JP2007044811A - 電動工具 - Google Patents
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Abstract
【課題】 本発明の課題は、ハウジングより使用者の手腕に伝播する振動を低減することである。
【解決手段】 電動機(16)と、該電動機(16)を収容するハウジング(1)と、該ハウジング(1)に隣接するテールカバ(2)と、該テールカバ(2)とは反対側で前記ハウジング(1)と隣接するギヤカバ(4)と、該ギヤカバ(4)内に設けたスピンドル(7)と、該スピンドル(7)に取付けられる先端工具(13)と、を有する電動工具において、前記テールカバ(2)から前記ハウジング(1)の外周を覆うように延びる延設(21)部を設け、該延設部(21)と前記ハウジング(1)の外周との間に径方向の隙間(17)を設ける。
【選択図】図1
【解決手段】 電動機(16)と、該電動機(16)を収容するハウジング(1)と、該ハウジング(1)に隣接するテールカバ(2)と、該テールカバ(2)とは反対側で前記ハウジング(1)と隣接するギヤカバ(4)と、該ギヤカバ(4)内に設けたスピンドル(7)と、該スピンドル(7)に取付けられる先端工具(13)と、を有する電動工具において、前記テールカバ(2)から前記ハウジング(1)の外周を覆うように延びる延設(21)部を設け、該延設部(21)と前記ハウジング(1)の外周との間に径方向の隙間(17)を設ける。
【選択図】図1
Description
本発明は、ディスクグラインダ等の円筒形状のハウジング及びテールカバを有する電動工具に関するものであり、特にハウジングとテールカバの構造に関するものである。
従来の携帯用ディスクグラインダを図3を用いて説明する。
携帯用ディスクグラインダ20は電動機16を収納するハウジング1と、スイッチ3を収納するテールカバ2と、減速部を収納するギヤカバ4と、駆動軸であるスピンドル7を固定するパッキングランド5と、により構成されている。ハウジング1およびテールカバ2は隣接し、使用者はギヤカバ4に隣接するハウジング1を直接手で把握する構造となっている。(例えば、特許文献1参照。)
特開2003−136438号公報
上記した従来の携帯用ディスクグラインダ20は、使用者が電動機16を支持し、ギヤカバ4に隣接するハウジング1を直接手で把握する構造となっている。そのため、電動機16、ギヤカバ4からの振動がハウジング1を介し直接使用者の手に伝播されやすいという欠点があった。
本発明の目的は、上記の問題を解決し、使用者の手腕に伝播する振動を低減する構造の電動工具を提供することである。
上記目的は、電動機と、該電動機を収容するハウジングと、該ハウジングに隣接するテールカバと、該テールカバとは反対側で前記ハウジングと隣接するギヤカバと、該ギヤカバ内に設けたスピンドルと、該スピンドルに取付けられる先端工具と、を有する電動工具において、前記テールカバから前記ハウジングの外周を覆うように延びる延設部を設け、該延設部と前記ハウジングの外周との間に径方向の隙間を設けることにより達成することができる。
請求項1記載の発明によれば、ハウジングに伝播した振動がテールカバに伝播した際、ハウジングと延設部の間に隙間を設けたことで延設部が弾性変形することにより振動エネルギーを吸収する。よって、使用者の手腕に伝播する振動を低減した電動工具を提供することができる。
請求項2記載の発明によれば、ハウジングに伝播した振動がテールカバに伝播した際、テールカバと板状部材とが接着面において互いに摺動するが、両者の間に接着剤または接着テープの粘性力が作用するため、振動が減衰される。よって、使用者の手腕に伝播する振動を低減した電動工具を提供することができる。
請求項3記載の発明によれば、ハウジングと延設部の間の隙間に弾性体を設けたことで、強く把握した場合でも延設部がハウジングに衝突することがなくなり、振動を吸収できる。よって、使用者の手腕に伝播する振動を低減した電動工具を提供することができる。
本発明に係る電動工具の実施形態を図1及び図2を用いて説明する。
図1は本発明に係る電動工具の実施形態の側面図である。携帯用ディスクグラインダ20は電動機16を収納するハウジング1と、スイッチ3を収納するテールカバ2と、減速部を収納するギヤカバ4と、スピンドル7を固定するパッキングランド5と、により構成されている。また、ハウジング1およびテールカバ2はほぼ円筒形状を有している。ハウジング1内には固定子6が図示しないリブにより支持されている。固定子6の内側には、ハウジング1にはハウジング軸受部1aが設けられる。また、ギヤカバ4にはギヤカバ軸受け部4aが設けられる。そして、ベアリング8a、8bにより回動可能に取付けられた回転子9が配置されている。テールカバ2内には、電動機16を駆動する電源の入切を行うスイッチ3が配置される。テールカバ2は、ハウジング1に図示されないネジにより締結されている。回転子9の軸にはピニオン10が締結され、ピニオン10と噛合するギア11がスピンドル7と同軸に固定されている。スピンドル7には、先端工具固定部材12と先端工具固定ナット14を介して先端工具13がスピンドル7に対して回転不能に取付けられている。スピンドル7にはベアリング8cを保持するパッキングランド5にホイルガード15が締結される。先端工具13はホイルガード15で、側面及び上面を180度以上の角度範囲で覆われている。
図2は図1の円Aで囲まれた部分の拡大図であり、延設部21がハウジング1を覆っている部分を示している。延設部21は使用者の手が把握するハウジング1の表面を覆うように配置されている。また、ハウジング1と延設部21の間には径方向に隙間17を設けている。隙間17間は0.1〜0.5mm程度に設定する。延設部21の表面には、板状部材18を接着剤又は接着テープ19にて貼付けている。
使用者がスイッチ3を入れると、電動機16に電力が供給され、回転子9が回転する。回転子9の回転軸に対するバランス調整が不充分である場合、振動が発生する。振動は回転子の両端に取り付けられたベアリング8a,8b、ハウジング軸受け部1a,ギヤカバ軸受け部4aを介し、ハウジング1及びギヤカバ4に伝播される。この際、ギヤ11や先端工具13のアンバランス、あるいは先端工具13と被加工材との衝突等により、減速部や先端工具13からも振動がギヤカバ4に伝播され、ハウジング1に伝播する。ハウジング1に伝播した振動はテールカバ2に伝播する。延接部21の外周を把握すると、ハウジング1と延設部21の間に設けられた隙間17により、テールカバ2は、弾性変形を行い振動エネルギーを吸収し手に伝わる振動が減衰する。
また、振動が板状部材18に伝播する際、テールカバ2と板状部材18とは接着面において互いに摺動するが、両者の間に接着剤又は粘着テープ19の粘性力が作用するため、振動が減衰される。よって、延接部21の外周を把握して作業を行えば、ハウジング1を直接把握したときに比べ、手腕に加わる振動は低減される。また、ハウジング1と延設部21の間に弾性体を挿入することで、強く把握した場合でも延設部21がハウジング1に衝突することがなくなり、振動を吸収できる。振動をより一層低減することができる。
1はハウジング、1aはハウジング軸受け部、2はテールカバ、3はスイッチ、4はギヤカバ、4aはギヤカバ軸受け部、5はパッキングランド、6は固定子、7はスピンドル、8a、8b、8cはベアリング、9は回転子、10はピニオン、11はギヤ、12は先端工具固定部材、13は先端工具、14は先端工具固定ナット、15はホイルガード、16は電動機、17は隙間、18は板状部材、19は接着剤又は接着テープ、20は携帯用ディスクグラインダ、21は延設部である。
Claims (3)
- 電動機と、該電動機を収容するハウジングと、該ハウジングに隣接するテールカバと、該テールカバとは反対側で前記ハウジングと隣接するギヤカバと、該ギヤカバ内に設けたスピンドルと、該スピンドルに取付けられる先端工具と、を有する電動工具において、前記テールカバから前記ハウジングの外周を覆うように延びる延設部を設け、該延設部と前記ハウジングの外周との間に径方向の隙間を設けることを特徴とする電動工具。
- 前記延設部の表面に板状部材を接着することを特徴とする請求項1記載の電動工具。
- 前記隙間に弾性体を設けることを特徴とする請求項1記載の電動工具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005231848A JP2007044811A (ja) | 2005-08-10 | 2005-08-10 | 電動工具 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2005231848A JP2007044811A (ja) | 2005-08-10 | 2005-08-10 | 電動工具 |
Publications (1)
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ID=37848090
Family Applications (1)
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JP2005231848A Withdrawn JP2007044811A (ja) | 2005-08-10 | 2005-08-10 | 電動工具 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2007044811A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104968476A (zh) * | 2013-02-28 | 2015-10-07 | 日立工机株式会社 | 动力工具 |
JP2017144538A (ja) * | 2016-02-19 | 2017-08-24 | 株式会社マキタ | 作業工具 |
-
2005
- 2005-08-10 JP JP2005231848A patent/JP2007044811A/ja not_active Withdrawn
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JP2017144538A (ja) * | 2016-02-19 | 2017-08-24 | 株式会社マキタ | 作業工具 |
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