JP2007058088A - 情報シンボルマッピング装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】
従来の地図情報提供サービスでは、狭い領域に表示すべき情報シンボルが密集しているような場合などシンボルで表示される情報の地理的な分布状況などを直感的に把握しにくい、という課題がある。
【解決手段】
以上課題解決のため、一以上の情報を示す情報シンボルを、ディスプレイ上のサイズが一定となるように地図上にマッピング表示する情報シンボルマッピング装置を提供する。このように表示地図の縮尺や、情報の分布、密集状態に応じて情報シンボルを表示するので、表示地図の縮尺変更などを行っても情報の地理的分布状況を直感的に把握することが容易になる。また、情報シンボル内の情報数などに応じてその表示色などを決定することで、1つの情報シンボルで表示される領域内に情報が密集しているか否かを容易に判断可能とする機能を備えた情報シンボルマッピング装置も提供する。
【選択図】 図2
従来の地図情報提供サービスでは、狭い領域に表示すべき情報シンボルが密集しているような場合などシンボルで表示される情報の地理的な分布状況などを直感的に把握しにくい、という課題がある。
【解決手段】
以上課題解決のため、一以上の情報を示す情報シンボルを、ディスプレイ上のサイズが一定となるように地図上にマッピング表示する情報シンボルマッピング装置を提供する。このように表示地図の縮尺や、情報の分布、密集状態に応じて情報シンボルを表示するので、表示地図の縮尺変更などを行っても情報の地理的分布状況を直感的に把握することが容易になる。また、情報シンボル内の情報数などに応じてその表示色などを決定することで、1つの情報シンボルで表示される領域内に情報が密集しているか否かを容易に判断可能とする機能を備えた情報シンボルマッピング装置も提供する。
【選択図】 図2
Description
本発明は、ディスプレイに地図を表示する際に、その地図上に、一以上の情報を象徴する情報シンボルをマッピング表示する技術に関する。
従来、電子地図を利用したさまざまな情報サービスが提供されている。例えば、ユーザー端末のディスプレイに表示されている地図上に店舗や観光スポットなどの位置を示すシンボルを表示し、ユーザーにその場所を通知する、などといった情報サービスである。また、このような地図表示では、例えば「本屋」などのキーワードによって表示するシンボルを絞り込む、あるいは、地図縮尺を変更し拡大表示して、所望のシンボルのさらに詳細な位置などの情報を知ることもできるようになっている。
特開平09−212512号公報
しかし、上記のような地図やシンボルを利用した情報提供サービスでは、シンボルで表示されている情報の地理的な分布状況などを直感的に把握しにくい、という課題がある。例えば上記サービスで、狭い領域に表示すべき情報シンボルが密集しているような場合、地図を縮小表示していくとシンボル同士が重なり合うなどの事態が発生する。すると、情報がどのように分布しているか、を直感的に把握することが難しい、ということになる。
以上の課題を解決するために、本発明は、一以上の情報を示す情報シンボルを、ディスプレイ上のサイズが一定となるように地図上にマッピング表示するための情報シンボルマッピング装置を提供する。
ここで「ディスプレイ上のサイズが一定となる」とは、地図の縮尺変更(表示地図のサイズ変更)によってもその情報シンボルのディスプレイ上でのサイズが変わらない、ということであり、すなわち、縮尺変更によって情報シンボルがカバーする地理的範囲が変化する、ということである。
したがって、本実施例の情報シンボルマッピング装置では、地図の表示縮尺の変更に合わせた以下のように情報シンボルの表示が行われる。例えば1000×1000メートルの狭い領域に情報が密集している場合に、地図を縮小表示し、1つの情報シンボルが1000×1000メートル四方の領域をカバーするとする。すると、それら密集した情報群は1つの情報シンボルで表示されることになる。
そして、そこから地図を5倍に拡大表示すると、情報シンボルの画面表示上のサイズは変わらないため、地図の拡大に合わせて情報シンボルのカバー領域は200×200メートル四方の領域と狭くなる。したがって、この5倍に拡大した地図における前記1000×1000メートル四方の領域での情報シンボルの表示は、その情報の分布状況に応じて1つではなく増えて表示される、という具合である。
このように、表示地図の縮尺と、表示する情報の分布又は密集状態とに応じてディスプレイ上に表示される情報シンボルの数を変化させて表示することになるので、表示地図の縮尺変更などを行っても情報の地理的分布状況を直感的に把握することが容易になる。
具体的には、上記ディスプレイ上のサイズが一定となる情報シンボルを地図上にマッピング表示するために、表示すべき情報シンボルが象徴する情報群に関する一以上の位置属性情報を取得する位置属性情報取得部と、情報シンボルマッピングをすべき地図の縮尺情報を取得する縮尺情報取得部と、ディスプレイ上での情報シンボルサイズを示す情報と、前記縮尺情報と、前記一以上の位置属性情報とに基づいて、地図上に情報シンボルをマッピングすべき位置を計算する計算部と、計算された位置に基づいて地図上に情報シンボルを表示する情報シンボル表示部と、を有する情報シンボルマッピング装置を提供する。
また、1つの情報シンボルで表示される領域内に情報が密集しているか分散しているかを容易に判断可能とするために、さらに情報シンボル内の情報数などに応じて、情報シンボルの表示色や表示濃度などを変化させる機能を備えた情報シンボルマッピング装置も提供する。
具体的には、上記構成に加え、前記情報シンボルが象徴する情報の個数などの重みを示す重み係数を取得する重み係数取得部をさらに有し、前記情報シンボル表示部は、前記重み係数に応じて、色、形状、明滅表示など情報シンボルの表示形態を決定する情報シンボル表示形態決定手段をさらに有する情報シンボルマッピング装置である。
また、その他にも、情報シンボルで象徴される情報を蓄積し、また情報シンボルをディスプレイ上で選択することによってその蓄積された情報をディスプレイ上に表示する情報シンボルマッピング装置も提供する。また、情報シンボルの表示が時間属性情報にも基づいて行われる情報シンボルマッピング装置も提供する。また、情報シンボルの選択手段としてのカーソルを用い、そのカーソルの移動を地図上に表示された情報シンボル間の間欠移動として制御する情報シンボルマッピング装置も提供する。
さらに、本発明は、ディスプレイ(表示装置)を備えた情報端末における情報シンボルのマッピング方法にも適用することができる。
たとえば、情報端末が有するディスプレイ上のサイズが地図の縮尺に依存せずに一定となるように情報シンボルを表示するための情報シンボルマッピング方法であって、前記情報端末が、前記ディスプレイ上に表示すべき情報シンボルが象徴する情報群に関する一以上の位置属性情報を取得する位置属性情報取得ステップと、前記情報端末が、情報シンボルマッピングをすべき地図の縮尺情報を取得する縮尺情報取得ステップと、前記情報端末が、ディスプレイ上での情報シンボルサイズを示す情報と、前記縮尺情報と、前記一以上の位置属性情報とに基づいて、地図上に情報シンボルをマッピングすべき位置を計算する計算ステップと、前記情報端末が、計算された位置に基づいて地図上に情報シンボルを表示する情報シンボル表示ステップと、からなる情報端末において実行可能な情報シンボルマッピング方法である。この方法は、コンピュータプログラムを情報端末の中央処理装置が読み込んで実行することにより実現されるものであり、かかる情報シンボルマッピング方法を実現するコンピュータ読み込み可能なプログラム又はそれを記録した媒体であってもよい。
さらに、前記に加えて、前記情報端末が、前記情報シンボルが象徴する情報の重みを示す重み係数を取得する重み係数取得ステップと、前記情報端末が、前記重み係数に応じて情報シンボルの表示形態を決定する情報シンボル表示形態決定ステップと、をさらに有し、前記情報シンボル表示ステップは、決定された表示形態に基づいて情報シンボルを表示する情報端末において実行可能な情報シンボルマッピング方法としてもよい。
以上のような構成をとる本発明によって、表示地図の縮尺と、表示する情報の分布又は密集状態とに応じてディスプレイ上に表示される情報シンボルの数を変化して表示することができ、したがって表示地図の縮尺変更などを行っても情報の分布具合を直感的に把握することが容易になる。
また、情報シンボル内の情報数などに応じて、情報シンボルの表示色や表示濃度などを変化させることができるため、その情報シンボル内で情報が密集しているか分散しているかを容易に判断することができる。
以下に、図を用いて本発明の実施の形態を説明する。なお、本発明はこれら実施の形態に何ら限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施しうる。
なお、実施例1は、主に請求項1,8,9などについて説明する。
また、実施例2は、主に請求項2,10などについて説明する。
また、実施例3は、主に請求項3,7などについて説明する。
また、実施例4は、主に請求項4などについて説明する。
また、実施例5で、主に請求項5などについて説明する。
また、実施例6は、主に請求項6などについて説明する。
≪実施例1≫
<概要>
図1に示すのは、本実施例の情報シンボルマッピング装置による地図表示の一例を説明するための図である。この図にあるように、例えば縮尺が5万分の1の表示地図(a)において、例えば「20×20ピクセル」の情報シンボルα、β、γが表示されている。これによって、ユーザーは地図上の情報シンボルで示される地点に、例えば店舗や観光スポットなどがあることを知ることができる。
ここで、ユーザーはさらに詳細に情報の位置や分布状況を知るために、この表示地図の縮尺を2.5万分の1(b)に変更する。すると図にあるように、ディスプレイ上の情報シンボルのサイズは「20×20ピクセル」のままで変化せず表示されている地図のみ拡大するので、その情報シンボルがカバーする地図上の範囲が変わる。
そのため図1(a)の5万分の1の地図で表示された例えば情報シンボルαがカバーする地図上の領域(図1(b)の破線で示す領域)に情報が密集分布している場合は、その分布状況に合わせて今度はサイズ「20×20ピクセル」の情報シンボルa1、a2、a3が表示される。
また、逆に5万分の1の地図で表示された情報シンボルβがカバーする地図上の領域に情報が1つしかない場合などは、縮尺変更によってもその情報シンボルの数は変化せず、その情報のある場所が詳細化され、地図上のその位置の合わせて情報シンボルb1が表示される。
このように本実施例の情報シンボルマッピング装置によって、ディスプレイ上のサイズが地図の縮尺に依存せずに一定となるように情報シンボルが表示される。したがって、表示地図の縮尺に応じて表示数や表示位置が決められた情報シンボルが表示されることになるので、地図上の情報の分布状態などを縮尺の違いに依存せず直感的に把握することができる。
<構成>
図2に示すのは、本実施例の情報シンボルマッピング装置における機能ブロックの一例を表す図である。この図にあるように、本実施例の「情報シンボルマッピング装置」(0200)は、「位置属性情報取得部」(0201)と、「縮尺情報取得部」(0202)と、「計算部」(0203)と、「情報シンボル表示部」(0204)と、を有する。
なお、以下に記載する本装置の機能ブロックや処理手順は、情報端末上で中央処理装置(CPU)がハードディスク装置やROMからメインメモリを介して読み込んだプログラムを実行することによって実現されるものである。
したがって、本装置は、ハードウェアとして、中央処理装置(CPU)を中心にバス(BUS)で接続されたメモリ、ハードディスク装置等の大規模記憶装置、ディスプレイ等の表示装置、キーボード、マウス等の入力装置、CD、DVD等の光・磁気記憶媒体のドライブ装置を有している。
このようなハードウェア構成は具体的には、専用ハードウェア装置で実現することも可能であるし、情報端末としての汎用のパーソナルコンピュータ、PDA(Personal Digital Assistant)、携帯電話端末で実現することもできる。
そして、これらハードウェアやソフトウェアは、メモリ上に展開したプログラムをCPUで順次演算処理したり、メモリやハードディスク上に保持されているデータや、インターフェースを介して入力されたデータなどを加工、蓄積、出力処理したり、あるいは各ハードウェア構成部の制御を行ったりするために利用される。
また、この発明は装置として実現できるのみでなく、当該装置で実行される方法としても実現可能である。また、このような発明の一部をソフトウェアとして構成することができる。さらに、そのようなソフトウェアをコンピュータに実行させるために用いるソフトウェア製品、及び同製品を記録媒体に固定した記録媒体も、当然にこの発明の技術的な範囲に含まれる(本明細書の全体を通じて同様である)。すなわち、以下に説明する各機能部(たとえば「位置属性情報取得部」等)や処理手順は、前記ソフトウェア(プログラム)を中央処理装置(CPU)が読み込んで処理することによって実現されるものである。
「位置属性情報取得部」(0201)は、表示すべき情報シンボルが象徴する情報群に関する一以上の位置属性情報を取得する機能を有する。「表示すべき情報シンボル」とは、ディスプレイ表示される地図上に所定のサイズを有しマッピング表示されるシンボルをいい、例えば図1などで示すような格子状のシンボル、その他多角形や円形のシンボルなどが挙げられる。あるいは円筒などの擬似立体表示されるシンボルであってもよいし、人型や星型などの模様や、店舗ならば店舗のアイコン、史跡ならば史跡のアイコン、などの形状を有するシンボルであってもよい。
「情報シンボルが象徴する情報群」とは、上記情報シンボルが表示される地図上の地理領域内にある情報をいい、例えば、店舗の情報、観光スポットの情報、史跡の情報、その他のランドマークの情報、渋滞を示す情報、事件・事故を示す情報、災害を示す情報、などが挙げられる。
また、その他にも単一又は複数のユーザーが登録したお勧めの場所に関する情報や、ユーザーにより写真投稿が為された場所の情報やその投稿記事の情報などであってもよい。このように、ユーザーが情報シンボルに象徴される情報群を随時登録、投稿し、情報シンボルを地図上に表示させることによって、他のユーザーに情報を発信し情報や体験を共有したり、その場所を他のユーザーに推薦したりすることなどもできる。
また、情報とはユーザーの現在位置を示す情報であってもよい。またこの現在位置を示す情報を後述するように時系列に応じて表示することで、情報シンボルによってその日のユーザー自身の足跡を地図上に表示することもできる。
なお、これら情報はテキスト情報や音声情報、静止画像や動画像などさまざまな形式の情報であってよい。
そして、位置属性情報取得部では、この情報シンボルが象徴する情報の、例えば店舗や観光スポット、史跡、ランドマークのある場所の位置属性情報、渋滞や、事件・事故、災害の発生した場所の位置属性情報、あるいは、ユーザーが登録した場所や写真投稿が為された場所、ユーザーの現在位置などの位置属性情報、を取得する。
なお、「位置属性情報」とは、情報の位置を示す情報をいい、例えば緯度経度情報、住所や郵便番号などを示す情報、ランドマークとなる特定の建造物などの名称を示す情報、あるいは携帯端末に依存した位置属性情報であればその携帯端末を支配下に置いている基地局の識別情報や住所情報、などが挙げられる。
このように、本発明では、情報概念に位置という属性が付与され、かつその情報が後述するようにディスプレイ上で選択可能に表示されることを特徴としている。
なお、本発明における情報シンボルがマッピング表示される「地図」は、航空写真、衛星画像などによる写真地図の画像データも含むものである。またそれら二次元画像の地図のみならず、三次元地図も含むものである。その場合、位置属性情報は、上記平面での位置属性情報に加え、例えば「ビルの4階」、「標高200m」など、その高さも含めた位置属性情報であってもよい。また、その情報シンボルは立体形状のシンボルであってもかまわない。
図3に示すのは、この情報と、その情報の位置属性情報の一例について説明するための模式図である。この図にあるように、店舗情報であって、その店舗の所在位置属性情報が緯度経度情報である「東経:142度××分○○秒、北緯:43度××分□□秒」である情報Aや、投稿写真の情報であって、その位置属性情報が「東経:142度××分△△秒、北緯:42度×○分□□秒」である情報Bがある。
あるいは、観光スポットの情報であって、その位置属性情報が住所で示される「北海道夕張市○の××××」である情報Cや、事故の情報であって、その発生場所の位置属性情報が「郵便番号068−××××、第四交差点」である情報Dがある。
そして、位置属性情報取得部では、これらの情報Aから情報Dのそれぞれの位置属性情報を、例えば位置属性情報が緯度経度情報であれば、GPS(グローバル・ポジショニング・システム)などによる位置測定により取得する。あるいは、住所や郵便番号であれば、地図情報を提供するサービス会社などによりこれら情報がデータベースに登録されることにより取得する。あるいは、基地局の位置属性情報であれば、例えばPHS(パーソナル・ハンディフォン・システム)や携帯電話の複数の基地局と交信状態や電解強度から位置属性情報を算出することにより取得する、という具合である。もちろん、位置属性情報の取得は上記例に限定されるものではない。
そして、後述するように、このように位置属性情報取得部で取得された位置属性情報に基づいて情報シンボルαや情報シンボルβが地図上の所定の位置に所定のサイズでマッピング表示される。
つまり、この「情報シンボル」は、情報の存在に応じて地図上に表示されるシンボルであり、したがって地図上のその場所に情報があることをユーザーに知らしめる作用を有する。
そして、この情報シンボルは、所定のサイズを有しているのでそのサイズでカバーしている地図上の領域に複数の情報がある場合、1つの情報シンボルで1つの情報のみならず複数の情報群を象徴することになる。また、この情報シンボルは、ディスプレイ上のサイズが地図の縮尺に依存せずに一定となるように表示されることをその特徴としており、そのため縮尺変更に応じて、情報シンボルが象徴する情報群の数や分布なども変化することになる。以下、その表示縮尺に依存しないよう一定サイズで情報シンボルを表示するための構成要件について説明する。
「縮尺情報取得部」(0202)は、情報シンボルマッピングをすべき地図の縮尺情報を取得する機能を有する。「縮尺情報」は地図を表示する際の縮尺を示す情報であり、例えば「5万分の1」や「2.5万分の1」といった地図表示される地形の原寸を基準とした比率を示す数値情報などが挙げられる。またその取得は、例えばユーザーによる縮尺表示指定が入力デバイスなどを利用して行われることにより取得するとよい。もちろん経過時間に合わせて縮尺が変化するなどの構成であって、経過時間に応じて設定されていた縮尺情報を自動で取得する、など、その縮尺情報の取得はユーザーによる入力には限られない。
そして、この縮尺情報が取得されることにより、その縮尺情報で示される縮尺に応じた地図画像がディスプレイ上に表示されることになる。
そして、上記のように表示地図の縮尺が変更しても本実施例では情報シンボルのディスプレイ上のサイズは変わらないため、表示地図の縮尺変更によって情報シンボルが象徴する情報の数や分布、あるいは表示位置などが変化する場合がある。したがってこの縮尺情報取得部で取得した縮尺情報に基づいた表示縮尺に合わせて、情報シンボルのマッピング位置を次の計算部にて計算することになる。
「計算部」(0203)は、ディスプレイ上での情報シンボルサイズを示す情報と、前記縮尺情報と、前記一以上の位置属性情報とに基づいて、地図上に情報シンボルをマッピングすべき位置を計算する機能を有する。「ディスプレイ上での情報シンボルサイズを示す情報」とは、例えば、「20×20ピクセル」といった具合に具体的なサイズを示す情報や、ディスプレイの表示サイズの1%といった具合に割合でサイズを示す情報などが挙げられる。そして、本実施例の情報シンボルマッピング装置では、このサイズが地図の縮尺に依存せず一定であることを特徴としている。
図4に示すのは、縮尺に応じた情報シンボルが象徴する情報群の一例を説明するための図である。ここで、縮尺が「5万分の1」である地図画像上では、図4(a)にあるように、サイズ「20×20ピクセル」の情報シンボルが、情報A、情報B、情報C、情報Dを象徴している。
一方、この地図画像の縮尺を「2.5万分の1」に変更しても、本実施例の情報マッピング装置では情報シンボルのサイズは「20×20ピクセル」のままで表示される。したがって、1つの情報シンボルがカバーする地図上の領域は縮尺が「5万分の1」の情報シンボルの4分の1の領域となるため、図4(b)に示すように情報シンボルαと情報シンボルβと情報シンボルγと情報シンボルθを組み合わせた領域が、「5万分の1」の情報シンボルと同一の領域となる。そしてこのように情報シンボルがカバーする領域が変化するため、この2.5万分の1の地図では、情報シンボルαが情報Aと情報Bを象徴し、情報シンボルβが情報Cを象徴し、情報シンボルγが情報Dを象徴することになる、という具合である。
計算部では、このように、地図の表示縮尺、情報シンボルのサイズ、そして情報の位置、に合わせて地図上に情報シンボルをマッピングすべき位置を計算することになる。以下、この計算部での計算の一例について説明する。
図5に示すのは、この計算部での計算処理の一例を説明するための概念図である。この計算処理では、まず、縮尺情報取得部で取得した「5万分の1」など縮尺情報を示す数値データが、メモリの所定領域に格納される。また、ベクター形式で地図画像を描画するための地図データも、ハードディスクドライブなどの記憶装置の所定記憶領域からメモリの別の所定領域に格納される。なお、このベクター形式の地図データは、緯度経度と対応した(x、y)の座標が設定され、その座標の点や座標間で長さと方向を持つ線、面によって地図画像を描画する地図データである。
そして、ディスプレイ上に所定縮尺の地図画像を表示するために、地図画像生成用のプログラムがメモリのワーク領域に展開され、CPUにて実行される。その実行処理において、例えば八王子駅(座標:xm、yn)を中心とした縮尺「5万分の1」の地図を描画するよう指定された場合、その座標(xm、yn)を中心として、上記ベクターデータで表される線や面で形成された地図上の道路や建物を縮尺「5万分の1」で画面上に表示するため、該ベクターデータに基づく演算処理が行われる。こうして描画用の地図画像データが生成され(1)、メモリのまた別の所定領域に格納される。
つづいて、上記生成された地図画像上での情報シンボルのマッピング位置を計算するためのプログラムがメモリのワーク領域に展開され、CPUにて実行処理される。そこで、まず、予め設定され記憶装置などに保持されている情報シンボルのサイズを示す情報がメモリの所定領域に格納される。そして、その情報シンボルのサイズデータに基づいて、描画用の地図画像データを、格子状領域に分割し(2)、その分割領域と関連付けて、格子状領域を構成する4頂点を示す座標データが、例えば格子状領域Aの4頂点の座標は座標(x0、y0)、座標(x10、y0)、座標(x10、y0)、座標(x10、y10)である、という具合にして、それぞれメモリの所定領域に格納される。
つづいて、位置属性情報取得部にて取得された位置属性情報である、例えば緯度経度情報も、それぞれメモリの所定領域に格納される(3)。そして、このようにしてメモリに格納された格子状領域の4頂点を示す座標と、位置属性情報である緯度経度情報に対応する座標と、をCPUの演算処理により比較することで、緯度経度情報に対応する座標を含む格子状領域はどれであるのかが判断される。そして、その格子状領域が情報を象徴する情報シンボルとして表示されることになり(4)、その情報シンボルとなるよう決定された格子状領域を示す情報がメモリの所定の領域に格納される、という具合である。
なお、この情報シンボルは、図の格子状領域Bのように、複数の情報の位置を1つの情報シンボルで象徴し表示している場合もある。
もちろん、上記処理例は一例であり、地図画像データはピクセルごとの位置情報と色情報で表現されるラスタ形式であってもよい。なおこの情報シンボルのサイズは、上記のように格子状領域をその情報シンボルとする場合、上記計算用に予め定められたその1つの格子状領域のサイズをそのサイズとするとよい。もちろん、ユーザーによって所望のサイズが入力されることにより情報シンボルのサイズが決定されてもよい。また、その情報シンボルの形状は格子状でなくてもかまわず、さらに、情報シンボルを表示する位置の計算も地図画像を格子状領域に分割する上記例には限られない。
そしてこのようにして決定された格子状領域を、後述する情報シンボル表示部の処理により例えば所定の色で表示することで、位置属性情報で示される地図上の位置に情報シンボルが表示されることになる。
「情報シンボル表示部」(0204)は、前記計算された位置に基づいて地図上に情報シンボルを表示する機能を有する。この情報シンボルの表示は、例えば、上記メモリに格納されている格子状領域の色を指定することで情報シンボルとして地図画像上に表示する方法や、あるいは格子状領域を明滅表示させることで情報シンボルとして表示する方法などが挙げられる。
具体的には、例えば予め設定され記憶装置などに保持されている、情報シンボルとして格子状領域を表示するべき色情報が、メモリの所定領域に格納される。そして、この色情報と、上記生成されメモリに格納されている描画用地図画像データと、情報シンボルとして表示されるべき格子状領域を示す情報と、に基づいてビデオカードを介してディスプレイ表示用の画像データが生成され、場合によってはデジタル/アナログ変換されディスプレイに出力される。
そして縮尺情報が変更された場合は、上記の計算処理が再度実行され、表示地図の縮尺と、表示する情報の分布、密集状態などに応じて、ディスプレイ上に表示される情報シンボルの数を変化させて表示することになる。このように表示地図の縮尺に合わせて数や位置が決められた情報シンボルが表示されることになるので、地図上の情報の分布状態などを直感的に把握することができる。
なお、この情報シンボルマッピング装置は、携帯情報通信端末に備えられていてもよい。「情報端末」とは、デスクトップパソコンや街頭に設置された情報提供端末などの他に、ユーザーが携行可能で、かつネットワーク通信機能を有する端末を含む概念であり、例えば携帯電話、PHS(Personal Handyphone System)、PDA、ノートパソコン、あるいはカーナビゲーション装置などが挙げられる。このように、情報端末のディスプレイに、情報シンボルが表示された地図を表示可能とすることで、ユーザーは移動中でも、例えばラーメン屋等の飲食店舗のある場所や事故の発生場所などを地図上に表示しその地理的分布などを簡単に把握することができる。
<処理の流れ>
図6に示すのは、本実施例における処理の流れの一例を表すフローチャートである。この図にあるように、まず、情報シンボルが象徴する情報群に関する一以上の位置属性情報を取得する(ステップS0601)。
そして、地図表示に際し、縮尺情報を取得する(ステップS0602)。つづいて、予め保持されているディスプレイ上の情報シンボルサイズを示す情報と、前記ステップS0602で取得した縮尺情報と、前記ステップS0601で取得した一以上の位置属性情報と、に基づいて、地図上に情報シンボルをマッピングすべき位置を計算する(ステップS0603)。そして、前記ステップS0603で計算された位置に基づいて情報シンボルを表示する(ステップS0604)。
<効果の簡単な説明>
以上のように、本実施例の情報シンボルマッピング装置によって、ディスプレイ上のサイズが地図の縮尺に依存せずに一定となるように情報シンボルが表示される。したがって、表示地図の縮尺に合わせて数や位置が決められた情報シンボルが表示されることになるので、地図上の情報の分布状態などを直感的に把握することができる。
≪実施例2≫
<概要>
本実施例の情報シンボルマッピング装置は、実施例1を基本として、1つの情報シンボルで表示される領域内に情報が密集しているか否かを容易に判断可能とするために、さらに情報シンボルに対応する地図上の領域内に位置属性情報が含まれる情報の数などに応じて、情報シンボルの表示色や表示濃度などを変化させる機能を備えた情報シンボルマッピング装置である。
図7に示すのは、本実施例の情報マッピング装置による情報シンボルの表示の一例を説明するための図である。この図にあるように、情報シンボルαがカバーする領域に位置属性情報が含まれる情報は、A,B,C,Dの4つである。一方、情報シンボルβに含まれる情報は、E,Fの2つである。そこで本実施例の情報マッピング装置では、図に示す情報密度ごとの表示色の濃淡にしたがって、情報シンボルαをより濃く、情報シンボルβをより淡く表示する、という具合である。
このように、本実施例の情報シンボルマッピング装置によって、1つの情報シンボルで表示される領域内に情報が密集しているか否かを視覚的に容易に判断することができる。
<構成>
図8に示すのは、本実施例の情報シンボルマッピング装置における機能ブロックの一例を表す図である。この図にあるように、本実施例の「情報シンボルマッピング装置」(0800)は、実施例1を基本として、「位置属性情報取得部」(0801)と、「縮尺情報取得部」(0802)と、「計算部」(0803)と、「情報シンボル表示部」(0804)と、を有する。なお、これら「位置属性情報取得部」と、「縮尺情報取得部」と、「計算部」と、「情報シンボル表示部」についての説明は、実施例1にてすでに記載済みであるので省略する。
そして、本実施例の情報シンボルマッピング装置の特徴点は、「重み係数取得部」(0805)をさらに有し、また、情報シンボル表示部が、「情報シンボル表示形態決定手段」(0806)を有している点である。
「重み係数取得部」(0805)は、重み係数を取得する機能を有する。「重み係数」とは、前記情報シンボルが象徴する情報の重みを示す係数をいい、例えば、情報シンボルがカバーする領域に位置属性情報が含まれる情報の個数や、情報シンボルがカバーする領域に位置属性情報が含まれる情報の、全体の個数に対する割合などを示す係数が挙げられる。この取得は、例えば、実施例1の計算部での処理で説明したように、情報シンボルがカバーする領域の4頂点を示す座標と位置属性情報との比較から情報シンボルが象徴する情報の個数をカウントし、その個数の数値データをメモリの所定領域に格納することで行う方法が挙げられる。
「情報シンボル表示形態決定手段」(0806)は、前記重み係数に応じて情報シンボルの表示形態を決定する機能を有する。「情報シンボルの表示形態」とは、情報シンボルをディスプレイ上に表示する際の態様をいい、例えば情報シンボルの表示色やその濃淡、あるいは明滅スピードの違いによる表示形態や、星型の突起部分の数を情報の個数に合わせて変形させる表示形態などが挙げられる。
図9に示すのは、この情報シンボルの表示形態を決定するために利用する参照用テーブルの一例を表す概念図である。この図にあるように、情報シンボルが象徴する情報の個数が「1」個の場合、情報シンボルの濃淡レベルは「1」とし、また情報の個数が「2」個の場合は、濃淡レベルは「2」で情報シンボルを表示する、というルールを定めた参照用のテーブルデータが、例えばハードディスクドライブなどの記憶装置に記憶されている。そして、情報シンボルの表示形態の決定に際しては、情報シンボルの表示形態決定用プログラムがメモリのワーク領域に展開されCPUにより実行され、まずこの参照用テーブルがメモリの所定領域に格納される。そして上記同様にメモリに格納されている重み係数である「情報の個数」のデータと参照用テーブルのデータとの比較によって参照演算処理が行われ、その演算結果に基づいて情報シンボルの表示形態の決定が行われる、という具合である。
もちろん、上記情報シンボルの表示形態の決定は参照用テーブルを利用した決定方法には限定されず、例えば重み係数gを変数とする所定の関数f(g)が記憶装置に記憶されており、その関数f(g)を利用して情報シンボルの表示形態である例えば明滅スピードを決定する、などさまざまな決定方法が用いられてよい。
<処理の流れ>
図10に示すのは、本実施例における処理の流れの一例を表すフローチャートである。この図にあるように、まず、情報シンボルが象徴する情報群に関する一以上の位置属性情報を取得する(ステップS1001)。
そして、地図表示に際し、縮尺情報を取得する(ステップS1002)。つづいて、予め保持されているディスプレイ上の情報シンボルサイズを示す情報と、前記ステップS1002で取得した縮尺情報と、前記ステップS1001で取得した一以上の位置属性情報と、に基づいて、地図上に情報シンボルをマッピングすべき位置を計算する(ステップS1003)。さらに、前記計算された情報シンボルが象徴する情報の重み係数を取得し(ステップS1004)、その重み係数に応じて、情報シンボルの表示形態を決定する(ステップS1005)。そして、前記ステップS1003で計算した位置と、前記ステップS1005で決定された表示形態とに基づいて情報シンボルを表示する(ステップS1006)。
<効果の簡単な説明>
以上のように、本実施例の情報シンボルマッピング装置によって、象徴する情報の重み係数に応じたさまざまな形態で情報シンボルが表示されることになる。したがって、1つの情報シンボルで表示される領域内に情報が密集しているか分散しているかを視覚的に容易に判断することができる。
≪実施例3≫
<概要>
本実施例は、実施例1や実施例2を基本として、情報シンボルが象徴する情報の内容などを蓄積する機能を備えた情報シンボルマッピング装置である。このように、情報の内容などを蓄積しておくことで、例えば、その蓄積された内容に応じた検索機能などを設け、検索キー「ラーメン屋」のある場所のみ情報シンボルを表示させたり、検索キー「交通情報」から事故発生や渋滞発生、検閲実施場所などの交通関連の情報ある場所にのみ情報シンボルを表示させたりする、といった利用も可能になる。
また地図上に情報シンボルをマッピング表示して、情報がその位置にあることをユーザーに知らしめるだけではなく、そこにある情報の内容は何なのか、などについてもユーザーに提供することができるようになる。
<構成>
図11に示すのは、本実施例の情報シンボルマッピング装置における機能ブロックの一例を表す図である。この図にあるように、本実施例の「情報シンボルマッピング装置」(1100)は、実施例1を基本として、「位置属性情報取得部」(1101)と、「縮尺情報取得部」(1102)と、「計算部」(1103)と、「情報シンボル表示部」(1104)と、を有する。また、図示していないが実施例2を基本として「重み係数取得部」や「情報シンボル表示形態決定手段」を有していてもよい。
なお、これら「位置属性情報取得部」と、「縮尺情報取得部」と、「計算部」と、「情報シンボル表示部」、また「重み係数取得部」や「情報シンボル表示形態決定手段」、についての説明は、実施例1や実施例2にてすでに記載済みであるので省略する。
そして、本実施例の情報シンボルマッピング装置の特徴点は、「情報取得蓄積部」(1105)、をさらに有する点である。
「情報取得蓄積部」(1105)は、前記情報シンボルで象徴される情報を、前記位置属性情報と関連付けて取得し、蓄積する機能を有し、例えばハードディスクドライブや不揮発性メモリ、常時通電可能なRAMメモリ、あるいは、CD−ROMやDVD−ROMなどの磁気記憶媒体とその読取ドライブ、などで構成されるとよい。
図12に示すのは、情報取得蓄積部で蓄積されている情報の一例を説明するための図である。この図にあるように、例えば情報Aや情報Bとして、観光スポットである「石炭の歴史村」や「メロン城」に関する情報が、位置属性情報である緯度経度情報と関連付けて上記記憶装置のそれぞれの所定領域に蓄積されている。
また、情報CとしてユーザーAの「メロンが美味しい」という投稿情報が、その情報が投稿された位置属性情報と関連付けられて蓄積されている。また、情報DとしてユーザーBの13:00分の所在位置を示す位置属性情報が、情報の内容であるその時刻やユーザー識別情報と関連付けて蓄積されている、という具合である。
また、このように蓄積される情報は、写真画像情報を含んでいてもよい。例えば図12にあるように、観光スポットを紹介するための写真画像などが挙げられる。あるいはこの情報が、投稿記事の情報であるならば、例えば携帯電話のカメラ機能で撮影された写真画像や動画像などが投稿記事に含まれていてもよい。
そして、このように位置属性情報に加え、その情報の内容などを関連付けて情報取得蓄積部で蓄積することにより、例えば情報を、「ラーメン屋」、「観光スポット」、「渋滞情報」、「ユーザーA」など絞りこみ、所望の情報に関連する情報シンボルのみ地図上に表示させる、などが可能になる。具体的には、検索キー入力取得部で、「交通情報」などの検索キーを取得し、その検索キーに関連する情報とともに情報取得蓄積部にて蓄積されている位置属性情報のみに基づいて前記計算部での計算を行う、という具合である。
<処理の流れ>
図13に示すのは、本実施例における処理の流れの一例を表すフローチャートである。この図にあるように、まず、情報シンボルが象徴する情報群に関する一以上の位置属性情報を取得し(ステップS1301)、その位置属性情報と関連付けて、情報を蓄積するために記録する(ステップS1302)。
そして、地図表示に際し、その縮尺情報を取得する(ステップS1303)。
また、所望の情報に関する検索キーを取得し(ステップS1304)、ステップ1302で記録された情報のうち、前記ステップS1304で取得した検索キーに関する情報に関連付けられて蓄積されている一以上の位置属性情報を取得する(ステップS1305)。
つづいて、予め保持されているディスプレイ上の情報シンボルサイズを示す情報と、前記ステップS1303で取得した縮尺情報と、前記ステップS1305で取得した一以上の位置属性情報と、に基づいて、地図上に情報シンボルをマッピングすべき位置を計算する(ステップS1306)。そして、前記ステップS1306で計算された位置に基づいて情報シンボルを表示する(ステップS1307)。
なお、本実施例では、上記のような検索絞込表示のほかにも、情報取得蓄積部で位置属性情報に加えその情報の内容などを関連付けて蓄積することでさまざまな情報提供を行うことができる。例えば次の実施例4で説明するように、ユーザーに地図上の情報シンボルを選択させることで、その選択された情報シンボルが象徴する情報の内容などをユーザーに提供することもできる。
<効果の簡単な説明>
以上のように、本実施例の情報シンボルマッピング装置によって、情報シンボルが象徴する情報の内容などを蓄積することができる。したがって、例えば、その蓄積された内容に応じた検索機能などを設けることで、ラーメン屋のある場所のみ情報シンボルを表示させたり、事故発生や渋滞発生、検閲実施場所などの交通関連の情報ある場所にのみ情報シンボルを表示させたりする、といった利用も可能になる。
また地図上に情報シンボルをマッピング表示して、情報がその位置にあることをユーザーに知らしめるだけではなく、そこにある情報の内容は何なのか、などについてもユーザーに提供することができるようになる。
≪実施例4≫
<概要>
本実施例の情報シンボルマッピング装置は、実施例3を基本として、地図上に表示された情報シンボルをユーザーが任意に選択することで、その選択した情報シンボルが象徴する情報の内容などをユーザーに提供することができる情報シンボルマッピング装置である。
図14に示すのは、本実施例の情報シンボルマッピング装置による表示画面の一例を説明するための概略図である。この図にあるように、情報シンボルがマッピング表示された地図(1401)が、ディスプレイに表示されている。ここで、ユーザーはカーソルキー(1404)を利用して、ディスプレイに表示されているカーソル(1401a)を移動させ、その情報内容が知りたい情報シンボルを選択する。そしてカーソルを情報シンボルに合わせ決定ボタン(1404)を押すと、ディスプレイの情報表示領域(1402)に、その情報シンボルが象徴している情報、例えば選択された情報シンボルがカバーする領域にある、時計台や観覧車(投稿記事)、銅像などが例えばサムネイル画像にて表示される。
このようにして、ユーザーは、所望の情報シンボルがどのような情報を象徴しているのか、を容易に知ることができる。
また、このサムネイル画像をカーソル(1402a)で選択することで、そのサムネイル画像の詳細情報が、詳細情報表示領域(1403)に、「タロウさんの投稿記事:観覧車がすごく楽しいです」などという具合に表示されてもよい。
<構成>
図15に示すのは、本実施例の情報シンボルマッピング装置における機能ブロックの一例を表す図である。この図にあるように、本実施例の「情報シンボルマッピング装置」(1500)は、実施例3を基本として、「位置属性情報取得部」(1501)と、「縮尺情報取得部」(1502)と、「計算部」(1503)と、「情報シンボル表示部」(1504)と、「情報取得蓄積部」(1505)と、を有する。また、図示していないが本実施例も「重み係数取得部」や「情報シンボル表示形態決定手段」を有していてもよい。
なお、これら「位置属性情報取得部」と、「縮尺情報取得部」と、「計算部」と、「情報シンボル表示部」と、「情報取得蓄積部」、また「重み係数取得部」や「情報シンボル表示形態決定手段」、についての説明は、実施例1や実施例2、実施例3にてすでに記載済みであるので省略する。
そして、本実施例の情報シンボルマッピング装置の特徴点は、「情報シンボル選択部」(1506)、と、「選択情報表示部」(1507)と、をさらに有する点である。
「情報シンボル選択部」(1506)は、前記情報シンボルをディスプレイ上にて選択するための機能を有する。この情報シンボル選択部での選択機能は、例えば、概要で説明したようにカーソルキーによってディスプレイ内で選択移動可能なカーソルを表示することにより実現してもよい。
あるいは、情報シンボルに数字など識別符号が割り振られ表示されていて、入力デバイスの対応数字キーがユーザーにより押下されることによって選択を実現する方法も挙げられる。あるいはディスプレイがタッチパネルになっており、ユーザーが指やタッチペンなどでディスプレイを指し示すことで情報シンボルを選択する方法も挙げられる。
いずれにせよ、この情報シンボル選択部の何らかの選択決定手段により選択された情報シンボルを識別する識別情報がメモリの所定領域に格納される。そして、次の選択情報表示部での処理に利用される、ということである。
「選択情報表示部」(1507)は、情報シンボル選択部(1506)にて選択された情報シンボルと関連付けられている情報を、情報取得蓄積部(1505)から取得して前記ディスプレイ上に表示する機能を有する。
この選択情報表示部における処理の一例は、例えば以下のような処理である。まず、実施例1で説明した計算部での計算処理において、予め情報シンボルと、その情報シンボルが象徴する情報群とを関連付けたデータベースが生成され、ハードディスクドライブなどの蓄積部の所定領域に蓄積される。
そしてディスプレイ上に情報シンボルを含む地図画像が表示されると、次に情報シンボル選択表示用のプログラムがメモリのワーク領域に展開され、CPUにより実行される。そこで、まず、上記説明したような情報シンボル選択部の作用により例えば情報シンボルαが選択されると、情報シンボルαを識別する情報がメモリの所定領域に格納する。
つづいて、前記生成蓄積したデータベースを蓄積部の所定領域から取得し、メモリのまた別の所定領域に格納する。そして、CPUの比較演算処理によってこの情報シンボルαをキーとしてデータベースが参照され、例えば情報A,情報B、情報C,情報Dが情報シンボルαの象徴する情報と判断される。そして、その判断結果に基づいて、それら情報の識別情報を、それぞれまたメモリの別の所定領域に格納する。
そして上記格納された情報の識別情報に基づいて、その識別情報と関連付けて情報取得蓄積部に蓄積されている情報の内容を示すテキストデータや画像データなどを取得し、またメモリの別の所定領域にそれぞれ格納する。そしてその格納した例えばテキストデータや画像データなどを、ビデオカードを介してディスプレイ表示用のデータとして生成し、場合によってはデジタル/アナログ変換しディスプレイに出力する、という具合である。
このようにして選択された情報シンボルが象徴する情報がディスプレイに表示されるので、ユーザーは、所望の情報シンボルがどのような情報を象徴しているのか、を容易に知ることができる。なお、この情報の表示は、概要で説明したようなサムネイル表示領域や詳細情報表示領域による表示には限定されない。その他の表示方法として、例えばポップアップウィンドウが表示され、そこに情報内容などが表示されてもいいし、音声データや動画データが再生され情報内容が出力されてもよい。また、情報内容が位置属性に応じてソートして表示されたり、検索によって絞り込まれて表示されたりするような構成としてもよい。
<処理の流れ>
図16に示すのは、本実施例における処理の流れの一例を表すフローチャートである。この図にあるように、まず、情報シンボルが象徴する情報群に関する一以上の位置属性情報を取得し(ステップS1601)、その位置属性情報と関連付けて、情報を蓄積するために記録する(ステップS1602)。
そして、地図表示に際し、その縮尺情報を取得する(ステップS1603)。つづいて、予め保持されているディスプレイ上の情報シンボルサイズを示す情報と、前記ステップS1603で取得した縮尺情報と、前記ステップS1601で取得した一以上の位置属性情報と、に基づいて、地図上に情報シンボルをマッピングすべき位置を計算する(ステップS1604)。そして、前記ステップS1604で計算された位置に基づいて情報シンボルを表示する(ステップS1605)。
そして前記ステップS1605で表示された情報シンボルの選択を受け付け(ステップS1606)、選択された情報シンボルと関連付けられている情報を、前記ステップS1602にて記録され蓄積されている情報の中から取得し、ディスプレイ上に表示する(ステップS1607)。
<効果の簡単な説明>
以上のように、本実施例の情報シンボルマッピング装置によって、地図上に情報シンボルをマッピング表示して、情報がその位置にあることをユーザーに知らしめるだけではなく、そこにある情報の内容は何なのか、などについてもユーザーに提供することができるようになる。
≪実施例5≫
<概要>
本実施例は、実施例1を基本とした位置属性情報に基づく情報シンボルの表示に加え、時間属性情報も加味して情報シンボルを表示する機能を備えた情報シンボルマッピング装置である。
例えば、「今日(午前5:00〜現在時刻まで)の交通事故の情報」、といった具合に指定の時間帯のみに関係する情報を象徴するような情報シンボルの表示や、時間経過に応じたあるユーザーの所在位置の表示といった具合の、ユーザーの足跡確認が可能となるような情報シンボルの表示が可能になる。
<構成>
図17に示すのは、本実施例の情報シンボルマッピング装置における機能ブロックの一例を表す図である。この図にあるように、本実施例の「情報シンボルマッピング装置」(1700)は、実施例1を基本として、「位置属性情報取得部」(1701)と、「縮尺情報取得部」(1702)と、「計算部」(1703)と、「情報シンボル表示部」(1704)と、を有する。また、図示していないが本実施例も「情報取得蓄積部」や「重み係数取得部」、「情報シンボル表示形態決定手段」、「情報シンボル選択部」、「選択情報表示部」を有していてもよい。
なお、これら「位置属性情報取得部」と、「縮尺情報取得部」と、「計算部」と、「情報シンボル表示部」、また、「情報取得蓄積部」と、「重み係数取得部」と、「情報シンボル表示形態決定手段」、「情報シンボル選択部」と、「選択情報表示部」、についての説明は、上記各実施例にてすでに記載済みであるので省略する。
そして、本実施例の情報シンボルマッピング装置の特徴点は、位置属性情報取得部が「時間付位置属性情報取得手段」(1705)を、計算部が「時間付計算手段」(1706)を、情報シンボル表示部が「時間付情報シンボル表示手段」(1707)を、それぞれさらに有する点である。
「時間付位置属性情報取得手段」(1705)は、位置属性情報を時間属性情報と関連付けて取得する機能を有する。この「時間属性情報」は、位置属性情報に関係する情報が、例えば交通事故などの発生を示す情報や、投稿記事などユーザーによって登録される情報などであれば、その情報を取得した時間を示す情報を時間属性情報とするとよい。
また、史跡であれば、その史跡に関連する時間、例えばお城などであれば建立年など、を示す情報を時間属性情報としてもよい。また、飲食店や小売店舗であれば、ランチタイムやサービスタイムを行う時間帯や、あるいは開店・閉店時刻などを示す情報を時間属性情報としてもよい。
また、バスや鉄道などの交通機関の運行に関する時間属性情報であってもよい。あるいは、桜の開花時期や落葉広葉樹の紅葉時期に関する時間属性情報であってもよい。
また、情報がユーザーの所在位置を表す情報であり、その時間属性情報が情報取得時間であれば、その時間属性情報で示される時間経過に従って所在位置を順番に表示などすることで、そのユーザーの一日の足跡などをたどることも可能になる。
そして、このように取得された時間属性情報も加味されて、次の時間付計算手段で情報シンボルをマッピング表示する位置が計算される。
「時間付計算手段」(1706)は、時間付位置属性情報に基づいて同時に地図上に情報シンボルをマッピングすべき位置を計算する機能を有する。この時間付計算手段によって、例えば、1つの情報シンボルでカバーされる領域にある情報であっても、その時間属性情報が「7月7日、12:00〜18:00」の間である情報のみを象徴する情報シンボルの表示位置の計算が行われる。あるいは、あるユーザーの一日の所在位置を示す情報シンボルの表示のタイミングを、時間属性情報で示される時間の推移に基づいて計算してもよい。
そして、このようにして計算された位置に、次の時間付情報シンボル表示手段の作用によって、限定時間内に関係する情報のみ象徴する情報シンボルが表示されたり、あるいは時間の推移に応じたタイミングで情報シンボルが表示されたりする。
「時間付情報シンボル表示手段」(1707)は、時間付計算手段(1706)にて計算されたタイミングと、位置とに基づいて地図上に情報シンボルを表示する機能を有する。このように、本実施例の情報シンボルマッピング装置によって、限定時間内に関係する情報のみ象徴する情報シンボルが表示されたり、あるいは時間の推移に応じたタイミングで情報シンボルが表示されたりする。
このように時間属性情報にも基づいて、例えば、あるユーザーのその時間属性情報で示される時間経過に従って所在位置を順番に表示することができる。したがって、そのユーザーの一日の足跡などをたどることも可能になる。
あるいは、レストランの開店時間やバスの運行時間を指定して、該当する情報シンボルを表示させることもできる。また、歴史建造物などをその関連年代を指定して、あるいは年代順に順番に情報シンボルを表示させるなどもできる。
また、装置の内蔵カレンダーなどを利用して現在日時を参照することで、桜の開花時期や落葉広葉樹の紅葉時期に合わせて、桜や落葉広葉樹のある位置に「桜の花びら」や「紅葉」の形状の情報シンボルを地図上にマッピング表示する、なども可能である。
<処理の流れ>
図18に示すのは、本実施例における処理の流れの一例を表すフローチャートである。この図にあるように、まず、情報シンボルが象徴する情報群に関する一以上の位置属性情報と時間属性情報とを関連付けて取得する(ステップS1801)。
そして、地図表示に際し、縮尺情報を取得する(ステップS1802)。つづいて、予め保持されているディスプレイ上の情報シンボルサイズを示す情報と、前記ステップS1802で取得した縮尺情報と、前記ステップS1801で取得した一以上の位置属性情報と、時間属性情報と、に基づいて、同時に地図上に情報シンボルをマッピングすべき位置を計算する(ステップS1803)。そして、前記ステップS1803で計算されたタイミングと位置とに基づいて情報シンボルを表示する(ステップS1804)。
<効果の簡単な説明>
以上のように、本実施例の情報シンボルマッピング装置によって、時間属性情報も加味して情報シンボルを表示することができる。したがって、限定時間内に関係する情報のみ象徴する情報シンボルが表示することや、あるいは時間の推移に応じたタイミングでの情報シンボルの表示が可能になる。
また、本実施例では情報に時間属性情報が関連付けられているので、例えば時間に応じた情報、あるいは情報シンボルの検索やソート表示なども可能となる。
≪実施例6≫
<概要>
本実施例の情報シンボルマッピング装置は、上記実施例1などを基本として、情報シンボルを選択するためのカーソルをディスプレイ上に表示するとともに、その表示されたカーソルの移動形態が、表示されている情報シンボルの間を間欠移動していくことを特徴としている。
図19に示すのは、このディスプレイ表示画面中のカーソルの間欠移動の一例について説明するための図である。なお、この図(a)に示すのは通常のカーソル移動を表している。この図(a)にあるように、ディスプレイ地図上に表示されているカーソル(1901a)は、カーソルキーなどの操作によって所定ピクセル単位で、「1」、「2」の位置へ移動する。しかし、このようなカーソルの移動では、情報シンボルが点在している場合など選択に時間がかかる、という課題がある。
一方、図(b)に示すのは、本実施例の情報シンボルマッピング装置によるカーソルの間欠移動である。この図(b)にあるように、カーソルキーなどの操作によってカーソルが情報シンボル間を「1」、「2」、・・・と間欠移動することで、ピクセル単位のカーソル移動に比べてユーザーはストレスを感じることなく選択を行うことができる、という具合である。
<構成>
図20に示すのは、本実施例の情報シンボルマッピング装置における機能ブロックの一例を表す図である。この図にあるように、本実施例の「情報シンボルマッピング装置」(2000)は、実施例1を基本として、「位置属性情報取得部」(2001)と、「縮尺情報取得部」(2002)と、「計算部」(2003)と、「情報シンボル表示部」(2004)と、を有する。また、図示していないが本実施例も「情報取得蓄積部」や「重み係数取得部」、「情報シンボル表示形態決定手段」、「情報シンボル選択部」、「選択情報表示部」、「時間付位置属性情報取得手段」、「時間付計算手段」、「時間付情報シンボル表示手段」を有していてもよい。
なお、これら「位置属性情報取得部」と、「縮尺情報取得部」と、「計算部」と、「情報シンボル表示部」、また、「情報取得蓄積部」と、「重み係数取得部」と、「情報シンボル表示形態決定手段」、「情報シンボル選択部」と、「選択情報表示部」、「時間付位置属性情報取得手段」、「時間付計算手段」、「時間付情報シンボル表示手段」についての説明は、上記各実施例にてすでに記載済みであるので省略する。
そして、本実施例の情報シンボルマッピング装置の特徴点は、「カーソル表示部」(2005)と、「カーソル間欠移動制御部」(2006)と、をさらに有している点である。
「カーソル表示部」(2005)は、情報シンボルの選択手段としてのカーソルを、地図上に表示するための機能を有する。「カーソル」とは、情報シンボルを選択するためにディスプレイ上に表示されるオブジェクトであり、その形状は図19に示すような格子状カーソルのほか、矢印や手指などさまざまであってよい。このカーソル表示部は、例えばカーソルのオブジェクト画像と、そのオブジェクト画像を地図上に描画するグラフィックボードと、移動入力を受け付けるカーソルキーと、により実現するとよい。
「カーソル間欠移動制御部」(2007)は、カーソル表示部(2006)によって地図上に表示されたカーソルの移動を、前記地図上に表示された情報シンボル間の間欠移動として制御する機能を有する。この間欠移動の制御は、カーソルキーにより入力された移動方向に関する情報から、最も近い位置にある情報シンボルを計算してその位置にカーソルを移動させることにより実現する方法が挙げられる。
<処理の流れ>
図21に示すのは、本実施例における処理の流れの一例を表すフローチャートである。この図にあるように、まず、情報シンボルが象徴する情報群に関する一以上の位置属性情報を取得する(ステップS2101)。
そして、地図表示に際し、縮尺情報を取得する(ステップS2102)。つづいて、予め保持されているディスプレイ上の情報シンボルサイズを示す情報と、前記ステップS2102で取得した縮尺情報と、前記ステップS2101で取得した一以上の位置属性情報と、に基づいて、地図上に情報シンボルをマッピングすべき位置を計算する(ステップS2103)。そして、前記ステップS2103で計算された位置に基づいて情報シンボルを表示する(ステップS2104)。
また、その情報シンボルが表示された地図上に、カーソルを表示する(ステップS2105)。そして、地図上に表示されたカーソルの移動を、前記ステップS2104で地図上に表示された情報シンボル間の間欠移動として制御する(ステップS2106)。
<効果の簡単な説明>
以上のように、本実施例の情報シンボルマッピング装置によって、情報シンボルを選択するためのカーソルをディスプレイ上に表示するとともに、その表示されたカーソルの移動形態を、表示されている情報シンボル間の間欠移動とすることができる。したがって、ピクセル単位のカーソル移動に比べてユーザーはストレスを感じることなく情報シンボルの選択を行うことができる。
≪実施例7≫
<概要>
以上の実施例は、地図という「空間」の上に情報シンボルを表示するものであるが、「時間」を表す年表やカレンダーの上に情報シンボルを表示することも可能であることを示すのが本実施例である。これ以降、説明を分りやすくするために、情報シンボルを表示する際の背景となる地図、年表やカレンダーを「地」と呼ぶこととする。また、時間についても、年、月、日、時、分、秒など時間の幅を表す言葉を、地図における「縮尺」に対応する言葉として「時間縮尺」と呼ぶこととする。
図22に示すのは、図1などで説明した地図を「地」とすることの応用として、情報シンボルマッピング装置により、年表あるいはカレンダーを「地」として情報シンボルを表示する一例を説明するための図である。この図にあるように、例えば1年間を表すカレンダー(a)において、例えば「20×20ピクセル」の情報シンボルα、β、γが表示されている。これによって、ユーザーはカレンダー上の情報シンボルで示される「日」に、例えば催し物や事件・事故があったことを知ることができる。
ここで、ユーザーはさらに詳細に情報の発生年月日や分布状況を知るために、このカレンダーを1か月表示(b)に変更する。すると図22にあるように、ディスプレイ上の情報シンボルのサイズは「20×20ピクセル」のままで変化せず、表示されているカレンダーのみ拡大するので、その情報シンボルがカバーするカレンダー上の範囲が「日」から「時刻」に変わる。
そのため図22(a)の1年間カレンダーで表示された、例えば情報シンボルαがカバーするカレンダー上の「日」に情報が密集分布している場合は、その分布状況にあわせて今度はサイズ「20×20ピクセル」の情報シンボルa1、a2、a3が図22(b)の1か月カレンダー上の「時刻」に表示される。
また、逆に1年間カレンダーで表示された情報シンボルβがカバーするカレンダー上の領域に情報が1つしかない場合などは、カレンダーの「時間縮尺」の変更によってもその情報シンボルの数は変化せず、その情報のある場所が詳細化され、カレンダー上のその位置に合わせて情報シンボルb1が表示される。
このように本実施例の情報シンボルマッピング装置によって、ディスプレイ上のサイズが「時間縮尺」に依存せずに一定となるように情報シンボルが表示される。したがって、「時間縮尺」に応じて表示数や表示位置が決められた情報シンボルが表示されることになるので、カレンダー上の情報の分布状態などを「時間縮尺」の違いに依存せず直感的に把握することができる。
<構成>
図23に示すのは、本実施例の情報シンボルマッピング装置における機能ブロックの一例を表す図である。この図にあるように、本実施例の「情報シンボルマッピング装置」(2300)は、「時間位置属性情報取得部」(2301)と、「時間縮尺情報取得部」(2302)と、「計算部」(2303)と、「情報シンボル表示部」(2304)と、を有する。
図23における「時間位置属性情報取得部」(2301)、「時間縮尺情報取得部」(2302)、「計算部」(2303)、と「情報シンボル表示部」(2304)はそれぞれ、図2における「位置属性情報取得部」(0201)、「縮尺情報取得部」(0202)、「計算部」(0203)、「情報シンボル表示部」(0204)と同様の機能を有する。
なお、「時間位置属性情報」とは、情報の発生日時、発生予定日時や発生期間を示す情報をいい、例えば催し物、事件・事故、天候が持つ時間情報、あるいは、ユーザーが登録した日時や写真投稿が為された日時などの時間情報をいう。
このように、本発明では、情報概念に時間という属性が付与され、かつその情報がディスプレイ上で選択可能に表示されることを特徴としている。
<処理の流れ>
図24に示すのは、本実施例における処理の流れの一例を表すフローチャートである。この図にあるように、まず、情報シンボルが象徴する情報群に関する一以上の時間位置属性情報を取得する(ステップS2401)。
そして、カレンダー表示に際し、時間縮尺情報を取得する(ステップS2402)。つづいて、予め保持されているディスプレイ上の情報シンボルサイズを示す情報と、前記ステップS2402で取得した時間縮尺情報と、前記ステップS2401で取得した一以上の時間位置属性情報と、に基づいて、地図上に情報シンボルをマッピングすべき位置を計算する(ステップS2403)。そして、前記ステップS2403で計算された位置に基づいて情報シンボルを表示する(ステップS2404)。
<効果の簡単な説明>
以上のように、本実施例の情報シンボルマッピング装置によって、ディスプレイ上のサイズがカレンダーの期間に依存せずに一定となるように情報シンボルが表示される。したがって、表示カレンダーの期間に合わせて数や位置が決められた情報シンボルが表示されることになるので、カレンダー上の情報の分布状態などを直感的に把握することができる。
≪実施例8≫
<概要>
図25に示すのは、地図(a)の上に表示された情報シンボルを、地図をカレンダーに切替えることで、カレンダー(b)の上に表示することを説明するための図である。この図にあるように、(空間)位置属性情報と持つ「地」から時間位置属性情報を持つ別の「地」へ、「地」を切替えることで、空間と時間との二種類の切り口で情報の所在を直感的に把握することができる。
<構成>
図26に示すのは、情報が持つ(空間)位置属性情報と時間位置属性情報とを使って、情報を表示する「地」を地図からカレンダーへ、あるいはカレンダーから地図へ切替えるための処理の一例を表す図である。この図にあるように、情報が持つ(空間)位置属性情報と時間位置属性情報とは、「情報」(2601)、「空間位置属性情報」(2602)、と「時間位置属性情報」(2603)で構成されるテーブルの形で集計される。
地図を「地」とする場合は、「空間位置属性情報」が図2の「位置属性情報取得部」(0201)で、また年表やカレンダーを「地」とする場合は、「時間位置属性情報」が図23の「時間位置属性情報取得部」(2301)によって取得され、計算され、情報シンボルとして表示される。
このように、「地」を切替えるという操作は、図26に示すテーブルの、どの情報を処理対象とするか、で実現される。
<処理の流れ>
図27に示すのは、本実施例における処理の流れの一例を表すフローチャートである。この図にあるように、まず、情報シンボルが象徴する情報群に関する一以上の空間位置属性情報を取得(ステップS2701)、あるいは時間位置属性情報を取得する(ステップS2702)。
そして、地図表示の場合は、縮尺情報を取得し(ステップS2703)、カレンダー表示の場合は、時間縮尺情報を取得する(ステップS2704)。つづいて、予め保持されているディスプレイ上の情報シンボルサイズを示す情報と、前記ステップS2703、あるいはステップS2704で取得した縮尺情報、あるいは時間縮尺情報と、前記ステップS2701、あるいはステップS2702で取得した一以上の空間位置属性情報、あるいは時間位置属性情報と、に基づいて、地図上、あるいはカレンダー上に情報シンボルをマッピングすべき位置を計算する(ステップS2705)。そして、前記ステップS2705で計算された位置に基づいて情報シンボルを表示する(ステップS2706)。
<効果の簡単な説明>
以上のように、本実施例の情報シンボルマッピング装置によって、「地」を切替えることで、情報シンボルの空間、および時間における分布状態などを直感的に把握することができる。
0200 情報シンボルマッピング装置
0201 位置属性情報取得部
0202 縮尺情報取得部
0203 計算部
0204 情報シンボル表示部
0201 位置属性情報取得部
0202 縮尺情報取得部
0203 計算部
0204 情報シンボル表示部
Claims (10)
- ディスプレイ上のサイズが地図の縮尺に依存せずに一定となるように情報シンボルを表示するための情報シンボルマッピング装置であって、
表示すべき情報シンボルが象徴する情報群に関する一以上の位置属性情報を取得する位置属性情報取得部と、
情報シンボルマッピングをすべき地図の縮尺情報を取得する縮尺情報取得部と、
ディスプレイ上での情報シンボルサイズを示す情報と、前記縮尺情報と、前記一以上の位置属性情報とに基づいて、地図上に情報シンボルをマッピングすべき位置を計算する計算部と、
計算された位置に基づいて地図上に情報シンボルを表示する情報シンボル表示部と、
を有する情報シンボルマッピング装置。 - 前記情報シンボルが象徴する情報の重み(個数、分布状況など)を示す重み係数を取得する重み係数取得部をさらに有し、
前記情報シンボル表示部は、前記重み係数に応じて情報シンボルの表示形態(色、形状、明滅表示など)を決定する情報シンボル表示形態決定手段をさらに有する請求項1に記載の情報シンボルマッピング装置。 - 前記情報シンボルで象徴される情報を、前記位置属性情報と関連付けて取得し、蓄積する情報取得蓄積部をさらに有する請求項1又は2に記載の情報シンボルマッピング装置。
- 前記情報シンボルをディスプレイ上にて選択するための情報シンボル選択部と、
前記情報シンボル選択部にて選択された情報シンボルと関連付けられている情報を前記情報取得蓄積部から取得して前記ディスプレイ上に表示する選択情報表示部と、
をさらに有する請求項3に記載の情報シンボルマッピング装置。 - 前記位置属性情報取得部は、位置属性情報を時間属性情報と関連付けて取得する時間付位置属性情報取得手段を有し、
前記計算部は、さらに時間付位置属性情報に基づいて同時に地図上に情報シンボルをマッピングすべき位置を計算する時間付計算手段を有し、
前記情報シンボル表示部は、時間付計算手段にて計算されたタイミングと、位置とに基づいて地図上に情報シンボルを表示する時間付情報シンボル表示手段を有する
請求項1から4のいずれか一に記載の情報シンボルマッピング装置。 - 前記情報シンボルの選択手段としてのカーソルを、地図上に表示するためのカーソル表示部と、
前記カーソル表示部によって地図上に表示されたカーソルの移動を、前記地図上に表示された情報シンボル間の間欠移動として制御するカーソル間欠移動制御部と、
をさらに有する請求項1から5のいずれ一に記載の情報シンボルマッピング装置。 - 前記情報には、写真画像情報を含む請求項1から6のいずれか一に記載の情報シンボルマッピング装置。
- 前記請求項1から7のいずれか一に記載の情報シンボルマッピング装置を備えた情報端末。
- 情報端末が有するディスプレイ上のサイズが地図の縮尺に依存せずに一定となるように情報シンボルを表示するための情報シンボルマッピング方法であって、
前記情報端末が、前記ディスプレイ上に表示すべき情報シンボルが象徴する情報群に関する一以上の位置属性情報を取得する位置属性情報取得ステップと、
前記情報端末が、情報シンボルマッピングをすべき地図の縮尺情報を取得する縮尺情報取得ステップと、
前記情報端末が、ディスプレイ上での情報シンボルサイズを示す情報と、前記縮尺情報と、前記一以上の位置属性情報とに基づいて、地図上に情報シンボルをマッピングすべき位置を計算する計算ステップと、
前記情報端末が、計算された位置に基づいて地図上に情報シンボルを表示する情報シンボル表示ステップと、
からなる情報端末において実行可能な情報シンボルマッピング方法。 - 前記情報端末が、前記情報シンボルが象徴する情報の重みを示す重み係数を取得する重み係数取得ステップと、
前記情報端末が、前記重み係数に応じて情報シンボルの表示形態を決定する情報シンボル表示形態決定ステップと、
をさらに有し、
前記情報シンボル表示ステップは、決定された表示形態に基づいて情報シンボルを表示する請求項9に記載の情報端末において実行可能な情報シンボルマッピング方法。
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