JP2007028623A - ネットワークストリームベースの伝送速度を加速するためにber/perを調整するためのシステムおよび方法 - Google Patents

ネットワークストリームベースの伝送速度を加速するためにber/perを調整するためのシステムおよび方法 Download PDF

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    • H04L1/0017Systems modifying transmission characteristics according to link quality, e.g. power backoff characterised by the adaptation strategy where the mode-switching is based on Quality of Service requirement

Abstract

【課題】通信ネットワークの、特に無線ネットワークでの帯域の使用を改善し、有線システムと無線システムにおけるサービスの質(QoS)機構の強化を実現する。
【解決手段】コンピュータネットワークを介して受信側システムに送信されるデータ型のデータパケットを取得することと、前記データ型に基づいており、エラーがデータパケットの中で推測されるときに受信側システムが再送を試みる必要があるかどうかを示すリトライフラグをデータパケットに付加することと、を含む。データ型がボイス、ビデオまたはオーディオデータの内の1つであるとき、リトライフラグは、データパケットの中でエラーが推測されるときに受信側システムが再送を試みてはならないことを示す。
【選択図】 図1

Description

本発明は一般的にはデジタルネットワーク上でのデータ通信に関し、さらに詳細にはネットワークストリームベースの伝送速度を加速するためにBER/PERを調整するためのシステムおよび方法を提供する。
従来、通信ネットワークは、要求の性質には関係なく、先着順方針を使用して帯域幅を割り当て、あらゆる要求に対応している。帯域幅が不十分である場合には、要求は拒絶できる。
最近、データ通信技術は一般的なデータをトランスポートするだけではなく、ボイスデータ、オーディオデータおよび/またはビデオデータ等のマルチメディアデータをトランスポートするためにもますます使用されている。しかしながら、マルチメディアストリームは(ジッタ、待ち時間、誤り率等)一般的なデータとは異なる配信の制約を有する。残念なことに、従来の通信ネットワークにはこれらの要件を満たす特殊な機構はない。
さまざまなレベルのサービスの質(QoS)を提供することは、マルチメディアデータのトランスポートを改善するために最も重要な方法の1つとして幅広く認識されている。メインのQoS要因は帯域幅、待ち時間、ジッタ、パケット損失およびサービス可用性である。QoSはビジネスの課題でもある。いくつかのビジネス上の要求はサービスの差別化とサービスの可用性を提供することを希望している。
帯域幅、待ち時間およびジッタの影響が研究されてきた。例えば、許容可能なリアルタイムのボイス通信を維持するためには、ボイスパケットのためのエンドツーエンド遅延(待ち時間)は250ms未満でなければならない。パケットが250msを超える遅延で到着すると、パケットは、それがそのリアルタイムの意味を失ったため廃棄される可能性がある。信号処理およびプロトコル改善によって待ち時間に対処するシステムもある。大きなバッファは待ち時間の問題を生じるかも知れないが、いくつかの実施例では、バッファに入れることによってジッタを改善している。
リアルタイムトラフィックが一般的なデータトラフィックによって課される特定の要件を緩和することが注記されなければならない。特に、オーディオとビデオ等の現実世界の信号はいくぶんビットエラーに寛容である。オーディオおよびビデオの品質は偶然のビットエラーによって非常に大きな影響を及ぼされない。ただし、LANではビットエラーの許容は無関係である。すなわち、単一のビットだけにエラーがある場合でもパケットは廃棄され、廃棄されたパケットはビットエラーの許容値に関係なく再送される。
無線ネットワークでは、帯域幅は非常に重大である。遅延されたパケットはそのリアルタイムの意味を失うため、無線ネットワーク内でのリアルタイムデータの再送はきわめて不必要であり、望ましくない。
したがって、通信ネットワーク、特に無線ネットワークでの帯域の使用を改善するシステムおよび方法が大いに必要とされている。
本発明の実施形態は有線システムと無線システムにおけるサービスの質(QoS)機構の強化を実現する。一実施形態では、本発明は、順方向誤り訂正(FEC)コード等の異なるエラー訂正アルゴリズムを適用することによってメディアストリームの処理を改善するための方法を提供する。一実施形態では、本発明はMAC層または物理層において適用されるネットワーク伝送プロトコルを制御するために新しい測定基準、つまりデータ型を提供する。許容可能な誤り率を定めるために(例えば、それはBER/PERに関するように)データ型を調べ、エラー訂正アルゴリズムを相応して選択することにより、ネットワークシステムは、ビデオ、ボイスおよび/またはオーディオ等のマルチメディアデータにより速いネットワーク速度を提供できる。本発明の特定の実施形態はジッタを削減し、待ち時間を短縮し、マルチメディアストリームのために平均的なスループットを強化し、従来の優先順位レベルとの互換性を維持することができる。
ネットワークは2種類の異なるストリーム、つまり一般データ(FTP、インターネット等)とマルチメディアデータ(IP電話、ビデオ会議、音楽ストリーミング等)を取り扱う。前述したように、これらのデータ型に対する要件は異なる。例えば、一般データが(MAC層または上層で)ゼロパケット誤り率(PER)とビット誤り率(BER)を必要とするのに対し、マルチメディアストリームは(MAC層または上層で)非ゼロPERとBERを有してよい。マルチメディアパケットを復号した後に数ビットが間違っている場合、マルチメディアパケットを捨てる必要はない。人間の観察者は通常、ビデオ、オーディオ、ボイス信号中の間違っている数ビットを検出できない。また、間違っている数ビットを「隠す」ことができるエラー隠蔽技法がある。さらに、ビデオ、オーディオおよびボイスはリアルタイムプロセスであるので、遅れているが正しいデータパケットは、1個または複数の間違っているビットを含むオリジナルのパケットより価値が低い。
一実施形態では、方法は、コンピュータネットワークを介して受信側システムに送信されるデータ型のデータパケットを取得することと、前記データ型に基づいており、エラーがデータパケットの中で推測されるときに受信側システムが再送を試みる必要があるかどうかを示すリトライフラグをデータパケットに付加することと、コンピュータネットワークを介して受信側システムに、リトライフラグが添付されたデータパケットを送信することとを備える。データ型がボイス、ビデオまたはオーディオデータの内の1つであるとき、リトライフラグは、データパケットの中でエラーが推測されるときに受信側システムが再送を試みてはならないことを示す可能性がある。前記方法はエラー検出情報をデータパケットに付加することも備えてよく、エラー検出情報は受信側システムによるデータパケットに対する妥当性検査のために使用され、妥当性検査が失敗すると、受信側システムはデータパケットの中のエラーを推定できる。前記エラー検出方法はCRC情報を含んでもよい。前記方法は、エラー訂正アルゴリズムIDをデータパケットに付加することも備えてよい。前記方法は、前記データ型に基づいてデータパケットに付加されるエラー訂正アルゴリズムIDを選択することも備えてよい。前記方法はデータパケットと関連するエラー訂正情報を生成するためにエラー訂正アルゴリズムを使用し、前記エラー訂正情報は受信システムがデータパケットの中で推定されるエラーを訂正できることを目的とすることと、データパケットと関連付けられたエラー訂正情報を受信側システムに送信すること、も備えてよい。
別の実施形態では、システムは、コンピュータネットワークを介して受信側システムに送信されるデータ型のデータパケットを取得するための上位層通信モジュールと、前記データ型に基づいており、データパケットでエラーが推定されるときに、受信側システムが再送を試行する必要があるかどうかを示すリトライフラグを前記データパケットに追加するためのヘッダエンコーダと、コンピュータネットワークを介してリトライフラグが追加されたデータパケットを受信側システムに送信するための物理層とを備える。データタイプがボイス、ビデオまたはオーディオデータの内の1つであるときには、リトライフラグは、エラーがデータパケットで推定されるときに受信側システムは再送を試行してはならないことを示す場合がある。ヘッダエンコーダはデータパケットにエラー検出情報を付加してよく、前記エラー検出情報は受信側システムにより前記データパケットに対する妥当性検査のために使用され、妥当性検査が失敗すると受信システムはデータパケット内でエラーを推測できる。エラー検出情報はCRC情報を含んでいてもよい。ヘッダエンコーダはデータパケットにエラー訂正アルゴリズムIDを付加してもよい。ヘッダエンコーダは、データ型に基づいてデータパケットにどのエラー訂正アルゴリズムIDを付加するのかを定めるQoSモデルにアクセスしてもよい。システムは、データパケットと関連付けられたエラー訂正情報を生成するためにエラー訂正アルゴリズムを使用するためのエラー訂正モジュールをさらに備えていてもよく、前記エラー訂正情報は受信システムがデータパケットで推測されるエラーを訂正できるようにすることを目的とし、物理層は受信側システムにデータパケットと関連付けられた前記エラー訂正情報を送信してもよい。
別の実施形態では、方法は、エラー検出情報およびリトライフラグを有するデータパケットを受信することと、前記データパケットと対照して前記エラー検出情報の妥当性を確認することと、エラー検出情報の妥当性が確認できないときにデータパケットがエラーを含むと推測することと、前記データパケットがエラーを含むと推測するときに、前記リトライフラグが、再送が行われなければならないことを示す場合に再送を開始し、前記リトライフラグが、再送が行われてはならないことを示す場合に再送を開始しないこととを備える。前記方法は、前記データパケットがエラーを含み、前記リトライフラグが、再送が発生してはならないことを示すと推測するときに、前記エラーの訂正を試行するためにエラー訂正アルゴリズムを開始することをさらに備えてよい。前記データパケットは、前記エラー訂正アルゴリズムを識別するエラー訂正アルゴリズムIDを有してよい。
別の実施形態では、システムは、エラー検出情報およびリトライフラグを有するデータパケットを受信するための物理層と、前記データパケットと対照して前記エラー検出情報の妥当性を確認し、前記エラー検出情報の妥当性が確認できないときに前記データパケットがエラーを含んでいると推測するためのエラーチェックモジュールと、前記データパケットがエラーを含み、前記リトライフラグが、再送が行われなければならないことを示すと推測するときには再送を開始し、前記データパケットがエラーを含み、前記リトライフラグが、再送が行われてはならないことを示すと推測するときには再送を開始しないための再送マネージャとを備えていてもよい。前記システムは、前記データパケットがエラーを含み、前記リトライフラグが、再送が行われてはならないことを示すと推測するときに、エラーの訂正を試行するためにエラー訂正アルゴリズムを開始するためのエラー訂正モジュールをさらに備える。前記データパケットは、前記エラー訂正アルゴリズムを識別するエラー訂正アルゴリズムIDを有していてもよい。
有線システムと無線システムにおけるサービスの質(QoS)機構の強化を実現する。
順方向誤り訂正(FEC)コード等の異なるエラー訂正アルゴリズムを適用することによってメディアストリームの処理を改善する。
ネットワークシステムにおいて、ビデオ、ボイスおよび/またはオーディオ等のマルチメディアデータにおけるネットワーク速度をより高速化できる。
ジッタを削減し、待ち時間を短縮できる。
マルチメディアストリームのために平均的なスループットを強化し、従来の優先順位レベルとの互換性を維持することができる。
以下の説明は、当業者が本発明を製造および使用できるようにするために提供され、特定の応用例およびその要件のコンテクストで提供される。実施形態に対する多様な変型は当業者にとって可能であり、ここに定義されている一般的な原則は、本発明の精神および範囲から逸脱することなくこれらのおよび他の実施形態および応用例に適用することができる。したがって、本発明は示されている実施形態に制限されることを目的とするのではなく、ここに開示されている原則、特徴および教示と一貫する最大の範囲を与えられなければならない。
本発明の実施形態は、有線システムと無線システムにおけるサービスの質(QoS)機構の質の向上を提供する。一実施形態では、本発明は、順方向誤り訂正(FEC)コード等、異なるエラー訂正アルゴリズムを適用することによってメディアストリームの処理を改善する方法を提供する。一実施形態では、本発明はMAC層内または物理層内で適用されるネットワーク伝送プロトコルを制御するために、データ型等の新しいメトリックないし測定基準を提供する。許容できる誤り率を設定するために(例えば、それはBER/PERに関係するので)データ型を調査し、それに従ってエラー訂正アルゴリズムを選択することによって、ネットワークシステムはビデオ、ボイスおよび/またはオーディオ等のマルチメディアデータにさらに高速のネットワーク速度を提供できてよい。本発明の特定の実施形態は、ジッタを削減し、待ち時間を短縮し、マルチメディアストリームのための平均的なスループットを改善し、従来の優先順位レベルとの互換性を維持する。
ネットワークは2種類の異なるストリーム、つまり一般データ(FTP、インターネット等)とマルチメディアデータ(IP電話、ビデオ会議、音楽ストリーミング等)を取り扱う。前述したように、これらのデータ型に対する要件は異なる。例えば、一般データが(MAC層または上層で)ゼロパケット誤り率(PER)とビット誤り率(BER)を必要とするのに対し、マルチメディアストリームは(MAC層または上層で)非ゼロPERとBERを有してもよい。マルチメディアパケットを復号した後に数ビットが間違っている場合、マルチメディアパケットを捨てる必要はない。人間の観察者は通常、ビデオ、オーディオ、またはボイス信号の中の間違っている数ビットを検出できない。また、間違っている数ビットを「隠す」ことができるエラー隠蔽技法がある。さらに、ビデオ、オーディオおよびボイスはリアルタイムプロセスであるので、遅れているが正しいデータパケットは、1個または複数の間違っているビットを含むオリジナルのパケットより価値が低い。
図1は、本発明の実施形態に従ったネットワークアーキテクチャ100のブロック図である。ネットワークアーキテクチャ100は受信側(RX)コンピュータシステム115にコンピュータネットワーク110を介して結合される送信側(TX)コンピュータシステム105を含む。送信側コンピュータシステム105は、上層120を含み、この上層120はMAC層125に結合され、このMAC層125は、コンピュータネットワーク110に結合される物理層130に結合される。受信側コンピュータシステム115は、上層155を含み、この上層155はMAC層160に結合され、このMAC層160は、コンピュータネットワーク10に結合される物理層165に結合される。コンピュータ105とコンピュータ115のそれぞれは同一であり、双方向通信可能であってよい一方、便宜上、コンピュータ105は送信機として説明され、コンピュータ115は受信機として説明されている。この例のケースでは、データは送信側コンピュータシステム105の上層120からコンピュータネットワーク110を介して下層まで下方に、および受信側コンピュータシステム115の下層を通って上方に、それが上層155に達するまで流れる。
送信側コンピュータシステム105の上層はデータ伝送側(TX)アプリケーション(例えば、ビデオストリーミングエンジン、インスタントメッセンジャアプリケーション、オーディオストリーミングアプリケーション、インターネット電話、ウェブサーバ等)135等をアプリケーション層に含む。送信側アプリケーション135はMAC層125にデータを送信する。データは、ウェブサイトのウェブページ等の一般データ、あるいはボイス、ビデオおよび/またはオーディオ等のマルチメディアデータであってよい。上層120は伝送の優先順位付けのためにデータに優先順位情報を付加してもよい。
送信側コンピュータシステム105のMAC層125は、パケットエンコーダ140とエラー訂正(EC)モジュール145のセットを含む。パケットエンコーダ140は上層120の送信側アプリケーション135からデータを受信し、データ型に基づいてパケット生成プロトコルに適用するためにある特定のECモジュール145を選択する。例えば、パケットエンコーダ140が、前記データ型が一般データであると判断する場合、パケットエンコーダ140はさらに高いBER/PER(例えばパリティチェックだけ)およびさらに長い待ち時間(さらに低い優先順位)を有するECアルゴリズムを達成するECモジュール145を選択してよい。パケットエンコーダ140が、データ型がマルチメディアであると判断すると、パケットエンコーダ140はさらに低いBER/PER(例えば、FEC、チェックビット、ビタビアルゴリズム、冗長性チェック等)およびさらに低い待ち時間(さらに高い優先順位)を有するECアルゴリズムを達成するECモジュール145を選択してよい。同様に、パケットエンコーダ140は、さまざまなタイプの一般データとさまざまなタイプのマルチメディアデータを区別できる。異なるデータ型はさまざまなエラーチェックアルゴリズムを使用してよい。1つのデータ型は複数の異なるエラーチェックアルゴリズムを使用してよい。すべてのデータ型は前記同じタイプのエラーチェックアルゴリズムを使用してよい。多くの実施形態が考えられる。
送信側コンピュータシステム105のパケットエンコーダ140は、パケットエラーまたはビットエラーの場合に再送信が行われなければならないかどうかを示すために、および使用されるECアルゴリズムを識別するために、追加ビットを各パケットのヘッダに付加してよい。パケットエンコーダ140はCRC情報、パリティビット等のエラー検出情報も付加してよい。図2は、再送が行われなければならないかどうかを示すためにリトライフラグ205(例えば1ビット)、使用されているECコードを特定するためのECコードID(例えば2ビット)210、他のヘッダ情報215、ペイロード220、および受信側コンピュータシステム115が、データ内にエラーが存在するかどうかを判断するのを補助するエラー検出(ED)情報225を含むパケット200の一例を示す。パケットエンコーダ140が、データが一般データであると判断する場合には、パケットエンコーダ140はパケットエラーまたはビットエラーの場合に再送が行われてよいかどうかを示すためにリトライフラグ205を設定してよい。パケットエンコーダ140が、データがマルチメディアデータであると判断する場合には、パケットエンコーダ140は、パケットエラーまたはビットエラーの場合には再送が行われてはならないことを示すためにリトライフラグ205を設定してもよい。
送信側コンピュータシステム105の物理層130は、データ型に関係なく、コンピュータネットワーク110の上に、受信側コンピュータシステム115にパケットを送信する通信モジュール150を含む。
受信側コンピュータシステム115の物理層165は、データ型に関係なくコンピュータネットワーク110からデータパケットを受信し、受信側コンピュータ115のMAC層160にパケットを転送する通信モジュール185を含む。
受信側コンピュータシステム115のMAC層160はパケットデコーダ175、およびECモジュール180のセットを含む。一実施形態では、送信側コンピュータシステム115のECモジュール180のセットは、受信側コンピュータシステム105が備えるECモジュール145のセットを含む。パケットデコーダ175はビットエラーチェック(例えば、パリティ、反復、CRC)およびパケットアセンブリを実施する。ビットエラーまたはパケットエラーが発生した場合、パケットデコーダ175は、パケット200のリトライフラグ205が、再送が行われなければならないことを示す場合にだけ再送を要求する。リトライフラグ205が、再送が行われてはならないことを示す場合には、パケットデコーダ175は、エラー訂正(または他のエラーマスク技法)を適用するかどうかを判断するために、ECコードID210を読み取る。ECコードID210がECアルゴリズムを特定ないし識別する場合には、パケットデコーダ140は、対応するECモジュール180と協調してパケットエラーまたはビットエラーの訂正を試行するためにエラー訂正を適用する。MAC層160は、受信側コンピュータシステム115の上層155に、訂正されたとおりのパケットを転送する。
受信側コンピュータシステム115の上層155は、ビデオ信号、ボイス信号またはオーディオ信号をプレイバックするため、ウェブページを表示するため、ファイルを作成するため等にデータパケット等を使用する受信側(RX)アプリケーション170を含む。
図3は、優先順位レベル(0から7)が一次元であり、PERおよび/またはBER(低、中、高)が二次元である例示的な二次元QoSモデル300を示す。図示されているように、一般データは、優先順位レベル0等の低優先順位として設定されてよく、長い待ち時間が許容できることを意味する。オーディオデータとビデオデータは、優先順位レベル5等の中−高優先順位として設定されてよく、最小待ち時間から待ち時間なしが好ましいことを意味する。ボイスデータは、優先順位レベル6等の高優先順位に設定されてよく、待ち時間なしが好ましいことを意味する。やはり図示されているように、データは高BERおよび/またはPERに耐えるように設定され、再送されてよい。データが高BERおよび/またはPERに耐えるように設定される場合、弱いECからECなしが必要とされる場合がある。図示されているように、ビデオはいくらかの(中位の)BERおよび/またはPERに耐えるように設定される。中位のBERおよび/またはPERを許容する場合は、再送を可能とせず、中レベルのECアルゴリズム(または複数のECアルゴリズム)を適用するように設定されてよい。ボイスおよびオーディオは低BERおよび/またはPERだけに耐えるように設定される。低いBERおよび/またはPERを許容する場合は再送を可能とせず、より強力なECアルゴリズム(または複数のECアルゴリズム)を使用するように設定されてよい。相応して、各データ型ごとに、異なるECアルゴリズムが使用されてよい。ECアルゴリズムの強度は、冗長な情報を送信するための追加の帯域幅に対する必要性、およびECアルゴリズムが複数のパケットがビットおよび/またはパケットエラー訂正を達成することを必要とする場合に考えられる遅延に対して平衡されることが注記されなければならない。
図4は、本発明の実施形態によるパケットエンコーダ140の詳細を示すブロック図である。パケットエンコーダ140は上層通信モジュール405、データ型識別モジュール410、ヘッダエンコーダ415、ECモジュールマネージャ420、二次元QoSモデル425(例えば、二次元QoSモデル300)、および物理層通信モジュール430を含む。
上層通信モジュール405は上層120からデータを取得する。上層通信モジュール405はバッファ、待ち行列等を含んでよい。データ型識別モジュール410はデータの中に提供されたヘッダ情報からデータ型を決定してよい。ヘッダ情報は優先順位情報、データ型情報、アプリケーション識別情報および/または類似物を含んでよい。ヘッダエンコーダ415はデータ型識別モジュール405によって決定されるデータ型、および二次元QoSモデル425内に定められるようなデータ型に対するBER/PER設定値に基づいて、リトライフラグ205とECコードID210を上層120からデータに付加する。ヘッダエンコーダ415は、CRCパリティ等のエラー検出情報等の他のヘッダ情報も追加してよい。ECモジュールマネージャ420は、データ型に、および二次元QoSモデル425に定められるようにデータ型のためのBER/PER設定値に基づいて、上層120から受信側コンピュータシステム115にオリジナルデータとともに送信されるECデータパケットまたは追加のヘッダ情報を生成するために、ECモジュール145と動作する。物理層通信モジュール430は、物理層130への伝送のためにデータパケットに優先順位を付けるために二次元QoSモデル425で定められるようなデータ型の優先順位レベル設定値を使用する。物理層通信モジュール430は、優先順位がつけられるように物理層130にデータパケットを転送する。
図5は、本発明の実施形態に従ってパケットデコーダ175の詳細を示すブロック図である。パケットデコーダ175は物理層通信モジュール505、エラーチェックモジュール510、ヘッダデコーダ515、再送マネージャ520、ECモジュールマネージャ525、および上層通信モジュール530を含む。
物理層通信モジュール505は物理層165からデータパケットを受信する。エラーチェックモジュール510は、ビットエラーまたはパケットエラーを検出するためにCRC等のビット/パケットエラーチェックを実行する。エラーが存在する場合、ヘッダデコーダ515は、データパケット200のリトライフラグ205が再送を許容するかどうかを判断する。許容する場合には、再送マネージャ520が物理層通信モジュール505に返す再送要求を開始する。許容しない場合には、ヘッダデコーダ515はパケットヘッダ内でECコード210を識別する。ECモジュールマネージャ525はエラー訂正を実施するためにECコードID210に対応するECモジュール180と動作する。上層通信モジュール530は、アセンブルされかつ訂正されたデータパケットを上層155に転送する。
図6は、コンピュータシステム600の詳細を示すブロック図であり、その送信側コンピュータシステム105と受信側コンピュータシステム115はそれぞれ例示的インスタンスであってよい。コンピュータシステム600は、通信チャネル620に結合されるインテルペンティアム(登録商標)(Intel Pentium(登録商標))またはモトローラパワーPC(Motorola Power PC:登録商標)等のプロセッサ605を含む。コンピュータシステム600は、キーボードまたはマウス等の入力装置610、陰極線管ディスプレイ等の出力装置615、通信インタフェース625、磁気ディスク等のデータ記憶装置630、およびそれぞれ通信チャネル620に結合されるランダムアクセスメモリ(RAM)等のメモリ635をさらに含む。通信インタフェース625は、インターネットと一般的に呼ばれている広域ネットワーク等のネットワークに結合されてよい。当業者は、データ記憶装置630とメモリ635は異なる装置として描かれているが、データ記憶装置630とメモリ65は同じ装置、分散装置、仮想メモリ等の部分である場合があることを認識するであろう。
データ記憶装置630および/またはメモリ635は、マイクロソフトウィンドウズ(登録商標)XP(Microsoft Windows(登録商標) XP)、リナックス(Linux)、IBM OS/2オペレーティングシステム、MAC OS、またはUNIX(登録商標)オペレーティングシステム、および/または他のプログラム645等のオペレーティングシステム640を格納していてもよい。好適な実施形態は、前述されたもの以外のプラットホームおよびオペレーティングシステムで実現されてもよいと理解される。実施形態は、おそらくオブジェクト指向プログラミング方法論を使用して、JAVA(登録商標)、Cおよび/またはC++言語、あるいは他のプログラミング言語を使用して作成されてよい。
当業者は、コンピュータシステム600がハードウェアチャネル、インターネットまたはイントラネット等全体で情報を転送するためのネットワーク接続、追加メモリ、追加プロセッサ、LAN、入力/出力回線等の追加情報も含んでよいことを認識するであろう。当業者は、プログラムとデータが代わりにシステムによって受信され、システムに記憶されてよいことも認識するであろう。例えば、磁気ディスクドライブ、ハードディスクドライバ、磁気光学読取装置、CPU等のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体(CRSM)読取装置650は、磁気ディスク、ハードディスク、磁気光学ディスク、RAM等のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体(CRSM)655を読み取るための通信バス620に結合されてよい。したがって、コンピュータシステム600はCRSM読取装置650を介してプログラムおよび/またはデータを受信してよい。さらに、ここでは用語「メモリ」が、恒久的であるのか一時的であるのかに関係なく、すべてのデータ記憶装置メディアを意味することを目的としていることが理解される。
図7は、本発明の実施形態に従ってデータパケットを符号化し、送信する方法700を示すフローチャートである。方法700は、伝送のためにデータを生成する伝送アプリケーション135とステップ705で始まる。ステップ710では、上層120がデータ型情報をデータに付加する。データ型、および二次元QoSモデル425に基づいて、パケットエンコーダ140のヘッダエンコーダ415がステップ715で、ECコードID210等のエラー訂正コード識別を付加し、ステップ720でデータパケット200にリトライフラグ205等のリトライフラグ情報を付加する。物理層通信モジュール430は、物理層130に送信するために、ステップ725で、ECアルゴリズムによって生成されるパケットを含むデータパケットに優先順位を付ける。優先順位は802.11eのEDCAアルゴリズムを含んでよい。ステップ730での物理層130の通信モジュール150は、優先順位が付けられたとしてデータパケットを送信する。方法700はそれから終了する。
図8は、本発明の実施形態に従ってデータパケットを受信し、復号する方法800を示すフローチャートである。方法800は、ステップ805で開始し、このステップ805では、物理層165の通信モジュール185はデータパケットを受信し、それらをMAC層160の物理層通信モジュール505に転送する。MAC層160のエラーチェックモジュール510は、ステップ810において、エラーチェックを実施する。ステップ815では、エラーチェックモジュール510はビットエラーまたはパケットエラーがあったかどうかを判断する。なかった場合には、上層通信モジュール530は、ステップ820で、1つまたは複数のデータパケットを上層155に転送する。エラーが検出された場合、ヘッダデコーダ515はステップ825でリトライフラグ205を読み取り、ステップ830でリトライフラグ205が再送を許容するかどうかを判断する。許容する場合には、再送マネージャ520はステップ835で1つまたは複数のエラーのある1つまたは複数のデータパケットの再送を要求する。許容しない場合には、ヘッダデコーダ515は、ステップ840でエラー訂正モジュールID、例えばECコードID210を読み取る。ECモジュールマネージャ525は、ステップ845で、注記された1つまたは複数のエラーを訂正するために、例えばECモジュール180の1つまたは複数と協調してエラー訂正を実施する。上層通信モジュール530はステップ850で、訂正されたパケットを上層155に転送する。方法800はそれから終了する。
前述された実施形態は物理層130/165またはMAC層125/160の中でのものとして説明されてきたが、本発明の原則は上層120/155に適用されてもよい。例えば、パケットエンコーダ140、エラー訂正モジュール145/180、およびパケットデコーダ175は上層120/155で実現されてもよい。
本発明の好適実施形態の前記説明は例示としてのみであり、前述された実施形態および方法の他の変形と変更は前記教示を鑑みて可能である。ネットワークサイトは別個の、異なったサイトとして説明されているが、当業者は、これらのサイトは一体化されたサイトの一部であってよい、それぞれ複数のサイトの部分を含んでよい、あるいは単独または複数のサイトの組み合わせを含んでよいことを認識するであろう。ここに述べられた多様な実施形態はハードウェア、ソフトウェア、またはその任意の所望される組み合わせを活用して実現されてもよい。そのためには、ここに述べられている多様な機能性を実現できる任意のタイプの論理回路が活用されてよい。構成要素は、プログラミングされた汎用デジタルコンピュータを使用して、特定用途向け集積回路を使用して、または相互接続される従来の構成要素および回路を使用して実現されてよい。接続は有線、無線、モデム等であってよい。ここで説明されている実施形態は排他的または制限的であることを意図していない。本発明は以下の特許請求の範囲によってのみ制限される。
本発明の実施形態によるネットワークアーキテクチャのブロック図である。 本発明の実施形態によるパケットの詳細を示すブロック図である。 本発明の実施形態における二次元のサービスモデルを示す表である。 本発明の実施形態によるパケットエンコーダの詳細を示すブロック図である。 本発明の実施形態によるパケットデコーダの詳細を示すブロック図である。 コンピュータシステムの詳細を示すブロック図である。 本発明の実施形態に従ってデータパケットを符号化および送信する方法を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に従ってデータパケットを受信および復号する方法を示すフローチャートである。
符号の説明
100: ネットワークアーキテクチャ
105: 送信側コンピュータシステム
110: コンピュータネットワーク
115: 受信側コンピュータシステム
120: 上層
125: MAC層
130: 物理層
135: 送信側アプリケーション
140: パケットエンコーダ
145: ECモジュール
150: 通信モジュール
155: 上層
160: MAC層
165: 物理層
170: 受信側アプリケーション
175: パケットデコーダ
180: ECモジュール
185: 通信モジュール

Claims (20)

  1. コンピュータネットワークを介して受信側システムに送信されるデータ型のデータパケットを取得するステップと、
    前記データ型に基づいて、前記受信側システムが前記データパケットの中でエラーが推測されるときに再送を試みなければならないかどうかを示すリトライフラグを前記データパケットに付加するステップと、
    前記リトライフラグが追加された前記データパケットを、前記コンピュータネットワークを介して前記受信側システムに送信するステップと
    を備えることを特徴とする方法。
  2. 請求項1において、
    前記データ型がボイスデータ、ビデオデータまたはオーディオデータの内の1つであり、前記リトライフラグは、エラーが前記データパケット内で推測されるときには前記受信側システムが再送を試みてはならないことを示すことを特徴とする方法。
  3. 請求項1において、
    前記データパケットにエラー検出情報を付加することをさらに備え、前記エラー検出情報は前記受信側システムによって前記データパケットに対する妥当性検査に使用され、妥当性検査が失敗すると、前記受信側システムが前記データパケット内でエラーを推測できるようになることを特徴とする方法。
  4. 請求項3において、
    前記エラー検出情報がCRC情報を含むことを特徴とする方法。
  5. 請求項1において、
    エラー訂正アルゴリズムIDを前記データパケットに付加することをさらに備えることを特徴とする方法。
  6. 請求項5において、
    前記データ型に基づいて前記データパケットに付加される前記エラー訂正アルゴリズムIDを選択することをさらに備えることを特徴とする方法。
  7. 請求項1において、
    前記データパケットと関連付けられたエラー訂正情報を生成するためにエラー訂正アルゴリズムを使用し、前記エラー訂正情報が、前記受信システムが前記データパケット内で推測されるエラーを訂正できるようにすることを目的とするステップと、
    前記データパケットと関連付けられた前記エラー訂正情報を前記受信側システムに送信するステップと
    をさらに備えることを特徴とする方法。
  8. 通信ネットワークを介して受信側システムに送信されるデータ型のデータパケットを取得するための上位層通信モジュールと、
    前記データ型に基づいて、エラーが前記データパケット内で推測されるときに前記受信側システムが再送を試みなければならないのかどうかを示すリトライフラグを前記データパケットに付加するためのヘッダエンコーダと、
    前記リトライフラグが付加された前記データパケットを、前記コンピュータネットワークを介して前記受信側システムに送信するための物理層と
    を備えることを特徴とするシステム。
  9. 請求項8において、
    前記データ型がボイスデータ、ビデオデータまたはオーディオデータの内の1つであり、前記リトライフラグは、エラーが前記データパケット内で推測されるときには前記受信側システムが再送を試みてはならないことを示すことを特徴とするシステム。
  10. 請求項8において、
    前記ヘッダエンコーダがエラー検出情報を前記データパケットに付加し、前記エラー検出情報は前記受信側システムによって前記データパケットを対照とした妥当性検査に使用され、妥当性検査が失敗すると、前記受信システムが前記データパケット内のエラーを推測できるようになることを特徴とするシステム。
  11. 請求項10において、
    前記エラー検出情報がCRC情報を含むことを特徴とするシステム。
  12. 請求項8において、
    前記ヘッダエンコーダが前記データパケットにエラー訂正アルゴリズムIDを付加することを特徴とするシステム。
  13. 請求項12において、
    前記ヘッダエンコーダが、前記データ型に基づいてどのエラー訂正アルゴリズムIDを前記データパケットに付加するのかを定義するQoSモデルにアクセスすることを特徴とするシステム。
  14. 請求項8において、
    前記データパケットと関連付けられたエラー訂正情報を生成するためにエラー訂正アルゴリズムを使用するためのエラー訂正モジュールをさらに備え、
    前記エラー訂正情報は、前記受信側システムが前記データパケット内で推測されるエラーを訂正できるようにすることを目的とし、
    前記物理層が、前記データパケットと関連付けられる前記エラー訂正情報を前記受信側システムに送信する
    ことを特徴とするシステム。
  15. エラー検出情報とリトライフラグを有するデータパケットを受信するステップと、
    前記データパケットに対照して前記エラー検出情報の妥当性を確認するステップと、
    前記エラー検出情報の妥当性が確認できないときに、前記データパケットがエラーを含むと推測するステップと、
    前記データパケットがエラーを含むと推測するときに、前記リトライフラグが、再送が行われなければならないことを示す場合には再送を開始し、前記リトライフラグが、再送が行われてはならないことを示す場合には再送を開始しないステップと
    を備えることを特徴とする方法。
  16. 請求項15において、
    前記データパケットがエラーを含み、前記リトライフラグが、再送が行われてはならないことを示すと推測するときに、前記エラーの訂正を試みるためにエラー訂正アルゴリズムを開始するステップ
    をさらに備えることを特徴とする方法。
  17. 請求項16において、
    前記データパケットが、前記エラー訂正アルゴリズムを識別するエラー訂正アルゴリズムIDを有することを特徴とする方法。
  18. エラー検出情報とリトライフラグを有するデータパケットを受信するための物理層と、
    前記データパケットに対照して前記エラー検出情報の妥当性を確認し、前記エラー検出情報の妥当性が確認できないときに前記データパケットがエラーを含むと推測するためのエラーチェックモジュールと、
    前記データパケットがエラーを含み、前記リトライフラグが、再送が行われなければならないことを示すと推測するときには再送を開始し、前記データパケットがエラーを含み、前記リトライフラグが、前記再送が行われてはならないことを示すと推測するときには再送を開始しないための再送マネージャと
    を備えることを特徴とするシステム。
  19. 請求項18において、
    前記データパケットがエラーを含み、前記リトライフラグが再送が行われてはならないことを示すと推測するときに、前記エラーの訂正を試行するためにエラー訂正アルゴリズムを開始するためのエラー訂正モジュールをさらに備えることを特徴とするシステム。
  20. 請求項18において、
    前記データパケットが、前記エラー訂正アルゴリズムを識別するエラー訂正アルゴリズムIDを有することを特徴とするシステム。
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