JP2007060493A - 撮像装置 - Google Patents

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Tsuyoshi Iwamoto
剛志 岩本
Kazumutsu Sato
一睦 佐藤
Kenichi Kakumoto
兼一 角本
Yasuaki Serita
保明 芹田
Koichi Kanbe
幸一 掃部
Masataka Hamada
正隆 浜田
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Abstract

【課題】 複数の異なる光電変換特性を有する撮像素子を用いる撮像装置において、撮像装置の撮像特性を規定する制御パラメータの設定変更が簡単に行え、制御パラメータの設定変更による撮像装置の撮像特性の変更が、本撮像に反映できる撮像装置を提供すること。
【解決手段】 複数の異なる光電変換特性を有する撮像素子を用いる撮像装置において、撮像された画像のライブビュー表示時に、ユーザが、撮像装置の撮像特性を規定する制御パラメータ(変曲点、飽和点、Dレンジ等)を設定可能となし、ユーザが設定した制御パラメータによる撮像装置の撮像特性の変更がライブビュー画像に反映されることで、本撮像時の画像の仕上がり具合を、事前に正確に把握できる撮像装置を提供することができる。
【選択図】 図6

Description

本発明は、撮像装置に関し、特に、複数の異なる光電変換特性を有する撮像素子を用いて撮像された画像のライブビュー表示時に、ユーザが、撮像装置の撮像特性を規定する制御パラメータを設定可能な撮像装置に関する。
従来、デジタルカメラ等の撮像装置において、画像モニタ上での画像の見やすさを改善するために、撮像された画像のプレビュー表示時に、露出制御や階調特性制御を施す方法が提案されてきた。
例えば、プレビュー画像撮影時に、露出設定値(絞り値、シャッタ速度)、画素補間手段および階調特性の少なくとも1つを可変にして既定値だけ変更することで、画像モニタ上での画像の見やすさを改善し、画像モニタ上でのピント確認等を容易にする方法(例えば、特許文献1参照)が提案されている。
一方、本件出願人により、入射光量に応じて電気信号が対数的に変換されて出力され、広ダイナミックレンジ撮像が可能な対数変換型撮像素子において、FET(電界効果トランジスタ)に特定のリセット電圧を与えることで、固体撮像素子本来の出力特性、すなわち入射光量に応じて電気信号が線形的に変換されて出力される線形特性状態と、対数的に変換されて出力される対数特性状態とを自動的に切り替えることが可能な対数変換型撮像素子(以下、リニアログセンサと言う。例えば、特許文献2参照)や、リニアログセンサで、線形特性状態から対数特性状態へ自動的に切り替え可能とすると共に、FETのリセット時間を調整することで、FETのポテンシャル状態を調整可能とした撮像装置(例えば、特許文献3参照)が提案されている。
特開平11−17995号公報 特開2002−77733号公報 特開2002−300476号公報
しかしながら、特許文献1の方法は、画像モニタ上での画像の見やすさを改善し、画像モニタ上でのピント確認等を容易にすることには有効であっても、露出設定値の変更はあくまでもプレビュー画像に対してだけ行われるもので、プレビュー画面上で記録のための撮像(以下、本撮像という)の結果を正確に把握できるものではなく、また、露出設定値の変更が本撮像に反映されるものでもない。
また、特許文献2や3に提案されたリニアログセンサに代表される、複数の異なる光電変換特性を有し、異なる光電変換特性の切り替わり点(以下、変曲点と言う)を設定可能な撮像素子を用いて撮像を行う場合、広ダイナミックレンジの撮像が可能な反面、広い輝度範囲の情報が1枚の画像に写し込まれているために、撮影者が自らの望む画像を得るには撮像素子の光電変換特性をどのように設定する必要があるかを把握しづらい、という問題があった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、複数の異なる光電変換特性を有する撮像素子を用いる撮像装置において、撮像装置の撮像特性を規定する制御パラメータ(変曲点、光電変換特性が飽和する点(以下、飽和点と言う)、画像のダイナミックレンジ範囲(以下、Dレンジと言う)等)の設定変更が簡単に行え、制御パラメータの設定変更による撮像装置の撮像特性の変更が、本撮像に反映できる撮像装置を提供することを目的とする。
本発明の目的は、下記構成により達成することができる。
(1) 複数の異なる光電変換特性を有する撮像素子と、
前記撮像素子の撮像画面内を測光して測光信号を出力する測光手段とを備えた撮像装置において、
ユーザが前記撮像装置の撮像特性を規定する制御パラメータを設定するために用いられ、当該設定が行われた場合に、設定された制御パラメータを出力する制御パラメータ設定手段と、
前記測光信号と、前記制御パラメータとを基に、前記撮像素子の撮像パラメータを算出する撮像パラメータ算出手段と、
前記撮像パラメータに基づいて前記撮像素子を制御する撮像制御手段と、
前記撮像制御手段によって、前記撮像パラメータに基づいて制御された撮像素子により撮像された画像をライブビュー表示する表示手段とを備えたことを特徴とする撮像装置。
(2) 前記制御パラメータは、前記複数の異なる光電変換特性の切り替わり点であることを特徴とする(1)に記載の撮像装置。
(3) 前記制御パラメータは、前記撮像素子により撮像される画像のダイナミックレンジ範囲であることを特徴とする(1)に記載の撮像装置。
(4) 前記ライブビュー表示時に、同時に、前記複数の異なる光電変換特性の切り替わり点、もしくは光電変換特性を表示するための特性表示手段を備えたことを特徴とする(1)乃至(3)の何れか1項に記載の撮像装置。
(5) 前記ライブビュー表示時に、同時に、撮像された画像の輝度分布のヒストグラムを表示するためのヒストグラム表示手段を備えたことを特徴とする(1)乃至(3)の何れか1項に記載の撮像装置。
(6) 前記ライブビュー表示時に、同時に、前記複数の異なる光電変換特性の各特性の内、少なくとも1つの光電変換特性で撮像された領域を表示するための特性領域表示手段を備えたことを特徴とする(1)乃至(3)の何れか1項に記載の撮像装置。
(7) 前記制御パラメータ設定手段によって設定された制御パラメータを用いて、記録のための撮像を行うことを特徴とする(1)乃至(6)の何れか1項に記載の撮像装置。
本発明によれば、複数の異なる光電変換特性を有する撮像素子を用いる撮像装置において、撮像された画像のライブビュー表示時に、ユーザが、撮像装置の撮像特性を規定する制御パラメータ(変曲点、飽和点、Dレンジ等)を設定可能となし、ユーザが設定した制御パラメータによる撮像装置の撮像特性の変更がライブビュー画像に反映されることで、本撮像時の画像の仕上がり具合を、事前に正確に把握できる撮像装置を提供することができる。
以下、図面に基づき本発明の実施の形態を説明する。
まず、本発明の実施の形態について、図1を用いて説明する。図1は、本発明における撮像装置の実施の形態として機能するデジタルカメラ1の模式図であり、図1(a)はデジタルカメラ1の背面外観模式図、図1(b)は図1(a)のA−A’部縦断面模式図である。ここに、A−A’断面は、レンズ211の光軸200を含む縦断面である。
まず、図1(a)で、デジタルカメラ1の上面には、レリーズボタン101が設けられている。また、レリーズボタン101の下部でデジタルカメラ1の内部には、AFスイッチ101aとレリーズスイッチ101bの2段スイッチが設けられており、各々レリーズボタン101の押し下げの第1段目と第2段目で動作するようになされている。
同じくデジタルカメラ1の上面には、カメラの動作モードを設定するモード設定ダイアル112が設けられている。カメラの動作モードには、静止画を撮像する「カメラモード」、動画を撮像する「動画モード」、音声を記録する「ボイスレコーダモード」、画像や音声を再生する「再生モード」等がある。
デジタルカメラ1の背面には、液晶等から成るモニタ131、電子ビューファインダ(以下、EVFと言う)121の接眼部121aが設けられている。また、デジタルカメラ1の背面には、カメラの電源スイッチであるメインスイッチ111、デジタルカメラ1の各種設定等のメニューを選択するためのメニュースイッチ114、上下左右の4方向と中央にスイッチを持ち、各種設定等に用いられるジョグダイアル115、レンズ211のズームを行うズームスイッチ116、モニタ131への表示/非表示を設定するモニタスイッチ117、モニタ131への表示内容を切り換える表示切換スイッチ118等の各操作手段が配置される。
図1(b)で、レンズ211と絞り兼用シャッタ221を通った被写体からの光は、撮像素子162上に結像され、撮像素子162により電気信号に変換され、メイン基板170上の撮像回路160により画像データに変換される。画像データは、EVF121のEVF表示素子121bに表示されるか、あるいは、モニタスイッチ117の設定によって、モニタ131に表示される。
次に、デジタルカメラ1の回路構成について、図2を用いて説明する。図2は、デジタルカメラ1の回路構成を示すブロック図である。図中、図1と同じ部分には同じ番号を付与した。
デジタルカメラ1の制御部であるカメラ制御手段150は、CPU(中央処理装置)151、ワークメモリ152、記憶部153等から構成され、記憶部153に記憶されているプログラムをワークメモリ152に読み出し、当該プログラムに従ってデジタルカメラ1の各部を集中制御する。
また、カメラ制御手段150は、メインスイッチ111、モード設定ダイアル112、メニュースイッチ114、ジョグダイアル115、ズームスイッチ116、モニタスイッチ117、表示切換スイッチ118、AFスイッチ101a、レリーズスイッチ101b等からの入力を受信してデジタルカメラ1全体を制御し、電源手段120を制御することでカメラ各部に電源を供給し、USB(Universal Serial Bus)等の外部インターフェース(I/F)125を介してパーソナルコンピュータやプリンタと画像データの転送等の交信を行う。
さらに、カメラ制御手段150は、撮像制御手段161を介して、撮像素子162の撮像動作を制御するとともに、撮像素子162で撮像された画像を画像処理手段163で画像処理して、記録手段180を介して画像メモリ181に一旦記録し、最終的にはメモリカード182に記録する。撮像制御手段161、撮像素子162、画像処理手段163を合わせて撮像回路160と呼ぶ。また、撮像回路160の画像出力から得られるピント情報と露出情報に基いて、レンズ駆動手段212を介してレンズ211のAF動作を制御し、シャッタ駆動手段222を介して絞り兼用シャッタ221を制御する。すなわち、撮像回路160は、本発明における測光手段として機能する。
なお、ここでは、撮像回路160の画像出力からピント情報と露出情報を得るとして説明したが、独立したAF手段や測光手段を設けてもよいことは言うまでもない。
また、カメラ制御手段150は、撮像素子162によって撮像された画像のライブビュー表示を、モニタスイッチ117の設定に従って、表示制御手段130を介してEVF121またはモニタ131あるいはその両方に表示し、画像メモリ181に記録された画像を、アフタービュー表示としてモニタ131に表示し、メモリカード182に記録された画像を、再生画像としてモニタ131に表示する。すなわち、カメラ制御手段150、モニタスイッチ117、表示制御手段130、EVF121およびモニタ131は、本発明における表示手段として機能する。
また、後に詳述するが、カメラ制御手段150は、ユーザが、例えば、メニュースイッチ114およびジョグダイアル115を用いて、デジタルカメラ1の撮像特性を規定する制御パラメータを設定した場合に、その設定と、撮像回路160の画像出力から得られる露出情報(すなわち、測光信号)とを基に、撮像素子162の撮像パラメータを算出し、算出した撮像パラメータにより撮像制御手段161を介して撮像素子162を制御することで、ユーザによる制御パラメータの設定を、ライブビューおよび本撮像の画像に反映させる。すなわち、メニュースイッチ114およびジョグダイアル115は、本発明における制御パラメータ設定手段として機能し、カメラ制御手段150は、本発明における撮像パラメータ算出手段として機能する。
さらに、後に詳述するが、カメラ制御手段150は、ユーザによって設定された制御パラメータで撮像されたライブビュー画像の光電変換特性や被写体の輝度分布のヒストグラム等を、表示制御手段130を介してモニタ131に表示する。すなわち、カメラ制御手段150、表示制御手段130及びモニタ131は、本発明における特性表示手段、ヒストグラム表示手段および特性領域表示手段として機能する。
次に、本発明における撮像素子162の一例を、図3乃至図5を用いて説明する。
図3は、撮像素子162を構成する各構成要素の配置の一例を示す模式図である。撮像素子162は、撮像面162a上に、水平と垂直に配列された複数の画素162bと、垂直走査回路162c、サンプルホールド回路162d、出力回路162e、水平走査回路162f、出力アンプ162g、タイミングジェネレータ(TG)162h等の構成要素を備え、画素162bの各水平行毎の並びと垂直走査回路162cとは行選択線162iで結ばれ、画素162bの各垂直列毎の並びとサンプルホールド回路162dとは垂直信号線162jで結ばれている。
撮像素子162の撮像動作は、撮像制御手段161からの制御に従って、タイミングジェネレータ162hによって制御され、撮像素子162からは、画像データ162kが出力される。
図4は、撮像素子162を構成する画素162bの回路の一例を示す回路図である。画素162bは、埋め込み型フォトダイオードPD(以下、PD部という)、NチャンネルMOSFET(金属酸化膜半導体電界効果トランジスタ:以下、トランジスタという)Q1乃至Q4から構成されている。トランジスタQ1のドレインとQ2のソースの接続部は、フローティングディフュージョンFD(以下、FD部という)で構成されている。φRSB、φRST、φTX、φVは、各トランジスタに対する信号(電位)を示し、VDDは電源、GNDは接地を示している。
PD部は光電変換部であり、被写体からの入射光量に応じた光電流IPDを発生する。PD部は、光電変換された光電流IPDを直接取り出せないため、光電流IPDがPD部の寄生容量CPDに電荷QPDとして蓄積され、蓄積された信号電荷QPDが転送ゲートと呼ばれるトランジスタQ1(以後、転送ゲートQ1と記す)によってFD部に完全転送されることで出力される。転送された信号電荷QPDは、FD部の寄生容量CFDに蓄積される。
また、転送ゲートQ1は、図5の説明で後述するように、そのゲート電位φTXを制御してトランジスタのサブスレショルド特性を活用することで、光電流IPDを線形あるいは対数の電位に変換してPD部の寄生容量CPDに蓄積する。
トランジスタQ2はリセットトランジスタと呼ばれ(以後、リセットトランジスタQ2と記す)、オンすることによってFD部を既定の電位(φRSB)にリセットする。このリセット動作の際に、リセットノイズと呼ばれる、リセット動作を行う度毎にFD部の電位がφRSBに対してばらつくノイズが発生することがある。
トランジスタQ3は、ソースフォロワ増幅回路を構成するものであり、FD部の電位VFDに対する電流増幅を行うことで、出力インピーダンスを下げる働きをする。
トランジスタQ4は、信号読み出し用のトランジスタであり、ゲートは、上述した行選択線162iに接続されており、垂直走査回路162cによって印加される信号φVに応じてオン、オフされるスイッチとして動作する。トランジスタQ4のソースは、垂直信号線162jに接続されており、トランジスタQ4がオンされると、FD部の電位VFDがトランジスタQ3で低インピーダンス化されて、画素出力VOUTとして、垂直信号線162jへ導出される。
図5は、図4に示した画素162bの駆動方法の一例を示すタイミングチャート(図5(a))と、その時の光電変換特性(図5(b))を示す図である。
図5(a)のタイミングT11(撮像のタイミング)で、被写体からの光がPD部で光電変換されて光電流IPDとなり、転送ゲートQ1のゲート電位φTXが中電位(M)にされていることで、トランジスタのサブスレショルド特性から、光電流IPDが少ない場合は線形特性、多い場合は対数特性に変換されて(以後、線形/対数特性と呼ぶ)、PD部の寄生容量CPDに蓄積される。変曲点は、φTXの中電位(M)のレベル設定によって任意に変更できる。また、タイミングT11の間はφRSTとφRSBは常時高電位となっており(リセットトランジスタQ2が常にオン状態)、対数特性時に転送ゲートQ1を流れる電流が供給される。
タイミングT12(転送のタイミング)で、φRSTが低電位にされるとともにφTXが高電位(H)にされることで、PD部の寄生容量CPDに蓄積された電荷QPDがFD部に完全転送され(VFD)、タイミングT13(撮像信号出力のタイミング)で、φVが高電位にされることで、FD部の電位VFDがトランジスタQ3で低インピーダンス化されて、画素出力VOUT(この場合は撮像信号SIGNAL)として、垂直信号線162jへ導出されて、サンプルホールド回路162dに保持される。
タイミングT14(リセットのタイミング)で、φRSTとφRSBが高電位にされて、FD部がφRSBの電位にリセットされる。本例では、この時にφTXも高電位にされてPD部も同時にφRSBの電位にリセットされるようにしているが、これは必須ではない。タイミングT15(ノイズ信号出力のタイミング)で、φVが高電位にされることで、タイミングT14でφRSBの電位にリセットされたFD部の電位VFDが、トランジスタQ3で低インピーダンス化されて、画素出力VOUT(この場合はノイズ信号NOISE)として、垂直信号線162jへ導出されて、サンプルホールド回路162dに保持される。
サンプルホールド回路162dでは、例えば保持されている撮像信号SIGNALとノイズ信号NOISEの差分をアナログ的にとることでノイズ除去が可能である(いわゆるCDS法:相関二重サンプリング法)。もちろん、ノイズ除去は後段のA/D変換手段でデジタルデータに変換した撮像信号SIGNALとノイズ信号NOISEとの差分をデジタル的にとってもよい。
図5(b)は、図5(a)に示す駆動方法で駆動した場合の光電変換特性であり、横軸に撮像素子面照度Lを、縦軸に画素出力VOUTを、共に線形軸でとってある。
上述したように転送ゲートQ1のゲート電位φTXを中電位(M)に制御した場合、撮像素子面照度Lが低い場合には画素出力は線形特性501を示し、撮像素子面照度Lが高い場合には中電位Mの設定次第で対数特性を示す。例えばφTXの電位M=M3とした場合(すなわち、中電位Mを高めに設定した場合)には、線形特性501と対数特性523の変曲点513は画素出力VOUT=Vth3の点となる。同様にM=M2とした場合は変曲点512はVOUT=Vth2となり、M=M1とした場合(すなわち、中電位Mを低めに設定した場合)には、変曲点511はVOUT=Vth1=Vmax(画素出力の最大値=飽和値)となる。
従って、M=M1とした場合は、撮像素子面照度L1までは線形特性501を示し、撮像素子面照度LがL1を超えると画素出力VOUT=Vmaxの飽和信号524を示すことになる。つまり、この場合のDレンジ(ダイナミックレンジ)は、暗黒から撮像素子面照度L1までのD1ということになる。同様に、M=M2とした場合は、撮像素子面照度L21までは線形特性501を示し、撮像素子面照度L21からL2までは対数特性522を示し、被写体輝度L2以上は飽和信号524を示すことになり、Dレンジは撮像素子面照度L2までのD2となる。M=M3の場合は、撮像素子面照度L31までは線形特性501を示し、撮像素子面照度L31以上では対数特性522を示すことになり、Dレンジは、図5(b)に示した範囲には上限のないD3となる。
このように、転送ゲートQ1のゲート電位φTXの中電位(M)を制御することで、階調性が豊かな線形特性と、Dレンジの広い対数特性の変曲点を自由に設定することができるため、被写体の状況や作画意図を自由に反映させることが可能となり、さらに、画素出力VOUTの飽和値Vmaxを利用することで、画像の中の任意の部分を白飛びさせることも可能となる。
以上に述べたように、転送ゲートQ1のゲート電位φTXを制御することで、階調性が豊かな線形特性とDレンジの広い対数特性の変曲点乃至はDレンジを自由に設定することができる。従って、単一の線形特性しか持たないCCD(電荷結合素子)型撮像素子を用いた通常のデジタルカメラのように、絞りとシャッタ速度の組み合わせでしか撮像特性を設定できないものとは異なり、上述した線形特性と対数特性を持ち、変曲点乃至はDレンジを任意に設定できる撮像素子を用いたデジタルカメラ1では、絞り、シャッタ速度、変曲点乃至はDレンジのいずれか一つまたは複数の組み合わせによって撮像特性を設定でき、例えば、同一の絞り値、シャッタ速度であっても、変曲点乃至はDレンジの設定次第で、イメージの異なる画像を得ることができる。
次に、本発明における各種特性表示の例を、図6乃至図9を用いて説明する。
図6は、ライブビュー画像と共に光電変換特性を表示する場合の一例を示す模式図で、モニタ131の画面の上部にライブビュー画像を表示する画像表示エリア601が、下部に本発明における特性表示手段として機能する特性表示エリア611が表示されている。
画像表示エリア601には、画面右側に主被写体である人物603が立っており、その左に家605があり、空には白雲607がある風景が、ライブビュー画像として表示されている。特性表示エリア611には、光電変換特性のグラフが、横軸に被写体輝度(本来は、図5(b)に示したように、撮像素子面照度であるが、ユーザに分かりやすいように被写体輝度としている)を、縦軸に出力を、それぞれ線形軸としてとり、光電変換特性PEのグラフを示している。
光電変換特性PEは、グラフの左端から変曲点を示す黒丸615までが線形特性、変曲点615から出力が飽和出力613に達する飽和点617までが対数特性、飽和点617から画面内の最大輝度を示す最大点619までが飽和特性(つまり白つぶれ)となっている。図6では、グラフの左端から変曲点615までを線形特性範囲、グラフの左端から飽和点617までをDレンジ、グラフの左端から最大点619までを被写体輝度範囲として特性表示エリア611に表示しているが、これらの範囲はグラフからも読みとれるので、表示は必須ではない。
ユーザは、図6の表示を見ることで、変曲点615が被写体輝度範囲のどのレベルの位置にあるかを知ることができ、その情報から、デジタルカメラ1の現在の変曲点やDレンジ等の制御パラメータの設定が、極端にDレンジを広くとりすぎていたり、逆に階調性を確保しすぎるために全体のDレンジが不足している等の状況を理解することができる。同時に、上部に表示されているライブビュー画像を確認することで、上述した情報を視覚的な裏付けと共に得ることができる。
これらの情報を基に、ユーザが、絞り値やシャッタ速度、あるいは、本発明における制御パラメータ設定手段として機能するメニュースイッチ114およびジョグダイアル115を用いて、デジタルカメラ1の変曲点やDレンジ等の撮像特性を規定する制御パラメータを設定変更した場合には、設定変更の結果が即座にライブビュー画像と光電変換特性の表示に反映されるので、設定変更した内容が正しいか否かを、画像とデータで確認することができる。確認の結果、問題があれば、再度設定変更すればよい。そして、納得のいった設定変更内容で本撮像を行えば、ユーザがもっとも望む画像を、本撮像で得ることができる。
図7は、ライブビュー画像と共に被写体輝度分布のヒストグラムを表示する場合の一例を示す模式図で、モニタ131の画面の上部にライブビュー画像を表示する画像表示エリア601が、下部に本発明におけるヒストグラム表示手段として機能するヒストグラム表示エリア621が表示されている。
画像表示エリア601の表示内容は、図6と同じであるので、説明は省略する。
ヒストグラム表示エリア621には、図6と同様の変曲点615と光電変換特性PEが示されたグラフ623と、被写体輝度の分布を示すヒストグラムのグラフ625が表示されている。ヒストグラムは、例えば、線形特性領域のヒストグラム627、対数特性領域のヒストグラム628、飽和特性領域(白つぶれ領域)のヒストグラム629毎に色分けやハッチング処理等されて、ユーザに分かりやすく表示されることが望ましい。
図6と同様に、ユーザは、図7のヒストグラム表示とライブビュー画像を確認することで、デジタルカメラ1の現在の制御パラメータの設定の状況を理解することができ、制御パラメータの変更内容の確認も行える。そして、納得のいった設定変更内容で本撮像を行えば、ユーザがもっとも望む画像を、本撮像で得ることができる。
図8は、ライブビュー画像と共に、特定の光電変換特性で撮像されている画像の領域を表示する場合の一例を示す模式図で、モニタ131の画面の上部にライブビュー画像を表示する画像表示エリア601が、下部に本発明における特性領域表示手段として機能する特性領域表示エリア631が表示されている。
画像表示エリア601の表示内容は、図6、図7と同じであるので、説明は省略する。
特性領域表示エリア631には、画像表示エリア601に表示されているライブビュー画像と同じものが、線形特性で撮像されている領域、対数特性で撮像されている領域、飽和特性で撮像されている領域と、領域毎に例えば色分けやハッチング処理等で表示されている。図8の例では、人物633が線形特性で、家635と背景639が対数特性で、白雲637が飽和特性で撮像されている場合を示している。
図6、図7と同様に、ユーザは、図8の特性領域表示とライブビュー画像を確認することで、デジタルカメラ1の現在の制御パラメータの設定の状況を理解することができ、制御パラメータの変更内容の確認も行える。そして、納得のいった設定変更内容で本撮像を行えば、ユーザがもっとも望む画像を、本撮像で得ることができる。
図6から図8に示した例では、モニタ131の画面上に、画像表示エリア601とは別に、特性表示エリア611、ヒストグラム表示エリア621、特性領域表示エリア631の3種類の表示エリアのいずれか1つを、画像表示エリア601と同時に表示するように説明したが、例えば、表示切換スイッチ118の操作によって、画像表示エリア601と上述した3種類の表示エリアのいずれか一つとを画面を切り換えて交互に表示するか、画像表示エリア601と3種類の表示エリアを順に切り換えて表示してもよい。
また、図8の場合には、画像表示エリア601だけの画面として、例えば、表示切換スイッチ118の操作によって、ライブビュー画像に各光電変換特性で撮像された領域を色分け等で切り換えて示してもよいし、特定の光電変換特性(例えば線形特性)で撮像された領域のみを点滅させて示してもよい。もちろん、ここに述べた方法の組み合わせでもよい。
なお、ここでは撮像素子面照度の低照度側が線形特性、高照度側が対数特性の撮像素子を用いた例について説明したが、本発明はこれに限るものではなく、複数の異なる光電変換特性、例えば、図9(a)に模式図を示す、撮像素子面照度の低照度側が照度に対して画素出力の傾きの大きな線形特性651を備え、高照度側が照度に対する画素出力の傾きの小さな線形特性653を備えるような撮像素子、あるいは図9(b)に模式図を示す、撮像素子面照度の低照度側が線形特性655を備え、高照度側が既知の非線形特性657を備えるような撮像素子等においても成り立つものである。
また、ライブビュー時は動画表示を行うため、撮像素子は所謂ローリングシャッタ方式の電子シャッタ方式で撮像を行うことが一般的である。一方、本撮像時は静止画撮像を行うため、撮像素子は所謂グローバルシャッタ方式で撮像を行うことが一般的である。従って、ライブビュー時と本撮像時では、露出設定値が異なる場合(例えば、シャッタ速度が異なる場合)がある。動画表示では、最長シャッタ速度が、例えば1/30秒に制限されるのに対して、静止画撮像ではそのような制限がないため、例えば1秒のスローシャッタで撮像するように設定される場合もあるからである。
このような場合に、制御パラメータの設定変更が行われると、カメラ制御手段150によって撮像パラメータの算出と設定変更が行われ、ライブビュー画像への制御パラメータの設定変更の反映が行われるとともに、カメラ制御手段150によって本撮像時の露出設定値に合わせた撮像パラメータの算出が行われ、本撮像に対しても制御パラメータの設定変更が反映される。
さらに、本実施の形態においては、図1に示したような、絞り兼用シャッタと電子ビューファインダを持つデジタルカメラを例にとって説明したが、本発明は、これに限るものではなく、例えば、一眼レフカメラ型のデジタルカメラにおいても成立するものである。一眼レフカメラ型デジタルカメラの場合においては、レフレックスミラーをミラーアップし、フォーカルプレーンシャッタを開放することでライブビュー表示が可能となる。
次に、制御パラメータの設定変更に関する動作の流れを、図6に示したライブビュー画像と共に光電変換特性を表示する場合を例にとって、図10乃至図13を用いて説明する。図10は、制御パラメータの設定変更に関する動作の流れを示すフローチャートのメインルーチンであり、図11乃至図13は、制御パラメータの設定変更に関する動作の流れを示すフローチャートのサブルーチンである。
図10で、ステップS101で、モード設定ダイアル112で設定されているデジタルカメラ1の動作モードが確認される。ここでは、「カメラモード」に設定されているとする(ステップS101;YES)。カメラモード以外のモードに設定されている場合(ステップS101;NO)は、他の各モードでの制御に移行する。説明は省略する。
ステップS103で、ライブビューのための撮像が開始され、撮像回路160の画像出力に基づいて、露出(絞り値と撮像素子の電子シャッタ速度)が決定される。ライブビューのための撮像が開始された時には、撮像素子の変曲点Vthは、既定の標準値が用いられ、その後、変曲点Vthが変更された場合は、変更された値が用いられる。
ステップS105で、ライブビュー画像のモニタ131への表示が開始され、ステップS107で、図6に示したように、光電変換特性が演算されて、モニタ131に表示される。
ステップS111で、制御パラメータの設定を行うか否かが確認される。メニュースイッチ114が操作されて、制御パラメータの設定が行われる場合(ステップS111;YES)は、ステップS121に進む。制御パラメータの設定が行われない、あるいは設定が完了している場合(ステップS111;NO)は、本撮像の制御に進み、本撮像が行われる。説明は省略する。
ステップS121で、制御パラメータの設定を、変曲点を変更して行うか否かが確認される。メニュースイッチ114とジョグダイアル115が操作されて、変曲点を変更して制御パラメータを設定する場合(ステップS121;YES)は、ステップS140に進み、変曲点設定サブルーチンの処理が行われてステップS171に進む。
変曲点を変更して制御パラメータを設定するのでない場合(ステップS121;NO)は、ステップS131で、制御パラメータの設定を、飽和点を変更して行うか否かが確認される。メニュースイッチ114とジョグダイアル115が操作されて、飽和点を変更して制御パラメータを設定する場合(ステップS131;YES)は、ステップS150に進み、飽和点設定サブルーチンの処理が行われてステップS171に進む。
飽和点を変更して制御パラメータを設定するのでない場合(ステップS131;NO)は、ステップS160に進み、Dレンジ設定サブルーチンの処理が行われてステップS171に進む。
ステップS171で、ステップS140、S150、S160で行われた制御パラメータの設定変更を、例えば、ワークメモリ152に記憶し、ステップS181で、デジタルカメラ1の電源がオフされていないかが確認され、オフされている場合(ステップS181;YES)は、デジタルカメラ1の動作が終了される。オフされていない場合(ステップS181;NO)は、ステップS101に戻って、上述した動作を繰り返す。
図11は、ステップ140の変曲点設定サブルーチンである。図6に示した光電変換特性の表示の状態で、ジョグダイアル115の右スイッチをオンすると、変曲点を示す黒丸615が光電変換特性PEの曲線上を右側、つまり被写体輝度が高輝度の側に移動し、ジョグダイアル115の左スイッチをオンすると、変曲点を示す黒丸615が左側、つまり被写体輝度が低輝度の側に移動する。
ステップS401で、ジョグダイアル115の右スイッチがオンされたか否かが確認される。オンされた場合(ステップS401;YES)は、ステップS403で、変曲点を示すVthを1段階高く設定してステップS431に進む。オンされていなかった場合(ステップS401;NO)は、ステップS411で、ジョグダイアル115の左スイッチがオンされたか否かが確認される。オンされた場合(ステップS411;YES)は、ステップS413で、変曲点を示すVthを1段階低く設定してステップS431に進む。
実際には、図4に示した画素162bの回路図の転送ゲートQ1のゲート電位φTXを変更することで、Vthが変更される。従って、例えばφTXを生成する図示しないデジタル/アナログ(D/A)コンバータの入力データ(例えば8ビット)を1ビット変更することで、Vthを1段階変更することができる。
ステップS431で、ステップS403またはS413の設定変更に合わせてVthを更新し、図10のステップ103およびS105と同様にしてライブビュー撮像を行い、ライブビュー表示を更新する。ステップS433で、図10のステップS107と同様にして、更新されたVthでの光電変換特性が演算され、モニタ131上の光電変換特性表示が更新されて、ステップS401に戻る。ジョグダイアルの右あるいは左のスイッチがオンされている間はこの動作を繰り返し、それとともに、ライブビュー画像と光電変換特性表示が更新され続ける。
ステップS411で、ジョグダイアル115の左スイッチがオンされていなかった場合(ステップS411;NO)は、ステップS421に進み、ジョグダイアル115の中央の決定ボタンがオンされたか否かが確認される。オンされた場合(ステップS421;YES)は、変曲点設定サブルーチンを終了して図10のステップS140に戻り、ステップS171に進む。
図12は、ステップ150の飽和点設定サブルーチンである。図6に示した光電変換特性の表示の状態で、ジョグダイアル115の右スイッチをオンすると、光電変換特性PEが飽和する点617が右側、つまり被写体輝度が高輝度の側に移動し(高輝度まで飽和しないようになる)、それに伴って、変曲点を示す黒丸615が左側、つまり被写体輝度が低輝度の側に移動する。ジョグダイアル115の左スイッチをオンすると、光電変換特性PEが飽和する点617が左側、つまり被写体輝度が低輝度の側に移動し(低輝度でも飽和するようになる)、それに伴って、変曲点を示す黒丸615が右側、つまり被写体輝度が高輝度の側に移動する。
ステップS501で、ジョグダイアル115の右スイッチがオンされたか否かが確認される。オンされた場合(ステップS501;YES)は、ステップS503で、変曲点を示すVthを1段階低く設定してステップS531に進む。オンされていなかった場合(ステップS501;NO)は、ステップS511で、ジョグダイアル115の左スイッチがオンされたか否かが確認される。オンされた場合(ステップS511;YES)は、ステップS513で、変曲点を示すVthを1段階高く設定してステップS531に進む。
ステップS531、S533、S521の動作は、それぞれ、図11のステップS431、S433、S421と同じであるので、説明は省略する。
図13は、ステップ160のDレンジ設定サブルーチンである。図6に示した光電変換特性の表示の状態で、ジョグダイアル115の右スイッチをオンすると、Dレンジを示す矢印612の右端が右側、つまり被写体輝度が高輝度の側に伸び、それに伴って、変曲点を示す黒丸615が左側、つまり被写体輝度が低輝度の側に移動する。ジョグダイアル115の左スイッチをオンすると、Dレンジを示す矢印612の右端が左側、つまり被写体輝度が低輝度の側に縮み、それに伴って、変曲点を示す黒丸615が右側、つまり被写体輝度が高輝度の側に移動する。
図13の実際のフローチャート上の動きは、図12と全く同じであるので、同じステップ番号を付与し、説明は省略する。
図10乃至図13では、制御パラメータの設定変更に関する動作の流れを、図6に示したライブビュー画像と共に光電変換特性を表示する場合を例にとって説明したが、図7に示したライブビュー画像と共に被写体輝度分布のヒストグラムを表示する場合、および、図8に示したライブビュー画像と共に特定の光電変換特性で撮像されている画像の領域を表示する場合についても同様の考え方が適用できる。
いずれの場合にも、変曲点を示すVth、すなわち図4に示した画素162bの回路図の転送ゲートQ1のゲート電位φTXを制御することで、線形特性、対数特性、飽和特性の範囲を設定することができる。
以上に述べたように、本発明によれば、複数の異なる光電変換特性を有する撮像素子を用いた撮像装置において、変曲点、飽和点、Dレンジ等の制御パラメータの設定変更を、ライブビュー画像と光電変換特性やヒストグラム等の画像に関する情報の表示を見ながら行え、かつその変更の効果もライブビュー画像と情報表示で確認できるので、ユーザが撮像装置の設定変更を効率よく実行できる。また、変更した設定をそのまま本撮像に反映できるので、失敗撮像が無く、シャッタチャンスを失うこと無しに希望通りの撮像を行うことができる。
尚、本発明に係る撮像装置を構成する各構成の細部構成および細部動作に関しては、本発明の趣旨を逸脱することのない範囲で適宜変更可能である。
本発明における撮像装置の実施の形態として機能するデジタルカメラの一例を示す模式図である。 図1のデジタルカメラの回路構成の一例を示すブロック図である。 撮像素子を構成する各構成要素の配置の一例を示す模式図である。 撮像素子を構成する画素の回路の一例を示す回路図である。 図4に示した画素の駆動方法の一例を示すタイミングチャートと、その時の光電変換特性を示す図である。 ライブビュー画像と共に光電変換特性を表示する場合の一例を示す模式図である。 ライブビュー画像と共に被写体輝度分布のヒストグラムを表示する場合の一例を示す模式図である。 ライブビュー画像と共に、特定の光電変換特性で撮像されている画像の領域を表示する場合の一例を示す模式図である。 複数の異なる光電変換特性の他の例を示す模式図である。 制御パラメータの設定変更に関する動作の流れを示すフローチャートのメインルーチンである。 制御パラメータの設定変更に関する動作の流れを示すフローチャートのサブルーチン(1/3)である。 制御パラメータの設定変更に関する動作の流れを示すフローチャートのサブルーチン(2/3)である。 制御パラメータの設定変更に関する動作の流れを示すフローチャートのサブルーチン(3/3)である。
符号の説明
1 デジタルカメラ
101 レリーズボタン
101a AFスイッチ
101b レリーズスイッチ
111 電源スイッチ
112 モード設定ダイアル
114 メニュースイッチ
115 ジョグダイアル
116 ズームスイッチ
117 モニタスイッチ
118 表示切替スイッチ
120 電源手段
121 電子ビューファインダ(EVF)
125 外部インターフェース(I/F)
130 表示制御手段
131 モニタ
150 カメラ制御手段
151 CPU(中央処理装置)
153 記憶部
160 撮像回路
161 撮像制御手段
162 撮像素子
163 画像処理手段
180 記録手段
181 画像メモリ
182 メモリカード
200 光軸
211 レンズ
212 レンズ駆動手段
221 絞り兼用シャッタ
222 シャッタ駆動手段

Claims (7)

  1. 複数の異なる光電変換特性を有する撮像素子と、
    前記撮像素子の撮像画面内を測光して測光信号を出力する測光手段とを備えた撮像装置において、
    ユーザが前記撮像装置の撮像特性を規定する制御パラメータを設定するために用いられ、当該設定が行われた場合に、設定された制御パラメータを出力する制御パラメータ設定手段と、
    前記測光信号と、前記制御パラメータとを基に、前記撮像素子の撮像パラメータを算出する撮像パラメータ算出手段と、
    前記撮像パラメータに基づいて前記撮像素子を制御する撮像制御手段と、
    前記撮像制御手段によって、前記撮像パラメータに基づいて制御された撮像素子により撮像された画像をライブビュー表示する表示手段とを備えたことを特徴とする撮像装置。
  2. 前記制御パラメータは、前記複数の異なる光電変換特性の切り替わり点であることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記制御パラメータは、前記撮像素子により撮像される画像のダイナミックレンジ範囲であることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  4. 前記ライブビュー表示時に、同時に、前記複数の異なる光電変換特性の切り替わり点、もしくは光電変換特性を表示するための特性表示手段を備えたことを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の撮像装置。
  5. 前記ライブビュー表示時に、同時に、撮像された画像の輝度分布のヒストグラムを表示するためのヒストグラム表示手段を備えたことを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の撮像装置。
  6. 前記ライブビュー表示時に、同時に、前記複数の異なる光電変換特性の各特性の内、少なくとも1つの光電変換特性で撮像された領域を表示するための特性領域表示手段を備えたことを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の撮像装置。
  7. 前記制御パラメータ設定手段によって設定された制御パラメータを用いて、記録のための撮像を行うことを特徴とする請求項1乃至6の何れか1項に記載の撮像装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008311854A (ja) * 2007-06-13 2008-12-25 Elmo Co Ltd ビデオカメラおよびビデオカメラにおけるフリッカ低減方法
JP2018074438A (ja) * 2016-10-31 2018-05-10 キヤノン株式会社 撮像装置及びその制御方法、プログラム、並びに記憶媒体

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