JP2007065101A - 液晶ドライバ - Google Patents
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Abstract
【課題】 簡単な構成により識別情報回路を備えた液晶ドライバを提供する。
【解決手段】 クロックに対応して時系列的に形成される選択信号を形成するシフトレジスタを備えた液晶ドライバに、第1回路と第2回路を設ける。上記第1回路は、上記選択信号により選択され、互いに同じ製造過程をもって同一の形態として形成された複数からなるMOSFETのゲート,ソース間電圧にそれぞれ依存した第1電圧として取り出す。上記第2回路は、上記シフトレジスタにより形成された選択信号を用いて上記複数の第1電圧の差分に対応した2値信号を順次に出力させる。
【選択図】 図1
【解決手段】 クロックに対応して時系列的に形成される選択信号を形成するシフトレジスタを備えた液晶ドライバに、第1回路と第2回路を設ける。上記第1回路は、上記選択信号により選択され、互いに同じ製造過程をもって同一の形態として形成された複数からなるMOSFETのゲート,ソース間電圧にそれぞれ依存した第1電圧として取り出す。上記第2回路は、上記シフトレジスタにより形成された選択信号を用いて上記複数の第1電圧の差分に対応した2値信号を順次に出力させる。
【選択図】 図1
Description
この発明は、液晶ドライバに関し、シフトレジスタを備えた走査線駆動又は信号線駆動を行う液晶ドライバに対する識別情報付与技術に利用して有効な技術に関するものである。
液晶ドライバに関して、例えばLSIチップの縦横比を最適化して小型で低価格の液晶ドライバ用テープキャリアパッケージを達成したものとして特開平5−080347号公報、開発効率がよく、生産面で管理のしやすい液晶ドライバとして特開平5−090498号公報、液晶ドライバの構成を簡素化したものとして特開2003−044022公報等がある。また、半導体集積回路装置に識別情報回路を設けた例として、特表2002−537646公報、特開2003−332452公報、特開2005−005432公報がある。
特開平5−080347号公報
特開平5−090498号公報
特開2003−044022公報
特表2002−537646公報
特開2003−332452公報
特開2005−005432公報
液晶テレビジョン受像機では、液晶パネルに対して多数の液晶ドライバが搭載される。ハイビジョン信号フォーマット(1080i)をそのまま表現できる16:9フルスペックハイビジョン液晶パネルでは、水平1920×垂直1080の信号線(ソース線)及び走査線(ゲート線)を有する。1つの半導体集積回路装置で構成される液晶ドライバは、せいぜい100本程度の信号出力端子しか持たないので、上記のようなハイビジョン液晶パネルを用いた液晶テレビジョン受像機では多数個の液晶ドライバを用いることになる。このため、液晶テレビジョン受像機では、前記特許文献1〜3のように小型化、簡素化が必須のものとされる。
このような液晶ドライバは、液晶テレビジョン受像機としての価格に占める割合が小さい反面、液晶テレビジョン受像機としての組立不良原因や出荷後の故障原因の多くを占めるものとなる。したがって、半導体装置としての歩留りの維持・向上ならびに性能の均質化や均一化などの品質さらに信頼性の保障などは、他の半導体装置と比べてより高いレベルでの品質管理が求められる。しかしながら、上記のように小型化、簡素化が必須とされる結果、必要最小の機能しか持たされておらず、上記半導体装置としての歩留りの維持・向上ならびに性能の均質化や均一化などの品質さらに信頼性の保障に向けた配慮を欠くものである。
本願発明者においては、前記特許文献4〜6より先に提案している識別情報回路を設けて、上記半導体装置としての歩留りの維持・向上ならびに性能の均質化や均一化などの品質さらに信頼性の保障などに利用することを検討した。しかしながら、液晶ドライバにあっては、前記小型化及び低価格が最優先課題とされるものであり、上記識別情報回路を付加することにより、チップがその分大きくなったのでは1つの半導体ウェハから得られる液晶ドライバの数が少なくなり価格が高くなってしまう。上記のようなハイビジョン液晶パネルに向けた液晶ドライバでは、信号振幅の大きな出力信号を高速に形成するので、高耐圧で大きな電流を流すことが必要とされ、比較的大きなサイズの素子により形成される。特に、走査線を駆動する液晶ドライバでは、シフトレジスタと出力ドライバ等のような簡単な回路で構成されることから、少しの回路素子の増加でもチップサイズを大きくしてしまうものとなる。
この発明の目的は、簡単な構成により識別情報回路を備えた液晶ドライバを提供することにある。この発明の前記ならびにそのほかの目的と新規な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう。
本願において開示される発明のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば、下記の通りである。クロックに対応して時系列的に形成される選択信号を形成するシフトレジスタを備えた液晶ドライバに、第1回路と第2回路を設ける。上記第1回路は、上記選択信号により選択され、互いに同じ製造過程をもって同一の形態として形成された複数からなるMOSFETのゲート,ソース間電圧にそれぞれ依存した第1電圧として取り出す。上記第2回路は、上記シフトレジスタにより形成された選択信号を用いて上記複数の第1電圧の差分に対応した2値信号を順次に出力させる。
シフトレジスタの選択信号を利用した簡単な構成で、液晶ドライバにおける製造プロセスでの素子バラツキを利用した識別情報回路を組み込むことができる。
図1には、この発明に係る液晶ドライバの一実施例のブロック図が示されている。同図の液晶ドライバは、いわゆるゲートドライバと呼ばれるものであり、TFT液晶パネルの走査線電極を駆動する。この実施例のゲートドライバ301の概略的な動作を説明すれば次のとおりである。制御回路302の出力信号207に応じてシフトレジスタ204の選択信号出力205が順次選択され、個々の該シフトレジスタ204に対応したレベルシフタ及びドライバ(以下、駆動回路という。)203でLCDパネルの駆動に必要な電圧を発生し、パッド201を介してLCDパネルと接続される。
この実施例では、識別要素303及び識別情報抽出回路304からなる識別情報回路が設けられる。上記識別要素303は、信号線330及び331にそれぞれ共通に接続される。これら信号線330及び331は、識別情報抽出回路304の入力端子に接続される。この実施例では、識別回路の簡素化のために上記シフトレジスタ204の選択信号205を利用して、上記信号線330及び331に共通に接続される複数の識別要素303のうち1つを順次に選択信号とする。
上記のようなLCDドライバでは、特に制限されないが、高電圧を扱うため旧世代のプロセスをそのまま流用することがある。つまり、もともと旧世代のプロセスでは、必然的に高耐圧でしかも比較的大きな電流を得ることができるので、既存製造設備をそのまま活用できるために、上記のようなLCDドライバの低コスト化を図る上で有利である。しかしながら、最先端の微細ルールのLSIに比べて、1つの素子あるいは配線幅が大きい。その上に、上記のように制御回路302、シフトレジスタ204及び駆動回路203のような簡単な回路で構成されるから、前記特許文献4〜6に記載のような「半導体識別回路」をそのまま搭載すると、ゲートドライバ301の小面積化が難しくチップサイズへの影響が大きい。さらに、多数のボンディングパッドを搭載するためチップの一辺の長さを律則し、一般的に非常に細長い形状をしているため、短辺の長さを極力小さくするように設計するなどの制約がある。
図2には、図1の識別情報回路の一実施例のブロック図が示されている。この実施例の識別情報回路は、LSIに搭載された同じ形状及び大きさからなる複数MOSトランジスタペア1501のランダムな電気的特性のバラツキによって生じる2つの負荷抵抗1502端Na及びNbの電圧の差分を比較器1503で比較する。この比較結果である該複数MOSトランジスタペア1501に応じた複数の該比較の出力の特徴を、同LSIの固有の識別情報とする。上記MOSトランジスタペア1501はシフトレジスタ204に沿って直列形態に並べられる。そして、該識別情報は、前記シフトレジスタ204で形成された選択信号SELによって選ばれた特定の上記複数のMOSトランジスタペア1501に対応する前記比較器1503の出力を2値のデジタル信号化した信号列からなる。これにより、上記MOSトランジスタペア1501を選択する選択信号発生回路を省略できるので、ゲートドライバ301の面積の増加を抑えることができる。
図3には、図1の識別要素303の他の一実施例の回路図が示されている。MOSトランジスタQ1,Q2,Q3及びQ4からなる回路と、MOSトランジスタQ5,Q6,Q7及びQ8からなる回路とは、同じ形状さらに同じ大きさでゲートドライバ301の基板上に配置されている。前記選択信号205が選択状態の高い電位に変化すると、MOSトランジスタQ2,Q3,Q6及びQ7がオンし、MOSトランジスタQ1とQ4及びQ5とQ8に貫通電流が生じ、MOSトランジスタQ2とQ3の中間ノードと、MOSトランジスタQ6とQ7の中間ノードは、それぞれ特定の電位に到達する。該到達電位は、MOSトランジスタQ1乃至Q8の形状や大きさが同じであれば、理想的な状態では、全く等しい値となる。
しかし、実際には、製造段階の加工バラつきや、ホトマスクの寸法精度などの影響でバラつくことが知られている。特に、近年の半導体技術の進歩にともなって顕在化したMOSトランジスタの特性を決定付ける不純物の分布の無秩序な統計的変動に起因するいわゆる「ゆらぎ現象」によって、さらに均一な特性を得ることは困難となっている。従って、前記各MOSトランジスタが同じ形状と大きさを備えるなら、上記「ゆらぎ現象」の影響がさらに支配的となり、前記中間ノードの電位は、異なる識別要素303ごとに無秩序な値をもち、二つの中間ノードの出力330と331の差分も識別要素303ごとに無秩序であるといえよう。このような製造段階の加工バラつきや、ホトマスクの寸法精度や「ゆらぎ現象」などの影響でバラツキを利用して、1個ずつ別々の識別情報を得ることができる。このような製造段階の加工バラつきや、ホトマスクの寸法精度や「ゆらぎ現象」などの影響でのバラツキを利用して、1個ずつ別々の識別情報が得られ原理及びその判別方法に関しては、前記特許文献4〜6に詳しく述べられているのでその説明を省略する。
前記図2の実施例では、共通信号線330及び331は、有限の抵抗値を有しており、ノードNa及びNbの電位は、トランジスタペア1501、該トランジスタに直列に接続された選択トランジスタ、共通信号線330又は331及び、負荷抵抗1502の抵抗比で決定するため、共通配線抵抗330又は331の一方の抵抗値が変動すると、本来得るべきトランジスタペア1501の特性差を打ち消してしまう可能性がある。これに対して、図3の実施例では、識別要素303においてそれぞれ電位を形成し、上記共通信号線330又は331には電流を流さないようにしている。これより、MOSトランジスタの製造段階の加工バラつきや、ホトマスクの寸法精度や「ゆらぎ現象」などの影響でのバラツキを忠実に反映された識別情報を得ることができる。
図4には、図1の識別情報抽出回路304の一実施例のブロック図が示されている。この実施例の識別情報抽出回路304は、特に制限されないが、前記図3に示した識別要素303で発生した前記中間ノード電位の差電圧を比較、増幅する。つまり、上記識別要素303で発生した中間ノード電位は、共通信号線330と331を伝播し、自動ゼロ調整機能付きチョッパ型差動比較器501に入力される。チョッパ型差動比較器501は、上記識別要素303で発生した中間ノード電位の電位差を増幅する。この増幅された信号は、ラッチ回路502を介して駆動回路503から出力304に送り出される。
信号SWは前記図1の制御回路302の出力310から生成されたもので、6個のスイッチ504の切り替えを行う。信号Lは、同様に制御回路302の出力310から生成されたもので、ラッチ回路502を制御する。スイッチ504は、信号SWがロウレベルすなわち低い電位の時、図示される状態にあり、ハイレベルすなわち高い電位の状態の時、他方の接点に全て同時に切り替わる。同図においては、差動増幅器510の入力からコンデンサを介した2つの端子XaとXbは、自動ゼロ調整の期間、固定電位Vmに接続されているが、2つの信号線330と331のいずれか一方に接続されてもよい。このように自動ゼロ調整機能を持つチョッパ型差動比較器501を用いることにより、それ自身が持つ入力オフセットに影響されないで、MOSトランジスタの製造段階の加工バラつきや、ホトマスクの寸法精度や「ゆらぎ現象」などの影響での特性バラツキを忠実に反映された識別情報を得ることができる。
図5には、この発明に係る識別情報回路の動作の一例を説明するためのタイミング図が示されている。同図においては、チョッパ型差動比較器501の自動ゼロ調整の期間、前記図3及び図5の構成における識別情報の取り出しにかかる動作波形が示されている。信号205(0)乃至205(3)は、それぞれシフトレジスタ204の番号に対応した選択信号である。共通信号330及び331には、前記識別要素回路303の中間ノードの電位が、選択信号205のいずれかががハイレベルの間だけ出力される。この状態を、太線で示している。信号SWがロウレベルの間、チョッパ型比較器501は、自動ゼロ調整を行っており、信号SWがハイレベルの状態において共通信号330及び331を接続して、かかる共通信号330及び331のレベル差を増幅する。次に、十分増幅が行われた段階で、信号Lによってラッチ502に取り込み、識別情報を確定する。
図6には、この発明に好適な識別要素回路の別の一実施例の回路図が示されている。図6(A)には、Nチャネル型MOSトランジスタ(以下NMOSトランジスタという)Q11の閾値電圧を識別要素として用いた実施例が示されている。NMOSトランジスタQ10のオン状態により、NMOSトランジスタQ11をダイオード接続とし、その閾値電圧に対応した電圧を共通信号330及び331に取り出す。Pチャネル型MOSトランジスタ(以下、PMOSトランジスタという)Q9は、NMOSトランジスタQ11に電流を流す負荷抵抗として動作する。選択信号205は、インバータ回路によって反転されて上記PMOSトランジスタQ9のゲートに伝えられる。選択信号205により上記NMOSトランジスタQ10及びPMOSトランジスタQ9がオン状態となって、NMOSトランジスタQ11の閾値電圧に対応した電圧が共通信号330/331に取り出される。
図6(B)には、同様に、NMOSトランジスタQ11の閾値電圧を識別要素として用いる別の実施例が示されている。この実施例では、負荷となる素子をPMOSトランジスタQ9からNMOSトランジスタQ12に変更している。これよって、インバータ回路が省略できる。ただし、電源線320に与えられる動作電圧は、上記NMOSトランジスタQ11とQ14の閾値電圧よりも大きな電圧とする必要がある。
図6(C)には、PMOSトランジスタQ15の閾値電圧を識別要素として用いた実施例が示されている。これは、前記図6(A)の実施例のPチャネルMOSFETとNチャネルMOSFETとを入れ替えた構成である。この実施例では、電源線320の電位を基準にしたPMOSトランジスタQ15の閾値電圧が共通信号330/331に取り出される。
図6(D)には、NMOSトランジスタQ18とQ19のオン抵抗比によって得られる電圧を識別要素として活用した実施例が示されている。なお、いうまでもなく、MOSトランジスタの特性バラつきを識別要素として活用するという目的に適合するならば、特にトランジスタの種類や数、接続方法は変更可能であり、ここに例示されたもの限定されるものではない。例えば、共通信号線の単位を複数に分割してもよいし、複数の識別要素を集中して配置してもよいし、後述するように既存の電源配線の下やボンディングパッドの領域に配置してもよい。さらに、識別情報出力を、別のゲートドライバと連結し、例えば、液晶表示装置の実装されたゲートドライバの識別情報を一括して読み出すなどする回路を組み合わせてもよい。
識別情報回路は、不良解析や製造時のデータ取得等の必要な時に動作すればよい。そのため、電源線320にはパッド350から電源電圧を供給できるようにしている。したがって、ゲートドライバが通常動作を行うときには、上記電源パッド350には電源電圧を供給しないようにして無駄な電流消費を抑えることができる。また、これによって、MOSFETの閾値電圧が電流を流すことにより特性劣化によって変動することが抑えられる。つまり、製造時の識別情報をそのまま長い期間維持させることができる。この他、スイッチを設けて、テストモード時にのみ電源電圧を供給するようにしてもよい。このことは、以下の実施例においても同様である。
図7には、この発明に係る液晶ドライバの他の一実施例のブロック図が示されている。同図のゲートドライバは、出力パッド1つにつき、おのおの1ビットずつの識別情報を割り付けられた例が示されている。つまり、シフトレジスタ204の各出力205を選択信号とする1ビット識別情報回路(単位識別情報回路)1404が設けられる。この1ビット識別情報回路1404は、出力パッド201を出力端子とする前記図1の識別要素303及び識別情報抽出回路304の機能を持つ。
図8には、図7の1ビット識別情報回路の一実施例の回路図が示されている。この実施例では、2入力の論理ゲート回路を用いて構成される。ナンド(NAND)ゲート回路G1〜G6は、同じサイズで同じ構成のCMOS回路から構成される。特に、識別番号ないし識別情報の発生を行うゲート回路G1とG2は、全く同じくなるように形成される。ゲート回路G3とG4は、信号パス経路を構成するものであり、同時に増幅回路としての作用する。また、ゲート回路G5とG6は、選択信号を形成するものであり、ゲート回路G3及びG4と同様に上記ゲート回路G1とG2とは若干異なるサイズのMOSFETで構成されてもよい。
ゲート回路G1の2つの入力のうちの一方の入力には、ゲート回路G6を通した選択信号が供給される。ゲート回路G1の他方の入力と出力とは結合される。このゲート回路G1の出力信号は、ゲート回路G2の2つの入力のうちの一方の入力に供給される。上記ゲート回路G2の他方の入力には、上記選択信号が供給される。上記ゲート回路G2の出力信号は、ゲート回路G3の2つの入力のうちの一方の入力に供給される。上記ゲート回路G3の他方の入力には、前記シフトレジスタ204で形成された選択信号205が供給される。上記選択信号205と識別情報要求信号1403とは、ゲート回路G5に入力され、その出力信号は実質的にインバータ回路として動作するゲート回路G6を通して上記ゲート回路G1、G2に供給される選択信号とされる。上記ゲート回路G6は、2つの入力に同じ信号を供給してインバータ回路として動作させるものであるが、一方の入力に固定的にハイレベル(VDD)を供給するものであってもよい。
上記ゲート回路G1〜G6は、ハイレベルを論理1とする正論理を採る場合、回路の接地電位と出力端子との間に2つのNチャネルMOSFETが直列形態に接続され、出力端子と電源電圧との間にPチャネルMOSFETが並列形態に接続される。そして、上記2つのNチャネルMOSFETのうちの一方と2つのPチャネルMOSFETの一方のゲートが共通に接続されて一方の入力とされる。上記2つのNチャネルMOSFETのうちの他方と2つのPチャネルMOSFETの他方のゲートが共通に接続されて他方の入力とされる。
したがって、選択信号がハイレベルの選択レベルのときには、ゲート回路G1の上記一方のNチャネルMOSFETがオン状態となり、等価的にはインバータ回路として動作する。したがって、他方の入力と出力とが結合されていることにより、他方の入力と出力は、上記ゲートの論理しきい値電圧に対応し論理しきい値VLT(G0)にされる。上記選択信号がハイレベルの選択レベルのときには、ゲート回路G2においても、上記一方のNチャネルMOSFETがオン状態となり等価的にはインバータ回路とし動作する。
ゲート回路G1の論理しきい値VLT(G0)と上記ゲート回路G2の論理しきい値VLT(G2)の関係が、VLT(G0)>VLT(G1)であれば、ゲート回路G1の出力電圧は、ゲート回路G2の持つ反転増幅作用により、VSS電位側すなわちロウレベル側に大きく振幅する。逆に、VLT(G1)<VLT(G2)であれば、VDD電位側すなわちハイレベル側に大きく振幅する。ゲート回路G2の出力振幅は、シフトレジスタ204の選択信号205がハイレベルのときには、ゲート回路G3もインバータ回路として動作し、同様にインバータ回路として動作するゲート回路G4を通して増幅されて2値信号化される。これにより、ゲート回路G1とG2の論理しきい値電圧VLTの相対的なバラツキ差に対応したハイレベル/ロウレベルの識別番号ないし識別情報を生成することができる。
つまり、この実施例の1ビット情報識別回路1404では、識別情報要求信号1403がハイレベルのとき、シフトレジスタ204の選択信号205がハイレベルとなると、ゲート回路G1及びG2の論理閾値電圧に差がゲート回路G3及びG4によって増幅され、ゲート回路G4の出力1405に1ビットの識別情報が生じて、駆動回路203を介して出力される。つまり、識別情報要求信号1403がハイレベルのとき、シフトレジスタ204を走査すると、走査に応じた出力から1ビットずつ識別情報発生する。なお、識別情報要求信号1403がロウレベルのときは通常通りの動作である。
図9には、この発明に係る液晶ドライバの更に他の一実施例のブロック図が示されている。この実施例の識別要素は、1つのNMOSトランジスタ802で構成されている。該NMOSトランジスタ802のドレイン電極は共通の電源線320に接続されている。該電源線320は、パッド330に接続されているが、本ゲートドライバ801の電源と共用であっても構わない。該NMOSトランジスタ802のソース電極は、共通線803に接続され、識別情報抽出回路804に入力される。制御回路302の出力信号310は、識別情報抽出回路804を制御する。この実施例の識別要素は、NMOSトランジスタ802をソースフォロワ出力動作させ、ゲートに供給される選択信号205に対して、ソース電位が閾値電圧分だけレベルシフトされることを利用している。
図10には、図9の識別情報抽出回路804の一実施例のブロック図が示されている。該識別情報抽出回路804は、定電流源903、インバータ回路901及び902とNMOSトランジスタとコンデンサからなるいわゆるチョッパ型比較回路910、ラッチ回路904及び出力駆動回路905から構成される。上記NMOSトランジスタのゲートに供給される信号T、W及びLは、制御回路302の出力信号310から生成される。図示されないが、定電流源903は、識別情報抽出回路804が非動作の状態において、電流を遮断する手段を備えて、ゲートドライバの消費電流を低減するようにしてもよい。
図11には、前記図9及び図10の実施例の動作を説明するための波形図が示されている。信号205(0)乃至205(3)は、それぞれシフトレジスタ204の番号に対応した選択信号である。共通信号803には、前記NMOSトランジスタ802のソース電位が、選択信号205のいずれかががハイレベルの間だけ特定の電圧として発生する。該NMOSトランジスタはいわゆる電流源903をソース電流としたソースフォロワ接続であり、ソース電極は、ゲート電位よりも、およそNMOSトランジスタの閾値電圧Vthだけ下がった電位となる。該閾値電圧、前記「ゆらぎ現象」の影響で無秩序にバラついている。
信号Wによりインバータ回路901と902の入出力を短絡しておいて、信号TによりNMOSトランジスタをオン状態にして信号205(0)により選択されたNMOSトランジスタの閾値電圧に対応した第1電圧をキャパシタに取り込む。次に、信号Wをロウレベルにし、信号205(0)により選択されたNMOSトランジスタの閾値電圧に対応した第2電圧を信号Tのハイレベルにより上記キャパシタに入力する。すると、インバータ回路901は、上記第1電圧と第2電圧の差分が上記インバータ回路901の入出力短絡による論理閾値電圧よりも高いか低いかでハイレベル/ロウレベルの出力信号を形成する。つまり、第1電圧よりも第2電圧が低いとインバータ回路901の入力電位は、上記論理閾値電圧よりも低くなり、ハイレベル側の出力信号を形成する。逆に、第1電圧よりも第2電圧が高いとインバータ回路901の入力電位は、上記論理閾値電圧よりも高くなり、ロウレベル側の出力信号を形成する。インバータ回路902は、前段のインバータ回路の増幅出力を行う。
本動作波形から分かるように、連続する2つのシフトレジスタの選択動作によって、1つの識別情報が得られる。この方式の利点は、共通信号線803を単線とすることができ、ゲートドライバの短辺長の増加を抑えられ、一つのシフトレジスタ単位の識別要素回路を小さくでき、同様にゲートドライバの短辺長の増加を抑えられるなどである。しかも、この方式は次のような別の利点を有している。すなわち、長時間の使用によって共通信号線803の抵抗値が変化したり、識別情報抽出回路804内の低電流源の電流値が変動した場合であっても、それらの影響を受けずに識別要素回路の持つ特性バラツキのみを効果的に抽出して識別情報を安定的に再現することができるということである。
例えば前記図2の実施例では、共通信号線330及び331は、有限の抵抗値を有しており、ノードNa及びNbの電位は、トランジスタペア1501、該トランジスタに直列に接続された選択トランジスタ、共通信号線330又は331及び、負荷抵抗1502の抵抗比で決定するため、共通配線330又は331の一方の抵抗値が変動すると、本来得るべきトランジスタペア1501の特性差を打ち消してしまう可能性がある。しかし、図9に示される共通信号線803を単線とした実施形態においては、識別情報のもととなる二つのトランジスタ802が配置された物理的が近い場合、該共通信号線803の変動の影響を僅かしか受けない。なお、連続する2つの識別要素回路を比較的近傍に配置するなどすることによって、さらに安定した識別情報を得ることができる。
図12には、識別要素の他の一実施例の回路図が示されている。この実施例の識別要素は、前記図9のNMOSトランジスタに代えてPMOSトランジスタの閾値電圧を用いる例が示されている。この実施例では、PMOSトランジスタQ20のソースが電源線320に接続される。PMOSトランジスタQ20のドレインと共通信号線803との間には、スイッチ素子としてのPMOSトランジスタQ21が設けられる。このPMOSトランジスタQ21のゲートには、インバータ回路を通して選択信号205が供給される。選択信号205より、PMOSトランジスタQ21がオン状態になると、上記PMOSトランジスタQ20のゲートとドレインとを接続してダイオード形態とする。これにより、共通信号線803には、PMOSトランジスタQ20の閾値電圧に対応した電圧Vdd−Vthを得ることができる。
図13には、図12の識別要素に適した識別情報抽出回路の一実施例の回路図が示されている。この実施例では、前記図10の定電流源903に代えてPMOSトランジスタ907、NMOSトランジスタ908及び906が設けられる。リセット信号Rをロウレベルにして共通信号線803を電源電圧Vddにチャージアップしておき、リセット信号Rをロウレベルにして共通信号線803に選択された識別要素のPMOSトランジスタQ20の閾値電圧を取り出す。共通信号線803のハイレベルによりNMOSトランジスタ906がオン状態となっており、上記信号Rのハイレベルによりオン状態となるNMOSトランジスタ908により上記PMOSトランジスタQ20に電流を流して閾値電圧を取り出すものである。この構成では、常時定電流を流さないので消費電力を小さくできる。
図14には、この発明に係る液晶ドライバの更に他の一実施例のブロック図が示されている。この実施例では、パッド201が最上層の金属配線層により構成され、かつ、大きな占有面積を持つことを利用して、その電極下の半導体領域及び配線層を利用して、識別情報回路が設けられる。つまり、図1の識別要素303及び識別情報抽出回路304からなる識別情報回路が同図に点線で示したエリアに形成される。これにより、実質的にチップサイズを大きくすることく、識別情報回路を液晶ドライバの半導体チップに搭載することができる。
図15には、この発明に係る液晶ドライバの更に他の一実施例のブロック図が示されている。この実施例では、前記図9の識別要素が1つのNMOSトランジスタで構成されていることから、それを電源配線906の下部の半導体領域及び配線層を利用して形成するというものである。この実施例でも、実質的にチップサイズを大きくすることく、識別情報回路を液晶ドライバを構成する半導体チップに搭載することができる。電源線906は、電源電圧Vddを供給するもの、あるいは回路の接地電位Vssを供給するものであってもよい。
図16には、この発明に係る液晶ドライバが搭載される液晶テレビジョン受像機のようなLCD装置のブロック図が示されている。いわゆる液晶表示パネル101の周辺に、ソースドライバ102とゲートドライバ103が配置されている。ゲートドライバ103は、TFTトランジスタのゲートに接続される走査線電極を駆動するものである。ソースドライバ102は、特に制限されないが、デジタル画素信号をシリアルに受けて、それに対応した階調電圧又はDA変換出力をパラレルにTFTトランジスタのソース−ドレイン経路の一方が接続される信号線に供給する。上記TFTトランジスタのソース−ドレイン経路の他方には等価的に容量として動作する画素電極が設けられている。
上記ソースドライバにおいても、画素データのシリアル/パラレル変換のためのシフトレジスタを有するものであるので、かかるシフトレジスタを利用して前記ゲートドライバと同様に識別情報回路を搭載することができる。
上記のような識別情報回路を液晶ドライバに搭載することにより、半導体装置としての歩留りの維持・向上ならびに性能の均質化や均一化などの品質さらに信頼性の保障などの高いレベルでの品質管理に有効に活用することができる。つまり、半導体装置における製造過程での不良、液晶テレビジョン受像機等に組立後の不良、及び出荷後での不良において履歴を知ることができ、不良の解析を効果的に行うことができる。
前記識別情報回路は、識別情報の一部分を、任意の固定の識別情報とすることができる。例えば、前記図3に示されるトランジスタQ1のゲート電極を常に電源320に接続することで、該トランジスタQ1の属する識別要素が選択されたとき、常に共通信号330は331より相対的に低い電位状態を再現することができる。また、トランジスタQ5のゲート電極を常に電源320に接続することで、該トランジスタQ5の属する識別要素が選択されたとき、常に共通信号331は339より相対的に低い電位状態を再現することができる。それにより、かかる相対的電位状態に対応する固定の識別情報を識別情報抽出回路501から得ることができる。なお、識別情報のもととなる2つの電位の大小関係を常に一定方向に固定するという目的を逸しなければ、特に対象となるトランジスタや固定する電極が制限されるものではない。例えば、図6(A)においては、トランジスタQ11のゲート電位を常に接地電位とすることで、上記と同様に任意の固定情報を得ることができる。
前記互いに同じ製造過程をもって同一の形態として形成された複数からなるMOSFETのゲート,ソース間電圧のバラツキを利用した識別情報発生回路の基本概念は、本願発明者により既に提案されたものであり、主としてCMOS回路に向けたより詳細な構成は、特開2002−1423582公報、特表2002−537646公報、特開2003−332452公報、特開2005−005432公報に記載されており、識別システムにおける照合アルゴリズム等についてはこれらの公報に詳しく述べられている。
以上本発明者によってなされた発明を、前記実施形態に基づき具体的に説明したが、本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能である。例えば、いうまでもなく、MOSトランジスタの特性バラつきを識別要素として活用するという目的に適合するならば、特にトランジスタの種類や数、接続方法は変更可能であり、ここに例示されたもの限定されるものではない。例えば、図6において示された実施形態を適応してもよいし、識別情報抽出回路との組み合わせも可能である。液晶ドライバ装置の具体的構成は種々の実施形態を採ることができるものである。この発明は、液晶ドライバに広く利用することができる。
101…LCDパネル、102…ソースドライバ、103…ゲートドライバ、201…パッド、204…シフトレジスタ、203…ドライバ、301…ゲートドライバ、302…制御回路、303…識別要素、304…識別情報抽出回路、401…インバータ回路、1401…ゲートドライバ、1402…制御回路、1404…1ビット識別情報回路、801…ゲートドライバ、804…識別情報抽出回路、
Claims (9)
- クロックに対応して時系列的に形成される選択信号を形成するシフトレジスタを備えた液晶ドライバであって、
上記選択信号により選択され、互いに同じ製造過程をもって同一の形態として形成された複数からなるMOSFETのゲート,ソース間電圧にそれぞれ依存した第1電圧として取り出す第1回路と、
上記複数の第1電圧の差分に対応した2値信号を上記シフトレジスタにより形成された選択信号を用いて順次に出力させる第2回路とを備えてなることを特徴とする液晶ドライバ。 - 請求項1において、
上記シフトレジスタにより形成された選択信号は、液晶表示パネルの走査線電極を駆動する駆動信号であることを特徴とする液晶ドライバ。 - 請求項1において、
上記シフトレジスタにより形成された選択信号は、液晶表示パネルの信号線電極に伝えられる上記クロックに対応して時系列的に入力される画像信号を取り込むものであることを特徴とする液晶ドライバ。 - 請求項1ないし3のいずれかにおいて、
上記第2回路は、上記複数の第1電圧が上記選択信号によりそれぞれ伝えられる第1信号線と第2信号線と、上記第1信号線と第2信号線の差電圧を増幅して2値信号に変化する増幅回路からなることを特徴とする液晶ドライバ。 - 請求項1ないし3のいずれかにおいて、
上記第2回路は、
上記複数の第1電圧が上記選択信号により順次に伝えられる信号線と、
上記信号線に一端が接続された第1スイッチ素子と、
上記第1スイッチ素子の他端に一方の電極が接続されたキャパシタと、
上記キャパシタの他方の電極に入力端子が接続された反転増幅回路と、
上記反転増幅回路の入力端子と出力端子との間に設けられた第2スイッチ素子とを含み、
第1タイミングでは第1スイッチ素子と第2スイッチ素子をオン状態にし、上記信号線に伝えられた第1画素信号を上記キャパシタに取り込む動作と、
上記第2タイミングでは上記第1スイッチ素子のみをオン状態にして、上記信号線に伝えられた第2画素信号を上記キャパシタの一方の電極に伝えて、上記反転増幅回路の出力端子から上記第キャパシタに保持された第1画素信号と上記伝えられた第2画素信号との差分増幅信号を形成する動作とを上記クロックに対応して繰り返すことを特徴とする液晶ドライバ。 - 請求項5において、
上記第1回路は、ゲートに上記選択信号が供給され、ドレインに所定電圧が供給され、ソースが上記信号線に接続されたMOSFETであることを特徴とする液晶ドライバ。 - 請求項6において、
上記MOSFETは、電源配線層の下部に形成されてなることを特徴とする液晶ドライバ。 - 請求項1において、
上記第1回路及び第2回路は、液晶表示パネルに接続される電極に対応してそれぞれに設けられ、
上記第1回路及び第2回路は、
上記選択信号が一方の入力に供給され、他方の入力と出力とが接続された第1論理ゲート回路と、
上記選択信号が一方の入力に供給され、他方の入力に上記第1論理ゲート回路の出力信号が伝えられる第2論理ゲート回路と、
上記第2論理ゲート回路の出力信号に対応した出力信号を形成する第3論理ゲート回路とを含むことを特徴とする液晶ドライバ。 - 請求項1ないし6のいずれかにおいて、
上記第1回路及び第2回路は、液晶表示パネルに接続される電極下に形成されるものであることを特徴とする液晶ドライバ。
Priority Applications (1)
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JP2005248543A JP2007065101A (ja) | 2005-08-30 | 2005-08-30 | 液晶ドライバ |
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Cited By (3)
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JP2011009691A (ja) * | 2009-05-28 | 2011-01-13 | Sharp Corp | 半導体集積回路の識別子生成方法および識別子生成装置 |
JP2016527937A (ja) * | 2013-06-28 | 2016-09-15 | ヴェリリー ライフ サイエンシズ エルエルシー | デバイス識別 |
CN107068084A (zh) * | 2017-03-20 | 2017-08-18 | 深圳市华星光电技术有限公司 | Goa驱动电路、阵列基板、显示装置及面板的异常检测方法 |
-
2005
- 2005-08-30 JP JP2005248543A patent/JP2007065101A/ja not_active Withdrawn
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