JP2007027285A - 半導体デバイス - Google Patents

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Abstract

【課題】 クロックやデータの分配において、SKEWを小さくできるとともに、動作依存の消費電力(AC成分)を小さくでき、また、分配回路自身が発生するノイズを抑制できる。
【解決手段】 一又は二以上の回路ブロック10−1〜10−nを有するデジタル回路1aが搭載された半導体デバイスにおいて、クロックを分配するクロック配線20と、データを分配するデータ配線30とを備え、クロック配線20のクロック主経路21が、クロック分岐路22の各分岐点間に接続されたクロック用バッファ25を有し、データ配線30のデータ主経路31が、データ分岐路32の各分岐点間に接続されたデータ用バッファ35を有し、それらクロック用バッファ25及びデータ用バッファ35にBIAS信号を与えるバイアス配線40と、BIAS信号を生成する遅延ロックループ回路(DLL)60とを備えた。
【選択図】 図1

Description

本発明は、一又は二以上の回路ブロックを有するデジタル回路が搭載された半導体デバイスに関し、特に、それら回路ブロックへのクロック及びデータの分配において消費電力を小さくするとともに、回路自身が発生するノイズをも小さくでき、またクロックとデータ間のSKEWを少なくするのに好適な半導体デバイスに関する。
近年、半導体デバイスの微細化に伴い、LSIの1チップに搭載される回路規模は大きくなってきており、クロックやデータの分配は、ますます困難になってきている。
クロックやデータの分配は、伝播遅延時間が小さく、クロックとデータ間のSKEWが少なく、消費電力が小さく、分配回路自身が発生するノイズが小さいことが望まれるが、現実的には、これらのトレードオフで、クロックやデータの分配が実現されている。
ここで、一般的に用いられているクロック分配手法を、図8、図9に示す。
図8は、クロック分配方式の一般的な回路イメージ、図9は、半導体デバイスにおけるクロック分配方式の一般的なレイアウトの例である。
それら図8及び図9に示すクロック分配方式は、H−Tree構造と呼ばれるクロック分配構造である。これは、逆トーナメント式に分配を増やしていく方式で、分配先のファンアウトや配線負荷などを同条件にして、配線遅延や負荷容量を同一にすることで、分配経路の遅延時間の差を同一にするものである(例えば、特許文献1〜2参照。)。
特開平10−275862号公報 特開2005−123347号公報
しかしながら、上述のH−Tree構造は、以下の課題を有している。
例えば、駆動能力の高いバッファを用いて、長い配線や大きいファンアウトの回路を駆動するため、図10に示すように、消費電流が時間的に集中し、バイパスコンデンサでは、補償できない周波数帯の大きなノイズを生成していた。
また、クロック分配範囲が広いと、バッファの段数が多くなり、分配回路だけで、数nsの伝播遅延時間を有することもある。特に、CMOS回路では、1mVの電圧変動に対して、0.07%〜0.10%の遅延時間変動が起こっていた。
さらに、クロックの分配に併せてデータの分配を行う場合、データのファンアウトは、クロックに比べると少ないことが多い反面、分配する信号数が多いため、SKEWを低減するために、クロック分配回路と同一にすることが困難である。
これは、上述した電圧変動に対する遅延時間の変動の割合も、回路が異なると変化してしまうことから、Eye開口(アイ開口)を狭めてしまう原因となっていた。
なお、ここでアイ開口とは、各周期ごとのクロック波形を重ね合わせてできた波形のうち、その波形の中央にできた開口部分(目のようなかたちをした中央開口部分)をいう。
本発明は、上記の課題を解決すべくなされたものであり、クロックやデータの分配において、アイ開口を狭めることなくデータの伝送,分配を可能とするとともに、動作依存の消費電力(AC成分)を小さくでき、かつ、搭載回路自身が発生するノイズを小さくできるクロック分配手法を実現可能とする半導体デバイスの提供を目的とする。
この目的を達成するため、本発明の半導体デバイスは、一又は二以上の回路ブロックと、これら回路ブロックのそれぞれに対してクロックを分配するクロック配線と、一又は二以上の回路ブロックのそれぞれに対してデータを分配するデータ配線とを備えた半導体デバイスであって、クロック配線は、クロックに所定の遅延量を与えるクロック用バッファを有し、データ配線は、データに所定の遅延量を与えるデータ用バッファを有し、半導体デバイスは、クロック用バッファの各段とデータ用バッファの各段に対して、同一の伝播遅延時間を与えるための遅延時間制御信号を送る制御信号配線を備えた構成としてある。
半導体デバイスをこのような構成とすると、クロック用バッファの各段とデータ用バッファの各段のそれぞれの伝播遅延時間が同一となるように制御されるため、それらクロック用バッファとデータ用バッファの各段の消費電力が等しくなる。このため、その消費電力が時間方向に分散されて矩形波状となり、ノイズの低減またはノイズの周波数成分を下げることができる。
そして、そのノイズの低減等により、データ波形の時間方向のぶれ(ばらつき)が少なくなることから、アイ開口を確保しながらデータを伝播・分配させることができる。
また、本発明の半導体デバイスは、クロック配線が、クロックを伝送するクロック主経路と、各回路ブロックごとにクロック主経路との間を接続して、クロック主経路から回路ブロックへクロックを送るクロック分岐路を備え、クロック主経路は、クロック分岐路が分岐するクロック分岐点を有し、クロック用バッファは、クロック主経路におけるクロック分岐点の各間に接続され、データ配線は、データを伝送するデータ主経路と、各回路ブロックごとにデータ主経路との間を接続して、データ主経路から回路ブロックへデータを送るデータ分岐路を備え、データ主経路は、データ分岐路が分岐するデータ分岐点を有し、データ用バッファは、データ主経路におけるデータ分岐点の各間に接続された構成としてある。
半導体デバイスをこのような構成とすれば、クロック用バッファやデータ用バッファの各段の消費電力が等しくなるため、その消費電力が時間方向に分散されて矩形波状となることから、分配回路で発生するノイズの周波数成分を下げることができ、ノイズのピークを小さくすることができる。そして、このノイズの低減により、データ波形の時間方向のばらつきが抑えられるため、アイ開口を確保しながらデータを分配できる。
また、本発明の半導体デバイスは、クロック分岐路が、クロック分岐路用バッファを備え、データ分岐路は、データ分岐路用バッファを備え、制御信号配線は、クロック分岐路により伝播されるクロックの伝播遅延時間とデータ分岐路により伝播されるデータの伝播遅延時間とが同一となるようにクロック分岐路用バッファ及びデータ分岐路用バッファに対して遅延時間制御信号を与える構成としてある。
半導体デバイスをこのような構成とすると、クロック分岐路やデータ分岐路にクロックとデータ間のSKEWを補償するためのバッファが挿入されるため、チップ全体に分配されたクロックとデータ間のSKEWを抑制できる。
また、本発明の半導体デバイスは、クロック配線が、クロック主経路により伝播されたクロックを返送するクロック返送路を備え、半導体デバイスは、クロック主経路に入力されたクロックとクロック返送路から出力されたクロックとを入力して遅延時間制御信号を生成し制御信号配線へ送る遅延ロックループ回路を備えた構成としてある。
半導体デバイスをこのような構成とすれば、クロック用バッファやデータ用バッファに用いられる遅延時間制御信号(BIAS)を、遅延ロックループ回路により生成することができる。そして、この遅延ロックループ回路により、分配回路の遅延時間がクロックの周期の整数倍となるようにコントロールすることができる。
そして、クロック用バッファやデータ用バッファの各段の消費電力が等しくなるとともに、分配回路の遅延時間がクロックの周期の整数倍となるようにコントロールされるため、とくにクロック分配回路の消費電力が時間方向に平坦となって、ノイズを低減することができる。
さらに、遅延ロックループ回路でコントロールすることから、外来の電源電圧変動や温度変動が起こっても追従するため、分配回路の遅延時間を一定に保つことができる。
また、本発明の半導体デバイスは、クロック返送路が、返送路用バッファを備え、制御信号配線は、クロック主経路により伝播されるクロックの伝播遅延時間とクロック返送路により伝播されるクロックの伝播遅延時間とが同一となるようにクロック用バッファ及び返送路用バッファに対して遅延時間制御信号を与える構成としてある。
半導体デバイスをこのような構成とすると、クロック用バッファやデータ用バッファの各段の消費電力が等しくなるとともに、分配回路の遅延時間がクロックの周期の整数倍となるようにコントロールされるため、その消費電力が時間方向に分散されて矩形波状になり、分配回路で発生するノイズの周波数成分を下げることができ、ノイズのピークを小さくすることができる。
以上のように、本発明によれば、クロック配線とともにデータ配線にもバッファを接続し、それらクロック用バッファとデータ用バッファの各段の伝播遅延時間を同一にすることで、それら各段のバッファの消費電力が等しくなることから、その消費電力を時間方向に分散させることができる。これにより、その消費電力の波形は矩形波状となり、分配回路で発生するノイズの周波数成分を下げることができ、ノイズのピークを小さくすることができる。
また、遅延時間制御信号を与えてクロックとデータとの伝播遅延時間が同一となるようにすることで、データ波形のばらつきの影響が小さくなるため、アイ開口を確保しながらデータを分配することができる。
さらに、バッファに用いるバイアスを遅延ロックループ回路で生成するようにし、クロック分配回路の伝播遅延時間がクロック周期の整数倍になるようにコントロールすることで、ノイズの発生を抑制できる。しかも、遅延ロックループ回路で遅延時間制御信号を生成させることから、外来の電源電圧変動や温度変動が起こっても追従するため、分配回路の遅延時間を一定に保つことができる。
また、クロック分岐路やデータ分岐路にクロックとデータ間のSKEWを補償するためのバッファを接続することで、チップ全体に分配されたクロックとデータ間のSKEWを抑制できる。
以下、本発明に係る半導体デバイスの好ましい実施形態について、図面を参照して説明する。
[第一実施形態]
まず、本発明の半導体デバイスの第一実施形態について、図1を参照して説明する。
同図は、本実施形態の半導体デバイスに搭載されるデジタル回路の構成を示す回路図である。
同図に示すように、本実施形態の半導体デバイスに搭載されるデジタル回路1aは、回路ブロック10−1〜10−nと、クロック配線20と、データ配線30と、バイアス配線40と、データ保持回路50とを備えた構成としてある。
回路ブロック10−1〜10−nは、デジタル回路1aに一又は二以上備えられており、それぞれ第一保持回路11−1〜11−nと、ロジック回路12−1〜12−nと、第二保持回路13−1〜13−nとを有している。
第一保持回路11−1〜11−nは、データ配線30からのデータを入力する。そして、クロック配線20からクロックを入力し、このクロックの入力タイミングにもとづいて、データを出力する。この出力されたデータは、ロジック回路12−1〜12−nへ送られる。なお、第一保持回路11−1〜11−nは、例えばフリップフロップやラッチ回路などで構成することができる。
ロジック回路12−1〜12−nは、第一保持回路11−1〜11−nから出力されたデータを入力し、所定の信号(本実施形態では、出力データとする)を出力する。この出力データは、第二保持回路13−1〜13−nへ送られる。なお、ロジック回路12−1〜12−nの構成は、任意であって、特定の回路に限定されるものではない。
第二保持回路13−1〜13−nは、ロジック回路12−1〜12−nから出力された信号(出力データ)を入力する。そして、クロック配線20からクロックを入力し、このクロックの入力タイミングにもとづいて、信号(出力データ)を出力する。なお、第二保持回路13−1〜13−nは、例えばフリップフロップやラッチ回路などで構成することができる。
クロック配線20は、各回路ブロック10−1〜10−nのそれぞれに対してクロックを分配するための配線であって、クロック主経路21とクロック分岐路22とを有している。
クロック主経路21は、クロック入力端子23から入力されたクロックを伝送する経路である。
クロック分岐路22は、各回路ブロック10−1〜10−nごとにクロック主経路21との間を接続する経路であって、クロック主経路21から各回路ブロック10−1〜10−nへクロックを送るものである。
そして、クロック主経路21は、クロック分岐路22が分岐する点、すなわち、クロック主経路21とクロック分岐路22とが接続されている点であるクロック分岐点24を有している。
このクロック主経路21における複数のクロック分岐点24の各間にはクロック用バッファ25が接続(挿入)されている。
クロック用バッファ25は、クロックに所定の遅延量を与えるためのバッファである。
このクロック用バッファ25は、クロック入力端子23と、このクロック入力端子23に最も近いクロック分岐点24との間にも接続される。
なお、クロック用バッファ25の構成については、後述の「クロック用バッファ,データ用バッファの構成について」にて説明する。
データ配線30は、各回路ブロック10−1〜10−nのそれぞれに対してデータを分配するための配線であって、データ主経路31とデータ分岐路32とを有している。
データ主経路31は、データ入力端子33から入力されたデータを伝送する経路である。
データ分岐路32は、各回路ブロック10−1〜10−nごとにデータ主経路31との間を接続する経路であって、データ主経路31から各回路ブロック10−1〜10−nへデータを送るものである。
そして、データ主経路31は、データ分岐路32が分岐する点、すなわち、データ主経路31とデータ分岐路32とが接続されている点であるデータ分岐点34を有している。
このデータ主経路31における複数のデータ分岐点34の各間にはデータ用バッファ35が接続(挿入)されている。
データ用バッファ35は、データに所定の遅延量を与えるためのバッファである。
このデータ用バッファ35は、データ入力端子33と、このデータ入力端子33に最も近いデータ分岐点34との間にも接続される。
なお、データ用バッファ35の構成については、後述の「クロック用バッファ,データ用バッファの構成について」にて説明する。
バイアス配線(制御信号配線)40は、クロック用バッファ25及びデータ用バッファ35の各段に対して遅延時間制御信号(BIAS)を与えるための経路である。
その遅延時間制御信号を与えることにより、クロック用バッファ24及びデータ用バッファ34の各段の伝播遅延時間を同一にする。これにより、各回路ブロック10−1〜10−nに入力されるデータ波形の時間方向の差異(ばらつき)が小さくなり、アイ開口を確保してデータを伝播・分配することができる。
なお、遅延時間制御信号を与える回路の構成は、次の「クロック用バッファ,データ用バッファの構成について」にて説明する。
データ保持回路50は、データを入力し、クロックを入力したタイミングで、そのデータを出力する。
次に、クロック用バッファ,データ用バッファの構成について、図2を参照して説明する。
同図は、バッファ(クロック用バッファとデータ用バッファのいずれも含む)の構成例を示す回路図であって、同図(a)は、シングル(Single)簡略型遅延回路、同図(b)は、シングル(Single)型遅延回路、同図(c)は、差動型遅延回路を示す。なお、バッファは、同図(a),(b),(c)のいずれかにより構成することができる。
シングル簡略型遅延回路は、同図(a)に示すように、PチャネルMOSFETとNチャネルMOSFETとを有している。
NチャネルMOSFETのドレインとPチャネルMOSFETのソースとは接続されており、NチャネルMOSFETのソースは接地されていて、PチャネルMOSFETのドレインには所定の電圧が印加される。さらに、PチャネルMOSFETのゲートにはBIASPが入力され、NチャネルMOSFETのゲートには信号(クロック経路ではクロック、データ経路ではデータ)が入力される(In)。そして、NチャネルMOSFETのドレインとPチャネルMOSFETのソースとの接続点からは、BIASPにもとづき遅延された信号(クロック経路ではクロック、データ経路ではデータ)が出力される(Out)。
シングル型遅延回路は、同図(b)に示すように、二つのPチャネルMOSFETと二つのNチャネルMOSFETとを有している。
第一PチャネルMOSFETのソースと第二PチャネルMOSFETのドレインとが接続されており、第二PチャネルMOSFETのソースと第一NチャネルMOSFETのドレインとが接続されており、第一NチャネルMOSFETのソースと第二NチャネルMOSFETのドレインとが接続されている。また、第二NチャネルMOSFETのソースは接地されていて、第一PチャネルMOSFETのドレインには所定の電圧が印加される。さらに、第一PチャネルMOSFETのゲートにはBIASPxが入力され、第二NチャネルMOSFETのゲートにはBIASNxが入力され、第二PチャネルMOSFETのゲート及び第一NチャネルMOSFETのゲートには信号(クロック経路ではクロック、データ経路ではデータ)が入力される(In)。そして、第二PチャネルMOSFETのソースと第一NチャネルMOSFETのドレインとの接続点からは、BIASPx及びBIASNxにもとづき遅延された信号(クロック経路ではクロック、データ経路ではデータ)が出力される(Out)。
すなわち、シングル型遅延回路は、中程にCMOSインバータを備え、その両側に電流源を有した構成となっている。
差動型遅延回路は、同図(c)に示すように、シングル簡略型遅延回路を二つ組み合わせて、各NチャネルMOSFETのソース同士を接続し、各PチャネルMOSFETのドレインに所定の電圧がそれぞれ印加されるようにしてある。さらに、各NチャネルMOSFETのソース同士が接続された点に第三NチャネルMOSFETのドレインが接続され、この第三NチャネルMOSFETのソースが接地されている。
また、二つのシングル簡略型遅延回路の各NチャネルMOSFETのゲートに信号(一方がINP、他方がINN)が入力され、シングル簡略型遅延回路の各PチャネルMOSFETのゲートに信号(BIASPx or Vss)が入力される。
そして、二つのシングル簡略型遅延回路の一方から信号Qが、他方から信号XQがそれぞれ出力される。
ここで、シングル型遅延回路の動作について、さらに説明する。
このシングル型遅延回路の中程にあるインバータがHiに遷移すると、Hi側の電流源(第一PチャネルMOSFET)から負荷(Out)に対して電流が流れて、負荷容量がチャージされる。一方、Low側に遷移すると、今度は負荷側から電源側に電流を逃がして遷移する。それら流れる電流を、シングル型遅延回路の両側に接続されたMOSFETが電流源として使用しており、チャージされるときもディスチャージされるときも、電流を流すようにコントロールしようというものである。
その電流源には、ある種のバイアス発生源が接続されており、そのバイアス発生源の最終段のトランジスタとカレントミラー接続している。カレントミラー接続しているため、一箇所のバイアス発生器で流している電流がミラーされ、それぞれミラーされて、すべてのトランジスタで、バイアス電流に近い電流で制限され、それぞれのバッファが遷移する際に負荷容量に対して充電する電流をコントロールするということになる。
次に、本実施形態の半導体デバイスの動作結果について、図3を参照して説明する。
同図は、本実施形態の半導体デバイスに搭載されたデジタル回路を動作させたときのクロックの入力((a)Clock in)、出力((b)Clock Out(回路Block In))、消費電力((c)Clock分配消費電流)の各波形である。
本実施形態の半導体デバイスに搭載されるデジタル回路1aにおいては、バッファ(クロック用バッファ25及びデータ用バッファ35)での消費電力が各段でそれぞれ等しくなる。このため、図3に示すように、その消費電力は時間方向に分散され、矩形波状になる。これにより、分配回路で発生するノイズの周波数成分が下がることから、図10と図3とを対比してわかるように、ノイズのピークを小さくできる。
そして、このようにノイズの抑制が可能なことから、図4に示すようなデータ波形の時間方向のぶれ(ばらつき)の影響を小さくできる。このため、アイ開口を確保しながらデータを伝播・分配することが可能となる。
[第二実施形態]
次に、本発明の半導体デバイスの第二実施形態について、図5を参照して説明する。
同図は、本実施形態の半導体デバイスに搭載されるデジタル回路の構成を示す回路図である。
本実施形態は、第一実施形態と比較して、クロックが返送されるクロック返送路と、遅延時間制御信号を出力する遅延ロックループ回路(DLL)とを新たに備えた点で相違する。他の構成要素は第一実施形態と同様である。
したがって、図5において、図1と同様の構成部分については同一の符号を付して、その詳細な説明を省略する。
図5に示すように、本実施形態の半導体デバイスに搭載されるデジタル回路1bは、複数の回路ブロック10−1〜10−nと、クロック配線20と、データ配線30と、デバイス経路40と、データ保持回路50と、DLL60とを備えている。
ここで、クロック配線20は、クロック主経路21と、クロック分岐路22と、クロック入力端子23と、クロック分岐点24と、クロック用バッファ25と、クロック返送路26とを有している。
クロック返送路26は、クロック主経路21によりその終端まで伝播されたクロックをクロック入力端子23付近まで返送する経路である。このクロック返送路26の起点は、クロック主経路21上にあってもよく、また、クロック分岐路24上にあってもよい。
このクロック返送路26の経路上には、クロック用バッファ(返送路用バッファ)27が接続されている。
返送路用バッファ27は、クロック主経路21に接続されたクロック用バッファ24の各段に対応して接続されている。つまり、クロック用バッファ24と返送路用バッファ27とは段数が同一である。
クロック用バッファ24と返送路用バッファ27とはそれぞれ段数が同一であり、かつ、遅延時間制御信号(BIAS)によりクロックの伝播遅延時間も各段で同じとなっている。このため、それらクロック用バッファ24と返送路用バッファ27の各段での消費電力が等しくなっている。
DLL(Delay Lock Loop)60は、図5に示すように、位相比較器(PD)61と、カウンタ(CTR)62と、DAコンバータ(DAC)63とを備えている。
位相比較器61は、クロック主経路21に入力されるクロック(伝送クロック)と、クロック返送路26により返送されてきたクロック(返送クロック)とを入力し、これら信号間の位相を検出し、この検出結果を位相信号として出力する。
カウンタ62は、位相比較器61から位相信号を入力し、その位相信号にもとづき制御信号を生成して出力する。
DAコンバータ63は、カウンタ62からの制御信号をデジタル−アナログ変換し、遅延時間制御信号(BIAS信号)として出力する。このBIAS信号は、バイアス経路40により伝播され、クロック用バッファ25,データ用バッファ35,返送路用バッファ27へ与えられる。
このような構成により、DLL60では、クロック配線20での伝播遅延時間がクロック周期の整数倍になるようにBIAS信号をコントロールする。
このDLL60で生成された遅延時間制御信号(BIAS信号)がクロック用バッファ25,データ用バッファ35,返送路用バッファ27の各段に与えられることで、それら各段の消費電力を等しくすることができる。また、クロック配線20での伝播遅延時間がクロックの周期の整数倍となるようにコントロールされることから、図6(c)に示すように、消費電流の波形が平坦となる。このため、クロック配線におけるノイズの発生を抑制できる。
なお、DLL60では、伝送クロックと返送クロックが入力される。返送クロックは、通常、伝送クロックからちょうど1サイクル遅れてDLL60に入力されるものである。位相比較器61は、それら伝送クロックと返送クロックの各位相を比較して、返送クロックが伝送クロックの1サイクル遅れよりも進んでいるか遅れているかを判断し、その結果を示す信号をカウンタ62へ送る。カウンタ62では、その信号にもとづいてカウントをアップまたはダウンする。DAC63では、カウンタ62でのカウント値にもとづいて、遅れまたは進みの信号(BIAS信号)を出力する。これにより、返送クロックが伝送クロックのちょうど1サイクル遅れでDLL60に入力されるように調整される。すなわち、DLL60は、クロック配線20での伝播遅延時間がクロック周期の整数倍になるようにBIAS信号をコントロールしている。
なお、図6は、クロック主経路21に入力されたクロック((a)Clock In)、クロック主経路21から出力されたクロック((b)Clock Out(回路Block In))、クロック配線20における消費電流((c)Clock分配消費電流)の各波形をそれぞれ示す波形図である。
そして、同図では、例えば、1発目のクロックがクロック主経路12に入力されてから出力されるまでに、クロック用バッファ25により所定時間遅延するが(同図(a),(b))、その間、クロック主経路21では消費電流が抑制されていることが(c)から把握できる。
さらに、バッファの遅延時間をDLLでコントロールすることから、外来の電源電圧変動や温度変動が起こっても追従するため、クロック配線での遅延時間を一定に保つことができる。
[第三実施形態]
次に、本発明の半導体デバイスの第三実施形態について、図7を参照して説明する。
同図は、本実施形態の半導体デバイスに搭載されるデジタル回路の構成を示すブロック図である。
本実施形態は、第一実施形態と比較して、クロックを返送するクロック返送路と、遅延時間制御信号を送るDLLとを新たに備え、さらにクロック配線の分岐路とデータ配線の分岐路のそれぞれにバッファを接続した点で相違する。他の構成要素は第一実施形態と同様である。
したがって、図7において、図1と同様の構成部分については同一の符号を付して、その詳細な説明を省略する。
図7に示すように、本実施形態の半導体デバイスに搭載されるデジタル回路1cは、複数の回路ブロック10−1〜10−nと、クロック配線20と、データ配線30と、バイアス配線40と、データ保持回路50と、DLL60とを備えた構成としてある。
クロック配線20のクロック分岐路22には、それぞれバッファ28−1〜28−nが接続されている。また、データ配線30のデータ分岐路32には、それぞれバッファ38−1〜38−nが接続されている。これらバッファ28−1〜28−nとバッファ38−1〜38−nとは、回路ブロック10−1、10−2、・・・、10−n間のSKEWを補償するために接続される。
バッファ28−1〜28−nは、各クロック分岐路22ごとに、接続される数が異なる。これと同様に、バッファ38−1〜38−nも、各データ分岐路32ごとに、接続される数が異なる。
例えば、クロック主経路21(データ主経路31)に接続されるクロック用バッファ25(データ用バッファ35)がn個の場合、クロック入力端子23(データ入力端子33)に最も近いクロック分岐点24(データ分岐点34)に接続されたクロック分岐路22(データ分岐路32)にはn−1個のバッファ28−1(バッファ38−1)が接続される。
続いて、次に近いクロック分岐点24(データ分岐点34)に接続されたクロック分岐路22(データ分岐路32)には、n−2個のバッファ28−2(バッファ38−2)が接続される。
以降、クロック入力端子23(データ入力端子33)から順次遠くなるにしたがって、各クロック分岐路22(データ分岐路32)の有するバッファ28(バッファ38)の数は1ずつ減った数となる。
そして、最も遠いクロック分岐点24(データ分岐点34)に接続されたクロック分岐路22(データ分岐路32)には0個のバッファ28(バッファ38)が接続される。すなわち、このクロック分岐路22(データ分岐路32)にはバッファ28(バッファ38)は接続されない。
なお、図7では、説明の便宜上、バッファ28−n(バッファ38−n)の図記号を記載するとともに、そのバッファ28−n(バッファ38−n)は0個であることを示す「×0」を記載してある。
また、本実施形態におけるクロック返送路26,返送路用バッファ27,DLL60の構成及び機能は、第二実施形態におけるクロック返送路26,返送路用バッファ27,DLL60の構成及び機能と同様である。
以上説明した構成を有する本実施形態の半導体デバイスによれば、クロック分岐路及びデータ分岐路に、クロックとデータ間のSKEWを補償するバッファを挿入する構成としたため、チップ全体に分配されたクロックとデータ間のSKEWを抑制することができる。
以上、本発明の半導体デバイスの好ましい実施形態について説明したが、本発明に係る半導体デバイスは上述した実施形態にのみ限定されるものではなく、本発明の範囲で種々の変更実施が可能であることは言うまでもない。
例えば、上述した実施形態では、クロック主経路又はデータ主経路を直線で示したが、半導体デバイス上では、それらクロック主経路又はデータ主経路は直線で配置することに限るものではなく、直角などに曲がった部分を含むこともできる。
なお、本発明の半導体デバイスは、第一実施形態,第二実施形態及び第三実施形態のそれぞれにおける半導体デバイスを任意に組み合わせたものであってもよい。
本発明は、半導体デバイスに搭載されるデジタル回路に関する発明であるため、デジタル回路又は半導体デバイスに関する技術分野に利用可能である。
本発明の第一実施形態にかかる半導体デバイスに搭載されたデジタル回路の構成を示す回路図である。 バッファの構成例を示す回路図であって、(a)は、シングル簡略型遅延回路の回路図、(b)はシングル型遅延回路の回路図、(c)は差動型遅延回路の回路図をそれぞれ示す。 図1に示したデジタル回路におけるクロックの入力、出力、クロック配線における消費電流の各波形を示す波形図である。 図1に示したデジタル回路におけるクロック及びデータの入力と、クロック及びデータの出力の各波形を示す波形図である。 本発明の第二実施形態にかかる半導体デバイスに搭載されたデジタル回路の構成を示す回路図である。 図5に示したデジタル回路におけるクロックの入力、出力、クロック配線における消費電流の各波形を示す波形図である。 本発明の第三実施形態にかかる半導体デバイスに搭載されたデジタル回路の構成を示す回路図である。 従来のクロック分配方式の一般的な回路イメージを示す回路図である。 従来の半導体デバイスにおけるクロック分配方式の一般的なレイアウトの例を示す回路図である。 図9に示したクロック分配方式におけるクロックの入力、出力、クロック配線における消費電流の各波形を示す波形図である。
符号の説明
1a,1b,1c デジタル回路(半導体デバイス)
10−1〜10−n 回路ブロック
20 クロック配線
21 クロック主経路
22 クロック分岐路
23 クロック入力端子
24 クロック分岐点
25 クロック用バッファ
26 クロック返送路
27 返送路用バッファ
28 分岐路用バッファ
30 データ配線
31 データ主経路
32 データ分岐路
33 データ入力端子
34 データ分岐点
35 データ用バッファ
36 データ返送路
37 返送路用バッファ
38 分岐路用バッファ
40 バイアス配線(制御信号配線)
50 データ保持回路
60 DLL(遅延ロックループ回路)

Claims (5)

  1. 一又は二以上の回路ブロックと、これら回路ブロックのそれぞれに対してクロックを分配するクロック配線と、前記一又は二以上の回路ブロックのそれぞれに対してデータを分配するデータ配線とを備えた半導体デバイスであって、
    前記クロック配線は、前記クロックに所定の遅延量を与えるクロック用バッファを有し、
    前記データ配線は、前記データに所定の遅延量を与えるデータ用バッファを有し、
    前記半導体デバイスは、
    前記クロック用バッファの各段と前記データ用バッファの各段に対して、同一の伝播遅延時間を与えるための遅延時間制御信号を送る制御信号配線を備えた
    ことを特徴とする半導体デバイス。
  2. 前記クロック配線は、前記クロックを伝送するクロック主経路と、各前記回路ブロックごとに前記クロック主経路との間を接続して、前記クロック主経路から前記回路ブロックへ前記クロックを送るクロック分岐路を備え、
    前記クロック主経路は、前記クロック分岐路が分岐するクロック分岐点を有し、
    前記クロック用バッファは、前記クロック主経路における前記クロック分岐点の各間に接続され、
    前記データ配線は、前記データを伝送するデータ主経路と、各前記回路ブロックごとに前記データ主経路との間を接続して、前記データ主経路から前記回路ブロックへ前記データを送るデータ分岐路を備え、
    前記データ主経路は、前記データ分岐路が分岐するデータ分岐点を有し、
    前記データ用バッファは、前記データ主経路における前記データ分岐点の各間に接続された
    ことを特徴とする請求項1記載の半導体デバイス。
  3. 前記クロック分岐路は、クロック分岐路用バッファを備え、
    前記データ分岐路は、データ分岐路用バッファを備え、
    前記制御信号配線は、前記クロック分岐路により伝播されるクロックの伝播遅延時間と前記データ分岐路により伝播されるデータの伝播遅延時間とが同一となるように前記クロック分岐路用バッファ及び前記データ分岐路用バッファに対して遅延時間制御信号を与える
    ことを特徴とする請求項2記載の半導体デバイス。
  4. 前記クロック配線は、クロック主経路により伝播されたクロックを返送するクロック返送路を備え、
    前記半導体デバイスは、前記クロック主経路に入力されたクロックと前記クロック返送路から出力されたクロックとを入力して前記遅延時間制御信号を生成し前記制御信号配線へ送る遅延ロックループ回路を備えた
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の半導体デバイス。
  5. 前記クロック返送路は、返送路用バッファを備え、
    前記制御信号配線は、前記クロック主経路により伝播されるクロックの伝播遅延時間と前記クロック返送路により伝播されるクロックの伝播遅延時間とが同一となるように前記クロック用バッファ及び前記返送路用バッファに対して遅延時間制御信号を与える
    ことを特徴とする請求項4記載の半導体デバイス。
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