JP2007036700A - 画像処理装置及びその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 画像に複数の特徴が含まれる場合にも、容易に各特徴を含む画像を適切に取り出せるようにする。
【解決手段】 被写体を撮像し、得られた画像信号を処理する撮像装置(100)であって、得られた画像信号から1以上の特徴を抽出する特徴抽出回路(114)と、前記特徴抽出回路により抽出された特徴毎に、前記画像信号の複製または前記画像信号の記録先のアドレス情報を、分類して記録する記録先管理回路(115)とを有する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、画像処理装置及びその制御方法に関し、更に詳しくは、画像処理装置で取得した画像データを記録する技術に関する。
従来、撮像装置とプリンタなどの画像形成装置とを接続して、撮像した画像を印刷出力するシステムがある。このシステムで、例えば、所望の被写体が写っている画像データを選択的に印刷出力したい場合、以下の処理を行っていた。即ち、撮像装置や画像形成装置に設けられている表示部や外部の表示装置を通じて、撮像された画像を1枚ずつ確認し、印刷出力の対象となる画像を指定していた(例えば、特許文献1参照)。
しかし、撮影枚数が多くなるにつれて、撮像された画像を1枚ずつ確認するのは煩雑になる。そこで、予め登録された特徴点に基づいて、撮像された画像に含まれる被写体を認識し、認識できた被写体に応じて撮像された画像の記録先を切り替える方法が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開平11−282446号公報 特願2003−316938号公報
上述したように、特許文献2では、撮像された画像に含まれる被写体を認識し、認識された被写体に応じて記録先を変更する。しかしながら、上述の方法に対応していない表示装置で画像を閲覧しようとする場合や、上述の方法で画像が分類されていることをユーザーが知らない場合がある。その場合、所望の画像がどこに記録されているか分からず、取り扱い上の混乱を招いたり、記録方式に係る互換性が取れなくなる可能性があった。
また、画像データに複数の被写体が存在していた場合、どの被写体に基づいて分類されるのか定められていないため、どこに保存されるかを容易に判断することができなかった。
本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであり、画像に複数の特徴が含まれる場合にも、容易に各特徴を含む画像を適切に取り出せるようにすることを目的とする。また、従来の記録方法との互換性を確保することを更なる目的とする。
上記目的を達成するために、画像データを生成または入力可能な本発明の画像処理装置は、画像データから1以上の特徴を抽出する抽出手段と、前記抽出手段により抽出された特徴毎に、前記画像データの複製または前記画像データの記録先のアドレス情報を、分類して記録するように制御する記録制御手段とを有する。
また、本発明の画像処理装置の制御方法は、画像データを生成または入力する画像取得ステップと、取得した画像データから1以上の特徴を抽出する抽出ステップと、前記抽出された特徴毎に、前記画像データの複製または前記画像データの記録先のアドレス情報を、分類して記録する記録ステップとを有する。
上記画像処理装置において、前記画像データを記録媒体に記録する記録手段及び記録ステップを有する。
本発明によれば、画像に複数の特徴が含まれる場合にも、容易に各特徴を含む画像を適切に取り出すことが可能になる。また、従来の記録方法との互換性を確保することができる。
以下、添付図面を参照して本発明を実施するための最良の形態を詳細に説明する。
<第1の実施形態>
図1は、本発明の第1の実施形態における画像処理機能を有する撮像装置の構成を示すブロック図である。
図1において、100は撮像装置である。10は撮影レンズ、12は絞り機能を備えるシャッター、14は光学像を電気信号に変換する撮像素子、16は撮像素子14のアナログ信号出力をディジタル信号に変換するA/D変換器である。
18は撮像素子14、A/D変換器16、D/A変換器26にそれぞれクロック信号や制御信号を供給するタイミング発生回路であり、メモリ制御回路22及びシステム制御回路50により制御される。
20は画像処理回路であり、A/D変換器16からのデータ或いはメモリ制御回路22からのデータに対して所定の画素補間処理や色変換処理を行う。また、画像処理回路20は、A/D変換器16から出力される画像データを用いて所定の演算処理を行う。そして、得られた演算結果に基づいてシステム制御回路50が露光制御部40、測距制御部42に対して、TTL(スルー・ザ・レンズ)方式のオートフォーカス(AF)処理、自動露出(AE)処理、フラッシュプリ発光(EF)処理を行っている。さらに、画像処理回路20は、A/D変換器16から出力される画像データを用いて所定の演算処理を行い、得られた演算結果に基づいてTTL方式のオートホワイトバランス(AWB)処理も行っている。
22はメモリ制御回路であり、A/D変換器16、タイミング発生回路18、画像処理回路20、画像表示メモリ24、D/A変換器26、メモリ30、圧縮・伸長回路32を制御する。A/D変換器16から出力される画像データは、画像処理回路20、メモリ制御回路22を介して、或いはメモリ制御回路22のみを介して、画像表示メモリ24或いはメモリ30に書き込まれる。
24は画像表示メモリ、26はD/A変換器、28はTFT LCD等から成る画像表示部であり、画像表示メモリ24に書き込まれた表示用の画像データはD/A変換器26を介して画像表示部28により表示される。画像表示部28を用いて、撮像した画像データを逐次表示することで、電子ビューファインダー(EVF)機能を実現することができる。また、画像表示部28は、システム制御回路50の指示により任意に表示をON/OFFすることが可能であり、表示をOFFにした場合には撮像装置100の電力消費を大幅に低減することができる。
30は撮影した静止画像や動画像を格納するためのメモリであり、所定枚数の静止画像や所定時間の動画像を格納するのに十分な記憶容量を備えている。これにより、複数枚の静止画像を連続して撮影する連射撮影やパノラマ撮影の場合にも、高速かつ大量の画像書き込みをメモリ30に対して行うことが可能となる。また、メモリ30はシステム制御回路50の作業領域としても使用することが可能である。
113は分類制御回路で、画像データから抽出すべき1つ以上の特徴の情報と、各特徴に対応する記録先の情報を管理し、後述する特徴抽出回路114へ抽出すべき特徴の情報を送信する。特徴としては、目、鼻、口、顎、耳、ホクロといった人物を特定するための顔の特徴や、口の開口状態、口角の傾き、開眼/閉眼、目じりの形状といった人の表情の特徴が考えられる。他に、道路標識、旗、バッチの絵柄といったパターンの特徴や、山、窓、車両といったシーンの特徴などを用いることもできる。即ち、特徴の情報として、形状、画像における位置、色といった指標を管理する。また、予め管理された特徴とは異なる新しい特徴が後述する特徴抽出回路114で発見された場合には、新たな特徴として新規に管理する。
114は特徴抽出回路で、メモリ30から画像データを取得して、画像データに含まれる特徴を抽出する。特徴の抽出方法は、本発明では特にこだわることなく、従来技術を用いても良い。例えば、特許文献2や、特開2004−317699号公報に記載の公知の特徴抽出方法などが挙げられる。まず、画像データの輝度情報を用いてエッジを抽出し、抽出できたエッジの形状、画像における位置、色といった指標に基づいて所望の特徴を抽出する。抽出すべき特徴は、分類制御回路113から随時取り込む。画像データから所望の特徴を抽出できた場合、当該画像データと抽出された特徴の情報を、後述する記録先管理回路115へ出力する。また、分類制御回路113から送信されていない新たな特徴が見つかった場合は、その特徴の情報を分類制御回路113へ送信する。
115は、記録先管理回路で、特徴抽出回路114で抽出された特徴の種類に応じて、当該画像データの複製をシステム管理回路50へ要求すると共に、画像データの複製の記録先を指定する。画像データから所望の特徴を抽出できた場合、抽出された特徴の種類の情報を特徴抽出回路114から取得する。また、得られた特徴の種類の情報に基づいて、分類制御回路113から特徴の種類に応じた記録先のディレクトリ情報を取得し、画像データの複製を所望の記録先へ記録するようシステム制御回路50へ要求する。また、後述する記録部202および212に記録先となるディレクトリが生成されているかを確認し、生成されていない場合、記録部202および212に新規ディレクトリの生成をシステム制御回路50へ要求する。
上述した分類制御回路113、特徴抽出回路114、記録先管理回路115を設けることにより、撮影した画像データに所望の人物、人の表情、パターン、シーンなどが写っているかどうかを自動で判断することができる。
32は適応離散コサイン変換(ADCT)等、公知の圧縮方法を用いて画像データを圧縮・伸長する圧縮・伸長回路である。圧縮・伸長回路32は、メモリ30に格納された画像を読み込んで圧縮処理或いは伸長処理を行い、処理を終えたデータを再びメモリ30に書き込む。
40は露光制御部であり、絞り機能を備えるシャッター12を制御する。露光制御部40は、フラッシュ48と連携することによりフラッシュ調光機能も有する。42は撮影レンズ10のフォーカシングを制御する測距制御部、44は撮影レンズ10のズーミングを制御するズーム制御部である。48はフラッシュであり、AF補助光の投光機能、フラッシュ調光機能も有する。露光制御部40及び測距制御部42はTTL方式を用いて制御されている。上述の通り、A/D変換器16からの画像データを画像処理回路20によって演算した演算結果に基づき、システム制御回路50が露光制御部40及び測距制御部42を制御する。
50は撮像装置100全体を制御するシステム制御回路、52はシステム制御回路50の動作用の定数、変数、プログラム等を記憶するメモリである。
54はシステム制御回路50でのプログラムの実行に応じて、文字、画像、音声などを用いて動作状態やメッセージなどを外部に通知するための通知部である。通知部54としては、例えばLCDやLEDなどによる視覚的な表示を行う表示部や音声による通知を行う発音素子などが用いられるが、これらのうち1つ以上の組み合わせにより構成される。特に、表示部の場合には、撮像装置100の操作部70近辺の、視認しやすい、単数あるいは複数箇所に設置されている。また、通知部54は、その一部の機能が光学ファインダー104内に設置されている。
通知部54の表示内容の内、LCDなどに表示するものとしては以下のものがある。まず、シングルショット/連写撮影表示、セルフタイマー表示等、撮影モードに関する表示がある。また、圧縮率表示、記録画素数表示、記録枚数表示、残撮影可能枚数表示等の記録に関する表示がある。また、シャッタースピード表示、絞り値表示、露出補正表示、フラッシュ表示、赤目緩和表示等の撮影条件に関する表示がある。その他に、マクロ撮影表示、ブザー設定表示、時計用電池残量表示、電池残量表示、エラー表示、複数桁の数字による情報表示、記録媒体200及び210の着脱状態表示、日付・時刻表示なども行われる。
また、通知部54の表示内容の内、光学ファインダー104内に表示するものとしては、合焦表示、手ぶれ警告表示、フラッシュ充電表示、シャッタースピード表示、絞り値表示、露出補正表示などがある。
56は電気的に消去・記録可能な不揮発性メモリであり、例えばEEPROM等が用いられる。
60、62、64、66及び70は、システム制御回路50の各種の動作指示を入力するための操作手段であり、スイッチやダイアル、タッチパネル、視線検知によるポインティング、音声認識装置等の単数或いは複数の組み合わせで構成される。
ここで、これらの操作手段の具体的な説明を行う。
60はモードダイアルスイッチで、電源オフ、自動撮影モード、プログラム撮影モード、パノラマ撮影モード、再生モード、マルチ画面再生・消去モード、PC接続モードなどの各機能モードを切り替え設定することができる。
62はシャッタースイッチSW1で、不図示のシャッターボタンの第1ストローク(例えば半押し)によりONとなり、AF処理、AE処理、AWB処理、EF処理等の動作開始を指示する。
64はシャッタースイッチSW2で、不図示のシャッターボタンの第2ストローク(例えば全押し)によりONとなり、露光処理、現像処理、及び記録処理からなる一連の処理の動作開始を指示する。まず、露光処理では、撮像素子14から読み出した信号をA/D変換器16、メモリ制御回路22を介して画像データをメモリ30に書き込み、更に、画像処理回路20やメモリ制御回路22での演算を用いた現像処理が行われる。更に、メモリ30から画像データを読み出し、圧縮・伸張回路32で圧縮を行い、記録媒体200あるいは210に画像データを書き込む記録処理が行われる。
66は画像表示ON/OFFスイッチで、画像表示部28のON/OFFを設定することができる。この機能により、光学ファインダー104を用いて撮影を行う際に、TFT LCD等から成る画像表示部28への電流供給を遮断することにより、省電力を図ることが可能となる。
70は各種ボタンやタッチパネルなどから成る操作部である。一例として、メニューボタン、セットボタン、マクロボタン、マルチ画面再生改ページボタン、フラッシュ設定ボタン、単写/連写/セルフタイマー切り換えボタン、メニュー移動+(プラス)ボタン、メニュー移動−(マイナス)ボタンを含む。更に、再生画像移動+(プラス)ボタン、再生画像移動−(マイナス)ボタン、撮影画質選択ボタン、露出補正ボタン、日付/時間設定ボタンなども含む。
80は電源制御部で、電池検出回路、DC−DCコンバータ、通電するブロックを切り替えるスイッチ回路等により構成されている。電池の装着の有無、電池の種類、電池残量の検出を行い、検出結果及びシステム制御回路50の指示に基づいてDC−DCコンバータを制御し、必要な電圧を必要な期間、記録媒体を含む各部へ供給する。
82、84はコネクタ、86はアルカリ電池やリチウム電池等の一次電池やNiCd電池やNiMH電池、Li−ion電池等の二次電池、ACアダプター等からなる電源部である。
90及び94はメモリカードやハードディスク等の記録媒体とのインタフェース、92及び96はメモリカードやハードディスク等の記録媒体と接続を行うコネクタである。98はコネクタ92及び/或いは96に記録媒体200或いは210が装着されているか否かを検知する記録媒体着脱検知回路である。
なお、本実施の形態では記録媒体を取り付けるインタフェース及びコネクタを2系統持つものとして説明している。もちろん、記録媒体を取り付けるインタフェース及びコネクタは、単数或いは複数、いずれの系統数を備える構成としても構わない。また、異なる規格のインタフェース及びコネクタを組み合わせて備える構成としても構わない。
インタフェース及びコネクタとしては、PCMCIA(Personal Computer Memory Card International Association)カードやCF(コンパクトフラッシュ(登録商標))カード等の規格に準拠したものを用いて構成することが可能である。インタフェース90及び94、そしてコネクタ92及び96をPCMCIAカードやCF(登録商標)カード等の規格に準拠したものを用いて構成した場合、各種通信カードを接続することができる。通信カードとしては、例えば、LANカードやモデムカード、USB(Universal Serial Bus)カード、IEEE(Institute of Electrical and Electronic Engineers)1394カードがある。他にも、P1284カード、SCSI(Small Computer System Interface)カード、PHS等がある。これら各種通信カードを接続することにより、他のコンピュータやプリンタ等の周辺機器との間で画像データや画像データに付属した管理情報を転送し合うことができる。
また、必要に応じて、画像データの通常の記録先と特徴別に記録する際の記録先とを異なる記録媒体に記録しても良い。このようにすることにより、記録媒体のディレクトリ構造が厳密に定義されていて新規のディレクトリを設けられない場合でも、別の記録媒体に新規のディレクトリを設けて、画像に含まれる被写体に応じて画像データの複製を分類することができる。
104は光学ファインダであり、画像表示部28による電子ファインダー機能を使用すること無しに、光学ファインダーのみを用いて撮影を行うことが可能である。また、光学ファインダー104内には、通知部54の一部の機能、例えば、合焦状態、手振れ警告、フラッシュ充電、シャッタースピード、絞り値、露出補正などが表示される。
110は通信回路で、RS232CやUSB、IEEE1394、P1284、SCSI、モデム、LAN、無線通信、等の各種通信機能を有する。
112は通信手段110により撮像装置100を他の機器と接続するコネクタ或いは無線通信の場合はアンテナである。
200及び210はメモリカードやハードディスク等の記録媒体である。この記録媒体200及び210は、それぞれ、半導体メモリや磁気ディスク等から構成される記録部202及び212、撮像装置100とのインタフェース204及び214、撮像装置100と接続を行うコネクタ206及び216を備えている。
記録媒体200及び210としては、PCMCIAカードやコンパクトフラッシュ(登録商標)等のメモリカード、ハードディスク等を用いることができる。また、マイクロDAT、光磁気ディスク、CD−RやCD−WR等の光ディスク、DVD等の相変化型光ディスク等で構成されていても勿論構わない。
次に、図2〜図8を参照して、上記構成を有する撮像装置100の第1の実施形態における動作について説明する。
図2及び図3は本第1の実施形態の撮像装置100の主ルーチンのフローチャートである。
図2において、電池交換等の電源投入により、システム制御回路50はフラグや制御変数等を初期化すると共に、画像表示部28の画像表示をOFF状態に初期設定する(ステップS101)。次にステップS102でシステム制御回路50は、モードダイアル60の設定位置を判断する。モードダイアル60が電源OFFに設定されていたならば、システム制御回路50は各表示部の表示を終了状態に変更し、フラグや制御変数等を含む必要なパラメータや設定値、設定モードを不揮発性メモリ56に記録する。更に、システム制御回路50は、電源制御部80により画像表示部28を含む撮像装置100各部の不要な電源を遮断する等の所定の終了処理を行った後(ステップS103)、ステップS102に戻る。
また、ステップS102でモードダイアル60がその他のモードに設定されていたならば、システム制御回路50は選択されたモードに応じた処理を実行し(ステップS104)、処理を終えたならばステップS102に戻る。
また、ステップS102でモードダイアル60が撮影モードに設定されていたならば、ステップS105に進む。
ステップS105において、システム制御回路50は、電源制御部80により電池等により構成される電源86の残容量や動作情況が撮像装置100の動作に問題があるか否かを判断する。問題があるならば(ステップS105でNO)通知部54を用いて画像や音声により所定の警告表示を行った後に(ステップS107)、ステップS102に戻る。
一方、電源86に問題が無いならば(ステップS105でYES)、システム制御回路50は記録媒体200或いは210の動作状態が撮像装置100の動作、特に記録媒体200或いは210に対する画像データの記録再生動作に問題があるか否かを判断する。問題があるならば(ステップS106でNO)通知部54を用いて画像や音声により所定の警告表示を行った後に(ステップS107)、ステップS102に戻る。
記録媒体200或いは210の動作状態に問題が無いならば(ステップS106でYES)、通知部54を用いて画像や音声により撮像装置100の各種設定状態の報知を行う(ステップS108)。なお、画像表示部28の画像表示をONにして、画像表示部28も用いて画像や音声により撮像装置100の各種設定状態の告知を行うようにしてもよい。
ステップS109において、シャッタスイッチSW1(62)の状態を確認し、押されていないならば、ステップS102に戻る。シャッタスイッチSW1(62)が押されたならば、ステップS110に進む。システム制御回路50は、測距処理を行って撮影レンズ10の焦点を被写体に合わせ、測光処理を行って絞り値及びシャッタ時間を決定する(ステップS110)。測光の結果、必要であればフラッシュ・フラグをセットし、フラッシュの設定も行う。このステップS110で行う測距・測光処理の詳細は図4を用いて後述する。
測距・測光処理(ステップS110)を終えたならば、ステップS111に進む。シャッタスイッチSW2(64)が押されずに(ステップS111でOFF)、さらにシャッタスイッチSW1(62)も解除されたならば(ステップS112でOFF)、ステップS102に戻る。また、シャッタスイッチSW1(62)のみが押された状態である場合には(ステップS112でON)、ステップS111に戻る。シャッタスイッチSW2(64)が押されたならば(ステップS111でON)、ステップS113に進む。
ステップS113において、システム制御回路50は、露光処理及び現像処理からなる撮影処理を実行する。露光処理では、撮像素子14、A/D変換器16、画像処理回路20、メモリ制御回路22を介して、或いはA/D変換器16から直接メモリ制御回路22を介して、メモリ30に撮影した画像データを書き込む。そして、現像処理では、メモリ制御回路22そして必要に応じて画像処理回路20を用いて、メモリ30に書き込まれた画像データを読み出して各種処理を行う。なお、このステップS113における撮影処理の詳細は図5を用いて後述する。
ステップS113の撮影処理が終了するとステップS114に進み、撮影した画像データにより画像表示メモリ24を書き換える処理を禁止する。そして、最後に書き込まれた画像データを、メモリ制御回路22、D/A変換器26を介して画像表示部28により表示することで、最後に撮像した画像を画像表示部28に表示する。
ステップS114で最後に撮像した画像を画像表示部28に表示している間に、特徴抽出回路114は、メモリ30に記憶されている画像データを読み出し、更に、分類制御回路113から記憶されている抽出すべき特徴の情報を読み出す。そして、読み出した画像データから特徴を抽出する(ステップS115)。特徴の抽出処理に、撮像素子14の蓄積制御パラメータ、露光制御部40の測光パラメータ、測距制御部42の測距パラメータ、ズーム制御部44の焦点距離情報など、撮像に関わる各種構成に用いられるパラメータを利用してもよい。これにより、形状、画像における位置、色等をより正確に特定することが可能になる。
特徴の抽出処理を終えると、図3のステップS121において、特徴抽出回路114は、画像データから1つ以上の特徴を抽出できたか否かを判断する。特徴を抽出できた場合、抽出した特徴の種類の情報を記録先管理回路115へ出力するとともに、システム制御回路50を通じて画像表示メモリ24へ抽出できた特徴の種類を表示する(ステップS122)。
記録先管理回路115は、分類制御回路113により管理されている特徴に応じた記録先のディレクトリ情報を読み取る(ステップS123)。この読み取った記録先のディレクトリ情報に基づいて、システム制御回路50を介して、当該画像データの複製を特徴に応じた記録先へ記録する(ステップS124)。
なお、ステップS124における画像の複製の記録処理の詳細は、図6を用いて後述する。
画像の複製の記録処理を終えたならば、ステップS125に進む。
一方、ステップS121において特徴を抽出できなかった場合は、ステップS126に進む。ステップS126では、特徴抽出回路114は、分類制御回路113にて記憶されている顔の部位の特徴の情報やパターンの特徴の情報に基づいて、新規特徴を画像データ内で検索する(ステップS126)。新規特徴が存在すれば(ステップS127でYES)、その形状、画像における位置、色といった情報を指標として、その新規特徴が分類制御回路113に登録される(ステップS128)。新規特徴が存在しなければ(ステップS127でNO)、ステップS125に進む。
ステップS125では、記録処理を実行する。ここでは、まず、システム制御回路50は、メモリ30に書き込まれた画像データを読み出して、メモリ制御回路22そして必要に応じて画像処理回路20を用いて各種画像処理を行う。更に、圧縮伸長回路32を用いて設定したモードに応じた画像圧縮処理を行った後、記録媒体200あるいは210へ画像データの書き込みを行う。なお、ステップS125で行われる記録処理の詳細は、図8を用いて後述する。
記録処理を終えるとステップS102に戻り、続く撮影の準備に入る。
このように、本発明によれば、画像データから特徴を抽出できた場合、画像データを通常の記録先に記録するとともに、画像データの複製を生成して、画像データに含まれる特徴に応じてその画像データの複製の保存先を変更し保存する。このように、同じ特徴の画像データの複製を集めるので、必要に応じて、所望の特徴を含む画像データを容易に得ることが可能になる。
図4は、図2のステップS110における測距・測光処理の詳細なフローチャートを示す。システム制御回路50は、撮像素子14から電荷信号を読み出し、A/D変換器16を介して画像処理回路20に撮影画像データを逐次読み込む(ステップS201)。この逐次読み込まれた画像データを用いて、画像処理回路20はTTL方式のAE処理、EF処理、AF処理に用いる所定の演算を行う。
なお、ここでの各処理は、撮影した全画素数のうちの必要に応じた特定の部分を必要個所分切り取って抽出し、演算に用いる。これにより、TTL方式のAE、EF、AWB、AFの各処理において、中央重点モード、平均モード、評価モードの各モード等の異なるモード毎に最適な演算を行うことが可能となる。
システム制御回路50は、画像処理回路20での演算結果を用いて露出(AE)が適正と判断されるまで(ステップS202でYESとなるまで)、露光制御部40を用いてAE制御を行う(ステップS203)。そしてステップS204に進み、システム制御回路50は、AE制御で得られた測定データを用いてフラッシュが必要か否かを判断する。フラッシュが必要ならば(ステップS204でYES)フラッシュ・フラグをセットし、フラッシュ48を充電する(ステップS205)。
露出(AE)が適正と判断したならば(ステップS202でYES)、測定データ及び/或いは設定パラメータをシステム制御回路50の内部メモリ或いはメモリ52に記憶する。
次に、画像処理回路20での演算結果及びAE制御で得られた測定データを用いて、システム制御回路50はホワイトバランス(AWB)が適正かどうか判断する。適正であると判断されるまで(ステップS206でYESとなるまで)、画像処理回路20を用いて色処理のパラメータを調節してAWB制御を行う(ステップS207)。
AWBが適正と判断したならば(ステップS206でYES)、測定データ及び/或いは設定パラメータをシステム制御回路50の内部メモリ或いはメモリ52に記憶する。
次に、画像処理回路20での演算結果及びAE制御及びAWB制御で得られた測定データを用いて、システム制御回路50は測距(AF)を行う。そして、その結果が合焦と判断されるまで(ステップS208でNOの間)、測距制御部42を用いてAF制御を行う(ステップS209)。
測距(AF)の結果、合焦と判断したならば(ステップS208でYES)、測定データ及び/或いは設定パラメータをシステム制御回路50の内部メモリ或いはメモリ52に記憶し、測距・測光処理ルーチン(ステップS110)を終了する。
図5は、図2のステップS113における撮影処理の詳細なフローチャートを示す。
システム制御回路50は、ステップS301において、システム制御回路50の内部メモリ或いはメモリ52に記憶される測光データに従い、露光制御部40により、絞り機能を有するシャッター12を得られた測光データに対応する絞り値に設定する。設定後、ステップS302で絞り値に応じてシャッター12を開放して、撮像素子14を露光する。
ステップS303で、フラッシュ・フラグがセットされているかをチェックしてフラッシュ48が必要か否かを判断し、必要な場合にはフラッシュ48を発光させる(ステップS304)。システム制御回路50は、測光データに従って撮像素子14の露光終了を待ち(ステップS305)、シャッター12を閉じて(ステップS306)、撮像素子14から電荷信号を読み出す。そして、A/D変換器16、画像処理回路20、メモリ制御回路22を介して、或いはA/D変換器16から直接メモリ制御回路22を介して、メモリ30に撮影画像のデータを書き込む(ステップS307)。
設定された撮影モードに応じて、フレーム処理を行う必要があるならば(ステップS308でYES)、システム制御回路50は、メモリ制御回路22そして必要に応じて画像処理回路20を用いて、メモリ30に書き込まれた画像データを読み出す。読み出した画像データに対して垂直加算処理や(ステップS309)、色処理(ステップS310)を順次行った後、メモリ30に処理を終えた画像データを書き込む。
システム制御回路50は、メモリ30から画像データを読み出し、メモリ制御回路22を介して画像表示メモリ24に表示画像データの転送を行う(ステップS311)。一連の処理を終えたならば、撮影処理ルーチン(ステップS113)を終了する。
図6は、図3のステップS124における画像の複製の記録処理の詳細なフローチャートを示す。
ステップS401では、複製した画像の記録先を取得する。ここではまず、記録先管理回路115は分類制御回路113に記憶されている抽出すべき特徴の情報を読み出し、特徴抽出回路114から入力した、実際に抽出した特徴の情報と比較する。そして、抽出した特徴に応じて画像データの複製の記録先情報を分類制御回路113から取得し、システム制御回路50へ送信する。
ステップS402において、システム制御回路50は、取得した記録先に対応するディレクトリが記録部200または210に既に存在しているか確認する。記録先に対応するディレクトリが記録部200あるいは210に存在していれば(ステップS403でYES)、ステップS405に進む。存在していなければ(ステップS403でNO)、ステップS404に進み、システム制御回路50は記録部200あるいは210へ記録先に対応するディレクトリを新規作成する。
システム制御回路50は、メモリ制御回路22を用いて、メモリ30に格納されている画像データを複製し、ステップS401で取得した記録先に対応するディレクトリへ記録する(ステップS405)。なお、1つの画像データが複数の特徴を含んでいる場合は、含まれる特徴に対応するそれぞれの記録先に画像データの複製が記録される。
一連の処理を終えたならば、画像の複製を特徴別ディレクトリに記録する処理を終了する。
このような動作を行うことで、画像に含まれる特徴に応じて、画像の複製を分類して記録することができ、あとから所望の人物など一定の特徴を含む画像を簡単に得ることが可能になる。また、特徴の抽出処理を1度命令するだけで、人物別、表情別、シーン別といった複数の特徴に一斉に分類できるので、所望の特徴を含む画像データの取り出しが非常に容易になる。
図7は、図3のステップS125における画像の記録処理の詳細なフローチャートを示す。なお、ステップS125の記録処理は、ステップS124における複製画像の記録ではなく、元の画像を記録する処理である。
システム制御回路50は、メモリ制御回路22そして必要に応じて画像処理回路20を用いて、メモリ30に書き込まれた画像データを読み出して、設定したモードに応じた画像圧縮処理を圧縮伸長回路32にて行う(ステップS501)。そして、インタフェース90或いは94、コネクタ92或いは96を介して、メモリカードやコンパクトフラッシュ(登録商標)カード等の記録媒体200或いは210へ圧縮した画像データの書き込みを行う(ステップS502)。
記録媒体200或いは210への書き込みが終わったならば、記録処理を終了する。
次に図8を参照して、図6の複製画像の記録処理及び図7の通常の記録処理により画像データが分類して記録される様子について説明する。図8(a)は、画像に含まれる3人の人物A、B、Cを示す。ここでは、人物Aは目を開き、口を開いた、笑顔の表情で写っているものとする。人物Bは目を瞑り、口を閉じた、沈んだ表情で写っているものとする。また、人物Cは目を開き、口を閉じた、すました表情で写っているものとする。
また、図8(b)は画像データ1〜5の概要を示し、画像データ1には人物AおよびB、画像データ2には人物C、画像データ3には人物B、画像データ4には特定の人物は写っておらず、画像データ5には人物AおよびCが写っていることを表している。
図8(c)は、画像データに含まれる顔を抽出して、その人物ごとに画像データの複製を記録媒体200または210に設けられた特徴別のディレクトリに格納した様子を示したものである。なお、図中、各ディレクトリ内の番号は図8(b)の画像データ1〜5いずれかの番号を示し、番号の上の「’」は、画像データの複製であることを表す。図8(c)に示すように、「ディレクトリ人物A」には、人物Aを含む画像データ1及び5の複製が記録される。同様に、「ディレクトリ人物B」には人物Bを含む画像データ1及び3の複製が、「ディレクトリ人物C」には人物Cを含む画像データ2及び5の複製がそれぞれ記録される。所定の人物の顔データが含まれない画像データ4は、通常の記録先ディレクトリへ記録されるのみで、画像データの複製は生成されない。
図8(d)は、画像データに含まれる目の状態を特徴として抽出して、目の開閉に応じてディレクトリ分けした様子を示したものである。人物Aおよび人物Cは目を開いているので、人物Aと人物Cが写った画像データ1、2、5が通常の記録先ディレクトリへ記録されるとともに、画像データ1、2、5の複製が開眼用のディレクトリへ格納されている。また、人物Bは目を閉じているので、人物Bが写った画像データ1及び3は、通常の記録先ディレクトリへ記録されるとともに、画像データ1及び3の複製が閉眼用ディレクトリへ格納される。他の画像データは通常の記録先ディレクトリへのみ記録されている。
図8(e)では、抽出した顔に含まれる目や口もとの状態から表情を特定し、笑顔である人物Aを含む画像データ1および5が抽出され、通常の記録先ディレクトリへ記録されるとともに、それらの複製が笑顔用ディレクトリへ格納されている。
なお、図8に示す例では、ディレクトリに特徴を表現した名前をつけているが、このようにすることで、ディレクトリ名から特徴の種類を推測することが可能となるため、使い勝手が向上する。なお、分類制御回路113により管理している特徴に名称を与え、ディレクトリ名と対応する特徴の名称とが対応するようにしてもよい。
なお、本第1の実施形態では、特徴別に画像データの複製を記録する例として、図8に示すように顔の部位や表情の特徴に基づいた画像データの分類を示したが、本発明はこれに限るものではない。上述したように、道路標識、旗、バッチの絵柄といったパターンや、山、窓、車両といったシーンから特徴抽出回路114によって新規特徴が検索され、分類制御回路113がこの新規特徴を登録し、その特徴に基づいて画像データを分類しても良い。このようにすることで、ユーザーが手動で特徴を登録する手間を省くことができる。
また、本第1の実施形態では、撮像素子14で得られた画像データに対して特徴を抽出していたが、本発明は撮像素子14で得られた画像データに限るものではない。例えば、撮像素子14を持たないPCなどの情報処理装置を用いて、記録部200または210に記録された撮像画像あるいはCGから成る画像データの特徴を抽出し、特徴毎に分類して複製を記録するようにしてもよい。
また、本第1の実施形態では、特徴抽出回路114にて所望の特徴を抽出できた場合、画像データの複製を所定の記録先に記録していたが、本発明はこれに限るものではない。例えば、画像データの複製を記録する代わりに、画像データの記録先ディレクトリ情報である所謂ショートカットを記録するようにしても良い。このような管理を行うことで、記録するデータ量の急激な増大を抑えることができる。また、この場合、複数の画像データの記録先ディレクトリ情報を、まとめて1つのデータファイルとしても良い。このように管理することで、記録先ディレクトリ情報を他の場所へ移動したり、コピーすることが容易になる。
また、本第1の実施形態では、特徴抽出回路114にて所望の特徴を抽出できなかった画像データの複製記録は行わない場合について説明した。しかしながら、本発明はこれに限らるものではなく、特定のディレクトリに所望の特徴を抽出できなかった画像データの複製を記録するようにしてもよい。このような動作を行うことで、特徴を正常に抽出できなかった画像データを容易に判別することができるため、例えば、手作業で容易に特徴別に分類することが可能になる。
上記の通り本第1の実施形態によれば、画像を記録先に保存する際、画像の特徴を認識し、認識できた特徴毎に画像を分類して記録するため、同じ特徴を有する画像を容易に取り出すことができるようになる。更に、従来の記録方法との互換性を確保しながら、複数の特徴が1つの画像に含まれていても、所望の特徴を含む画像を適切に取り出せるようになる。
<第2の実施形態>
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。
上述した第1の実施形態では、画像に含まれる特徴を認識して、画像データの複製を含まれる特徴毎に異なる記録先へ記録した。本第2の実施形態では、このように分類して記録された画像データを、同じ分類として記録された画像データの枚数に関わらず容易に表示させる方法について説明する。
なお、本第2の実施形態における撮像装置の構成及び画像を記録するまでの処理は、第1の実施形態で図1乃至図8を参照して説明した構成と同様であるので、ここでは説明を省略する。
図9は、本第2の実施形態における表示動作のフローチャートである。
モードダイアル60が本第2の実施形態の動作を指示するスライドモードに設定されたか否かを判断し(ステップS901)、スライドモードに設定されることにより、画像表示部28に電源が投入され、ステップS902に進む。
システム制御回路50は、記録部200及び210に設けられた特徴別に分類されたディレクトリの情報を取得する。システム制御回路50は、メモリ制御回路22、D/A変換器26を通じて、取得したディレクトリ名を一覧で表示する(ステップS902)。
一覧として並べて表示されたディレクトリ名は操作部70を通じて選択可能であり、操作部70を通じてスライド表示するディレクトリが選択される(ステップS903)。
システム制御回路50は、ステップS903で選択されたディレクトリについて、そのディレクトリに属する画像データの情報を取得し、画像データのファイル名あるいは記録日時などに基づいてソートする。そして、ソート順に画像データを一定時間ずつ画像表示部28に表示する(ステップS904)。
このような動作を行うことにより、特徴毎にディレクトリに集められた画像データの記録内容を、画像データの枚数に関わらず、容易に確認できるようになる。
本第2の実施形態では、選択されたディレクトリに属する画像データを順次表示させていたが、これに限らず、選択されたディレクトリに属する画像データの一覧を表示させても良い。このようにすることにより、選択されたディレクトリに対応する特徴を有する画像データの概要や、記録枚数を、画像データの枚数に関わらず、容易に確認することができる。
また、ディレクトリ名として、そのディレクトリが含む画像データの特徴を表現した名称にしておくことで、ユーザーが所望の特徴を有する画像データを含むディレクトリをより容易に選択することが可能となる。
<第3の実施形態>
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。
上述した第1の実施形態では、画像に含まれる特徴を認識して、画像データの複製を含まれる特徴毎に異なる記録先へ記録した。本第3の実施形態では、このように記録された画像データをその枚数に関わらず容易に印刷する方法について説明する。
図10は、本発明の第3の実施形態にかかる撮像装置300の構成を示す図である。なお、図10と図1との差異は、撮像装置300が画像形成手段を有する点である。その他の構成は図1の撮像装置100と同様であるので、同じ参照番号を付し、説明を省略する。また、図10に示す撮像装置において画像を記録するまでの処理は、第1の実施形態で図2乃至図8を参照して説明した構成と同様であるので、ここでは説明を省略する。
図10において、302は後述する印刷機構310とのインタフェース、304は印刷機構310と接続を行うコネクタ、306はコネクタ304に印刷機構310が装着されているか否かを検知する印刷機構着脱検出回路である。
310は画像データをプリント出力する印刷機構である。印刷機構310は、印刷媒体を格納して後述する画像形成部314へ適宜供給する媒体ホルダ312、印刷媒体に画像を形成する画像形成部314、撮像装置300とのインタフェース316、撮像装置300と接続を行うコネクタ318を備えている。
図11は、本第3の実施形態における印刷動作を示すフローチャートである。
モードダイアル60が本第3の実施形態の動作を指示する印刷モードに設定されたか否かを判断し(ステップS1101)、印刷モードに設定されることにより、画像表示部28に電源が投入され、ステップS1102に進む。
システム制御回路50は、記録部200及び210に設けられた特徴別に分類されたディレクトリの情報を取得する。システム制御回路50は、メモリ制御回路22、D/A変換器26を通じて、取得したディレクトリ名を一覧で表示する(ステップS902)。
一覧として並べて表示されたディレクトリ名は操作部70を通じて選択可能であり、操作部70を通じて印刷出力するディレクトリが選択される(ステップS1103)。
システム制御回路50は、ステップS1103で選択されたディレクトリについて、そのディレクトリに属する画像データの情報を取得し、画像データのファイル名あるいは記録日時などに基づいてソートする。システム制御回路50は、ソート順に画像データを記録媒体200または210から読み出して、画像形成部314へ送信する。画像形成部314は、画像データの入力に伴って媒体ホルダ312から印画紙などの印刷媒体を取り込み、印刷媒体上に画像を形成する(ステップS1104)。
このような動作を行うことにより、特徴毎にディレクトリに集められた画像データの印刷出力を、画像データの枚数に関わらず、容易に行うことができる。
本第3の実施形態では、撮像装置300に付属する印刷機構を用いて印刷出力を行っていたが、これに限らず、通信回路110を通じてディレクトリ内の画像データを外部の印刷機器へ伝送し、外部の印刷機器にて画像データの印刷出力を行っても差し支えない。
また、ディレクトリ名として、そのディレクトリが含む画像データの特徴を表現した名称にしておくことで、ユーザーが所望の特徴を有する画像データを含むディレクトリをより容易に選択することが可能となる。
なお、上記第2及び第3の実施形態は、撮像装置において表示動作及び記録動作を行う場合について説明したが、本発明は撮像装置に限るものではない。例えば、撮像素子14を持たないPCなどの情報処理装置において、記録部200または210に特徴毎に分類して記録された画像データを用いて実行することも勿論可能である。また、画像データも撮像素子14により得られた画像に限るものではなく、例えばCGから成る画像データなどであっても構わない。
<他の実施形態>
本発明の目的は、以下の様にして達成することも可能である。まず、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体(または記録媒体)を、システムあるいは装置に供給する。そして、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行する。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、以下のようにして達成することも可能である。即ち、読み出したプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているオペレーティングシステム(OS)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合である。ここでプログラムコードを記憶する記憶媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、ROM、RAM、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、CD−ROM、CD−R、DVD、光ディスク、光磁気ディスク、MOなどが考えられる。また、LAN(ローカル・エリア・ネットワーク)やWAN(ワイド・エリア・ネットワーク)などのコンピュータネットワークを、プログラムコードを供給するために用いることができる。
さらに、以下のようにして達成することも可能である。即ち、記憶媒体から読み出されたプログラムコードを、コンピュータに挿入された機能拡張カードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込む。その後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能を実現する。
本発明を上記記憶媒体に適用する場合、その記憶媒体には、先に説明した図2乃至図7、及び/または図9及び/または図11に示すフローチャートに対応するプログラムコードが格納されることになる。
本発明の第1の実施形態における撮像装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態における主ルーチンの一部を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態における主ルーチンの一部を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態における測距・測光ルーチンのフローチャートである。 本発明の実施の形態における撮影ルーチンのフローチャートである。 本発明の実施の形態における画像の複製の記録ルーチンのフローチャートである。 本発明の実施の形態における記録ルーチンのフローチャートである。 複製画像が特徴ごとに分類して記録された状態の例を示す模式図である。 本発明の第2の実施形態における表示動作のフローチャートである。 本発明の第3の実施形態における撮像装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第3の実施形態における印刷動作のフローチャートである。
符号の説明
10:撮影レンズ、12:シャッター、14:撮像素子、16:A/D変換器、18:タイミング発生回路、20:画像処理回路、22:メモリ制御回路、24:画像表示メモリ、26:D/A変換器、28:画像表示部、30:メモリ、32:圧縮伸長回路、40:露光制御部、42:測距制御部、44:ズーム制御部、48:フラッシュ、50:システム制御部、52:メモリ、54:通知部、56:不揮発性メモリ、60:モードダイアルスイッチ、62:シャッタースイッチSW1、64:シャッタースイッチSW2、66:画像表示ON/OFFスイッチ、70:操作部、80:電源制御部、82、84:コネクタ、86:電源、90、94:入出力I/F、92、96:コネクタ、100、300:撮像装置、110:通信回路、112:コネクタ(アンテナ)、113:分類制御回路、114:特徴抽出回路、115:記録先管理回路、200、210:記録媒体、202、212:記録部、204、214:インタフェース、206、216:コネクタ、302、316:インタフェース、304、318:コネクタ、310:印刷機構、312:媒体ホルダ、314:画像形成部

Claims (21)

  1. 画像データを生成または入力可能な画像処理装置であって、
    画像データから1以上の特徴を抽出する抽出手段と、
    前記抽出手段により抽出された特徴毎に、前記画像データの複製または前記画像データの記録先のアドレス情報を、分類して記録するように制御する記録制御手段と
    を有することを特徴とする画像処理装置。
  2. 画像の特徴の情報と、各特徴に対応する記録先の情報とを管理する管理手段を更に有し、
    前記抽出手段は、前記管理手段により管理される特徴を前記画像データから抽出し、前記記録制御手段は、前記抽出手段により抽出された特徴に対応する記録先に記録するように制御することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記抽出手段が前記画像データから複数の特徴を抽出した場合、前記記録制御手段は、検出した複数の特徴それぞれに対応する記録先に、前記画像データの複製または前記画像データの記録先のアドレス情報をそれぞれ記録するように制御することを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
  4. 前記抽出手段は、前記管理手段により管理される特徴を前記画像データから抽出できなかった場合に、前記画像データの特徴を新たに抽出し、前記管理手段は、新たに抽出された特徴に対応する記録先を決定し、当該特徴の情報と決定した記録先の情報とを管理することを特徴とする請求項2または3に記載の画像処理装置。
  5. 前記記録先の情報は、画像データを記録するディレクトリの情報であることを特徴とする請求項2乃至4のいずれかに記載の画像処理装置。
  6. 前記画像データを記録媒体に記録する記録手段を更に有することを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の画像処理装置。
  7. 表示装置と、
    前記管理手段により管理される特徴のいずれかを選択する選択手段とを更に有し、
    前記選択手段により選択された特徴に対応する記録先に記録された画像データを、前記表示装置に順次表示または一覧表示することを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の画像処理装置。
  8. 外部印刷装置に接続する接続手段と、
    前記管理手段により管理される特徴のいずれかを選択する選択手段とを更に有し、
    前記選択手段により選択された特徴に対応する記録先に記録された画像データを、前記外部印刷装置に順次出力することを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の画像処理装置。
  9. 前記選択手段は、前記特徴の種類を示す情報を表示装置に一覧表示し、当該一覧表示された特徴の少なくともいずれかを選択することを特徴とする請求項7または8に記載の画像処理装置。
  10. 前記画像処理装置は撮像装置であって、
    被写体を撮像して、画像データを生成する撮像手段を更に有することを特徴とする請求項1乃至9のいずれかに記載の画像処理装置。
  11. 画像処理装置の制御方法であって、
    画像データを生成または入力する画像取得ステップと、
    取得した画像データから1以上の特徴を抽出する抽出ステップと、
    前記抽出された特徴毎に、前記画像データの複製または前記画像データの記録先のアドレス情報を、分類して記録する記録ステップと
    を有することを特徴とする制御方法。
  12. 画像の特徴の情報と、各特徴に対応する記録先の情報とを管理する管理ステップを更に有し、
    前記抽出ステップでは、前記管理ステップで管理される特徴を前記画像データから抽出し、前記記録ステップでは、前記抽出ステップで抽出された特徴に対応する記録先に記録することを特徴とする請求項11に記載の制御方法。
  13. 前記抽出ステップで前記画像データから複数の特徴を抽出した場合、前記記録ステップでは、検出した複数の特徴それぞれに対応する記録先に、前記画像データの複製または前記画像データの記録先のアドレス情報をそれぞれ記録することを特徴とする請求項12に記載の制御方法。
  14. 前記抽出ステップで、前記管理ステップで管理される特徴を前記画像データから抽出できなかった場合に、前記画像データの特徴を新たに抽出するステップと、
    新たに抽出された特徴に対応する記録先を決定するステップと、
    当該特徴の情報と決定した記録先の情報とを管理するステップと
    を更に有する特徴とする請求項12または13に記載の制御方法。
  15. 前記記録先の情報は、画像データを記録するディレクトリの情報であることを特徴とする請求項12乃至14のいずれかに記載の制御方法。
  16. 前記画像データを記録媒体に記録するステップを更に有することを特徴とする請求項11乃至15のいずれかに記載の制御方法。
  17. 前記管理ステップで管理される特徴のいずれかを選択する選択ステップと、
    前記選択ステップで選択された特徴に対応する記録先に記録された画像データを、表示装置に順次表示または一覧表示する表示ステップと
    を更に有することを特徴とする請求項11乃至16のいずれかに記載の制御方法。
  18. 前記管理ステップで管理される特徴のいずれかを選択する選択ステップと、
    前記選択ステップで選択された特徴に対応する記録先に記録された画像データを、印刷装置に順次出力する印刷ステップと
    を更に有することを特徴とする請求項11乃至17のいずれかに記載の制御方法。
  19. 前記選択ステップでは、前記特徴の種類を示す情報を表示装置に一覧表示し、当該一覧表示された特徴の少なくともいずれかを選択することを特徴とする請求項17または18に記載の制御方法。
  20. 請求項11乃至19のいずれかに記載の制御方法を実現するためのプログラムコードを有することを特徴とする情報処理装置が実行可能なプログラム。
  21. 請求項20に記載のプログラムを記憶したことを特徴とする情報処理装置が読み取り可能な記憶媒体。
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