JP2007043867A - 分岐装置接続状況解析システム、分岐装置接続状況解析方法および分岐装置 - Google Patents

分岐装置接続状況解析システム、分岐装置接続状況解析方法および分岐装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 自動的に分岐装置の接続状況を精度良く解析する分岐装置接続状況解析システムを提供する。
【解決手段】 分岐装置接続状況解析システムは、電力を分岐する複数の分岐口13〜16を備え、木状に接続された複数の電力分岐装置10と、解析サーバ20とを具備する。電力分岐装置10は、電力センサ12と電力情報送信装置11を備える。電力センサ12は、測定している電力に変化があると、電力の変化量を、装置固有の分岐装置IDとともに電力情報送信装置11に通知する。解析サーバ20は、電力情報受信装置21と分岐構造解析装置22とからなる。電力情報受信装置21は、電力情報送信装置11から電力の変化量と、分岐装置IDとを受信する。分岐構造解析装置22は、電力情報受信装置21から受けた電力の変化量および分岐装置IDに基づき、電力分岐装置10の接続関係を解析する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、電力線などの木状に接続される分岐装置を対象とした分岐装置接続状況解析システムに関する。
電力分岐装置などの木状に接続される分岐装置に、分岐線を増設する場合、何本の分岐線が既に分岐口に接続されているかを個々に把握する必要がある。分岐口が全て埋まっている分岐装置には、分岐線を追加することができないためである。
従来、このような場合、分岐装置を一つ一つ目視で確認し、空いている分岐口があれば、そこに新たな分岐線を差し込むが、空いていない場合は、他の分岐装置を探す・・・を繰り返していた。または、作業者が、図面などの記録を参照して、分岐装置の接続関係を解析し、分岐口数と接続されている分岐線数の差分から、空いている分岐口のある分岐装置を特定していた。
しかしながら、目視での確認では、手当り次第に分岐装置を確認する必要があり、OAフロアなどの床下に設置されている場合には、そのたびに床やカーペットを剥がすため、空いている分岐口を探すのに手間がかかるという問題がある。また、図面などの記録を参照では、記録忘れ、記録ミスが多く、また、施工業者が記録を作成していても、入居者が自分で配線の追加・繋ぎ換えを行うことがあるため、記録の情報精度が低く、接続関係を正確に把握できないという問題がある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、その目的は、一つ一つ目視するなどの手間をかけることなく、自動的に分岐装置の接続状況を精度良く解析し、さらに、分岐口の空きを算出する分岐装置接続状況解析システムを提供することにある。
この発明は上述した課題を解決するためになされたもので、請求項1に記載の発明は、流れを分岐する複数の分岐口を備え、該分岐口を介して木状に接続された複数の分岐装置と、前記複数の分岐装置と無線通信回線を介して接続された解析サーバとを具備する分岐装置接続状況解析システムにおいて、前記分岐装置は、該分岐装置における流量を測定するセンサと、前記センサの測定に基づく流量に関する情報と、装置固有の識別情報とを併せて、前記解析サーバへ無線送信する送信手段とを備え、前記解析サーバは、前記送信手段から、前記流量に関する情報と前記識別情報とを受信する受信手段と、前記受信手段から受けた前記流量に関する情報および前記識別情報に基づき、前記分岐装置の接続関係を解析する解析手段とを備えること特徴とする分岐装置接続状況解析システムである。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の分岐装置接続状況解析システムであって、前記分岐装置は、電力分岐装置であり、前記分岐装置のセンサは、電力を測定することを特徴とする。
また、請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載の分岐装置接続状況解析システムであって、前記解析サーバは、各々の前記分岐装置の備える分岐口数を記憶した記憶領域を備え、前記解析サーバの解析手段は、前記分岐装置の接続関係を解析した結果より、各々の前記分岐装置について、使用されている分岐口数を解析し、該使用されている分岐口数と、前記記憶領域から取得した前記分岐装置の備える分岐口数との差をとることで、空いている分岐口数を算出することを特徴とする。
また、請求項4に記載の発明は、流れを分岐する複数の分岐口を備え、該分岐口を介して木状に接続された複数の分岐装置と、前記分岐装置と無線通信回線を介して接続された解析サーバとを具備する分岐装置接続状況解析システムにおいて、前記分岐装置が、該分岐装置における流量を測定する第1の過程と、前記分岐装置が、第1の過程の測定結果に基づく流量に関する情報と、前記各分岐装置に固有の識別情報とを併せて、前記解析サーバへ無線送信する第2の過程と、前記解析サーバが、前記分岐装置から前記流量に関する情報と、前記識別情報とを受信する第3の過程と、前記解析サーバが、前記第3の過程で受信した前記流量に関する情報および前記識別情報に基づき、前記分岐装置の接続関係を解析する第4の過程とを備えること特徴とする分岐装置接続状況解析方法である。
また、請求項5に記載の発明は、流れを分岐する複数の分岐口を備え、該分岐口を介して互いに木状に接続される分岐装置において、流量を測定するセンサと、前記センサの測定に基づく流量に関する情報と、装置固有の識別情報とを併せて、前記分岐装置間の接続関係を解析する解析サーバへ無線送信する送信手段とを備えることを特徴とする分岐装置である。
この発明によれば、各分岐装置にセンサを備え、各分岐装置における流れの変化に基づき分岐装置間の接続関係を解析しているので、精度の良い接続状況を出力できる。ユーザは、出力された接続状況から得られる各分岐装置に接続された分岐線の数と、各分岐装置の分岐口数の差をとることで、各分岐装置における空きの分岐口を、精度良く算出することができる。
また、本発明によれば、解析手段が分岐装置の接続関係を解析して、各分岐装置の空きの分岐口数を精度良く算出することができる。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。図1は、この発明の一実施形態による電力分岐装置接続状況解析システムの構成を示す概略ブロック図である。10は、図2のように親分岐装置から流れてくる電力を分岐して子分岐装置に供給し、木状に繋がるテーブルタップなどの電力分岐装置であり、電力情報送信装置11、電力センサ12および分岐口13〜16からなる。電力情報送信装置11は、電力センサ12から送られてきた電力情報と分岐装置IDを解析サーバ20へ無線送信する。電力センサ12は、電力分岐装置10に流れる電力を測定し、電力に変化があったときのみ、自装置固有の分岐装置IDと電力の変化量を電力情報送信装置11に出力する。分岐口13〜16は、電力分岐を行うための分岐線の差し込み口である。本実施形態では、分岐口の数を4つとしたが、いくつであってもよい。
解析サーバ20は、電力分岐装置10の接続状況を解析し、保持する装置であり、電力情報受信装置21、分岐構造解析装置22、分岐構造DB23およびグループ分けDB24からなる。電力情報受信装置21は、電力分岐装置10の電力情報送信装置11から無線送信されてきた電力の変化量および分岐装置IDを受信する。分岐構造解析装置22は、電力情報受信装置21が受信した情報を元に、電力分岐装置10の接続関係を解析する。分岐構造DB23は、分岐構造解析装置22が解析して得た分岐装置10の接続関係を、図4のように親子関係が確定しているものを構造確定グループに、どちらが親か子かわからないが、繋がっていることがわかっているものを未確定グループに記録するデータベースである。分岐構造DB23に図4のように記録されているときは、図5のように電力分岐装置10A、10B、10E、10Fの繋がりは確定しており、電力分岐装置10D、10Hは、親子関係が未確定の状態を表している。グループ分けDB24は、図3に示すように、予め登録してある各電力分岐装置の分岐装置IDとその分岐口数と、電力情報受信装置21が受け取った情報を記録するデータベースである。
次にこの電力分岐装置接続状況解析システムの動作を説明する。電力分岐装置10A〜10Iが図6(a)のように接続されており、電力分岐装置10Eに接続されている消費電力が「10」の電気機器の電源が入れられたとする。この電気機器の上流にある電力分岐装置10A、10B、10Eに電流が流れるので、その電力センサ12は、電力の変化量「+10」を検出して、それぞれの装置の分岐装置ID(「A」、「B」、「E」)とともに、電力情報送信装置11に出力する。電力情報送信装置11は、電力の変化量と分岐装置IDを受けると、これらを解析サーバ20の電力情報受信装置21に無線送信する。解析サーバ20は、図7〜9に示すフローチャートに従い動作しており、まず電力分岐装置10A、10B、10Eの電力情報送信装置11が送信した、電力の変化量「+10」とそれぞれの分岐装置IDを、電力情報受信装置21が受信する(S10)。電力情報受信装置21は、これらの情報を受信すると、受信時刻とともに、これらを分岐構造解析装置22に通知する。分岐構造解析装置22は、これらの情報を受けると、グループ分けDB24の該当する分岐装置ID「A」、「B」、「E」の行に、電力の変化量「+10」と受信時刻を書込む(S11)。
次に、分岐構造解析装置22は、グループ分けDB24を参照し、同時刻に同量の電力変化量を記録している行を検索する(S12)。ここでは、分岐装置ID「A」、「B」、「E」の行が該当するので、これらを抽出して集合「A、B、E」とする(S13)。分岐構造解析装置22は、分岐構造DB23を参照し、この「A、B、E」と全く同じ要素からなる行を検索する。全く同じ要素の行はないので、ステップS14では、“No”に分岐し、分岐構造DB23に新規に行番号1を追加して、図10(a)に示すように、これら「A、B、E」を行番号1の未確定グループとして、記録する(S16)。次に、分岐構造解析装置22は、分岐構造DB23を参照して、ステップS16にて追加した行の未確定グループである「A、B、E」と、他の行の構造確定グループとのAND集合をそれぞれの行について求め、もっとも要素数が多いものを、追加した行の構造確定グループへ移動する。ここでは、他の行がないため、構造確定グループへは、何も記録しない(S17)。
さらに、分岐構造DB23を参照して、追加した行の未確定グループである「A、B、E」と、他の行の未確定グループとのAND集合をそれぞれの行について求める(S18)。ここでも、他の行がないため、ステップS18にて、求めたAND集合の要素数は「0」なので、ステップS19では、“1以外”に分岐する。未確定グループには、「A、B、E」と3つの要素があるので、ステップS21では、“1以外”に分岐して、終了する。終了した後は、再度、図7のフローチャートの開始からの処理を繰り返す。
次に、図6(b)に示すように電力分岐装置10Hに接続されている消費電力が「7」の電気機器の電源が入れられたとする。この電気機器の上流にある電力分岐装置10A、10D、10Hに電流が流れるので、その電力センサ12は、電力の変化量「+7」を検出して、それぞれの装置の分岐装置ID(「A」、「D」、「H」)とともに、電力情報送信装置11に出力する。電力情報送信装置11は、電力の変化量と分岐装置IDを受けると、これらを解析サーバ20の電力情報受信装置21に無線送信する。解析サーバ20では、まず電力分岐装置10A、10D、10Hの電力情報送信装置11が送信した、電力の変化量「+7」とそれぞれの分岐装置IDを、電力情報受信装置21が受信する(S10)。電力情報受信装置21は、これらの情報を受信すると、受信時刻とともに、これらを分岐構造解析装置22に通知する。分岐構造解析装置22は、これらの情報を受けると、グループ分けDB24の該当する分岐装置ID「A」、「D」、「H」の行に、電力の変化量「+7」と受信時刻を書込む(S11)。
次に、分岐構造解析装置22は、グループ分けDB24を参照し、同時刻に同量の電力変化量を記録している行を検索する(S12)。ここでは、分岐装置ID「A」、「D」、「H」の行が該当するので、これらを抽出して集合「A、D、H」とする(S13)。分岐構造解析装置22は、分岐構造DB23を参照し、この「A、D、H」と全く同じ要素からなる行を検索する。全く同じ要素の行はないので、ステップS14では、“No”に分岐し、分岐構造DB23に新規に行番号2を追加して、図10(b)に示すように、これら「A、D、H」を行番号2の未確定グループとして、記録する(S16)。次に、分岐構造解析装置22は、分岐構造DB23を参照して、ステップS16にて追加した行の未確定グループである「A、D、H」と、他の行の構造確定グループとのAND集合をそれぞれの行について求め、もっとも要素数が多いものを、追加した行の構造確定グループへ移動する。ここでは、構造確定グループに要素がある他の行がないため、構造確定グループへは、何も記録しない(S17)。
さらに、分岐構造DB23を参照して、追加した行番号2の未確定グループである「A、D、H」と、他の行の未確定グループとのAND集合をそれぞれの行について求めると、行番号1とのAND集合が「A」となる(S18)。ステップS18にて、求めたAND集合「A」の要素数は「1」なので、ステップ19では、“1”に分岐する。AND集合「A」を未確定グループに含む行、行番号1および2に対し、未確定グループから「A」を削除して、構造確定グループの末尾に「A」を追加する。これにより、図10(c)に示すように、行番号1は構造確定グループに「A」、未確定グループに「B,E」、行番号2は構造確定グループに「A」、未確定グループに「D、H」となる(S20)。行番号1および2に変更を加えたので、分岐構造解析装置22は、それぞれの行についてステップS18からの操作を行う。まず、行番号1については、その未確定グループ「B、E」と他の行の未確定グループとのAND集合を求めると、共通要素がないので、空集合となる(S18)。空集合の要素数は「0」なので、ステップS19は“1以外”に分岐する。行番号1の未確定グループ「B、E」の要素数は「2」なので、ステップS21も“1以外”に分岐し、終了する。終了した後は、再度、図7の開始からの処理を繰り返す。一方、行番号2については、その未確定グループ「D、H」と他の行の未確定グループとのAND集合を求めると、共通要素がないので、空集合となる(S18)。空集合の要素数は「0」なので、ステップS19は“1以外”に分岐する。行番号1の未確定グループ「D、H」の要素数は「2」なので、ステップS21も“1以外”に分岐し、これも終了する。終了した後は、再度、図7のフローチャートの開始からの処理を繰り返す。
次に、図6(b)に示すように電力分岐装置10Fに接続されている消費電力が「10」の電気機器の電源が入れられたとする。この電気機器の上流にある電力分岐装置10A、10B、10Fに電流が流れるので、その電力センサ12は、電力の変化量「+10」を検出して、それぞれの装置の分岐装置ID(「A」、「B」、「F」)とともに、電力情報送信装置11に出力する。電力情報送信装置11は、電力の変化量と分岐装置IDを受けると、これらを解析サーバ20の電力情報受信装置21に無線送信する。解析サーバ20では、まず電力分岐装置10A、10B、10Fの電力情報送信装置11が送信した、電力の変化量「+10」とそれぞれの分岐装置IDを、電力情報受信装置21が受信する(S10)。電力情報受信装置21は、これらの情報を受信すると、受信時刻とともに、これらを分岐構造解析装置22に通知する。分岐構造解析装置22は、これらの情報を受けると、グループ分けDB24の該当する分岐装置ID「A」、「B」、「F」の行に、電力の変化量「+10」と受信時刻を書込む(S11)。
次に、分岐構造解析装置22は、グループ分けDB24を参照し、同時刻に同量の電力変化量を記録している行を検索する(S12)。ここでは、分岐装置ID「A」、「B」、「F」の行が該当するので、これらを抽出して集合「A、B、F」とする(S13)。分岐構造解析装置22は、分岐構造DB23を参照し、この「A、B、F」と全く同じ要素からなる行を検索する。全く同じ要素の行はないので、ステップS14では、“No”に分岐し、分岐構造DB23に新規に行番号3を追加して、図11(a)に示すように、これら「A、B、F」を行番号3の未確定グループとして、記録する(S16)。次に、分岐構造解析装置22は、分岐構造DB23を参照して、ステップS16にて追加した行の未確定グループである「A、B、F」と、他の行の構造確定グループとのAND集合をそれぞれの行について求め、もっとも要素数が多いものを、追加した行の構造確定グループへ移動する。ここでは、行番号1および2の構造確定グループとのAND集合が「A」となるので、これを行番号3の未確定グループから構造確定グループに移動し、図11(b)のように、構造確定グループに「A」、未確定グループに「B、F」となる(S17)。
さらに、分岐構造DB23を参照して、追加した行番号3の未確定グループである「B、F」と、他の行の未確定グループとのAND集合をそれぞれの行について求めると、行番号1とのAND集合が「B」となる(S18)。ステップS18にて、求めたAND集合「B」の要素数は「1」なので、ステップ19では、“1”に分岐する。AND集合「B」を未確定グループに含む行、行番号1および3に対し、未確定グループから「B」を削除して、構造確定グループの末尾に「B」を追加する。これにより、図11(c)に示すように、行番号1は構造確定グループに「A−B」、未確定グループに「E」、行番号3は構造確定グループに「A−B」、未確定グループに「F」となる(S20)。行番号1および3に変更を加えたので、分岐構造解析装置22は、それぞれの行についてステップS18からの操作を行う。
まず、行番号1については、その未確定グループ「E」と他の行の未確定グループとのAND集合を求めると、共通要素がないので、空集合となる(S18)。空集合の要素数は「0」なので、ステップS19は“1以外”に分岐する。行番号1の未確定グループ「E」の要素数は「1」なので、ステップS21は“1”に分岐する。未確定グループから「E」を削除し、構造確定グループの末尾に加えると、構造確定グループは「A−B−E」、未確定グループは要素なしとなる。一方、行番号3については、その未確定グループ「F」と他の行の未確定グループとのAND集合を求めると、共通要素がないので、空集合となる(S18)。空集合の要素数は「0」なので、ステップS19は“1以外”に分岐する。行番号3の未確定グループ「F」の要素数は「1」なので、ステップS21は“1”に分岐する。未確定グループから「F」を削除し、構造確定グループの末尾に加えると、構造確定グループは「A−B−F」、未確定グループは要素なしとなる(S22)。この後は、再度、図7のフローチャートの開始からの処理を繰り返す。
さらに、電力分岐装置10Iに接続された電気機器の電源を入れるなどして消費電力に変化があると、その上流にある電力分岐装置10A、10D、10Iの電力に変化が表れるため、同様にして、図12(a)のように、「A−D−I」の構造が確定する。電力分岐装置10Gに接続された電気機器の電源を入れるもしくは切ると、その上流にある電力分岐装置10A、10C、10Gの電力に変化が表れ、同様にして、図12(b)のように、「C、G」の順番は未確定だが、「A」の下流に接続されていることがわかる。
また、電力分岐装置10Eに接続された電気機器の電源を入れるなどして消費電力に変化があると、その上流にある電力分岐装置10A、10B、10Eの電力に変化が表れるため、前述の図6(a)の場合と同様にして、ステップS13では、グループ分けDB24より、分岐装置ID「A」、「B」、「E」の行を抽出して集合「A、B、E」とする。次のステップS14では、分岐構造DB23を参照すると、行番号1が要素「A」、「B」および「E」から構成されており、前述の集合「A、B、E」と一致するため、“Yes”に分岐する。これにより、集合「A、B、E」は既知であることがわかるので、これを破棄する(S15)。その後は、再度、図7のフローチャートの開始からの処理を繰り返す。その他の電力分岐装置10F〜10Iに接続された電気機器の消費電力に変化があった場合も同様にして、破棄する。
ここで、解析サーバ20は、ユーザ指示により、分岐構造DB23を参照して、電力分岐装置10A〜10Iの接続関係を、図4に示すような分岐構造DB23内の記憶内容を表形式にして、もしくは、記憶内容に基づき図5に示すような樹形図を描いて、解析サーバ20に接続されたディスプレイに表示あるいはプリンタで紙面に印刷することができる。また、この際、解析サーバ20は、分岐構造DB23を参照することで、各電力分岐装置10A〜10Iに接続されている電力分岐装置数を数え、グループ分けDB24より、各電力分岐装置の備える分岐口数を取得して、この分岐口数と接続されている電力分岐装置数との差分をとることで、各電力分岐装置の空いている分岐口数を算出して、前述の接続関係の表もしくは樹形図とともに表示あるいは印刷することができる。例えば、分岐構造DB23の内容が図12(b)に示す状態であるとき、電力分岐装置10Aについては、その分岐口13〜16には、行番号1および2より電力分岐装置10Bと、行番号3および4より電力分岐装置10Dとが差し込まれており、さらに行番号5より、電力分岐装置10Cもしくは10Gのどちらかが差し込まれていることがわかる。したがって、電力分岐装置10Aには計3つの電力分岐装置が差し込まれており、グループ分けDB24を参照すると図3に示すように電力分岐装置10Aの分岐口数は4つであるので、差分の1つだけ分岐口が空いていることがわかるので、これを、解析サーバ20に接続されたディスプレイに表示あるいはプリンタで紙面に印刷する。同様にして、その他の電力分岐装置10B〜10Iについても、空いている分岐口数を算出して、表示あるいは印刷する。
また、本実施形態では、各電力分岐装置10A〜10Iにおいて、電力の変化を検出した際に、解析サーバ20へ電力の変化量を送信するとして説明したが、各電力分岐装置10A〜10Iは、測定結果の電力の値を定期的に解析サーバ20へ送信してもよい。この場合、解析サーバ側で、前回の受信分と比較して変化量を算出することで、本実施形態と同様にして接続関係を解析することができる。
なお、本実施形態では、接続状況を解析する対象を電力を分岐する電力分岐装置として説明したが、ネットワーク、水道管やガス管などの分岐装置を対象としても良い。この場合、分岐装置は電力センサ12ではなく、対象となる分岐装置における流量を測定するセンサを備える。
以上、この発明の実施形態を図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
この発明の一実施形態による分岐装置接続状況解析システムの構成を示すブロック図である。 同実施形態における電力分岐装置10を説明する図である。 同実施形態におけるグループ分けDB24の記憶内容例を示す図である。 同実施形態における分岐構造DB23の記憶内容例を示す図である。 分岐構造DB23の内容が図5であるときの分岐構造を説明する図である。 同実施形態における状態遷移の例を説明する図である。 同実施形態における解析サーバ20の動作を説明するフロー図である。 同実施形態における解析サーバ20の動作を説明するフロー図である。 同実施形態における解析サーバ20の動作を説明するフロー図である。 同実施形態における分岐構造DB23の記憶内容例を示す図である。 同実施形態における分岐構造DB23の記憶内容例を示す図である。 同実施形態における分岐構造DB23の記憶内容例を示す図である。
符号の説明
10…電力分岐装置
11…電力情報送信装置
12…電力センサ
13、14、15、16…分岐口
20…解析サーバ
21…電力情報受信装置
22…分岐構造解析装置
23…分岐構造DB
24…グループ分けDB

Claims (5)

  1. 流れを分岐する複数の分岐口を備え、該分岐口を介して木状に接続された複数の分岐装置と、前記複数の分岐装置と無線通信回線を介して接続された解析サーバとを具備する分岐装置接続状況解析システムにおいて、
    前記分岐装置は、
    該分岐装置における流量を測定するセンサと、
    前記センサの測定に基づく流量に関する情報と、装置固有の識別情報とを併せて、前記解析サーバへ無線送信する送信手段と
    を備え、
    前記解析サーバは、
    前記送信手段から、前記流量に関する情報と前記識別情報とを受信する受信手段と、
    前記受信手段から受けた前記流量に関する情報および前記識別情報に基づき、前記分岐装置の接続関係を解析する解析手段と
    を備えること特徴とする分岐装置接続状況解析システム。
  2. 前記分岐装置は、電力分岐装置であり、
    前記分岐装置のセンサは、電力を測定すること
    を特徴とする請求項1に記載の分岐装置接続状況解析システム
  3. 前記解析サーバは、各々の前記分岐装置の備える分岐口数を記憶した記憶領域を備え、
    前記解析サーバの解析手段は、前記分岐装置の接続関係を解析した結果より、各々の前記分岐装置について、使用されている分岐口数を解析し、該使用されている分岐口数と、前記記憶領域から取得した前記分岐装置の備える分岐口数との差をとることで、空いている分岐口数を算出すること
    を特徴とする請求項1または請求項2に記載の分岐装置接続状況解析システム。
  4. 流れを分岐する複数の分岐口を備え、該分岐口を介して木状に接続された複数の分岐装置と、前記分岐装置と無線通信回線を介して接続された解析サーバとを具備する分岐装置接続状況解析システムにおいて、
    前記分岐装置が、該分岐装置における流量を測定する第1の過程と、
    前記分岐装置が、第1の過程の測定結果に基づく流量に関する情報と、前記各分岐装置に固有の識別情報とを併せて、前記解析サーバへ無線送信する第2の過程と、
    前記解析サーバが、前記分岐装置から前記流量に関する情報と、前記識別情報とを受信する第3の過程と、
    前記解析サーバが、前記第3の過程で受信した前記流量に関する情報および前記識別情報に基づき、前記分岐装置の接続関係を解析する第4の過程と
    を備えること特徴とする分岐装置接続状況解析方法。
  5. 流れを分岐する複数の分岐口を備え、該分岐口を介して互いに木状に接続される分岐装置において、
    流量を測定するセンサと、
    前記センサの測定に基づく流量に関する情報と、装置固有の識別情報とを併せて、前記分岐装置間の接続関係を解析する解析サーバへ無線送信する送信手段と
    を備えることを特徴とする分岐装置。

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009075847A (ja) * 2007-09-20 2009-04-09 Panasonic Electric Works Co Ltd 配線接続器具探査システム
JP2010135229A (ja) * 2008-12-05 2010-06-17 Panasonic Electric Works Co Ltd 配線接続器具およびそれを用いる配線接続器具探索システム

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