JP2007029817A - 紫外線照射装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 浄化処理能力を向上できる紫外線照射装置を提供する。
【解決手段】 オゾンが注入された被処理流体の入口15を備えた入口室1、入口室1よりも流路の幅が狭くなっており、被処理流体に紫外線を照射するための紫外線照射流路3、17、27、紫外線照射流路3、17、27よりも流路の幅が広くなっており、紫外線照射後の被処理流体の出口5cを備えた出口室5、紫外線照射流路3、17、27内を通流する被処理流体に紫外線照射流路3、17、27の外側から紫外線を照射する紫外線ランプ7が設置される紫外線照射部9を備え、紫外線照射流路3、17、27は、少なくとも一部3が紫外線透過性を有する材料で形成された構成とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、紫外線照射装置に係り、特に、オゾンを含む被処理流体への紫外線照射を行うことでオゾンと紫外線により被処理流体の処理を行なう紫外線照射装置に関する。
上水、下水、工場排水、産業廃棄物の処理工程で生じた排水やその他の有害物質や有害微生物などを含む様々な流体の浄化処理技術において、オゾンと紫外線を組み合わせた処理を行うことにより、有害物質の分解作用などを向上でき、浄化処理能力を向上できることが知られている。このようなオゾンと紫外線を組み合わせた流体の浄化処理技術では、流体に溶存しているオゾンに紫外線が照射されることで、オゾンに比べて強い酸化作用を有するヒドロキシラジカル(以下、OHラジカルと略称する)が発生し、このOHラジカルの酸化分解作用により、オゾンまたは紫外線単独で浄化処理を行った場合よりも高い有害物質や有害微生物の分解作用などを得ることができる。
このようなオゾンと紫外線を組み合わせて流体の浄化処理を行う従来の紫外線照射装置では、被処理流体に紫外線を照射するための紫外線ランプが内部に設置された槽に、この槽の底部からオゾンを含む気体を注入するか、または、槽に被処理流体を供給する流路で被処理水中にオゾンを注入し、オゾンの気泡を同伴した被処理流体を槽内に流入させている(例えば、特許文献1−3参照)。
特開平11−300376号公報(第3−4頁、第1図) 特開2003−94075号公報(第3−4頁、第1図) 特開2003−266088号公報(第5−6頁、第1図)
ところで、オゾンと紫外線を組み合わせて流体の浄化処理を行う従来の紫外線照射装置では、オゾンガスが注入されてオゾンの気泡が生じることにより、槽内の流体が攪拌されることになる。このため、従来の紫外線照射装置が有する槽は、完全混合槽型反応器となり、従来の紫外線照射装置が有する槽内の流体の一部は、紫外線の照射を十分に受けることなく、オゾンが未反応のまま、言い換えれば、オゾンに紫外線が照射されることによるOHラジカルの発生やOHラジカルによる酸化分解が十分に行われないまま槽から流出する可能性がある。このように、従来の紫外線照射装置が有する反応器には、容積効率に改善の余地がある。したがって、紫外線照射装置が有する反応器の容積効率を向上することにより、紫外線照射装置の浄化処理能力を向上することが望まれている。
本発明の課題は、浄化処理能力を向上することにある。
本発明の紫外線照射装置は、オゾンが注入された被処理流体の入口を備えた入口室と、この入口室よりも流路の幅が狭くなっており、被処理流体に紫外線を照射するための紫外線照射流路と、この紫外線照射流路よりも流路の幅が広くなっており、紫外線照射後の被処理流体の出口を備えた出口室と、紫外線照射流路内を通流する被処理流体に紫外線照射流路の外側から紫外線を照射する紫外線ランプが設置される紫外線照射部とを備え、紫外線照射流路は、少なくとも一部が紫外線透過性を有する材料で形成された構成とすることにより上記課題を解決する。
このような構成とすることにより、紫外線照射流路が紫外線照射による反応を得るための反応器となるため、反応器は、押し出し流れ反応器となる。このため、紫外線照射流路内の流体の一部が、紫外線の照射を十分に受けず、オゾンが未反応のまま、つまり、オゾンに紫外線が照射されることによるOHラジカルの発生やOHラジカルによる酸化分解が十分に行われないまま流出するのを抑制できる。したがって、紫外線照射装置が有する反応器の容積効率を向上でき、紫外線照射装置の浄化処理能力を向上できる。
ところで、入口室内の流路に入ったオゾンの気泡を注入された被処理流体は、気液分離状態となり、入口室内の流路の上部にオゾンまたはオゾンを含む気体が溜まった状態となる。このような入口室内の流路の上部に溜まった気体が紫外線照射流路に流入すると、オゾンが被処理流体に溶解し難くなるような比較的大きな気泡として紫外線照射流路を通流する可能性がある。このように、オゾンが、被処理流体に溶解し難くなるような比較的大きな気泡として紫外線照射流路を通流すると、紫外線を照射してもオゾンからOHラジカルが発生し難くなり、浄化処理能力を向上できない場合が生じる。
これに対して、紫外線照射流路の前記入口室に連結された側の端部は、入口室内の流路に突出して入口室内の流路の被処理流体中に開口した状態となり、この紫外線照射流路の入口室内の流路に突出した部分には、入口室内の流路の上部の気体中に連通した状態となる貫通孔が形成されている構成とする。これにより、入口室内の流路の上部に溜まったオゾンまたはオゾンを含む気体は、入口室内から紫外線照射流路に流入した被処理流体に、貫通孔を介して比較的微細な気泡となって紫外線照射流路に供給される。したがって、紫外線照射流路内には比較的微細な気泡を含む気泡流が形成され、オゾンは紫外線照射流路を通流する被処理流体に溶解し易くなるため、浄化処理能力を確実に向上できる。
さらに、紫外線照射流路の少なくとも紫外線透過性を有する材料で形成された部分及び紫外線照射部の周囲は、紫外線を反射する反射板で囲われている構成とすれば、紫外線の照射効率が向上し、浄化処理能力をより向上できる。
本発明によれば、浄化処理能力を向上できる。
以下、本発明を適用してなる払拭機構及び紫外線照射装置の一実施形態について図1乃至図5を参照して説明する。図1は、本発明を適用してなる紫外線照射装置の概略構成及び動作を示す図であり、外箱を断面で、また、入口側ヘッダ管及び紫外線透過管路を部分的に破断した状態で示す正面図である。図2は、図1のII?II線からの矢視図であり、入口部、照射室床、制御盤などを省略した状態で示す図である。図3は、本発明を適用してなる紫外線照射装置の紫外線照射部の概略構成を示す図である。図4は、本発明を適用してなる紫外線照射装置の入口側ヘッダ管と紫外線透過管路との連結構造を示す断面図である。図5は、本発明を適用してなる紫外線照射装置の各紫外線照射流路の流量比を示す図である。
本実施形態の紫外線照射装置は、図1に示すように、オゾンが注入された被処理流体の流路の入口室を形成する入口側ヘッダ管1、入口側ヘッダ管1からの被処理流体が通流する紫外線透過管3、紫外線透過管3からの被処理流体が流入し、処理後の被処理流体の出口室を形成する出口側ヘッダ管5、紫外線透過管3内を通流する被処理流体に紫外線を照射する紫外線ランプ7が設置される紫外線照射部9などを備えている。入口側ヘッダ管1及び出口側ヘッダ管5の一部、そして、紫外線透過管3や紫外線照射部9などは、筐体11内に収容されている。さらに、筐体11の外面には、紫外線照射部9に設置した紫外線ランプ7の点灯などを制御する制御部や操作スイッチなどを有する制御盤13が設けられている。
入口側ヘッダ管1は、両端にフランジ1aが形成された筒状の部材であり、ステンレス鋼などの金属や樹脂などの耐食性を有する材料で形成されており、横方向に延在させた状態で設けられている。入口側ヘッダ管1の両端には、各々、オゾンが注入された被処理流体の入口となる入口部15が取り付けられている。入口部15は、入口側ヘッダ管1よりも径が細い直管状の部材の一方の端部にフランジ1aに対応するフランジ15aが、他方の端部にオゾンが注入された被処理流体が通流する図示していない管路に設けられたフランジに対応するフランジ15bが設けられた部材である。そして、入口部15は、入口側ヘッダ管1のフランジ1aと入口部15のフランジ15aとの間に図示していないOリングやガスケットなどのシール部材を挟んだ状態でボルト16またはクランプなどの固定具で固定することにより入口側ヘッダ管1に取り付けられている。
入口側ヘッダ管1には、入口側ヘッダ管1の管壁を、外側から入口側ヘッダ管1内に挿通させた状態で同方向に平行に延在する複数の直管状の入口ノズル17が設けられている。本実施形態では、入口ノズル17は、各列2本ずつで、入口側ヘッダ管1の延在方向に3列に並んだ状態で、計6本設けられている。入口ノズル17の内径は、入口側ヘッダ管1の内径よりも細くなっている。言い換えれば、各入口ノズル17の被処理流体の流路の幅は、入口側ヘッダ管1の被処理流体の流路の幅よりも細くなっている。
入口ノズル17の入口側ヘッダ管1内側の端部は、入口側ヘッダ管1の幅方向の中央部付近に位置した状態になっており、そこで開口している。入口ノズル17の入口側ヘッダ管1内側で、入口側ヘッダ管1の内面近傍の部分には、入口ノズル17の管壁を貫通する貫通孔である散気孔17aが穿設されている。入口ノズル17の入口側ヘッダ管1外側の端部は、紫外線透過管3を連結する連結部となっている。
このような本実施形態の入口側ヘッダ管1は、6本の入口ノズル17が設けられている側の外周面部分を上に向けて、つまり、6本の入口ノズル17の連結部を上に向けて設置されている。また、入口側ヘッダ管1の外周面の下側部分には、入口側ヘッダ管1内の被処理流体などを排出するためのドレインバルブ19が設けられている。
紫外線透過管3は、紫外線透過性を有する材料、例えば石英ガラスやポリテトラフルオロエチレンなどで形成した直管状の部材である。紫外線透過管3の内径は、入口側ヘッダ管1の入口ノズル17の内径とほぼ同じになっている。紫外線透過管3の一方の端部は、Oリング21とバンド23とによって入口ノズル17の連結部に水密に連結されている。したがって、本実施形態では、2本ずつ3列に並んだ6本の紫外線透過管3が、入口側ヘッダ管1から上方に向けて平行に延在した状態となっている。
出口側ヘッダ管5は、両端にフランジ5aが形成された筒状の胴部5bと、この胴部5bの延在方向の中央部に突設された紫外線照射後の被処理流体の出口となる直管状の出口部5cとで形成された外形がT字状の管である。出口側ヘッダ管5は、ステンレス鋼などの金属や樹脂などの耐食性を有する材料で形成されており、出口部5cは、胴部5bよりも径が細くなっている。出口部5cの端部には、紫外線照射処理後の被処理流体が通流する図示していない管路に設けられたフランジに対応するフランジ5dが設けられている。
出口側ヘッダ管5は、入口側ヘッダ管1の上方の対応する位置に胴部5bを横方向に延在させた状態で設けられている。出口側ヘッダ管5の胴部5bの両端には、各々、フランジ5aに対応する径の円盤状部材25が、出口側ヘッダ管5のフランジ5aと円盤状部材25の周縁部との間に図示していないOリングやガスケットなどのシール部材を挟んだ状態でボルト16またはクランプなどの固定具で固定することにより出口側ヘッダ管5に取り付けられ、出口側ヘッダ管5の胴部5bの両端を閉塞している。
出口側ヘッダ管5には、出口部5cが突設された管壁の部分と反対側の管壁の部分に、紫外線透過管を連結するため、同方向に平行に延在する複数の直管状の連結管27が設けられている。出口側ヘッダ管5に設けられた連結管27は、入口側ヘッダ管1に設けられた入口ノズル17に対応する位置に設けられている。したがって、本実施形態では、連結管27は、各列2本ずつで、出口側ヘッダ管5の胴部5bの延在方向に3列に並んだ状態で、計6本設けられている。したがって、本実施形態では、出口側ヘッダ管5は、出口部5cを上方に向けて、連結管27を下方に向けた状態で設置されている。
連結管27の内径は、出口側ヘッダ管5の胴部5bの内径よりも細くなっている。言い換えれば、連結管27の被処理流体の流路の幅は、出口側ヘッダ管5の胴部5bの流路の幅よりも細くなっている。さらに、連結管27の内径は、紫外線透過管3の内径とほぼ同じになっている。連結管27の出口側ヘッダ管5の胴部5bに連結された側と反対側の端部は、紫外線透過管3を連結する連結部となっている。
紫外線透過管3の入口側ヘッダ管1に連結された側と反対側の端部は、図示していないOリングとバンド23とによって出口側ヘッダ管5に設けられた連結管27の連結部に水密に連結されている。このように、本実施形態の紫外線照射装置では、下側に設けられた入口側ヘッダ管1と、入口側ヘッダ管1の上方に設けられた出口側ヘッダ管5との間に、2本ずつ3列に並んだ6本の紫外線透過管3が、上下方向に平行に延在した状態で設置されている。そして、入口側ヘッダ管1に設けられた入口ノズル17、紫外線透過管3、そして、出口側ヘッダ管5の胴部5bに設けられた連結管27が、入口室となる入口側ヘッダ管1よりも流路の幅が狭く形成されて被処理流体に紫外線を照射するための紫外線照射流路を形成している。
入口側ヘッダ管1、紫外線透過管3、そして、出口側ヘッダ管5は、図1及び図2に示すように、縦長で直方体状の筐体11内に収容されている。筐体11は、耐食性を有するステンレス鋼などの金属や樹脂などで形成されており、方形の台座29に支持具29aを介して取り付けられた側面を囲む長方形で平板状の4枚の板材からなる側壁11a、11bと、側壁11a、11bの上端部に取り付けられた方形で平板状の天板11cなどで形成されている。1組の対向する側壁11aには、各々、上端部側と下端部側の対応する位置に、入口側ヘッダ管1及び出口側ヘッダ管5の胴部5bに対応する穴が穿設されており、入口側ヘッダ管1の両端部及び出口側ヘッダ管5の胴部5bの両端部が、筐体11の外側に突出した状態となっている。天板11cの中央部にも穴が穿設されており、出口側ヘッダ管5の出口部5cの端部が、上方に向けて外側に突出した状態となっている。
筐体11の1組の対向する側壁11aの内面の、紫外線透過管3の上側の端部及び下側の端部に対応する位置には、照射室天井31及び照射室床33が支持具35を介して支持されている。照射室天井31及び照射室床33は、各々、方形で平板状であり、紫外線透過管3の位置に対応する位置に、各列2つずつで、入口側ヘッダ管1及び出口側ヘッダ管5の胴部5bの延在方向に3列に並んだ状態の穴が形成されており、この穴に紫外線透過管3の対応する側の端部が挿通された状態になっている。照射室天井31及び照射室床33の内側の面つまり対向する面の対応する位置には、各々、直線上のガイドレール37、39が取り付けられている。
ガイドレール37、39は、照射室天井31及び照射室床33に形成された紫外線透過管3が挿通された穴の各列の間及び両端の列の外側に取り付けられている。したがって、本実施形態では、照射室天井31及び照射室床33には、対応する位置に、入口側ヘッダ管1及び出口側ヘッダ管5の胴部5bの延在方向に直角に交わる方向に延在する4つのガイドレール37、39が取り付けられている。そして、照射室天井31及び照射室床33の対応する位置にあるガイドレール37、39の組、つまり、対応する上側に位置するガイドレール37と下側に位置するガイドレール39とを利用して紫外線照射部9が取り付けられる。
紫外線照射部9は、図3に示すように、2本の紫外線ランプ7を取り付ける事が可能なスライディングランプラック9aを有している。紫外線照射部9のスライディングランプラック9aには、口側ヘッダ管1及び出口側ヘッダ管5の胴部5bの延在方向に直角な方向に2本ずつ並ぶ紫外線透過管3に対応する位置に2本の紫外線ランプ7が取り付けられるようになっている。紫外線照射部9のスライディングランプラック9aの一方の端縁部には、ガイドレール37に係合させ、ガイドレール37に案内されて移動可能な吊金具9bが設けられている。紫外線照射部9のスライディングランプラック9aの他方の端縁部には、ガイドレール39に係合させ、ガイドレール39に摺動可能なスライディングシュー9cが設けられている。
したがって、紫外線照射部9は、図1に示すように、吊金具9bをガイドレール37の一方の端部側からガイドレール37に挿入するとともに、このガイドレール37に対応する位置にあるガイドレール39にも対応する端部側からスライディングシュー9cを挿入し、移動させることで所定の位置に設置されている。すなわち、紫外線照射部9は、上側のガイドレール37につり下げられ、下側のガイドレール39によってふらつきを防止された状態で、着脱可能に設置されている。また、ガイドレール39は、図示していない配線により制御盤13と電気的に接続されている。このため、紫外線照射部9は、スライディングシュー9cがガイドレール39と接触することで、ガイドレール39を介して制御盤13と電気的に接続された状態となり、紫外線ランプ7に電力を供給することができる。
6本の紫外線透過管3及び4つの紫外線照射部9は、方形に形成された反射板41によって囲われている。反射板41は、例えば内側つまり6本の紫外線透過管3及び4つの紫外線照射部9側に向く面が鏡面状になっている長方形の平板状の板材を4枚用いることなどで形成されており、照射室天井31及び照射室床33に支持具40を介して支持されている。このように、本実施形態では、6本の紫外線透過管3及び4つの紫外線照射部9を内包する照射室43が、照射室天井31、照射室床33、そして、側壁となる反射板41で形成されており、この照射室43を筐体11が内包した状態となっている。
このように、本実施形態の紫外線照射装置は、紫外線透過管3内を通流している被処理流体に対して紫外線透過管3の外側に設置された紫外線照射部9から紫外線を照射するものであり、外照式の紫外線照射装置となっている。
このような構成の本実施形態の紫外線照射装置の動作や本発明の特徴部などについて説明する。ここでは、紫外線照射装置の入口側ヘッダ管1の両端部に取り付けられた入口部15のフランジ15bに、オゾンが注入された被処理流体が通流する図示していない管路が連結され、出口側ヘッダ管5の出口部5cのフランジ5dには、紫外線照射処理後の被処理流体が通流する図示していない管路が連結された状態で、被処理流体となる被処理水に紫外線の照射処理を行う場合を一例として説明を行う。
紫外線照射装置を起動すると、図1に示すように、紫外線照射装置の紫外線照射部9の紫外線ランプ7が点灯するとともに、図示していないポンプなどの送液手段などで被処理水が、被処理流体が通流する図示していない管路を通流し、さらに、この図示していない管路内を通流する被処理水に図示していないオゾン供給手段によってオゾンが注入される。オゾンを注入された被処理水つまりオゾンと被処理水の混合流体は、紫外線照射装置の入口側ヘッダ管1の入口部15から入口側ヘッダ管1内に流入する。入口側ヘッダ管1内に流入したオゾンと被処理水の混合流体は、図1及び図4に示すように、入口側ヘッダ管1内で気液分離し、被処理水からなる液体層45と、被処理水からなる液体層45の上部に溜まったオゾンまたはオゾンを含む気体からなるオゾンガス層47の2層に分かれる。
入口側ヘッダ管1内で液体層45となっている被処理水は、液体層45内で開口している入口ノズル17に流入し、紫外線透過管3内を上方に向けて通流する。一方、入口側ヘッダ管1内の上部のオゾンガス層47となっているオゾンまたはオゾンを含む気体は、入口ノズル17に設けられ、オゾンガス層47内で開口している散気孔17aから入口ノズル17内を紫外線透過管3に向けて通流している被処理水に気泡49となって流入する。したがって、紫外線透過管3内を上方に向けて通流する被処理水に、オゾンまたはオゾンを含む気体の気泡流が形成されることになる。
オゾンまたはオゾンを含む気体の気泡流は、紫外線透過管3内を上昇し、この間に、気泡流を形成する気泡49中のオゾンは被処理水中に溶解する。さらに、紫外線照射部9の紫外線ランプ7は、紫外線透過管3と平行に設置されている。したがって、紫外線透過管3内を通流するオゾンが溶解した被処理水は、紫外線照射部9の紫外線ランプ7から十分な紫外線の照射を受けることができる。紫外線照射部9の紫外線ランプ7から紫外線の照射を受けたオゾンが溶解した被処理水は、波長254nmの紫外線を吸収してOHラジカルを生成し、生成したOHラジカルによって被処理水中に含まれた有機物の酸化分解反応や微生物の殺滅などが進行する。
紫外線透過管3を通流する間に紫外線照射部9の紫外線ランプ7から紫外線の照射を受けた被処理水は、出口側ヘッダ管5に設けられた連結管27を介して出口側ヘッダ管5に流入し、さらに、出口側ヘッダ管の出口部5cから、紫外線照射処理後の被処理水が通流する図示していない管路へ流出して行く。
ここで、本実施形態の紫外線照射装置の反応器となる紫外線照射流路、つまり、入口ノズル17、紫外線透過管3、そして、連結管27からなる管路のアスペクト比や容積効率の一例を示す。本実施形態の紫外線照射装置では、紫外線照射流路は、内径が57.8mmで、有効長が1.1mから1.6mといった寸法になっている。したがって、本実施形態の紫外線照射装置の反応器となる紫外線照射流路の内径に対する有効長の比つまりアスペクト比は、18から26になっている。これに対して、従来の紫外線照射装置の反応器となる槽のアスペクト比、つまり、槽の細長比は、2から6といったものである。このように、本実施形態の紫外線照射装置では、反応器となる紫外線照射流路のアスペクト比は、従来の紫外線照射装置の反応器となる槽のアスペクト比に比べて格段に大きくすることができる。
すなわち、本実施形態の紫外線照射装置の反応器となる紫外線照射流路は、押し出し流れ反応器となり、反応器内での逆混合、つまり、流体の一部が短絡して流れ、紫外線の照射を十分に受けることなく、オゾンが未反応のまま反応器から流出するといった問題が起こり難くなり、反応器の容積効率を向上できる。本実施形態の紫外線照射装置の反応器となる紫外線照射流路の容積効率は、実際の必要反応器容積に対する理想流れとなる押し出し流れでの必要反応器容積(理想流れとなる押し出し流れでの必要な反応器容積/実際の必要反応器容積)で表されるが、本発明者らが検討した結果、本実施形態の紫外線照射装置の紫外線照射流路の反応器としての容積効率はほぼ1であった。
容積効率Vp/Vは、化学工学便覧によれば次式(1)で表される。

Vp/V=1/[1+kτ(D/uL)] ・・・(1)

なお、Vpは押し出し流れ反応器の容積、Vは同一の反応率を得るのに必要な反応器の容積、kは反応速度係数、τは平均滞留時間、Dは気泡塔逆混合係数であり吹き込みガスの空塔流速の関数、uは液の空塔流速、Lは反応器の有効長である。
式(1)に、以下のような本実施形態の紫外線照射装置における各数値の一例を代入する。化学工学便覧に基づいてガスの空塔流速が1.27cm/秒におけるDは3.5cm/秒、uは13.23cm/秒、kは0.446(1/秒)、τは6.8秒とすると、式(1)により、Lが90cmのときでも容積効率Vp/Vは0.991となり、Lが1.1mのとき容積効率Vp/Vは0.993となる。
このように、本実施形態の紫外線照射装置では、従来の紫外線照射装置ように完全混合槽型反応器となる槽内でオゾンを注入した被処理流体への紫外線の照射を行わず、入口側ヘッダ管1から紫外線透過管3に流入し、紫外線透過管3を通流しているオゾンを注入した被処理流体へ、紫外線透過管3の外側から紫外線を照射している。本実施形態における紫外線透過管3などからなる反応器での理想流れは、押し出し流れとなり、本実施形態のような紫外線透過管3などからなる反応器は、押し出し流れ反応器となる。このため、反応器内の流体の一部が、紫外線の照射を十分に受けず、オゾンが未反応のまま、つまり、オゾンに紫外線が照射されることによるOHラジカルの発生やOHラジカルによる酸化分解が十分に行われないまま流出するのを抑制できる。したがって、紫外線照射装置が有する反応器の容積効率を向上でき、紫外線照射装置の浄化処理能力を向上できる。
さらに、本実施形態の紫外線照射装置では、紫外線照射流路を形成する入口ノズル17を有しており、入口ノズル17は、入口側ヘッダ管1内の流路に突出して入口側ヘッダ管1内の被処理水からなる液体層45中で開口した状態となっている。そして、この入口ノズル17の入口側ヘッダ管1内の流路に突出した部分には、入口側ヘッダ管1内の流路の上部のオゾンガス層47に連通した貫通孔からなる散気孔17aが穿設されている。これにより、入口側ヘッダ管1内の流路の上部に溜まったオゾンガス層47となっているオゾンまたはオゾンを含む気体は、入口側ヘッダ管1内から紫外線透過管3などからなる紫外線照射流路へ通流する被処理流体に、散気孔17aを介して比較的微細な気泡49となって供給される。したがって、紫外線照射流路内には比較的微細な気泡を含む気泡流が形成され、オゾンは紫外線照射流路を通流する被処理流体に溶解し易くなるため、浄化処理能力を確実に向上できる。
ところで、本実施形態の紫外線照射装置のように、紫外線透過管3などからなる紫外線照射流路を複数備えている場合、各紫外線照射流路に供給される被処理流体の量やオゾンまたはオゾンを含む気体の量などはできるだけ均一である必要がある。これに対して、本実施形態の紫外線照射装置では、入口ノズル17は、オゾンガス層47に連通した散気孔17aが穿設され、入口側ヘッダ管1内の被処理水からなる液体層45中で開口した状態となっていることによって、複数の紫外線照射流路に供給される被処理流体の量やオゾンまたはオゾンを含む気体の量などを均一化することもできる。
ここで、本発明者らが複数の紫外線照射流路に供給される被処理流体の量やオゾンまたはオゾンを含む気体の量について検討した結果の一例を図5に示す。図5は、被処理水の流量比を本実施形態と同様の構成の紫外線照射装置に設けた22本の紫外線照射流路について調べた結果の一例であり、個々の紫外線照射流路の流量比は、被処理水の入口側ヘッダ管への総供給流量を100%としたときの割合を示している。
入口側ヘッダ管の両端部側に位置する入口ノズルから紫外線透過管への流量比つまり紫外線照射流路の流量比は、図5に示すように、平均値よりも約1%少なく、入口側ヘッダ管の中央部に位置する紫外線照射流路の流量比は、平均値よりも約0.75%大きくなっている。しかし、これらの流量比の差は、処理上の問題を生じる程のものではないうえ、本実施形態では、他の入口側ヘッダ管への紫外線照射流路の連結形態に比べて被処理流体の量やオゾンまたはオゾンを含む気体の量などを均一化できていることがわかった。ただし、浄化処理能力は低下するが、他の入口側ヘッダ管への紫外線照射流路の連結形態にすることもできる。
さらに、本実施形態の紫外線照射装置では、紫外線照射流路の少なくとも紫外線透過性を有する材料で形成された部分である紫外線透過管3及び紫外線照射部9の周囲は、紫外線を反射する反射板41で囲われている。このため、紫外線の照射効率が向上し、浄化処理能力をより向上できる。ただし、浄化処理能力は低下するが、反射板を設けていない構成にすることもできる。
また、本実施形態では、紫外線照射流路を入口ノズル17、紫外線透過管3、そして、連結管27などを連結して形成している。しかし、紫外線照射流路は、このような形態に限らず、適宜の形態で形成できる。さらに、入口室を入口側ヘッダ管1で、出口室を出口側ヘッダ管5で形成した。しかし、紫外線照射流路よりも被処理流体の流路の幅が大きい空間を形成できれば、入口室や出口室は、このような形態に限らず、適宜の形態で形成できる。
また、本実施形態では、6本の紫外線照射流路に対して2本ずつ紫外線ランプ7を設置できる紫外線照射部9を4つ用いた構成を示している。しかし、紫外線照射流路の本数や紫外線照射部の数は、処理数流体の容量などに応じて適宜選択できる。さらに、本実施形態では、オゾン供給手段を備えておらず、オゾンを注入した被処理流体を供給して用いる紫外線照射装置の場合を示している。しかし、オゾン供給手段などを備えた構成などにすることもできる。
このように、本発明を適用してなる紫外線照射装置は、本実施形態の構成に限らず、入口室、出口室、そして、入口室と出口室との間に設けられた紫外線照射流路を備えていれば、様々な構成で形成することができる。
本発明を適用してなる紫外線照射装置の一実施形態の概略構成及び動作を示す図であり、外箱を断面で、また、入口側ヘッダ管及び紫外線透過管を部分的に破断した状態で示す正面図である。 図1のII−II線からの矢視図であり、入口部、照射室床、制御盤などを省略した状態で示す図である。 本発明を適用してなる紫外線照射装置の一実施形態の紫外線照射部の概略構成を示す図であり、(a)は正面図、(b)は側面図である。 本発明を適用してなる紫外線照射装置の一実施形態の入口側ヘッダ管と紫外線透過管との連結構造を示す断面図である。 本発明を適用してなる紫外線照射装置の各紫外線照射流路の流量比を示す図である。
符号の説明
1 入口側ヘッダ管
3 紫外線透過管
5 出口側ヘッダ管
5c 出口部
7 紫外線ランプ
9 紫外線照射部
11 筐体
13 制御盤
15 入口部
17 入口ノズル
17a 散気孔
27 連結管
31 照射室天井
33 照射室床
41 反射板
43 照射室
49 気泡

Claims (3)

  1. オゾンが注入された被処理流体の入口を備えた入口室と、該入口室よりも流路の幅が狭くなっており、被処理流体に紫外線を照射するための紫外線照射流路と、該紫外線照射流路よりも流路の幅が広くなっており、紫外線照射後の被処理流体の出口を備えた出口室と、前記紫外線照射流路内を通流する被処理流体に前記紫外線照射流路の外側から紫外線を照射する紫外線ランプが設置される紫外線照射部とを備え、前記紫外線照射流路は、少なくとも一部が紫外線透過性を有する材料で形成された紫外線照射装置。
  2. 前記紫外線照射流路の前記入口室に連結された側の端部は、前記入口室内の流路に突出して前記入口室内の流路の被処理流体中に開口した状態となり、該紫外線照射流路の前記入口室内の流路に突出した部分には、前記入口室内の流路の上部の気体中に連通した状態となる貫通孔が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の紫外線照射装置。
  3. 前記紫外線照射流路の少なくとも紫外線透過性を有する材料で形成された部分及び前記紫外線照射部の周囲は、紫外線を反射する反射板で囲われていることを特徴とする請求項1または2に記載の紫外線照射装置。
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