JP2007061081A - 糸巻き釣具 - Google Patents

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Yoshihiko Machida
芳彦 町田
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Abstract

【課題】釣竿に対して釣り糸の長さを長くしたり短くするとき、釣り糸全体を交換することなく、自在に長くも短くもできるようにし、釣り糸全体の交換の煩わしさの解消と、釣り糸の不均一な癖を生じさせず、釣り糸が切れ難く長持ちさせる。
【解決手段】釣り糸を巻いた小型軽量のボビン1を、ボビンホルダー2に取付け、該ボビンホルダーを釣竿の先端に取付け、ボビンとボビンホルダー間の摩擦、または引っかかりを制御して、釣り糸の巻き取り、繰り出し、ロックができるように、ボビンホルダーにラチェットの引っ掛かりを設け、ラチェットの引っ掛かりを解除する機構を設けた糸巻き釣具。
【選択図】図1

Description

発明の詳細な説明
産業上の利用分野
魚釣りの糸巻き釣具に関する。釣竿に対する釣り糸の長さを容易に変更できるようにすると共に、釣り糸に癖をつけず切れ難くすることで、効率的で経済的な魚釣りができるようにした糸巻き釣具を提供するものである
川の流れがおだやかで淀んだような場所では、ゆっくりと釣り竿を垂直に立てて釣れた魚を手元に引き寄せるため、釣り糸は釣竿と同じくらいの長さにする。一方、流れの速い渓流で釣る場合は、流れによる抵抗が加わり釣竿は大きくしなるため、釣り糸は釣竿のしなりを考慮して短めにしなければならない。釣り糸の長さを自由に変えるにはリールを使えばよいが、鮎釣りのような先端の細い釣竿ではリールは使えない。またリールは釣竿の手元にあるため、たとえリール部分で釣り糸の繰り出しが固定されていても、釣竿のしなりによって釣竿先端部では釣り糸がスライドするため微妙な魚の当りが伝わってこない致命的な欠点となるため鮎釣りではリールは使われない。
鮎釣りでは釣り糸が極めて細く、釣り糸を切ったり接ないだりすることは適切でなくまた容易ではない。したがって釣り糸の長さを変える場合は、通常は別に準備している長さの異なる釣り糸と取り替える。釣り糸の取り替えは、外した釣り糸を糸巻きに巻き取り、糸巻きに巻かれた長さの異なる別の釣り糸を釣竿に取付ける。これら長さの異なる釣り糸の取り替えは煩わしいため、あまり釣れない釣り場でも釣り場を変えることなく、同じ釣り場で続けることになりがちであった。また一般に、糸巻きの形状は、小型の梯子型であるため、巻き取った釣り糸が真っ直ぐな部分と小さな半径で折り返し曲げられる部分があるため、釣り糸には部分的な癖がつき、折り曲げられた癖のある部分で切れ易くなる問題があった。
発明が解決しようとする課題
細い釣り糸を釣り場の状況に応じて、釣竿の長さと釣り糸の長さ関係を変えたいとき、従来は手間を掛けて別の長さの釣り糸に取り替えていたが、取り替えるのではなく適宜容易に釣り糸の長さを変更しようとするものである。また同時に取替えた釣り糸にありがちの部分的な釣り糸の癖を生じさせず、その結果として釣り糸の切れ易さをも軽減させるものである。
課題を解決するための手段
細い釣り糸を小型軽量の糸巻きボビンに釣竿の長さより長めに巻き、その糸巻きボビンをボビンホルダーに取付ける。該ボビンホルダーと糸巻きボビンとの間を締め付けたり緩めたりすることで、糸巻きボビンの回転を固定したり回転させたりして釣り糸を固定したり、または繰り出し巻き取りができるようにする。または糸巻きボビンとボビンホルダーとの間に糸巻きボビンの回転を固定する引っかかりを設け、その引っかかりを制御して、釣り糸の巻き取り繰り出し、およびロックができるようにする。そしてこの糸巻きボビンをホルダーごと釣竿の先端につけることで微妙な魚の当りを損なうことなく釣竿に伝わるようにした糸巻き釣具。さらに糸巻きボビンの糸巻き部は円形であり、釣り糸は極端に小さな半径で曲げられることもなく、全長にわたって同じ条件であり、部分的ストレスもないため、釣り糸は切れ難くした糸巻き釣具。
発明実施の形態
以下、本発明実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は基本的な実施例の構成図である。通常、糸巻きボビン1には直径が0.1mm程度または以下の細い釣り糸5が釣竿の長さより長めに巻かれている。その糸巻きボビン1は、ボビンホルダー2にボルトねじ3とナットねじ4で回転できるように支えられている。また、ボビンホルダー2は、天頂部のフック6に結ばれた吊り糸7、スイベル(捩り戻し)8、およびスナップリング9などを介して、釣竿の先端につながれる。釣り糸5には、スイベル8B、スナップリング9Bを介して、仕掛けが取付けられる。図2は、図1の糸巻きボビン1とボビンホルダー2の部分の側面図である。
図1の各部品、すなわち糸巻きボビン1、ボビンホルダー2だけでなく、ボルトねじ3、ナットねじ4は軽量化と錆び防止のため、例えばプラスチックで作られている。さらに軽量化のため小型につくられており、糸巻きボビン1の糸巻き部の直径は例えば10mm程度である。糸巻きボビン1の糸巻き部は円形であるので、釣り糸に不均一な癖はつかないが、小型化のあまり直径を小さくし過ぎるのも釣り糸全体に癖がつき好ましくない。
釣り場の状況に合わせて、例えば川の流れの遅い淀み場において、釣り糸を釣竿の長さと同じ程度にセットしたいときには、糸巻きボビン1が回るようにナットねじ4をゆるめて、釣り糸5を繰り出す。そして釣竿の長さに合わせて適した長さになれば、ナットねじ4をしっかりと締めて、糸巻きボビン1の側面とボビンホルダー2の内面との摩擦により、糸巻きボビン1が回わらないようにロックする。
魚が釣れないか、または何らかの理由で釣り場を流れの速い渓流に移ったときは、釣竿は大きくしなる場合が多いため、釣り糸を釣竿の長さより短めにセットしたい。このような場合は、短くしたい釣り糸の長さ分だけ、ナットねじ4をゆるめて、釣り糸5を糸巻きボビン1に巻き取った後、再びナットねじ4をしっかりと締めて、糸巻きボビン1が回転しないようにロックすればよい。
魚釣りを終えて、釣り糸と釣竿を収納する場合、従来は釣竿から取り外した釣り糸を、別の糸巻き(一般的には小型の梯子形)に巻いて収納していた。しかし、図1の糸巻き釣具によれば、仕掛け部をスナップリング9Bで、さらに釣竿からスナップリング9で外し、釣り糸5を糸巻きボビン1に全部巻き取ればよく、釣り糸を別の糸巻きに巻き取る必要はなく、そのままの状態で収納でする。これはまた、釣り場に着いて釣竿に釣り糸をセッティングするときも、簡便で容易である。
図3は、図1の基本形と基本原則は同じであるが、部分的に改良した発展形実施例の構成図である。ボビンホルダー11は下側が開いた逆U字形ではなく、下側も閉じてつながっている。そのボビンホルダー11の下面には穴があいており、釣り糸5はその穴を通して伸張される。ボビンホルダーの天頂部にはフック6があり、このフック6によって釣竿に取付けられる。釣り糸を巻く糸巻きボビン10は、ボルトねじ12によってボビンホルダー11に取付けられる。ボルトねじ12の直径と糸巻きボビン10のねじ穴直径は、ゆるく作られており、糸巻きボビン10がボビンホルダー11の内幅をスライドできるようになっている。そして糸巻きボビン10とボビンホルダー11の間には板バネ15が挟まれており、糸巻きボビン10は、板バネで反対方向に押し付けられている。
糸巻きボビン10の側面には、図4で示すように円周上に、ラチェット16が刻まれている。このラチェット16はボビンホルダーの内側面にも刻まれており、図3のラチェット16に示すように、糸巻きボビン10のラチェット16と、ボビンホルダー11のラチェット16が噛み合うようになっているラチェット16の噛み合い部分は図5に示す構造であり、一方方向には滑って動けるが逆方向には引掛って動けない。すなわち糸巻きボビン10は一方向には回転できるが逆回転はできない。そして、糸巻きボビン10が回転できる方向に釣り糸5は巻かれており、釣り糸5を巻き取ることはできるが、通常、釣り糸5を繰り出すことはできない。
ラチェット16によって、通常は回転できない方向に糸巻きボビン10を回転させて、釣り糸5を繰り出す場合は、プッシュボタン17を押して、糸巻きボビン10の側面を押してをスライドさせ、ラチェット16の噛み合わせを外しフリー回転可能にした状態にすればよい。すなわち、プッシュボタン17を押した状態では、糸巻きボタン10は、釣り糸5を繰り出す方向にも、巻き取る方向にも自由に回転できるため、釣り糸5を繰り出すことができる。プッシュボタン17の押し込みを離せば、板バネ15によって糸巻きボビン10はスライドし、再びラチェット16が噛み合い、釣り糸5は繰り出せなくなる。
なお、糸巻きボビン10をラチェット16側へ押し付けるために、図3の例では板バネ15を用いているが、ボルトねじ12が貫通する、糸巻きボビン10の中心穴径を、例えば糸巻きボビン10の幅の三分の一の長さほど広くし、板バネ15に変えてコイルバネを使用して同じ効果を得ることも容易にできる。
また、ボビンホルダー11のボルトねじ12の固定部は、ボルトねじ12のねじの頭部とボビンホルダー11との隙間に、釣り糸5が引っ掛からないように、ボルトねじ12の頭部がボビンホルダー11に沈み込むように、くぼみ13が設けられている。さらに、ボルトねじ12の先端部は、ボビンホルダー11のタップ穴で固定され、ボビンホルダー11から突き出さない長さとされ、同様に釣り糸5が引っ掛かることがないようにしてある。
さらに、ボビンホルダー11の上部は、阻止山18があり、糸巻きボビン10の枠の内部へ食い込んだ出っ張り部が設けられている。これは、糸巻きボビン10に巻かれた釣り糸5が、糸巻きボビン10の枠部を乗り越えて、糸巻きボビン10とボビンホルダー11との隙間に、万一落ち込むことを軽減するものである。
図6は、糸巻きボビンの回転を制御するラチェット機構を別の構造で実現したものである。すなわち、糸巻きボビン20の側面ではなく、糸巻きボビン20の枠の外周にラチェット歯型を形成し、ボビンホルダー21の上部にラチェット引っ掛け爪22を設けたものである。
ラチェット引っ掛け爪22の、ラチェット引っ掛け爪支点24部は、ボビンホルダー21の一端と一体になってつながっており、ラチェット引っ掛け爪22は、プラスチックの応力により、糸巻きボビン20のラチェット歯型に押し付けられている。そして、ラチェット引っ掛け爪22を外してボビンホルダー21を自由に回す場合は、ラチェット引っ掛け爪稼動先端部を矢印の方向に持ち上げ、糸巻きボビン20の外周のラチェット歯型から、ラチェット引っ掛け爪22を外すことで実現している。
発明の効果
細い釣り糸を釣り場の状況に応じて、釣竿の長さと釣り糸の長さ関係を変えたいとき、釣り糸を取り替えるのではなく適宜容易に釣り糸の長さを変更できるので、こまめに最適な釣り糸長にしたり、釣り糸長を変えた方が良い釣り場へも躊躇なく移れるなど釣の楽しみと効率が向上される。また、釣の開始と終わりの釣り糸セッティングと収納も効率的に行える利点もある。さらに、取替えた釣り糸にありがちな急激な折り曲げによる部分的な糸の癖を生じさせず、その結果として釣り糸の切れ易さをも軽減させられ、経済的効果もある。
本発明の基本的構成図 基本構成の側面図 本発明の発展形構成図 本発明の発展形構成図の部分説明図 本発明の発展形構成図の部分説明図 本発明の別の発展形構成図の部分説明のための図であり、糸巻きボビンの側面断面図
符号の説明
1 糸巻きボビン
2 ボビンホルダー
3 ボルトねじ
4 ナットねじ
5 釣り糸
6 フック
7 吊り糸
8 スイベル
8B スイベル
9 スナップリング
9B スナップリング
10 糸巻きボビン
11 ボビンホルダー
12 ボルトねじ
13 くぼみ
14 タップ穴
15 板バネ
16 ラチェット
17 プッシュボタン
18 阻止山
19 糸ガイド穴
20 糸巻きボビン枠
21 ボビンホルダー
22 ラチェット引っ掛け爪
23 ラチェット引っ掛け爪可動先端
24 ラチェット引っ掛け爪支点

Claims (3)

  1. 釣り糸が巻かれた円形の糸巻きボビンを、糸巻きボビンが回転できるようにボビンの中心軸でボビンホルダーに固定し、該ボビンホルダーを釣竿の先端に取付けて使用するとき、ボビンに巻かれた釣り糸を必要に応じて、繰り出し、巻き戻し、および繰り出しを固定できるようにした糸巻き釣具。
  2. 請求項1において、糸巻きボビンに巻かれた釣り糸の繰り出しを固定する手段として、糸巻きボビンの円周にラチェット歯型を作成し、糸巻きボビンの回転を阻止して釣り糸の繰り出しを固定する一方、巻き戻しは自由にできるように、ボビンホルダーにラチェットの引っ掛かりを設けたことを特徴とする糸巻き釣具。
  3. 請求項1および請求項2において、糸巻きボビンに巻かれた釣り糸の繰り出しをする手段として、ラチェットの引っ掛かりを解除する機構を設けたことを特徴とする糸巻き釣具。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0196480U (ja) * 1987-12-16 1989-06-27
JP2000342139A (ja) * 1999-06-03 2000-12-12 Mamiya Op Co Ltd ピンオンリール

Patent Citations (2)

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