JP2007053647A - 光終端装置および伝送システム - Google Patents
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Abstract
【課題】 ビデオ信号用の受信機の受信可能な光パワーの範囲が狭いため、ある光終端装置では適度な光パワーが入力されていても、他の光終端装置では入力パワーが不足したり、高すぎたりする可能性がある。
【解決手段】 トリプルプレーPONシステムを、電話局に置かれた電話局側装置10とEMS(Element Management System)600、加入者宅に置かれた光終端装置500と、光スプリッタ3と、幹線用光ファイバ2と、終端用光ファイバ4とから構成する。光終端装置500のビデオ光受信器502の前段に可変光アッテネータ512を設け、ビデオ光受信器502の入力が適切なパワーとなるよう制御装置506で可変光アッテネータ512の光減衰量を制御する。
【選択図】図2
【解決手段】 トリプルプレーPONシステムを、電話局に置かれた電話局側装置10とEMS(Element Management System)600、加入者宅に置かれた光終端装置500と、光スプリッタ3と、幹線用光ファイバ2と、終端用光ファイバ4とから構成する。光終端装置500のビデオ光受信器502の前段に可変光アッテネータ512を設け、ビデオ光受信器502の入力が適切なパワーとなるよう制御装置506で可変光アッテネータ512の光減衰量を制御する。
【選択図】図2
Description
本発明は、光終端装置および伝送システムに係り、特に音声、データ、ビデオを一本の光ファイバにて伝送するTriple−Play Passive Optical Network (トリプルプレーPON)伝送システムに適用することに好都合な光終端装置および伝送システムに関する。
北米では、RBOC(Regional Bell Operating Companies)やCLEC(Competitive Local Exchange Carriers)などの通信会社が、ケーブル会社に対抗するため、高速データ通信、音声通話、ビデオ配信を一本の光ファイバで供給可能なトリプルプレーサービスの必要性が高まっている。このトリプルプレーサービスを低価格に提供する手段として、トリプルプレーPONシステムが挙げられる。
図1を用いて、トリプルプレーPONシステムの概要を説明する。ここで図1はトリプルプレーPONシステムのブロック図である。トリプルプレーPONシステムでは、1台の電話局側装置(OLT:Optical Line Terminal)10と、複数の光終端装置(ONT:Optical Network Terminals)500で構成されている。電話局100の電話局側装置10には、ビデオネットワーク200と接続されたビデオ信号波長を送信するビデオヘッドエンド50、データ通信用にインターネット網300と接続されたルータ20、音声通信用に公衆電話網400と接続された音声ゲートウェイ30と電話交換機40がそれぞれ接続されている。加入者宅5の光終端装置500には、ビデオ信号を表示するテレビ530、データ通信を行うパソコン540、音声通話を行う電話機520が接続されている。
トリプルプレーシステムPONでは、上りのデータ用の波長、下りのデータ用の波長と、ビデオ用の波長と3種類の異なる波長を使用する。これらの波長を、一本の光ファイバで使用するために波長多重を行い、光伝送を行う。ITU−Tの規格に則ったトリプルプレーPONシステムでは、使用される波長はITU−Tの標準である非特許文献1で定められている。非特許文献1では、下りのデータ波長の範囲は1490nm帯、下りのビデオ波長の範囲は1550nm帯、上りデータ波長は1310nm帯と規定されている。
トリプルプレーPONの大きな特徴として、下りのデータ波長とビデオ波長について光スプリッタ3を使用して分岐することにより、1対Nのポイントツーマルチポイント伝送が可能となる。下りの波長を送信する高価格な局側の装置を極力減らすことにより、システムの低価格化が可能となる。
トリプルプレーPONのシステムでは、使用される光ファイバや光スプリッタの損失に大きなばらつきがあり、データの受信側で広いダイナミックレンジが必要となる。データ入力の場合は24dB程のダイナミックレンジが取れるため特別な調整は必要ない。しかし、トリプルプレーで使用されるビデオ信号の受信側のダイナミックレンジは狭く5dB程度のため、この入力範囲に収まるように電話局側装置の出力側および/または光終端装置の受信側に光アッテネータを設け、ビデオの受信側光レベルの調整を行う。
ビデオ信号の光波長に光アッテネータを設置する場合には、設置個所は電話局側と加入者側の二通りがある。電話局側に光アッテネータを設置する場合には、ビデオヘッド50と電話局側装置10の間に光アッテネータの設置を行う。加入者側に光アッテネータを設置する場合には、スプリッタ3と光終端装置500の間に光アッテネータの設置を行うことがなされてきた。
トリプルプレーPONシステムでは、一つの信号を光スプリッタで複数に分岐することにより、システム全体のコストを抑えている。光アッテネータを基地局側に挿入すると、光スプリッタで分岐した後の全ての端電話局側装置が一定の損失を受けている必要がある。もし、各光終端装置が同等の損失を受けていない場合、前記のようにビデオ信号の受け側のダイナミックレンジが非常に狭いため、ある光終端装置では適度な光パワーが入力されていても、他の光終端装置では入力パワーが不足したり、高すぎたりする可能性がある。
この問題を避けるために、光終端装置の入り口で光アッテネータを使用すると、光アッテネータは全ての波長(ビデオ光波長、上り光波長と、下り光波長)に対して損失を与えてしまう。光アッテネータで下りのビデオ光信号の波長の信号レベルをビデオ受信可能範囲まで下げることにより、上りのデータ信号の波長出力の信号レベルも同時に下げ、電話局側装置でデータ入力の最小受信感度を下回ってしまう可能性がある。上りのデータ波長で使用される、1310nm帯の波長の光ファイバでの損失は、下りの1490nm帯の波長および1550nm帯の波長よりも多いため、最小受信感度を下回ってしまう可能性がある。
光終端装置の入り口で光アッテネータを使用すると、ビデオヘッド50から20dBmの光出力が出力され、波長合分波器12、幹線用光ファイバ2、光スプリッタ3、終端用光ファイバ4と光アッテネータ6で損失を受けた際に、ビデオ受信可能範囲である0dBm〜−5.0dBmに収まるよう、光パワーを調整するため光終端装置の入り口の光アッテネータ6を調整すると、上り光波長も同じ光アッテネータ6を通るため、上り光波長のデータ信号送受信装置11への入力パワーが不足する可能性がある。
また、手動で調整を行うため、立ち上げに時間と人件費コストがかかる。立ち上げ時の調整により、光レベル調整に使用される光アッテネータの損失値が固定されるため、ファイバの経年劣化等によるファイバの損失値の変動により、ビデオの入力パワーが受信可能範囲外になる可能性がある。
別の課題として、トリプルプレーPONシステムのように、一つのファイバで複数の波長を伝送する場合、光ファイバの非線形現象によりお互いが干渉しあい信号の劣化の原因となる。特に、非特許文献1で定められた波長を使用すると、下りのデータ波長が1490nm帯で、下りのビデオ波長が1550nm帯のため、ラマン効果によってデータ波長のパワーがビデオ波長に移行し干渉を起し、ビデオ信号の劣化の原因となる。
また、ビデオ信号で使用される波長のパワーが+18dBmから+20dBmと高いため、高パワーをファイバに入力するとファイバの中で反射するSBS(Stimulated Brillouin Scattering:誘導ブリルアン散乱)が発生し、ビデオ信号の劣化の原因となる。高パワーが必要となる理由は、ビデオ信号の伝送時にファイバの損失のみでなく、光スプリッタによる損失も同時に受けるためである。またビデオ信号はアナログ信号のため、受信側の最小受講感度レベルが−5dBmと高いレベルを入力する必要がある。
本発明は、上記問題点を解消する為になされたものであり、全ての光終端装置に最適なビデオ信号を入力し、SRS(Stimulated Raman Scattering:誘導ラマン散乱)またはSBSによるビデオ信号劣化を受けても確実に受信することを目的とする。
上記課題は、光ファイバに接続し、上りデータ信号と下りデータ信号と下りビデオ信号とを合分波する合分波器と、合分波器とビデオ光受信機との間に設けた下りビデオ信号のレベルを調整する可変光アッテネータと、ビデオ光受信機の出力をモニタして、前記可変光アッテネータを調整する制御装置とで構成される光終端装置により解決することができる。
電話局側装置と各光終端装置の間の損失が均一でない場合でも、上りデータ、下りデータ波長の信号および下りビデオ波長の信号のそれぞれの受信機への入力光パワーを最適化することが可能となり、より柔軟な伝送光ファイバの配置が可能となる。
光のパワーを端局側に内蔵された可変光アッテネータで調整するため、光レベルの調整を自動的に実施できる。
光のパワーを端局側に内蔵された可変光アッテネータで調整するため、光レベルの調整を自動的に実施できる。
以下本発明の実施の形態について、実施例を用いて図面を参照しながら説明する。なお、実質同一部分には同じ符号を振り、説明を繰り返さない。
図2および図3を用いて実施例1を説明する。ここで、図2はトリプルプレーPONシステムのブロック図である。図3は光終端装置の制御フロー図である。なお、図2以降の図面において、図1のビデオヘッドエンドをビデオ信号送信装置と呼ぶ。図示の簡略のため、ビデオ信号送信装置は、電話局側装置の内部に置いて図示する。また、加入者宅は、1軒のみ記載する。
図2および図3を用いて実施例1を説明する。ここで、図2はトリプルプレーPONシステムのブロック図である。図3は光終端装置の制御フロー図である。なお、図2以降の図面において、図1のビデオヘッドエンドをビデオ信号送信装置と呼ぶ。図示の簡略のため、ビデオ信号送信装置は、電話局側装置の内部に置いて図示する。また、加入者宅は、1軒のみ記載する。
図2において、トリプルプレーPONシステムは、電話局に置かれた電話局側装置10とEMS(Element Management System)600、加入者宅に置かれた光終端装置500と、光スプリッタ3と、幹線用光ファイバ2と、終端用光ファイバ4とから構成される。ここで、EMS600はトリプルプレーPONシステムの監視装置である。電話局側装置10のデータ信号送受信装置11は、図1のルータ20と接続する。電話局側装置10のビデオ信号送信装置50は、図1のビデオ網200と接続する。また、光終端装置500のビデオ光受信機502は、図1のテレビ530と接続する。光終端装置500のデータ光受信機504とデータ光送信機505は、図1のパーソナルコンピュータ540と電話520に接続する。
電話局側装置10のデータ信号送受信装置11のデータ光送信機112から送信された第一の波長λ1は、第一の波長合分波器12により、光終端装置500から来る第二の波長λ2と合分波される。端局側から来た第二の波長λ2は、第一の波長合分波器12によって分波された後に、データ光受信機111によって受信される。
第一の合分波器12で合波された第一の波長λ1は、第二の波長合分波器13によって、電話局側装置10のビデオ信号送信装置50のビデオ光送信機51から送信された第三の波長λ3と合波され、幹線用光ファイバ2に送信される。一方、光終端装置500から来る第二の波長λ2は、第二の波長合分波器13によって分波され、第一の波長合分波器12に送信される。
第一の合分波器12で合波された第一の波長λ1は、第二の波長合分波器13によって、電話局側装置10のビデオ信号送信装置50のビデオ光送信機51から送信された第三の波長λ3と合波され、幹線用光ファイバ2に送信される。一方、光終端装置500から来る第二の波長λ2は、第二の波長合分波器13によって分波され、第一の波長合分波器12に送信される。
電話局側装置10から送信された第一の波長λ1と、第三の波長λ3は、幹線用光ファイバ2を伝送後に光スプリッタ3によって分岐され、各端局用光ファイバ4に送信される。光スプリッタ3は、複数の光終端装置500から送信された第二の波長λ2を全て集約し、電話局側装置10に送信する。
光スプリッタ3から端局用ファイバ4に送信された、第一の波長λ1と、第三の波長λ3は光終端装置500に送信され、光終端装置500の第三の波長合分波器501によって、分波される。分波された第一の波長λ1は、第四の波長合分波器503によって光終端装置500のデータ光送信機505から送信された第二の波長λ2と合分波される。合波された第二の波長λ2は、端局用光ファイバへ送信される。分岐された第一の波長λ1はデータ光受信機504によって受信される。
第三の波長合分波器501によって分波された第三の波長λ3は、可変光アッテネータ(VOA:Variable Optical Attenuator)512によって光レベルをビデオ光受信機502の入力可能受信範囲に収まるように調整する。光レベルを調整された第三の波長λ3は、ビデオ光受信機502によって受信される。
可変光アッテネータ512の損失値は制御装置506によって制御される。制御装置506の比較器507がビデオ光受信機502で受け取った入力パワーと、基準電圧と比較を行う。この比較結果に基づいて、制御装置506は、可変光アッテネータ512の制御を行う。この制御のフローを図3に示す。
光終端装置500の立ち上げ後(S101)に、可変光アッテネータ512の損失値を20dBとする(S102)。これは、電話局側装置10で送信されるビデオ光信号の最大パワーは20dBのため、誤って光終端装置500が直結された場合でも、ビデオ光受信機502に入力される光パワーレベルは、受信可能範囲の上限である0dBmとするためである。次に、ビデオ光受信機502からの信号と、−30dBm相当の基準電圧508との比較を行う(S103)。ビデオ光受信機502からの信号が、−30dBm相当の基準電圧以下の場合は、入力光が存在しないと見なし、可変光アッテネータ512の損失を20dBに保つ(S102)。もし、入力光パワーが−30dBmを超えている場合は、入力光が存在するとみなし、入力パワーが0dBm相当の基準電圧509と比較を行う(S104)。0dBmを上回っている場合には可変光アッテネータ512の損失を0.1dB増加させ(S107)、ステップ103に戻る。ステップ104で、入力パワーが0dBmを下回っている場合、−5dB相当の基準電圧510と比較を行う(S105)。−5dBmを下回っている場合には可変光アッテネータ512の損失を0.1dB減少させ(S108)、ステップ103に戻る。ステップ105で、入力パワーが−5dBmを上回っている場合には、入力パワーが受信可能範囲に収まっているため、何もせずに(S106)、ステップ103に戻る。ステップ103からステップ108は、光終端装置500が稼動中常に動作させる。
本実施例に拠れば、ダイナミックレンジが狭いビデオ受信器の受信光レベルを常に監視しているため、入力断や、ファイバ劣化などによる入力レベルの変動に対応することが可能である。この結果、システムとしての信頼性が向上する。また、光レベルの調整を自動的に行うため、システムの立ち上げ時間の短縮が可能である。さらに、動的に光パワーの制御を行っているため、ファイバの経年劣化等で損失が変動した際にも、最適な光パワーになるよう制御行うことができる。
なお、光終端装置500において、波長合分波器501と波長合分波器503とを直列に接続している。しかし、波長合分波器501のみでλ1、λ2、λ3の各波長を合分波する構成としてもよい。これは、他の実施例でも同様である。
図4および図5を用いて実施例2を説明する。ここで、図4は光終端装置のブロック図である。図5は光終端装置の制御フロー図である。なお、図4の光終端装置500は、図2を用いて説明したトリプルプレーPONシステムの光終端装置500とほぼ同一の構成であり、同一箇所の説明を省く。また、図5の制御フローも図3を用いて説明したフロー部分は簡略に説明する。
図4に示す光終端装置500は、図2で説明した光終端装置と次の点で異なる。即ち、図2で比較器507を用いた部分を、動作指示回路513に置き換え、基準電圧を一部変更した。また、CNR/CSO演算回路550を新たに設けた。ここでCNR/CSO演算回路550は、ビデオ信号からCNR(Carrier to Noise Ratio:搬送波対雑音電力比)値と、CSO(Composite Second Order beat:複合二次歪)値を演算する回路である。
可変光アッテネータ512の損失値は、制御装置506によって制御される。制御装置506の動作指示回路513は、ビデオ光受信機502およびCNR/CSO演算回路550から受け取った信号を元に、動作を指示する。この指示に基づき、制御装置506は、可変光アッテネータ512の制御を行う。制御装置506の制御について図5を用いて説明する。
光終端装置500の立ち上げ後(S109)に、可変光アッテネータ512の損失値を20dBになるよう制御する(S110)。次に、ビデオ光受信機502の受信信号と、−30dBm相当の基準電圧508との比較を行う(S111)。ビデオ光受信機502からの信号が、基準電圧508を下回っている場合は、入力光が存在しないと見なし、可変光アッテネータ512の損失を20dBに保つ(S110)。
もし、入力光パワーが−30dBmを超えている場合は、入力光が存在すると見なし、入力パワーが−2.45dBm相当の基準電圧511と比較を行う(S112)。入力光パワーが、−2.45dBm未満の場合には可変光アッテネータ512の損失を0.05dB減少させ(S115)、ステップ111の−30dBmの入力レベル判定に戻る115。入力パワーが−2.45dBm以上の場合、−2.55dB相当の基準電圧514と比較を行う(S113)。入力パワーが−2.55dBmを超えている場合には可変光アッテネータ512の損失を0.05dB増加させ(S116)、ステップ111の−30dBmの入力レベル判定に戻る。
入力パワーが入力可能範囲であるダイナミックレンジ0dBm〜−5.0dBmの中央である−2.45〜−2.55dBmの場合に、次の判定へ移行する。入力レベルが−2.45〜−2.55dBmの場合には、ビデオ信号のCNR値が48dB以上あるかの判定を行う(S114)。CNR値が48dB未満の場合は、次にビデオ信号のCSO値が55dB以上あるかの判定を行う(S121)。CNR値が48dB未満でCSO値が55dB未満の場合は、救済することが不可能なためエラーを、図2のEMS600に通知する(S122)。ステップ121で、CSO値が55dB以上の場合、ビデオ光受信機への入力パワーを上げることによりCNR値を改善することが出来るため、可変光アッテネータ512の損失を0.1dB減らす(S123)。この後、入力パワーと0dBm相当の基準電圧509との比較を行う(S124)。0dBmを超えている場合にはこれ以上の補正が不可能なためエラーを通知する(S122)。ステップ124で0dBmを超えていない場合には、判定の途中で信号断になり入力レベルが−30dBmを下回ったかどうかの判定を行う(S125)ここで、−30dBmを下回っている場合には可変光アッテネータ512を20dBにする制御(S110)に戻る。光信号が−30dBmを超えている場合、CNRの値が48dB以上あるかの判定(S114)に戻る。
ステップ114でCNR値が48dB以上の場合には、ビデオ信号のCSO値が55dB以上あるかの判定を行う(S117)。CNR値が48dB以上でCSO値が55dB以上ある場合は、ビデオ信号が最適化されているため、何もせずに(S118)−30dBmの入力レベルの判定(S125)に移行する。ステップ125において入力断で無い限り、CNRの値が48dB以上あるかの判定(S114)に戻る。
ステップ117でCSO値が55dB未満の場合、ビデオ光受信機への入力パワーを下げることによりCSO値を改善することが出来るため、光アッテネータ502の損失を0.1dB増やす(S119)。この後、入力パワーを−5dB相当の基準電圧510と比較を行う(S120)。−5.0dBmを下回っている場合にはこれ以上の補正が不可能なためエラーを通知する(S122)。ステップ120で−5.0dBmを下回っていない場合には、判定の途中で信号断になり入力レベルが−30dBmを下回ったかどうかの判定を行う(S125)−30dBmを下回っている場合には可変アッテネータ502を20dBにする制御(S110)に戻る。ステップ125で光信号が−30dBmを超えている場合、CNRの値が48dB以上あるかの判定(S114)に戻る。
本実施例に拠れば、ダイナミックレンジが狭いビデオ受信器の受信光レベルを常に監視しているため、入力断や、ファイバ劣化などによる入力レベルの変動に対応することが可能である。この結果、システムとしての信頼性が向上する。また、光レベルの調整を自動的に行うため、システムの立ち上げ時間の短縮が可能である。さらに、動的に光パワーの制御を行っているため、ファイバの経年劣化等で損失が変動した際にも、最適な光パワーになるよう制御行うことができる。
また、本実施例に拠れば、ビデオ信号の劣化を補正することができる。ビデオ信号のCNRが劣化している場合はビデオ受信機に入力される光パワーを上げることにより、CNRの改善を図る。同様に、ビデオ信号のCSOが劣化している場合は、ビデオ受信機に入力される光パワーを下げることにより、CSOの改善を図る。ビデオ信号の状況によって、最適な光パワーになるよう光アッテネータを自動的に制御することによりシステムとしての信頼性を向上することが可能となる
さらに、本実施例に拠れば、ファイバの非線形効果等による信号劣化を低減することが可能となる。SRS効果によって、ビデオ信号のCNRが劣化している場合は、ビデオ受信機に入力される光パワーを上げるよう調整することによってCNRの改善を図る。同様に、SBS効果によってビデオ信号のCSOが劣化している場合は、ビデオ受信機に入力される光パワーを下げるよう調整することによってCSOの改善を図る。信号の状況によって、最適な光パワーになるよう光アッテネータを制御することにより、システムとしての信頼性を向上することができた。
さらに、本実施例に拠れば、ファイバの非線形効果等による信号劣化を低減することが可能となる。SRS効果によって、ビデオ信号のCNRが劣化している場合は、ビデオ受信機に入力される光パワーを上げるよう調整することによってCNRの改善を図る。同様に、SBS効果によってビデオ信号のCSOが劣化している場合は、ビデオ受信機に入力される光パワーを下げるよう調整することによってCSOの改善を図る。信号の状況によって、最適な光パワーになるよう光アッテネータを制御することにより、システムとしての信頼性を向上することができた。
2…幹線用光ファイバ、3…光スプリッタ、4…終端用光ファイバ、5…加入者宅、6…光アッテネータ、10…電話局側装置(OLT)、11…データ信号送受信装置、12…波長合分波器、13…波長合分波器、20…IPルータ、30…音声ゲートウェイ、40…電話交換機、50…ビデオヘッドエンド(ビデオ信号送信装置)、51…ビデオ光送信機、100…電話局、111…データ光受信機、112…データ光送信機、200…ビデオ網、300…インターネット網、400…公衆電話網、500…光終端装置、501…波長合分波器、502…ビデオ光受信機、503…波長合分波器、504…データ光受信機、505…データ光送信機、506…制御装置、507…比較器、508…基準電圧(−30dBm)、509…基準電圧(0.0dBm)、510…基準電圧(−5.0dBm)、511…基準電圧(−2.45dBm)、512…可変光アッテネータ、513…動作指示回路、514…基準電圧(−2.55dBm)、520…音声電話、530…テレビ、540…パーソナルコンピュータ、550…CNR/CSO演算回路。
Claims (6)
- 上りデータ信号を送信するデータ光送信機と、下りデータ信号を受信するデータ光受信機と、下りビデオ信号を受信するビデオ光受信機とを含み、1本の光ファイバを介して、前記上りデータ信号と前記下りデータ信号と前記下りビデオ信号とを送受信する光終端装置であって、
前記光ファイバに接続し、前記上りデータ信号と前記下りデータ信号と前記下りビデオ信号とを合分波する合分波器と、
前記合分波器と前記ビデオ光受信機との間に設け、前記下りビデオ信号のレベルを調整する可変光アッテネータと、
前記ビデオ光受信機の出力をモニタして、前記可変光アッテネータを調整する制御装置と、からなることを特徴とする光終端装置。 - 上りデータ信号を送信するデータ光送信機と、下りデータ信号を受信するデータ光受信機と、下りビデオ信号を受信するビデオ光受信機とを含み、1本の光ファイバを介して、前記上りデータ信号と前記下りデータ信号と前記下りビデオ信号とを送受信する光終端装置であって、
前記光ファイバに接続し、前記上りデータ信号と前記下りデータ信号と前記下りビデオ信号とを合分波する合分波器と、
前記合分波器と前記ビデオ光受信機との間に設け、前記下りビデオ信号のレベルを調整する可変光アッテネータと、
前記ビデオ光受信機の出力をモニタして、搬送波対雑音電力比を演算する演算回路と、
前記ビデオ光受信機の出力をモニタして前記可変光アッテネータを調整し、前記演算回路の出力により、さらに前記可変光アッテネータを調整する制御装置と、からなることを特徴とする光終端装置。 - 上りデータ信号を送信するデータ光送信機と、下りデータ信号を受信するデータ光受信機と、下りビデオ信号を受信するビデオ光受信機とを含み、1本の光ファイバを介して、前記上りデータ信号と前記下りデータ信号と前記下りビデオ信号とを送受信する光終端装置であって、
前記光ファイバに接続し、前記上りデータ信号と前記下りデータ信号と前記下りビデオ信号とを合分波する合分波器と、
前記合分波器と前記ビデオ光受信機との間に設け、前記下りビデオ信号のレベルを調整する可変光アッテネータと、
前記ビデオ光受信機の出力をモニタして、複合二次歪を演算する演算回路と、
前記ビデオ光受信機の出力をモニタして前記可変光アッテネータを調整し、前記演算回路の出力により、さらに前記可変光アッテネータを調整する制御装置と、からなることを特徴とする光終端装置。 - 請求項1ないし請求項3のいずれか一つに記載の光終端装置であって、
前記ビデオ光受信機の入力レベルは、前記可変光アッテネータによって、−5.0dBmないし0dBmの範囲に調整されていることを特徴とする光終端装置。 - 請求項4に記載の光終端装置であって、
前記ビデオ光受信機の入力レベルは、前記可変光アッテネータによって、−2.45dBmないし−2.55dBmの範囲に調整されていることを特徴とする光終端装置。 - 局舎に設けた電話局側装置と、加入者宅に設けた光終端装置とを、前記電話局側装置とスプリッタとを接続する第1のファイバと前記スプリッタと前記光終端装置とを接続する第2のファイバとを介して、接続する伝送システムであって、
前記光終端装置は、
上りデータ信号を送信するデータ光送信機と、下りデータ信号を受信するデータ光受信機と、下りビデオ信号を受信するビデオ光受信機とを含み、
前記第2の光ファイバに接続し、前記上りデータ信号と前記下りデータ信号と前記下りビデオ信号とを合分波する合分波器と、
前記合分波器と前記ビデオ光受信機との間に設け、前記下りビデオ信号のレベルを調整する可変光アッテネータと、
前記ビデオ光受信機の出力をモニタして、前記可変光アッテネータを調整する制御装置と、を含むことを特徴とする伝送システム。
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