JP2007057744A - 液晶表示装置用カラーフィルタ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】画素内遮光部のサイズは、第一色目の着色画素内の画素内遮光部41P−1、第二色目の着色画素内の画素内遮光部41P−2、第三色目の着色画素内の画素内遮光部41P−3の順に大きいこと。
【選択図】図1
Description
図4、及び図5に示すように、液晶表示装置に用いられるカラーフィルタ(4)は、ガラス基板(40)上にブラックマトリックス(41)、着色画素(42)、及び透明導電膜(43)が順次に形成されたものである。
図4、及び図5はカラーフィルタを模式的に示したもので、着色画素(42)は12個表されているが、実際のカラーフィルタにおいては、例えば、対角17インチの画面に数百μm程度の着色画素が多数個配列されている。
ブラックマトリックス(41)は、遮光性を有するマトリックス状のものであり、着色画素(42)は、例えば、赤色、緑色、青色のフィルタ機能を有するものであり、透明導電膜(43)は、透明な電極として設けられたものである。
ブラックマトリックスは、カラーフィルタの着色画素の位置を定め、大きさを均一なものとし、また、表示装置に用いられた際に、好ましくない光を遮蔽し、表示装置の画像をムラのない均一な、且つコントラストを向上させた画像にする機能を有している。
或いは、ガラス基板(40)上に、ブラックマトリックス形成用の黒色感光性樹脂を用いてフォトリソグラフィ法によってブラックマトリックス(41)を形成するといった方法がとられている。
また、透明導電膜(43)の形成は、着色画素が形成されたブラックマトリックス基板上に、例えば、ITO(Indium Tin Oxide)を用いスパッタ法によって透
明導電膜を形成するといった方法がとられている。
多様な液晶表示装置の開発、実用に伴い、液晶表示装置に用いられるカラーフィルタには、上記基本的な機能に付随して下記のような、種々な機能が付加されるようになった。
このスペーサーは透明な粒子であることから、画素内に液晶と一諸にスペーサーが入っていると、黒色表示時にスペーサーを介して光がもれてしまい、また、液晶材料が封入されている基板間にスペーサーが存在することによって、スペーサー近傍の液晶分子の配列が乱され、この部分で光もれを生じ、コントラストが低下し表示品質に悪影響を及ぼす、などの問題を有していた。
図7は、このような液晶表示装置用カラーフィルタの部分断面図である。図7に示すように、液晶表示装置用カラーフィルタ(7)は、ガラス基板(40)上にブラックマトリックス(41)、着色画素(42)、及び透明導電膜(43)が順次に形成され、ブラックマトリックス(41)上方の透明導電膜(43)上にスペーサー機能を有する突起部としてのフォトスペーサー(44)が形成されている。このような液晶表示装置用カラーフィルタ(7)を用いた液晶表示装置には、フォトスペーサー(44)が画素内を避けた位置に形成されているので、上記コントラストの改善がみられる。
しかし、多くの液晶表示装置に用いられているTN型液晶においては、原理的に広い視野角を得ることは困難であり、中間調表示状態では斜め視角において光がもれ、コントラストが低下し表示品質が悪化する。すなわち、コントラストが良好な視野角は狭いといった問題を有していた。
(23)〜配向制御突起(22b)間の液晶分子は、右斜めに傾斜する。すなわち、ラビング処理に代わり、突起を設けることにより液晶分子の配向を制御するものである。
図8(a)に示す例では、一画素が2分割されたものとなり、一画素内で液晶分子の傾斜方向が2方向になり視野角特性の優れた液晶表示装置となる。また、図8(b)、(c)は、MVA−LCD用カラーフィルタの他例の一画素を拡大して示す平面図、及び断面図である。この例は、平面形状が円形の配向制御突起(93)が形成されたカラーフィルタ(9)である。一画素内で液晶分子の傾斜方向が多方向になる。
従って、例えば、図4に示すカラーフィルタ(4)にスペーサー機能及び配向分割機能が追加された仕様のカラーフィルタを製造する際には、図4に示すカラーフィルタ(4)を作製した後に、例えば、図8に示す配向制御突起(93)を形成し、続いて図7に示すフォトスペーサー(44)を形成する。
すなわち、配向制御突起を形成する工程と、フォトスペーサーを形成する工程の2工程が追加され所望する仕様のカラーフィルタを製造することになる。
この一例として示す積層フォトスペーサー(Ps)は、画素内遮光部(41P)上の第一色目の着色画素の延長パターン(P1)と、第二色目のスペーサーパターン(P2)と、第三色目のスペーサーパターン(P3)と、上部パターン(P4)を積層した構成である。積層フォトスペーサー(Ps)の高さは、第一色目の着色画素(42)の上面から積層フォトスペーサーの上部パターン(P4)の上面までの高さ(H)である。
尚、図6において、着色画素(42)上に設けられる透明導電膜は省略してある。
このカラーフィルタには、例えば、赤色の着色画素(42R)を1画素として、3画素あたり1個の積層フォトスペーサー(Ps)が設けられている。
図10に示すように、積層フォトスペーサーは、各色の着色画素に各1個が設けられている。この積層フォトスペーサーのサイズは、図9に示す積層フォトスペーサーと同一の、c×d=55μm×55μm程度のものである。
しかし、両基板間のギャップを面内均一に保つには、積層フォトスペーサーと積層フォトスペーサーの間隔を狭くすることが好ましいので、図10に示すように、積層フォトスペーサーが各色の着色画素に各1個が設けられているのは好ましいことといえる。
尚、図11においては、図6に示す配向制御用突起(Mv)及び上部パターン(P4)は省略してある。
この塗膜の高さは、パターンの上面の高さと周辺の高さの差(段差)のみでなく、パターンのサイズの差、或いは用いるフォトレジストの流動性の差などによっても影響される。
図12(a)は、塗膜の高さの段差による影響の説明図である。図12(a)に示すように、ガラス基板(40)上には、高さ(T1)を有する高パターン(P11)及び高さ(T2)を有する低パターン(P12)が既に形成されたパターンとして設けられている(T1>T2)。高パターン(P11)の幅(W1)と低パターン(P12)の幅(W2)は同一である(W1=W2)。
この高パターン(P11)及び低パターン(P12)が既に形成されたガラス基板(40)上に、高さ(T0)の塗膜を形成すると、高パターン(P11)上の塗膜の高さ(T3)は低く、低パターン(P12)上の塗膜の高さ(T4)は高くなる(T3<T4)。これは、塗布前の高パターン(P11)の段差(D1、D1=T1)は、塗布前の低パターン(P12)の段差(D2、D2=T2)より大きいからである(D1>D2)。
図12(b)に示すように、ガラス基板(40)上には、幅(W3)を有する広パターン(P13)及び幅(W4)を有する狭パターン(P14)が既に形成されたパターンとして設けられている(W3>W4)。広パターン(P13)の高さ(T5)と狭パターン(P14)の高さ(T6)は同一である(T5=T6)。
この広パターン(P13)及び狭パターン(P14)が既に形成されたガラス基板(40)上に、高さ(T0)の塗膜を形成すると、広パターン(P13)上の塗膜の高さ(T7)は高く、狭パターン(P4)上の塗膜の高さ(T8)は低くなる(T7>T8)。これは、塗布前の広パターン(P13)の幅(W3)は、塗布前の狭パターン(P14)の幅(W4)より大きいからである(W3>W4)。
れた状態を表している。画素内遮光部(41P)の幅(W11)及び高さ(T11)は、赤色の着色画素内の積層フォトスペーサー(Ps−R)、緑色の着色画素内の積層フォトスペーサー(Ps−G)、青色の着色画素内の積層フォトスペーサー(Ps−B)、共に同一である。画素内遮光部(41P)のサイズは、例えば、55μm×55μm程度のものである(W11=55μm)。
この段階での段差は、〔積層フォトスペーサー(Ps−R)の段差(D12−R)〕<〔積層フォトスペーサー(Ps−G)の段差(D12−G)〕=〔積層フォトスペーサー(Ps−B)の段差(D12−B)〕となっている。
この段階での段差は、〔積層フォトスペーサー(Ps−R)の段差(D13−R)〕≦〔積層フォトスペーサー(Ps−G)の段差(D13−G)〕<〔積層フォトスペーサー(Ps−B)の段差(D13−B)〕となっている。
図14(c)は、積層フォトスペーサー(Ps−R)には、青色のスペーサーパターン(P3−R)が形成され、積層フォトスペーサー(Ps−G)には、青色のスペーサーパターン(P3−G)が形成され、積層フォトスペーサー(Ps−B)には、青色の着色画素の延長パターン(P3−B)が形成された状態を表している。
(H2−R)が最も高いものとなる(段差(D14−R)=高さ(H2−R))。
また、上記プロセスを通じて塗膜を形成する際の段差の高い青色の着色画素内の積層フォトスペーサー(Ps−B)の高さ(H2−B)が最も低いものとなる(段差(D14−R)=高さ(H2−R))。〔(H2−R)>(H2−G)>(H2−B)〕。
1)前記積層フォトスペーサーは、各色の着色画素内に設けられた画素内遮光部上に形成され、
2)少なくとも着色画素の形成と同時に形成された着色画素の延長パターン又はスペーサーパターン、及び配向制御突起の形成と同時に形成された上部パターンで構成され、
3)前記画素内遮光部のサイズは、第一色目に形成された着色画素内の画素内遮光部、第二色目に形成された着色画素内の画素内遮光部、第三色目に形成された着色画素内の画素内遮光部の順に大きいことを特徴とする液晶表示装置用カラーフィルタである。
1)第一色目に形成される着色画素内の積層フォトスペーサーの高さと、第一色目に形成
される着色画素内の画素内遮光部のサイズの関係1を予め求めておき、第一色目に形成された着色画素内の画素内遮光部のサイズは、該関係1にて、所望する積層フォトスペーサーの高さに対応した画素内遮光部のサイズであり、
2)第二色目に形成される着色画素内の積層フォトスペーサーの高さと、第二色目に形成される着色画素内の画素内遮光部のサイズの関係2を予め求めておき、第二色目に形成された着色画素内の画素内遮光部のサイズは、該関係2にて、前記所望する積層フォトスペーサーの高さに対応した画素内遮光部のサイズであり、
3)第三色目に形成される着色画素内の積層フォトスペーサーの高さと、第三色目に形成される着色画素内の画素内遮光部のサイズの関係3を予め求めておき、第三色目に形成された着色画素内の画素内遮光部のサイズは、該関係3にて、前記所望する積層フォトスペーサーの高さに対応した画素内遮光部のサイズであることを特徴とする液晶表示装置用カラーフィルタである。
1)前記積層フォトスペーサーは、各色の着色画素内に設けられた画素内遮光部上に形成され、
2)少なくとも着色画素の形成と同時に形成された着色画素の延長パターン又はスペーサーパターン、及び配向制御突起の形成と同時に形成された上部パターンで構成され、
3)前記各色の着色画素内に設けられた画素内遮光部のサイズは同一であり、画素内遮光部上に形成された着色画素の延長パターン又はスペーサーパターンのサイズは、第一色目に形成された着色画素内の画素内遮光部上に形成された第一色目の着色画素の延長パターン又はスペーサーパターン、第二色目に形成された着色画素内の画素内遮光部上に形成された第一色目の着色画素の延長パターン又はスペーサーパターン、第三色目に形成された着色画素内の画素内遮光部上に形成された第一色目の着色画素の延長パターン又はスペーサーパターンの順に大きいことを特徴とする液晶表示装置用カラーフィルタである。
ても、積層フォトスペーサーの高さに差のない液晶表示装置用カラーフィルタとなる。
図1は、本発明による液晶表示装置用カラーフィルタにおける積層フォトスペーサーの一実施例を説明する部分断面図である。本発明による液晶表示装置用カラーフィルタは、ガラス基板上に少なくともブラックマトリックス及び画素内遮光部、着色画素、配向制御突起及び積層フォトスペーサーが順次に形成されたものである。積層フォトスペーサーは、各色の着色画素内に設けられた画素内遮光部上に形成されている。また、積層フォトスペーサーは、少なくとも着色画素の形成と同時に形成された着色画素の延長パターン又はスペーサーパターン、及び配向制御突起の形成と同時に形成された上部パターンで構成されている。
これら画素内遮光部のサイズは、第一色目の着色画素内の画素内遮光部(41P−1)、第二色目の着色画素内の画素内遮光部(41P−2)、第三色目の着色画素内の画素内遮光部(41P−3)の順に大きいことを特徴としている〔(W21−1)<(W21−2)<(W21−3)〕。また、これら画素内遮光部の高さは、同一である〔(T21−1)=(T21−2)=(T21−3)〕。
図1(a)に示す画素内遮光部が形成されたガラス基板(40)上に、第一色目の着色画素の延長パターン又はスペーサーパターン(P1−1、P1−2、P1−3)、次に第二色目の着色画素の延長パターン又はスペーサーパターン(P2−1、P2−2、P2−3)、続いて第三色目の着色画素の延長パターン又はスペーサーパターン(P3−1、P3−2、P3−3)が順次に形成されて得られたものである。尚、図1(b)において、配向制御突起の形成と同時に形成される上部パターンは省略してある。
スペーサー(Ps−2)、第三色目の着色画素内に設けられた積層フォトスペーサー(Ps−3)の各々の高さは、略同一の高さのものとすることができる〔(H3−1)=(H3−2)=(H3−3)〕。
また、同様に、第三色目に形成される着色画素内の積層フォトスペーサー(Ps−3)の高さ(H3−3)と、第三色目に形成される着色画素内の画素内遮光部(41P−3)のサイズ(W21−3)の関係3を予め求めたものが図2中に示す関係3である。
また、第三色目においては、所望する積層フォトスペーサーの高さは同一の3.7μmとなるので、同様にして、図2中に矢印で示すように、関係3において、高さ(H)=3.7μmに対応したサイズ(S)略10×103 μm2 が第三色目に形成される着色画素内の画素内遮光部(41P−3)のサイズ(W21−3)として適切なものとなる。
る積層フォトスペーサー(Ps−12)の画素内遮光部(41P−12)と、第三色目の着色画素内に設けられる積層フォトスペーサー(Ps−13)の画素内遮光部(41P−13)とが示されている。
図3(a)に示す画素内遮光部が形成されたガラス基板(40)上に、第一色目のスペーサーパターン(P1−11、P1−12、P1−13)、次に第二色目のスペーサーパターン(P2−11、P2−12、P2−13)、続いて第三色目のスペーサーパターン(P3−11、P3−12、P3−13)が順次に形成されて得られたものである。尚、図3(b)において、配向制御突起の形成と同時に形成される上部パターンは省略してある。
21・・・液晶分子
22a、22b、23、93、Mv・・・配向制御突起
40・・・ガラス基板
41・・・ブラックマトリックス
41P・・・画素内遮光部
41P−1、41P−2、41P−3・・・本発明における画素内遮光部
42・・・着色画素
42R・・・赤色の着色画素
42G・・・緑色の着色画素
42B・・・青色の着色画素
43・・・透明導電膜
44・・・フォトスペーサー
80・・・MVA−LCD
D1、D2・・・段差
D12−R、D13−R、D14−R・・・赤色の着色画素内の段差
D12−G、D13−G、D14−G・・・緑色の着色画素内の段差
D12−B、D13−B、D14−B・・・青色の着色画素内の段差
H・・・積層フォトスペーサーの高さ
H1−R、H2−R・・・赤色の着色画素内の積層フォトスペーサーの高さ
H1−G、H2−G・・・緑色の着色画素内の積層フォトスペーサーの高さ
H1−B、H2−B・・・青色の着色画素内の積層フォトスペーサーの高さ
H3−1、H3−11・・・本発明における第一色目の着色画素内の積層フォトスペーサーの高さ
H3−1、H3−11・・・本発明における第二色目の着色画素内の積層フォトスペーサーの高さ
H3−1、H3−11・・・本発明における第三色目の着色画素内の積層フォトスペーサーの高さ
Mv・・・配向制御用突起
Ps・・・積層フォトスペーサー
P1・・・第一色目の着色画素の延長パターン
P2・・・第二色目のスペーサーパターン
P3・・・第三色目のスペーサーパターン
P4・・・上部パターン
P1−R、P2−R、P3−R・・・赤色の着色画素内の延長パターン又はスペーサーパターン
P1−G、P2−G、P3−G・・・緑色の着色画素内の延長パターン又はスペーサーパターン
P1−B、P2−B、P3−B・・・青色の着色画素内の延長パターン又はスペーサーパターン
P1−1、P2−1、P3−1・・・第一色目の着色画素内の延長パターン又はスペーサーパターン
P1−2、P2−2、P3−2・・・第二色目の着色画素内の延長パターン又はスペーサーパターン
P1−3、P2−3、P3−3・・・第三色目の着色画素内の延長パターン又はスペーサーパターン
P11・・・高パターン
P12・・・低パターン
P13・・・広パターン
P14・・・狭パターン
Ps−R・・・赤色の着色画素内の積層フォトスペーサー
Ps−G・・・緑色の着色画素内の積層フォトスペーサー
Ps−B・・・青色の着色画素内の積層フォトスペーサー
Ps−1、Ps−11・・・第一色目の着色画素内の積層フォトスペーサー
Ps−2、Ps−12・・・第二色目の着色画素内の積層フォトスペーサー
Ps−3、Ps−13・・・第三色目の着色画素内の積層フォトスペーサー
W21−1、W21−2、W21−3・・・本発明における画素内遮光部のサイズ
W32−11、W32−12、W32−13・・・本発明における第一色目のスペーサーパターンのサイズ
Claims (3)
- ガラス基板上に少なくともブラックマトリックス及び画素内遮光部、着色画素、配向制御突起及び積層フォトスペーサーが順次に形成された液晶表示装置用カラーフィルタにおいて、
1)前記積層フォトスペーサーは、各色の着色画素内に設けられた画素内遮光部上に形成され、
2)少なくとも着色画素の形成と同時に形成された着色画素の延長パターン又はスペーサーパターン、及び配向制御突起の形成と同時に形成された上部パターンで構成され、
3)前記画素内遮光部のサイズは、第一色目に形成された着色画素内の画素内遮光部、第二色目に形成された着色画素内の画素内遮光部、第三色目に形成された着色画素内の画素内遮光部の順に大きいことを特徴とする液晶表示装置用カラーフィルタ。 - 前記各色の着色画素内に設けられた画素内遮光部の高さ、及び各色の着色画素の高さを設定した際の、
1)第一色目に形成される着色画素内の積層フォトスペーサーの高さと、第一色目に形成される着色画素内の画素内遮光部のサイズの関係1を予め求めておき、第一色目に形成された着色画素内の画素内遮光部のサイズは、該関係1にて、所望する積層フォトスペーサーの高さに対応した画素内遮光部のサイズであり、
2)第二色目に形成される着色画素内の積層フォトスペーサーの高さと、第二色目に形成される着色画素内の画素内遮光部のサイズの関係2を予め求めておき、第二色目に形成された着色画素内の画素内遮光部のサイズは、該関係2にて、前記所望する積層フォトスペーサーの高さに対応した画素内遮光部のサイズであり、
3)第三色目に形成される着色画素内の積層フォトスペーサーの高さと、第三色目に形成される着色画素内の画素内遮光部のサイズの関係3を予め求めておき、第三色目に形成された着色画素内の画素内遮光部のサイズは、該関係3にて、前記所望する積層フォトスペーサーの高さに対応した画素内遮光部のサイズであることを特徴とする請求項1記載の液晶表示装置用カラーフィルタ。 - ガラス基板上に少なくともブラックマトリックス及び画素内遮光部、着色画素、配向制御突起及び積層フォトスペーサーが順次に形成された液晶表示装置用カラーフィルタにおいて、
1)前記積層フォトスペーサーは、各色の着色画素内に設けられた画素内遮光部上に形成され、
2)少なくとも着色画素の形成と同時に形成された着色画素の延長パターン又はスペーサーパターン、及び配向制御突起の形成と同時に形成された上部パターンで構成され、
3)前記各色の着色画素内に設けられた画素内遮光部のサイズは同一であり、画素内遮光部上に形成された着色画素の延長パターン又はスペーサーパターンのサイズは、第一色目に形成された着色画素内の画素内遮光部上に形成された第一色目の着色画素の延長パターン又はスペーサーパターン、第二色目に形成された着色画素内の画素内遮光部上に形成された第一色目の着色画素の延長パターン又はスペーサーパターン、第三色目に形成された着色画素内の画素内遮光部上に形成された第一色目の着色画素の延長パターン又はスペーサーパターンの順に大きいことを特徴とする液晶表示装置用カラーフィルタ。
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