JP2007049467A - 撮像装置制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 従来の撮像システムではビデオ映像をネットワークを介して送信するため、カメラによって十分な解像度を得ることが出来なかったり、長時間かかってしまう。
【解決手段】 撮影光学系で形成された被写体像を結像させるようにした撮像装置であって、通信回線に接続する通信制御手段通信制御手段を介して受信する制御データを解析する制御データ解析手段、制御データ解析手段によって制御データから抽出された制御コマンドを実行して撮像装置を制御する制御手段を有し、制御手段は制御データ解析手段によって第一の制御データから抽出された制御コマンドが制御手段によって既に受信済みの第二の制御データから抽出された制御コマンドの処理結果と第一の制御データから抽出された制御コマンドを実行した場合の処理結果の一部又は全てが同一であると判断した場合には、第一の制御データから抽出された制御コマンドと同一となる処理を実行しない。
【選択図】 図1

Description

本発明は、特に複数の制御装置から入力される制御データによって撮像装置を制御する撮像装置制御方法に関するものである。
従来からインターネット等のネットワークにカメラを接続し、そのカメラにより撮像された画像を、そのネットワークを介して遠隔地の多地点から観察できる撮像システムが知られている。一般にはビデオ映像をネットワーク経由で送信している。またこのようなシステムでは単にカメラからのリアルタイム画像を見るだけでなく、ズーム倍率などをそのネットワークを介して遠隔制御可能にしたものがある。
又、従来例としては、例えば特許文献1と特許文献2をあげることが出来る。
特開2003−23554号公報 特開2002−223385号公報
しかしながら、上記従来技術においては次のような問題があった。即ち、上記従来の撮像システムではビデオ映像をネットワークを介して送信するため、カメラによって十分な解像度を得ることが出来なかった。なぜなら固体撮像素子を使用したカメラでは一般に静止画に比べて動画は低解像度での撮像となるからである。ネットワークを介して遠隔地の多地点から高解像度である静止画の送信要求を受け付けた場合、カメラはその送信要求毎にシャッターの開閉動作を行い、画像ファイルを生成する必要がある。このような処理には時間を要するため、同時に多数の静止画送信要求を受けると全ての処理が終了するまでに長時間かかってしまう。
上記目的を達成するため、本発明は、撮影光学系と撮像素子を含む撮像手段を有し、前記撮影光学系で形成された被写体像を前記撮像手段に結像させるようにした撮像装置であって、通信回線に接続する通信制御手段、前記通信制御手段を介して受信する制御データを解析する制御データ解析手段、前記制御データ解析手段によって制御データから抽出された制御コマンドを実行して撮像装置を制御する制御手段を有し、前記制御手段は前記制御データ解析手段によって第一の制御データから抽出された制御コマンドが前記制御手段によって既に受信済みの第二の制御データから抽出された制御コマンドの処理結果と第一の制御データから抽出された制御コマンドを実行した場合の処理結果の一部又は全てが同一であると判断した場合には、第一の制御データから抽出された制御コマンドと同一となる処理を実行しないことを特徴とする。
また、本発明は、撮影光学系と撮像素子を含む撮像手段を有し、前記撮影光学系で形成された被写体像を前記撮像手段に結像させるようにした撮像装置を制御する制御装置であって、通信回線に接続する通信制御手段、前記通信制御手段を介して受信する制御データを解析する制御データ解析手段、前記制御データ解析手段によって制御データから抽出された制御コマンドを前記撮像装置へ送出する制御手段を有し、前記制御手段は前記制御データ解析手段によって第一の制御データから抽出された制御コマンドが前記制御手段によって既に受信済みの第二の制御データから抽出された制御コマンドの処理結果と第一の制御データから抽出された制御コマンドを実行した場合の処理結果の一部又は全てが同一であると判断した場合には、第一の制御データから抽出された制御コマンドと同一となる処理を送出しないことを特徴とする。
以上説明したように、本発明の撮像装置制御システムによれば複数の制御端末による制御データに基づく制御コマンドが同一であるかではなく、制御コマンドによる実行結果が同一となるかを判断して、実行結果が異なる制御コマンドのみを抽出して実行することで、撮像装置における制御コマンド実行の効率化、高速化を図り、撮像装置を有効に活用することができる。
まず本発明の第一の実施例を図面に基づいて説明する。
図1は本発明の撮像装置制御システムの第一の実施例の構成を示すブロック図である。撮像装置は、ズームレンズ2やフォーカスレンズ3等から構成されるレンズ群1、レンズ群1を介して入射される光を電気信号に変換する固体撮像素子6、固体撮像素子6の出力信号を処理する信号処理部7、ズームレンズ2を移動させるズームモータ4やフォーカスレンズ3を移動させるフォーカスモータ5の駆動信号を出力するレンズ駆動部10、信号処理部7により処理された信号から画像データを生成、加工をする画像処理部8、画像処理部8やレンズ駆動部10を含む撮像装置全体の制御を行う制御部11、生成された画像データを記憶する記憶装置9、通信回線16と接続する通信制御部12、通信回線16を介さずに直接制御データを入力する入力部15、制御データを解析して制御コマンドを抽出する制御データ解析部13、未処理の制御コマンドを蓄積するコマンドバッファ部14を備えている。
上記各部の構成及び機能を詳述すると、ズームモータ4及びフォーカスモータ5はステッピングモータで構成されている。通信制御部12はLANやインターネット、専用線などの通信回線16に接続されており、通信回線16を介して制御端末群17から制御データを受信する。受信した制御データは制御データ解析部13によって解析され、本撮像装置を制御する制御コマンドが抽出される。制御部11はCPU及びSDRAM等から構成されており、不図示のROMやフラッシュメモリ等に格納されている制御プログラム及び制御データ解析部13によって抽出された制御コマンドに従って撮像装置を制御する。記憶装置9は1以上のハードディスクやメモリなどによって構成される。入力部13は少なくとも1以上のスイッチ等から構成されており、撮像装置に対する制御コマンドを受け付ける。また入力部13は無線通信で制御部11と接続するように構成してもよい。もちろん複数の入力部を有するように構成しても良い。
次に上述の如く構成された撮像装置制御システムの動作について図3のフローチャートを参照しながら詳細に説明する。
まず、実行中又はコマンドバッファ部14に蓄えられた他の制御コマンドがない時にリモートにある制御端末18から静止画の撮影及び撮影画像データを制御端末18へ送信するという第一の制御データを、通信制御部12を介して受信した場合の動作について説明する。
制御データ受信後(ステップS1)、制御データ解析部13は第一の制御データの解析を行う(ステップS2)。実行中又はコマンドバッファ部14に蓄えられた他の制御コマンドがない場合(ステップS3)、第一の制御データから抽出された制御コマンドをコマンドバッファ部14へ格納する(ステップS6)。制御部11はコマンドバッファ部14に格納された制御コマンドに従って、レンズ群1、固体撮像素子6を動作させて静止画の撮影を行う。撮影画像データの生成が終了すると、通信制御部12を介して制御端末18へ撮影画像データを送信する(ステップS7)。
次に上記の処理を実行中にリモートにある制御端末19から静止画の撮影及び撮影画像データを制御端末19へ送信するという第二の制御データを、通信制御部12を介して受信した場合の動作について説明する。
制御データ受信後(ステップS1)、制御データ解析部13は第二の制御データの解析を行って制御コマンドを抽出する(ステップS2)。第一の制御データに基づく実行中の制御コマンド及びコマンドバッファ部14の制御コマンドが存在するため(ステップS3)、制御部11はこの第一の制御データに基づく制御コマンドによる実行結果と第二の制御データから抽出された制御コマンドによる実行結果を比較し、同一となる制御コマンドがあるか判定する(ステップS4)。この場合、実行結果が同一となる静止画の撮影を指示する制御コマンドがあり、また各々制御端末18、制御端末19へ撮影画像データを送信するという実行結果が異なる制御コマンドがある。ここで実行結果が異なる制御コマンドのみを抽出して(ステップS5)コマンドバッファ部14へ格納する(ステップS6)。制御部11はコマンドバッファ部14に格納されている第一の制御データによる未処理の制御コマンドを順次実行して、レンズ群1、固体撮像素子6を動作させて静止画の撮影を行う。撮影画像データの生成が終了すると、通信制御部12を介して制御端末18へと撮影画像データを送信する。新たに制御データの受信が無ければ(ステップS1)、コマンドバッファ部14に格納されている第二の制御データによる制御コマンドに従って、制御端末19へ撮影画像データを送信する(ステップS7)。
もし制御端末18による第一の制御データによる全ての制御コマンドを終了した後に、制御端末19による第二の制御データによる制御コマンドを実行した場合、第二の制御データによる静止画撮影開始が受信から第一の制御データによる処理が終わるまで待機してから実行されるため、制御端末19が要求した時とは被写体の動作等によって撮影画像が変わってしまう恐れがある。本発明では、制御端末18による第一の制御データに基づいて撮影された撮影画像データを制御端末19へ送信するため、制御端末19が要求した時の被写体の状況に近い撮影画像データを送信できる。更に他の複数の制御端末から静止画の撮影及び各端末への撮影画像データ送信という制御データを受信した場合もコマンドバッファ部14にある制御コマンド及び実行中の制御コマンドと実行結果が異なる部分のみを抽出して同様に処理する。
次に、リモートにある制御端末18から静止画の撮影及び撮影画像データを制御端末18へ送信するという第一の制御データの処理中に、リモートにある制御端末19からズームレンズの移動、静止画の撮影及び撮影画像データを制御端末19へ送信するという第三の制御データを、通信制御部12を介して受信した場合の動作について説明する。
制御データ受信後(ステップS1)、制御データ解析部13は第三の制御データの解析を行って制御コマンドを抽出する(ステップS2)。第一の制御データに基づく実行中の制御コマンド及びコマンドバッファ部14の制御コマンドが存在するため(ステップS3)、制御部11はこの第一の制御データに基づく制御コマンドによる実行結果と第三の制御データから抽出された制御コマンドによる実行結果を比較し、同一となる制御コマンドがあるか判定する(ステップS4)。この場合、静止画の撮影という同一制御コマンドがあるが、その前にズームレンズの移動という制御コマンドがあるため、制御端末18による静止画の撮影と、制御端末19による静止画の撮影は実行結果が異なる。また各々制御端末18、19へ撮影画像データを送信するという実行結果が異なる制御コマンドがある。全ての制御コマンドで実行結果が異なるため(ステップS5)、全ての制御コマンドをコマンドバッファ部14へ格納する(ステップS6)。制御部11はコマンドバッファ部14に格納されている第一の制御データによる未処理の制御コマンドを順次実行して、レンズ群1、固体撮像素子6を動作させて静止画の撮影を行う。撮影画像データの生成が終了すると、通信制御部12を介して制御端末18へ撮影画像データを送信する。新たに制御データの受信が無ければ(ステップS1)、コマンドバッファ部14には制御端末19による第三の制御データに基づく制御コマンドが格納されているため(ステップS8)、順次それらを実行する(ステップS7)。制御端末18による静止画撮影後、撮影画像データの制御端末18への送信と、制御端末19によるズームレンズの移動など制御コマンドは並列処理しても良い。これによって複数の制御端末からの制御コマンドを更に高速に実行することが可能となる。
このように制御コマンドが同一でないかどうかでなく、制御コマンドによる実行結果が同一でないかどうかという基準で制御データから制御コマンドを抽出するため、各制御端末の要求に従った撮影動作が可能である。
次に、リモートにある制御端末18から静止画の撮影及び撮影画像データを制御端末18へ送信するという第一の制御データを処理中に、リモートにある制御端末18から再度、静止画の撮影及び撮影画像データを制御端末18へ送信するという第四の制御データを、通信制御部12を介して受信した場合の動作について説明する。
制御データ受信後(ステップS1)、制御データ解析部13は第四の制御データの解析を行って制御コマンドを抽出する(ステップS2)。第一の制御データに基づく実行中の制御コマンド及びコマンドバッファ部14の制御コマンドが存在するため(ステップS3)、制御部11はこの第一の制御データに基づく制御コマンドによる実行結果と第四の制御データから抽出された制御コマンドによる実行結果を比較し、同一となる制御コマンドがあるか判定する(ステップS4)。この場合、静止画の撮影及び制御端末18へ撮影画像データを送信するという同一制御コマンドがあるが、同一の制御端末から続けて受信した制御コマンドであるため、制御部11は連続撮影と判断する。連続撮影の場合は動きのある被写体における撮影画像データは撮影時間によって違いがあるため、実行結果が異なる制御コマンドと判定する。全ての制御コマンドで実行結果が異なるため(ステップS5)、全ての制御コマンドをコマンドバッファ部14へ格納する(ステップS6)。制御部11はコマンドバッファ部14に格納されている第一の制御データによる未処理の制御コマンドを順次実行して、レンズ群1、固体撮像素子6を動作させて静止画の撮影を行う。撮影画像データの生成が終了すると、通信制御部12を介して制御端末18へ撮影画像データを送信する。新たに制御データの受信が無ければ(ステップS1)、コマンドバッファ部14には制御端末19による第四の制御データに基づく制御コマンドが格納されているため(ステップS8)、順次それらを実行する(ステップS7)。ここで、第一の制御データに基づく撮影画像データの制御端末1への送信と、第四の制御データに基づく静止画撮影を並列処理しても良い。このようにすることで高速に連続撮影することが可能となる。また制御端末18への撮影画像データ送信という制御コマンドを同一であるとみなして、第一の制御データ及び第四の制御データに基づく全ての静止画撮影を実行した後で、全撮影画像データを一度に送信しても良い。
次に本発明の第二の実施例を図面に基づいて説明する。
図2は本発明の撮像装置制御システムの第二の実施例の構成を示すブロック図である。撮像装置は、ズームレンズ2やフォーカスレンズ3等から構成されるレンズ群1、レンズ群1を介して入射される光を電気信号に変換する固体撮像素子6、固体撮像素子6の出力信号を処理する信号処理部7、ズームレンズ2を移動させるズームモータ4やフォーカスレンズ3を移動させるフォーカスモータ5の駆動信号を出力するレンズ駆動部10、信号処理部7により処理された信号から画像データを生成、加工をする画像処理部8、画像処理部8やレンズ駆動部10を含む撮像装置全体の制御を行うカメラ制御部20、生成された画像データを記憶する記憶装置9を備えている一般的な撮像装置である。制御装置は、制御部11、通信回線16と接続する通信制御部12、通信回線16を介さずに直接制御データを入力する入力部15、制御データを解析して制御コマンドを抽出する制御データ解析部13、未処理の制御コマンドを蓄積するコマンドバッファ部14を備えている。
上記制御装置各部の構成及び機能を詳述すると、通信制御部12はLANやインターネット、専用線などの通信回線16に接続されており、通信回線16を介して制御端末群17から制御データを受信する。受信した制御データは制御データ解析部13によって解析され、撮像装置を制御する制御コマンドが抽出される。制御部11はCPU及びSDRAM等から構成されており、不図示のROMやフラッシュメモリ等に格納されている制御プログラム及び制御データ解析部13によって抽出された制御コマンドに従って撮像装置のカメラ制御部20と通信して、撮像装置を制御する。
次に上述の如く構成された撮像装置制御システムの動作について図3のフローチャートを参照しながら詳細に説明する。
まず、実行中又はコマンドバッファ部14に蓄えられた他の制御コマンドがない時にリモートにある制御端末18から静止画の撮影及び撮影画像データを制御端末18へ送信するという第一の制御データを、通信制御部12を介して受信した場合の動作について説明する。
制御データ受信後(ステップS1)、制御データ解析部13は第一の制御データの解析を行う(ステップS2)。実行中又はコマンドバッファ部14に蓄えられた他の制御コマンドがない場合(ステップS3)、第一の制御データから抽出された制御コマンドをコマンドバッファ部14へ格納する(ステップS6)。制御部11はコマンドバッファ部14に格納された制御コマンドをカメラ制御部20へ送出し、カメラ制御部20はレンズ群1、固体撮像素子6を動作させて静止画の撮影を行う。撮影画像データの生成が終了すると、制御部11は記憶装置9に保存された撮影画像データを通信制御部12を介して制御端末18へ送信する(ステップS7)。
次に上記の処理を実行中にリモートにある制御端末19から静止画の撮影及び撮影画像データを制御端末19へ送信するという第二の制御データを、通信制御部12を介して受信した場合の動作について説明する。
制御データ受信後(ステップS1)、制御データ解析部13は第二の制御データの解析を行って制御コマンドを抽出する(ステップS2)。第一の制御データに基づく実行中の制御コマンド及びコマンドバッファ部14の制御コマンドが存在するため(ステップS3)、制御部11はこの第一の制御データに基づく制御コマンドによる実行結果と第二の制御データから抽出された制御コマンドによる実行結果を比較し、同一となる制御コマンドがあるか判定する(ステップS4)。この場合、実行結果が同一となる静止画の撮影を指示する制御コマンドがあり、また各々制御端末18、制御端末19へ撮影画像データを送信するという実行結果が異なる制御コマンドがある。ここで実行結果が異なる制御コマンドのみを抽出して(ステップS5)コマンドバッファ部14へ格納する(ステップS6)。制御部11はコマンドバッファ部14に格納されている第一の制御データによる未処理の制御コマンドをカメラ制御部20へ順次送出し、カメラ制御部20はレンズ群1、固体撮像素子6を動作させて静止画の撮影を行う。撮影画像データの生成が終了すると、制御部11は記憶装置9に保存された撮影画像データを通信制御部12を介して制御端末18へ送信する。新たに制御データの受信が無ければ(ステップS1)、コマンドバッファ部14に格納されている第二の制御データによる制御コマンドに従って、制御端末19へ撮影画像データを送信する(ステップS7)。
次に、リモートにある制御端末18から静止画の撮影及び撮影画像データを制御端末18へ送信するという第一の制御データの処理中に、リモートにある制御端末19からズームレンズの移動、静止画の撮影及び撮影画像データを制御端末19へ送信するという第三の制御データを、通信制御部12を介して受信した場合の動作について説明する。
制御データ受信後(ステップS1)、制御データ解析部13は第三の制御データの解析を行って制御コマンドを抽出する(ステップS2)。第一の制御データに基づく実行中の制御コマンド及びコマンドバッファ部14の制御コマンドが存在するため(ステップS3)、制御部11はこの第一の制御データに基づく制御コマンドによる実行結果と第三の制御データから抽出された制御コマンドによる実行結果を比較し、同一となる制御コマンドがあるか判定する(ステップS4)。この場合、静止画の撮影という同一制御コマンドがあるが、その前にズームレンズの移動という制御コマンドがあるため、制御端末18による静止画の撮影と、制御端末19による静止画の撮影は実行結果が異なる。また各々制御端末18、19へ撮影画像データを送信するという実行結果が異なる制御コマンドがある。全ての制御コマンドで実行結果が異なるため(ステップS5)、全ての制御コマンドをコマンドバッファ部14へ格納する(ステップS6)。制御部11はコマンドバッファ部14に格納されている第一の制御データによる未処理の制御コマンドをカメラ制御部20へ順次送出し、カメラ制御部20はレンズ群1、固体撮像素子6を動作させて静止画の撮影を行う。撮影画像データの生成が終了すると、制御部11は記憶装置9に保存された撮影画像データを通信制御部12を介して制御端末18へ送信する。新たに制御データの受信が無ければ(ステップS1)、コマンドバッファ部14には制御端末19による第三の制御データに基づく制御コマンドが格納されているため(ステップS8)、順次それらをカメラ制御部20へ送出し実行する(ステップS7)。制御端末18による静止画撮影後、撮影画像データの制御端末18への送信と、制御端末19によるズームレンズの移動など制御コマンドは並列処理しても良い。これによって複数の制御端末からの制御コマンドを更に高速に実行することが可能となる。
このように制御コマンドが同一でないかどうかでなく、制御コマンドによる実行結果が同一でないかどうかという基準で制御データから制御コマンドを抽出するため、各制御端末の要求に従った撮影動作が可能である。
次に、リモートにある制御端末18から静止画の撮影及び撮影画像データを制御端末18へ送信するという第一の制御データを処理中に、リモートにある制御端末18から再度、静止画の撮影及び撮影画像データを制御端末18へ送信するという第四の制御データを、通信制御部12を介して受信した場合の動作について説明する。
制御データ受信後(ステップS1)、制御データ解析部13は第四の制御データの解析を行って制御コマンドを抽出する(ステップS2)。第一の制御データに基づく実行中の制御コマンド及びコマンドバッファ部14の制御コマンドが存在するため(ステップS3)、制御部11はこの第一の制御データに基づく制御コマンドによる実行結果と第四の制御データから抽出された制御コマンドによる実行結果を比較し、同一となる制御コマンドがあるか判定する(ステップS4)。この場合、静止画の撮影及び制御端末18へ撮影画像データを送信するという同一制御コマンドがあるが、同一の制御端末から続けて受信した制御コマンドであるため、制御部11は連続撮影と判断する。連続撮影の場合は動きのある被写体における撮影画像データは撮影時間によって違いがあるため、実行結果が異なる制御コマンドと判定する。全ての制御コマンドで実行結果が異なるため(ステップS5)、全ての制御コマンドをコマンドバッファ部14へ格納する(ステップS6)。制御部11はコマンドバッファ部14に格納されている第一の制御データによる未処理の制御コマンドをカメラ制御部20へ順次送出し、カメラ制御部20はレンズ群1、固体撮像素子6を動作させて静止画の撮影を行う。撮影画像データの生成が終了すると、制御部11は記憶装置9に保存された撮影画像データを通信制御部12を介して制御端末18へ撮影画像データを送信する。新たに制御データの受信が無ければ(ステップS1)、コマンドバッファ部14には制御端末19による第四の制御データに基づく制御コマンドが格納されているため(ステップS8)、順次それらを実行する(ステップS7)。ここで、第一の制御データに基づく撮影画像データの制御端末1への送信と、第四の制御データに基づく静止画撮影を並列処理しても良い。このようにすることで高速に連続撮影することが可能となる。また制御端末18への撮影画像データ送信という制御コマンドを同一であるとみなして、第一の制御データ及び第四の制御データに基づく全ての静止画撮影を実行した後で、全撮影画像データを一度に送信しても良い。
本発明の実施の形態に係る撮像装置制御システムの第一の実施例の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態に係る撮像装置制御システムの第二の実施例の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態に係る撮像装置制御システムの動作を表すフローチャートである。
符号の説明
1 レンズ群
2 ズームレンズ
3 フォーカスレンズ
4 ズームモータ
5 フォーカスモータ
6 固体撮像素子
7 信号処理部
8 画像処理部
9 記憶装置
10 レンズ駆動部
11 制御部
12 通信制御部
13 制御データ解析部
14 コマンドバッファ部
15 表示部
16 通信回線
17 制御端末群
18、19 制御端末
20 カメラ制御部

Claims (22)

  1. 撮影光学系と撮像素子を含む撮像手段を有し、前記撮影光学系で形成された被写体像を前記撮像手段に結像させるようにした撮像装置であって、通信回線に接続する通信制御手段、前記通信制御手段を介して受信する制御データを解析する制御データ解析手段、前記制御データ解析手段によって制御データから抽出された制御コマンドを実行して撮像装置を制御する制御手段を有し、前記制御手段は前記制御データ解析手段によって第一の制御データから抽出された制御コマンドが前記制御手段によって既に受信済みの第二の制御データから抽出された制御コマンドの処理結果と第一の制御データから抽出された制御コマンドを実行した場合の処理結果の一部又は全てが同一であると判断した場合には、第一の制御データから抽出された制御コマンドと同一となる処理を実行しないことを特徴とする撮像装置。
  2. 前記制御データは少なくとも1つ以上の制御コマンドを含むことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記制御データは前記通信回線に接続する少なくとも1つ以上の電子機器から送信されることを特徴とする請求項1乃至2の何れかに記載の撮像装置。
  4. 前記制御データは撮影、撮影結果の送信、前記撮影光学系又は前記撮像素子の設定のいずれか1以上の処理を要求する制御コマンドを含むことを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の撮像装置。
  5. 前記撮影結果は撮影画像の電子データであることを特徴とする請求項4に記載の撮像装置。
  6. 前記制御手段は前記制御データ解析手段よって前記第一の制御データから抽出された制御コマンドが前記第二の制御データから抽出された制御コマンドと処理結果が同一にならないと判断した時、前記第二の制御データから抽出された制御コマンドの実行が終了した後に前記第一の制御データから抽出された制御コマンドを実行することを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載の撮像装置。
  7. 前記通信回線は一般公衆回線又はインターネットであることを特徴とする請求項1乃至6の何れかに記載の撮像装置。
  8. 撮影光学系と撮像素子を含む撮像手段を有し、前記撮影光学系で形成された被写体像を前記撮像手段に結像させるようにした撮像装置であって、少なくとも1つ以上の制御データ入力手段、制御データを解析する制御データ解析手段、前記制御データ解析手段によって制御データから抽出された制御コマンドを実行して撮像装置を制御する制御手段を有し、前記制御手段は前記制御データ解析手段によって第一の制御データから抽出された制御コマンドが前記制御手段によって既に受信済みの第二の制御データから抽出された制御コマンドの処理結果と第一の制御データから抽出された制御コマンドを実行した場合の処理結果の一部又は全てが同一であると判断した場合には、第一の制御データから抽出された制御コマンドと同一となる処理を実行しないことを特徴とする撮像装置。
  9. 更に通信回線に接続する通信制御手段を有し、通信制御手段を介して制御データを受信することを特徴とする請求項8に記載の撮像装置。
  10. 前記制御データは少なくとも1つ以上の制御コマンドを含むことを特徴とする請求項8乃至9の何れかにに記載の撮像装置。
  11. 前記制御データは前記少なくとも1つ以上の制御データ入力手段から入力されるか又は前記通信回線に接続する少なくとも1つ以上の電子機器から送信されることを特徴とする請求項9乃至10の何れかに記載の撮像装置。
  12. 前記制御データは撮影、撮影結果の送信、前記撮影光学系又は前記撮像素子の設定のいずれか1以上の処理を要求する制御コマンドを含むことを特徴とする請求項8乃至11の何れかに記載の撮像装置。
  13. 前記撮影結果は撮影画像の電子データであることを特徴とする請求項12に記載の撮像装置。
  14. 前記制御手段は前記制御データ解析手段よって前記第一の制御データから抽出された制御コマンドが前記第二の制御データから抽出された制御コマンドと処理結果が同一にならないと判断した時、前記第二の制御データから抽出された制御コマンドの実行が終了した後に前記第一の制御データから抽出された制御コマンドを実行することを特徴とする請求項8乃至13の何れかに記載の撮像装置。
  15. 前記通信回線は一般公衆回線又はインターネットであることを特徴とする請求項9乃至14の何れかに記載の撮像装置。
  16. 撮影光学系と撮像素子を含む撮像手段を有し、前記撮影光学系で形成された被写体像を前記撮像手段に結像させるようにした撮像装置を制御する制御装置であって、通信回線に接続する通信制御手段、前記通信制御手段を介して受信する制御データを解析する制御データ解析手段、前記制御データ解析手段によって制御データから抽出された制御コマンドを前記撮像装置へ送出する制御手段を有し、前記制御手段は前記制御データ解析手段によって第一の制御データから抽出された制御コマンドが前記制御手段によって既に受信済みの第二の制御データから抽出された制御コマンドの処理結果と第一の制御データから抽出された制御コマンドを実行した場合の処理結果の一部又は全てが同一であると判断した場合には、第一の制御データから抽出された制御コマンドと同一となる処理を送出しないことを特徴とする制御装置。
  17. 前記制御データは少なくとも1つ以上の制御コマンドを含むことを特徴とする請求項16に記載の制御装置。
  18. 前記制御データは前記通信回線に接続する少なくとも1つ以上の電子機器から送信されることを特徴とする請求項16乃至17の何れかに記載の制御装置。
  19. 前記制御データは撮影、撮影結果の送信、前記撮影光学系又は前記撮像素子の設定のいずれか1以上の処理を要求する制御コマンドを含むことを特徴とする請求項16乃至18の何れかに記載の制御装置。
  20. 前記撮影結果は撮影画像の電子データであることを特徴とする請求項19に記載の制御装置。
  21. 前記制御手段は前記制御データ解析手段よって前記第一の制御データから抽出された制御コマンドが前記第二の制御データから抽出された制御コマンドと処理結果が同一にならないと判断した時、前記第二の制御データから抽出された制御コマンドの実行が終了した後に前記第一の制御データから抽出された制御コマンドを前記撮像装置に送出することを特徴とする請求項16乃至20の何れかに記載の制御装置。
  22. 前記通信回線は一般公衆回線又はインターネットであることを特徴とする請求項16乃至21の何れかに記載の制御装置。
JP2005232109A 2005-08-10 2005-08-10 撮像装置制御方法 Withdrawn JP2007049467A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013051542A1 (ja) * 2011-10-05 2013-04-11 三洋電機株式会社 電子カメラ
WO2013051535A1 (ja) * 2011-10-05 2013-04-11 三洋電機株式会社 電子カメラ

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