JP2007043645A - 画像出力装置及び画像出力方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】2つ以上の論理ページで構成される画像データの各論理ページが割付情報に基づいて割り付けられる複数の記録媒体の中の所望の記録媒体に所定の論理ページを割り付けて画像出力することが可能な画像出力装置及び画像出力方法を提供すること。
【解決手段】入力手段(80)と、入力手段からの複数の記録媒体の中の所望の記録媒体を示す記録媒体指定情報の入力を受け、割付情報に基づいて、記録媒体指定情報が示す記録媒体に割り付けられる論理ページを求める演算手段(104)と、画像データの中の演算手段により求められた論理ページを割付情報に基づいて画像出力することを特徴とする。
【選択図】図4

Description

本発明は、2つ以上の論理ページで構成される画像データと各前記論理ページの印刷用紙等の記録媒体への割り付けを示す割付情報とを関連付けて記憶し、前記割付情報に基づいて前記画像データの各論理ページを画像出力する画像出力装置及び画像出力方法に関する。
従来、画像出力装置として、例えば原稿をCCD等の撮像素子を含む読み取り手段により読み取り画像データとして取得し、その画像データを記憶手段に記憶し、記憶手段に記憶された画像データを読み出して印刷用紙に画像の出力を行うデジタル方式の画像出力装置が製品化されている。このようなデジタル方式の画像出力装置においては、記憶手段に画像データを記憶できることから記憶手段を活用した各種の機能が提案されている。なお、画像データは、上述のような読み取り手段により得られたもの、または、外部機器から受信した画像のデジタル化されたデータなどである。
その機能の一つとして、例えば画像データと割付情報を含む設定データとを記憶手段に記憶し、ジョブとして登録できるようになっているものがある。そして、このジョブを実行するにより、記憶手段に記憶された画像データと設定デ−タに基づいて画像出力を行う。例えば割付情報に基づいて画像データの各論理ページを印刷用紙に割り付けて画像出力を行う。論理ページとは、ジョブが含む画像データの各ページであり、論理ページ順とは、ジョブが含む画像データの順序をいう。また、画像データを印刷用紙等の記録媒体に割り付けた後の画像データの各ページを割付ページとし、割付ページ順とは、画像データが割り付けられた場合の出力ページ順をいうことにする。
また、近年、登録されたジョブについて修正を加える機能などが実現化されている。例えば、ジョブの画像データのある論理ページについて例えば画像出力時の印刷用紙に対する画像の位置を修正するウエイト機能がある。
ところが、このウエイト機能を用いて修正をした場合に修正結果を確認することがある。ところが、ジョブを実行して確認しようとすれば、必要のない論理ページについても印刷用紙に画像出力するので無駄を発生することになる。そこで、確認したい画像データの論理ページを指定してその指定した論理ページについて画像出力を行うことにより確認を可能にしたものがある(例えば、特許文献1参照。)。
また、ジョブを実行した後に、ある論理ページについて修正をした場合、修正された論理ページが出力された印刷用紙に差し替えることがある。例えば、特許文献1に記載の画像出力装置によれば、差し替えを行う場合に、修正を行った論理ページの他に修正された論理ページが出力される印刷用紙に画像出力される全ての論理ページを指定して画像出力を行うことになる。
特開2003−94756号公報
しかしながら、割付情報が示す割り付けには、片面、両面、インターシート、章分け、差込ページ、オーバーレイ、2in1、小冊子、リピートまたは無線綴じ、または、それらの組み合わせなど様々なものがある。例えば小冊子は、各印刷用紙の表面及び裏面の左右にそれぞれ画像データを割り付けて画像を出力し、印刷用紙を重ねて中央で折って綴じると左または右側から画像データの論理ページ順に画像が並ぶ小冊子となるようにするものである。つまり、各印刷用紙には画像データの論理ページが入れ替えられて画像出力される。また、インターシート挿入または章分けでは、インターシート挿入部分や章分け部分で、画像が連続せず白紙部分が存在するようになされる。つまり、画像データの論理ページの間に画像データのないページが挿入されて画像出力される。つまり、割り付けによっては、画像データが論理ページ順に画像出力されない、つまり論理ページと割付ページが異なる場合がある。
したがって、ジョブの割付情報によっては、ジョブの各画像データがどの印刷用紙のどこに割り付けられるか容易に判断することが難しい。したがって、上述の如くの画像データのある論理ページを修正したときに、その論理ページが出力される印刷用紙に画像出力される他の論理ページを容易に指定できない場合がある。例えば指定する際に、机上で模式的に並べ替えて確認したり、または、一つ一つ画像を目視で確認したりして、画像データを指定する必要があった。つまり、ある印刷用紙を差し替えるときに作業が煩雑になることがあった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、2つ以上の論理ページで構成される画像データの各論理ページが割付情報に基づいて割り付けられる複数の記録媒体の中の所望の記録媒体に所定の論理ページを割り付けて画像出力することが可能な画像出力装置及び画像出力方法を提供することにある。
上記課題を解決するために請求項1に記載の発明は、2つ以上の論理ページで構成される画像データと各前記論理ページの記録媒体への割り付けを示す割付情報とを関連付けて記憶する記憶手段を備え、前記割付情報に基づいて前記画像データの各論理ページを複数の記録媒体に割り付けて画像出力する画像出力装置であって、入力手段と、前記入力手段からの前記複数の記録媒体の中の所望の記録媒体を示す記録媒体指定情報の入力を受け、前記割付情報に基づいて、前記記録媒体指定情報が示す記録媒体に割り付けられる論理ページを求める演算手段と、前記求められた論理ページを前記割付情報に基づいて画像出力する画像出力手段とを備えることを特徴としている。
また、請求項2に記載の発明は、前記画像出力手段は、前記求められた論理ページを前記割付情報に基づいて記録媒体に割り付けて画像形成することを特徴としている。
また、請求項3に記載の発明は、前記演算手段は、前記入力手段からの前記複数の記録媒体の中のいずれか1つを示す記録媒体指定情報の入力を受けることを特徴としている。
また、請求項4に記載の発明は、前記割付情報に対応する各記録媒体に割り付けられる論理ページの数を示すテーブルを更に備え、前記演算手段は、当該割付情報に対応する前記論理ページの数と前記記録媒体指定情報とから前記記録媒体指定情報が示す記録媒体に割り付けられる論理ページを求めることを特徴としている。
また、請求項5に記載の発明は、前記演算手段は、前記割付情報に基づいて前記各論理ページと前記各論理ページが割り付けられる記録媒体との対応関係を求め、前記対応関係を用いて前記記録媒体指定情報が示す記録媒体に割り付けられる論理ページを求めることを特徴としている。
また、請求項6に記載の発明は、前記演算手段により求められる論理ページが無かった場合に、前記画像出力手段の前記画像出力を中止させる画像出力制御手段を更に備えることを特徴としている。
また、請求項7記載の発明は、表示手段と、前記演算手段により求められる論理ページが無かった場合に、前記表示手段にエラー表示をさせる表示制御手段とを更に備えることを特徴としている。
また、請求項8に記載の発明は、2つ以上の論理ページで構成される画像データと各前記論理ページの記録媒体への割り付けを示す割付情報とを関連付けて記憶する記憶手段を備え、前記割付情報に基づいて前記画像データの各論理ページを複数の記録媒体に割り付けて画像出力する画像出力装置であって、入力手段と、前記入力手段からの前記2つ以上の論理ページの中の所望の論理ページを示す論理ページ指定情報の入力を受け、前記割付情報に基づいて、前記論理ページ指定情報が示す論理ページと同じ記録媒体に割り付けられる全ての論理ページを求める演算手段と、前記求められた論理ページを前記割付情報に基づいて画像出力する画像出力手段とを備えることを特徴としている。
また、請求項9に記載の発明は、前記画像出力手段は、前記求められた論理ページを前記割付情報に基づいて前記論理ページ指定情報が示す論理ページが割り付けられる記録媒体に割り付けて画像形成することを特徴としている。
また、請求項10に記載の発明は、前記演算手段は、前記入力手段からの前記2つ以上の論理ページの中のいずれか1つを示す論理ページ指定情報の入力を受けることを特徴としている。
また、請求項11に記載の発明は、前記割付情報に対応する各記録媒体に割り付けられる論理ページの数を示すテーブルを更に備え、前記演算手段は、当該割付情報に対応する前記論理ページの数と前記論理ページ指定情報とから前記論理ページ指定情報が示す論理ページと同じ記録媒体に割り付けられる全ての論理ページを求めることを特徴としている。
また、請求項12に記載の発明は、前記演算手段は、前記割付情報に基づいて前記各論理ページと前記各論理ページが割り付けられる記録媒体との対応関係を求め、前記対応関係を用いて前記論理ページ指定情報が示す論理ページと同じ記録媒体に割り付けられる全ての論理ページを求めることを特徴としている。
また、請求項13に記載の発明は、2つ以上の論理ページで構成される画像データと各前記論理ページの記録媒体への割り付けを示す割付情報とを関連付けて記憶し、前記割付情報に基づいて前記画像データの各論理ページを複数の記録媒体に割り付けて画像出力する画像出力方法であって、前記複数の記録媒体の中の所望の記録媒体を示す記録媒体指定情報の入力を受ける段階と、前記割付情報に基づいて、前記記録媒体指定情報が示す記録媒体に割り付けられる論理ページを求める段階と、前記求められた論理ページを前記割付情報に基づいて画像出力する段階とを含むことを特徴としている。
また、請求項14に記載の発明は、2つ以上の論理ページで構成される画像データと各前記論理ページの記録媒体への割り付けを示す割付情報とを関連付けて記憶し、前記割付情報に基づいて前記画像データの各論理ページを複数の記録媒体に割り付けて画像出力する画像出力方法であって、前記2つ以上の論理ページの中の所望の論理ページを示す論理ページ指定情報の入力を受ける段階と、前記割付情報に基づいて、前記論理ページ指定情報が示す論理ページと同じ記録媒体に割り付けられる全ての論理ページを求める段階と、前記求められた論理ページを前記割付情報に基づいて画像出力する段階とを含むことを特徴としている。
請求項1に記載の画像出力装置によれば、記録媒体の指定により、その記録媒体に割り付けられる画像データの論理ページを求め、求めた論理ページを割付情報に基づいて画像出力することができる。
請求項8に記載の画像出力装置によれば、画像データの指定により、その画像データが割り付けられる記録媒体に割り付けられる画像データの全ての論理ページを求め、求めた論理ページを割付情報に基づいて画像出力することができる。
請求項13に記載の画像出力方法によれば、記録媒体の指定により、その記録媒体に割り付けられる画像データの論理ページを求め、求めた論理ページを割付情報に基づいて画像出力することができる。
請求項14に記載の画像出力方法によれば、画像データの指定により、その画像データが割り付けられる記録媒体に割り付けられる画像データの全ての論理ページを求め、求めた論理ページを割付情報に基づいて画像出力することができる。
本実施の形態の画像出力装置は、画像データと割付情報を含む設定データとを含むジョブを受け記憶手段に記憶し、ジョブを実行することにより、画像データと設定デ−タに基づいて画像出力を行うものである。
ここで、ジョブの構成の一例を図1に示す。図1に示すようにジョブは設定データ部と画像データ部からなる。設定データ部には、設定データが記述されている。設定データは、少なくとも割付情報を含み、他にパンチ処理の有無やステイプル処理の有無などの後処理情報、使用する印刷用紙(記録媒体)の指定情報、一部当りの給排紙枚数情報、表紙または裏表紙(表紙及びまたは裏表紙を、以下、カバーページと言う場合がある。)を付加するためのカバーシート情報、画像データの原稿サイズ情報または画像データ数情報などを含むことがある。また、画像データ部は、各画像データが論理ページ順に複数記述されている。この論理ページとは、ジョブが含む画像データの各ページである。また、論理ページ順とは、ジョブが含む画像データの順序をいうものであり、例えば画像データを作成したときに読み取り手段により読み取りを行った順、つまり原稿の順序を示し、または、作業端末でアプリケーションソフトを起動させて画像データを作成したときの、そのアプリケーションソフト上での各ページの順序を示すものである。また、以下の説明において、例えば論理ページでの2番目を2論理ページということがある。
またここで、割付情報が示す片面、両面、インターシート、章分け、差込ページ、オーバーレイ、2in1、小冊子、リピートまたは無線綴じ、または、それらの組み合わせなどの割り付けの一例を図2を用いて説明する。
片面は、図2(a)に示すように印刷用紙の表面に画像出力される。また、この図の印刷用紙の紙面(図2(a)では表面)に記載した数字は、画像を示すとともにジョブにおける画像データの論理ページを示す(以下の図においても同様である。)。また、印刷用紙は、画像出力される順に並べてありその順序を用紙ページということにする。また、以下の説明において、例えば用紙ページでの2枚目の印刷用紙を2用紙ページということがある。また、画像データを印刷用紙等の記録媒体に割り付けた後の画像データの各ページを割付ページとし、割付ページ順とは、画像データが割り付けられた場合の出力ページ順をいうことにする。また、以下の説明において、例えば割り付け後の2番目を2割付ページということがある。
両面は、図2(b)に示すように印刷用紙の表裏面に画像出力される。
インターシート(図には片面でインターシートを印刷用紙の2枚目に挿入する場合を示した)は、指定の挿入箇所に画像出力のない印刷用紙が挿入されるものである。図2(c)に示すように、例えば2用紙ページが画像出力のない印刷用紙となっている。
章分けは、各章の先頭となる論理ページを本例では印刷用紙の表面に画像出力するようにしたものである。例えば4論理ページから2章となる場合には、図2(d)に示すように、3論理ページを2用紙ページの表に画像出力し、4論理ページを3用紙ページの表に画像出力する。
差込ページは、指定された論理ページの画像データを指定された用紙ページの印刷用紙の紙面に画像出力するようにしたものである。例えば片面で7論理ページを2用紙ページに差し込む場合には、図2(e)に示すように、7論理ページが2用紙ページの表に画像出力される。
オーバーレイは、指定された論理ページの画像データをその他の画像データに重畳して画像出力するようにしたものである。例えば片面で1論理ページの画像データを他の画像データ(2論理ページから7論理ページ)に重畳する場合には、図2(f)に示すように、1論理ページが2論理ページから7論理ページに重畳され、2論理ページに重畳したものを1用紙ページに、以下同様に画像出力される。
2in1は、2つの論理ページを印刷用紙の一紙面に並べて画像出力するようにしたものである。例えば片面で2in1の場合には、図2(g)に示すように、1論理ページと2論理ページが同じ紙面に、3論理ページと4論理ページが同じ紙面に、以下同様に画像出力される。また、4in1は4つの画像データを、8in1は8つの画像データを印刷用紙の一紙面に並べて画像出力する。
小冊子は、各印刷用紙の表面及び裏面の左右にそれぞれ画像データを割り付けて画像を出力し、印刷用紙を重ねて中央で折って綴じると左または右側から画像データの論理ページ順に画像が並ぶ小冊子となるようにするものである。例えば、8つの画像データを小冊子で画像出力する場合には、図2(h)に示すように、1用紙ページの表面には1及び8論理ページが、1用紙ページの裏面には7及び2論理ページが、2用紙ページの表面には3及び6論理ページが、2用紙ページの裏面には5及び4論理ページがそれぞれ画像出力され、この場合には印刷用紙を重ねて中央で折って綴じると右側から画像データの論理ページ順に画像が並ぶ小冊子となる。
リピートは、同じ画像データを一紙面に並べて画像出力するようにしたものである。例えば片面でリピートの場合には、図2(i)に示すように、1論理ページと1論理ページが同じ紙面に、2論理ページと2論理ページが同じ紙面に、以下同様に画像出力される。本例では、リピートを同じ画像データを2回繰り返し画像出力するものとするが、4回繰り返しや8回繰り返しとすることも可能である。
無線綴じは、各印刷用紙の表面及び裏面の左右にそれぞれ画像データを割り付けて画像を出力し、各印刷用紙を中央で折って折り側をそろえて綴じると左または右側から画像データの論理ページ順に画像が並ぶ冊子となるようにするものである。例えば、8つの画像データを無線綴じで画像出力する場合には、図2(j)に示すように、1用紙ページの表面には1及び4論理ページが、1用紙ページの裏面には3及び2論理ページが、2用紙ページの表面には5及び8論理ページが、2用紙ページの裏面には7及び6論理ページがそれぞれ画像出力され、この場合には各印刷用紙を中央で折って折り側をそろえて綴じると右側から画像データの論理ページ順に画像が並ぶ冊子となる。
以下、本発明に係る画像出力装置の一実施形態について、図面を参照しながら具体的に説明する。
(全体構成)
図3は、本実施形態に係る画像出力装置の断面構成図である。例として示した画像出力装置は、電子写真方式の所謂デジタル複写機である。図1に示すように、画像出力装置は、操作部80、自動原稿給送装置2(原稿搬送装置)、原稿読み取り部3、画像書込み部4、印刷用紙に画像形成を行う画像形成部5、給紙部6、後処理部8、制御部7とを含んで構成される。
操作部80は、本発明の入力手段としての機能と表示手段としての機能を有する。また、詳細は図示しないがスイッチ、テンキー及び液晶タッチパネル等を含んで構成されている。これらの各種キー、液晶タッチパネル等を用いて、各種入力が可能である。
自動原稿給送装置2は、原稿載置トレイ200、給紙ローラ201、分離ローラ202を有する原稿給紙部203と、搬送部222(搬送手段)と、原稿読み取り位置230と、原稿反転部241と、排紙ローラ250、排紙トレイ260とを有し、原稿給紙部203の原稿載置トレイ200に載置された原稿を原稿読み取り位置230へ順次搬送して、原稿の読み取りを行い、排紙トレイ260へ排出する。
また、原稿の両面の読み取りを行う場合は、原稿の表面の読み取りの後に、原稿反転部241により原稿を反転し、再度、原稿読み取り位置230へ原稿を搬送し、裏面の読み取りを行ってから排紙トレイ260へ排出される。
原稿読み取り部3は、原稿を移動せしめながら読み取りの露光を行うプラテンガラス300、原稿を載置して読み取りのための露光を行うプラテンガラス301、光源302、ミラー303,304,305、結像光学系306、CCDからなる撮像素子307、及び光学駆動系で構成されている。原稿読み取り部3では、キセノンランプからなる光源302からプラテンガラス300,301上の原稿に光が照射され、この反射光はミラー303,304,305に導かれ結像光学系306を介してCCD撮像素子307に取り込まれ当該検出光をアナログ信号に光電変換する。そのアナログ信号は、図示しない画像処理部において、アナログ処理、A/D変換、シェーディング補正、画像圧縮処理等が施されて、デジタル信号の画像データが作成される。そして、この画像データに操作部80を用いて入力された設定データを付しジョブが作成される。また、プラテンガラス301上に原稿が載置された場合は、光学駆動系がプラテンガラス301に沿って原稿を走査することで、CCD撮像素子307により画像が読み込まれる。
画像書込み部4に画像データに基づいて画像信号が入力されると、画像形成部5では、まず、感光体ドラム31が時計方向に回転させられ、感光体ドラム31の表面が除電されさらに帯電器32により電荷を与えられる。そして、感光体ドラム31上に画像書込み部4により画像信号に基づいてレーザビームが走査されて静電潜像が形成される。その後、感光体ドラム31上の前記静電的な潜像は、現像器33の現像剤によって反転現像が行われ可視のトナー像となる。
一方、給紙部6には、給紙トレイ41A〜41Dが設けられている。給紙トレイ41A〜41Dには各種サイズまたは紙種の印刷用紙が収納されている。そして、選択された印刷用紙が給紙トレイ41A〜41Dの何れかから搬出ローラ42A〜42Dによって繰り出され、搬出ローラ43を介して画像の転写部34に給紙される。給紙された印刷用紙は、感光体ドラム31上のトナー像と同期して作動する搬送ローラ44によって感光体ドラム31上に送出される。この印刷用紙は、転写部34の作用により、感光体ドラム31上のトナー像が転写され、感光体ドラム31上から分離されたのち、搬送ベルト45を経て定着装置37へ送られ、熱定着されることにより画像形成された後、排紙ローラ38により後処理部8へ渡される。
また、印刷用紙の両面に画像出力する場合は、表面に画像形成され熱定着された印刷用紙はガイド47を介して下方に搬送され、反転部46の反転ローラ48により表裏が反転させられて繰り出され、反転搬送路49を介して再度画像形成部5に送られ、裏面に画像形成が行なわれる。
後処理部8は、機構の詳細を図示しないが、排紙ローラ38により搬送された印刷用紙を受けて、内部に積載して製本加工を行う。製本加工を行う手段として、ステイプル加工を行うステイプル手段、中折り・中綴じの場合に記録用紙の折り加工を行う紙折り手段、表紙を追加する表装加工を行う表装手段等を備えている。
(制御構成)
本発明は、ジョブにおいて割付情報に基づいて画像データが割り付けられ画像出力される印刷用紙のうちの所望の印刷用紙を出力するものである。本発明の制御構成の一例について図4を用いて説明する。図4は、本発明の制御構成を示す機能ブロック図である。
操作部80は、上述の各種キー、パネル等を用いて、枚数、変倍、コピー濃度、片面や両面などの割り付け、印刷用紙サイズ選択等の設定データの入力、ジョブ実行スタート等の指示、及び、本発明の入力手段としての機能を有し、ジョブの論理ページまたは用紙ページを指定することが可能で、それぞれを論理ページ指定情報または印刷用紙指定情報(記録媒体指定情報)として入力することが可能である。また、液晶タッチパネルの表示を制御する表示制御手段としての機能を備えている。
記憶部102は、管理部103からジョブを受けて記憶する記憶手段で、例えばハードディスクドライブ等の記憶手段で構成される。
制御部7は、管理部103、画像出力制御部101及び演算部104を含んで構成される。
管理部103は、ジョブを受け付けて、画像出力制御部101に送りジョブを実行させ、または、記憶部102に送りジョブを記憶させる。ジョブは、上述の原稿読み取り部3を用いて作成された画像データに操作部80からの入力された設定データを付して作成されたもの、または、図示しない作業端末で画像データに設定データを付して作成され図示しないネットワークを介して受け付ける。
画像出力制御部101は、管理部103から受けたジョブまたは記憶部102から読み出したジョブを実行し、画像データを設定データに基づいて画像出力するように、上述の画像書込み部4、画像形成部5、給紙部6及び後処理部8を制御する。したがって、本発明の「画像出力手段」は、画像出力制御部101、画像書込み部4、画像形成部5、給紙部6及び後処理部8を含んで構成される。また、ジョブを実行するときに割付情報に基づいて、画像データを印刷用紙に割り付ける割付手段としての機能を有する。また、この割付手段は、画像データの論理ページを所定の用紙ページ及び紙面に図2に示したように割り付ける。また、指定された用紙ページが、画像データの割り付けのない印刷用紙、つまり、例えばインターシートや、カバーシートの場合に、指定されたページの出力の処理を中止させる画像出力制御手段としての機能を有する。
演算部104は、詳細は後述するが以下に示す各機能を有する。操作部80からの論理ページ指定情報または印刷用紙指定情報の入力を受けて、論理ページ指定情報が示す指定された論理ページを含む印刷用紙または印刷用紙指定情報が示す指定された用紙ページの印刷用紙に割り付けられる画像データの論理ページを求める演算手段としての機能を有する。また、画像データと割り付け先との対応関係を示す表を作成する作成手段としての機能を有する。また、当該ジョブの設定データを指定された用紙ページだけを出力するような設定データに書き換える設定データ書き換え手段としての機能を有する。また、指定された用紙ページが、画像データの割り付けのない印刷用紙、つまり、例えばインターシートや、カバーシートの場合に、操作部80にエラー表示をさせるように操作部80の表示制御手段を制御する機能を有する。
制御部7は、これらの機能を実現するために、CPU(図示せず)と、上述のテーブル、各種のプログラム、及び、そのプログラムを実行するときに必要な各種データなど記憶すると共に各種のプログラムを実行するときのワークエリアを構成するシステムメモリ(図示せず)と、を含んで構成される。
ここで、操作部80での論理ページまたは用紙ページの指定及び演算部104での画像データの論理ページの求め方について詳細に説明する。
まず、論理ページまたは用紙ページを指定の入力について図5を用いて説明する。この指定の入力は液晶タッチパネルを用いて行うが、以下の表示は操作部80の有する表示制御手段の機能により制御される。
まず、図5(a)に示す表示画面800の機能表示部801の「読み出し」に触れると、記憶部102を検索してジョブ表示部802に記憶部102に記憶されているジョブが表示される。所望のジョブ、例えば「bbb」に触れ、更に、出力表示部803の「自動出力」に触れると、図5(b)に示すように設定部数入力表示804が表示される。ここで、「自動出力」はジョブの画像データを全部または所望の用紙ページを設定データに基づいて出力させるためのもので、「プルーフ出力」は、ジョブの試し印刷を行うためのもので、「ウエイト出力」は、修正、例えば印刷用紙に対する画像の位置の修正などを行うためのものである。
図5(b)に示す設定部数入力表示804は、例えばテンキーを用いて「自動出力」における出力部数の入力を行うためのものである。また、設定部数入力表示804の「ページ指定」に触れることにより図5(c)に示すようにページ入力表示805が表示される。
図5(c)に示すページ入力表示805は、「自動出力」において出力する用紙ページの入力を行うためのものである。例えばテンキーを用いて所望の用紙ページを入力し「OK」に触れることによりその用紙ページが入力される。また、ページ入力表示805の「サムネイル」に触れることにより図5(d)に示すようなサムネイル表示806を表示させて、「先頭」「▲」「▼」「最後」に触れながら所望の用紙ページの画像をサムネイルで表示させて選択することにより用紙ページ指定の入力を行うようにしてもよい。また、図示しないが用紙ページを指定することによりそのページのサムネイルを表示させるようにすれば、用紙ページが多い場合に、効率よく所望の画像をサムネイルで表示させることができる。
また、上述のページ入力表示805では用紙ページの指定の入力を説明したが、論理ページの指定の入力も同様に行うことができる。
上述のようにして出力部数及び用紙ページまたは論理ページの指定の入力を行い、図5(a)に示す表示画面800に戻って「OK」に触れると、指定された用紙ページが印刷用紙指定情報として演算部104に送られる。または、指定された論理ページが論理ページ指定情報として演算部104に送られる。
次に、演算部104は、印刷用紙指定情報または論理ページ指定情報を受けて、割り付けられる論理ページを求める。以下にその説明をする。また、操作部80を用いての入力が用紙ページの指定の場合または論理ページの指定の場合に分けて説明する。
〔用紙ページ〕
まず、操作部80を用いての入力が用紙ページの指定の場合について説明する。
(必要画像データ数を用いる場合)
まず一例として、1印刷用紙に割り付けられる論理ページの数を示す必要画像データ数を用いて演算により必要な画像データの論理ページ求める方法を説明する。
例えば、割付情報に対応する必要画像データ数を必要画像データ数テーブルとして予め記憶しておく。図6に必要画像データ数テーブルの一例を示す。図6には、片面、両面のそれぞれについて、応用機能としてリピート、2in1、4in1、8in1、及び、無線綴じを組み合わせた場合の必要画像データ数を示した。
演算部104は、操作部80から印刷用紙指定情報を受けると、その印刷用紙指定情報が示す用紙ページの印刷用紙に割り付けられる画像データの先頭の論理ページを
(先頭論理ページ)=(入力された用紙ページ−1)×(必要画像データ数)+1
と求め、最終の論理ページを
(最終論理ページ)=(先頭論理ページ)+(必要画像データ数)−1
と求める。
例えば、両面、応用機能無し、3用紙ページの場合には、上記式から、
先頭論理ページ:(3−1)×2+1=5
最終論理ページ:5+2−1=6
と求めることができる(図2(b)を参照)。
(必要画像データ数及びページ表を用いる場合)
次に、必要画像データ数を用いて演算により必要な画像データの割付ページ求め、割付ページに対応する論理ページを求める方法を説明する。例として、小冊子の場合を説明する。小冊子の必要画像データ数は4である。
まず、演算部104で、ジョブの画像データ数から小冊子に割り付けるときの論理ページと割付ページとの対応関係を示すページ表を作成する。そのページ表を図7に示す。そして、印刷用紙指定情報を受け、例えば印刷用紙指定情報が1用紙ページを示すものであれば、上記式と同様にして、
先頭割付ページ:(1−1)×4+1=1
最終割付ページ:1+4−1=4
と求める。そして、割付ページの1〜4に対応する論理ページを図7に示す表を検索して求め、1、8、7及び2論理ページとなる(図2(h)を参照)。
(ページ表を用いる場合)
さらに次に、論理ページと用紙ページとの対応関係を示すページ表を用いる場合を説明する。これは、例えばインターシートなど計算により求めることが困難な場合に用いる。例として、割付情報が、画像データ数7、片面、インターシート(2用紙ページ目に白紙挿入)、2〜5論理ページは両面の場合を説明する。
まず、演算部104で、ジョブの論理ページと各論理ページを割付情報に基づいて割り付けるときの用紙ページとの対応関係を示すページ表を作成する。そのページ表を図8に示す。また、印刷用紙に割り付けた状態を図9に示すが、図8に示すページ表の論理ページと用紙ページとの関係は、図9に示す関係である。
そして、操作部80から印刷用紙指定情報を受け、例えば印刷用紙指定情報が4用紙ページを示すものであれば、用紙ページの4に対応する論理ページを図8に示す表を検索して求め、4及び5論理ページとなる(図9を参照)。
また、上述の両面及び小冊子の例も、論理ページと用紙ページとの対応関係を示すページ表を用いて求めることができる。
〔論理ページ〕
次に、操作部80を用いての入力が論理ページの指定の場合について説明する。
(必要画像データ数を用いる場合)
まず一例として、必要画像データ数を用いて演算により必要な画像データの論理ページ求める方法を説明する。
まず、必要画像データ数テーブルを予め記憶しておく(図6)。
演算部104は、操作部80から論理ページ指定情報を受けると、その論理ページ指定情報が示す論理ページを含む用紙ページの印刷用紙に割り付けられる画像データの先頭の論理ページを
(先頭論理ページ)=(入力された論理ページ−1)÷(必要画像データ数)の商×(必要画像データ数)+1
と求め、最終の論理ページを
(最終論理ページ)=(先頭論理ページ)+(必要画像データ数)−1
と求める。ここで商とは割り算により得られた結果の整数値部分をいう。
例えば、両面、応用機能無し、3論理ページの場合には、上記式から、
先頭論理ページ:((3−1)÷2の商)×2+1=3
最終論理ページ:3+2−1=4
と求めることができる(図2(b)を参照)。
(ページ表を用いる場合)
次に、論理ページと用紙ページとの対応関係を示すページ表を用いる場合を説明する。これは、例えばインターシートなど計算により求めることが困難な場合に用いる。例として、割付情報が、画像データ数7、片面、インターシート(2用紙ページ目に白紙挿入)、2〜5論理ページは両面の場合を説明する。
まず、演算部104で、ジョブの論理ページと各論理ページを割付情報に基づいて割り付けるときの用紙ページとを対応付けたページ表を作成する。そのページ表を図8に示す。また、印刷用紙に割り付けた状態を図9に示すが、図8に示すページ表の論理ページと用紙ページとの関係は、図9に示すようになっている。
そして、操作部80から論理ページ指定情報を受け、例えば論理ページ指定情報が4論理ページを示すものであれば、論理ページの4に対応する用紙ページを図8に示す表を検索して4用紙ページを求め、さらに、用紙ページの4に対応する論理ページを図8に示す表を検索して求め、4及び5論理ページとなる(図9を参照)。
演算部104は、上述のように論理ページを求めると、求めた論理ページを割付情報に基づいて割り付けた印刷用紙だけを出力するように当該ジョブの設定データを書き換える。例えば、画像データ数を求めた論理ページの数に、一部当りの給排紙数は1に(印刷用紙は一部当り一枚であるから)、カバーシートの設定があればカバーシートは無しに、また、後処理の設定があれば後処理は無しにするなどの書き換えを行い、求めた論理ページの画像データと書き換えた設定データとを画像出力制御部101に渡す。
また、初めに当該ジョブを読み出しておき、抽出した論理ページ以外の画像データを削除し、設定データを書き換えて画像出力制御部101に渡してもよい。
画像出力制御部101は、演算部104で求められた当該ジョブの画像データの論理ページを割付情報に基づいて割り付けた状態で画像出力するように画像書込み部4、画像形成部5、給紙部6及び後処理部8を制御する。
上述のように指定された論理ページを含む印刷用紙または指定された用紙ページの印刷用紙に当該ジョブの設定データに含まれる割付情報に基づいて割り付けられる画像データを画像出力することができる。
また、言うまでも無いが本制御構成は、電子写真方式の複写機に限らず電子写真方式のカラーレーザープリンタ、スキャナ・コピア・ファクシミリ機能を併せ持つ複合機、また、電子写真方式に限らずインクジェットプリンタ、銀塩写真方式のプリンタ等に適用が可能である。
(動作態様)
次に、上述のような構成の画像出力装置における動作態様の一例について、図10を参照しつつ説明する。図10は、本画像出力装置にける動作態様を示すフローチャートである。
まず、作業者が操作部80を操作して、ジョブ、所望の用紙ページを示す印刷用紙指定情報または所望の論理ページを示す論理ページ指定情報、及び、出力部数を入力する(図10ステップS101、以下省略して「S101」と表す。他のステップも同様に省略して表す。)。演算部104は、操作部80からの入力を受けて、まず、当該ジョブの設定データを読み出し(S102)、指定された用紙ページがカバーページか否か判定して、カバーページであれば(S103、Yes)、ここで処理を中止し(S104)、エラー表示を操作部80にさせる(S105)。エラー表示は、例えば処理を中止した旨、カバーページである旨、または、画像が出力されない旨(カバーページであるから)などを表示する。
カバーページでなければ(S103、No)、S106に遷移する。演算部104は、設定データの割付情報に、インターシート、章分け、差込ページ、オーバーレイ、または、小冊子を含む場合には(S106、Yes)、ジョブの画像データを読み出し(S107)、用紙ページが指定されていれば(印刷用紙指定情報を受けた場合)(S108、Yes)、上述したようにその印刷用紙指定情報が示す用紙ページに含まれる画像データの論理ページを求め(S109)、論理ページが指定されていれば(論理ページ指定情報を受けた場合)(S108、No)、上述したようにその論理ページ指定情報が示す論理ページを含む用紙ページを求め、その用紙ページに含まれる全ての論理ページを求める(S110)。
そして、演算部104は、S107で読み出した画像データから求めた論理ページ以外の画像データを削除する(S111)。さらに、演算部104は、指定されたページが白紙(インターシートつまり抽出された画像データが無し)の場合には(S112、Yes)、ここで処理を中止し(S113)、エラー表示を操作部80にさせる(S114)。エラー表示は、例えば処理を中止した旨、インターシートである旨、または、画像データがない旨などを表示する。
演算部104は、指定されたページが白紙でなければ(S112、No)、指定された用紙ページだけを出力するような設定データに書き換えて(S119)、求めた論理ページの画像データと書き換えられた設定データとを画像出力制御部101に渡し、画像出力制御部101は、演算部104で求められた画像データと書き換えられた設定データとを受けて、画像出力を行う(S120)。
また、演算部104は、設定データの割付情報に、インターシート、章分け、差込ページ、オーバーレイ、または、小冊子を含まない場合には(S106、No)、用紙ページが指定されていれば(印刷用紙指定情報を受けた場合)(S115、Yes)、上述したようにその印刷用紙指定情報が示す用紙ページに含まれる画像データの論理ページを抽出し(S116)、論理ページが指定されていれば(論理ページ指定情報を受けた場合)(S115、No)、上述したようにその論理ページ指定情報が示す論理ページを含む用紙ページを求め、その用紙ページに含まれる全ての論理ページを求める(S117)。
そして、演算部104は、求めた論理ページの画像データを読み出し(S118)、指定された用紙ページだけを出力するような設定データに書き換えて(S119)、求めた画像データと書き換えられた設定データとを画像出力制御部101に渡し、画像出力制御部101は、演算部104で求められた画像データと書き換えられた設定データとを受けて、画像出力を行う(S120)。
本発明に係るジョブの構成を示す図である。 割付情報に基づいて印刷用紙に割り付けられた画像データを説明するための図である。 本実施の形態の画像出力装置の全体構成を示す断面図である。 本実施の形態の画像出力装置の制御構成を示す機能ブロック図である。 操作部に表示する画面の一例を示す図である。 割付情報に対応する必要画像データ数を示す図である。 論理ページと割付ページとを対応付けたページ表の構成を示す図である。 論理ページと用紙ページとを対応付けたページ表の構成を示す図である。 割付情報に基づいて印刷用紙に割り付けられた画像データの一例を示す模式図である。 本画像出力装置における動作態様を示すフローチャートである。
符号の説明
2 自動原稿給送装置
3 原稿読み取り部
4 画像書込み部
5 画像形成部
6 給紙部
7 制御部
8 後処理部
80 操作部
101 画像出力制御部
102 記憶部
103 管理部
104 演算部

Claims (14)

  1. 2つ以上の論理ページで構成される画像データと各前記論理ページの記録媒体への割り付けを示す割付情報とを関連付けて記憶する記憶手段を備え、前記割付情報に基づいて前記画像データの各論理ページを複数の記録媒体に割り付けて画像出力する画像出力装置であって、
    入力手段と、
    前記入力手段からの前記複数の記録媒体の中の所望の記録媒体を示す記録媒体指定情報の入力を受け、前記割付情報に基づいて、前記記録媒体指定情報が示す記録媒体に割り付けられる論理ページを求める演算手段と、
    前記求められた論理ページを前記割付情報に基づいて画像出力する画像出力手段とを備えることを特徴とする画像出力装置。
  2. 前記画像出力手段は、前記求められた論理ページを前記割付情報に基づいて記録媒体に割り付けて画像形成する請求項1に記載の画像出力装置。
  3. 前記演算手段は、前記入力手段からの前記複数の記録媒体の中のいずれか1つを示す記録媒体指定情報の入力を受ける請求項1または請求項2に記載の画像出力装置。
  4. 前記割付情報に対応する各記録媒体に割り付けられる論理ページの数を示すテーブルを更に備え、
    前記演算手段は、当該割付情報に対応する前記論理ページの数と前記記録媒体指定情報とから前記記録媒体指定情報が示す記録媒体に割り付けられる論理ページを求める請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の画像出力装置。
  5. 前記演算手段は、前記割付情報に基づいて前記各論理ページと前記各論理ページが割り付けられる記録媒体との対応関係を求め、前記対応関係を用いて前記記録媒体指定情報が示す記録媒体に割り付けられる論理ページを求める請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の画像出力装置。
  6. 前記演算手段により求められる論理ページが無かった場合に、前記画像出力手段の前記画像出力を中止させる画像出力制御手段を更に備える請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の画像出力装置。
  7. 表示手段と、
    前記演算手段により求められる論理ページが無かった場合に、前記表示手段にエラー表示をさせる表示制御手段とを更に備える請求項6に記載の画像出力装置。
  8. 2つ以上の論理ページで構成される画像データと各前記論理ページの記録媒体への割り付けを示す割付情報とを関連付けて記憶する記憶手段を備え、前記割付情報に基づいて前記画像データの各論理ページを複数の記録媒体に割り付けて画像出力する画像出力装置であって、
    入力手段と、
    前記入力手段からの前記2つ以上の論理ページの中の所望の論理ページを示す論理ページ指定情報の入力を受け、前記割付情報に基づいて、前記論理ページ指定情報が示す論理ページと同じ記録媒体に割り付けられる全ての論理ページを求める演算手段と、
    前記求められた論理ページを前記割付情報に基づいて画像出力する画像出力手段とを備えることを特徴とする画像出力装置。
  9. 前記画像出力手段は、前記求められた論理ページを前記割付情報に基づいて前記論理ページ指定情報が示す論理ページが割り付けられる記録媒体に割り付けて画像形成する請求項8に記載の画像出力装置。
  10. 前記演算手段は、前記入力手段からの前記2つ以上の論理ページの中のいずれか1つを示す論理ページ指定情報の入力を受ける請求項8または請求項9に記載の画像出力装置。
  11. 前記割付情報に対応する各記録媒体に割り付けられる論理ページの数を示すテーブルを更に備え、
    前記演算手段は、当該割付情報に対応する前記論理ページの数と前記論理ページ指定情報とから前記論理ページ指定情報が示す論理ページと同じ記録媒体に割り付けられる全ての論理ページを求める請求項8乃至請求項10のいずれかに記載の画像出力装置。
  12. 前記演算手段は、前記割付情報に基づいて前記各論理ページと前記各論理ページが割り付けられる記録媒体との対応関係を求め、前記対応関係を用いて前記論理ページ指定情報が示す論理ページと同じ記録媒体に割り付けられる全ての論理ページを求める請求項8乃至請求項10のいずれかに記載の画像出力装置。
  13. 2つ以上の論理ページで構成される画像データと各前記論理ページの記録媒体への割り付けを示す割付情報とを関連付けて記憶し、前記割付情報に基づいて前記画像データの各論理ページを複数の記録媒体に割り付けて画像出力する画像出力方法であって、
    前記複数の記録媒体の中の所望の記録媒体を示す記録媒体指定情報の入力を受ける段階と、
    前記割付情報に基づいて、前記記録媒体指定情報が示す記録媒体に割り付けられる論理ページを求める段階と、
    前記求められた論理ページを前記割付情報に基づいて画像出力する段階とを含むことを特徴とする画像出力方法。
  14. 2つ以上の論理ページで構成される画像データと各前記論理ページの記録媒体への割り付けを示す割付情報とを関連付けて記憶し、前記割付情報に基づいて前記画像データの各論理ページを複数の記録媒体に割り付けて画像出力する画像出力方法であって、
    前記2つ以上の論理ページの中の所望の論理ページを示す論理ページ指定情報の入力を受ける段階と、
    前記割付情報に基づいて、前記論理ページ指定情報が示す論理ページと同じ記録媒体に割り付けられる全ての論理ページを求める段階と、
    前記求められた論理ページを前記割付情報に基づいて画像出力する段階とを含むことを特徴とする画像出力方法。
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