで、バックアップソフトの設定を変更せず、サブボリュームからからのバックアップを行うことができる
また、第2の実施の形態を適用することによって、例えば、バックアップソフトの設定がすべてのデータをバックアップするフルバックアップ設定であったとしても、バックアップするデータを指定することができる。
さらに、このディスクアレイ装置は、スケジュールを設定するときに、時間帯ごとにデータ転送の必要帯域やキャッシュ資源等の分配比を変換させることが可能であるため、データの先読みが可能となり、バックアップ時間の短縮を図ることができる。この場合、必要帯域の切り替えは、QOSパラメータに基づいて切り替えることにより、所定の帯域幅を確保したり、内部のコマンドキューをチューニングすることが可能となっている。
さらに、本発明においては、ディスクアレイ装置を、LANインタフェースベースの仮想テープライブラリ装置(VTLA:Virtual Tape Library Apparatus)として想定することができる。この場合、仮想テープライブラリ装置は、1つのポートに対して複数のIPアドレスを設定することが可能であることから、第1のIPアドレスで指定された場合には、テープライブラリのコマンドに対する応答をし、第2のIPアドレスで指定された場合には、NASのコマンドに対する応答をすることができる。しかしながら、テープライブラリのコマンドに対する応答の場合には、リードオンリーとなるため、ファイルの変更等の修正を行うことができない。
情報処理装置で動作するバックアップアプリケーションは、バックアップをサポートするためフルバックアップ時に、仮想テープライブラリ装置に対して、ノードツリーリストを送信し、当該ノードツリーリストに基づいて転送されるデータ位置を特定する。
この場合、差分バックアップ時においても同様に、アプリケーションからファイルを含むノードツリーリストが転送される。仮想テープライブラリ装置は、転送されたノードツリーリストと、当該ノードツリーリストよりも以前に受領したノードツリーリストを比較検索し、共通ポイントを設定する。なお、ノードツリーリストは、仮想テープライブラリ装置が収集するようにしても良い。この方式は、バックアップアプリケーションの転送フォーマットを解析することにより実現することができる。具体的には、ファイルマークの書込み命令コマンドの直後に受領する書込み対象のデータを解析し、得られたパス/ファイル名のセパレータ文字をカウントすることにより、当該データの階層がわかることとなる。
一方、第2のIPアドレスで指定された場合は、日付の最も古いノードツリーリスト又は最新のノードツリーリストをベースとして、上述と同様に切替処理を実行する。なお、本実施の形態においては、差分バックアップについても切替処理を可能とした場合について述べたが、フルバックアップ時のみであっても良い。この場合は、上述のスナップショット処理とほぼ同じとなり、仮想テープライブラリ装置は、指定されたディレクトリ又はファイルをノードツリーリストから検索して特定し、その保存先アドレスから当該データをNASプロトコルに従って、情報処理装置に転送する。この場合、上述のように、ファイルの更新や、新たなファイルの書込みを許可しないようになされている。
本発明は、種々の形態のストレージシステムに広く適用することができる。
本実施の形態によるストレージシステムの外観構成を示す概念図である。 第1の実施の形態によるストレージシステムの構成を示すブロック図である。 第1の実施の形態による情報処理装置の構成を示すブロック図である。 表示ウインドウを概略的に示した概念図である。 表示ウインドウを概略的に示した概念図である。 プライマリボリュームのノードツリーリストを概略的に示した概念図である。 サブボリュームのノードツリーリストを概略的に示した概念図である。 移動経路記憶テーブルを概略的に示した概念図である。 第1の表示制御処理手順を示すフローチャートである。 第1の表示制御処理手順を示すフローチャートである。 ノードツリー切替処理手順を示すフローチャートである。 更新されたプライマリボリュームのノードツリーリストを概略的に示した概念図である。 移動経路記憶テーブルを概略的に示した概念図である。 ノードツリー切替処理を概略的に示した概念図である。 移動経路一時記憶テーブルを概略的に示した概念図である。 第2及び第3の実施の形態によるストレージシステムの構成を示すブロック図である。 第2及び第3の実施の形態による情報処理装置の構成を示すブロック図である。 表示ウインドウを概略的に示した概念図である。 表示ウインドウを概略的に示した概念図である。 表示ウインドウを概略的に示した概念図である。 表示ウインドウを概略的に示した概念図である。 第2の表示制御処理手順を示すフローチャートである。 第2の表示制御処理手順を示すフローチャートである。 ノード情報送信処理手順を示すフローチャートである。 ノード情報送信処理手順を示すフローチャートである。 ノード情報フィルタリング処理手順を示すフローチャートである。 ノード情報一時記憶テーブルを概略的に示した概念図である。 表示ウインドウを概略的に示した概念図である。 表示ウインドウを概略的に示した概念図である。 第3の表示制御処理手順を示すフローチャートである。 第3の表示制御処理手順を示すフローチャートである。 ノード情報移動処理手順を示すフローチャートである。 他の実施の形態によるストレージシステムの構成を示すブロック図である。 他の実施の形態による表示ウインドウを概略的に示した概念図である。 他の実施の形態による表示ウインドウを概略的に示した概念図である。
符号の説明
1、50、60……ストレージシステム、2、51、61……情報処理装置、4、53、63……ディスクアレイ装置、10……ディスクコントローラ、21、52、62……CPU、29……表示部、30……ハードディスクドライブ、31、54、64……CPU、40、55、64……下位情報表示部、41……レセントタグ、42……スナップショットタグ、43、67、100……ディレクトリ切替部、56、68……プラスボタン、57、69……マイナスボタン、65……オンラインタグ、66……アーカイブタグ、VOLP……プライマリボリューム、VOLS……サブボリューム、W1〜W5……表示ウインドウ、MT……移動経路記憶テーブル、MOT……移動経路一時記憶テーブル、EOT……ノード情報一時記憶テーブル。

Claims (20)

  1. 上位装置と、前記上位装置から送信されるファイルを記憶するための第1のボリューム及び第2のボリュームを有するストレージ装置とからなるストレージシステムであって、
    前記上位装置は、
    前記第1のボリュームの第1のディレクトリの内容と、前記第2のボリュームの前記第1のディレクトリに対応する第2のディレクトリの内容とを表示する表示部と、
    前記表示部に表示された前記第1のディレクトリの内容と、前記第2のディレクトリの内容とを切り替える切替部と
    を備え、
    前記ストレージ装置は、
    前記第1のボリュームのルートディレクトリから前記第1のディレクトリへの移動経路が記憶されたテーブルに従って、前記第2のディレクトリを検索する検索部と、
    前記検索部により検索された前記第2のディレクトリの内容を前記上位装置に送信する送信部と
    を備えることを特徴とするストレージシステム。
  2. 前記第2のボリュームは、
    前記第1のボリュームのスナップショットボリュームである
    ことを特徴とする請求項1に記載のストレージシステム。
  3. 前記第2のボリュームは、
    前記第1のボリュームの複製ボリュームである
    ことを特徴とする請求項1に記載のストレージシステム。
  4. 前記ストレージ装置の前記送信部は、
    前記第1のボリュームの識別子と、前記第2のボリュームの識別子とを前記上位装置に送信し、
    前記上位装置の切替部は、
    前記ストレージ装置の前記送信部により送信された前記第1のボリュームの識別子及び前記第2のボリュームの識別子に基づいて、前記第1のディレクトリの内容と、前記第2のディレクトリの内容とを切り替える
    ことを特徴とする請求項1に記載のストレージシステム。
  5. 前記ストレージ装置は、
    前記第1のディレクトリの内容と、前記第2のボリュームの内容とを比較する比較部
    を備え、
    前記送信部は、
    前記比較部により比較された比較結果に基づいて、前記第1のディレクトリ及び前記第2のディレクトリにおける特定の内容のみを送信し、
    前記上位装置の表示部は、
    前記ストレージ装置の送信部から送信された前記第1のディレクトリ及び前記第2のディレクトリにおける特定の内容を同時に前記表示部に表示する
    ことを特徴とする請求項1に記載のストレージシステム。
  6. 前記ストレージ装置の前記検索部は、
    外部操作により前記切替部が切り替えられたときに、前記テーブルに従って、前記第2のディレクトリを検索する
    ことを特徴とする請求項1に記載のストレージシステム。
  7. 前記ストレージ装置の前記検索部は、
    所定のタイミングで、前記テーブルに従って、前記第2のディレクトリを検索する
    ことを特徴とする請求項1に記載のストレージシステム。
  8. 前記上位装置の表示部は、
    前記第1のディレクトリの内容と、前記第2のボリュームの内容とをユーザに識別可能に表示する
    ことを特徴とする請求項1に記載のストレージシステム。
  9. 前記上位装置は、
    前記第1のディレクトリ及び前記第2のディレクトリにおける特定の内容を選択する選択部と、
    前記選択部により選択された選択内容を前記ストレージ装置に送信する送信部と
    を備え、
    前記ストレージ装置の前記比較部は、
    前記上位装置の前記送信部により送信された選択内容に基づいて、前記第1のディレクトリの内容と、前記第2のボリュームの内容とを比較する
    ことを特徴とする請求項5に記載のストレージシステム。
  10. 前記ストレージ装置の前記検索部は、
    前記第2のディレクトリが検索されなかったときに、前記テーブルと経路が共通するディレクトリを検索する
    ことを特徴とする請求項1に記載のストレージシステム。
  11. 上位装置から送信されるファイルを記憶するための第1のボリューム及び第2のボリュームを有するストレージ装置であって、
    前記第1のボリュームのルートディレクトリから前記第1のディレクトリへの移動経路が記憶されたテーブルに従って、前記第2のディレクトリを検索する検索部と、
    前記検索部により検索された前記第2のディレクトリの内容を前記上位装置に送信する送信部と
    を備えることを特徴とするストレージ装置。
  12. 前記第2のボリュームは、
    前記第1のボリュームのスナップショットボリュームである
    ことを特徴とする請求項11に記載のストレージ装置。
  13. 前記第2のボリュームは、
    前記第1のボリュームの複製ボリュームである
    ことを特徴とする請求項11に記載のストレージ装置。
  14. 前記送信部は、
    前記第1のボリュームの識別子と、前記第2のボリュームの識別子とを前記上位装置に送信する
    ことを特徴とする請求項11に記載のストレージ装置。
  15. 前記第1のディレクトリの内容と、前記第2のボリュームの内容とを比較する比較部
    を備え、
    前記送信部は、
    前記比較部により比較された比較結果に基づいて、前記第1のディレクトリ及び前記第2のディレクトリにおける特定の内容のみを送信する
    ことを特徴とする請求項11に記載のストレージ装置。
  16. 前記検索部は、
    外部操作により前記切替部が切り替えられたときに、前記テーブルに従って、前記第2のディレクトリを検索する
    ことを特徴とする請求項11に記載のストレージ装置。
  17. 前記検索部は、
    所定のタイミングで、前記テーブルに従って、前記第2のディレクトリを検索する
    ことを特徴とする請求項11に記載のストレージ装置。
  18. 前記比較部は、
    前記上位装置から送信された選択内容に基づいて、前記第1のディレクトリの内容と、前記第2のボリュームの内容とを比較する
    ことを特徴とする請求項15に記載のストレージ装置。
  19. 検索部は、
    前記第2のディレクトリが検索されなかったときに、前記テーブルと経路が共通するディレクトリを検索する
    ことを特徴とする請求項11に記載のストレージ装置。
  20. 上位装置と、前記上位装置から送信されるファイルを記憶するための第1のボリューム及び第2のボリュームを有するストレージ装置とからなるストレージシステムであって、
    前記上位装置は、
    前記第1のボリュームにおける第1のディレクトリの1階層下位の第2のディレクトリ及び又は第1のファイル、又は、前記第2のボリュームにおける前記第1のディレクトリに対応する第3のディレクトリの1階層下位の第4のディレクトリ及び又は第2のファイルを表示する表示部と、
    前記第1のディレクトリの1階層下位の前記第2のディレクトリ及び又は前記第1のファイルから、前記第3のディレクトリの1階層下位の前記第4のディレクトリ及び又は前記第2のファイルに表示を切り替えるために、前記表示部に表示された切替部と
    を備え、
    前記ストレージ装置は、
    前記第1のボリュームにおける前記ファイルに対応するファイルノード及び前記ディレクトリに対応するディレクトリノードをそれぞれツリー状に階層化した第1のノードツリー、並びに前記第2のボリュームにおける前記ファイルノード及び前記ディレクトリノードをそれぞれツリー状に階層化した第2のノードツリーを管理する管理部と、
    第1のノードツリーの第1のルートノードから、前記第1のディレクトリノードまでの、各階層における移動経路のディレクトリノードをそれぞれ記憶する移動経路記憶部と、
    外部操作により前記表示部に表示されている前記切替部が切り替えられたときに、前記移動経路記憶部に記憶されたディレクトリノードに従って、前記第3のディレクトリノードを第2のノードツリーから検索し、前記第3のディレクトリノードの1階層下位の第4のディレクトリノード及び又は第2のファイルノードを、前記上位装置に送信するように制御する制御部と
    を備えることを特徴とするストレージシステム。

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