JP2007053758A - 地上波デジタルマルチメディア/デジタルオーディオ放送用のLow−IF受信器 - Google Patents
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Abstract
【課題】製造費用を減少させ、ワンチップ化が容易なT−DMB/DAB Low−IF受信器の提供。
【解決手段】受信RF信号を増幅する低雑音増幅部と、該低雑音増幅部の出力信号の周波数の帯域を、Low−IF帯域に変換する映像消去ダウン変換混合部と、該映像消去ダウン変換混合部の出力信号の低周波数帯域を濾過させる低域通過濾過部と、該低域通過濾過部の出力信号を増幅する増幅部と、前記ダウン変換のための周波数を発生させる局部発振器と、該局部発振器の周波数を固定する位相固定ループと、前記映像消去ダウン変換混合部、低域通過濾過部及び増幅部を含む信号経路上に配置された少なくとも一つ以上の高域通過濾過部とを含み、前記低雑音増幅部、映像消去ダウン変換混合部、低域通過濾過部、増幅部、自動利得制御部、局部発振器、位相固定ループ及び高域通過濾過部が単一の半導体集積回路基板に集積されてワンチップ化されていることを特徴とする。
【選択図】図2a
【解決手段】受信RF信号を増幅する低雑音増幅部と、該低雑音増幅部の出力信号の周波数の帯域を、Low−IF帯域に変換する映像消去ダウン変換混合部と、該映像消去ダウン変換混合部の出力信号の低周波数帯域を濾過させる低域通過濾過部と、該低域通過濾過部の出力信号を増幅する増幅部と、前記ダウン変換のための周波数を発生させる局部発振器と、該局部発振器の周波数を固定する位相固定ループと、前記映像消去ダウン変換混合部、低域通過濾過部及び増幅部を含む信号経路上に配置された少なくとも一つ以上の高域通過濾過部とを含み、前記低雑音増幅部、映像消去ダウン変換混合部、低域通過濾過部、増幅部、自動利得制御部、局部発振器、位相固定ループ及び高域通過濾過部が単一の半導体集積回路基板に集積されてワンチップ化されていることを特徴とする。
【選択図】図2a
Description
本発明は、地上波デジタルマルチメディア放送用(Terrestrial-Digital Multimedia Broadcastingと;以下、「T−DMB」とする。)及びデジタルオーディオ放送用(Digital Audio Broadcasting;以下、「DAB」とする。)の受信器に関するものである。
従来の受信器は、受信された信号の周波数を中間周波数(Intermediate Frequency;IF)帯域に変換させた後に再び基底帯域で変換するスーパーヘテロダイン(Super-Heterodyne)方式を用いた。
このように、中間周波数を用いることは、特定の周波数の帯域を効果的に濾過するフィルタを用いて受信器の性能を向上させるためである。一般に、この際に用いられるフィルタは、SAW(Surface Acoustic Wave)フィルタである。
従来のDAB受信器のRF(Radio Frequency)周波数は、L−Bandである1450MHzないし1492MHzの範囲を用いて、T−DMB受信器のRF周波数はBand−IIIである174MHzないし245MHzの範囲を用いる。これに用いられる中間周波数(Intermediate Frequency;IF)は、38.912MHzであり、チャンネル当たりの使用帯域(Band Width)は1.536MHzである。
図1は、従来の受信器に対するブロック図である。
図1に示されているように、アンテナ101によって受信されたRF信号は低雑音増幅部(Low Noise Amplifier;LNA)102に入力される。低雑音増幅部102の出力信号は混合部103に入力され、混合部103では信号を局部発信器108からの周波数(信号)を混合して中間周波数の帯域に移動させる。
混合部103の出力信号は帯域通過フィルタ104を経由して増幅部105に入力される。増幅部105の出力信号は復調器(Demodulator)107に入力される。局部発振器108は、受信されたRF信号の周波数を中間周波数帯域に移動するように周波数を生成させて混合部103に供給する。
図1に示されている受信器において、帯域通過フィルタ104は通常のスーパーヘテロダイン方式を用いるSAWフィルタである。
図1に示されているように、低雑音増幅部102、混合部103、増幅部105及び局部発振器108は一つの受信チップ106に集積されてワンチップ化されており、帯域通過フィルタ104であるSAWフィルタは受信チップ106の外部に位置している。
SAWフィルタは表面弾性波フィルタとも言うが、圧電基板の機械的震動を用いた通信用のフィルタである。圧電基板上に櫛目型の金属板を両方に二つずつ交差するように配置し、一方向から電気的信号を入力すると、圧電基板上に表面弾性波が発生するようになる。
表面弾性波と呼ばれる機械的震動は反対側からまた電気的な信号に変換されるようになるが、ここで圧電板自体の表面弾性波周波数と入力電気的信号の周波数とが異なると信号が伝送されなくなるため、フィルタ自体が有する機械/物質的周波数と同じ周波数だけを正確に通過させる帯域通過フィルタの役割を果たすようになる。
このようなSAWフィルタは、一般のLC共振の原理を用いたフィルタに比べて帯域幅が非常に狭いため、必要のない周波数の信号をほぼ完全に除去し、狭い帯域幅で好ましい信号の周波数だけを正確に選び出すことにおいて非常に効果的である。
しかし、SAWフィルタは機械的な構造からなるフィルタであるため、受信器全体の体積を減らすのに限界がある。図1に示されているように、SAWフィルタの帯域通過フィルタ104を用いる受信器には、受信器をワンチップ化する場合、SAWフィルタを受信器に共にワンチップ化させることができず、受信チップ106の外部に位置させるようになる。
また、SAWフィルタは相対的に高価であり、受信器全体の生産費用を上昇させる原因となる。
したがって、SAWフィルタを用いた受信器を移動通信端末機に用いる場合には受信器の価格が上昇し、受信器のワンチップ化が容易ではないという問題が生じる。また、SAWフィルタを除去する場合、受信器の性能が低下するとい問題が生じる。
一方、一つのアンテナによって、一つのRF信号を受信する受信器の場合には、該当する一つの周波数の帯域の信号だけ受信が可能である。よって、二つ以上の周波数の帯域を受信するためには、それぞれの周波数の帯域を受信するための受信チップが必要となり、全体受信器の体積が増加して製造費用が上昇することになるという問題が生じる。
そこで、本発明は、上述した従来の技術の問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、受信器の製造費用を減少させて受信器のワンチップ化が容易なT−DMB/DAB Low−IF受信器を提供することにある。
また、本発明の他の目的は、二つの帯域の周波数を受信することができ、また受信器の製造費用を減少させ、受信器のワンチップ化が容易なデュアルモード(T−DMB/DAB)Low−IF受信器を提供することにある。
また、本発明の他の目的は、受信器の性能低下なしにSAWフィルタが除去されたT−DMB/DAB Low−IF受信器とデュアルモード(T−DMB/DAB)Low−IF受信器とを提供することにある。
上述した課題を解決するための本発明に係るT−DMB/DAB Low−IF受信器は、受信されたRF信号の雑音信号を抑制させ、前記RF信号を増幅する低雑音増幅部と、該低雑音増幅部から出力された信号の周波数の帯域を、Low−IF(Low-Intermediate Frequency)帯域に変換させ、映像周波数の帯域を取り除く映像消去ダウン変換混合部と、該映像消去ダウン変換混合部から出力された信号の低周波数の帯域を濾過する低域通過濾過部と、該低域通過濾過部から出力された信号を増幅させる増幅部と、前記ダウン変換のための周波数を発生させ、前記映像消去ダウン変換混合部に供給する局部発振器と、該局部発振器の周波数を移動させて固定させる位相固定ループと、前記映像消去ダウン変換混合部、低域通過濾過部及び増幅部を含む信号経路上に配置された少なくとも一つ以上の高域通過濾過部とを含み、前記低雑音増幅部、映像消去ダウン変換混合部、低域通過濾過部、増幅部、自動利得制御部、局部発振器、位相固定ループ及び高域通過濾過部が単一の半導体集積回路基板に集積されてワンチップ化されている。
ここで、前記高域通過濾過部の遮断周波数が、0.192MHz以下である。
ここで、前記低雑音増幅部の入力RF信が、Band−III帯域(174MHZないし245MHZ)またはL−Band帯域(1450MHzないし1492MHz)の周波数の帯域信号である。
また、本発明に係るT−DMB/DAB Low−IF受信器は、受信されたRF信号の雑音信号を抑制させ、前記RF信号を増幅させる低雑音増幅部と、該低雑音増幅部から出力された信号の周波数の帯域をLow−IF(Low-Intermediate Frequency)帯域に変換して映像周波数の帯域を取り除く映像消去ダウン変換混合部と、該映像消去ダウン変換混合部から出力された信号の低周波数の帯域を濾過する低域通過濾過部と、該低域通過濾過部から出力された信号を増幅する増幅部と、前記ダウン変換のための周波数を発生させて前記映像消去ダウン変換混合部に供給する局部発振器と、該局部発振器の周波数を移動させて固定させる位相固定ループと、低周波数の帯域の周波数成分を取り除くDCオフセット校正部とを含み、前記低雑音増幅部、映像消去ダウン変換混合部、低域通過濾過部、増幅部、局部発振器、位相固定ループ及びDCオフセット校正部が単一の半導体回路基板上に集積されてワンチップ化されている。
ここで、前記DCオフセット校正部の遮断周波数が、0.192MHz以下である。
ここで、前記低雑音増幅部の入力RF信号が、Band−III帯域(174MHZないし245MHZ)またはL−Band帯域(1450MHzないし1492MHz)の周波数の帯域信号である。
本発明のまた他の実施の形態に係るデュアルバンドT−DMB/DAB Low−IF受信器は、受信された第1RF信号の雑音信号を抑制させ、前記第1RF信号を増幅する第1低雑音増幅部と、受信された第2RF信号の雑音信号を抑制させ、前記第2RF信号を増幅する第2低雑音増幅部と、前記第1及び第2低雑音増幅部から出力された信号の前記第1及び第2RF信号をLow−IF帯域で変換して映像周波数の帯域を取り除く映像消去ダウン変換混合部と、該映像消去ダウン変換混合部から出力された信号の低周波数の帯域を濾過する低域通過濾過部と、該低域通過濾過部から出力された信号を増幅する増幅部と、前記ダウン変換のための周波数を発生させて前記映像消去ダウン変換混合部に供給する局部発振器と、該局部発振器の周波数を移動させて固定させる位相固定ループと、前記映像消去ダウン変換混合部、低域通過濾過部及び増幅部を含む信号経路上に配置された少なくとも一つ以上の高域通過濾過部とを含み、前記第1及び第2低雑音増幅部、映像消去ダウン変換混合部、低域通過濾過部、増幅部、局部発振器、位相固定ループ及び高域通過濾過部が単一の半導体回路基板上に集積されてワンチップ化されている。
ここで、前記高域通過濾過部の遮断周波数が、0.192MHz以下である。
ここで、前記第1及び第2低雑音増幅部の前記第1RF信号が、Band−III帯域(174MHZないし245MHZ)の周波数の帯域信号で、前記第2RF信号はL−Band帯域(1450MHzないし1492MHz)の周波数の帯域信号である。
本発明のまた他の実施の形態に係るデュアルバンドT−DMB/DAB Low−IF受信器は、受信された第1RF信号の雑音信号を抑制させ、前記第1RF信号を増幅する第1低雑音増幅部と、受信された第2RF信号の雑音信号を抑制させ、前記第2RF信号を増幅する第2低雑音増幅部と、前記第1及び第2低雑音増幅部から出力された信号の前記第1及び第2RF信号をLow−IF帯域で変換して映像周波数の帯域を取り除く映像消去ダウン変換混合部と、該映像消去ダウン変換混合部から出力された信号の低周波数の帯域を濾過する低域通過濾過部と、該低域通過濾過部から出力された信号を増幅する増幅部と、前記ダウン変換のための周波数を発生させて前記映像消去ダウン変換混合部に供給する局部発振器と、該局部発振器の周波数を移動させて固定させる位相固定ループと、低周波数の帯域の周波数成分を取り除くDCオフセット校正部とを含み、前記第1及び第2低雑音増幅部、映像消去ダウン変換混合部、低域通過濾過部、増幅部、局部発振器、位相固定ループ及びDCオフセット校正部が単一の半導体回路基板上に集積されてワンチップ化されている。
ここで、前記DCオフセット校正部の遮断周波数が、0.192MHz以下である。
ここで、前記第1及び第2低雑音増幅部の前記第1RF信号が、Band−III帯域(174MHZないし245MHZ)の周波数の帯域信号で、前記第2RF信号はL−Band帯域(1450MHzないし1492MHz)の周波数の帯域信号である。
本発明のT−DMB/DAB Low−IF受信器は、受信器の製造費用を節減させることができ、また受信器のワンチップ化が容易となるという効果が得られる。
本発明のデュアルバンドT−DMB/DAB Low−IF受信器は、二つの帯域の周波数を受信することができ、また受信器の製造費用を減らし、受信器のワンチップ化が容易となるという効果が得られる。
本発明のT−DMB/DAB Low−IF受信器とデュアルバンドT−DMB/DAB Low−IF受信器とは、SAWフィルタを取り除いても受信器の性能を低下させないという効果が得られる。
以下、本発明のもっとも好ましい実施の形態を添付する図面を参照して説明する。
図2aは、本発明に係るT−DMB/DAB Low−IF受信器に対する一実施の形態を示したものである。
本発明の一実施の形態に係る受信器は、低雑音増幅部202a、映像消去ダウン変換混合部203a、低域通過濾過部204a、増幅部205a、局部発振器208a、位相固定ループ209a及び点線で区画されられた部分210aに位置した高域通過濾過部(図示せず)とを含み、低雑音増幅部202a、映像消去ダウン変換混合部203a、低域通過濾過部204a、増幅部205a、高域通過濾過部(図示せず)、局部発振器208a及び位相固定ループ209aを一つのチップ206aにワンチップ化する。
アンテナ201aで受信されたRF信号は雑音信号を抑制してRF信号を増幅させる低雑音増幅部202aに入力される。低雑音増幅部202aの出力信号は、映像周波数成分を取り除いて周波数の帯域をLow−IFでダウン変換させる映像消去ダウン変換混合部203aに入力される。
映像消去ダウン変換混合部203aの出力信号は、低周波帯域の信号を濾過する低域通過濾過部204aに入力され、低域通過濾過部204aの出力信号は増幅部205aに入力される。
点線で区画されられた部分210aには高域通過濾過部(図示せず)が含まれる。高域通過濾過部は、映像消去ダウン変換混合部203a、低域通過濾過部204a及び増幅部205aを含む信号経路上に配置されている。詳細は、図2bを参照して後述する。
受信器206aの出力信号は復調器(Demodulator)207aに入力される。
局部発振器208aは、映像消去ダウン変換混合部203aによってRF信号がLow−IF信号にダウン変換が可能になるように周波数を生成し、映像消去ダウン変換混合部203aに供給する。位相固定ループ209aは、局部発振器208aから発生した周波数を移動及び固定させるために局部発振器208aに信号を供給する。
図2bは、図2aの点線で区画されられた部分210aで高域通過濾過部が含まれる位置を説明するために示した。即ち、高域通過濾過部は、低雑音増幅部202bと映像消去ダウン変換混合部203bとの間(位置A)、映像消去ダウン変換混合部203bと低域通過濾過部204bとの間(位置B)、低域通過濾過部204bと増幅部205bとの間(位置C)、または、増幅部205bと復調部207bとの間(位置D)の少なくとも1つの位置に1又は複数配置されることが可能である。図2bでは、高域通過濾過部が位置Dに配置される場合を示している。
図3ないし図6は、図2bと共に点線で区画されられた部分210bに高域通過濾過部211bが含まれた場合、各段階別に処理される過程を説明するためのものであり、受信器の性能を低下させずにSAWフィルタを取り除く過程を示した。
図3は、低雑音増幅部202bの出力端であるAでの周波数成分を示した。斜線で描かれている所望のチャネル(Wanted Channel)とその周辺に隣接チャネル(Adjacent Channel)とが示されている。
図4は、映像消去ダウン変換混合部203bの出力端であるBでの周波数成分を示した。映像消去ダウン変換混合部203bによって図3のAのような周波数成分が周波数ダウン変換されてLow−IF帯域に変換されて、映像除去によって映像周波数の帯域である負の周波数領域401が除去される。
図5は、低域通過濾過部204bの出力端Cでの周波数成分を示した。低域通過濾過部204bは点線で区画されられた部分601を濾過して低周波数の帯域以外の周波数成分を取り除く。
図6は、高域通過濾過部211bの出力端であるDでの周波数成分を示した。高域通過濾過部211bは映像消去ダウン変換混合部203b、低域通過濾過部204b及び増幅部205bを通過した信号で低周波数の成分を取り除く。
高域通過濾過部211bは、アンテナ201bに入力されたRF信号を増幅して混合するなどの過程を通して発生するDC成分を取り除くためのものである。
低域通過濾過部204b及び高域通過濾過部211bは、一般のLC共振の原理を用いたフィルタで構成することが可能であり、このように構成することによって、性能低下なしにSAWフィルタが除去された受信器を製造することができ、また受信器の製造費用を減少でき、受信器のワンチップ化が容易となる。
高域通過濾過部211bの遮断周波数(Cutoff frequency)は0.192MHz以下である。
周波数領域において、それぞれの信号の使用帯域を分離するためにガードバンドを設定するが、一般に周波数資源を用いる国家によって異なる規格規定によるガードバンドの最小値が0.192MHzまたは0.176MHzである。
本発明において、高域通過濾過部211bの遮断周波数を0.192MHz以下に設定することによって、DC信号を取り除きながら好ましいチャンネルの信号を隣接チャネル(Adjacent Channel)の信号から正確に濾過することができる。
上述の高域通過濾過部211bの役割は、DCオフセットを校正するDCオフセット校正部でも可能である。これはDCオフセット校正部が高域通過フィルタの機能を有しているためである。
一般に、DCオフセット校正部は、受信器の出力端でDCオフセットを検出し、検出されたDCオフセットを基にDCオフセット校正信号を生成し、DCオフセット校正信号をDCオフセット校正部内のDCオフセット補償増幅器に印加することでDCオフセットを取り除くようになる。
DCオフセット校正部によってDCオフセットを取り除くことは、高域通過濾過で低周波数の帯域の周波数成分を取り除くことと等しい効果を奏する。
DCオフセット校正部は、受信器内でループを形成することができ、またループに形成されたDCオフセット校正部は高域通過濾過部のように低周波数の帯域の周波数成分を取り除くようになる。
上述の形態のDCオフセット校正部は、DCオフセットを校正するための一形態であるのみで、受信器内で多様な形態から構成され得る。
DCオフセット校正部でDCオフセット校正ループの遮断周波数は0.192MHz以下である。
低雑音増幅部202bと増幅部205bとはプログラマブル利得増幅器(Programmable Gain Amplifier;PGA)または可変利得増幅器とを含む。低雑音増幅部202bと増幅部205bとは、AGC(Automatic Gain Controller;図示せず)によって利得が調整される。
一部の周波数の帯域を用いる信号では、情報が含まれた信号区間が連続しているのではなく、情報が含まれた情報区間と情報が含まれないゼロ区間とが共存する。ゼロ区間は情報区間に比べて信号の大きさが小さいため、AGCがゼロ区間で動作をするようになると低雑音増幅器202bまたは増幅器205bの増幅利得を増加させるようになってゼロ区間が終わり、情報区間になった後にも、大きい増幅利得が一定期間維持されるようになって、受信された情報区間の信号の大きさを一定になるように維持することができなくなる。
AGCは、受信器に入力されるRF信号の大きさによって低雑音増幅器202bまたは増幅器205bの利得を一定になるように維持させる利得制御信号を低雑音増幅器202bまたは増幅器205bに印加する。
利得制御信号は受信器に入力されるRF信号のゼロ区間によってゼロ制御信号によって制御される。
すなわち、ゼロ制御信号はゼロ区間によって利得制御信号を制御し、利得制御信号は信号の大きさによって低雑音増幅器202bまたは増幅器205bの利得を制御する。
このような利得制御信号とゼロ制御信号とによって低雑音増幅器202bまたは増幅器205bの利得を一定になるように維持するようになる。
本発明のT−DMB/DAB Low−IF受信器は、好ましくはBand−III帯域(174MHzないし245MHz)の周波数またはL−Band帯域(1450MHzないし1492MHz)の周波数を受信して、中心周波数として0.768MHzないし0.960MHz範囲の周波数を受信器の出力端で供給する。
本発明の一実施の形態で受信器の出力端での周波数の帯域幅は、おおよそ1.536MHzである。本発明で受信器の出力端で 768kHz以上の周波数に限定したのは、出力端での周波数の帯域幅が1.536MHzの場合中心周波数が768kHz以下であれば、受信器の出力端での周波数成分の中に一部が負の周波数領域で進入するためである。受信器の出力端で中心周波数を0.960MHzの上限周波数に限定したのは、周波数の資源を用いる国家によって異なる規格規定によるガードハンドの最小値が0.192MHzまたは0.176MHzであるため、中心周波数が0.960MHz以上の場合、隣接信号の含まれる可能性があるためである。
さらに好ましくは、受信器の出力端の中心周波数はおおよそ850kHzである。
復調器207bは受信器の出力端の信号を供給される。
本実施形態によれば、SAWフィルタを省略し、受信器をワンチップ化し、受信器全体の体積を減らすことが可能である。
また、高価なSAWフィルタを省略できるため、受信器全体の生産費用を低減することができる。
また、SAWフィルタを省略した場合でも、受信器の性能が低下することを防止して、上記効果を得ることができる。
復調器207bは受信器の出力端の信号を供給される。
本実施形態によれば、SAWフィルタを省略し、受信器をワンチップ化し、受信器全体の体積を減らすことが可能である。
また、高価なSAWフィルタを省略できるため、受信器全体の生産費用を低減することができる。
また、SAWフィルタを省略した場合でも、受信器の性能が低下することを防止して、上記効果を得ることができる。
図7aは、本発明に係るデュアルバンドT−DMB/DAB Low−IF受信器に対する一実施の形態を示した。
本発明に係るデュアルバンドT−DMB/DAB Low−IF受信器は、第1低雑音増幅部702a、第2低雑音増幅部712a、映像消去ダウン変換混合部703a、低域通過濾過部704a、増幅部705a、局部発振器708a、位相固定ループ709a及び点線で区画されられた部分710aに位置した高域通過濾過部(図示せず)を含み、第1及び第2低雑音増幅部702a、712a、映像消去ダウン変換混合部703a、低域通過濾過部704a、増幅部705a、高域通過濾過部(図示せず)、局部発振器708a及び位相固定ループ709aが一つのチップ706aにワンチップ化されている。
第1アンテナ701aで受信された第1RF信号は、雑音信号を抑制してRF信号を増幅させる第1低雑音増幅部702aに入力され、第2アンテナ711aで受信された第2RF信号は、雑音信号を抑制してRF信号を増幅させる第2低雑音増幅部712aに入力される。
第1低雑音増幅部702aの出力信号と第2低雑音増幅部712aの出力信号とは、映像周波数成分を取り除いて周波数の帯域をLow−IFでダウン変換させる映像消去ダウン変換混合部703aに入力される。
映像消去ダウン変換混合部703aの出力信号は、低周波帯域の信号を濾過する低域通過濾過部704aに入力され、低域通過濾過部704aの出力信号は増幅部705aに入力される。
点線で区画されられた部分710aには高域通過濾過部(図示せず)が含まれる。
受信器706aの出力信号は復調器707aに入力される。
局部発振器708aでは映像消去ダウン変換混合部703aによってRF信号がLow−IF信号でダウン変換が可能になるように周波数を生成し、映像消去ダウン変換混合部703aに供給する。位相固定ループ709aは局部発振器708aから発生した周波数を移動及び固定させるために局部発振器708aに信号を供給する。
このように構成することによって、二つの帯域の周波数を受信するのと同時に受信器の性能低下なしにSAWフィルタを取り除いて受信器の製造費用を減少させて受信器のワンチップ化が容易となる。
図7bは、図7aの点線で区画されられた部分710aに高域通過濾過部が含まれる位置を説明するために示した。
高域通過濾過部713bは、点線で区画されられた部分710bの何れの部分にも一つ以上位置することができ、図7bで映像消去ダウン変換混合部703bの次の端、低域通過濾過部704bの次の端などの一つ以上が位置することができる。即ち、高域通過濾過部は、低雑音増幅部702b,712bと映像消去ダウン変換混合部703bとの間(位置A)、映像消去ダウン変換混合部703bと低域通過濾過部704bとの間(位置B)、低域通過濾過部704bと増幅部705bとの間(位置C)、または、増幅部705bと復調部707bとの間(位置D)の少なくとも1つの位置に1又は複数配置されることが可能である。図7(b)では、高域通過濾過部が位置Dに配置される場合を示している。
図7bで点線で区画されられた部分710bは、図2bでの点線で区画されられた部分210bと等しい。
したがって、図3ないし図6は、図7bの点線で区画されられた部分710bで各段階別に処理される周波数の帯域を説明するためのものであり、その説明は図2bによる本発明の一実施の形態での説明で代替する。
高域通過濾過部713bは、アンテナに入力されたRF信号を増幅して混合するなどの過程を通して発生するDC成分を取り除くためのものである。
高域通過濾過部713bの遮断周波数は、0.192MHz以下である。
周波数領域でそれぞれの信号の使用帯域を分離するためにガードバンドを設定するが、一般に周波数資源を用いる国家によって異なる規格規定によるガードバンドの最小値が0.192MHzまたは0.176MHzになっている。
本発明では、高域通過濾過部211bの遮断周波数を0.192MHz以下に設定することによって、DC信号を取り除きながら好ましいチャンネルの信号を隣接チャネル(Adjacent Channel)の信号から正確に濾過することができる。
上述の高域通過濾過部の役割は、DCオフセットを校正するDCオフセット校正部でも可能である。これはDCオフセット校正部が高域通過フィルタの機能を有しているためである。
一般に、DCオフセット校正部は、受信器の出力端でDCオフセットを検出し、検出されたDCオフセットを基にDCオフセット校正信号を生成し、DCオフセット校正部はDCオフセット校正信号をDCオフセット補償増幅器に印加することによってDCオフセットを取り除くようになる。
DCオフセット校正部によってDCオフセットを取り除くことは高域通過濾過部で低周波数の帯域の周波数成分を取り除くことと等しい効果を奏する。
DCオフセット校正部は、受信器内でループを形成することができ、またループに形成されたDCオフセット校正部は高域通過濾過部のように低周波数の帯域の周波数成分を取り除くようになる。
上述の形態のDCオフセット校正部は、DCオフセットを校正するための事形態であるのみで、受信器内で多様な形態で具現され得る。
DCオフセット校正部でDCオフセット校正ループの遮断周波数は、0.192MHz以下である。
第1及び第2低雑音増幅部702b、712b及び増幅部705bは、プログラマブル利得増幅器または可変利得増幅器を含む。第1及び第2低雑音増幅部702b、712b及び増幅部705bは、AGC(Automatic Gain Controller;図示せず)によって利得が調整される。
一部の周波数の帯域を用いる信号では、情報が含まれた信号区間が連続しているのではなく、情報が含まれた情報区間と情報が含まれないゼロ区間が共存する。ゼロ区間は、情報区間に比べて信号大きさが小さいため、AGCがゼロ区間に動作をするようになれば、第1、第2低雑音増幅器702b、712bまたは増幅器705bの増幅利得を増加させるようになってゼロ区間が終わり、情報区間になった後にも、大きい増幅利得が一定期間維持されるようになって、受信された情報区間の信号大きさを一定になるように維持することができなくなる。
AGCは、受信器に入力されるRF信号の大きさによって第1、第2低雑音増幅器702b、712bまたは増幅器705bの利得を一定になるように維持させる利得制御信号を、第1、第2低雑音増幅器702b、712bまたは増幅器705bに印加する。
利得制御信号は、受信器に入力されるRF信号のゼロ区間によってゼロ制御信号によって制御される。
すなわち、ゼロ制御信号はゼロ区間によって利得制御信号を制御して、利得制御信号は信号の大きさによって第1、第2低雑音増幅器702b、712bまたは増幅器705bの利得を制御する。
このような利得制御信号とゼロ制御信号とによって第1、第2低雑音増幅器702b、712bまたは増幅器705bの利得を一定になるように維持するようになる。
本発明のデュアルバンドT−DMB/DAB Low−IF受信器は、好ましくは第1アンテナ701bからBand−III帯域の周波数を受信し、第2アンテナ711bからL−Band帯域の周波数を受信して、0.768MHzないし0.960MHz範囲内の中心周波数にダウン変換させて受信器の出力端で供給する。
本発明の実施の形態で受信器の出力端での周波数の帯域幅は、おおよそ1.536MHzである。本発明で受信器の出力端で 768kHz以上の周波数に限定したのは、出力端での周波数の帯域幅が1.536MHzの場合中心周波数が768kHz以下であれば、受信器の出力端での周波数成分の中に一部が負の周波数領域で進入するためである。受信器の出力端で中心周波数を0.960MHzの上限周波数に限定したのは、周波数資源を用いる国家によって異なる規格規定によるガードハンドの最小値が0.192MHzまたは0.176MHzであるため、中心周波数が0.960MHz以上の場合、隣接信号の含まれる可能性があるためである。
位相固定ループ709bは受信された Band−III帯域またはL−Band帯域の周波数を0.768MHzないし0.960MHz範囲内の中心周波数でダウン変換になって受信器の出力端に供給されるように局部発振器708bに信号を伝送する。
好ましくは、受信器706bの出力信号の中心周波数はおおよそ850kHzである。
したがって、本発明のデュアルバンドT−DMB/DAB Low−IF受信器は、Band−III帯域と L−Band帯域との二つの帯域の信号を受信するようになる。
Band−III帯域の信号を受信する場合に受信された信号は、第1アンテナ701b、第1低雑音増幅部702b、映像消去ダウン変換混合部703b、低域通過濾過部704b、増幅部705bを通過し、L−Band帯域の信号を受信する場合に受信された信号は、第2アンテナ711b、第2低雑音増幅部712b、映像消去ダウン変換混合部703b、低域通過濾過部704b、増幅部705bを通過する。
復調器707bは受信器の出力端の信号を供給される。
本実施形態によれば、図2a,bの実施形態の作用効果に加えて以下の作用効果を奏する。すなわち、二つ以上の周波数の帯域を受信する受信器を性能の劣化を防止しつつワンチップ化することができる。これにより、さらに、複数の周波数帯域の信号を受信する受信器の小型化及びコストダウンを図ることができる。
本実施形態によれば、図2a,bの実施形態の作用効果に加えて以下の作用効果を奏する。すなわち、二つ以上の周波数の帯域を受信する受信器を性能の劣化を防止しつつワンチップ化することができる。これにより、さらに、複数の周波数帯域の信号を受信する受信器の小型化及びコストダウンを図ることができる。
なお、本発明は、上記の実施の形態に限定されるものではなく、本発明に係る技術的思想から逸脱しない範囲内で様々な変更が可能であり、それらも本発明の技術的範囲に属する。
Claims (12)
- 受信されたRF信号の雑音信号を抑制させ、前記RF信号を増幅する低雑音増幅部と、
該低雑音増幅部から出力された信号の周波数の帯域を、Low−IF(Low-Intermediate Frequency)帯域で変換させ、映像周波数の帯域を取り除く映像消去ダウン変換混合部と、
該映像消去ダウン変換混合部から出力された信号の低周波数の帯域を濾過する低域通過濾過部と、
該低域通過濾過部から出力された信号を増幅させる増幅部と、
前記ダウン変換のための周波数を発生させ、前記映像消去ダウン変換混合部に供給する局部発振器と、
該局部発振器の周波数を移動させて固定させる位相固定ループと、
前記映像消去ダウン変換混合部、低域通過濾過部及び増幅部を含む信号経路上に配置された少なくとも1つの高域通過濾過部とを含み、
前記低雑音増幅部、映像消去ダウン変換混合部、低域通過濾過部、増幅部、自動利得制御部、局部発振器、位相固定ループ及び高域通過濾過部が単一の半導体集積回路基板に集積されてワンチップ化されたことを特徴とする、
地上波デジタルマルチメディア放送用/デジタルオーディオ放送用のLow−IF受信器。 - 前記高域通過濾過部の遮断周波数が、0.192MHz以下であることを特徴とする、請求項1に記載の地上波デジタルマルチメディア放送用/デジタルビデオ放送用のLow−IF受信器。
- 前記低雑音増幅部の入力RF信が、Band−III帯域(174MHZないし245MHZ)またはL−Band帯域(1450MHzないし1492MHz)の周波数の帯域信号であることを特徴とする、請求項1に記載の地上波デジタルマルチメディア放送用/デジタルオーディオ放送用のLow−IF受信器。
- 受信されたRF信号の雑音信号を抑制させ、前記RF信号を増幅させる低雑音増幅部と、
該低雑音増幅部から出力された信号の周波数の帯域をLow−IF(Low-Intermediate Frequency)帯域で変換して映像周波数の帯域を取り除く映像消去ダウン変換混合部と、
該映像消去ダウン変換混合部から出力された信号の低周波数の帯域を濾過する低域通過濾過部と、
該低域通過濾過部から出力された信号を増幅する増幅部と、
前記ダウン変換のための周波数を発生させて前記映像消去ダウン変換混合部に供給する局部発振器と、
該局部発振器の周波数を移動させて固定させる位相固定ループと、
低周波数の帯域の周波数成分を取り除くDCオフセット校正部とを含み、
前記低雑音増幅部、映像消去ダウン変換混合部、低域通過濾過部、増幅部、局部発振器、位相固定ループ及びDCオフセット校正部が単一の半導体回路基板上に集積されてワンチップ化されていることを特徴とする、
地上波デジタルマルチメディア放送用/デジタルオーディオ放送用のLow−IF受信器。 - 前記DC offset校正部の遮断周波数が、0.192MHz以下であることを特徴とする、請求項4に記載の地上波デジタルマルチメディア放送用/デジタルビデオ放送用のLow−IF受信器。
- 前記低雑音増幅部の入力RF信号が、Band−III帯域(174MHZないし245MHZ)またはL−Band帯域(1450MHzないし1492MHz)の周波数の帯域信号であることを特徴とする、請求項4に記載の地上波デジタルマルチメディア放送用/デジタルオーディオ放送用のLow−IF受信器。
- 受信された第1RF信号の雑音信号を抑制させ、前記第1RF信号を増幅する第1低雑音増幅部と、
受信された第2RF信号の雑音信号を抑制させ、前記第2RF信号を増幅する第2低雑音増幅部と、
前記第1及び第2低雑音増幅部から出力された信号の前記第1及び第2RF信号をLow−IF帯域で変換して映像周波数の帯域を取り除く映像消去ダウン変換混合部と、
該映像消去ダウン変換混合部から出力された信号の低周波数の帯域を濾過する低域通過濾過部と、
該低域通過濾過部から出力された信号を増幅する増幅部と、
前記ダウン変換のための周波数を発生させて前記映像消去ダウン変換混合部に供給する局部発振器と、
該局部発振器の周波数を移動させて固定させる位相固定ループと、
前記映像消去ダウン変換混合部、低域通過濾過部及び増幅部を含む信号経路上に配置された高域通過濾過部とを含み、
前記第1及び第2低雑音増幅部、映像消去ダウン変換混合部、低域通過濾過部、増幅部、局部発振器、位相固定ループ及び高域通過濾過部が単一の半導体回路基板上に集積されてワンチップ化されていることを特徴とする、
デュアルバンド地上波デジタルマルチメディア/デジタルオーディオ放送用のLow−IF受信器。 - 前記高域通過濾過部の遮断周波数が、0.192MHz以下であることを特徴とする、請求項7に記載のデュアルバンド地上波デジタルマルチメディア放送用/デジタルオーディオ放送用のLow−IF受信器。
- 前記第1及び第2低雑音増幅部の前記第1RF信号が、Band−III帯域(174MHZないし245MHZ)の周波数の帯域信号で、前記第2RF信号はL−Band帯域(1450MHzないし1492MHz)の周波数の帯域信号であることを特徴とする、請求項7に記載のデュアルバンド地上波デジタルマルチメディア放送用/デジタルオーディオ放送用のLow−IF受信器。
- 受信された第1RF信号の雑音信号を抑制させ、前記第1RF信号を増幅する第1低雑音増幅部と、
受信された第2RF信号の雑音信号を抑制させ、前記第2RF信号を増幅する第2低雑音増幅部と、
前記第1及び第2低雑音増幅部から出力された信号の前記第1及び第2RF信号をLow−IF帯域で変換して映像周波数の帯域を取り除く映像消去ダウン変換混合部と、
該映像消去ダウン変換混合部から出力された信号の低周波数の帯域を濾過する低域通過濾過部と、
該低域通過濾過部から出力された信号を増幅する増幅部と、
前記ダウン変換のための周波数を発生させて前記映像消去ダウン変換混合部に供給する局部発振器と、
該局部発振器の周波数を移動させて固定させる位相固定ループと、
低周波数の帯域の周波数成分を取り除くDCオフセット校正部とを含み、
前記第1及び第2低雑音増幅部、映像消去ダウン変換混合部、低域通過濾過部、増幅部、局部発振器、位相固定ループ及びDCオフセット校正部が単一の半導体回路基板上に集積されてワンチップ化されていることを特徴とする、
デュアルバンド地上波デジタルマルチメディア/デジタルオーディオ放送用のLow−IF受信器。 - 前記DCオフセット校正部の遮断周波数が、0.192MHz以下であることを特徴とする、請求項10に記載のデュアルバンド地上波デジタルマルチメディア放送用/デジタルオーディオ放送用のLow−IF受信器。
- 前記第1及び第2低雑音増幅部の前記第1RF信号が、Band−III帯域(174MHZないし245MHZ)の周波数の帯域信号で、前記第2RF信号はL−Band帯域(1450MHzないし1492MHz)の周波数の帯域信号であることを特徴とする、請求項10に記載のデュアルバンド地上波デジタルマルチメディア放送用/デジタルオーディオ放送用のLow−IF受信器。
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