JP2007064807A - 指標位置計測方法および装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 指標の誤同定を回避すること。
【解決手段】 撮像装置130の撮像画像から情景中の指標を検出する指標検出部110と、検出された指標候補の画像座標に関する情報を用いて指標を同定する指標同定部120と、同定した結果の尤度を算出する同定尤度算出部140と、算出した尤度に関する情報を提示装置180に出力する情報出力部190を有する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、指標の誤同定を回避するための技術に関するものである。
[従来技術1]
現実空間を撮像するカメラなどの撮像部(以下適宜カメラと言い換える)の位置姿勢計測は、例えば現実空間と仮想空間とを融合表示する複合現実感システムにおいて必要となる。このような従来技術として、特許文献1または2および非特許文献1において開示されているように、現実空間に配置した位置が既知のマーカ、または現実空間中の位置が既知の特徴点(以下、マーカと特徴点を合わせて指標という)を用いて、カメラの位置姿勢を測定する位置姿勢センサの計測誤差を補正する方法がある。 言い換えると、これらの方法は、カメラの位置姿勢を測定する位置姿勢センサと、カメラで撮像した指標とを利用して、カメラの位置姿勢を推定する方法である。このような方法で利用される指標としては、色領域の重心や同心円等がある。また、指標は同時に複数利用されることが多いが、カメラが撮像した画像から検出した指標が、現実空間に複数個配置した指標のどれに対応するのかを求める手段のひとつとして、画像から検出した指標の座標と、指標の絶対位置を位置姿勢センサの計測値を基にして投影して得られる、画像面上での指標の座標との間の関係を利用することが知られている。
[従来技術2]
一方で、非特許文献2または3において開示されているように、位置姿勢センサを用いず、カメラで撮像した指標のみを利用してカメラの位置姿勢推定を行う方法も知られている。そして、これら非特許文献においては、正方形の指標を利用し、正方形の4頂点の座標を基にして、カメラの位置姿勢を推定している。ただし、正方形はその中心点(対角線の交点)を通り、面に垂直な軸を回転軸として90°毎の回転対称形であることから、頂点の座標からだけでは上下左右の判定を行うことができない。そのため、正方形の指標内部に、上下左右の判定を行うためのさらなる画像特徴が設けられている。さらに、指標を複数利用する場合に、カメラで撮像した画像のみに基づいて複数の指標のどれを捉えているのかを識別する必要があるため、指標の内部にはさらに指標毎に異なる固有のパターンや符号などの図形情報が埋め込まれている。
[従来技術3]
また、現実空間に配置した位置姿勢が既知の複数の撮像部によって、対象物上での位置が既知の複数の指標を撮像して、対象物の位置姿勢を推定する方法が知られている。例えば、検出した指標が複数の指標のどれに対応するのかを求める手段として、指標となるLED毎に発光タイミングを制御することが行われている。
特開平11−084307号公報 特開2000−041173号公報 A.State,G.Hirota,D.T.Chen,B.Garrett,and M.Livingston:Superior augmented reality registration by integrating landmark tracking and magnetic tracking,Proc.SIGGRAPH’96,pp.429−438,July 1996. 加藤,Billinghurst,浅野,橘:マーカー追跡に基づく拡張現実感システムとそのキャリブレーション,日本バーチャルリアリティ学会論文誌,vol.4,no.4,pp.607−616,Dec.1999. X.Zhang,S.Fronz,N.Navab:Visual marker detection and decoding in AR systems:A comparative study,Proc.of International Symposium on Mixed and Augmented Reality(ISMAR’02),pp.97−106,2002.
従来技術1のカメラの位置姿勢を推定する方法において、ある特定の色の小さな円形のシート状の物体を指標とすることができる。この場合、指標のもつ情報は、3次元位置(座標)と色である。位置姿勢センサの計測値を利用し、指標の3次元位置をカメラの画像面へと投影し、一方で、画像からのその指標の色を検出する色領域検出処理を行い、画像中での重心位置を計算する。そして、画像面上へ投影した3次元位置と、画像から計算した重心位置を比較し、例えば最も近いものを同じ指標であると判定することによって、画像中の指標を同定することができる。
このように、色領域検出によって画像中から指標を検出する場合、カメラが撮像するであろう現実空間の中に、指標以外に指標と同じ色が存在すると、それらを誤って同定してしまうという問題がある。
このような問題を防止するため、同心円状に配置した異なる色の組み合わせからなる指標を用い、色領域検出を行った後に色の組み合わせを調べる、組み合わせの正しい領域のみを指標として検出する方法もある。この場合、単色の指標を用いた場合に比べ、背景の一部を誤って指標であると検出してしまう可能性が低くなる。
しかしながら、色領域検出を利用して安定した指標検出を行うため、指標の色は目立つ色に設定されることが多く、さらに同心円上に異なる色を組み合わせる場合には、同心円を安定的に検出するために画像中で十分大きく撮像されねばならない。すなわち、現実空間に大きく、かつ、見た目を損ねる指標を配置する必要が生じる。しかし、現実空間にそのような指標を配置することが許されない場合があったり、現実空間の見栄えを悪くするという点で改善の余地があった。
一方で、従来技術2で利用されている正方形マーカのような図形的な拡がりのある指標を利用する方法がある。しかしながら、従来技術2では完全に画像のみから個々のマーカを識別する必要が生じるため、指標に符号情報やテンプレートとなりうる記号情報などを埋め込む必要があった。図7は、非特許文献2および非特許文献3にて開示されている従来技術2で利用されている具体的な正方形マーカの例である。
このような複雑な構造をもつ指標を撮像画像から検出しなければならないため、撮像画像面の中で十分に大きな面積を占めるように指標を捉えなければ、指標の認識ができないという問題があった。これは換言すれば、現実空間の広い領域を指標配置のために確保しなければならないこと、あるいは、カメラが指標に十分に近づかなければならないということを意味する。または、指標の配置条件が厳しいという問題と言い換えることができる。
指標が目立たないように小さくしつつ、個々の指標を識別するには、LEDのような発光体や、再帰性反射材を指標として利用する方法がある。しかしながら、このような方法には、指標の他に発光体や反射体が存在する場合に、それらを指標と誤って判定してしまうという問題があった。
例えば、図8に示すように、背景となる空間に指標の他にも発光体が存在する場合を例にして説明する。図において、利用する指標805は現実物体804上に配置され、ここでは例えば赤外光を発光する球体であるとする。また、電球などの発光体803から赤外光が放出されているとする。この状態で赤外カメラ801が可視光カット(赤外光透過)フィルタ802を通して撮像した画像が、図9に示すような画像だったとする。
このとき、画像から指標805の明度に相当する領域を検出する明度領域検出処理を行うと、指標805に対応する領域901のみならず、発光体803に対応する領域902もまた指標805の明度に相当する領域として検出される可能性がある。このように、撮像される空間内に、指標と同じか又は似通った明度をもつ物体が存在すると、それを指標と誤って認識してしまう場合があるという問題点があった。
発光体や反射体を利用した指標を識別するために、数点の発光体または反射体を相対位置が固定された状態で配置し、それらをまとめて指標として用いる方法がある。この方法では、点間の関係を使って個々の指標を識別している。しかしながら、数点の発光体または反射体のうちの一部が隠されてしまうと指標として識別されなくなるという問題があった。また、指標が大きくなるため、現実空間の見栄えを悪くするという問題もあった。
一方、従来技術3では、複数の指標を識別するために、時分割で発光タイミングを制御することが可能な指標を用いているが、発光タイミングの制御機構や高速度カメラが必要であるため、コストがかかるという問題があった。
本発明はこのような従来技術の問題点を解決し、既に同定されている個別識別不能な指標が誤同定されてしまうことを回避することを目的とする。
本発明の目的を達成するために、本発明は、情景を撮像する撮像手段で撮像された画像を入力する画像入力工程と、前記画像入力工程で入力された画像から、前記情景中の指標に関わる候補領域の画像座標に関わる特徴量を検出する検出工程と、前記検出工程で検出された前記指標に関わる候補領域の画像座標に関わる特徴量に基づいて、該候補領域を該指標と同定する同定工程と、前記同定工程における同定の尤度を算出する同定尤度算出工程と、前記同定尤度算出工程で算出された同定の尤度に関わる情報を提示する提示工程と、を備えることを特徴とする。
本発明の構成により、既に同定されている個別識別不能な指標が誤同定されてしまうことを回避することができる。
以下、添付図面を参照して、本発明をその好適な実施形態に従って詳細に説明する。
[第1の実施形態]
本実施形態に係る指標位置計測装置は、指標の同定結果の尤度(同定結果の確からしさ)に関する情報をユーザに提示することによって誤同定を回避しつつ、画像上における指標の位置を計測する。以下、本実施形態に係る指標位置計測装置及び指標位置計測方法について説明する。
図1は、本実施形態における指標位置計測装置の構成を示している。同図に示したように、本実施形態における指標位置計測装置100は、画像入力部160、データ記憶部170、指標候補検出部110、指標同定部120、同定尤度算出部140、情報生成部150、及び情報出力部190によって構成されており、撮像装置130及び提示装置180に接続されている。
現実空間中には、撮像装置130によって撮影するための指標Pが配置されている。図1の例は、指標Pが提示装置180上に配置されており、また、指標Pと似た偽指標P’が現実空間中に存在していて、指標Pと偽指標P’の両方が撮像装置130の視野内に含まれている状況を示している。なお、指標Pは提示装置180上ではなくユーザ自身やユーザの把持物体上等に配置されていてもよい。
なお、指標Pは、広画角の撮像装置130で遠くから撮影した画像上で安定的に検出する必要があるため、例えばLEDや再帰性反射材などによって構成される。
撮像装置130が出力する画像(以下、これを撮像画像と呼ぶ)は、画像入力部160に入力される。ここで、撮像装置130は、提示装置180上の指標Pをなるべく常に撮像可能な位置に固定して配置されている。
画像入力部160は、指標位置計測装置100へ入力される撮像画像をデジタルデータに変換し、データ記憶部170に保存する。
指標候補検出部110は、データ記憶部170より撮像画像を入力し、入力した撮像画像中に撮影されている指標に関わる候補領域(以下,指標候補と呼ぶ)の画像座標を検出する。例えば、撮像画像上からLEDや再帰性反射材などの明るさに対応する領域を検出し、その重心位置を指標候補の検出座標とする。
指標候補検出部110は、さらに、検出された指標候補の画像座標をデータ記憶部170へと出力する。なお、以下では、撮像画像上で検出された指標候補を、検出された指標候補の夫々に付けられた識別子m(m=1,,,M)を用いて、Pと表記する。ここで、Mは撮像画像上で検出された指標候補の数を表している。また、検出された指標候補Pの画像座標をuPmと表記する。例えば図1の場合には、M=2であり、画像座標uP1,uP2が出力される。
指標同定部120は、指標候補Pの中から指標Pを同定する。例えば、指標Pの初期位置(3次元)を予め定め、その初期位置に対応する撮像画像中の画像座標をデータ記憶部170に保持しておく。そして、計測処理の開始時には、その初期位置に指標Pを置くことにより、それに対応する画像座標に最も近い指標候補Pが指標Pであると判定する。一方、計測処理の最中は指標の追跡(トラッキング)処理を行う。すなわち、保持されている最新の指標Pの画像座標(多くの場合は、現在より一つ前の時刻(フレーム)における指標Pの計測位置に相当する)と最も近い画像座標を持つ指標候補Pを指標Pであると判定する。
指標同定部120は、さらに、同定した指標Pの画像座標uをデータ記憶部170に出力する。例えば図1の場合において、指標Pに対応する指標候補の識別子がm=2であると判定された場合には、指標Pの画像座標uとして指標候補Pの画像座標uP2が出力される。この値は、当該装置の出力として、必要に応じて装置の外部にも出力される。
同定尤度算出部140は、指標候補Pの中から指標Pを同定した結果の尤度を算出し、データ記憶部170に出力する。処理の詳細は後述する。
情報生成部150は、提示装置180に提示するための情報を生成し、情報出力部190は、情報生成部150で生成された情報を提示装置180に出力するデータに変換し、提示装置へ出力する。例えば本実施形態では、同定の尤度に関する情報(数値や図形)を含む画像を、ユーザが頭に被るHMD(Head Mounted Display)に提示する。
なお、尤度に関する情報は、画像に限らず、音や光や振動や匂い等によってユーザに提示してもよい。これらの場合の提示装置には、スピーカ、ランプ、振動子、匂い発生装置等を用いればよい。
データ記憶部170は、画像入力部160から入力される画像、指標候補検出部110から入力される各々の指標の画像座標及び識別子、撮像装置130のカメラパラメータ等のデータを保持し、必要に応じてこれらを入出力する。
なお、図1に示した画像入力部160、データ記憶部170、指標候補検出部110、指標同定部120、同定尤度算出部140、情報生成部150、及び情報出力部190の夫々は、独立した装置として扱ってもよいし、夫々ソフトウェアとして1つもしくは複数のコンピュータにインストールし、夫々のコンピュータのCPUにより実行することで、その機能を実現するようにしてもよい。本実施形態では、各部(画像入力部160、データ記憶部170、指標候補検出部110、指標同定部120、同定尤度算出部140、情報生成部150、及び情報出力部190)は1台のコンピュータ内で実行対象となるソフトウェアとして扱う。
図2は画像入力部160、データ記憶部170、指標候補検出部110、指標同定部120、同定尤度算出部140、情報生成部150、及び情報出力部190の夫々をソフトウェアとして実行するコンピュータの基本構成を示す図である。
1001はCPUで、RAM1002やROM1003に格納されたプログラムやデータを用いてコンピュータ全体の制御を行うと共に、画像入力部160、データ記憶部170、指標候補検出部110、指標同定部120、同定尤度算出部140、情報生成部150、及び情報出力部190の夫々のソフトウェアの実行を制御して、各部の機能を実現する。
1002はRAMで、外部記憶装置1007や記憶媒体ドライブ1008からロードされたプログラムやデータを一時的に記憶するエリアを備えると共に、CPU1001が各種の処理を行うために必要とするワークエリアを備える。データ記憶部170の機能は、RAM1002によって実現される。
1003はROMで、一般にコンピュータの記憶プログラムや設定データなどが格納されている。1004、1005は夫々キーボード、マウスで、操作者は夫々を用いて、各種の指示をCPU1001に入力することができる。
1006は表示部で、CRTや液晶画面などにより構成されており、例えば、指標の同定のために表示すべきメッセージ等を表示することができる。また、提示装置180の機能の一部は、表示部1006によって実現される。
1007は外部記憶装置で、ハードディスクなどの大容量情報記憶装置として機能する装置であって、ここにOS(オペレーティングシステム)やソフトウェアのプログラム等を保存する。また本実施形態の説明において、既知であると説明する情報はここに保存されており、必要に応じてRAM1002にロードされる。
1008は記憶媒体ドライブで、CD−ROMやDVD−ROMなどの記憶媒体に記憶されているプログラムやデータをCPU1001からの指示に従って読み出して、RAM1002や外部記憶装置1007に出力する。
1009はI/Fで、撮像装置130を接続するためのアナログビデオポートあるいはIEEE1394等のデジタル入出力ポート、また、識別した指標に関わる情報を外部へ出力するためのイーサネット(登録商標)ポート等によって構成される。夫々が入力したデータはI/F1009を介してRAM1002に取り込まれる。画像入力部160の機能の一部は、I/F1009によって実現される。
1010は上述の各部を繋ぐバスである。
図3は、指標同定部120で同定された指標の同定結果の尤度を算出する処理のフローチャートであり、CPU1001が同定尤度算出部140のソフトウェアのプログラムを実行することで行われる。なお、以下の処理を行う前段で、同フローチャートに従ったプログラムコードは、RAM1002に既にロードされているものとする。
ステップS3000において、同定尤度算出部140は、指標候補検出部110において検出された夫々の指標候補Pの画像座標uPmと、指標同定部120において同定された指標Pの画像座標u(同定された指標候補Pの画像座標uPmと一致している)をデータ記憶部170から入力する。
ステップS3010において、同定尤度算出部140は、指標Pから夫々の(同定された指標候補以外の)指標候補Pまでの画像座標上での距離dを算出する。すなわち、距離dを、
Figure 2007064807
によって算出し、その最小値dminを求める。
例えば図1において、指標Pに対応付けられた指標候補の識別子がm=2である場合には、指標候補Pは指標Pそのものなので、指標Pから指標候補P(偽指標P’に相当)までの画像座標上での距離dを算出すれば、それが最小値dminとなる。
ステップS3020において、同定尤度算出部140は、ステップS3010で算出した距離dminに基づいて、指標候補Pの中から指標Pを同定した結果の尤度lを算出する。例えば、距離dminそのものを同定の尤度lの値とする。すなわち、同定の尤度lを、
=dmin ・・・(2)
によって算出する。
ステップS3030において、同定尤度算出部140は、ステップS3020で算出した同定の尤度lをデータ記憶部170に出力して、本処理を終了する。
以上のように、本実施形態に係る指標位置計測装置及び指標位置計測方法によると、指標が配置されたユーザに指標の同定結果の尤度を提示することによって、指標が配置されたユーザが偽指標に近付き過ぎて誤同定が発生することを避けることができる。すなわち、偽指標が現実空間に存在し、指標とともに偽指標も指標候補として検出された場合であっても、偽指標に誤って同定されてしまうことを避けることができる。例えば、図9において、指標が領域902に近付くような挙動をすると、ユーザに警告が提示されて、ユーザが自身の移動を制約することによって誤同定を回避することができる。その結果、領域901と領域902が指標候補として検出された場合であっても、正しく同定し続けることができる。
なお、本実施形態では、赤外光を発光する指標を例に説明したが、赤外光に限らず、紫外光や可視光などを発光する指標を用いてもよい。その場合、指標を撮像する撮像装置としては、紫外光や可視光を撮像できる撮像装置を使用すればよい。
また、光を発光する指標の代わりに光を反射する指標を用いてもよい。例えば、表面に再帰性反射素材を配した指標に向かって、撮像装置の近傍から光を照射して、それを撮像装置で撮像してもよい。
[第2の実施形態]
本実施形態に係る指標位置計測装置は、第1の実施形態の指標位置計測装置にさらにもう1台の撮像装置を追加した構成となっている。以下、本実施形態に係る指標位置計測装置及び指標位置計測方法について説明する。
図4は、本実施形態に係る指標位置計測装置の構成を示す図である。なお、図1と同じ部分については同じ番号、記号を付けており、その説明を省略する。図4に示したように、本実施形態における指標位置計測装置400は、画像入力部160、データ記憶部170、指標候補検出部410、指標候補3次元位置算出部415、指標同定部420、同定尤度算出部440、情報生成部150、及び情報出力部190によって構成されており、撮像装置130a,130b、及び提示装置180に接続されている。
現実空間中には、撮像装置130a及び130bによって撮影するための指標Pが配置されている。図4の例は、指標Pが提示装置180上に配置されており、また、指標Pと似た偽指標P’が現実空間中に存在していて、指標Pと偽指標P’の両方が撮像装置130a及び130bの視野内に含まれている状況を示している。
撮像装置130a及び130bが出力する画像(以下、これを撮像画像と呼ぶ)は、画像入力部160に入力される。ここで、撮像装置130a及び130bは、提示装置180上の指標Pをなるべく常に撮像可能な位置に固定して配置されている。ここで、撮像装置130a及び130bの世界座標系における位置及び姿勢は、データ記憶部170に既知の値として予め保持されているものとする。
指標候補検出部410は、データ記憶部170より撮像装置130a,130bによって撮影された撮像画像を入力し、入力した撮像画像中に撮影されている指標候補の画像座標を夫々の撮像画像中で検出し、夫々の画像座標をデータ記憶部170へと出力する。なお、以下では、識別番号i(図4の場合にはi=(a,b))の撮像装置130iによって撮影された撮像画像上で検出された指標候補を、検出された指標候補の夫々に付けられた識別子m(m=1,,,M)を用いて、P miと表記する。ここで、Mは撮像装置130iによって撮影された撮像画像上で検出された指標候補の数を表している。また、検出された指標候補P miの画像座標をuPimiと表記する。例えば図4の場合には、M=M=2であり、画像座標uPa1a,uPa2a,uPb1b,uPb2bが出力される。
指標候補3次元位置算出部415は、指標候補Pの中から指標Pを同定する。例えば、指標候補検出部410によって検出された各々の指標候補Pの画像座標(図4の例ではuPa1a,uPa2a,uPb1b,uPb2b)と、夫々の撮像装置の世界座標における位置及び姿勢をデータ記憶部170から入力し、これらの情報を基に、エピポーラ拘束及び三角測量の原理に基づいて夫々の指標候補Pの3次元位置xPmを算出して、データ記憶部170に出力する。
指標同定部420は、データ記憶部170より夫々の指標候補Pの3次元位置xPmを入力し、それらのうち、保持されている最新の指標Pの3次元位置(多くの場合は、現在より一つ前の時刻(フレーム)における指標Pの計測位置に相当する)に最も近いものを指標Pであると判定する。指標同定部420は、さらに、同定した指標Pの3次元位置xをデータ記憶部170に出力する。この値は、当該装置の出力として、必要に応じて装置の外部にも出力される。
同定尤度算出部440は、指標候補Pの中から指標Pを同定した結果の尤度を算出し、データ記憶部170に出力する。処理の詳細は後述する。
なお、図4に示した画像入力部160、データ記憶部170、指標候補検出部410、指標候補3次元位置算出部415、指標同定部420、同定尤度算出部440、情報生成部150、及び情報出力部190の夫々は、独立した装置として扱ってもよいし、夫々ソフトウェアとして1つもしくは複数のコンピュータにインストールし、夫々のコンピュータのCPUにより実行することで、その機能を実現するようにしてもよい。本実施形態では、各部(画像入力部160、データ記憶部170、指標候補検出部410、指標候補3次元位置算出部415、指標同定部420、同定尤度算出部440、情報生成部150、及び情報出力部190)は1台のコンピュータ内で実行対象となるソフトウェアとして扱う。またこのコンピュータの基本構成は図2に示した構成とする。
図5は、指標同定部420で同定された指標の同定結果の尤度を算出する処理のフローチャートであり、CPU1001が同定尤度算出部440のソフトウェアのプログラムを実行することで行われる。なお、以下の処理を行う前段で、同フローチャートに従ったプログラムコードは、RAM1002に既にロードされているものとする。
ステップS5000において、同定尤度算出部440は、指標候補3次元位置算出部415において算出された夫々の指標候補Pの3次元位置xPmと、指標同定部420において同定された指標Pの3次元位置x(同定された指標候補Pの3次元位置xPmと一致している)をデータ記憶部170から入力する。
ステップS5010において、同定尤度算出部440は、指標Pから夫々の(同定された指標候補以外の)指標候補Pまでの3次元距離Dを算出する。すなわち、距離Dを、
Figure 2007064807
によって算出し、その最小値Dminを求める。
例えば図4において、指標Pに対応する指標候補の識別子がm=2である場合には、指標候補Pは指標Pそのものなので、指標Pから指標候補P(偽指標P’に相当)までの3次元距離Dを算出すれば、それが最小値Dminとなる。
ステップS5020において、同定尤度算出部440は、ステップS5010で算出した3次元距離Dminに基づいて、指標候補Pの中から指標Pを同定した結果の尤度lを算出する。例えば、3次元距離Dminそのものを同定の尤度lの値とすることができる。すなわち、同定の尤度lを、
=Dmin ・・・(4)
によって算出する。
なお、指標候補Pと指標Pの3次元距離が離れている場合でも、画像座標上での距離が短い場合、すなわち撮像装置と指標Pと偽指標P’が3次元的にほぼ一直線上に並んでいるような場合には、同定の尤度が小さくなる。従って、画像座標上での距離も考慮して同定の尤度を算出してもよい。例えば、指標Pから夫々の指標候補Pまでの、夫々の撮像画像の画像座標上での距離dmi(iは撮像装置の識別番号で、図4の場合にはi=(a,b))を
Figure 2007064807
によって算出し、その最小値dminを求めて、同定の尤度l
=Dmin・dmin ・・・(6)
によって算出してもよい。
ステップS5030において、同定尤度算出部440は、ステップS5020で算出した同定の尤度lをデータ記憶部170に出力して、本処理を終了する。
以上のように、本実施形態に係る指標位置計測装置及び指標位置計測方法によっても、指標が配置されたユーザに指標の同定結果の尤度を提示することによって、指標が配置されたユーザが偽指標に近付き過ぎて誤同定が発生することを避けることができる。すなわち、偽指標が現実空間に存在し、指標とともに偽指標も指標候補として検出された場合であっても、指標が偽指標に近付くような挙動をすると、ユーザに警告が提示されるので、ユーザが自身の移動を制約することによって偽指標に誤って同定されてしまうことを避けることができる。
なお、本実施形態では撮像装置が2台の場合について説明したが、撮像装置は3台以上の任意の台数であってもよい。
[第3の実施形態]
上記の第1及び第2の実施形態における同定尤度算出部では、指標候補と指標との距離に基づいて同定の尤度を算出していた。これに対し、より簡便に、指標を観察している撮像装置の台数に基づいて同定の尤度を算出してもよい。以下、本実施形態に係る指標位置計測装置及び指標位置計測方法について説明する。本実施形態に係る指標位置計測装置は、第1の実施形態の指標位置計測装置にさらにもう3台の撮像装置を追加した構成となっている。
図6は、本実施形態に係る指標位置計測装置の構成を示す図である。なお、図1または図4と同じ部分については同じ番号、記号を付けており、その説明を省略する。図6に示したように、本実施形態における指標位置計測装置600は、画像入力部160、データ記憶部170、指標候補検出部610、指標候補3次元位置算出部415、指標同定部420、同定尤度算出部640、情報生成部150、及び情報出力部190によって構成されており、撮像装置130a,130b,130c,130d、及び提示装置180に接続されている。
現実空間中には、撮像装置130a〜130dによって撮影するための指標Pが配置されている。図6の例は、指標Pが提示装置180上に配置されており、また、指標Pと似た偽指標P’が現実空間中に存在していて、指標Pと偽指標P’の両方が撮像装置130a〜130cの視野内に含まれている状況を示している。
撮像装置130a〜130dが出力する画像(以下、これを撮像画像と呼ぶ)は、画像入力部160に入力される。ここで、撮像装置130a〜130dは、提示装置180上の指標Pをなるべく常に撮像可能な位置に固定して配置されている。ここで、撮像装置130a〜130dの世界座標系における位置及び姿勢は、データ記憶部170に既知の値として予め保持されているものとする。
本実施形態に係る指標位置計測装置600の構成は、第2の実施形態における指標位置計測装置の構成と同様であって図6に示した通りであるが、指標候補検出部610および同定尤度算出部640の機能が第2の実施形態とは異なっている。
指標候補検出部610は、データ記憶部170より撮像装置130a〜130dによって撮影された撮像画像を入力し、入力した撮像画像中に撮影されている指標候補の画像座標を夫々の撮像画像中で検出し、夫々の画像座標をデータ記憶部170へと出力する。例えば図6の場合には、指標候補の数M=M=M=2,M=0であり、画像座標uPa1a,uPa2a,uPb1b,uPb2b,uPc1c,uPc2cが出力される。
同定尤度算出部640は、指標候補Pの中から指標Pを同定した結果の尤度を算出し、データ記憶部170に出力する。本実施形態では、指標を視野に含む撮像装置の台数に基づいて同定の尤度を算出する。例えば、指標を視野に含む撮像装置の台数nそのものを同定の尤度lの値とする。すなわち、
=n ・・・(7)
によって算出する。
なお、図6に示した画像入力部160、データ記憶部170、指標候補検出部610、指標候補3次元位置算出部415、指標同定部420、同定尤度算出部640、情報生成部150、及び情報出力部190の夫々は、独立した装置として扱ってもよいし、夫々ソフトウェアとして1つもしくは複数のコンピュータにインストールし、夫々のコンピュータのCPUにより実行することで、その機能を実現するようにしてもよい。本実施形態では、各部(画像入力部160、データ記憶部170、指標候補検出部610、指標候補3次元位置算出部415、指標同定部420、同定尤度算出部640、情報生成部150、及び情報出力部190)は1台のコンピュータ内で実行対象となるソフトウェアとして扱う。またこのコンピュータの基本構成は図2に示した構成とする。
以上のように、本実施形態に係る指標位置計測装置及び指標位置計測方法によっても、指標が配置されたユーザに指標の同定結果の尤度を提示することによって、指標が配置されたユーザが撮像装置の視野から外れて指標の位置計測が不可能となり同定に失敗することを避けることができる。すなわち、ユーザが撮像装置の視野から外れるような挙動をするとユーザに警告が提示されるので、ユーザが自身の移動を制約することによって同定に失敗してしまうことを避けることができる。
なお、本実施形態では撮像装置が4台の場合について説明したが、撮像装置は2台以上の任意の台数であってもよい。
(変形例1)
上記の実施形態の夫々において、撮像装置が固定されている場合を想定していたが、撮像装置が移動する場合であっても,撮像装置の位置姿勢の計測が可能であれば,本発明を好適に適用可能である。
(変形例2)
上記の実施形態の夫々において、指標が1つの場合を想定していたが、指標が複数の場合であっても本発明を好適に適用可能である。例えば指標が2つの場合、すなわち第2の指標Qが第2のユーザの提示装置上に配置されていて、撮像装置130の視野内に含まれている状況となる。この場合の指標位置計測は、上記の実施形態の夫々における計測処理を夫々のユーザに対して独立に行えばよいだけなので、上記の実施形態の夫々における指標位置計測装置の構成と同様となる。
本変形例によれば、[従来技術3]で利用されていたような発光タイミングの制御機構や高速度カメラは不要となるため、コストを低く抑えることができる。
(変形例3)
上記の実施形態の夫々において、同定の尤度は指標の現在の位置に基づいて算出していたが、指標の未来の位置をカルマンフィルタ等によって予測し,その予測位置に基づいて同定尤度を算出してもよい。この場合には、より高い精度で誤同定を回避することが可能となる。
本変形例によれば、撮像装置と指標の間に遮蔽物(例えばユーザやHMDや情景中の物体)が入ることが予測されるような場合にも、予めユーザに警告することで、誤同定を回避することができる。
(変形例4)
同定の尤度が所定値よりも大きな領域をデータ記憶部170に記憶しておき、その領域に関する情報も提示装置に提示すれば、より確実に誤同定を回避することができる。例えば、ユーザの現在位置に対する上記領域の方向を示す矢印画像をHMDに表示して、同定の尤度がより大きな領域にユーザが移動するように促すことによって、誤同定を回避することができる。
(変形例5)
上記の実施形態の夫々において、同定の尤度に関わる情報はユーザに提示していたが、ユーザ以外(例えばオペレータ)に提示してもよい。この場合には、ユーザが提示装置を装着したりユーザの近傍に提示装置を配置したりする必要は無い。
[その他の実施形態]
また、本発明の目的は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記録媒体(または記憶媒体)を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成されることは言うまでもない。この場合、記録媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記録した記録媒体は本発明を構成することになる。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているオペレーティングシステム(OS)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
本発明を上記記録媒体に適用する場合、その記録媒体には、先に説明したフローチャートに対応するプログラムコードが格納されることになる。
第1の実施形態に係る指標位置計測装置の概略構成を示す図である。 指標位置計測装置の各部をソフトウェアにより実現することのできるコンピュータの基本構成を示す図である。 第1の実施形態における、指標の誤検出を防止する処理を説明するフローチャートである。 第2の実施形態に係る指標位置計測装置の概略構成を示す図である。 第2の実施形態における、指標の誤検出を防止する処理を説明するフローチャートである。 第3の実施形態に係る指標位置計測装置の概略構成を示す図である。 従来技術で利用されている指標の例である。 従来技術3および第1の実施形態における利用場面を模式的に表す模式図である。 従来技術3および第1の実施形態における処理を説明するための、指標および指標と似た明度の領域が画像に捉えられている様子を表す模式図である。

Claims (11)

  1. 情景を撮像する撮像手段で撮像された画像を入力する画像入力工程と、
    前記画像入力工程で入力された画像から、前記情景中の指標に関わる候補領域の画像座標に関わる特徴量を検出する検出工程と、
    前記検出工程で検出された前記指標に関わる候補領域の画像座標に関わる特徴量に基づいて、該候補領域を該指標と同定する同定工程と、
    前記同定工程における同定の尤度を算出する同定尤度算出工程と、
    前記同定尤度算出工程で算出された同定の尤度に関わる情報を提示する提示工程と、
    を備えることを特徴とする指標位置計測指標位置計測方法。
  2. 前記指標が体験者に取り付けられており、前記提示工程は、同定の尤度に関わる情報を該体験者に提示することを特徴とする、請求項1に記載の指標位置計測方法。
  3. 前記同定尤度算出工程は、前記候補領域が複数存在するときに、前記指標と同定された候補領域の画像座標から前記指標と同定されなかった候補領域の画像座標までの距離の関数として同定の尤度を算出することを特徴とする、請求項1または2に記載の指標位置計測方法。
  4. 前記同定尤度算出工程は、前記候補領域が複数存在するときに、前記指標と同定された候補領域から前記指標と同定されなかった候補領域までの3次元的な距離の関数として同定の尤度を算出することを特徴とする、請求項1または2に記載の指標位置計測方法。
  5. 前記撮像手段が複数のカメラからなり、前記同定尤度算出工程は、該複数のカメラおよび前記指標と同定された候補領域および前記指標と同定されなかった候補領域の3次元的な位置関係に基づいて同定の尤度を算出することを特徴とする、請求項1または2に記載の指標位置計測方法。
  6. 前記撮像手段が複数のカメラからなり、前記同定尤度算出工程は、前記指標と同定された候補領域を視野に含む撮像手段の個数に基づいて同定の尤度を算出することを特徴とする、請求項1または2に記載の指標位置計測方法。
  7. 前記同定尤度算出工程は、前記情景中に位置姿勢および形状が既知の物体があるときに、前記指標と同定された候補領域および該物体および前記撮像手段の3次元的な位置関係に基づいて同定の尤度を算出することを特徴とする、請求項1または2に記載の指標位置計測方法。
  8. 前記同定尤度算出工程は、前記指標が撮像された時刻より後の時刻における指標の予測位置に基づいて同定の尤度を算出することを特徴とする、請求項1乃至7のいずれか1項に記載の指標位置計測方法。
  9. 同定の尤度が所定値よりも大きな領域を記憶する領域記憶工程をさらに備え、前記提示工程は、該領域に関わる情報を提示することを特徴とする、請求項1乃至8のいずれか1項に記載の指標位置計測方法。
  10. 請求項1乃至9の何れかに記載の指標位置計測方法をコンピュータで実現するためのプログラム。
  11. 情景を撮像する撮像手段と、
    前記撮像手段で撮像された画像から、前記情景中の指標に関わる候補領域の画像座標に関わる特徴量を検出する検出手段と、
    前記検出手段で検出された前記指標に関わる候補領域の画像座標に関わる特徴量に基づいて、該候補領域を該指標と同定する同定手段と、
    前記同定手段における同定の尤度を算出する同定尤度算出手段と、
    前記同定尤度算出手段で算出された同定の尤度に関わる情報を提示する提示手段と、
    を備えることを特徴とする指標位置計測指標位置計測装置。
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JP2009087316A (ja) * 2007-09-11 2009-04-23 Hitachi Ltd 交通流計測システム

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