JP2007036145A - フィルタ素子 - Google Patents

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Abstract

【課題】 低域のコモンモードノイズをバイパスさせる素子として用いることが好適なフィルタ素子を提供する。
【解決手段】 巻芯部130とその両端に設けられた第1及び第2の鍔部141,142とを有するドラム型コア110と、第1の鍔部141に形成された第1及び第2の端子電極151,152と、第2の鍔部142に形成された第3及び第4の端子電極153,154とを備える。巻芯部130に巻回された第1のコイル121は、一端121aを始点として左回りに巻回され、一端121aが第1の端子電極151に接続され、他端121bが第3の端子電極153に接続されている。巻芯部130に巻回された第2のコイル122は、一端122aを始点として右回りに巻回され、一端122aが第2の端子電極152に接続され、他端122bが第4の端子電極154に接続されている。
【選択図】 図1

Description

本発明はフィルタ素子に関し、特に、コモンモードノイズの除去に用いることが好適なフィルタ素子に関する。
近年、高速な信号伝送インターフェースとして、USB2.0規格やIEEE1394規格が広く普及し、パーソナルコンピュータやデジタルカメラなど数多くのデジタル機器に用いられている。USB2.0規格やIEEE1394規格などのインターフェースは、古くから一般的であったシングルエンド伝送方式とは異なり、一対の信号線を用いて差動信号を伝送する差動信号方式が採用されている。
差動伝送方式は、シングルエンド伝送方式と比べて信号線から発生する放射電磁界が少ないだけでなく、外来ノイズの影響を受けにくいという優れた特徴を有している。このため、信号の小振幅化が容易であり、小振幅化による立ち上がり時間及び立ち下がり時間の短縮によって、シングルエンド伝送方式よりも高速な信号伝送を行うことが可能となる。
図7は、一般的な差動伝送回路の回路図である。
図7に示す差動伝送回路は、一対の信号線11,12と、信号線11,12に差動信号を供給する出力バッファ13と、信号線11,12からの差動信号を受ける入力バッファ14とを備えている。かかる構成により、出力バッファ13に与えられる入力信号INは、一対の信号線11,12を経由して入力バッファ14へ伝えられ、出力信号OUTとして再生される。このような差動伝送回路は、上述の通り、信号線11,12から発生する放射電磁界が少ないという特徴を有しているが、信号線11,12に共通のノイズ(コモンモードノイズ)が重畳した場合には比較的大きな放射電磁界を発生させてしまう。コモンモードノイズによって発生する放射電磁界を低減するためには、図7に示すように、信号線11,12にコモンモードフィルタ20を挿入することが有効である。
コモンモードフィルタ20は、信号線11,12を伝わる差動成分(信号)に対するインピーダンスが低く、同相成分(コモンモードノイズ)に対するインピーダンスが高いという特性を有している。このため、信号線11,12にコモンモードフィルタ20を挿入することにより、差動信号を実質的に減衰させることなく、一対の信号線11,12を伝わるコモンモードノイズを遮断することができる。コモンモードフィルタ20としては、例えば特許文献1に記載された素子が知られている。
特開2003−168611号公報
しかしながら、コモンモードフィルタの同相成分に対するインピーダンスは、一般に、高域において高く、低域において低いという周波数特性があるため、低域のコモンモードノイズを十分に除去することができないという問題があった。このような問題を解決するためには、図8に示すように、低域のコモンモードノイズをバイパスさせるフィルタ素子30を信号線11,12とグランド間に接続することが有効である。
このようなフィルタ素子30としては、一般的なコモンモードフィルタを用いることができ、図8に示すように、通常は一対の入力端として用いられる端子電極31,32をそれぞれ信号線11及びグランドに接続し、通常は一対の出力端として用いられる端子電極33,34をそれぞれグランド及び信号線12に接続すればよい。これにより、フィルタ素子30の同相成分に対する周波数特性は、コモンモードフィルタ20の差動成分に対する周波数特性と同様となるため、低域において低いインピーダンスが得られる。つまり、低域のコモンモードノイズをグランドにバイパスすることができる。
一方、フィルタ素子30の差動成分に対する周波数特性は、コモンモードフィルタ20の同相成分に対する周波数特性と同様となるため、差動信号に対しては高いインピーダンスが得られる。このため、このようなフィルタ素子30を追加すれば、差動信号に実質的な影響を与えることなく、コモンモードフィルタ20の周波数特性を補完し、広域に亘ってコモンモードノイズを除去することが可能となる。
しかしながら、一般的なコモンモードフィルタを図8に示すフィルタ素子30として用いるためには、上述のように、通常とは異なる接続方法をとる必要があることから、これを搭載する基板上の配線パターンが通常とは大幅に異なるパターンとなってしまう。このため、信号線11,12の対称性が崩れたり、基板上における配線パターンの占有面積が必要以上に増大するなどの問題が生じていた。
本発明は、このような問題を解決すべくなされたものであって、低域のコモンモードノイズをバイパスさせる素子として用いることが好適なフィルタ素子を提供することを目的とする。
本発明の一側面によるフィルタ素子は、巻芯部とその両端に設けられた第1及び第2の鍔部とを有するドラム型コアと、第1の鍔部に形成された第1及び第2の端子電極と、第2の鍔部に形成された第3及び第4の端子電極と、巻芯部の第1の領域において一端から他端に向かって所定の方向に巻回され、一端が第1の端子電極に接続され、他端が第3の端子電極に接続された第1のコイルと、巻芯部の第1の領域とは異なる第2の領域において一端から他端に向かって所定の方向とは異なる方向に巻回され、一端が第2の端子電極に接続され、他端が第4の端子電極に接続された第2のコイルとを備えることを特徴とする。
このように、第1の端子電極を始点とした第1のコイルの巻回方向と、第2の端子電極を始点とした第2のコイルの巻回方向とが逆であることから、第1の鍔部に設けられた第1及び第2の端子電極を一対の信号線に接続し、第2の鍔部に設けられた第3及び第4の端子電極をグランドに接続することにより、低域のコモンモードノイズをバイパスさせる素子として用いることが可能となる。
さらに、第1のコイルと第2のコイルをそれぞれ巻芯部の異なる領域に巻回していることから、製造時において、第1のコイルと第2のコイルをそれぞれ別個に巻回することができ、巻回作業の自由度を高めることも可能となる。
この場合、第1のコイルの一端から他端に向かう巻回位置の移動方向と、第2のコイルの一端から他端に向かう巻回位置の移動方向とが同一方向であることが好ましい。かかる構成によれば、第1のコイルの全長と第2のコイルの全長とを等しくすることが容易となることから、第1のコイルと第2のコイルの対称性を高めることが可能となる。
また、本発明の他の側面によるフィルタ素子は、巻芯部とその両端に設けられた第1及び第2の鍔部とを有するドラム型コアと、第1の鍔部に形成された第1及び第2の端子電極と、第2の鍔部に形成された第3及び第4の端子電極と、巻芯部に一端から他端に向かって所定の方向に巻回され、一端が第1の端子電極に接続され、他端が第3の端子電極に接続された第1のコイルと、巻芯部に一端から他端に向かって第1のコイルに平行に沿って所定の方向とは異なる方向に巻回され、一端が第2の端子電極に接続され、他端が第4の端子電極に接続された第2のコイルとを備えることを特徴とする。
このような構成においても、第1の端子電極を始点とした第1のコイルの巻回方向と、第2の端子電極を始点とした第2のコイルの巻回方向とが逆であることから、第1の鍔部に設けられた第1及び第2の端子電極を一対の信号線に接続し、第2の鍔部に設けられた第3及び第4の端子電極をグランドに接続することにより、低域のコモンモードノイズをバイパスさせる素子として用いることが可能となる。
さらに、第1のコイルと第2のコイルを並列に巻回していることから、製造時において、第1のコイルと第2のコイルをいわゆるバイファイラ巻きすることができ、巻回作業の効率を高めることも可能となる。また、バイファイラ巻きすることで、巻線の結合度を高め、伝送線路とグランド間のインピーダンスを下げることができ、分割巻きと比べてよりコモンモードノイズをグランドにバイパスさせることができる。
また、本発明によるフィルタ素子は、第1のコイルの巻数と第2のコイルの巻数が同一であることが好ましい。これによれば、フィルタ素子を接続する一対の信号線の対称性を均等に保つことが可能となる。
このように、本発明によるフィルタ素子は、第1の鍔部に設けられた第1及び第2の端子電極を一対の信号線に接続し、第2の鍔部に設けられた第3及び第4の端子電極をグランドに接続することによって、低域のコモンモードノイズをバイパスさせる素子として用いることが可能となる。つまり、本発明によるフィルタ素子を搭載すべき基板には、一対の信号線となる配線パターンを第1の鍔部側にまとめて配置し、グランドパターンを第2の鍔部側にまとめて配置することができることから、差動信号を伝送する一対の信号線の対称性が崩れたり、基板上における配線パターンの占有面積が必要以上に増大するという問題を生じることなく、低域のコモンモードノイズを効果的に除去することが可能となる。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の好ましい実施の形態について詳細に説明する。
[第1の実施形態]
図1は、本発明の好ましい第1の実施形態によるフィルタ素子100の構造を示す略斜視図である。
図1に示すように、本実施形態によるフィルタ素子100は、ドラム型コア110と、第1及び第2のコイル121,122とを備えて構成されている。ドラム型コア110は、棒状の巻芯部130とその両端に設けられた第1及び第2の鍔部141,142によって構成されている。第1の鍔部141には、第1及び第2の端子電極151,152が形成され、第2の鍔部142には、第3及び第4の端子電極153,154が形成されている。ドラム型コア110の材料については特に限定されないが、透磁率の高い材料、例えばフェライトなどを用いることが好ましい。
第1及び第2のコイル121,122は、銅(Cu)などの導体の周囲を絶縁体でコーティングした配線部材であり、いずれもドラム型コア110の巻芯部130に巻回されている。より具体的に説明すると、第1のコイル121は、巻芯部130の第1の領域131に巻回されており、その一端121aが第1の端子電極151に接続され、他端121bが第3の端子電極153に接続されている。一方、第2のコイル122は、巻芯部130の第2の領域132に巻回されており、その一端122aが第2の端子電極152に接続され、他端122bが第4の端子電極154に接続されている。
図1に示すように、巻芯部130の第1の領域131は、巻芯部130の軸方向中心部130aからみて第1の鍔部141側(図1では紙面の左側)に位置する領域であり、逆に、巻芯部130の第2の領域132は、上記中心部130aからみて第2の鍔部142側(図1では紙面の右側)に位置する領域である。このように、本実施形態では、第1及び第2のコイル121,122が互いに異なる領域に巻回されている。尚、第1の領域131と第2の領域132との位置関係が上記の位置関係に限定されるものではなく、これと逆であっても構わない。
本実施形態においては、第1のコイル121の巻数及び第2のコイル122の巻数はいずれも4回である。もちろん、本発明において第1及び第2のコイル121,122の巻数はこれに限定されず、何回であっても構わない。但し、第1及び第2のコイル121,122の対称性を保つためには、第1のコイル121の巻数と第2のコイル122の巻数については同一とする必要がある。
さらに、図1に示す矢印Aから見た場合、第1のコイル121は一端121aから他端121bに向かって右回り(時計回り)に巻回されているとともに、第2のコイル122は一端122aから他端122bに向かって左回り(反時計回り)に巻回されている。上述の通り、第1のコイル121の一端121aは第1の端子電極151に接続され、第2のコイル122の一端122aは第2の端子電極152に接続されていることから、第1の端子電極151を始点とした第1のコイル121の巻回方向と、第2の端子電極152を始点とした第2のコイル121の巻回方向は、互いに逆方向となる。
図2は、本実施形態によるフィルタ素子100の使用形態を示す回路図である。
図2に示す回路図は、回路的には図8に示した回路図と実質的に同一であるが、フィルタ素子100に設けられた端子電極151〜154の配列が通常のフィルタ素子30(図8参照)とは異なっているため、対となる第1及び第2の端子電極151,152を一対の信号線11,12に接続し、対となる第3及び第4の端子電極を153,154グランドに接続することによって、コモンモードノイズをバイパスするフィルタとして使用することが可能となる。ここで、「対となる」とは、同じ鍔部に形成された端子電極であることを意味する。
つまり、一般的なコモンモードフィルタを用いた場合、一対の信号線11,12をそれぞれ異なる鍔部に形成された端子電極(より具体的には、対角線上に位置する)に接続する必要があることから、図3に示すように、基板190上において一対の信号線11,12の一方(図3では信号線11)を迂回させる必要がある。具体的には、フィルタ素子30に設けられた対となる端子電極31,32を、それぞれ信号線11及びグランドGNDに接続し、対となる端子電極33,34を、それぞれグランドGND及び信号線12に接続する必要があるため、信号線11,12を対称且つ平行に配置することができない。その結果、配線パターンの占有面積が増大するとともに、対称性の崩れによって信号品質の低下を招いてしまう。
これに対し、本実施形態によるフィルタ素子100を用いれば、図4に示すように、基板190上において一対の信号線11,12を平行に敷設することができることから、基板190上における配線パターンの迂回などが不要となる。このため、基板190上における配線パターンの占有面積が必要以上に増大することがなく、しかも、高い対称性を確保することが可能となる。これにより、装置全体の小型化と信号品質の向上を両立させることが可能となる。
また、本実施形態では、第1のコイル121と第2のコイル122をそれぞれ巻芯部130の異なる領域131,132に巻回していることから、製造時において、第1のコイル121と第2のコイル122をそれぞれ別個に巻回することができる。これにより、巻回作業の自由度を高めることも可能となる。
さらに、本実施形態によるフィルタ素子100では、第1のコイル121及び第2のコイル122とも、一端121a,122aから他端121b,122bに向かうに連れて、巻回位置が図1に示す矢印aの方向へと移動するように巻回されている。このような巻回方式によれば、第1のコイル121の全長と第2のコイル122の全長とを等しくすることが容易となることから、第1のコイル121と第2のコイル122の対称性を高めることが可能となり、信号品質の向上に寄与する。
但し、本発明において上記の巻回方式を採用することは必須でなく、図5に示すように、第1のコイル121については、一端121aから他端121bに向かうに連れて、巻回位置が図5に示す矢印aの方向へと移動するように巻回し、第2のコイル122については、一端122aから他端122bに向かうに連れて、巻回位置が図5に示す矢印bの方向へと移動するように巻回しても構わない。
[第2の実施形態]
図6は、本発明の好ましい第2の実施形態によるフィルタ素子200の構造を示す略斜視図である。
本実施形態によるフィルタ素子200は、第1のコイル121と第2のコイル122の巻回方式において上記実施形態によるフィルタ素子100と異なっている。その他の点については、上記実施形態によるフィルタ素子100と同様であることから、同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
図6に示すように、本実施形態によるフィルタ素子200では、第1のコイル121と第2のコイル122がそれぞれ異なる領域に巻回されているのではなく、同一領域においていわゆるバイファイラ巻きされている。つまり、第1のコイル121と第2のコイル122は、互いに沿って、平行に巻回されている。しかしながら、これらコイル121,122と端子電極151〜154との接続関係は上記実施形態によるフィルタ素子100と同様である。つまり、第1のコイル121の一端及び他端121a,121bは、それぞれ第1及び第3の端子電極151,153に接続され、第2のコイル122の一端及び他端122a,122bは、それぞれ第2及び第4の端子電極152,154に接続されている。
このため、図6に示す矢印Aから見た場合、第1のコイル121の巻回方向は、一端121aから他端121bに向かって左回り(反時計回り)、第2のコイル122の巻回方向は、一端122aから他端122bに向かって右回り(時計回り)となり、互いに逆方向となる。この点は、上記実施形態によるフィルタ素子100と同様である。
したがって、本実施形態によるフィルタ素子200は、回路的には上記実施形態によるフィルタ素子100と同様の機能を有することになる。しかしながら、本実施形態によるフィルタ素子200は、製造時において第1のコイル121と第2のコイル122を一緒に巻回することができることから、上記実施形態によるフィルタ素子100に比べ、巻回作業の効率を高めることが可能となる。
また、本実施形態においても、第1のコイル121の巻数及び第2のコイル122の巻数はいずれも4回であり、これにより、第1及び第2のコイル121,122の対称性が保たれている。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は、上記の実施形態に限定されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることはいうまでもない。
例えば、第1及び第2のコイル121,122の巻回方向については、互いに逆方向である限りその方向については特に限定されるものではない。
本発明の好ましい第1の実施形態によるフィルタ素子100の構造を示す略斜視図である。 フィルタ素子100の使用形態を示す回路図である。 一般的なコモンモードフィルタを用いた場合における、基板上の配線パターンを説明するための図である。 フィルタ素子100を用いた場合における、基板上の配線パターンを説明するための図である。 フィルタ素子100の変形例を示す略斜視図である。 本発明の好ましい第2の実施形態によるフィルタ素子200の構造を示す略斜視図である。 一般的な差動伝送回路の回路図である。 図7の回路に低域のコモンモードノイズをバイパスさせる素子30を追加した図である。
符号の説明
11,12 信号線
13 出力バッファ
14 入力バッファ
20 コモンモードフィルタ
100,200 フィルタ素子
110 ドラム型コア
121 第1のコイル
121a 第1のコイルの一端
121b 第1のコイルの他端
122 第2のコイル
122a 第2のコイルの一端
122b 第2のコイルの他端
130 巻芯部
130a 巻芯部の軸方向における中心部
131 第1の領域
132 第2の領域
141 第1の鍔部
142 第2の鍔部
151 第1の端子電極
152 第2の端子電極
153 第3の端子電極
154 第4の端子電極
190 基板

Claims (4)

  1. 巻芯部と前記巻芯部の両端に設けられた第1及び第2の鍔部とを有するドラム型コアと、
    前記第1の鍔部に形成された第1及び第2の端子電極と、
    前記第2の鍔部に形成された第3及び第4の端子電極と、
    前記巻芯部の第1の領域において一端から他端に向かって所定の方向に巻回され、前記一端が前記第1の端子電極に接続され、前記他端が前記第3の端子電極に接続された第1のコイルと、
    前記巻芯部の前記第1の領域とは異なる第2の領域において一端から他端に向かって前記所定の方向とは異なる方向に巻回され、前記一端が前記第2の端子電極に接続され、前記他端が前記第4の端子電極に接続された第2のコイルとを備えることを特徴とするフィルタ素子。
  2. 前記第1のコイルの前記一端から前記他端に向かう巻回位置の移動方向と、前記第2のコイルの前記一端から前記他端に向かう巻回位置の移動方向とが同一方向であることを特徴とする請求項1に記載のフィルタ素子。
  3. 巻芯部と前記巻芯部の両端に設けられた第1及び第2の鍔部とを有するドラム型コアと、
    前記第1の鍔部に形成された第1及び第2の端子電極と、
    前記第2の鍔部に形成された第3及び第4の端子電極と、
    前記巻芯部に一端から他端に向かって所定の方向に巻回され、前記一端が前記第1の端子電極に接続され、前記他端が前記第3の端子電極に接続された第1のコイルと、
    前記巻芯部に一端から他端に向かって、前記第1のコイルに平行に沿って前記所定の方向とは異なる方向に巻回され、前記一端が前記第2の端子電極に接続され、前記他端が前記第4の端子電極に接続された第2のコイルとを備えることを特徴とするフィルタ素子。
  4. 前記第1のコイルの巻数と前記第2のコイルの巻数が同一であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載のフィルタ素子。
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