JP2007041394A - 表示装置 - Google Patents
表示装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2007041394A JP2007041394A JP2005226813A JP2005226813A JP2007041394A JP 2007041394 A JP2007041394 A JP 2007041394A JP 2005226813 A JP2005226813 A JP 2005226813A JP 2005226813 A JP2005226813 A JP 2005226813A JP 2007041394 A JP2007041394 A JP 2007041394A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- display
- gradation
- reset
- pixel
- gradations
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Images
Landscapes
- Liquid Crystal (AREA)
- Electrochromic Elements, Electrophoresis, Or Variable Reflection Or Absorption Elements (AREA)
- Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)
Abstract
【課題】 印加される直流電気信号により光学的特性が変化する表示装置において、高速な表示画像切り替え、多階調表示による表示画質の向上を両立させ、さらには直流電気信号の連続印加による表示画質の劣化を低減する。
【解決手段】 表示部を構成する各画素にはリセット階調が少なくとも2つ以上存在し、かつ少なくとも2つ以上の非リセット階調が存在し、1表示周期での各画素における階調遷移において、その始状態、あるいは終状態を複数のリセット階調のいずれか1つとし、表示部を構成する各画素が異なる非リセット状態を選択し得ることを特徴とする。
【選択図】 図1
【解決手段】 表示部を構成する各画素にはリセット階調が少なくとも2つ以上存在し、かつ少なくとも2つ以上の非リセット階調が存在し、1表示周期での各画素における階調遷移において、その始状態、あるいは終状態を複数のリセット階調のいずれか1つとし、表示部を構成する各画素が異なる非リセット状態を選択し得ることを特徴とする。
【選択図】 図1
Description
本発明は表示装置およびその駆動方法に関する発明である。
情報機器の発達に伴い、低消費電力且つ薄型の表示装置のニーズが増しており、これらニーズに合わせた表示装置の研究、開発が盛んに行われている。中でも液晶表示装置は、こうしたニーズに対応できる表示装置として活発な開発が行われ、商品化されている。しかしながら、現在の液晶表示装置には、画面を見る角度や、反射光により画面上の文字が見ずらく、また光源のちらつき・低輝度等から生じる視覚への負担が重いという問題があり、この問題が未だ十分に解決されていない。このため、低消費電力、視覚への負担軽減などの観点から反射型表示装置が期待されている。
その一つとして、Harold D.Lees等により電気泳動表示装置が提案されている(米国特許USP3612758公報)。
図1(a)は、その電気泳動表示装置の構造の一例を示す図であるが、この種の電気泳動表示装置は、所定間隙を開けた状態に配置された一対の基板1、2と、これらの基板1、2の間に充填された絶縁性液体3と、絶縁性液体3に分散された多数の着色帯電泳動粒子4と、それぞれの基板1、2に沿うように各画素に配置された表示電極5、6と、を備えている。
画素と画素との間には隔壁7が設けられ、着色帯電泳動粒子4の他の画素への移動を防止し、均一表示を維持する。この装置において、着色帯電泳動粒子4は、正極性又は負極性に帯電されているため、表示電極5、6に印加される電圧の極性に応じていずれかの表示電極5又は6に吸着されるが、絶縁性液体3及び着色帯電泳動粒子4はそれぞれ異なる色に着色されているため、着色帯電泳動粒子4が観察者側の表示電極5に吸着されている場合には着色帯電粒子4の色が視認され(図1(b)参照)、着色帯電泳動粒子4が他側の表示電極6に吸着されている場合には絶縁性液体3の色が視認されることとなる(図1(a)参照)。したがって、印加電圧の極性を画素毎に制御することによって、様々な画像を表示することができる。以下、このタイプの装置を“上下移動型”の電気泳動表示装置とする。
しかしながら、このような上下移動型の電気泳動表示装置では、絶縁性液体3に染料やイオンなどの発色材を混合しなくてはならず、このような発色材の存在は、新たな電荷の授受をもたらすために電気泳動動作において不安定要因として作用しやすく、表示装置としての性能や寿命、安定性を低下させる場合があった。
かかる問題を解決するものとして、図2(a)に示すタイプの電気泳動表示装置が特開2003−161966公報に開示されている。かかる電気泳動表示装置は、所定間隙を開けた状態に配置された一対の基板1、2と、これらの基板1、2の間に充填された絶縁性液体3と、絶縁性液体3に分散された多数の着色帯電泳動粒子4と、各画素に配置された二つの電極5、6と、各画素間に設けられた隔壁7と、を備えているが、この一対の電極5、6は、上述のタイプのように絶縁性液体3を挟み込むように配置されているのではなく、第1の電極5は後方基板2に沿うように配置され、第2の電極6は隔壁7の表面に形成されている。
かかる電気泳動表示装置の場合、絶縁性液体3は透明であれば良く、発色材を混入する必要が無いため、上述のような問題を回避できる。そして前記表示装置においては、第1の電極5、あるいはその表面、あるいは第1の電極5が透明である場合は、第1の電極5の後方に着色層が帯電泳動粒子4と異なる色に着色されている。帯電泳動粒子4は、それらの電極5、6へ印加する電圧の極性に応じて移動し、隔壁7表面の第2の電極6に吸着されている場合には、第1の電極5+遮蔽層7の色が視認される(図2(b)参照)。一方、帯電泳動粒子4が第1の電極5に吸着されている場合には帯電泳動粒子4の色+第2の電極6の色が視認される(図2(c)参照)。したがって、印加電圧の極性を画素毎に制御することにより、画像を表示することができる。
米国特許USP3612758号公報
特開2003−161966号公報
前記表示装置と、例えば、特開平5−324163号公報に掲載されているいわゆる抵抗膜方式の座標位置検出装置を組み合わせることにより、ペン入力または、指圧感知による入力を可能とし、低消費電力かつ、省スペースなウエアラブルPCや、例えばメモをとる事を可能とする、紙のようなディスプレイが実現できる。
しかし、前述した電気泳動表示装置においては、より正確かつ再現性が高い階調表現を行う為に、ある階調表示状態から次の階調表示状態へ変化する際に、例えば、略最低輝度や略最高輝度を、表示部を構成する画素全体で一旦表示することで該帯電泳動粒子を一定の初期位置に配し、その後目的階調への遷移を行わせる必要がある。この方式における一定の帯電泳動粒子初期状態をリセット状態、もしくはリセット階調と呼び、さらにはこの階調制御方式をリセット駆動と呼ぶ。図3はこのリセット駆動方式の原理を視覚的に示す概念図である。以下、図3を用いてこのリセット駆動方式について詳細に説明を行う。
リセット駆動方式においては、非リセット階調間の階調遷移を行う際、その正確性、再現性を高めるために、1のように一度リセット階調を経由した上で、目的階調への遷移を行う。このリセット階調表示は通常、表示部を構成する画素全体で行う。また階調遷移における始状態、あるいは終状態がリセット階調である場合にも、2あるいは3のように一度リセット階調を表示し、その後目的階調への遷移を行う。目的階調がリセット階調の場合には、一度リセット階調を表示した後は、画素への電気信号印加は行わない。4のようなリセット状態を経由しない非リセット階調間遷移は、その階調遷移の正確性、再現性に問題が生じるため、禁制遷移とする。
帯電泳動粒子の空間位置分布を初期化するためのリセット手段は、帯電泳動粒子の空間位置分布の印加電圧、あるいは印加時間依存性に応じて様々な方法が考えられるが、例えば目的階調への遷移に必要とされる電気信号の印加前に、階調遷移の際に印加すべき電圧と逆極性のリセット電圧を与える事で、常に目的階調への遷移前における各画素内帯電泳動粒子の状態を略一定とすべく制御する事が可能となり、階調表示性の再現性が向上することとなる。
しかしながらリセット駆動方式では、表示部を構成する画素全体で、リセット画像の表示が行われた後に目的階調への遷移がなされる為、例えば、比較的早い周期での連続表示画像切り替えを行う際、リセット画像表示によるチラツキなど、ユーザーにとって望ましくない表示状態を示してしまうこととなる。
かかる問題を解決するため、図4に示すように、各画素における階調遷移を制限する、例えば表示部を構成する各画素がとり得る階調数を2、あるいは3とする手法が挙げられる。この手法では各画素での階調遷移において、その始状態、あるいは終状態のいずれかは必ずリセット状態、つまり粒子空間位置が初期化された状態となる。すなわち、階調数を2とした場合については、図4(a)に示す通り、始状態が必ずいずれかのリセット階調となり、結果、リセット階調からの目的階調への書き込みのみとなるため、結果として表示部全体での一様なリセット画像の表示は行われず、高速な画像切り替えをする際にもユーザーにとって望ましくない表示状態を示すことはない。さらに階調数を3に制限した場合には、図4(b)に示す通り、階調遷移において、その始状態、あるいは終状態のいずれか、または両者がリセット階調となる。リセット階調を始状態とする場合は、前述した通り、正確かつ再現性が高い階調制御を行うことができる。一方、リセット階調を終状態とする場合、リセット状態はそれ以上電気信号を印加し続けても、粒子空間位置分布は変化しないため、その前状態によらず、正確かつ再現性が高い階調制御を行うことができる。この階調制御方式をリセットレス駆動と呼び、図4(a)、(b)はリセットレス駆動方式の原理を視覚的に示す概念図であり、図4(a)は階調数2、図4(b)は階調数3の動作原理を示している。
しかしながら上述したリセットレス駆動方式においては、1画素における表示階調数を削減しているため、より細かな画像を表示することは困難であり、表示画質の劣化を招いてしまう。
上述したように、従来技術においては高速書き換えと多階調表示を両立させることは非常に困難であった。
本発明は上記問題点を解決するためになされたものであり、表示部を構成する各画素にはリセット階調が少なくとも2つ以上存在し、かつ少なくとも2つ以上の非リセット階調が存在し、1表示周期での各画素における階調遷移において、その始状態、あるいは終状態を複数のリセット階調のいずれか1つとし、表示部を構成する各画素が異なる非リセット状態を選択し得ることを特徴とする。
さらには1表示単位が複数の画素によって構成され、各構成画素が1表示周期において、互いに異なる非リセット階調を選択し得ることを特徴とする。
以上説明したように、本発明に開示された駆動方法により、従来のリセットレス駆動法では困難であった、リセット駆動法と同等の階調数を表示しながらのリセットレス駆動が可能となった。
さらには従来の直流電気信号を印加することにより、表示切替を行う表示素子で問題となる、残留DCによる焼きつきを低減することが可能となる。
以下に本発明における実施形態について電気泳動表示装置を例として詳細に説明する。
(駆動方法の原理)
図5は本発明の実施例における画素の断面図である。
図5は本発明の実施例における画素の断面図である。
所定間隙を開けた状態に配置された一対の第1基板1、第2基板2と、これらの基板1、2の間隙に配置された黒色に着色された絶縁性液体3を備えている。黒色絶縁性液体3中には、白色に着色された帯電泳動粒子4が配置されている。また、各画素に書き換え電圧を印加することができるように、第1基板1に沿うように各画素に配置された表示電極5と、第2基板に配置された全ての画素に共通の共通電極6を備え、かつ各画素の境界部には、帯電泳動粒子4の移動を防止するための隔壁7が形成されている。
かかる電気泳動表示装置は、帯電泳動粒子の空間的な位置分布を変化させることで階調表示を実現する。以下、黒色に着色された絶縁性液体3と、正極性帯電で白色に着色された帯電泳動粒子4を考えることとする。この場合、基板1、2に垂直な方向に対して泳動粒子の位置を制御することで、階調を制御することができる。図5(a)に最大反射率が得られ、白表示となる粒子分布、また図5(b)、(c)にはそれぞれ黒表示、中間階調表示が得られる帯電泳動粒子の位置分布を示す。帯電泳動粒子の移動距離は、表示電極5と共通電極6との間に印加される電圧と印加時間によって定めることができる。例えば、印加電圧を一定とした場合、印加時間を変えることで泳動粒子の移動距離を制御でき(以下、パルス幅階調制御法と呼ぶ)、又逆に、印加時間を一定とした場合、印加電圧を変えることで泳動粒子の移動距離を制御することができる(以下、電圧階調制御法と呼ぶ)。以下の説明では、パルス幅階調制御法を前提に議論することとする。
図6に各画素における本発明での階調制御を目的とした駆動方法の基本原理を示す。
本発明での駆動方法において、各画素には少なくとも2つの異なるリセット階調1、2、さらには少なくとも2つの異なる非リセット階調3、4が存在する。図6では例として最大、あるいは最小反射率が得られる帯電泳動粒子分布状態をリセット階調としているが、これに限られるものではなく、中間階調がリセット階調と定義されてもかまわない。非リセット階調についても同様にその反射率、存在数は任意で良い。各階調間の遷移は図5における表示電極5への電圧印加時間で制御を行う。
各画素における階調遷移において、その始状態、あるいは終状態のいずれかは必ずリセット階調とする(5〜14)。その両者がリセット階調であっても良い。非リセット階調間遷移は15,16に示す通り、禁制遷移とする。以上、各画素における階調遷移において、始状態、あるいは終状態のいずれか、もしくは両者がリセット階調となり、非リセット階調間の遷移が行われないため、従来技術において課題となっていた階調制御性を解決することが可能となる。
また各画素は複数存在する非リセット階調のいずれかを任意に選択することが可能である。例えば連続的に階調表示を行う場合、ある画像表示を行う際には非リセット階調3を選択し、またある画像表示を行う際には非リセット階調4を選択する、というように異なる非リセット階調を選択することができる。しかしながら前述したように、異なる非リセット階調間の遷移は禁制遷移となっているため、隣り合う表示周期間において異なる非リセット階調を選択することはできない。従来技術においては、階調制御性を向上させたリセットレス駆動を実現するために、表示階調数を2、ないしは3と制限していたが、本発明ではそれ以上、少なくとも4階調以上を各画素にて表示することが可能となり、リセットレス駆動で問題となっていた表示画質の劣化を招くことはない。
各画素の階調遷移時に表示電極に印加される電圧極性は1表示周期、つまり1フレーム内では同極性とする。このため、1表示周期における帯電泳動粒子の移動方向は単一の方向として定義され、従来技術であるリセット駆動のように、一度帯電泳動粒子の空間位置を初期化してから、目的階調への書き込みを行うというような階調制御駆動は行わない。
さらに、各画素における任意の2状態間の階調遷移において、その往路、復路の前記画素の前記第1、第2電極間への印加電圧信号の時間に対する積分値の絶対値が等しくなることを特徴とする。図5において、階調遷移5と8、6と14、7と11、9と12、10と13のように任意の2状態間の往路、復路に必要とされる、印加電圧信号の時間に対する積分値の絶対値を等しくすることにより、2状態間の往復階調遷移において、印加される電気信号の実効値が0となる。これにより残留DCによる表示焼きつきが低減され、表示品位が向上することとなる。
本発明での階調制御駆動方法は、以上の条件を満たすため、上述したように、従来技術でのリセット駆動における、リセット画像の表示による表示画像切り替えの遅さ、さらにはリセットレス駆動における表示階調数の減少、両者を改善することができ、リセットレス駆動を実現しながら多階調表示を行うことが可能となる。
さらに本発明での階調制御方法により駆動される複数の画素が、表示部における1表示単位を形成する場合について、詳細に説明する。
図7において、2つの画素が1表示単位を形成する例を示す。1表示単位を形成する各画素においてそのリセット階調数、非リセット階調数をそれぞれ2とし、2つのリセット階調をそれぞれ最大反射率階調、最小反射率階調とする。またここでいう1表示単位とは、表示部で表示を行う画像を構成する1ピクセルを意味する。図7において最大反射率が得られるリセット階調1の反射率を3、最小反射率が得られるリセット階調2の反射率を0と規格化し、非リセット階調1、2の反射率をそれぞれ2、1と定義した場合、画素A、Bそれぞれにおいて選択しうる階調は0、1、2、3の4通りとなり、1画素で表現可能な階調数は4である。1表示単位を構成する画素A、Bそれぞれは異なる非リセット階調を選択することが可能であるため、1表示単位に表示される階調は、画素A、B、両者の反射率の平均値がとり得る合計値となり、選択しうる階調は、0、0.5、1、1.5、2、2.5、3の計7階調となる。
次に従来のリセット駆動、あるいはリセットレス駆動により駆動される2つの画素が1表示単位を形成する場合との比較を行った結果を図15に示す。階調数を2、あるいは3と制限することにより、リセットレス駆動する場合における1表示単位での階調数は、図15中の駆動方式1、あるいは2に示すように、それぞれ3、5となる。また、リセット駆動により駆動され、1画素での階調数が4である場合における1表示単位での階調数は、駆動方式3に示すように7となる。一方、本発明における駆動方式においては、駆動方式4に示すように1表示単位での階調数は7となる。以上、本発明における駆動方式にて駆動される複数の画素が1表示単位を形成する場合においては、リセットレス駆動としながらも、リセット駆動と同等の階調数を得ることが可能となる。
上述の説明においては、本発明の実施例として、1画素階調数を4、1表示単位構成画素数を2としていたが、これに限られるものではなく、4以上の1画素階調数、2以上の1表示単位構成画素数としても良い。
また説明を簡略化するために、これまで表示部、画素では単色表示としていたが、これに限られるものではない。例えばRGBカラーフィルターを用いたカラー表示装置にも本発明による駆動方法は適用可能である。
(データ処理フローチャート)
図8は、本発明の駆動方法に係る回路構成の一例を示すブロック図である。デジタル画像データを、表示素子の特性に合わせて変換する回路ブロック1と、回路ブロック1で変換されたデジタル画像データを保存するためのメモリと、表示素子を駆動させるためのアナログ信号を形成する回路ブロック2と、表示素子から構成されている。メモリの容量は特に限定されるものではなく、ラインメモリ、フレームメモリ等を用いることができる。表示素子は、図9に示すようなm行×n列のマトリクス状の表示装置を考える。
図8は、本発明の駆動方法に係る回路構成の一例を示すブロック図である。デジタル画像データを、表示素子の特性に合わせて変換する回路ブロック1と、回路ブロック1で変換されたデジタル画像データを保存するためのメモリと、表示素子を駆動させるためのアナログ信号を形成する回路ブロック2と、表示素子から構成されている。メモリの容量は特に限定されるものではなく、ラインメモリ、フレームメモリ等を用いることができる。表示素子は、図9に示すようなm行×n列のマトリクス状の表示装置を考える。
図9に示したように、表示部における1表示単位が、m行×n列のマトリクス状に配置された表示装置を駆動させる場合、一般的に薄膜トランジスタ(TFT:Thin Film Transistor)をスイッチング素子として用いたアクティブマトリクス駆動をおこなう。この場合、回路ブロック2は、電源やタイミング制御のコントローラ、D/Aコンバータ、シフトレジスタ等で構成される。またもちろんアクティブマトリクス駆動に限定されることはなく、一般的に知られているパッシブマトリクス駆動など他の駆動をもちいてもよい。
回路ブロック1の中で行われる画像データの補正について説明する。図10は回路ブロック1にて行われるデータ処理を示すフローチャート1である。以下の説明においては、表示部を構成する1画素が4階調表示、この2つの画素A、Bにより構成される1表示単位が前述した通り、7階調表示を行うものとして、画像データが各表示単位において7階調を示すデジタル情報をもっているとする。ここで、入力された画像データが7階調のデータでなければ、あらかじめ7階調のデータに変換される。
まず1表示単位に表示される階調情報をもとに、ルックアップテーブル1を参照し、画素A、B、それぞれに表示すべき階調データに変換を行う。このルックアップテーブル1の内容例について図16に示す。1表示単位に表示される階調は、画素A、Bの反射率の平均値により定義され、例えば1表示単位が2の階調を表示する場合には、図16に示すように画素A、Bはそれぞれ1、3の階調を表示することとなる。ここではA、Bそれぞれの画素に表示される階調の例として1、3を挙げたが、これに限られるものではない。上記ルックアップテーブル1には、1表示単位に表示すべき階調情報から、画素A、Bそれぞれに表示すべき階調情報が格納されており、このルックアップテーブル1をもとに表示単位の階調データから構成画素の階調データへの変換を行う。
次に回路ブロック2の中で行われる、各画素に表示すべき階調データから印加電圧波形への変換法について説明する。図11は回路ブロック2にて行われるデータ処理を示すフローチャート2である。回路ブロック2においては、回路ブロック1でのデータ処理から生成された画素A、Bそれぞれの階調データをもとに、最終的に画素A、B、それぞれの表示電極へ印加すべき電圧波形データの生成を行う。まず回路ブロック1で生成された画素A、Bの階調データをメモリに転送、保存し、さらにルックアップテーブル2に階調データの転送を行う。同時にメモリから前フレームの階調データを取り出し、現フレームの階調データ、前フレームの階調データをパラメータとして、ルックアップテーブル2を参照し、表示部への印加波形の選択を行う。このルックアップテーブル2の内容について図17に示す。このルックアップテーブル2は2次元配列で構成されており、行要素は前フレームの階調、列要素は現フレームの階調である。この両要素を元にして印加波形データを選択する。例えば、前フレーム階調が2、現フレーム階調が1である場合、波形データ21が選択され、それに基づくデジタルデータがアナログ信号生成回路へと転送される。ルックアップテーブル2の内容の詳細については、後述する。
次にアナログ信号生成回路について説明する。アナログ信号生成回路は、前記データ変換回路ブロック2で生成されたデジタルデータを、各画素の表示電極へ印加するアナログ電気信号への変換を行う。通常はドライバーICが使用される。
ルックアップテーブル2の内容の詳細について説明する。このテーブルは前フレームの階調データ、現フレームの階調データを元に、表示部に印加すべき波形データを算出することを目的としている。そのためこのルックアップテーブル2を以下、書き換え電気信号データ変換テーブルと呼ぶこととする。また以下の説明では、前述した通り、パルス幅階調制御法を前提に説明を行う。
書き換え電気信号データ変換テーブルの内容は、実験により求められるもので、以下に一例を示す。まず表示部における各画素が、図12に示すような4階調表示を行う場合について説明する。図12に示すように、各階調0から3の反射率はそれぞれ0%, 33%, 66%, 100%である。階調1から階調2への遷移を行う場合、画素に一定の電圧をあるパルス幅で印加することにより、階調遷移を行わせる。このパルス幅は、階調遷移における終状態だけでは決定されず、始状態、終状態の両者によって決定される。そのため画素における階調遷移を正確に行わせるため、すべての始状態、終状態の組み合わせについて、印加電気信号のパルス幅を実験的に決定しておかなければならない。一般的に、このような実験は自動測定系によりおこなわれることが好ましい。また、ここではパルス幅階調制御法を前提としたため、テーブルの内容は印加電気信号のパルス幅となっているが、これに限られるものではない。書き換え電子信号データテーブルの内容は、印加電圧の大きさや、印加時間の長さ、または印加タイミング等、階調制御に影響を及ぼすあらゆるパラメータにより決定されることが好ましい。
また以上において、画素の書き換え電気信号データを算出するのに、ルックアップテーブルを用いた場合を示したが、本発明において書き換え電気信号データを算出する方法はこれに限定されるものではない。例えば、画素における前フレーム階調と現フレーム階調の両者を変数として、実験的に求められた計算式、あるいは経験式に基いて画素の書き換え電気信号データを求めてもよい。
本実施態様では、電気泳動表示装置によって、本発明に開示された駆動方法について説明をおこなったが、特にこれに限られるものではない。例えば、図13に示すような透過型強誘電性液晶表示装置が挙げられる。所定間隙を開けた状態に配置された一対の第1基板1、第2基板2と、これらの基板1、2の間に充填された強誘電性液晶層3と、第1基板1に沿うように画素に配置された画素電極4と、第2基板に配置された全ての画素に共通の共通電極5と、第1基板1の表面と第2基板2の表面それぞれに配置された2枚の偏光板6、7と、第1基板1の背面にバックライト8を備えている。画素電極4、共通電極5は、透過率の高い導電性膜からなる。共通電極5を0Vに接地して、画素電極4に書き換え直流電気信号を印加することで、液晶層3の液晶分子の配向状態を変化させ、偏光板6を透過した光を変調し、表示切替を行う。
このような直流電気信号を印加することにより、その光学特性を変化させ、表示切替を行う表示素子、すべてにおいて本発明は適用可能であり、表示階調数を維持したままのリセットレス駆動を行うことが可能となる。
以下に、実施例に従って本発明を更に詳しく説明する。
(実施例)
本実施例における300行×200列のマトリクス状の電気泳動表示装置の全体図を図9に示す。また、表示装置の隣接する2つの画素を取り出した断面図を、図14に示す。表示装置においては、図16に示すとおり、この隣接する2つの画素A、Bにて1表示単位を形成する。ここでいう1表示単位とは、表示部で表示を行う画像を構成する1ピクセルを意味する。基板1、2は、所定間隙を開けた状態に配置された一対のガラス基板(1.1mm厚)である。これらの基板1、2の間隙には、染料により黒色に着色された分散液3と該分散液中に分散された帯電泳動粒子4が配置されている。さらに各画素間には、該帯電泳動粒子4の搬送を防止するための隔壁7が配置されている。該隔壁7はアクリルレジストをパターニングすることで形成される。帯電泳動粒子4は、酸化チタンを用いることで白色に着色されている。また、各画素に書き換え電圧を印加することができるように、アルミニウム薄膜をパターニングして形成した画素電極5と、ITO透明電極である共通電極6を備えている。また画素電極5を有する基板1には、スイッチング素子やその他駆動に必要な配線やドライバーIC等が形成されている。
本実施例における300行×200列のマトリクス状の電気泳動表示装置の全体図を図9に示す。また、表示装置の隣接する2つの画素を取り出した断面図を、図14に示す。表示装置においては、図16に示すとおり、この隣接する2つの画素A、Bにて1表示単位を形成する。ここでいう1表示単位とは、表示部で表示を行う画像を構成する1ピクセルを意味する。基板1、2は、所定間隙を開けた状態に配置された一対のガラス基板(1.1mm厚)である。これらの基板1、2の間隙には、染料により黒色に着色された分散液3と該分散液中に分散された帯電泳動粒子4が配置されている。さらに各画素間には、該帯電泳動粒子4の搬送を防止するための隔壁7が配置されている。該隔壁7はアクリルレジストをパターニングすることで形成される。帯電泳動粒子4は、酸化チタンを用いることで白色に着色されている。また、各画素に書き換え電圧を印加することができるように、アルミニウム薄膜をパターニングして形成した画素電極5と、ITO透明電極である共通電極6を備えている。また画素電極5を有する基板1には、スイッチング素子やその他駆動に必要な配線やドライバーIC等が形成されている。
画素A、Bには、図5(a)、(b)に示すとおり、帯電泳動粒子4の空間位置分布が初期化されたリセット状態が2つ存在し、かつ2つの非リセット階調が存在する。そのうち図5(a)は略最大反射率、図5(b)は略最小反射率が得られる階調となっている。この最大反射率階調の反射率を100%、最小反射率階調の反射率を0%と規格化すると、2つの非リセット階調の反射率はそれぞれ33%、66%となる。
各画素における1表示周期での階調遷移において、その始状態、あるいは終状態を上記2つのリセット階調のいずれか1つとする。このためリセット階調を必ず経由した表示方法となるため、リセットレス駆動を実現しながら、正確な階調制御を行うことが可能となる。またさらに1表示単位を形成する隣接した各画素A、Bは異なる非リセット階調を表示することが可能である。これにより従来のリセットレス駆動では実現不可能であった、リセット駆動と同等の表示階調数を実現することが可能となった。各画素がとりうる最大反射率を100%、最小反射率を0%とすると、本実施例における1表示単位が表示可能な反射率は、0、16、33、49、66、82、100%の7階調となる。
図8は、本実施例に係る回路構成を示すブロック図である。デジタル画像データを、表示素子の特性に合わせて補正する回路ブロック1と、表示素子を駆動させるためのアナログ信号を形成する回路ブロック2と、メモリと、表示素子から構成されている。本実施例の表示装置は、各画素にスイッチング素子である薄膜トランジスタ(TFT:Thin Film Transistor)を備えており、アクティブマトリックス駆動により表示書き換えをおこなう。回路ブロック2は、電源やタイミング制御のコントローラ、D/Aコンバータ、シフトレジスタ等で構成されている。
回路ブロック1の中で行われる画像データ処理の内容について説明する。図10は回路ブロック1にて行われるデータ処理を示すフローチャート1である。以下の説明においては、表示部を構成する1画素が4階調表示、2つの画素A、Bにより構成される1表示単位が7階調表示を行うものとして、画像データが各表示単位において7階調を示すデジタル情報をもっているとする。ここで、入力された画像データが7階調のデータでなければ、あらかじめ7階調のデータに変換される。
まず画素A、Bにより構成される1表示単位に表示される階調情報をもとに、ルックアップテーブル1を参照し、画素A、B、それぞれに表示すべき階調データへの変換を行う。このルックアップテーブル1の内容について図16に示す。1表示単位に表示される階調は、画素A、B、の反射率の合計値により定義され、例えば1表示単位が4の階調を表示する場合には、図16に示すように画素A、Bはそれぞれ1、3の階調を表示することとなる。上記ルックアップテーブル1には、1表示単位に表示すべき階調情報から、画素A、Bそれぞれに表示すべき階調情報が格納されており、このルックアップテーブル1をもとに表示単位の階調から構成画素の階調への変換を行う。このルックアップテーブル1は、不揮発なメモリ上に格納されている。
次に回路ブロック2の中で行われる、各画素に表示すべき階調データから印加電圧波形への変換法について説明する。図11は回路ブロック2にて行われるデータ処理を示すフローチャート2である。回路ブロック2においては、回路ブロック1でのデータ処理から生成された画素A、B、それぞれの階調データをもとに、最終的に画素A、B、それぞれの表示電極へ印加すべき電圧波形の生成を行う。まず回路ブロック1で生成された画素A、Bの階調データをメモリに転送、保存し、さらにルックアップテーブル2に階調データの転送を行う。同時にメモリから前フレームの階調データを取り出し、現フレームの階調データ、前フレームの階調データをパラメータとして、ルックアップテーブル2を参照し、表示部への印加波形の選択を行う。このルックアップテーブル2の内容について図17に示す。このルックアップテーブル2は2次元配列で構成されており、行要素は前フレームの階調、列要素は現フレームの階調である。この両要素を元にして印加波形を選択する。例えば、前フレーム階調が2、現フレーム階調が1である場合、波形21が選択され、アナログ信号生成回路へと転送される。ルックアップテーブル2の内容の詳細については、後述する。
ルックアップテーブル2の詳細について説明する。このテーブルは前フレームの階調データ、現フレームの階調データを元に、表示部に印加すべき信号を算出することを目的としている。そのためこのルックアップテーブル2を以下、書き換え電気信号変換テーブルと呼ぶこととする。
書き換え電気信号変換テーブルの内容は、実験により求められるものである。前述したとおり、表示部における一表示単位を形成する画素A、Bは4階調表示を行う。図12に示すように、各階調0から3の反射率はそれぞれ0%, 33%, 66%, 100%である。階調1から階調2への遷移を行う場合、画素に一定の電圧をあるパルス幅で印加することにより、階調遷移を行わせる。このパルス幅は、階調遷移における終状態だけでは決定されず、始状態、終状態両者によって決定される。そのため画素における階調遷移を正確に行わせるため、すべての始状態、終状態の組み合わせについて、印加電気信号のパルス幅を実験的に決定しておかなければならない。
本実施例で使用した書き換え電気信号変換テーブルの内容を図18に示す。テーブルは2次元構成となっており、各要素におけるパルス幅の数値は実験的に求められたものである。またテーブルにおける右下がりの対角要素はすべて「信号なし」となっている。これは本実施例における表示装置は、表示メモリー性を有するため、階調遷移がない場合には、書き換え電気信号を印加する必要がないためである。
これら一連のデータ処理は、300行×250列の全ての画素の書き換え電気信号のパルス幅の値が決定することで終了する。
データ処理済みの画像データは、アナログ信号生成回路へと転送され、この情報を元にアナログ信号生成回路は所望の電気信号を生成し、表示部における各画素へ電気信号を印加する。
Claims (6)
- 印加される直流電気信号により光学的特性が変化する表示用液体、または固体が対向配置した基板の間隙に封入され、画素内に配置された第1電極と第2電極の間隙に前記表示用液体、または固体が存在する構造を有し、表示部が複数の前記画素により構成される表示装置において、前記画素には前記光学的特性が初期化された状態であるリセット階調が少なくとも2つ以上存在し、前記リセット階調以外に少なくとも2つ以上の非リセット階調が存在し、1表示周期での前記画素における階調遷移において、始状態、あるいは終状態は複数の前記リセット階調のいずれか1つとし、前記画素が異なる非リセット状態を選択し得ることを特徴とする表示装置。
- 1表示周期での前記画素の前記第1、第2電極間への印加電気信号を同極性としたことを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
- 隣接する表示周期において、前記画素に表示される階調が等しい場合には、前記画素の前記第1、第2電極間への電気信号の印加を行わないことを特徴とする請求項1、或いは請求項2に記載の表示装置。
- 任意の2状態間の階調遷移において、その往路、復路の前記画素の前記第1、第2電極間への印加電圧信号の時間に対する積分値が等しくなることを特徴とした、請求項1から3に記載の表示装置。
- 前記表示部において隣接する前記画素が異なる非リセット階調を選択し得ることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の表示装置。
- 少なくとも2つ以上の前記画素により1つの表示単位が形成され、前記1つの表示単位に表示される階調が、複数の前記画素の透過光量、あるいは反射光量の合計光量により決定され、1表示単位を形成する複数の前記画素が1表示周期において、互いに異なる非リセット階調を選択し得ることを特徴とした請求項1、或いは請求項2に記載の表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005226813A JP2007041394A (ja) | 2005-08-04 | 2005-08-04 | 表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005226813A JP2007041394A (ja) | 2005-08-04 | 2005-08-04 | 表示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007041394A true JP2007041394A (ja) | 2007-02-15 |
Family
ID=37799423
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005226813A Withdrawn JP2007041394A (ja) | 2005-08-04 | 2005-08-04 | 表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007041394A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011022391A (ja) * | 2009-07-16 | 2011-02-03 | Nec Lcd Technologies Ltd | 画像表示装置、及び該画像表示装置に用いられる駆動方法 |
JP2011197513A (ja) * | 2010-03-23 | 2011-10-06 | Seiko Epson Corp | 電気泳動表示装置の駆動方法および電気泳動表示装置 |
JP2011221533A (ja) * | 2010-04-12 | 2011-11-04 | Dialog Semiconductor Gmbh | Epdドライバic用の不揮発性メモリ内のユーザプログラム可能グラフィックス |
JP2012220826A (ja) * | 2011-04-12 | 2012-11-12 | Seiko Epson Corp | 電気光学装置の制御方法、電気光学装置の制御装置、電気光学装置、及び電子機器 |
JP2013195521A (ja) * | 2012-03-16 | 2013-09-30 | Mitsubishi Pencil Co Ltd | 電気泳動表示装置およびその駆動方法 |
JP2014006549A (ja) * | 2013-09-13 | 2014-01-16 | Fuji Xerox Co Ltd | 表示媒体及び表示装置 |
CN109872665A (zh) * | 2017-12-05 | 2019-06-11 | 深圳天德钰电子有限公司 | 电子纸的驱动信号与显示颜色关系的大数据模型建立方法及系统 |
-
2005
- 2005-08-04 JP JP2005226813A patent/JP2007041394A/ja not_active Withdrawn
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011022391A (ja) * | 2009-07-16 | 2011-02-03 | Nec Lcd Technologies Ltd | 画像表示装置、及び該画像表示装置に用いられる駆動方法 |
US8736545B2 (en) | 2009-07-16 | 2014-05-27 | Nlt Technologies, Ltd. | Image display device and driving method for the same |
JP2011197513A (ja) * | 2010-03-23 | 2011-10-06 | Seiko Epson Corp | 電気泳動表示装置の駆動方法および電気泳動表示装置 |
JP2011221533A (ja) * | 2010-04-12 | 2011-11-04 | Dialog Semiconductor Gmbh | Epdドライバic用の不揮発性メモリ内のユーザプログラム可能グラフィックス |
JP2012220826A (ja) * | 2011-04-12 | 2012-11-12 | Seiko Epson Corp | 電気光学装置の制御方法、電気光学装置の制御装置、電気光学装置、及び電子機器 |
JP2013195521A (ja) * | 2012-03-16 | 2013-09-30 | Mitsubishi Pencil Co Ltd | 電気泳動表示装置およびその駆動方法 |
JP2014006549A (ja) * | 2013-09-13 | 2014-01-16 | Fuji Xerox Co Ltd | 表示媒体及び表示装置 |
CN109872665A (zh) * | 2017-12-05 | 2019-06-11 | 深圳天德钰电子有限公司 | 电子纸的驱动信号与显示颜色关系的大数据模型建立方法及系统 |
CN109872665B (zh) * | 2017-12-05 | 2021-01-19 | 深圳天德钰科技股份有限公司 | 电子纸的驱动信号与显示颜色关系的大数据模型建立方法及系统 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6256822B2 (ja) | 電気泳動表示装置及びその駆動方法 | |
CN110610687B (zh) | 用于驱动电光显示器的方法 | |
JP5060015B2 (ja) | 電気泳動アクティブマトリクス表示装置 | |
US20070206262A1 (en) | Electrophoretic Display Activation for Multiple Windows | |
CN108463763B (zh) | 用于在白色模式下操作电光显示器的方法和设备 | |
JP3716823B2 (ja) | 電気光学装置、電気光学装置の駆動方法及び電子機器 | |
JP2007041394A (ja) | 表示装置 | |
US20090225107A1 (en) | Display element, electronic paper including the same, electronic terminal apparatus including the same, display system including the same, and method of processing image in display element | |
TWI711306B (zh) | 電光顯示器及其驅動方式 | |
US20120249508A1 (en) | Bistable display and method of driving a panel thereof | |
US20120139891A1 (en) | Driving Method of Electrophoretic Display Device, Electrophoretic Display Device and Electronic Apparatus | |
KR20130108054A (ko) | 액정 표시 장치, 액정 표시 장치의 구동 방법 및 전자 장치 | |
JP2004094168A (ja) | 電気光学装置、電気光学装置の駆動方法及び電子機器 | |
JP2004102054A (ja) | 電気光学装置、電気光学装置の駆動方法及び電子機器 | |
JP2007047349A (ja) | 電気光学装置、駆動方法および電子機器 | |
JP2007178785A (ja) | 電気泳動表示装置及びその駆動方法 | |
TWI794830B (zh) | 電光顯示器及用於驅動此電光顯示器之方法 | |
JP4196615B2 (ja) | 電気光学装置、電気光学装置の駆動方法及び電子機器 | |
KR20060090664A (ko) | 대칭 데이터 프레임들을 가진 전기영동 디스플레이 활성화 | |
KR101623581B1 (ko) | 액정표시장치 및 그의 구동방법 | |
US20210150992A1 (en) | Methods for driving electro-optic displays | |
JP4488105B2 (ja) | 電気光学装置、電気光学装置の駆動方法及び電子機器 | |
JP2004177590A (ja) | 電気光学装置、電気光学装置の駆動方法、及び電子機器 | |
RU2754485C1 (ru) | Электрооптические дисплеи и способы их возбуждения | |
JP5512409B2 (ja) | 電気泳動表示装置及びその駆動方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20081007 |