JP2007052504A - 環境負荷データ提供システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 発電設備からの環境負荷物質排出状況に基づいて、電力使用者に対して電力使用量に応じた環境負荷物質排出情報を提供することができる環境負荷データ提供システムを提供する。
【解決手段】 時間帯毎の発電量に関する発電計画4と、電力使用者10の電力使用量に関する電力使用情報3と、排出される環境負荷物質の時間帯毎の単位発電量当たりの基準排出量5とが格納されるデータベース25、26及び27と、データベース25、26及び27内から発電計画4、電力使用情報3及び基準排出量5とを抽出すると共に基準排出量5に基づいて発電計画4を実施した場合の時間帯毎の発電量に相当する環境負荷物質排出量を算出して、電力使用者10の時間帯毎の電力使用量に相当する環境負荷物質排出量を算出する環境負荷物質排出量算出手段23と、電力使用者10の環境負荷物質排出情報2を電力使用者10に提供する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、例えば、大規模発電設備の他、自家発電設備等を含む発電設備からの環境に負荷を与える物質(以下、「環境負荷物質」という。)の排出状況を考慮し、例えば、個人又は企業等の電力使用者に対して、電力使用状況に応じた電力使用者別の環境負荷物質排出量を示す環境負荷物質排出情報を提供することができる環境負荷データ提供システムに関する。
発電設備からは、例えば、地球温暖化ガスである二酸化炭素(CO)等の環境負荷物質が大気中に排出され、その量は、日本全体のCO排出量の1/4程度を占めており、地球環境の改善に向け、重要な位置付けとなっている。
ところで、二酸化炭素等の排出量削減を推進するために、例えば、商品製造業者の商品製造時に排出する二酸化炭素の排出量に基づいて、その商品製造業者に対し、商品の製造の実行、商品の製造の停止、商品の売買に関する助言情報を提供するシステムが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
このようなシステムでは、商品製造業者毎への所定の助言情報の提供によって各商品製造業者への二酸化炭素の排出をある程度抑制することができるが、各商品製造業者に所定の助言情報を提供するに際し、電力使用状況に応じた発電設備からの環境負荷物質排出を考慮していないのが実情である。
特開2004−310148号公報
本発明は上述した事情に鑑み、発電設備からの環境負荷物質排出状況に基づいて、電力使用者に対して電力使用量に応じた環境負荷物質排出情報を提供することができる環境負荷データ提供システムを提供することを課題とする。
上記課題を解決する本発明の第1の態様は、少なくとも1つの発電設備での時間帯毎の発電量に関する発電計画と前記発電設備からの電力供給先となる電力使用者の電力使用量と前記発電設備の運転に伴って排出される環境負荷物質の時間帯毎の単位発電量当たりの基準排出量とが格納されるデータベースと、前記データベース内から前記発電計画、前記電力使用者の電力使用量及び前記基準排出量とを抽出すると共に前記基準排出量に基づいて前記発電計画を実施した場合の時間帯毎の発電量に相当する環境負荷物質排出量を算出して当該環境負荷物質排出量から前記電力使用者の時間帯毎の電力使用量に相当する前記電力使用者の環境負荷物質排出量を算出する環境負荷物質排出量算出手段と、前記電力使用者の環境負荷物質排出量に関する環境負荷物質排出情報を前記電力使用者に提供する情報提供手段とを具備することを特徴とする環境負荷データ提供システムにある。
かかる第1の態様では、発電設備からの環境負荷物質排出状況に基づいて、電力使用者に対して電力使用量に応じた環境負荷物質排出情報を提供することができ、電力使用者は、例えば、環境負荷物質排出情報に基づいて電力使用状況の改善を図ることができる。これにより、発電に伴って排出される環境負荷物質による地球環境の汚染を抑えることができる。
本発明の第2の態様は、第1の態様において、前記データベースには、複数の発電設備での設備毎の時間帯毎の発電量に関する発電計画が格納されると共に、前記環境負荷物質排出量算出手段は、前記環境負荷物質の前記設備毎での時間帯毎の単位発電量当たりの基準排出量に基づいて前記発電計画を実施した場合の時間帯毎の前記設備別の発電量に相当する前記設備別の環境負荷物質排出量を算出して当該設備別の環境負荷物質排出量の和から前記電力使用者の時間帯毎の電力使用量に相当する前記電力使用者の環境負荷物質排出量を算出することを特徴とする環境負荷データ提供システムにある。
かかる第2の態様では、発電設備からの設備毎の環境負荷物質排出状況に基づいて、電力使用者に対して電力使用量に応じた環境負荷物質排出情報を提供することができる。
本発明の第3の態様では、第1又は2の態様において、前記環境負荷物質排出量算出手段は、前記発電計画を実施した場合の時間帯毎の発電量に対する前記電力使用者の電力使用量の割合から電力使用比率を算出すると共に、前記発電計画を実施した場合の時間帯毎の電力使用量に相当する環境負荷物質排出量に対して前記電力使用者の電力使用比率を乗じて前記電力使用者の環境負荷物質排出量を算出することを特徴とする環境負荷データ提供システムにある。
かかる第3の態様では、発電設備での発電計画を実施した場合の総環境負荷物質排出量に電力使用者の電力使用比率(割合)を乗じることにより電力使用者の電力使用状況に応じた電力使用者の環境負荷物質排出量を算出することができる。
本発明の第4の態様は、第1〜3の何れかの態様において、前記環境負荷物質排出情報には、CO、NO、SOの少なくとも何れか1つの環境負荷物質の排出量に関する情報が含まれていることを特徴とする環境負荷データ提供システムにある。
かかる第4の態様では、CO、NO、SOの少なくとも1つの環境負荷物質の排出量を提供することにより、電力使用者は、例えば、特定の環境負荷物質の排出状況を考慮して電力使用状況の改善を図ることができる。これにより、発電に伴って排出される環境負荷物質による地球環境の汚染を有効に抑えることができる。
本発明の環境負荷データ提供システムは、発電設備からの環境負荷物質排出状況に基づいて、電力使用者に対して電力使用量に応じた環境負荷物質排出情報を提供することができ、電力使用者は、例えば、環境負荷物質排出情報に基づいて電力使用状況の改善を図ることができるという効果を奏する。これにより、発電に伴って排出される環境負荷物質による地球環境の汚染を抑えることができる。
以下、本発明を一実施形態に基づいて詳細に説明する。
(実施形態1)
図1は、本発明の実施形態1に係る環境負荷データ提供システムを示す概略構成図である。本発明の環境負荷データ提供システムは、発電設備での発電計画に基づく環境負荷物質排出量を考慮し、発電設備からの電力供給先、例えば、個人又は企業等の電力使用者に対し、電力使用者毎の電力使用状況に応じた電力使用者別の環境負荷物質排出量を示す環境負荷物質排出情報を提供するシステム構成となっている。
例えば、本実施形態では、図1に示すように、発電設備1からの電力供給先となる電力使用者10が管理する端末11と、電力使用者10の電力使用量を計測する電力自動検針装置12と、電力使用者10の端末11に環境負荷物質排出情報2を提供する情報提供サーバ20とがネットワーク30を介して接続可能なシステム構成とした。なお、図1では、一個人又は一企業の電力使用者10を図示しているが、この他に、図示しない電力使用者が同様に多数存在しているものとする。また、環境負荷物質としては、例えば、CO、NO、SO等の少なくとも1つを含む物質(ガス等)が挙げられる。
ここで、電力使用者10の端末11は、ネットワーク30を介して情報を通信することができる情報通信機器であるのが好ましく、例えば、パーソナルコンピュータ(PC)、携帯端末、及び携帯電話などが挙げられるが、勿論これらに限定されるものではない。なお、ネットワーク30としては、例えば、LAN等の専用線やインターネット等の接続手段が挙げられる。
また、情報提供サーバ20は、電力使用者10の要求又は所定のタイミングで、電力使用者10の電力使用状況に対応する環境負荷物質排出量を算出し、これを環境負荷物質排出情報2として該当する電力使用者10の端末11に情報提供する機能を備えている。
具体的には、本実施形態の情報提供サーバ20は、電力使用者10との間でネットワーク30を介した情報の入出力を行う情報入出力手段21と、電力使用者10毎の電力使用量に関する電力使用情報3を管理する電力使用情報管理手段22と、電力使用者10別の環境負荷物質排出量を算出する環境負荷物質排出量算出手段23と、発電設備1での発電計画4を管理する発電計画管理手段24とを備えている。
情報入出力手段21は、電力自動検針装置12で計測した電力使用者10の電力使用量に関する電力使用情報3を受信する一方、電力使用者10の電力使用量に応じた環境負荷物質排出情報2を電力使用者10の端末11にネットワーク30を介して送信するようになっている。
また、電力使用情報管理手段22は、上述した情報入出力手段21と、電力使用情報3が格納される電力使用情報データベース(DB)25とそれぞれ接続されている。すなわち、電力使用情報管理手段22は、情報入出力手段21を介して受信した電力使用情報3を電力使用情報データベース25に格納すると共に、その電力使用情報3を電力使用者10別に管理している。
ここで、「電力使用情報3」とは、電力自動検針装置12によって所定のタイミング、例えば、各時間帯毎(約30分又は1時間等の単位時間当たり)で計測した電力使用者10の電力使用量を含む情報のことである。このように時間帯毎での電力使用量を計測してもよいが、勿論、日単位当たりでの電力使用量を計測していもよい。
このような電力使用情報管理手段22は、環境負荷物質排出量算出手段23にも接続され、例えば、環境負荷物質排出量算出時において、電力使用情報データベース25から電力使用者10別で管理された電力使用情報3を環境負荷物質排出量算出手段23に対して出力する機能を備えている。
また、発電計画管理手段24は、発電設備1での発電計画4が格納される発電計画データベース(DB)26に接続され、発電計画4を発電計画データベース26に格納する一方、時々刻々と変更される発電計画4を更新しつつ管理している。具体的には、この発電計画管理手段24は、発電設備1での発電計画4が変更されると、所定のタイミング又はリアルタイムで、発電計画データベース26内に格納された旧発電計画を最新の発電計画に更新する機能を備えている。
さらに、このような発電計画管理手段24は、環境負荷物質排出量算出手段23にも接続され、例えば、環境負荷物質排出量算出時において、環境負荷物質排出量算出手段23に対して発電計画データベース26内の発電計画4を出力するようになっている。
ここで、「発電計画4」とは、例えば、発電設備1の1つの設備又は複数の設備毎での時間帯毎での発電量を示す運転計画のことであり、例えば、本実施形態では、図2に示すように、複数の発電設備で発電を行う発電設備1での時間帯毎での1日の運転計画とした。なお、図2には、設備(石油、液化天然ガス(LNG)、石炭、原子力、水力、地熱)構成別の時間帯毎(単位時間当たり)の発電量(万kW)を表した発電計画4を例示している。図2において揚水動力とは、発電の一種ではなく、昼間に揚水発電を行うために夜間に揚水する電力消費(需要)のことである。
また、環境負荷物質排出量算出手段23は、上述したように電力使用量管理手段22及び発電計画管理手段24にそれぞれ接続され、さらに、発電設備1での単位発電量当たりの基準排出量5が格納される基準排出量データベース(DB)27に接続されている。
ここで、発電設備1を構成する設備としては、例えば、石油火力、石炭火力、LNG火力、LNGコンバインド、水力、風力、地熱、太陽光、原子力等が挙げられ、「発電設備1」は、これら各種設備の1つ又は複数の設備で構成され、例えば、一般的な大規模発電所の他、自家発電設備等を含む施設である。図1では、1つの発電設備1を図示しているが、この発電設備1は、図示しない各種の設備で構成されているものとする。なお、この発電設備1での発電量については、他の発電設備からの購入電力を含めてもよく、この場合には、他の発電設備での設備構成等を考慮して、環境負荷物質排出量を算出するのが好ましい。
また、「基準排出量5」とは、例えば、発電設備1を構成する設備の種類に応じて大気中に排出される環境負荷物質の設備毎の単位発電量当たりでの排出量のことであり、具体的には、発電に伴って排出される環境負荷物質の量を設備構成別に測定した実測値又は平均値、あるいは発電の仕様(原理)等に応じて計算で求めた計算値等である。例えば、本実施形態では、下記表1に示す基準排出量5を基準排出量データベース27に格納した。なお、下記表1では、環境負荷物質の基準排出量5として、設備構成別の二酸化炭素(CO)の排出量[CO排出原単位](g/kWh)を示す。
Figure 2007052504
そして、環境負荷物質排出量算出手段23は、例えば、環境負荷物質排出量算出時において、発電計画管理手段24を介して発電計画4を抽出すると共に、基準排出量データベース27から設備構成別の基準排出量5を抽出する一方、電力使用情報管理手段22を介して電力使用情報3を抽出し、これら電力使用情報3、発電計画4及び基準排出量5に基づいて、電力使用者10の電力使用量に相当する電力使用者10の環境負荷物質排出量を個別に算出するようになっている。
例えば、図2に示す発電計画4を実施した場合においては、環境負荷物質排出量算出手段23が上記表1に示す設備構成別のCO基準排出量に基づいて、発電設備1での設備構成毎の発電量に相当する設備構成別の時間帯毎のCO排出量をそれぞれ算出し、これら算出した設備構成別の環境負荷物質排出量の和から時間帯毎での総環境負荷物質排出量を算出する。
また、環境負荷物質排出量算出手段23は、電力使用情報管理手段22を介して電力使用情報データベース25から電力使用者10の電力使用情報3を抽出し、例えば、本実施形態では、発電設備の時間帯毎の発電量(総発電量)に対する電力使用者10の時間帯毎の電力使用量の割合である電力使用比率を算出すると共に、この電力使用者の電力使用比率を総環境負荷物質排出量に乗じることにより、電力使用者10の時間帯毎の電力使用量に相当する電力使用者10の環境負荷物質排出量を算出する。
そして、本実施形態の環境負荷データ提供システムは、環境負荷物質排出量算出手段23により算出した電力使用者10の環境負荷物質排出量を環境負荷物質排出情報2として、情報提供手段となる情報入出力手段21により、ネットワーク30を介して電力使用者10の端末11に送信するようになっている。
このように、本実施形態では、発電設備1から排出される環境負荷物質、例えば、COの排出量状況に基づいて、電力使用者10に対して電力使用量に応じた環境負荷物質排出情報2を提供することができる。このため、電力使用者10は、例えば、環境負荷物質排出情報2に基づいて電力使用状況の改善を図ることができる。
例えば、電力使用者は、電力使用量に応じた環境負荷物質排出量を取得することで、図2に示す発電計画4に基づくと、夜間の時間帯(約0〜8時)においては、環境負荷の大きい石油、石炭火力発電の全発電量に占める割合が低くなるため、この夜間の時間帯での電力使用に変更することで、昼間から夕方の時間帯(約10〜18時)での電力使用と比べて、大気に放出される環境負荷物質の排出量を大幅に低減することができる。これにより、発電に伴って排出される環境負荷物質による地球環境の汚染を抑えることができる。
(他の実施形態)
以上、本発明を実施形態1に基づいて説明したが、本発明は上述した実施形態1に限定されるものではない。例えば、上述した実施形態1では、複数の設備で構成される発電設備1を対象としたシステムを例示して説明したが、勿論これに限定されず、例えば、1つの設備で構成される発電設備に本発明を適用してもよい。
また、上述した実施形態1では、情報提供サーバ20の内部に各種データベース25、26、及び27を設けた場合を例示して説明したが、勿論これに限定されず、例えば、情報提供サーバの外部にこれら各種データベースを設けると共に、環境負荷物質排出量算出手段がこれら外部の各種データベースに接続可能としたシステムとしてもよい。
さらに、上述した実施形態1では、電力使用者10の端末11に対して電力使用者10の要求又は所定のタイミングで環境負荷物質排出量を算出するようにしたが、勿論これに限定されず、例えば、電力使用者の端末からネットワークを介して情報提供サーバにアクセスし、例えば、ユーザID及びパスワードの入力確認後、電力使用期間等の指定により、情報提供サーバ側では、指定された電力使用期間での電力使用量に応じた環境負荷物質排出量を算出するようにしてもよい。
また、上述した実施形態1では、電力使用者10の端末11に電力使用者10の環境負荷物質排出情報2を提供したが、勿論これに限定されず、例えば、環境負荷物質排出量の目標値を予め設定しておき、その目標値を超えた場合には、電力使用者に対して警告等の報知を行うようにしてもよい。
本発明は、一般的な大規模発電設備だけでなく、例えば、自家発電設備にも適用可能である。
本発明の実施形態1に係る環境負荷データ提供システムを示す概略構成図である。 本発明の実施形態1に係る発電設備での発電計画の一例を示す概略図である。
符号の説明
1 発電設備
2 環境負荷物質排出情報
3 電力使用情報
4 発電計画
5 基準排出量
10 電力使用者
11 端末
12 電力自動検針装置
20 情報提供サーバ
21 情報入出力手段
22 電力使用情報管理手段
23 環境負荷物質排出量算出手段
24 発電計画管理手段
25 電力使用情報データベース(電力使用情報DB)
26 発電計画データベース(発電計画DB)
27 基準排出量データベース(基準排出量DB)

Claims (4)

  1. 少なくとも1つの発電設備での時間帯毎の発電量に関する発電計画と前記発電設備からの電力供給先となる電力使用者の電力使用量と前記発電設備の運転に伴って排出される環境負荷物質の時間帯毎の単位発電量当たりの基準排出量とが格納されるデータベースと、前記データベース内から前記発電計画、前記電力使用者の電力使用量及び前記基準排出量とを抽出すると共に前記基準排出量に基づいて前記発電計画を実施した場合の時間帯毎の発電量に相当する環境負荷物質排出量を算出して当該環境負荷物質排出量から前記電力使用者の時間帯毎の電力使用量に相当する前記電力使用者の環境負荷物質排出量を算出する環境負荷物質排出量算出手段と、前記電力使用者の環境負荷物質排出量に関する環境負荷物質排出情報を前記電力使用者に提供する情報提供手段とを具備することを特徴とする環境負荷データ提供システム。
  2. 請求項1において、前記データベースには、複数の発電設備での設備毎の時間帯毎の発電量に関する発電計画が格納されると共に、前記環境負荷物質排出量算出手段は、前記環境負荷物質の前記設備毎での時間帯毎の単位発電量当たりの基準排出量に基づいて前記発電計画を実施した場合の時間帯毎の前記設備別の発電量に相当する前記設備別の環境負荷物質排出量を算出して当該設備別の環境負荷物質排出量の和から前記電力使用者の時間帯毎の電力使用量に相当する前記電力使用者の環境負荷物質排出量を算出することを特徴とする環境負荷データ提供システム。
  3. 請求項1又は2において、前記環境負荷物質排出量算出手段は、前記発電計画を実施した場合の時間帯毎の発電量に対する前記電力使用者の電力使用量の割合から電力使用比率を算出すると共に、前記発電計画を実施した場合の時間帯毎の電力使用量に相当する環境負荷物質排出量に対して前記電力使用者の電力使用比率を乗じて前記電力使用者の環境負荷物質排出量を算出することを特徴とする環境負荷データ提供システム。
  4. 請求項1〜3の何れかにおいて、前記環境負荷物質排出情報には、CO、NO、SOの少なくとも何れか1つの環境負荷物質の排出量に関する情報が含まれていることを特徴とする環境負荷データ提供システム。
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