JP2007060419A - 通信制御システム、通信制御方法および通信制御プログラム - Google Patents

通信制御システム、通信制御方法および通信制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】データベースに依存することなしに通信制御の付加サービスを提供することを課題とする。
【解決手段】条件付き発信者番号発行サーバは、条件付き発信者番号生成要求を保守者制御端末から受け付け、通信条件を鍵によって含んだ条件付き発信者番号を生成し、生成した条件付き発信者番号を保守者制御端末に通知する(図1の(1)〜(3)参照)。そして、保守者制御端末は、発信者電話端末に対して生成された条件付き発信者番号を通知する(図1の(4)参照)。その後、かかる条件付き発信者番号を受け付けた発信者電話端末が制御装置に対して、条件付き発信者番号を含んだ接続要求を行うと、制御装置は、通信条件付き発信者番号に含まれた通信条件に基づいて通信制御、通信接続等を行う(図1の(5)〜(7)参照)。
【選択図】 図1

Description

この発明は、通信に付加して実行される付加サービスを制御する通信制御システム、通信制御方法および通信制御プログラムに関する。
従来より、電話や電子メール等の通信サービスには、それらを高度化する目的で、付加サービス(例えば、電話であれば閉域通信サービス、また電子メールであれば送信先制限サービス等)が提供されている。これらの付加サービスは、通信サービスの全ての契約者に対して共通に提供されることは少ないため、これらのサービスを提供する通信事業者が契約者毎に付加サービスの契約状況を記憶し、それに基づいて提供している。すなわち、通信事業者は、契約者からの付加サービスの起動要求を受信すると、契約者毎に記録された付加サービスの提供可否情報を参照し、その結果を元に当該付加サービスを提供している。
例えば、特許文献1(特開平7−50722号公報)では、閉域通信を実現するために主装置を設置している。この主装置は、発信者からの付加サービス起動要求を受信すると、主装置内のデータベースに格納された付加サービスの提供可否情報を参照し、その情報を元に、当該発信者からの付加サービスの提供可否を判断している。当該主装置の装置構成は、一般公衆向けの通信サービスにおける付加サービスの提供時にも広く適用されている。
特開平7−50722号公報
ところで、上記した従来の技術は、以下に説明するように、通信事業者の負担、データベースのリソース等の観点から課題がある。
すなわち、上記した従来の技術では、通信事業者が全ての契約者について付加サービスの提供可否情報を網羅的に格納するためのデータベース等の格納手段を設置する必要があるので、そのデータベースのリソースは極めて大規模なものとなり、さらにその規模に見合ったデータベース特有の維持管理作業の負担が大きいという課題がある。
また、契約者数や付加サービス数は、変動するため、データベース規模は拡張可能な構成にする必要があり、加えて、契約者からの付加サービス起動要求を受信すると同時に契約情報を検索し、直ちに提供可否判断を完了させる必要があるため、これらを実現するための大規模なデータベースの構築にあたっては、莫大なコスト負担が発生するという課題がある。加えて、長期に亘るシステム構築期間が必要となるため、直ちにサービスを開始できずに通信事業者にかかる負担が大きいという課題もある。
そこで、この発明は、上述した従来技術の課題を解決するためになされたものであり、電話や電子メール等の通信サービスに付加的に提供される付加サービスをデータベースに依存しないで制御することが可能な通信制御システム、通信制御方法および通信制御プログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、請求項1に係る発明は、通信に付加して実行される付加サービスを制御する通信制御システムであって、前記付加サービスの実行条件に係る情報を含み、発信者を一意に識別する発信者識別子を生成する識別子生成手段と、前記発信者から前記発信者識別子を受け付け、当該発信者識別子に含まれた前記付加サービスの実行条件を取得し、当該付加サービスの実行条件に基づいて前記付加サービスを制御する通信制御手段と、を備えたことを特徴とする。
また、請求項2に係る発明は、上記の発明において、前記識別子生成手段は、前記発信者識別子として、前記発信者の電話番号を生成することを特徴とする。
また、請求項3に係る発明は、上記の発明において、前記識別子生成手段は、前記発信者識別子として、前記発信者のアドレスを生成することを特徴とする。
また、請求項4に係る発明は、上記の発明において、前記識別子生成手段は、前記付加サービスの実行条件に係る情報として、通信を許可する着信者を一意に特定する着信者識別子を含んだ発信者識別子を生成し、前記通信制御手段は、前記発信者から前記発信者識別子を受け付け、当該発信者識別子に含まれた前記着信者識別子と通信先の着信者識別子とが対応することを条件に、通信を許可することを特徴とする。
また、請求項5に係る発明は、上記の発明において、前記識別子生成手段は、前記付加サービスの実行条件に係る情報として、通信を許可する期限を示す有効期限に含んだ発信者識別子を生成し、前記通信制御手段は、前記発信者から前記発信者識別子を受け付け、当該発信者識別子に含まれた前記有効期限内に通信要求されることを条件に、通信を許可することを特徴とする。
また、請求項6に係る発明は、上記の発明において、前記識別子生成手段は、前記付加サービスの実行条件に係る情報として、通信を許可する時間帯を示す有効時間に含んだ発信者識別子を生成し、前記通信制御手段は、前記発信者から前記発信者識別子を受け付け、当該発信者識別子に含まれた前記有効時間内に通信要求されることを条件に、通信を許可することを特徴とする。
また、請求項7に係る発明は、上記の発明において、前記識別子生成手段は、前記付加サービスの実行条件に係る情報として、発信者が属するグループを示す所属グループを含んだ発信者識別子を生成し、前記通信制御手段は、前記発信者から前記発信者識別子を受け付け、当該発信者識別子に含まれた前記所属グループに基づいて、通信を許可することを特徴とする。
また、請求項8に係る発明は、上記の発明において、前記識別子生成手段は、前記付加サービスの実行条件に係る情報として、発信者が属するグループを示す所属グループを含んだ発信者識別子を生成し、前記通信制御手段は、前記発信者から前記発信者識別子を受け付け、当該発信者識別子が相手先の属するグループと一致することを条件に、通信を許可することを特徴とする。
また、請求項9に係る発明は、上記の発明において、通信に付加して実行される付加サービスを制御する通信制御方法であって、前記付加サービスの実行条件に係る情報を含み、発信者を一意に識別する発信者識別子を生成する識別子生成工程と、前記発信者から前記発信者識別子を受け付け、当該発信者識別子に含まれた前記付加サービスの実行条件を取得し、当該付加サービスの実行条件に基づいて前記発信者による通信を制御する通信制御工程と、を含んだことを特徴とする。
また、請求項10に係る発明は、上記の発明において、付加サービスの実行条件に基づいて発信者からの通信を制御する通信制御方法をコンピュータに実行させる通信制御プログラムであって、前記付加サービスの実行条件に係る情報に対応付けて発信者識別子を生成する識別子生成手順と、前記発信者から前記発信者識別子を受け付け、当該発信者識別子に含まれた前記付加サービスの実行条件を取得し、当該付加サービスの実行条件に基づいて前記発信者による通信を許可する通信制御手順と、をコンピュータに実行させることを特徴とする。
請求項1、9または10の発明によれば、付加サービスの実行条件に係る情報(付加サービス条件)を含み、発信者を一意に識別する発信者識別子を生成し、発信者から発信者識別子を受け付け、その発信者識別子に含まれた付加サービスの実行条件を取得し、その付加サービスの実行条件に基づいて付加サービスを制御するので、例えば、通信事業者による付加サービスの提供は、契約者からの付加サービス起動要求を受信した際に、発信者識別子から付加サービス条件を取り出して行い、契約者毎に付加サービス契約状況等を記憶する必要がなくなる結果、データベースに依存することなしに付加サービスを制御することが可能である。
また、請求項2の発明によれば、発信者識別子として、発信者の電話番号を生成するので、電話契約者毎の付加サービス契約状況等の情報を記憶するデータベースを不要にすることができ、この点で記憶リソースの消費を抑制することが可能である。
また、請求項3の発明によれば、発信者識別子として、発信者のアドレスを生成するので、サービス契約者(例えば、電子メールサービス契約者)毎の付加サービス契約状況等の情報を記憶するデータベースを不要にすることができ、この点で記憶リソースの消費を抑制することが可能である。
また、請求項4の発明によれば、付加サービスの実行条件に係る情報として、通信を許可する着信者を一意に特定する着信者識別子を含んだ発信者識別子を生成し、発信者から発信者識別子を受け付け、その発信者識別子に含まれた着信者識別子と通信先の着信者識別子とが対応することを条件に、通信を許可するので、着信先を限定するとともに、通信を許可する着信先に係る情報を記憶するデータベースを不要にすることができ、この点で記憶リソースの消費を抑制することが可能になる。
また、請求項5の発明によれば、付加サービスの実行条件に係る情報として、通信を許可する期限を示す有効期限に含んだ発信者識別子を生成し、発信者から発信者識別子を受け付け、その発信者識別子に含まれた有効期限内に通信要求されることを条件に、通信を許可するので、通信を許可する有効期限を限定するとともに、有効期限に係る情報を記憶するデータベースを不要にすることができ、この点で記憶リソースの消費を抑制することが可能になる。
また、請求項6の発明によれば、付加サービスの実行条件に係る情報として、通信を許可する時間帯を示す有効時間に含んだ発信者識別子を生成し、発信者から発信者識別子を受け付け、その発信者識別子に含まれた有効時間内に通信要求されることを条件に、通信を許可するので、通信を許可する有効時間を限定するとともに、有効時間に係る情報を記憶するデータベースを不要にすることができ、この点で記憶リソースの消費を抑制することが可能になる。
また、請求項7の発明によれば、付加サービスの実行条件に係る情報として、発信者が属するグループを示す所属グループを含んだ発信者識別子を生成し、発信者から発信者識別子を受け付け、その発信者識別子に含まれた所属グループに基づいて、通信を許可するので、通信を許可する所属グループを限定するとともに、発信者の所属グループに係る情報を記憶するデータベースを不要にすることができ、この点で記憶リソースの消費を抑制することが可能になる。
また、請求項8の発明によれば、付加サービスの実行条件に係る情報として、発信者が属するグループを示す所属グループを含んだ発信者識別子を生成し、発信者から発信者識別子を受け付け、その発信者識別子が相手先の属するグループと一致することを条件に、通信を許可するので、通信を許可する所属グループを限定するとともに、発信者および着信者の所属グループに係る情報を記憶するデータベースを不要にすることができ、この点で記憶リソースの消費を抑制することが可能になる。
以下に添付図面を参照して、この発明に係る通信制御システム、通信制御方法および通信制御プログラムの実施例を1〜5に分けて詳細に説明する。
以下の実施例では、実施例1に係る通信制御システムの概要および特徴、通信制御システムの構成および処理の流れを順に説明し、最後に実施例1による効果を説明する。
[通信制御システムの概要および特徴]
まず最初に、図1を用いて、本実施例に係る通信制御システムの概要および特徴を説明する。図1は、実施例1に係る通信制御システムの概要および特徴を説明するための図である。
実施例1の通信制御システムでは、通信に付加して実行される付加サービス(下記実施例において付加サービスとは、通信を制御するサービスをいう)を制御することを概要とする。そして、データベースに依存することなしに通信制御の付加サービスを提供することができるようにしている点に主たる特徴がある。
この主たる特徴について具体的に説明すると、図1に示すように、条件付き発信者番号発行サーバは、条件付き発信者番号生成要求を保守者制御端末から受け付け、通信条件を鍵によって含んだ条件付き発信者番号を生成し、生成した条件付き発信者番号を保守者制御端末に通知する(図1の(1)〜(3)参照)。ここで、条件付き発信者番号とは、通信条件に係る情報を含み、発信者を一意に識別する番号のことであり、具体的には、通信条件として指定着信者電話番号(通信を許可する着信者を一意に特定する番号)、有効期限(通信を許可する期限)、有効時間帯(通信を許可する時間帯)を保守者制御端末から受け付け、かかる指定着信者電話番号、有効期限、有効時間帯を所定の鍵によって暗号化して含んだ条件付き発信者番号を生成する。なお、同図に示す「K」は鍵を用いることを意味する。
そして、保守者制御端末は、発信者電話端末に対して生成された条件付き発信者番号を通知する(図1の(4)参照)。その後、かかる条件付き発信者番号を受け付けた発信者電話端末が制御装置に対して、条件付き発信者番号を含んだ接続要求を行うと、制御装置は、通信条件付き発信者番号に含まれた通信条件に基づいて通信制御、通信接続等を行う(図1の(5)〜(7))。すなわち、制御装置は、発信者電話端末が用いた条件付き発信者番号を所定の鍵によって復号化して、通信条件である指定着信者電話番号、有効期限、有効時間帯を取り出し、通信接続する条件を満たしているかを判定する。その上で、制御装置は、通信条件を満たす場合には、通信を制御して、発信者電話端末と着信者電話端末の通信を接続する。
このように、実施例1に係る通信制御システムによれば、付加サービスの実行条件に係る情報を含み、発信者を一意に識別する発信者識別子を生成し、発信者から発信者識別子を受け付け、その発信者識別子に含まれた付加サービスの実行条件を取得し、その付加サービスの実行条件に基づいて付加サービスを制御するので、例えば、通信事業者による付加サービスの提供は、契約者からの付加サービス起動要求を受信した際に、発信者識別子から付加サービス条件を取り出して行い、契約者毎に付加サービス契約状況等を記憶する必要がなくなる結果、データベースに依存することなしに通信制御の付加サービスを提供することが可能である。
[通信制御システムの構成]
次に、図2を用いて、実施例1に係る通信制御システムの構成を説明する。図2は、実施例1に係る通信制御システムの構成を示す図である。同図に示すように、この通信制御システムは、条件付き発信者番号発行サーバ110、制御装置120、保守者制御端末130、着信電話網200、着側電話交換ノード210、着信者電話端末220、発側電話網300、発側電話交換ノード310、発信者電話端末320を有し、このうち、条件付き発信者番号発行サーバ110と、制御装置120と、保守者制御端末130とがそれぞれLAN100を介して接続されている。
また、条件付き発信者電話番号発行サーバ110は、保守者端末からの要求に応答して条件付き発信者番号を発行するサーバ装置であり、ユーザテーブル111、ハッシュ用鍵テーブル112、条件付き発信者番号生成部113、およびHTTP通信部114を備える。この条件付き発信者番号発行サーバ110は、市販のPCやワークステーション等にこれらの機能部に対応するプログラムをインストールするとともにテーブルをハードディスク装置などに格納している。なお、条件付き発信者番号生成部113は、特許請求の範囲に記載の「識別子生成手段」に対応する。
このうち、ユーザテーブル111は、条件付き発信者電話番号の発行を希望するユーザの管理と条件付き発信者電話番号を生成するのに用いられるテーブルであり、図3に示すように、ユーザ名に、ユーザIDおよび電話番号を対応付けて記憶する。
ハッシュ用鍵テーブル112は、改ざん防止コードを生成する際に必要となるハッシュ用鍵、条件付き発信者電話番号の有効期限の基準点をそれぞれ鍵IDに対応付けて格納したテーブルである。
条件付き発信者電話番号生成部113は、本発明に係る条件付き発信者電話番号の生成を行う処理部であり、図2に示すように、条件コードテーブル113aを有する。具体的には、この条件付き発信者電話番号生成部113では、着信者電話番号に対応するユーザIDと、電話接続条件情報を形成する条件の種別、組み合わせを示す条件コードおよびこの条件コードに対応する電話接続条件情報から開示用のアドホック電話番号を生成する。
条件コードテーブル113aは、条件付き発信者電話番号生成部113に内在し、電話接続条件情報を形成する電話接続条件の種別、組み合わせを示す条件コードを格納したテーブルである。
HTTP通信部114は、HTTPに従った通信を行う通信を行う処理部であり、WWWサーバプログラムとして通信を行う。
また、制御装置120は、条件付き発信者電話番号を用いた電話接続要求を受け付けた際に、条件付き発信者電話番号から接続先を限定する着信者電話番号および電話接続条件情報の抽出を行い、抽出した電話接続条件情報に含まれる電話接続条件を電話接続要求が満たす場合は、着信者電話端末220と発信者電話端末330を電話接続するよう電話交換網を形成する発側電話交換ノード310に指示する装置であり、ユーザテーブル121、ハッシュ用鍵テーブル122、フィルタ処理部123、電話接続指示部124および制御信号送受信部125を備える。この制御装置120は、条件付き発信者電話番号発行サーバ110と同様に市販のPCやワークステーション等にこれらの機能部に対応するプログラムをインストールするとともにユーザテーブル121およびハッシュ用鍵テーブル122をハードディスク装置等に格納する。なお、電話接続指示部124は、特許請求の範囲に記載の「通信制御手段」に対応する。
このうち、ユーザテーブル121は、条件付き発信者電話番号から接続先を限定する着信者電話番号を取り出す際に用いられるテーブルであり、上記で説明した図3に示す条件付き発信者電話番号発行サーバ110が保持するユーザテーブル111と同様のものである。
フィルタ処理部123は、条件付き発信者電話番号を用いた電話接続要求を受け付け、受け付けた条件付き発信者電話番号に含まれる電話接続条件情報に基づいて電話接続要求を電話接続するか否かを判定する処理部である。すなわち、このフィルタ処理部123は、電話接続要求を満たす条件付き発信者電話番号を用いた電話接続要求のみを電話接続し、それ以外を破棄する一種のフィルタリング処理を行うことになる。
具体的には、フィルタ処理部123は、文字付きハッシュ関数にハッシュ用鍵テーブル122に格納されたハッシュ鍵を適用した結果を改ざん防止コードと比較して改ざんの有無を検査し、改ざんされていない場合に、アドホック電話番号含まれる電話接続条件を用いて電話接続要求を電話接続するか否かを判定する。
電話接続指示部124は、フィルタ処理部123が電話接続すべきと判定した電話接続要求について、着信者電話端末220と発信者電話端末320との回線を確立するよう発側電話交換ノード310に指示する処理部である。具体的には、ユーザテーブル121を用いてユーザIDに対応する着信者電話番号を取得し、取得した着信者電話番号を持つ着信者電話端末220と発信者電話端末320との回線を確立するように発側電話交換ノード310に電話接続を指示する。
制御信号送受信部125は、発側電話交換ノード310との間で制御信号送受信を行う処理部であり、具体的には、電話接続指示部124から電話接続指示を受け付け、受け付けた電話接続指示に対応する接続要求メッセージを発側電話交換ノード310に送信する。
[通信制御システムによる処理]
次に、図4を用いて、条件付き発信者電話番号の発行手順について説明する。図4は、実施例1に係る条件付き発信者電話番号の発行手順を示すシーケンス図である。
同図に示すように、保守者140が保守者制御装置130を起動した後(ステップS510)、かかる保守者制御端末130が専用アプリケーションもしくはWWWブラウザを通じて条件付き発信者電話番号発行サーバ110に対してアクセス要求を送信すると(ステップS520)、条件付き発信者電話番号発行サーバ110は、保守者制御端末130に対して条件付き発信者電話番号発行ページを送信する(ステップS530)。かかる条件付き発信者電話番号発行ページは、図5に示すように、着信者を限定する電話番号と電話接続条件を入力する入力枠が設けられており、具体的には、着信者電話番号指定の有無、有効期限の指定の有無、着信時間帯の指定の有無を選択する入力枠と、かかる入力枠に指定有りとした場合の指定着信者電話番号、有効期限、接続開始時刻、接続終了時刻を指定する入力枠とがそれぞれ設けられている。
そして、保守者140が条件付き発信者電話番号発行ページで着信者電話番号Rと電話接続条件Cを入力して送信を行うと(ステップS540〜ステップS550)、条件付き発信者電話番号発行サーバ112は、条件付き発信者電話番号生成処理を実行し(ステップS560)、生成された条件付き発信者電話番号Tを保守者端末130に通知する(ステップS570)。これにより、保守者140は、条件付き発信者電話番号Tを取得し(ステップS580)、かかる取得した条件付き発信者電話番号Tを発信者330に通知する(ステップS590)。なお、この条件付き発信者電話番号Tの通知は、電話、メール、FAX等いかなる情報伝達手段を用いてもよい。
次に、制御装置120による交換接続制御手順について説明する。図6は、実施例1に係る交換接続制御手順を示すシーケンス図である。
同図に示すように、発信者320が発呼操作として発信者電話端末320に着信者電話端末320に着信者電話端末220の電話番号をダイヤルすると(ステップS610)、発信者電話端末320は、着信者電話端末220の電話番号を宛先情報とし、また、発信者番号として条件付き発信者電話番号Tを伴った起動信号を生成して、かかる起動信号を発側電話交換ノードに通知する(ステップS620)。ここで、この発側電話交換ノード310は、起動信号に設定された発信者番号の電話番号の上位四桁を参照して、この起動信号に対応する接続判断要求を制御装置120に送信する(ステップS630)。
かかる接続判断要求を受け取った制御装置120は、条件付き発信者電話番号Tから電話接続条件情報を抽出し、抽出された電話接続条件情報に含まれる電話接続条件に基づいて電話接続要求が接続対象となるか否かを判定するサービス処理判断を行い(ステップS640)、接続対象となる場合は、発側電話交換ノード310に対して接続許可を返送する(ステップS650)。
その後、既存の電話交換網の接続シーケンスにより、発側電話交換ノード310から着側電話交換ノード210に起動信号が転送された(ステップS660)、さらに着信者電話端末220に起動信号が転送され(ステップS670)、着信者電話端末220が鳴動するとともに(ステップS680)、発信者電話端末320にも呼び出し中通知が行われ(ステップS690〜ステップS710)、発信者電話端末320が呼び出し中のトーンを鳴動させる(ステップS720)。
そして、着信者230が着信者電話端末220をオフフックしたならば(ステップS730)、着信者電話端末220から発信者電話端末320に向けて応答信号を転送し(ステップS740〜ステップS760)、通話路が設定され(ステップS770)、通話開始状態とする。
[実施例1の効果]
上述してきたように、実施例1によれば、付加サービスの実行条件に係る情報を含み、発信者を一意に識別する発信者電話番号を生成し、発信者から発信者電話番号を受け付け、その発信者電話番号に含まれた付加サービスの実行条件を取得し、その付加サービスの実行条件に基づいて付加サービスを制御するので、例えば、通信事業者による付加サービスの提供は、契約者からの付加サービス起動要求を受信した際に、発信者電話番号から付加サービス条件を取り出して行い、契約者毎に付加サービス契約状況等を記憶する必要がなくなる結果、データベースに依存することなしに通信制御の付加サービスを提供することが可能である。
また、実施例1によれば、発信者電話番号として、発信者の電話番号を生成するので、電話契約者毎の付加サービス契約状況等の情報を記憶するデータベースを不要にすることができ、この点で記憶リソースの消費を抑制することが可能である。
また、実施例1によれば、付加サービスの実行条件に係る情報として、通信を許可する着信者を一意に特定する指定着信者電話番号を含んだ発信者電話番号を生成し、発信者から発信者電話番号を受け付け、その発信者電話番号に含まれた指定着信者電話番号と通信先の着信者電話番号とが対応することを条件に、通信を許可するので、着信先を限定するとともに、通信を許可する着信先に係る情報を記憶するデータベースを不要にすることができ、この点で記憶リソースの消費を抑制することが可能になる。
また、実施例1によれば、付加サービスの実行条件に係る情報として、通信を許可する期限を示す有効期限に含んだ発信者電話番号を生成し、発信者から発信者電話番号を受け付け、その発信者電話番号に含まれた有効期限内に通信要求されることを条件に、通信を許可するので、通信を許可する有効期限を限定するとともに、有効期限に係る情報を記憶するデータベースを不要にすることができ、この点で記憶リソースの消費を抑制することが可能になる。
また、実施例1によれば、付加サービスの実行条件に係る情報として、通信を許可する時間帯を示す有効時間に含んだ発信者電話番号を生成し、発信者から発信者電話番号を受け付け、その発信者電話番号に含まれた有効時間内に通信要求されることを条件に、通信を許可するので、通信を許可する有効時間を限定するとともに、有効時間に係る情報を記憶するデータベースを不要にすることができ、この点で記憶リソースの消費を抑制することが可能になる。
ところで、上記の実施例では、付加サービスの実行条件を含めて発信者電話番号を生成して付加サービスを制御する場合を説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、URI等のインターネットアドレスに付加サービスの実行条件を含めて生成して付加サービスを制御するようにしてもよい。
そこで、以下の実施例2では、URI等のインターネットアドレスに付加サービスの実行条件を含めて生成して付加サービスを制御する場合として、図7〜11を用いて実施例2に係る通信制御システムを説明する。
まず、図7を用いて、実施例2に係る通信制御システムの構成を説明する。図7は、実施例2に係る通信制御システムの構成を示す図である。同図に示すように、実施例2に係る通信制御システムは、図2に示した実施例1に係る通信制御システムと比較して、条件付き発信者番号サーバ110および制御装置120に代わって条件付き発信者アドレス発行サーバ1110および条件付き発信者アドレス判定サーバ1120を有する点が相違する。
そして、条件付き発信者アドレス発行サーバ1110は、HTTP通信部1111、署名鍵1112、ユーザテーブル1113および条件付き発信者アドレス生成部1114を備える。
このうち、署名鍵1112は、条件付き発信者アドレス発行サーバ1110が検証コードを生成する際に用いられる鍵であり、具体的には、鍵付きハッシュ関数等を用いて検証コードを生成する際に用いられる。
ユーザテーブル1113は、条件付き発信者アドレスの発行を希望するユーザである発信者1330を管理するために用いられるテーブルであり、図8に示すように、ユーザ名を格納する。
条件付き発信者アドレス生成部1114は、条件付き発信者アドレスの生成を行う処理部であり、具体的には、発信者アドレスのユーザ名の部分(以下「R_N」という)と、コンテキスト情報を形成する条件の種別、組み合わせを示す条件コードおよびこの条件コードに対応するコンテキスト情報(以下「W_C」という)と、この着信アドレスのユーザ名部分およびコンテキスト情報の正当性を検証する際に用いる検証コード(以下「W_V」という)とを用いて条件付き発信者アドレスを生成する。
また、条件付き発信者アドレス判定サーバ1120は、接続信号通信部1121、フィルタ処理部1122、署名鍵1123および転送処理部1124を備える。なお、署名鍵1123は、条件付き発信者アドレス発行サーバ1110が備える署名鍵と同様のものである。
このうち、フィルタ処理部1122は、条件付き発信者アドレスを用いた電話接続要求を受け付け、受け付けた条件付き発信者アドレスに含まれる電話接続条件情報に基づいて電話接続要求を電話接続するか否かを判定する処理部である。すなわち、このフィルタ処理部1123は、電話接続要求を満たす条件付き発信者アドレスを用いた電話接続要求のみを電話接続し、それ以外を破棄する一種のフィルタリング処理を行うことになる。
具体的には、フィルタ処理部1122は、発信者アドレスから発信者アドレスのユーザ名R_N、コンテキスト情報W_Cおよび検証コードW_Vを取り出し、このR_NおよびW_Cについて署名鍵1123を用いた鍵付きハッシュ関数を適用して比較用コード(以下「W_T」という)を生成する。そして、この比較用コードW_Tと検証コードW_Vを比較し、条件付き発信アドレスが正当なアドレスであるか否かを検証する。そして、正当な発信者アドレスである場合は、コンテキスト情報が示すコンテキスト条件に基づいて接続の可否を判定する。
次に、図9を用いて実施例2に係る条件付き発信者アドレスの発行手順について説明する。実施例2に係る条件付き発信者アドレスの発行手順は、図4に示した、実施例1の条件付き発信者電話番号の発行手順と比較して、条件付き発信者アドレスを生成する点が相違する。
すなわち、図9に示すように、保守者制御端末1130が条件付き発信者アドレス発行サーバ1110に対してアクセス要求を送信した後に(ステップS1520)、条件付き発信者アドレス発行サーバ1110は、保守者制御端末1130に対して条件付き発信者アドレス発行ページを送信する(ステップS1530)。かかる条件付き発信者アドレス発行ページは、図10に示すように、着信者を限定するアドレスと電話接続条件を入力する入力枠が設けられており、実施例1の条件付き発信者電話番号発行ページと比較して、着信者アドレス指定の有無、着信者アドレス指定を行う場合の指定アドレスまたはドメイン名を指定する入力枠が新たに設けられている点が相違する。
そして、保守者140が条件付き発信者電話番号発行ページで着信者アドレスRと電話接続条件Cを入力して送信を行うと(ステップS1540〜ステップS1550)、条件付き発信者アドレス発行サーバ112は、条件付き発信者アドレス生成処理を実行し(ステップS1560)、その後、実施例1と同様の処理を行って条件付き発信者アドレスTを発信者1330に通知する(ステップS1590)。
次に、図11を用いて実施例2に係る条件付き発信者アドレス判定サーバ1120による交換接続制御手順について説明する。実施例2に係る条件付き発信者アドレス判定サーバ1120による交換接続制御手順は、図6に示した、実施例1に係る制御装置120による交換接続制御手順と比較して、条件付き発信者アドレスを用いて付加サービスを実行するか否かの妥当性判定処理を行う点が相違する。
すなわち、発側電話交換ノード1310が起動信号に対応する接続判断要求を条件付き発信者アドレス判定サーバ1120に送信した後(ステップS1630)、かかる接続判断要求を受け取った条件付き発信者アドレス判定サーバ1120は、条件付き発信者アドレスTから電話接続条件情報を抽出し、抽出された電話接続条件情報に含まれる電話接続条件に基づいて電話接続要求が接続対象となるか否かを判定するサービス処理判断を行い(ステップS1640)、接続対象となる場合は、発側電話交換ノード1310に対して接続許可を返送する(ステップS1650)。その後、実施例1と同様の処理を行って通話路を設定し(ステップS1770)、通話開始状態とする。
上述してきたように、実施例2によれば、発信者識別子として、発信者のアドレスを生成するので、サービス契約者(例えば、電子メールサービス契約者)毎の付加サービス契約状況等の情報を記憶するデータベースを不要にすることができ、この点で記憶リソースの消費を抑制することが可能である。
ところで、上記の実施例では、電話交換システムを適用する場合を説明したが、メール配送システムを適用するようにしてもよい。
そこで、以下の実施例3では、メール配送システムを適用する場合として、図12および図13を用いて実施例3に係る通信制御システムを説明する。
まず、図12を用いて、実施例3に係る通信制御システムの構成を説明する。図12は、実施例3に係る通信制御システムの構成を示す図である。同図に示すように、実施例3に係る通信制御システムは、図7に示した実施例2に係る通信制御システムと比較して、発側電話網1200および着側電話網1300に代わって着側IP網2200および発側IP網2300を有し、また着側電話交換ノード1210および発側電話交換ノードに代わって着側メールサーバ2210および発側メールサーバ2310を有する点が相違する。
すなわち、着側メールサーバ2210および発側メールサーバ2310を着側IP網2200および発側IP網にそれぞれ接続することによって発信者端末2320と着信者端末2220のメールの送受信が可能となる。
次に、図13を用いて実施例2に係る条件付き発信者アドレス判定サーバ2120による交換接続制御手順について説明する。実施例3に係る条件付き発信者アドレスの発行手順は、図11に示した、実施例2の条件付き発信者電話番号の発行手順と比較して、メール配送システムを適用している点で相違する。
すなわち、図13に示すように、発信者端末2320がメールサーバを介して着信者端末2220との間でメールの送受信による条件付き発信者アドレスを用いて付加サービスを実行するか否かの妥当性判定処理を行う。
ところで、上記の実施例では、発信者のアドレスに含まれた付加サービスの実行条件に基づいて、発信者からのメール配送要求の妥当性を判断する場合を説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、着信者のアドレスにも付加サービスの実行条件を付加し、発信者および着信者の双方のアドレスに付加された付加サービスの実行条件に基づいて付加サービスの提供可否判断をするようにしてもよい。
そこで、以下の実施例4では、着信者のアドレスにも付加サービスの実行条件を付加し、発信者および着信者の双方のアドレスに付加された付加サービスの実行条件に基づいて付加サービスの提供可否判断をする場合として、図14〜21を用いて実施例4に係る通信制御システムを説明する。
まず、図14を用いて、実施例4に係る通信制御システムの構成を説明する。図14は、実施例4に係る通信制御システムの構成を示す図である。同図に示すように、実施例4に係る通信制御システムは、図7に示した実施例2に係る通信制御システムと比較して、グループ対応条件付き発信者アドレス判定サーバ3120がフィルタ/グループ処理部3122を備える点が相違する。
かかるフィルタ/グループ処理部3122は、発信者端末3320および着信者端末3220の双方に付与されたグループ対応条件付きアドレスが設定された電話接続要求を受け付け、受け付けたグループ対応条件付きアドレスに含まれる電話接続条件情報に基づいてこの電話接続要求を交換接続対象とするか否かを判定する処理部である。すなわち、このフィルタ/グループ処理部3122は、電話接続条件を満たすグループ対応条件付きアドレスを用いた電話接続要求のみを交換接続対象とし、それ以外を破棄する一種のフィルタリング処理を行うことになる。
具体的には、このフィルタ/グループ処理部3122では、発信者アドレスをなすグループ対応条件付きアドレスから発信者アドレスのユーザ名R_N、コンテキスト情報W_Cおよび検証コードW_Vを取り出し、このR_NおよびW_Cについて署名鍵3123を用いた鍵付きハッシュ関数を適用して比較用コード(以下、W_Tという)を生成する。そして、この比較用コードW_Tと検証コードW_Vを比較し、グループ対応条件付きアドレスが正当なアドレスであるか否かを検証する。そして、正当なグループ対応条件付きアドレスである場合には、コンテキスト情報が示すコンテキスト条件に基づいて配送の可否を判定し、発信者端末3320および着信者端末3220の双方に付与されたグループ対応条件付きアドレスに含まれたグループ番号を比較する。なお、これらの条件を満たし、通信対象とすべきと判定した場合には、グループ対応条件付きアドレスから取り出した電話接続要求を配送処理部3124に受け渡して転送依頼を行う。
次に、図15を用いて実施例4に係る条件付き発信者アドレスの発行手順について説明する。実施例4に係る条件付き発信者アドレスの発行手順は、図9に示した、実施例2の条件付き発信者アドレスの発行手順と比較して、発信者が属するグループに係る情報を含んだグループ対応条件付き発信者アドレスを生成する点が相違する。
すなわち、図15に示すように、保守者制御端末3130がグループ対応条件付き発信者アドレス発行サーバ3110に対してアクセス要求を送信した後に(ステップS3520)、条件付き発信者アドレス発行サーバ3110は、保守者制御端末3130に対してグループ対応条件付き発信者アドレス発行ページを送信する(ステップS3530)。かかるグループ対応条件付き発信者アドレス発行ページは、図16に示すように、着信者を限定するアドレスと電話接続条件を入力する入力枠が設けられており、実施例2の条件付き発信者アドレス発行ページと比較して、グループ指定の有無、グループ指定を行う場合のグループを指定する入力枠が新たに設けられている点が相違する。
そして、保守者3140がグループ対応条件付き発信者アドレス発行ページで着信者アドレスRと電話接続条件Cを入力して送信を行うと(ステップS3540〜ステップS3550)、グループ対応条件付き発信者アドレス発行サーバ3112は、グループ対応条件付き発信者アドレス生成処理を実行し(ステップS3560)、実施例2と同様の処理を行って条件付き発信者アドレスTを発信者3330に通知する(ステップS3590)。
かかるグループ対応条件付き発信者アドレス生成処理について図17および図18を用いてより詳しく説明する。図17は、グループ対応条件付きアドレスの生成手順を示すフローチャートであり、図18は、接続条件としてグループ対応条件付きアドレスTに埋め込む条件種別を説明するための説明図である。
具体的には、図17に示すように、発信者アドレスRの名部分を文字列R_Nとする(ステップS3610)。その後、コンテキスト条件Cを符号化し、文字列W_Cを生成することになるが(ステップS3620)、最初に条件種別組合せを表す文字列W_C.1を生成する(ステップS3621)。図18に示すように、着信者アドレス指定の場合には“S”、着信者アドレスのドメイン指定の場合には“D”、グループ番号子指定の場合には“G”、有効期限指定の場合には“E”の文字列が対応付けられており、例えば、グループ番号と有効期限の組合せの場合には、条件種別組合せを表す文字列W_C.1=“EG”となる。
その後、選択されている各条件を符号化し、文字列W_C.2を生成する(ステップS3622)。具体的には、この文字列W_C.2の生成の際し、着信者アドレスSga指定されている場合には、指定発アドレスSのハッシュ値の下位20ビットをBASE32で符号化して4文字の文字列W_C.2.Sを生成する(ステップS3622.S)。また、着信ドメイン名Dが指定されている場合には、指定着ドメインDの単語数を3ビット整数符号化し、その後に指定着ドメインDのハッシュ値の下位17ビットを追加し、生成される20ビットのデータをBASE32で符号化し、4文字の文字列W_C.2.Dを生成する(ステップS3622.D)。さらに、グループ番号Gが指定されている場合には、8桁のグループ番号Gの全桁データをBASE32で符号化し、4文字の文字列W_C.2.Gを生成する(ステップS3622.G)。さらに、図18においては、着信者アドレスSおよび着ドメインDの指定はない。また、Nビット整数符号化とは、0から2のN乗−1までの整数値をNビット二進数で表現することを意味し、例えば、「7」を3ビット整数符号化すると「111」となり、5ビット整数符号化すると「00111」となる。さらに、有効期限が指定されている場合には、年(西暦年の下2桁)、月(01から12までの2桁数字)、日(01から31までの2桁数字)の順番で6桁の数字各条件を示す文字列W_C.2Eを生成する(ステップS3622.E)。
そして、条件種別の組合せ情報が示す順番で各文字を示す文字列を連結し、文字列W_C.2を生成し(ステップS3622−last)、文字列W_C.1と文字列W_C.2をつなげて文字列W_Cとする(ステップS3623)。図18においては、文字列W_C.2が“f7c3030831”となり、文字列W_Cは、“GE.f7c3030831”となる。
その後、R_NとW_Cとを“.”で連結した文字列を生成し、この文字列の鍵付きハッシュ関数の値を署名鍵K用いて求め、この値の下位30ビットをBASE32で符号化し、検証コードとなる6文字の文字列W_Vを生成する(ステップS3630)。図18においては、この検証コードW_Vが“d17af9”となる。そして、R_NとW_CとW_Vとを“.”で連結した文字列を生成し、この文字列の後に“@group.isp−A.ne.jp”を付加してグループ対応条件付きアドレスを生成する(ステップS3640)。図18においては、このグループ対応条件付きアドレスTは、“tanaka.EG.f7c3030831@group.isp−A.ne.jp”となる。
次に、図19を用いて実施例4に係るグループ対応条件付き発信者アドレス判定サーバ3120による交換接続制御手順について説明する。実施例4に係るグループ対応条件付き発信者アドレス判定サーバ3120による交換接続制御手順は、図6に示した、実施例2に係る条件付き発信者アドレス判定サーバ1120による交換接続制御手順と比較して、発信者および着信者の双方のアドレスに付加された付加サービスの実行条件に基づいて付加サービスの提供可否判断を行う点が相違する。
すなわち、発側電話交換ノード3310が起動信号に対応する接続判断要求をグループ対応条件付き発信者アドレス判定サーバ3120に送信した後(ステップS3730)、かかる接続判断要求を受け取ったグループ対応条件付き発信者アドレス判定サーバ3120は、条件付き発信者アドレスTから電話接続条件情報を抽出し、抽出された電話接続条件情報に含まれる電話接続条件に基づいて電話接続要求が接続対象となるか否かを判定するサービス処理判断を行い(ステップS3740)、接続対象となる場合は、発側電話交換ノード3310に対して接続許可を返送する(ステップS3750)。その後、実施例1と同様の処理を行って通話路を設定し(ステップS3870)、通話開始状態とする。
かかるサービス処理判断について図20および図21を用いて詳しく説明する。図20は、図19に示す電話接続要求が接続対象となるか否かを判定するサービス処理判断について説明するフローチャートである。
同図に示すように、グループ対応条件付アドレス判定サーバ3120のフィルタ/グループ処理部3122は、起動信号に付与された発信者端末3320を指定する発信者アドレスAf(グループ対応条件付きアドレス)、着信者端末3220を指定する着信者アドレスAt(グループ対応条件付きアドレス)および現時刻tを入力する(ステップS3900)。
かかる入力に基づき、発信者アドレスAfの転送可否判断およびグループ番号の抽出処理を行う(ステップS3910)。まず、処理機能に対して発信者アドレスAf、着信者アドレスAtおよび現時刻tをそれぞれ被検証アドレス、指定アドレス、現時刻としてそれぞれフィルタ処理のサブプログラムに入力し(ステップS4000)、宛先アドレスのユーザ名部分からR_N、W_C.1、W_C.2、W_Vの文字列を抽出する(ステップS4010)。具体的には、先頭部から第三ドット文字の直前までをR_Nとして抽出し、第三ドット文字の直後から第二ドット文字の直前までをW_C.1として抽出し、第二ドット文字の直後から第一ドット文字の直前までをW_C.2として抽出し、第一ドット文字の直後から末尾までをW_Vとして抽出する。なお、ここでの第Nドット文字とは、ユーザ名部分の末尾から数えてN番目のドット文字“.”を示している。また、第三ドット文字の直後から第一ドット文字の直前までの文字列をW_Cと定義する。
その後、R_NとW_Cを“.”で連結した文字列を生成し、この文字列の鍵付きハッシュ関数の値を署名鍵3123を用いて求め、この値の下位30ビットをBASE32で符号化し、比較コードとしての6文字の文字列W_Tを生成し(ステップS4020)、生成した比較コードW_Tをグループ対応条件付きアドレスから抽出した文字列W_Vと比較して一致するか否かを判定する(ステップS4030)。そして、両者が一致しない場合には、転送不可として終了する。
一方、両者が一致する場合には、文字列W_Cを復号する(ステップS4040)。なお、バイト読み出し位置は、初期状態でW_C.2の先頭とし、読み取る毎にその分だけ読み出し位置を進める。具体的には、W_C.1に“S”が含まれる場合には、4文字をW_C.2.Sとして読み取り、これうぃBASE32で復号して得られる20ビットのデータをハッシュ値とし(ステップS4040.S)、W_C.1に“D”が含まれる場合には、4文字をW_C.2として読み取り、これをBASE32で復号して得られるビット列の最初の3ビットをドメインの単語数D_Nとして読み取り、残りの17ビットのデータをハッシュ値とし(ステップS4040.D)、W_C.1に“G”が含まれる場合には、4文字をW_C.2.Gとして読み取り、これをBASE32で複合して得られる16ビットのデータ値として(ステップS4040.G)、W_C.1に“E”が含まれる場合には、6文字をW_C.2.Eとして読み取り、最初の2桁を年、次の2桁を月、次の2桁を日として有効期限とする(ステップS4040.E)。
その後、コンテキスト条件W_Cに基づいて、転送可否を判断する(ステップS4050)。具体的には、W_C.1に“S”が含まれる場合には、指定アドレスのハッシュ値の下位20ビットがステップS4040.Sで求めたハッシュ値と一致するか否か判定し、一致しない場合には転送不可とする(ステップS4050S)。また、W_C.1に“D”が含まれる場合には、指定アドレスのドメイン名の末尾からD_N単語を読み取り、この文字列のハッシュ値の下位17ビットがステップS4040.Dで求めたハッシュ値と一致するか判定し、一致しない場合には、転送不可とする(ステップS4050.D)。次に、W_C.1に“E”が含まれる場合には、ステップS4040.Eで取得した有効期限現在時刻が前の日付になっているか否かを確認し、以前の日付でない場合には転送不可とする(ステップS4050.E)。なお、以上の判定により転送不可とならなければ転送可能とし(ステップS4060)、転送の可否とグループ番号Gfを返送し、フィルタ処理のサブプログラムを終了する(ステップS4070)。
これらの結果に基づき、発信者アドレスAfが正当か否か明らかとなるため、フィルタ処理は次に進めてよいか否かの判断を行い(ステップS3920)、続行可能であれば、次に着信者アドレスAtの転送可否判断およびグループ番号の抽出処理を行う(ステップS3930)。ここでは、処理機能に対して着信者アドレスAtおよび発信者アドレスAfをそれぞれ被検証アドレスおよび指定アドレスとして入力すること以外は、前述のステップS4000からステップS4070と同様である。
これらの結果に基づき、発信者アドレスAfが正当か否か明らかとなるため、フィルタ処理は次に進めてよいか否かの判断を行い(ステップS3940)、続行可能であれば発信者アドレスAfと着信者アドレスAtのそれぞれから抽出されたグループ番号GfおよびGtを比較し(ステップS3950)、GfとGtが一致の場合、同一グループに所属するものとして接続許可と判定し(ステップS3960)、一致しない場合は、異なったグループの所属するものとして接続不可と判定し(ステップS3970)、その結果を返送する(ステップS3980)。
上述してきたように、実施例4によれば、付加サービスの実行条件に係る情報として、発信者が属するグループを示す所属グループを含んだグループ対応条件付きアドレスを生成し、発信者からグループ対応条件付きアドレスを受け付け、そのグループ対応条件付きアドレスに含まれた所属グループに基づいて、通信を許可するので、通信を許可する所属グループを限定するとともに、発信者の所属グループに係る情報を記憶するデータベースを不要にすることができ、この点で記憶リソースの消費を抑制することが可能になる。
また、実施例4によれば、付加サービスの実行条件に係る情報として、発信者が属するグループを示す所属グループを含んだグループ対応条件付きアドレスを生成し、発信者からグループ対応条件付きアドレスを受け付け、そのグループ対応条件付きアドレスが相手先の属するグループと一致することを条件に、通信を許可するので、通信を許可する所属グループを限定するとともに、発信者および着信者の所属グループに係る情報を記憶するデータベースを不要にすることができ、この点で記憶リソースの消費を抑制することが可能になる。
さて、これまで本発明の実施例について説明したが、本発明は上述した実施例以外にも、種々の異なる形態を実施例5として説明する。
[システム構成等]
また、上記実施例において説明した各処理のうち、自動的におこなわれるものとして説明した処理の全部または一部を手動的におこなうこともでき、あるいは、手動的におこなわれるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的におこなうこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。さらに、各装置にて行なわれる各処理機能は、その全部または任意の一部が、CPUおよび当該CPUにて解析実行されるプログラムにて実現され、あるいは、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現され得る。
なお、上記実施例で説明した通信制御方法は、あらかじめ用意されたプログラムをパーソナルコンピュータやワークステーションなどのコンピュータで実行することによって実現することができる。このプログラムは、インターネットなどのネットワークを介して配布することができる。また、このプログラムは、ハードディスク、フレキシブルディスク(FD)、CD−ROM、MO、DVDなどのコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュータによって記録媒体から読み出されることによって実行することもできる。
以上のように、本発明に係る通信制御システム、通信制御方法および通信制御プログラムは、通信に付加して実行される付加サービスを制御するのに有用であり、特に、データベースに依存することなしに通信制御の付加サービスを提供するのに適する。
実施例1に係る通信制御システムの概要および特徴を説明するための図である。 実施例1に係る通信制御システムの構成を示すブロック図である。 ユーザテーブルの一例を示す図である。 実施例1に係る条件付き発信者電話番号の発行手順を示すシーケンス図である。 条件付き発信者番号発行ページの一例を示す図である。 実施例1に係る交換接続制御手順を示すシーケンス図である。 実施例2に係る通信制御システムの構成を示すブロック図である。 ユーザテーブルの一例を示す図である。 実施例2に係る条件付き発信者電話番号の発行手順を示すシーケンス図である。 条件付き発信者番号発行ページの一例を示す図である。 実施例2に係る交換接続制御手順を示すシーケンス図である。 実施例3に係る通信制御システムの構成を示すブロック図である。 実施例3に係る交換接続制御手順を示すシーケンス図である。 実施例4に係る通信制御システムの構成を示すブロック図である。 実施例4に係る条件付き発信者電話番号の発行手順を示すシーケンス図である。 条件付き発信者番号発行ページの一例を示す図である。 グループ対応条件付き発信者アドレス生成処理の処理手順を示すフローチャートである。 グループ対応条件付き発信者アドレス生成処理の生成ロジックを説明するための図である。 実施例4に係る交換接続制御手順を示すシーケンス図である。 妥当性判定処理の処理手順を示すフローチャートである。 妥当性判定処理の処理手順におけるサブプログラムを説明するためのフローチャートである。
符号の説明
100 LAN
110 条件付き発信者番号発行サーバ
111 ユーザテーブル
112 ハッシュ用鍵テーブル
113 条件付き発信者番号生成部
113a 条件コードテーブル
114 HTTP通信部
120 制御装置
121 ユーザテーブル
122 ハッシュ用鍵テーブル
123 フィルタ処理部
123a 条件コードテーブル
124 通話接続指示部
125 接続信号通信部
130 保守者制御端末
140 保守者
200 着側電話網
210 着側電話交換ノード
220 着信者電話端末
230 着信者
300 発側電話網
310 発側電話交換ノード
320 発信者電話端末
330 発信者

Claims (10)

  1. 通信に付加して実行される付加サービスを制御する通信制御システムであって、
    前記付加サービスの実行条件に係る情報を含み、発信者を一意に識別する発信者識別子を生成する識別子生成手段と、
    前記発信者から前記発信者識別子を受け付け、当該発信者識別子に含まれた前記付加サービスの実行条件を取得し、当該付加サービスの実行条件に基づいて前記付加サービスを制御する通信制御手段と、
    を備えたことを特徴とする通信制御システム。
  2. 前記識別子生成手段は、前記発信者識別子として、前記発信者の電話番号を生成することを特徴とする請求項1に記載の通信制御システム。
  3. 前記識別子生成手段は、前記発信者識別子として、前記発信者のアドレスを生成することを特徴とする請求項1に記載の通信制御システム。
  4. 前記識別子生成手段は、前記付加サービスの実行条件に係る情報として、通信を許可する着信者を一意に特定する着信者識別子を含んだ発信者識別子を生成し、
    前記通信制御手段は、前記発信者から前記発信者識別子を受け付け、当該発信者識別子に含まれた前記着信者識別子と通信先の着信者識別子とが対応することを条件に、通信を許可することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の通信制御システム。
  5. 前記識別子生成手段は、前記付加サービスの実行条件に係る情報として、通信を許可する期限を示す有効期限に含んだ発信者識別子を生成し、
    前記通信制御手段は、前記発信者から前記発信者識別子を受け付け、当該発信者識別子に含まれた前記有効期限内に通信要求されることを条件に、通信を許可することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の通信制御システム。
  6. 前記識別子生成手段は、前記付加サービスの実行条件に係る情報として、通信を許可する時間帯を示す有効時間に含んだ発信者識別子を生成し、
    前記通信制御手段は、前記発信者から前記発信者識別子を受け付け、当該発信者識別子に含まれた前記有効時間内に通信要求されることを条件に、通信を許可することを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載の通信制御システム。
  7. 前記識別子生成手段は、前記付加サービスの実行条件に係る情報として、発信者が属するグループを示す所属グループを含んだ発信者識別子を生成し、
    前記通信制御手段は、前記発信者から前記発信者識別子を受け付け、当該発信者識別子に含まれた前記所属グループに基づいて、通信を許可することを特徴とする請求項1〜6のいずれか一つに記載の通信制御システム。
  8. 前記識別子生成手段は、前記付加サービスの実行条件に係る情報として、発信者が属するグループを示す所属グループを含んだ発信者識別子を生成し、
    前記通信制御手段は、前記発信者から前記発信者識別子を受け付け、当該発信者識別子が相手先の属するグループと一致することを条件に、通信を許可することを特徴とする請求項1〜7のいずれか一つに記載の通信制御システム。
  9. 通信に付加して実行される付加サービスを制御する通信制御方法であって、
    前記付加サービスの実行条件に係る情報を含み、発信者を一意に識別する発信者識別子を生成する識別子生成工程と、
    前記発信者から前記発信者識別子を受け付け、当該発信者識別子に含まれた前記付加サービスの実行条件を取得し、当該付加サービスの実行条件に基づいて前記発信者による通信を制御する通信制御工程と、
    を含んだことを特徴とする通信制御方法。
  10. 通信に付加して実行される付加サービスを制御する通信制御方法をコンピュータに実行させる通信制御プログラムであって、
    前記付加サービスの実行条件に係る情報を含み、発信者を一意に識別する発信者識別子を生成する識別子生成手順と、
    前記発信者から前記発信者識別子を受け付け、当該発信者識別子に含まれた前記付加サービスの実行条件を取得し、当該付加サービスの実行条件に基づいて前記発信者による通信を制御する通信制御手順と、
    をコンピュータに実行させることを特徴とする通信制御プログラム。
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