JP2007032994A - ヒートポンプ式給湯システム - Google Patents

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和美 藤井
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Abstract

【課題】
ヒートポンプ給湯システムでは、一定期間以上出湯しない場合や、出湯量が少ない場合には、貯湯用タンクに貯められた湯は長期間にわたり滞留するため、貯湯用タンクを構成する金属材料が腐食する、あるいは、貯湯用タンクに使用されている材料から特定の成分が溶出することにより貯湯水の水質が悪化する課題がある。
【解決手段】
一定期間ごとに貯湯用タンク内の水を入れ替える運転制御機能を有する、特に、浴槽への給湯運転時に貯湯タンク内の水を優先的に供給することにより、貯湯水が滞留することによる水質悪化を抑制できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、ヒートポンプ式給湯システムに係り、特に給湯回路構成材料の腐食を防止するものに関する。
ヒートポンプ給湯システムとしては、従来から図3に示すヒートポンプ給湯システムが知られている。ヒートポンプ給湯システムは、圧縮機1,膨張弁2,大気とヒートポンプ冷媒回路5の冷媒が熱交換する大気熱交換器3、この大気熱交換器3と大気の送風手段からなる室外ユニット4からなるヒートポンプ冷媒回路5と貯湯用タンク6,貯湯用タンク6へ水を給水する給水配管7,貯湯用タンク6に貯められた給湯水を出湯する出湯配管8,給湯水を搬送する水ポンプ9からなる給湯回路10からなり、給湯熱交換器11により給湯回路10とヒートポンプ冷媒回路5の冷媒が熱交換する。さらに、給湯水の温度を検知する温度センサー12と外気温度を検知する温度センサー15を具備し、これらの温度センサー12,15で検出された温度に基づいて、運転制御手段16により、圧縮機1,水ポンプ9,室外ユニット4等の動作を制御する。上記構成において、大気熱をヒートポンプサイクルの熱源として、貯湯用タンク6の給湯水を冷媒で加熱するときは、以下のような運転を行う。まず、室外ユニット4の送風手段を駆動して、大気を大気熱交換器3へ搬送する。そして、圧縮機1を駆動させてヒートポンプ冷媒回路5中の冷媒を、圧縮機1,給湯熱交換器11,膨張弁2,大気熱交換器3,圧縮機1の順に搬送する。圧縮機1から吐出された高温高圧の冷媒は、給湯熱交換器11で給湯水と熱交換して保有するエネルギーを給湯水へ放熱する。その後、膨張弁2で減圧されて低温低圧となった冷媒は、大気熱交換器3で大気熱を吸熱し、圧縮機1に吸入される。給湯熱交換器11で冷媒のエネルギーを受熱して高温に沸き上げられた給湯水は、給湯回路10より貯湯用タンク6に戻され、貯湯用タンク6から温水を出湯配管へ配水する。ここで、給湯熱交換器11で加熱する給湯水の温度は、所定の温度、或いは使用者の給湯負荷等に応じて決定される。
特開昭60−221661号公報
しかし、上記構成のヒートポンプ給湯システムでは、システムが稼動せずに一定期間以上出湯しない場合や、出湯量が少ない場合には、貯湯用タンク6に貯められた湯は長期間にわたり滞留するため、貯湯用タンク6を構成する金属材料が腐食する、あるいは、貯湯用タンク6に使用されている材料から特定の成分が溶出することにより貯湯水の水質が悪化する問題点がある。
本発明の目的は貯湯用タンクの金属材料の腐食を防止し、あるいは貯湯水水質の悪化を抑制するヒートポンプ式給湯システムを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明は圧縮機,給湯熱交換器,大気熱交換器とを冷媒配管で接続したヒートポンプ冷媒回路と、給水部,給湯熱交換器,貯湯用タンクとを水配管で接続した給湯回路と、運転制御手段を備えたヒートポンプ式給湯機において、運転制御手段は一定期間毎に貯湯用タンク内の水を入れ替える運転制御機能を有することを特徴とするものである。
また、本発明はヒートポンプ式給湯システムにおいて、運転制御手段は少なくとも1日に一回貯湯用タンク内の水を入れ替える運転制御機能を有することを特徴とするものである。
また、上記課題を解決するために、本発明は圧縮機,給湯熱交換器,大気熱交換器とを冷媒配管で接続したヒートポンプ冷媒回路と、給水部,給湯熱交換器,貯湯用タンクとを水配管で接続した給湯回路と、運転制御手段を備えたヒートポンプ式給湯機において、運転制御手段は給湯運転時に貯湯用タンク内の水を優先的に供給する運転制御機能を有することを特徴とするものである。
また、本発明はヒートポンプ式給湯システムにおいて、運転制御手段は浴槽への給湯運転時に貯湯用タンク内の水を優先的に供給する運転制御機能を有することを特徴とするものである。
更に、上記課題を解決するために、本発明は圧縮機,給湯熱交換器,大気熱交換器とを冷媒配管で接続したヒートポンプ冷媒回路と、給水部,給湯熱交換器,貯湯用タンクとを水配管で接続した給湯回路と、運転制御手段を備えたヒートポンプ式給湯機において、運転制御手段は一定期間ごとに貯湯用タンク内の水を排水する運転制御機能を有することを特徴とするものである。
更に、上記課題を解決するために、本発明は圧縮機,給湯熱交換器,大気熱交換器とを冷媒配管で接続したヒートポンプ冷媒回路と、給水部,給湯熱交換器,貯湯用タンクを水配管で接続した給湯回路と、運転制御手段を備えたヒートポンプ式給湯機において、貯湯用タンク内の水を排出するポンプと、貯湯用タンク内への水の導入を制御する弁,貯湯用タンク内への空気導入口,タンク内への空気導入制御弁,貯湯用タンク内の水位を監視する水位監視計を有することを特徴とするものである。
また、本発明はヒートポンプ式給湯システムにおいて、貯湯用タンク内の水を排出する排出口,タンク内の水を排出するための排出制御弁を有することを特徴とするものである。
また、本発明はヒートポンプ式給湯システムにおいて、運転制御手段は貯湯用タンクに設置された水位監視計に監視結果に基づき、貯湯用タンク内の水の供給に関する運転制御機能を有することを特徴とするものである。
更に、上記課題を解決するために、本発明は圧縮機,給湯熱交換器,大気熱交換器とを冷媒配管で接続したヒートポンプ冷媒回路と、給水部,給湯熱交換器,貯湯用タンクを水配管で接続した給湯回路と、運転制御手段を備えたヒートポンプ式給湯機において、貯湯用タンク内の水を排出するポンプと、貯湯用タンク内への水の導入を制御する弁,貯湯用タンク内への空気導入口,タンク内への空気導入制御弁,貯湯用タンク内の温度を監視する温度センサーを有することを特徴とするものである。
また、本発明はヒートポンプ式給湯システムにおいて、貯湯用タンク内の水を排出する排出口、貯湯用タンク内の水を排出するための排出制御弁を有することを特徴とするものである。
また、本発明はヒートポンプ式給湯システムにおいて、運転制御手段は貯湯用タンク内温度の監視結果に基づき、貯湯用タンク内の水の供給に関する運転制御機能を有することを特徴とするものである。
本発明のヒートポンプ式給湯システムでは、一定期間ごと自動的に貯湯用タンク内の水を入れ替えることが出来るため、貯湯用タンクの金属材料の腐食を防止し、あるいは貯湯水の水質悪化を抑制できる利点がある。
以下、本発明の実施例を図面を用いて説明する。
図1は、本発明の一実施例であるヒートポンプ給湯システムの構成図である。本実施例のヒートポンプ給湯システムは、圧縮機1,膨張弁2,大気とヒートポンプ冷媒回路5の冷媒が熱交換する大気熱交換器3、この大気熱交換器3と大気の送風手段からなる室外ユニット4からなるヒートポンプ冷媒回路5と貯湯用タンク6,貯湯用タンク6や給湯熱交換器11へ水を給水する給水配管7,貯湯用タンク6に貯められた給湯水あるいは、給湯熱交換器11で加熱された給湯水を出湯する出湯配管8からなり、給湯熱交換器11により給湯回路10とヒートポンプ冷媒回路5の冷媒が熱交換する。さらに、給湯回路の温度を検知する温度センサー12,出湯配管の温度を検知する温度センサー13と外気温度を検知する温度センサー15を具備し、これらの温度センサー12,13,15で検出された温度に基づいて、運転制御手段16により、圧縮機1,室外ユニット4等の動作を制御すると共に、混合弁17で給湯回路10からの温水と貯湯用タンク6の温水を混合して出湯配管8へ配水し、出湯口8aから浴槽等に代表される水使用端末へ温水を供給する。ここで、バイパス比例弁18は給水を出湯する温水に混合するために通過させる弁であり、水比例弁19は必要に応じて出湯配管8の温水と給水口7aからの水とが混合され、温度が適切になった温水の出湯量を調節する弁である。
上記構成において、大気熱をヒートポンプサイクルの熱源として、給水を冷媒で加熱し、温水を出湯する場合は以下のような運転を行う。まず、室外ユニット4の送風手段を駆動して、大気を大気熱交換器3へ搬送する。そして、圧縮機1を駆動させてヒートポンプ冷媒回路5中の冷媒を、圧縮機1,給湯熱交換器11,膨張弁2,大気熱交換器3,圧縮機1の順に搬送する。圧縮機1から吐出された高温高圧の冷媒は、給湯熱交換器11で給湯水と熱交換して保有するエネルギーを給湯水へ放熱する。その後、膨張弁2で減圧されて低温低圧となった冷媒は、大気熱交換器3で大気熱を吸熱し、圧縮機1に吸入される。給湯熱交換器11で冷媒のエネルギーを受熱して高温に沸き上げられた給湯水は、給湯回路10から出湯配管へ配水され、浴槽等に代表される水使用端末へ温水を供給する。一方、貯湯用タンク6に温水を貯湯する場合は、水ポンプ9を用いて、貯湯用タンク6と給湯熱交換器の間に水を循環させて所定の温度の温水を貯湯用タンクに貯湯する。しかし、給湯開始時のヒートポンプサイクルが立ち上がり過渡状態にあり、温度センサー12で計測される給湯回路10の温水が所定の温度に達していない場合は、混合弁17を介して貯湯用タンク内の温水を出湯配管8に供給し、所定の温度の温水を供給する。
次に、運転制御手段16を用いて、貯湯タンク内の温水を優先的に出湯し、貯湯タンク内の水を入れ替える手順を以下に示す。
(ステップ1)給水制御弁20を閉じて貯湯用タンクへの給水を遮断すると同時に、混合 弁17から貯湯タンクへの給湯水の給水遮断動作を実行する。
(ステップ2)水ポンプ9を運転し、貯湯用タンク6内の水を給湯熱交換器11で再度加 熱して出湯配管へ供給する。
(ステップ3)貯湯用タンク内の圧力が大気圧より減少するのを防ぐため、(ステップ2) の実行と同時にエアベント弁21を開き、吸排気口21aから大気を貯湯タンク内へ 供給する。
(ステップ4)水位監視計24で貯湯用タンク6内の水位を監視し、所定の水位以下に達 した時点で、水ポンプ9を停止すると同時に給水制御弁20を開き、貯湯用タンクに 水を導入し、貯湯用タンク内の水を入れ替える。
以上の貯湯水入れ替え運転を1日に1回以上実施することにより、貯湯用タンク内の水は少なくとも1日に1回以上入れ替えることが出来る。更にこの入れ替え運転を行うタイミングとしてこの貯湯水入れ替え運転を浴槽への湯張り運転に同期させて実施することにより、貯湯用タンク内の水を確実に入れ替えることができる。また、貯湯水入れ替え運転の頻度は、貯湯水水質悪化の状態により変更するように設定することも可能である。
上記実施例に示す運転制御を実施することにより、貯湯水が滞留することによる水質悪化、又は、貯湯用タンクの金属材料の腐食を抑制できる運転制御方法を提供できる。
次に、本発明の他の実施例を説明する。
図2は、本発明の他の実施例であるヒートポンプ給湯システムの構成図である。本実施例のヒートポンプ給湯システムは、圧縮機1,膨張弁2,大気とヒートポンプ冷媒回路5の冷媒が熱交換する大気熱交換器3、この大気熱交換器3と大気の送風手段からなる室外ユニット4からなるヒートポンプ冷媒回路5と貯湯用タンク6,貯湯用タンク6や給湯熱交換器11へ水を給水する給水配管7,貯湯用タンク6に貯められた給湯水あるいは、給湯熱交換器11で加熱された給湯水を出湯する出湯配管8からなり、給湯熱交換器11により給湯回路10とヒートポンプ冷媒回路5の冷媒が熱交換する。さらに、給湯回路の温度を検知する温度センサー12,出湯配管の温度を検知する温度センサー13,貯湯用タンク内の水温を検知する温度センサー14と外気温度を検知する温度センサー15を具備し、これらの温度センサー12,13,14,15で検出された温度に基づいて、運転制御手段16により、圧縮機1,室外ユニット4等の動作を制御すると共に、混合弁17で給湯回路10からの温水と貯湯用タンク6の温水を混合して出湯配管8へ配水し、出湯口8aから浴槽等に代表される水使用端末へ温水を供給する。ここで、バイパス比例弁18は給水を出湯する温水に混合するために通過させる弁であり、水比例弁19は必要に応じて出湯配管8の温水と給水口7aからの水とが混合され、温度が適切になった温水の出湯量を調節する弁である。
上記構成において、大気熱をヒートポンプサイクルの熱源として、給水を冷媒で加熱し、温水を出湯する場合は以下のような運転を行う。まず、室外ユニット4の送風手段を駆動して、大気を大気熱交換器3へ搬送する。そして、圧縮機1を駆動させてヒートポンプ冷媒回路5中の冷媒を、圧縮機1,給湯熱交換器11,膨張弁2,大気熱交換器3,圧縮機1の順に搬送する。圧縮機1から吐出された高温高圧の冷媒は、給湯熱交換器11で給湯水と熱交換して保有するエネルギーを給湯水へ放熱する。その後、膨張弁2で減圧されて低温低圧となった冷媒は、大気熱交換器3で大気熱を吸熱し、圧縮機1に吸入される。給湯熱交換器11で冷媒のエネルギーを受熱して高温に沸き上げられた給湯水は、給湯回路10から出湯配管へ配水され、浴槽等に代表される水使用端末へ温水を供給する。一方、貯湯用タンク6に温水を貯湯する場合は、水ポンプ9を用いて、貯湯用タンク6と給湯熱交換器の間に水を循環させて所定の温度の温水を貯湯用タンクに貯湯する。しかし、給湯開始時のヒートポンプサイクルが立ち上がり過渡状態にあり、温度センサー12で計測される給湯回路10の温水が所定の温度に達していない場合は、混合弁17を介して貯湯用タンク内の温水を出湯配管8に供給し、所定の温度の温水を供給する。
次に、運転制御手段16を用いて、貯湯タンク内の温水を優先的に出湯し、貯湯タンク内の水を入れ替える手順を以下に示す。
(ステップ1)混合弁17により、給湯熱交換器11で沸き上がられた温水と貯湯用タン ク6内の温水を混合して出湯配管8に供給する運転を実行する。
(ステップ2)貯湯用タンク6内の温度を温度センサー14で監視し、所定の温度以下に 達した時点で、混合弁17により、給湯熱交換器11で沸き上がられた温水のみを出 湯配管へ供給する運転制御を実行する。ここで、貯湯用タンク内の温度センサー14 は、出湯温度の制御を容易にするため、混合弁17に近い位置に設置することが望ま しい。
以上の貯湯水入れ替え運転を1日に1回以上実施することにより、貯湯用タンク内の水は少なくとも1日に1回以上入れ替えることが出来る。更にこの入れ替え運転を行うタイミングとしてこの貯湯水入れ替え運転を浴槽への湯張り運転に同期させて実施することにより、貯湯用タンク内の水を確実に入れ替えることができる。また、貯湯水入れ替え運転の頻度は、貯湯水水質悪化の状態により変更するように設定することも可能である。さらに、ここで示した運転制御方法は、図1に示したヒートポンプ給湯システムの構成において、給水制御弁20が開かれた状態においても実施することが可能である。
上記実施例に示す運転制御を実施することにより、貯湯水が滞留することによる水質悪化、又は貯湯用タンクの金属材料の腐食を抑制できる運転制御方法を提供できる。
更に、本発明の他の実施例を説明する。
図1に示したヒートポンプ給湯システムの構成における他の実施例を示す。運転制御手段16を用いて、貯湯タンク内の温水を排水し、貯湯タンク内の水を入れ替える手順を以下に示す。
(ステップ1)給水制御弁20を閉じて貯湯用タンクへの給水を遮断すると同時に、混合 弁17から貯湯タンクへの給湯水の給水遮断動作を実行する。
(ステップ2)排水制御弁22を開き、貯湯用タンク6内の水を排水口22aから排出す る。
(ステップ3)貯湯用タンク内の圧力が大気圧より減少するのを防ぐため、(ステップ2) の実行と同時にエアベント弁21を開き、吸排気口21aから大気を貯湯タンク内へ 供給する。
(ステップ4)水位監視計24で貯湯用タンク6内の水位を監視し、所定の水位以下に達 した時点で、排水制御弁22を閉じると同時に給水制御弁20を開き、貯湯用タンク に水を導入し、貯湯用タンク内の水を入れ替える。
以上の貯湯水排水運転を1日に1回以上実施することで、貯湯用タンク内の水は少なくとも1日に1回以上入れ替えることが出来る。ここで、貯湯水の排水運転の頻度は、貯湯水水質悪化の状態により変更するように設定することも可能である。
上記実施例に示す運転制御を実施することにより、貯湯水が滞留することによる水質悪化、又は貯湯用タンクの金属材料の腐食を抑制できる運転制御方法を提供できる。
更に、本発明の他の実施例を説明する。
図2に示したヒートポンプ給湯システムの構成における他の実施例を示す。運転制御手段16を用いて、貯湯タンク内の温水を排水し、貯湯タンク内の水を入れ替える手順を以下に示す。
(ステップ1)混合弁17により、貯湯用タンク6内の温水の出湯配管8への供給を遮断 する運転を実行すると同時に、逃がし弁23を開き、貯湯用タンク内の水を排水口
22aから排出する。
(ステップ2)貯湯用タンク6内の温度を温度センサー14で監視し、所定の温度以下に 達した時点で、逃がし弁23を閉じて排水を停止すると同時に、水ポンプ9と混合弁 17を動作させて、貯湯用タンク内への貯湯運転を実施する。
以上の貯湯水排水運転を1日に1回以上実施することにより、貯湯用タンク内の水は少なくとも1日に1回以上入れ替えることが出来る。ここで、貯湯水排水運転の頻度は、貯湯水水質悪化の状態により変更することも可能である。さらに、ここで示した運転制御方法は、図1に示したヒートポンプ給湯システムの構成において、給水制御弁20が開かれた状態の構成においても実施することが可能である。
上記実施例に示す運転制御を実施することにより、貯湯水が滞留することによる水質悪化、又は貯湯用タンクの金属材料の腐食を抑制できる運転制御方法を提供できる。
本発明によれば、貯湯タンク内の水を定期的に入れ替えることにより、貯湯タンク内の水質の悪化を抑制することが可能なため、電気温水器など加熱方式が異なっても、貯湯用タンクを具備する給湯システムであれば適用可能である。
ヒートポンプ給湯システムの実施例を示した構成図である。 ヒートポンプ給湯システムの実施例を示した構成図である。 従来型ヒートポンプ給湯システムの構成図である。
符号の説明
1…圧縮機、2…膨張弁、3…大気熱交換器、4…室外ユニット、5…ヒートポンプ冷媒回路、6…貯湯用タンク、7…給水配管、7a…給水口、8…出湯配管、8a…出湯口、9…水ポンプ、10…給湯回路、11…給湯熱交換器、12〜15…温度センサー、
16…運転制御手段、17…混合弁、18…バイパス比例弁、19…水比例弁、20…給水制御弁、21…エアベント弁、21a…吸排気口、22…排水制御弁、22a…排水口、23…逃がし弁、24…水位監視計。

Claims (11)

  1. 圧縮機,給湯熱交換器,大気熱交換器とを冷媒配管で接続したヒートポンプ冷媒回路と、給水部,給湯熱交換器,貯湯用タンクとを水配管で接続した給湯回路と、運転制御手段を備えたヒートポンプ式給湯機において、
    前記運転制御手段は一定期間毎に前記貯湯用タンク内の水を入れ替える運転制御機能を有することを特徴とするヒートポンプ式給湯システム。
  2. 請求項1記載のヒートポンプ式給湯システムにおいて、
    前記運転制御手段は少なくとも1日に一回前記貯湯用タンク内の水を入れ替える運転制御機能を有することを特徴とするヒートポンプ式給湯システム。
  3. 圧縮機,給湯熱交換器,大気熱交換器とを冷媒配管で接続したヒートポンプ冷媒回路と、給水部,給湯熱交換器,貯湯用タンクとを水配管で接続した給湯回路と、運転制御手段を備えたヒートポンプ式給湯機において、
    前記運転制御手段は給湯運転時に前記貯湯用タンク内の水を優先的に供給する運転制御機能を有することを特徴とするヒートポンプ式給湯システム。
  4. 請求項3記載のヒートポンプ式給湯システムにおいて、
    前記運転制御手段は浴槽への給湯運転時に前記貯湯用タンク内の水を優先的に供給する運転制御機能を有することを特徴とするヒートポンプ式給湯システム。
  5. 圧縮機,給湯熱交換器,大気熱交換器とを冷媒配管で接続したヒートポンプ冷媒回路と、給水部,給湯熱交換器,貯湯用タンクとを水配管で接続した給湯回路と、運転制御手段を備えたヒートポンプ式給湯機において、
    前記運転制御手段は一定期間ごとに前記貯湯用タンク内の水を排水する運転制御機能を有することを特徴とするヒートポンプ式給湯システム。
  6. 圧縮機,給湯熱交換器,大気熱交換器とを冷媒配管で接続したヒートポンプ冷媒回路と、給水部,給湯熱交換器,貯湯用タンクを水配管で接続した給湯回路と、運転制御手段を備えたヒートポンプ式給湯機において、
    前記貯湯用タンク内の水を排出するポンプと、前記貯湯用タンク内への水の導入を制御する弁,前記貯湯用タンク内への空気導入口,タンク内への空気導入制御弁,前記貯湯用タンク内の水位を監視する水位監視計を有することを特徴とするヒートポンプ式給湯システム。
  7. 請求項6記載のヒートポンプ式給湯システムにおいて、
    前記貯湯用タンク内の水を排出する排出口、タンク内の水を排出するための排出制御弁を有することを特徴とするヒートポンプ式給湯システム。
  8. 請求項6、あるいは7記載のヒートポンプ式給湯システムにおいて、
    前記運転制御手段は前記貯湯用タンクに設置された水位監視計に監視結果に基づき、貯湯用タンク内の水の供給に関する運転制御機能を有することを特徴とするヒートポンプ式給湯システム。
  9. 圧縮機,給湯熱交換器,大気熱交換器とを冷媒配管で接続したヒートポンプ冷媒回路と、給水部,給湯熱交換器,貯湯用タンクを水配管で接続した給湯回路と、運転制御手段を備えたヒートポンプ式給湯機において、
    前記貯湯用タンク内の水を排出するポンプと、前記貯湯用タンク内への水の導入を制御する弁,前記貯湯用タンク内への空気導入口,タンク内への空気導入制御弁,前記貯湯用タンク内の温度を監視する温度センサーを有することを特徴とするヒートポンプ式給湯システム。
  10. 請求項9記載のヒートポンプ式給湯システムにおいて、
    前記貯湯用タンク内の水を排出する排出口,前記貯湯用タンク内の水を排出するための排出制御弁を有することを特徴とするヒートポンプ式給湯システム。
  11. 請求項9、あるいは10記載のヒートポンプ式給湯システムにおいて、
    前記運転制手段は前記貯湯用タンク内温度の監視結果に基づき、前記貯湯用タンク内の水の供給に関する運転制御機能を有することを特徴とするヒートポンプ式給湯システム。
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