JP2007034561A - 自走式掃除機およびそのプログラム - Google Patents

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Naoki Yamazaki
直紀 山▲崎▼
Keiko Noda
桂子 野田
Hiroaki Kako
裕章 加▲来▼
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Abstract

【課題】自走式掃除機において、清掃領域内に人や動物等の移動体が存在する場合に、効率よく自動清掃を行なうこと。
【解決手段】外部もしくは機器本体に設けた開閉センサ12や人体検知センサ13等の人体検出手段と通信を行なう通信部14と、前記通信部14を介して清掃領域内に人が存在するかどうかを判定する在不在判定部15とを備え、清掃領域内に人が存在しない場合のみ、予め設定された地点から自動清掃を開始し、自動清掃中に清掃領域内に人が侵入すると、自動清掃を停止する。
【選択図】図1

Description

本発明は、自走式掃除機およびそのプログラムに関するものである。
従来、自走式掃除機においては、ゴミの取り残しを防ぎ、且つ最適な走行ルートで走行を行なうために、カメラを設置し、前記カメラで撮影された画像を取得・解析することにより清掃領域を正確に検出する手段(例えば、特許文献1参照)や、自動清掃中に障害物として人や小動物等の移動体を検知した場合は、移動体が存在しない他の領域を自動清掃後、前記移動体が存在していた未清掃領域のみ自動清掃を行なう手段(例えば、特許文献2参照)等があった。
ここで特許文献1に記載された自走式掃除機の構成を図8に示す。図8において、自走式掃除機は機器本体1と経路管理装置26とから構成され、前記経路管理装置26は清掃領域を撮影するカメラ28と、撮影した画像を機器本体1へ送信する送信アンテナ30が接続され、前記カメラ28で撮影された画像を編集する管理装置制御部27と、前記管理装置制御部27で編集された画像を機器本体1へ送信する送信手段29とを備えた構成であり、機器本体1は清掃を行なう吸引モータ3と、走行を行なう駆動モータ5と、壁面や障害物を検出する超音波センサや測距センサ等の障害物センサ10と、前記経路管理装置26から送信された画像情報を受信する受信アンテナ31とが接続され、前記障害物センサ10から取得した情報を元に障害物を検出する障害検知部11と、自動清掃を行なう清掃領域のマップ情報を格納する清掃領域記憶部15と、前記吸引モータ3および前記駆動モータ5制御する制御部6を備えた構成である。ここで前記制御部6は前記吸引モータ3を制御する清掃部2と、前記駆動モータ5を制御する走行制御部4とから構成される。
以上のように構成された自走式掃除機は、自動走行中に前記経路管理装置26において撮影された画像を機器本体1へ送信し、機器本体1は前記経路管理装置26から取得した画像情報を解析し、清掃領域内の障害物を正確に検知することにより、障害物を回避しながら宅内の移動可能な領域の自動清掃を行なうものである。
特開2004−199451号公報 特許第3598881号公報
しかしながら、前記従来の手段では、前記自走式掃除機は障害物を回避しながら自動清掃を行なうことは可能であるが、人や小動物を正確に検知・回避するためにカメラや多くのセンサを前記自走式掃除機本体に搭載するためコストが大きくなる、といった課題や、人や小動物などの移動体が清掃領域内に存在する場合には、多くの回避処理を行なうため自動清掃を完了するまでに多くの時間を要し、回避処理を行なうために複雑なアルゴリズムを組み込む必要がある、といった課題や、大容量のバッテリーが必要である、といった課題を有していた。
そこで本発明は、前記従来の課題を解決するために、清掃領域内に人や小動物等の移動体が存在するかどうかを自動判定し、前記移動体が存在しない場合のみ自動清掃を行なうことを特徴とする自走式掃除機を構築することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の自走式掃除機は、外部に設けた人体検出手段と通信を行なう通信部と、前記通信部を介して清掃領域内に人が存在するかどうかを判定する在不在判定部とを備えたものである。
これによって、本発明の自走式掃除機は、清掃領域内に人が存在しない場合のみ、予め設定された地点から自動清掃を開始することが可能となる。また、自動清掃中に清掃領域内に人が侵入すると、自動清掃を停止することも可能となり、清掃領域に人や小動物等の移動体が存在しない状態で自動清掃を行なうことが可能となる。
本発明の自走式掃除機は、清掃領域内に人や小動物等の移動体が存在しない状態で自動清掃を行なうことを可能とし、必要最小限の障害物回避動作で自動清掃を行なうため、短時間で効率よく自動清掃を完了させることと、移動体を検出する必要がないため、複雑な障害物回避アルゴリズムを搭載する必要や自走式掃除機本体にカメラや多くのセンサを搭載する必要がなくコストを抑えた自走式掃除機を構築することが可能となる。
第1の発明は、外部もしくは本体に設けた人体検出手段と通信を行なう通信部と、前記通信部を介して清掃領域内に人が存在するかどうかを判定する在不在判定部とを備え、前記在不在判定部において清掃領域内に人が存在しないと判定された場合、予め設定された地点から自動清掃を開始し、前記在不在判定部において清掃領域内に人が存在すると判定された場合、自動清掃を停止し、予め設定された地点へ移動する構成としてあり、これにより、居住者が存在しない場合のみ自動清掃を行なうことが可能となり、必要最小限の障害物回避動作で自動清掃を行なうため、短時間で効率よく自動清掃を完了させることと、移動体を検出する必要がないため、複雑な障害物回避アルゴリズムを搭載する必要や自走式掃除機本体にカメラや多くのセンサを搭載する必要がなく、コストを抑えた自走式掃除機を構築することができる。
第2の発明は、特に、第1の発明の自走式掃除機において、自動清掃する領域を記憶する清掃領域記憶部と、自動清掃を行なった領域を記憶する清掃済領域記憶部とを備え、自動清掃開始時に前記清掃領域記憶部と前記清掃済領域記憶部に記憶された清掃領域情報から未清掃領域を判定し、判定された未清掃領域のみ自動清掃を行なうことにより、自動清掃中に居住者が侵入し、一旦停止した場合においても短時間で効率よく自動清掃を完了させることができる。
第3の発明は、特に、第1、または第2の発明の自走式掃除機において、現在の時刻を測定する時刻測定部と、1日に自動清掃を行なった回数を計測する清掃回数測定部と、1日に自動清掃する最大回数を管理する最大清掃回数管理部とを備え、前記清掃回数測定部で測定された清掃回数が、前記最大清掃回数管理部に予め設定された最大清掃回数を超えた場合、自動清掃を行なわないことにより、居住者の出入りが頻繁に発生する場合においても不必要に起動することがなく、機器の耐久性を高めることと、部屋が痛むことを防ぐことができる。
第4の発明は、特に、第1から第3のいずれか1つの発明の自走式掃除機において、自動清掃を行なった時間を計測する清掃時間測定部と、1日に自動清掃する最大時間を管理する最大清掃時間管理部とを備え、前記清掃時間測定部で測定された清掃時間が、前記最大清掃時間管理部に予め設定された最大清掃時間を超えた場合、自動清掃を行なわないことにより、居住者の出入りが頻繁に発生する場合においても不必要に起動することなく、消費電力を抑えて自動清掃を行なうことと、充電時間を少なくすることができる。
第5の発明は、特に、第3または第4の発明の自走式掃除機において、自動清掃可能な時間帯を管理する清掃時間帯管理部とを備え、前記時刻測定部で測定された現在時刻が、前記清掃時間帯管理部に予め設定された清掃時間帯以外の場合、自動清掃を行なわないことにより、早朝や深夜等の居住者にとって好ましくない時間帯は自動清掃を行なわないことができる。
第6の発明は、特に、特に、第1から第5のいずれか1つの発明の自走式掃除機において、外部設定手段を備えることにより、前記外部設定手段を介して、前記最大清掃回数管理部で管理される最大清掃回数、前記最大清掃時間管理部で管理される最大清掃時間、前記清掃時間帯管理部で管理される清掃時間帯および前記時刻設定部で測定される現在時刻を任意に設定・変更することができる。
第7の発明は、特に、特に、第1から第6のいずれか1つの発明の自走式掃除機において、自動清掃開始時に、清掃領域の最初から自動清掃を行なうのか、未清掃領域から自動清掃を行なうのか、任意の開始位置から自動清掃を行なうのかどうかを設定する清掃開始位置設定手段を備えることにより、前記清掃開始位置設定手段を介してユーザーは自動清掃の開始位置を任意に設定・変更することができる。
第8の発明は、特に、第1から第7の自走式掃除機の全てもしくはいずれか1つの発明をコンピュータに実行させるためのプログラムであり、汎用コンピュータやサーバーを用いて本発明の全てもしくは一部を容易に実現することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明における第1の実施の形態における自走式掃除機の構成を示すブロック図を示したものである。
図1において、機器本体1に清掃を行なう吸引モータ3と、走行を行なう駆動モータ5と、機器本体1の走行距離を検出する走行センサ7と、機器本体1の走行方向を検出するジャイロセンサ8とが接続され、機器本体1は、前記前記走行センサ7およびジャイロセンサ8から取得した情報を元に清掃領域内の現在の走行位置を検出する走行位置判定部9と、前記走行位置判定部9から取得した走行位置情報を元に前記吸引モータ3と前記駆動モータ5を制御する制御部6と、清掃領域を判定するマップ情報を格納する清掃領域記憶部16と、人体を検知する開閉センサ12および人体検知センサ13と通信を行なう通信部14と、前記通信部14で取得した人体検知情報を元に居住者が清掃領域内に存在するかどうかを判定する在不在判定部15から構成される。ここで、前記制御部6は、前記吸引モータ3を制御する清掃部2と、前記駆動モータ5を制御する走行制御部4から構成され、前記開閉センサ12および人体検知センサ13は前記通信部14と通信が行なえるよう通信機能を有しているものとする。
以上のように構成された自走式掃除機について、以下その動作・作用を図3のフローチャートを使用して説明する。
まず、自走式掃除機が自動清掃開始前に、通信部14は開閉センサ12および人体検知センサ13と通信を行ない、得られたセンサ情報を在不在判定部15へ通知する(ステップ1)。前記在不在判定部15は前記通信部14から得られたセンサ情報を元に清掃領域内に居住者が存在しているかどうかを判定する(ステップ2)。前記在不在判定部15において、居住者が清掃領域内に存在していないと判定されると(ステップ3)、前記在不在判定部15は前記制御部6へ清掃開始要求を通知する(ステップ4)。前記制御部6は前記在不在判定部15から清掃開始要求を取得すると、清掃部2および走行制御部4を介して吸引モータ3および駆動モータ5を起動させ、予め清掃領域記憶部16に設定されたマップ情報に従い清掃領域内の自動清掃を開始する(ステップ5)。ここで、前記通信部14は自動清掃中も前記開閉センサ12および前記人体検知センサ13と通信を行なうものとする。
自走式掃除機が自動清掃中に前記開閉センサ12および前記人体検知センサ13から前記通信部14を介して、清掃領域内に居住者が存在している信号を受信すると(ステップ6)、前記前記在不在判定部15は前記制御部6へ清掃停止要求を通知する(ステップ7)。前記制御部6は前記在不在判定部15から清掃停止要求を取得すると、清掃部2および走行制御部4を介して吸引モータ3を停止し、予め清掃領域記憶部16に設定されたマップ情報に従い予め設定された地点へ移動することにより、清掃領域内の自動清掃を終了する(ステップ8)。
以上のように、本実施の形態においては、清掃領域内に居住者が存在するかどうかの判定を自動で行ない、居住者が存在しない場合のみ自動清掃を行なうことが可能となり、必要最小限の障害物回避動作で自動清掃を行なうため、短時間で効率よく自動清掃を完了させることと、移動体を検出する必要がないため、複雑な障害物回避アルゴリズムを搭載する必要や自走式掃除機本体にカメラや多くのセンサを搭載する必要がなく、コストを抑えた自走式掃除機を構築することが可能となる。
また、本実施の形態においては、居住者の入退室を検知するために開閉センサを利用しているが、通過センサや監視カメラ等の入退室検知手段を利用してもよいものとし、人体検知センサに関しては本体に搭載してもよいものとする。さらに本実施の形態においては、清掃停止後、清掃開始地点や充電装置へ移動してもよいものとする。
(実施の形態2)
次に、本発明における第2の実施の形態について図2を使用して説明する。ここで図2に示す掃除機本体1は、実施の形態1を示す図1に、自動清掃を行なった領域を記憶する清掃済領域記憶部17と、自動清掃を行なった回数を計測する清掃回数測定部18と、1日に自動清掃する最大回数を管理する最大清掃回数管理部19と、自動清掃を行なった時間を計測する清掃時間測定部20と、1日に自動清掃する最大時間を管理する最大清掃時間管理部21と、現在の時刻を測定する時刻測定部22と、自動清掃可能な時間帯を管理する清掃時間帯管理部23と、外部設定手段24と、清掃開始位置設定手段25とを備えた構成としてある。
以上のように構成された自走式掃除機について、本実施の形態は、実施の形態1に対して清掃済領域記憶部17を備えた構成としたものであり、以下その動作・作用を図3および図4のフローチャートを使用して説明する。
まず、自走式掃除機は図3に示すフローに基づき、通信部14は開閉センサ12および人体検知センサ13と通信を行ない、得られたセンサ情報を在不在判定部15へ通知する(ステップ1)。前記在不在判定部15は前記通信部14から得られたセンサ情報を元に清掃領域内に居住者が存在しているかどうかを判定する(ステップ2)。前記在不在判定部15において、居住者が清掃領域内に存在していないと判定されると(ステップ3)、前記在不在判定部15は前記制御部6へ清掃開始要求を通知する(ステップ4)。前記制御部6は前記在不在判定部15から清掃開始要求を取得すると、清掃部2および走行制御部4を介して吸引モータ3および駆動モータ5を起動させ、予め清掃領域記憶部16に設定されたマップ情報に従い清掃領域内の自動清掃を開始する(ステップ5)。前記制御部6は清掃済領域記憶部17に格納された清掃済領域情報を取得し(ステップ51)、前記清掃領域記憶部16に設定されたマップ情報を比較することにより未清掃領域を判定し(ステップ52)、判定された未清掃領域の自動清掃を開始する(ステップ53)。ここで、前記通信部14は自動清掃中も前記開閉センサ12および前記人体検知センサ13と通信を行なうものとする。
自走式掃除機は自動清掃中に走行センサ7とジャイロセンサ8からセンサ情報を取得し、取得したセンサ情報を元に走行位置判定部9において、前記清掃領域記憶部16に設定されたマップ情報から清掃済領域を判定し(ステップ54)、前記清掃済領域記憶部17に格納された清掃済領域情報を更新する(ステップ55)。
自走式掃除機が自動清掃中に前記開閉センサ12および前記人体検知センサ13から前記通信部14を介して、清掃領域内に居住者が存在している信号を受信すると(ステップ6)、前記前記在不在判定部15は前記制御部6へ清掃停止要求を通知する(ステップ7)。前記制御部6は前記在不在判定部15から清掃停止要求を取得すると、清掃部2および走行制御部4を介して吸引モータ3を停止し、予め清掃領域記憶部16に設定されたマップ情報に従い予め設定された地点へ移動することにより、清掃領域内の自動清掃を終了する(ステップ8)。
以上のように、本実施の形態においては、自動清掃開始時に前記清掃領域記憶部16と前記清掃済領域記憶部17に記憶された清掃領域情報から未清掃領域を判定し、判定された未清掃領域のみ自動清掃を行なうため、自動清掃中に居住者が侵入した場合においても短時間で効率よく自動清掃を完了させることが可能となる。
(実施の形態3)
次に、本発明における第3の実施の形態について説明する。実施の形態3においては、実施の形態2に対して1日に自動清掃を行なった回数を計測する清掃回数測定部18と、1日に自動清掃する最大回数を管理する最大清掃回数管理部19と、現在の時刻を測定する時刻測定部22を備えた構成とする。以下その動作・作用を図5のフローチャートを使用して説明する。
まず、自走式掃除機は、図3のフローに基づき、通信部14が開閉センサ12および人体検知センサ13と通信を行ない、得られたセンサ情報を在不在判定部15へ通知する(ステップ1)。前記在不在判定部15は前記通信部14から得られたセンサ情報を元に清掃領域内に居住者が存在しているかどうかを判定する(ステップ2)。ここで、時刻測定部22は、機器本体1の電源投入後、時間のカウントを開始し、現在時刻を算出するものとする。前記在不在判定部15において、居住者が清掃領域内に存在していないと判定されると(ステップ3)、前記在不在判定部15は前記制御部6へ清掃開始要求を通知する(ステップ4)。前記制御部6は前記在不在判定部15から清掃開始要求を取得すると、清掃回数測定部18において清掃回数を更新し(ステップ41)、更新された清掃回数が最大清掃回数管理部19に格納された値より大きい場合は自動清掃を停止し(ステップ42)、更新された清掃回数が最大清掃回数19に格納された最大清掃回数管理部19に格納された値より小さい場合は自動清掃を開始する(ステップ5)。
以上のように、本実施の形態においては、最大清掃回数管理部19に予め設定された最大清掃回数を超えた場合、自動清掃を行なわないため、居住者の出入りが頻繁に発生する場合においても不必要に起動することがなく、機器の耐久性を高めることと、部屋が痛むことを防ぐことが可能となる。
(実施の形態4)
次に、本発明における第4の実施の形態について説明する。実施の形態4においては、実施の形態3に対して自動清掃を行なった時間を計測する清掃時間測定部20と、1日に自動清掃する最大時間を管理する最大清掃時間管理部21とを備えた構成とする。以下その動作・作用を図6のフローチャートを使用して説明する。
まず、自走式掃除機は、通信部14が開閉センサ12および人体検知センサ13と通信を行ない、得られたセンサ情報を在不在判定部15へ通知する(ステップ1)。前記在不在判定部15は前記通信部14から得られたセンサ情報を元に清掃領域内に居住者が存在しているかどうかを判定する(ステップ2)。前記在不在判定部15において、居住者が清掃領域内に存在していないと判定されると(ステップ3)、前記在不在判定部15は前記制御部6へ清掃開始要求を通知する(ステップ4)。前記制御部6は前記在不在判定部15から清掃開始要求を取得すると清掃時間測定部20から自動清掃を行なった時間の合計を取得し(ステップ41)、取得した清掃時間の合計が最大清掃時間管理部21に格納された最大清掃時間以上の場合は自動清掃を停止し(ステップ42)、取得した現在時刻が最大清掃時間管理部21に格納された最大清掃時間以下の場合は自動清掃を開始する(ステップ5)。
以上のように、本実施の形態においては、最大清掃時間管理部21に予め設定された最大清掃時間以上の場合は自動清掃を行なわないため、居住者の出入りが頻繁に発生する場合においても不必要に起動することなく、消費電力を抑えて自動清掃を行なうこと、充電時間を少なくすることが可能となる。
(実施の形態5)
次に、本発明における第5の実施の形態について説明する。実施の形態5においては、実施の形態4に対して自動清掃可能な時間帯を管理する清掃時間帯管理部23を備えた構成とする。以下その動作・作用を図7のフローチャートを使用して説明する。
まず、自走式掃除機は図3のフローに基づき、通信部14が開閉センサ12および人体検知センサ13と通信を行ない、得られたセンサ情報を在不在判定部15へ通知する(ステップ1)。前記在不在判定部15は前記通信部14から得られたセンサ情報を元に清掃領域内に居住者が存在しているかどうかを判定する(ステップ2)。前記在不在判定部15において、居住者が清掃領域内に存在していないと判定されると(ステップ3)、前記在不在判定部15は前記制御部6へ清掃開始要求を通知する(ステップ4)。前記制御部6は前記在不在判定部15から清掃開始要求を取得すると、時刻測定部22から現在時刻を取得し(ステップ41)、取得した現在時刻が清掃時間帯管理部23に格納された時間帯外の場合は自動清掃を停止し(ステップ42)、取得した現在時刻が清掃時間帯管理部23に格納された時間帯内の場合は自動清掃を開始する(ステップ5)。
以上のように、本実施の形態においては、清掃時間帯管理部23に予め設定された時間帯以外の場合は自動清掃を行なわないため、早朝や深夜等の居住者にとって好ましくない時間帯は自動清掃を行なわないことが可能となる。
(実施の形態6)
次に、本発明における第6の実施の形態について説明する。実施の形態6においては、実施の形態5に対して、外部設定手段24を備えた構成とする。
これによって機器本体1は、外部設定手段24を介して前記最大清掃回数管理部19で管理される最大清掃回数、前記最大清掃時間管理部21で管理される最大清掃時間、前記清掃時間帯管理部23で管理される清掃時間帯および前記時刻測定部22で測定される現在時刻を任意に設定・変更可能とすることが可能となる。
また、本実施の形態においては、外部設定手段24は、通信によって実現させてもよいものとする。
(実施の形態7)
次に、本発明における第7の実施の形態について説明する。実施の形態7においては、実施の形態6に対して、清掃開始位置設定手段25を備えた構成とする。
これによって機器本体1は、清掃開始位置設定手段25を介して自動清掃開始時に、清掃領域の最初から自動清掃を行なうのか、未清掃領域から自動清掃を行なうのか、任意の開始位置から自動清掃を行なうのかどうかを任意に設定・変更することが可能となる。
また、本実施の形態においては、清掃開始位置設定手段25は、通信によって実現させてもよいものとする。
(実施の形態8)
次に本発明の実施の形態8について説明する。本実施の形態は、コンピュータを、清掃部2と、走行制御部4と、制御部6と、通信部7と、走行位置判定部9と、障害検知部11と、通信部14と、在不在判定部15と、清掃領域記憶部16と、清掃済領域記憶部17と、清掃回数測定部18と、最大清掃回数管理部19と、清掃時間測定部20と、最大清掃時間管理部21と、時刻測定部22と、清掃時間帯管理部23と、外部設定手段24と、清掃開始位置設定手段25の全てもしくは一部の機能を実行させるためのプログラムとしたものであり、コンピュータを自走式掃除機の全てもしくは一部として機能させるものである。
以上のように本実施の形態によれば、汎用コンピュータやサーバーを用いて本発明の全てもしくは一部を容易に実現することができる。
以上のように本発明にかかる自走式掃除機は、清掃領域内に人が存在するかどうかを自動判定し、人が存在しない場合のみ自動起動することが可能となるので、自動運搬装置の速度制御や、ネットワークを介した機器連携システムにも適応可能である。
本発明の実施の形態1における自走式掃除機のブロック図 本発明の実施の形態2から形態8における自走式掃除機のブロック図 実施の形態1のフローチャート 実施の形態2のフローチャート 実施の形態3のフローチャート 実施の形態4のフローチャート 実施の形態5のフローチャート 従来の自走式掃除機のブロック図
符号の説明
1 機器本体
2 清掃部
3 吸引モータ
4 走行制御部
5 駆動モータ
6 制御部
7 走行センサ
8 ジャイロセンサ
9 走行位置判定部
10 障害物センサ
11 障害検知部
12 開閉センサ
13 人体検知センサ
14 通信部
15 在不在判定部
16 清掃領域記憶部
17 清掃済領域記憶部
18 清掃回数測定部
19 最大清掃回数管理部
20 清掃時間測定部
21 最大清掃時間管理部
22 時刻測定部
23 清掃時間帯管理部
24 外部設定手段
25 清掃開始位置設定手段

Claims (8)

  1. 走行手段と、清掃手段と、清掃領域内の現在の走行位置を検出する走行位置検出手段と、外部もしくは機器本体に設けた人体検出手段と通信を行なう通信部と、前記通信部を介して清掃領域内に人が存在するかどうかを判定する在不在判定部とを備え、前記在不在判定部において清掃領域内に人が存在しないと判定された場合、予め設定された地点から自動清掃を開始し、前記在不在判定部において清掃領域内に人が存在すると判定された場合、自動清掃を停止し、予め設定された地点へ移動する自走式掃除機。
  2. 自動清掃する領域を記憶する清掃領域記憶部と、自動清掃を行なった領域を記憶する清掃済領域記憶部とを備え、自動清掃開始時に前記清掃領域記憶部と前記清掃済領域記憶部に記憶された清掃領域情報から未清掃領域を判定し、判定された未清掃領域のみ自動清掃を行なう請求項1記載の自走式掃除機。
  3. 現在の時刻を測定する時刻測定部と、1日に自動清掃を行なった回数を計測する清掃回数測定部と、1日に自動清掃する最大回数を管理する最大清掃回数管理部とを備え、前記清掃回数測定部で測定された清掃回数が、前記最大清掃回数管理部に予め設定された最大清掃回数を超えた場合、自動清掃を行なわない請求項1または請求項2のいずれか1項に記載の自走式掃除機。
  4. 自動清掃を行なった時間を計測する清掃時間測定部と、1日に自動清掃する最大時間を管理する最大清掃時間管理部とを備え、前記清掃時間測定部で測定された清掃時間が、前記最大清掃時間管理部に予め設定された最大清掃時間を超えた場合、自動清掃を行なわない請求項1〜3のいずれか1項に記載の自走式掃除機。
  5. 自動清掃可能な時間帯を管理する清掃時間帯管理部とを備え、前記時刻測定部で測定された現在時刻が、前記清掃時間帯管理部に予め設定された清掃時間帯以外の場合、自動清掃を行なわない請求項3または4に記載の自走式掃除機。
  6. 外部設定手段を備え、前記外部設定手段を介して、前記最大清掃回数管理部で管理される最大清掃回数、前記最大清掃時間管理部で管理される最大清掃時間、前記清掃時間帯管理部で管理される清掃時間帯および前記時刻測定部で測定される現在時刻を任意に設定・変更可能とする請求項3〜5のいずれか1項に記載の自走式掃除機。
  7. 自動清掃開始時に、清掃領域の最初から自動清掃を行なうのか、未清掃領域から自動清掃を行なうのか、任意の開始位置から自動清掃を行なうのかどうかを設定する清掃開始位置設定手段を備え、前記清掃開始位置設定手段を介して設定された情報を元に自動清掃の開始位置を決定し、自動清掃を行なう請求項1〜6のいずれか1項に記載の自走式掃除機。
  8. コンピュータに請求項1〜7のいずれか1項に記載の自走式掃除機の全てもしくは一部の機能を実行させるためのプログラム。
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