JP2007060318A - 携帯機用アンテナおよび携帯機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ロッドアンテナを短縮させた収納時においてアンテナ性能を良好に向上でき、携帯性および意匠性の面で有利性がある携帯機用アンテナを提供すること
【解決手段】 ロッドアンテナ1は携帯機の本体3の長手に短縮状態でその全長を収納し、その最下段ロッド12の下端に給電線5を接続して回路基板4の高周波回路と繋いで給電する。コイルアンテナ2は本体3の上部に横向きに組み付け、その基部にはロッドアンテナ1の収納時に最上段ロッド11の先端10に接触して接続する端子片24を設け、当該コイル部21の他方端はGND側に接続する。ロッドアンテナ1の伸長時には単体のモノポールアンテナになる。短縮した収納時にはロッドの先端10にコイルアンテナ2が連なり、これはロッド1段分のモノポールアンテナ(電流アンテナ)と、コイルアンテナ2がなすループアンテナ(磁流アンテナ)とを連係した複合アンテナになる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、携帯機用アンテナおよび携帯機に関するもので、より具体的には、全長の伸縮が行えるロッドアンテナと、線材を密に巻き回してコイル状としたループアンテナとを組み合わせる構成を採り、これら二つのアンテナの接続および整合の取り合い関係の改良に関する。
例えば、外部の携帯機と通信する主装置の1つとして、車両用セキュリティ装置などの車載装置がある。この車載装置は、車外からリモート操作するための携帯機を備えるものがある。この携帯機は制御信号を送信する送信機になっている。また、そして車載装置からセキュリティ警告など各種の信号を受信する受信機の機能も備えた構成を採ることが多い。この場合、携帯機は小型であること、そして送信,受信が高効率,高感度であることが求められる。そこで携帯機の無線方式は使用に際して免許や資格が要らない特定小電力無線を用いることが多い。そして、周波数帯は例えば400MHz帯がよく用いられる。これは、400MHz帯は、デッドポイントの発生が少なくて到達距離と信頼性の点で有利性がある。
そうした携帯機ではアンテナは伸長,短縮が行えるロッドアンテナとし、ロッドアンテナは順次に細径となる複数の筒体(ロッド)を同心に組み入れた構成を採る。このロッドアンテナは伸長時の全長を例えばλ/4とするので400MHz帯では略18cm程度になり、いわゆるモノポールアンテナとして機能し、ロッドを押し込み短く短縮させることで携帯機の本体内に収納できて小型化が行える。
ここで、ロッドアンテナは携帯機の本体に収納状態では本来のアンテナ性能を発揮できないという問題がある。このため、例えば特許文献1,2などに見られるように、ロッドアンテナの先端にコイルアンテナを設けて、ロッドアンテナの収納時にはコイルアンテナ側に給電接続を切り替える構成を採るものがある。アンテナ部分の構成には小型化と高性能を得るために、二つのアンテナの使い分け、給電点近くの接続の仕方や整合の取り方、そして携帯機の本体への取り付け方などについて様々な提案がなされている。
特開平9−148826号公報 特許第3406328号公報
しかしながら、そうした従来の携帯機用アンテナでは以下に示すような問題がある。すなわち、ロッドアンテナによるモノポールアンテナとしては、この全長は携帯機の本体内に隠れた部分がなく全てを突き出し露出させた伸長状態のときにアンテナ効率が最もよいと言える。これには携帯機の本体への取り付け方や給電点近くの接続の仕方などに工夫が必要になる。例えば特許文献1,2などでは本体内に筒状の収納部材を設けてロッドアンテナはその収納部材に組み入れし、伸長時には設定波長に対応する全長が本体上部から突き出してその根本部分が給電点になるような構成になっている。
しかし、ロッドアンテナを伸長させた際の全長は、400MHz帯においてλ/4では前述したように略18cm程度になり、これは比較的に長いため、全長を突き出して露出させる構成では伸長時の取り回しが悪く、携帯性を損なうという問題がある。また、ロッドアンテナの収縮時の携帯性ももちろん悪く、携帯機の小型化を阻害する一因にもなっている。このため、アンテナ効率は高く得たいが、突き出し長さは短くしたいという相反した要求になっている。また、意匠性の面でも突き出し長さは短くしたいという要求もある。
ロッドアンテナの収納時にコイルアンテナに切り替える構成では、コイルアンテナを単体で機能させるが、この単体動作ではコイルアンテナは一般にロッドアンテナに比べて感度が格段に低く、ロッドアンテナの伸長時と短縮時とでアンテナ性能の格差が大きいという問題がある。コイルアンテナは感度を得るためコイル巻き数を増すことが有効ではあるが、さほど大きな向上は望めないばかりか、巻き数を増すとコイルアンテナが大型化してしまい、携帯機の本体上部から突き出すコイルアンテナの部分が大きくなり、携帯性を損ない意匠性が悪い。
この発明は上記した課題を解決するもので、その目的は、ロッドアンテナを短縮させた収納時においてもアンテナ性能を良好に向上でき、携帯性および意匠性の面で有利性がある携帯機用アンテナを提供することにある。
上記した目的を達成するために、本発明に係る携帯機用アンテナは、主装置に対して外部から信号を送信及びまたは信号を受信する携帯機に組み付ける携帯機用アンテナであって、複数段のロッドを有して全長の伸縮が行えるロッドアンテナと、線材を密に巻き回したコイルアンテナとを備え、前記コイルアンテナは前記本体の上部に横向きに組み付けられ、前記コイルアンテナの基部には、前記ロッドアンテナを短縮状態とした際に、その短縮状態のロッドアンテナ(例えば、ロッドアンテナを構成する最上段ロッド等)の先端側に接触して接続され、前記ロッドアンテナを伸長状態とした際にはそのロッドアンテナと非接触状態になる端子部を設け、前記コイルアンテナの他方端はGND側に接続されるように構成した。
また、前記コイルアンテナは、コイルの軸心に導体線を有し、当該導体線は前記端子部に接続して延長し、遠方端から折り返しに巻き回す形態にコイルを形成する構成としたり、前記他方端に容量性素子を介在させてGND側に接続する構成にしたりするとよい。
係る構成にすることにより本発明では、ロッドアンテナの伸長時には、コイルアンテナ(端子部)は各ロッドとは接触せず、このためロッドアンテナが単体でモノポールアンテナの構成となり、例えばλ/4など設定波長のモノポールアンテナとして動作する。
ロッドアンテナを短縮させた収納時には、コイルアンテナの端子部が最上段ロッドの先端に接触するので、ロッド1段分の全長のモノポール先端にコイルアンテナが連なり、このコイルアンテナは他方端が回路基板のGND側に接続させてあることからループアンテナとして動作し、これはロッド1段分のモノポールアンテナとの共振アンテナの構成となり、それら両者が連係する形態で動作する。
コイルアンテナは巻き線を密に巻いているので、各ターンの間からは電界および磁界が放射することがない。したがって、磁流はコイルの軸心に沿うものとなり、効率がよい磁流源となる。
インピーダンス特性については、ロッドアンテナの伸長時には所定波長のモノポールアンテナをなすので、高周波回路(整合回路)はそのモノポールアンテナに単独でインピーダンス整合するように設計できる。
ロッドアンテナを短縮させた時は、ロッド1段分の全長が主に容量性成分となり、当該モノポール先端に連なるコイルアンテナは主に誘導性成分となる。このため、誘導性成分であるコイルアンテナについて、使用周波数に共振する適正インピーダンスとなるような設定を採ることができ、つまり、コイルアンテナの誘導性成分をロッド1段分のアンテナ部分における容量性成分に対応させて設定すればよい。
その結果、高周波回路との整合性をロッドアンテナの伸長時と収納時との両形態について変わることなく確保でき、整合回路は単に一つを用意すればよく、インピーダンス不整合による損失を防ぐことができる。
コイルアンテナは短縮されたロッド1段分のモノポールアンテナに接続するので、そのモノポールアンテナの先端部のインピーダンスは高い。このコイルアンテナへの給電は、ロッド1段分のモノポールアンテナ側から行われることから、より広範な入力インピーダンスに対してコイルアンテナが励振する動作となる。
以上のように、本発明に係る携帯機用アンテナでは、ロッドアンテナの収納時には、電流アンテナと磁流アンテナとを連係した構成となり、両者が複合して動作するので高い利得が得られてアンテナ性能を良好に向上できる。
そして、高周波回路との整合性を、ロッドアンテナの伸長時と収納時との両形態について変わることなく確保でき、整合回路は単に一つを用意すればよく、インピーダンス不整合による損失を防ぐことができる。このため、伸長時および短縮させた収納時の何れでも良好なアンテナ特性を得ることができる。
ロッドアンテナは携帯機の本体長手に短縮状態でその全長を収納するので、本体内に収まる分はロッドアンテナの突き出し全長を短くでき、小型化が行えて周波数帯400MHzであっても携帯性および意匠性の面で好ましい。
図1(a),(b)は、本発明の第1の実施形態を示している。本実施の形態において携帯機用アンテナは、複数段のロッドを同心状に有して全長の伸縮が行えるロッドアンテナ1と、線材を密に巻き回したコイルアンテナ2とを備える。そして、ロッドアンテナ1を携帯機の本体3内に縦向きに収納させ、コイルアンテナ2は本体3の上部に横向きに組み付けし、ロッドアンテナ1の収納時には、コイルアンテナ2がロッドアンテナ1の先端10に接触して接続する構成になっている。
この携帯機は、たとえば車載装置に制御信号を送信する送信機になっており、そして車載装置からセキュリティ警告など各種の信号を受信する受信機の機能も備えた構成になっている。携帯機の無線方式は使用に際して免許や資格が要らない特定小電力無線とし、周波数帯は例えば400MHz帯にしている。
ロッドアンテナ1は、複数段のロッドを全て引き延ばした伸長時の全長を例えばλ/4に設定しており、いわゆるモノポールアンテナになる。携帯機の本体3内には最下段ロッド12が本体長手に収まり、回路基板4の該当部位(高周波回路)から延びた給電線5が最下段ロッド12の下端に接続し、その下端部位が給電点になる。ロッドアンテナ1の長さ設定は、もちろんλ/4に限定するものではなく、適宜に設定することができる。
コイルアンテナ2は、図2に拡大して示すように、線材を密巻きしたコイル部21を有し、このコイル部21はその一方端を支持板22に組み付けし、そして全体にカバー部材23を被せて保護する構成になっている。
支持板22には、ロッドアンテナ1側と接続するための端子片24を設け、カバー部材23には、回路基板4のGND側と接続するための端子片25を設けている。端子片24は支持板22の裏面側に向けて突き出し、図示しないバネ機構により当該方向にストローク動作が行えるようになっている。端子片25はカバー部材23の側周から突き出し、回路基板4のGNDパターンに接続している。コイル部21は、端子片24に対して一方の端部を接続させ、他方の端部を端子片25に接続させて支持している。
支持板22の裏面側には、ロッドアンテナ1側と連係させるための連結部材26を設けている。連結部材26は端子片24が嵌め合う孔部27を有し、この孔部27に対して直交する向きに受け座孔28を設け、当該受け座孔28が本体3の上部つまり最下段ロッド12の先端側に同軸上に位置し、各ロッドを嵌め合わせに通すようになっている。
受け座孔28の内周は、孔部27の開口近辺をテーパ形状の座部に形成し、ロッドアンテナ1の収納時に先端10が嵌め合い着座するようになっている。そして、ロッドアンテナ1の先端10には環状に溝部13を設け、先端10を受け座孔28の座部に着座させた際に、端子片24の先端部分が溝部13に嵌め合って接触し、逆に先端10を引き出してロッドアンテナ1を伸長させた際は、端子片24は付き出し長さを短く制限していて、端子片24の先端部分は、受け座孔28に位置したロッド外周には接触しない構成になっている。
この場合、ロッドアンテナ1の伸長時には、端子片24の先端部分はロッド外周には接触しなく、つまりコイルアンテナ2はロッドアンテナ1とは非接触に絶縁し、このためロッドアンテナ1が単体でモノポールアンテナの構成となり、例えばλ/4など設定波長のモノポールアンテナとして動作する。
ロッドアンテナ1を短縮させた収納時には、端子片24がロッドアンテナ1の先端10に接触して接続するので、最下段ロッド12の先端側にコイル部21が接続し、全長がロッド1段分のモノポール先端にコイルアンテナ2が連なる。このコイルアンテナ2は他方端が回路基板4のGND側に接続させてあることからループアンテナとして動作し、これはロッド1段分のモノポールアンテナとの共振アンテナの構成となり、それら両者が連係する形態で動作する。
すなわち、ロッド1段分のモノポールアンテナ側は、電波を電界としてとらえるタイプ、いわゆる電流アンテナの動作となる。これに対して、コイルアンテナ2は他方端をGND側に接続したループアンテナであることから、これは電波を磁界としてとらえるタイプ、いわゆる磁流アンテナの動作となる。よって、これら両者が連係する形態で動作することになる。
コイル部21は巻き線を密に巻いているので、各ターンの間からは電界および磁界が放射することがない。したがって、磁流はコイルの軸心に沿うものとなり、コイルアンテナ2は効率がよい磁流源となる。
インピーダンス特性については、ロッドアンテナ1の伸長時には所定波長のモノポールアンテナをなすので、高周波回路(整合回路)はそのモノポールアンテナに単独でインピーダンス整合するように設計できる。
ロッドアンテナ1を短縮させた収納時は、最下段ロッド12はアンテナ特性における容量性成分に加えて接地パターンとの間における浮遊容量が加わり、主として容量性の部材として見ることができる。つまり、携帯機は各部品の小型化や隙間を減らす部品配置などを行うことで小型に構成しており、このため、本体3内に配置した最下段ロッド12は回路基板4に接近し、接地パターンに対面するような状態となり容量性を示す。
一方、コイルアンテナ2は、ロッド1段分のモノポールアンテナ(最下段ロッド12)に比べて明らかに誘導性であり、この誘導性であるコイルアンテナ2は、巻き数を適宜に調整でき、このため誘導性成分の変更,設定が容易に行える。
したがって、ロッドアンテナ1の収納時において、最下段ロッド12にコイルアンテナ2が連なる複合アンテナの構成は、コイルアンテナ2側における誘導性の調整によりインピーダンスを適正化でき、所定周波数において適正インピーダンスとなる複合アンテナとすることができる。
すなわち、インピーダンスの設計では、まずロッドアンテナ1の伸長時について整合回路のインピーダンスを設定し、次にロッドアンテナ1の収納時については、コイルアンテナ2の誘導性を適宜に設定することにより、伸長時に設定したインピーダンス値に容易に合わせることができる。
その結果、アンテナ側と高周波回路側とのインピーダンス整合が容易に実現でき、高周波回路との整合性を、ロッドアンテナ1の伸長時と収納時との両形態について変わることなく確保でき、整合回路は単に一つを用意すればよく、給電線5の部分で生じる不要な損失(インピーダンス不整合)を防止できる。このため、伸長時および短縮させた収納時の何れでも良好なアンテナ特性を得ることができる。
このように本発明に係る携帯機用アンテナでは、ロッドアンテナ1の収納時には、電流アンテナと磁流アンテナとを連係した構成となり、両者が複合して動作するので高い利得が得られてアンテナ性能を良好に向上できる。
コイルアンテナ2の誘導性を適宜に設定することで、伸長時と収納時とのインピーダンスを一致させる設定を容易に採ることができる。したがって、高周波回路との整合性を、ロッドアンテナの伸長時と収納時との両形態について変わることなく確保でき、整合回路は単に一つを用意すればよく、インピーダンス不整合による損失を防ぐことができる。このため、ロッドアンテナ1の伸長時および収納時の何れでも良好なアンテナ特性を得ることができる。
また、ロッドアンテナ1の収納時においてロッド1段分のモノポールアンテナはインピーダンスが高く、これに密巻きのためインピーダンスが高いコイルアンテナ2を接続することから低損失に整合できる。すわわち、ロッド1段分のモノポールアンテナの部分は、整合部としても機能している。
ロッドアンテナ1は携帯機の本体3の長手に短縮状態でその全長を収納するので、本体3内に収まる分はロッドアンテナ1の突き出し全長を短くでき、小型化が行えて周波数帯400MHzであっても携帯性および意匠性の面で有利である。
図3は、本発明の第2の実施形態を示している。この第2の実施形態では、コイルアンテナ2の巻き線の形態を変更している。つまり、コイルアンテナ2は、コイル部21の軸心に導体線29を有し、当該導体線29はロッドアンテナ1側の端子片24に接続して延長し、遠方端から折り返しに巻き回す形態にコイル部21を形成する構成にしている。
この場合、導体線29がコイルの軸心にあるので、コイル部21における電流はその導体線29に流れる分が多くなり、軸心外側のコイル部分を流れる分が少なくなる。したがって、折り返しに巻き回すコイル部分の巻き数を減少でき、その結果、横方向の長さを低減できる。また、軸心外側のコイル部分を流れる分が少なくなるので、回路基板4のGNDパターンからの影響が少なくなる。
図4は、本発明の第3の実施形態を示し、(a)は第1実施形態の構成に対応し、(b)は第2実施形態の構成に対応している。この第3の実施形態では、コイルアンテナ2におけるGND接続の構成を変更しており、コイルアンテナ2の他方端を直接にGND側に接続するのではなく、他方端には容量性素子6を介在させてGND側に接続する構成にしている。このため、ロッドアンテナ1の収納時においてコイルアンテナ2はコイル部21の両端が容量性成分となり、容量性素子6により容量性成分を調整できることから、入力インピーダンスの設定範囲を広げることができる。
なお、上述した実施の形態では、主装置は車載装置であり、携帯機は車外から当該車載装置と通信可能なシステムに適用した例を示したが、本発明は此に限ることはなく、例えばホームセキュリティシステムその他のシステムに適用される携帯機並びにその携帯機に実装可能な携帯機用アンテナに適用できる。
本発明に係る携帯機用アンテナの第1の実施形態を示す正面図であり、(a)はアンテナを伸長した状態、(b)はアンテナを短縮させた状態をそれぞれ示している。 図1に示すアンテナの先端部分を説明するため要部を拡大して示す正面図である。 第2の実施形態を説明するため要部を拡大して示す正面図である。 第3の実施形態を説明するため要部を拡大して示す正面図であり、(a)は第1実施形態の構成に対応し、(b)は第2実施形態の構成に対応している。
符号の説明
1 ロッドアンテナ
2 コイルアンテナ
3 本体
4 回路基板
5 給電線
6 容量性素子
10 先端
11 最上段ロッド
12 最下段ロッド
13 溝部
21 コイル部
22 支持板
23 カバー部材
24,25 端子片
26 連結部材
27 孔部
28 受け座孔
29 導体線

Claims (4)

  1. 主装置に対して外部から信号を送信及びまたは信号を受信する携帯機に組み付ける携帯機用アンテナであって、
    複数段のロッドを有して全長の伸縮が行えるロッドアンテナと、線材を密に巻き回したコイルアンテナとを備え、
    前記コイルアンテナは前記本体の上部に横向きに組み付けられ、
    前記コイルアンテナの基部には、前記ロッドアンテナを短縮状態とした際に、その短縮状態のロッドアンテナの先端側に接触して接続され、前記ロッドアンテナを伸長状態とした際にはそのロッドアンテナと非接触状態になる端子部を設け、
    前記コイルアンテナの他方端はGND側に接続されていることを特徴とする携帯機用アンテナ。
  2. 前記コイルアンテナは、コイルの軸心に導体線を有し、当該導体線は前記端子部に接続して延長し、遠方端から折り返しに巻き回す形態にコイルを形成することを特徴とする請求項1に記載の携帯機用アンテナ。
  3. 前記コイルアンテナは、前記他方端に容量性素子を介在させて前記GND側に接続することを特徴とする請求項1あるいは2の何れかに記載の携帯機用アンテナ。
  4. 主装置に対して外部から信号を送信及びまたは信号を受信する携帯機であって、
    各種回路を実装する本体と、
    請求項1から3のいずれか1項に記載の携帯機用アンテナと、を備え、
    前記携帯機用アンテナを構成する前記ロッドアンテナの下端側の一部を前記本体内に収納するようにしたことを特徴とする携帯機。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010130586A (ja) * 2008-11-28 2010-06-10 Nec Corp 携帯端末装置
JP2015008420A (ja) * 2013-06-25 2015-01-15 富士通株式会社 アンテナ装置および電子機器
CN108281755A (zh) * 2018-01-24 2018-07-13 山东嘉航电子信息技术有限公司 一种便携式天线装置

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