JP2007025650A - カメラの自動焦点調節装置及びその方法 - Google Patents

カメラの自動焦点調節装置及びその方法 Download PDF

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Abstract

【課題】自動焦点調節にかかる時間を減らすことができるカメラの自動焦点調節装置及びその方法を提供する。
【解決手段】自動焦点調節装置は、光信号が入射されるレンズ部と、レンズ部に入射された光信号を入力され、電気的信号に変換した後、デジタル化した画像データを出力するイメージセンサ及びISP部と、イメージセンサ及びISP部から画像データを入力され、所定のイメージ成分を抽出した後、ピクチャの中央領域をN(Nは2以上の正整数を表す)例えば5個の領域501〜505に分け、各領域別に所定のイメージ成分値を積分して焦点値を算出し、各領域別に算出された焦点値に応じて、レンズ部の焦点レンズを上下駆動しながら、最大焦点値を算出する自動焦点デジタル信号処理機と、レンズ部の焦点レンズを駆動させる駆動部とを備える。
【選択図】 図5−a

Description

本発明は、カメラの自動焦点調節装置及びその方法に関する。
最近、情報化社会は急速な発達を遂げつつあり、それにより、単に、音声のみを伝達する携帯通信端末のみならず、様々な機能が加えられた複合携帯通信端末の開発が望まれている。
したがって、マルチメディア時代に合わせて、画像送受信機能と音声送受信機能を併せ持つ携帯用複合携帯通信端末が具現されており、このような複合携帯通信端末としては、使用者が携帯する携帯通信端末(いわゆる携帯電話)に、デジタルカメラ機能を具現しておいたカメラ付き携帯電話がある。
これにより、使用者は、急にある場面や業務上必要な被写体を撮影したいときに、このカメラ付き携帯電話を用いて、所望の場面を撮影して携帯電話の内部に保存することができるようになる。
また、撮影した画像を携帯通信端末から無線で他の携帯通信端末に伝送することができ、パソコンと連結して、パソコンの画面に出力しまたはパソコンに保存することができる。
また、最近になって、テレビ番組を受信し、これを出力可能な携帯通信端末(いわゆるテレビ電話)、インターネットに連結し、インターネット情報をダウンロード可能な携帯通信端末、及び動画像を表示可能な携帯通信端末が開発され、またこれらの機能を全て行うことができる次世代の携帯通信端末(IMT−2000)が開発されている。
一般のカメラ付き携帯電話は、画像を撮影するカメラモジュールと、使用者の音声及び画像のいずれかを伝送する送信モジュールと、相手通話の音声及び画像のいずれかを受信する受信モジュールとで構成されている。
ここで、カメラモジュールは、レンズサブシステムと画像処理サブシステムを有している。
レンズサブシステムは、ズームレンズと焦点レンズで構成されたレンズ部と、レンズ部のズームレンズまたは焦点レンズを駆動するためのアクチュエータと、アクチュエータドライバとを有している。
また、画像処理サブシステムは、イメージセンサと、画像信号処理(ISP:Image Signal Process)部と、自動焦点デジタル信号処理機(DSP)とを有している。
また、レンズサブシステムは、外部の撮影場面に焦点を合わせ、その外部の撮影場面から範囲が定められた特定の領域に入射する光(光源)がイメージセンサに入射されるように構成される。
このようにすると、画像処理サブシステムのイメージセンサは、特定の吸収期間の間、光源が入射することにより電荷が蓄積されるフォトセルからなり、蓄積された電荷をデジタル値(ピクセル値)に変換して出力する。
また、画像処理サブシステムのISP部は、獲得したピクセルに対するデジタル値を圧縮、スケールイメージエンハンスメントのような画像処理を行い、携帯電話本体に伝送する。
この際、レンズサブシステムは、鮮明なイメージ撮影のために、レンズのフォーカス調整作業を行う。このときに用いる装置としては、一般のフィルムカメラやデジタルカメラにある自動焦点調節装置をそのまま使用している。以下、この自動焦点調節装置について簡単に説明する。
一般に、フィルムカメラやデジタルカメラの自動焦点調節装置は、撮影しようとする被写体に向けて構図を設定した後、リリースボタンのみを作動すれば、自動的に焦点を合わせて撮影が行われるようにする装置である。
このような自動焦点調節装置は、アクティブ方式とパッシブ方式に大別される。
アクティブ方式は、カメラが自ら赤外線や超音波などを発射した後、被写体に反射されて入射する光や波動を感知し、被写体との距離を測定する方式である。
パッシブ方式は、光を発光する発光部を別に設けておらず、自然的な照明下で被写体から出る光をレンズ部から入力され、入力された被写体の明暗差を用いて、被写体の距離を判断する方式である。
すなわち、パッシブ方式は、イメージセンサから出る画像信号のうち、輝度信号が高域通過フィルタを通って得られたコントラストに比例する高域周波数信号をフレーム毎に検出し、この際に得られたコントラストを前フレームのコントラストと比較し、コントラストが大きくなる方向に焦点レンズを動かし、最もコントラストが大きい地点において焦点レンズの回転運動を停止させることにより、自動的に焦点を調節する方式である。
一般に、オートフォーカスカメラモジュールは、普通、携帯電話にCCD(電荷結合素子)またはCMOS(相補型MOS)センサから入手された画像をISP処理した後、高域通過フィルタ(HPF)を通して得られたエネルギーによって算出された焦点値を、ピクチャ単位で抽出して中央処理装置(CPU)に伝達し、この際、CPUは、算出された焦点値に基づいて焦点レンズの移動方向及び距離を判断し、アクチュエータドライバに命令をし、これにより、アクチュエータが駆動され、レンズが移動すると共に自動的に焦点が合わせられるようになる。
図1は、ピクチャ100内のウィンドウ101領域を示す図である。図1に示すように、通常、ウィンドウ101領域として画面の中央部を指定するが、これは、写真を撮影する使用者の殆どが、画面の中央部に関心を持つからである。
また、自動焦点デジタル信号処理機からウィンドウ101の開始位置の終了位置を伝送され、ピクチャ100内のウィンドウ101領域を設定し、前記設定されたウィンドウ101領域の高域通過フィルタ出力値は、積分器で累算される。
このように累算された焦点値は、カメラモジュールにおいて焦点を調節する基準となる。通常、静止画像の場合、レンズを動かして焦点を合わせるが、この際、同じ画像であっても、正しく焦点が合うと高い焦点値が得られ、焦点が合わないと低い焦点値が得られる。カメラの焦点は、使用者の殆どが関心を持つ中央に基準を置いて調整する。
前記焦点値を求めるアルゴリズムは、自動焦点デジタル信号処理機内のCPUで実行され、前記CPUは、レンズをいずれの方向に移動させるかを判断し、アクチュエータドライバによってアクチュエータを駆動させる。
図2は、レンズ移動距離に応じた焦点値を示すグラフである。
図2に示すように、カメラに同じイメージが入力されても、焦点が合わないと、A地点のように焦点値が低く出る。その場合は、B地点から、レンズの移動方向を決定し、焦点値が高いC方向にレンズを移動させ、前記C方向に続けてレンズを移動させると共に、最大焦点値を有するE地点を通ると、さらにレンズを反対方向であるD方向に移動させ、E地点においてレンズを固定させることにより、最大焦点値を求める。
従来は、ピクチャ単位で前記焦点値を算出したが、これは、使用者が関心を持つウインドウ部分のエッジ成分を全て足した値がピクチャ単位で出力されるからである。
したがって、従来、最大焦点値を求めるプロセスは、ピクチャの焦点値をそれぞれ算出した後、算出された焦点値に応じて方向を決定し、その方向にレンズを移動させる過程を繰り返すようになる。
これにより、時間当たりピクチャが表示される速度を意味するフレームレートが速ければ速いほど、自動焦点調節時間が短くなる。
また、従来のカムコーダやデジタルカメラに用いられるイメージセンサとしては、CCDまたはCMOSセンサが挙げられる。
ここで、CCDイメージセンサは、シリコンのウエハ上に複数個の超小型金属電極を設けたものであり、複数個の光ダイオードで構成されており、これらの光ダイオードに光が加えられると、光学的エネルギーが電気に変換され、各画素毎のフォトダイオードで生成した電荷が、垂直伝達CCD及び水平伝達CCDから、高電位差を用いて増幅器に伝達されるので、電力消耗は大きいが、雑音に強く、均一に増幅される特性がある。
これに対して、CMOSイメージセンサは、各画素毎にフォトダイオード及び増幅器を設けたものであり、CCDイメージセンサよりも電力消耗が小さく、大きさが小さく、小型化に有利であるが、画質に劣るという短所があった。
したがって、従来のカムコーダやデジタルカメラには、雑音に強く、画質が良好なCCDイメージセンサが多く用いられており、前記CCDイメージセンサは、VGA(640×480)、SD(720×480)級において1秒当たり50〜60枚のピクチャが表示される高いフレームレートを有しており、相当に短時間内に最大焦点値が得られる。
しかしながら、最近、CMOSイメージセンサの画質が改善されたことにより、電力消耗が小さく、小型化に有利なCMOSイメージセンサが、携帯電話、スマートフォン、PDAなどに多く用いられるようになり、そのため、最大焦点値を求める時間、すなわち、自動焦点調節時間が増えるという問題点が発生している。
言い換えれば、CMOSイメージセンサのフレームレートは、1秒当たりに30枚程度と極めて低く、使用者が益々高解像度の画質を要求することにより、前記CMOSイメージセンサのフレームレートは、さらに低くなり、自動焦点調節時間が相当に増えるという問題点があった。
本発明は、上述の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、ピクチャの中央領域またはウィンドウ設定領域をN(Nは2以上の正整数を表す)個の領域に分け、各領域別に自動焦点を調節することにより、自動焦点調節にかかる時間を減らすことができるカメラの自動焦点調節装置及びその方法を提供することにある。
上述の目的を達成するために本発明の一態様に係るカメラの自動焦点調節装置は、光信号が入射されるレンズ部と、前記レンズ部に入射された光信号を入力され、電気的信号に変換した後、デジタル化した画像データを出力するイメージセンサ及びISP部と、前記イメージセンサ及びISP部から画像データを入力され、所定のイメージ成分を抽出した後、ピクチャの中央領域をN(Nは2以上の正整数を表す(特に断らない限り、以下同様である))個の領域に分け、各領域別に前記所定のイメージ成分値を積分して焦点値を算出し、前記各領域別に算出された焦点値に応じて、前記レンズ部の焦点レンズを上下駆動しながら、最大焦点値を算出する自動焦点デジタル信号処理機と、前記レンズ部の焦点レンズを駆動させる駆動部を備える。
また、本発明の別の態様において、前記N個の領域はそれぞれ、前記所定のイメージ成分を抽出し、抽出された前記所定のイメージ成分を積分する抽出及び積分ライン領域と、前記所定のイメージ成分の積分値に応じて、焦点値を算出するアルゴリズム動作ライン領域と、前記算出された焦点値に応じて、レンズ部の焦点レンズを上下駆動させるレンズ駆動ライン領域とを含む。
また、本発明の別の態様において、前記抽出及び積分ライン領域は、8の倍数個のラインで構成される。
また、本発明の別の態様において、前記自動焦点デジタル信号処理機は、前記イメージセンサ及びISP部から画像データを入力され、前記所定のイメージ成分を抽出した後、ピクチャの中央領域を前記N個の領域に分け、各領域別に所定のイメージ成分値を積分し、焦点値を算出する光検出モジュールと、前記光検出モジュールから焦点値を入力され、前記焦点値に応じて、レンズ部の焦点レンズを上下駆動しながら最大焦点値を算出し、自動焦点アルゴリズムを行う中央処理装置を備える。
また、本発明の別の態様において、前記光検出モジュールは、前記イメージセンサ及びISP部から画像データを入力され、前記所定のイメージ成分を抽出する高域通過フィルタと、前記高域通過フィルタから抽出された前記所定のイメージ成分を入力され、前記ピクチャの中央領域をN個の領域に分け、各領域別に所定のイメージ成分を積分して出力する積分器と、前記積分器に、設定されたピクチャの中央領域の開始番地と終了番地を伝送する中央領域設定部を備える。
また、本発明の別の態様において、前記所定のイメージ成分は、エッジ成分である。
また、本発明の別の態様において、前記所定のイメージ成分は、Y成分である。
また、本発明の別の態様において、前記所定のイメージ成分は、最大値を有するY成分である。
また、本発明の別の態様において、前記ピクチャの中央領域は、ウィンドウ領域である。
また、本発明の別の態様において、前記イメージセンサは、CMOSイメージセンサである。
また、本発明の一態様に係る自動焦点調節方法は、イメージセンサ及びISP部により、レンズ部から入射された光信号を入力され、電気的信号に変換した後、デジタル化した画像データを出力する画像データ出力ステップと、前記イメージセンサ及びISP部から出力された画像データを自動焦点デジタル信号処理機により入力され、所定のイメージ成分を抽出した後、ピクチャの中央領域をN個の領域に分け、各領域別に前記所定のイメージ成分値を積分して焦点値を算出する焦点値算出ステップと、前記焦点値算出ステップにおいて算出された焦点値に応じて、前記自動焦点デジタル信号処理機が、前記レンズ部の焦点レンズを上下駆動しながら、最大焦点値を算出する最大焦点値出力ステップを含む。
また、本発明の別の態様において、前記焦点値算出ステップ及び最大焦点値出力ステップは、前記N個のそれぞれの領域を構成している複数のラインにおいて実行される。
また、本発明の別の態様において、前記焦点値算出ステップは、前記自動焦点デジタル信号処理機の光検出モジュールにより、前記イメージセンサ及びISP部から画像データを入力され、所定のイメージ成分を抽出する所定のイメージ成分抽出ステップと、ピクチャの中央領域をN個の領域に分け、各領域の開始番地と終了番地を伝送する中央領域設定ステップと、前記光検出モジュールにより設定されたN個の領域に対して、各領域別に所定のイメージ成分値を積分して焦点値を算出する所定のイメージ成分積分ステップと、を含むことを特徴とする。
また、本発明の別の態様において、前記所定のイメージ成分抽出ステップ及び積分ステップにおいて、前記所定のイメージ成分の抽出及び積分は、8の倍数個のライン別に行われる。
また、本発明の別の態様において、前記所定のイメージ成分は、エッジ成分を用いる。
また、本発明の別の態様において、前記所定のイメージ成分は、Y成分を用いる。
また、本発明の別の態様において、前記所定のイメージ成分は、最大値を有するY成分を用いる。
また、本発明の別の態様において、前記ピクチャの中央領域は、ウィンドウ領域に設定される。
また、本発明の別の態様において、前記イメージセンサは、CMOSイメージセンサを用いる。
本発明によれば、ピクチャの中央領域またはウィンドウ設定領域をN個の領域に分け、各領域別に自動焦点を調節することにより、自動焦点調節時間を減らすことができるという利点がある。
特に、最近、CMOSイメージセンサの改善した画質により、電力消耗が小さく、小型化に有利なCMOSイメージセンサが、携帯電話、スマートフォン、PDAなどに多く用いられている現状において、本発明は、CMOSイメージセンサの低いフレームレートのために自動焦点調節時間が遅くなるという問題点を一度に解決することができるという点において、従来の技術よりも顕著な効果がある。
以下、本発明の好ましい実施の形態を、添付図面に基づき詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
<第1の実施の形態>
図3は、本発明に係る自動焦点調節装置300を示す構成図である。
図3に示すように、本発明に係る自動焦点調節装置300は、光信号が入射されるレンズ部301と、前記レンズ部301に入射された光信号を入力され、電気的信号に変換した後、デジタル化した画像データを出力するイメージセンサ及びISP部302と、前記イメージセンサ及びISP部302から画像データを入力され、所定のイメージ成分を抽出した後、ピクチャの中央領域をN個の領域に分け、各領域別に前記所定のイメージ成分値を積分して焦点値を算出し、前記各領域別に算出された焦点値に応じて、前記レンズ部301の焦点レンズを上下駆動しながら、最大焦点値を算出する自動焦点デジタル信号処理機303と、前記レンズ部301の焦点レンズを駆動させるアクチュエータ304bと、前記アクチュエータ304bを駆動させるアクチュエータドライバ304aとからなる駆動部とで構成されている。
前記レンズ部301は、ズームレンズおよび焦点レンズで構成されている。ズームレンズは、画像を拡大するレンズであり、焦点レンズは、画像の焦点を合わせるレンズである。
前記イメージセンサ及びISP部302は、イメージセンサとISP部で構成されている。このイメージセンサとしては、光学信号を電気信号に変換するCCDイメージセンサまたはCMOSイメージセンサが用いられるが、本発明では、自動焦点調節時間を短縮させるという目的があるので、CMOSイメージセンサが用いられるカメラモジュールを用いることがさらに好ましい。
また、ISP部は、人間の視覚に合わせてイメージデータを変換するように、自動ホワイトバランス、オートエクスポージャー(自動露出)、γ補正などで信号処理を行って画質を改善し、改善された画質のイメージデータを出力する役割をする。
また、CCDイメージセンサまたはCMOSイメージセンサは、その種類が多様であるので、各メーカにより、ISP部のためのインターフェース及び特性も異なる。このため、ISP部はイメージセンサの種類により異なったものが作製される。
ここで、ISP部は、カラーフィルタアレイの補間、カラーマトリクス、色補正、カラーエンハンスメントなどの画像処理を経る。
また、画像処理されたデータは、CCIR656またはCCIR601フォーマット(YUV space)に変換した後、携帯電話ホスト305からマスタークロックを受け、垂直同期信号、水平同期信号、ピクセルクロック信号と共に、Y/Cb/CrまたはR/G/Bとしてデータを出力するようになる。
図4−aは、図3の自動焦点デジタル信号処理機を示す構成図であり、図4−bは、本発明の第1の実施の形態に係る光検出モジュールを示す内部ブロック図である。
前記自動焦点デジタル信号処理機303は、図4−aに示すように、前記イメージセンサ及びISP部302から画像データを入力され、所定のイメージ成分を抽出した後、ピクチャの中央領域をN個の領域に分け、各領域別に所定のイメージ成分値を積分し、焦点値を算出する光検出モジュール401と、前記光検出モジュール401から焦点値を入力され、前記焦点値に応じて、レンズ部301の焦点レンズを上下駆動しながら最大焦点値を算出し、自動焦点アルゴリズムを行う中央処理装置402と、で構成されている。
また、前記光検出モジュール401は、図4−bに示すように、前記イメージセンサ及びISP部302から画像データを入力され、所定のイメージ成分を抽出する高域通過フィルタ401aと、前記高域通過フィルタ401aから抽出された前記所定のイメージ成分を入力され、ピクチャの中央領域を前記N個の領域に分け、各領域別に所定のイメージ成分を積分して出力する積分器401bと、前記積分器401bに、設定されたピクチャの中央領域の開始番地と終了番地を伝送する中央領域設定部401cとで構成されている。
イメージセンサ及びISP部302から伝送されるイメージデータは、前記自動焦点デジタル信号処理機303に入力された後、前記高域通過フィルタ401aを通過させると、イメージの所定の成分のみが抽出される。この際、抽出されるイメージの所定の成分には、エッジ成分、Y成分、最大値を有するY成分がある。
また、中央領域設定部401cにおいて、ピクチャ内の中央領域の開始位置及び終了位置を伝送すると、高域通過フィルタ401aで抽出された成分値を積分器401bにおいて累算するようになる。このように累算された焦点値は、カメラモジュールにおいて焦点を調節する基準データとなる。
通常、静止画像の場合、レンズ301を移動して焦点を合わせるが、同一の画像であっても、焦点が合う場合は、高い焦点値が、焦点が合わない場合は、低い焦点値が得られる。これにより、最大焦点値を求めるためには、アクチュエータドライバ304aでアクチュエータ304bを動かしてレンズ301を移動させながら、焦点値が最も大きい箇所を見付けなければならない。
このように焦点値を求めるアルゴリズムは、中央処理装置402で実行される。この際、中央処理装置402は、レンズ301をいずれの方向に移動させるかを判断し、アクチュエータドライバ304aとアクチュエータ304bで構成される駆動部304を制御するようになる。
また、図5−a及び図5−bは、本発明の第1の実施の形態に係るVGA(640×480)級ピクチャ500、及び前記ピクチャ内の中央領域のN個の領域中の1領域501を示す図である。
図5−aに示すように、ピクチャの中央領域をN個の領域(ここでは、5つの領域)501〜505に分け、各領域別にそれぞれの焦点値を持たせる。
前記ピクチャの中央領域とは、前記ピクチャの中央ラインを基準にして上位領域と下位領域に分けるとき、前記ピクチャの中央ラインから始まり、前記上位領域の1/2となるラインにおいて終わる領域と、前記ピクチャの中央ラインから始まり、前記下位領域の1/2となるラインにおいて終わる領域とが合わせられた領域を意味する。
また、図5−bに示すように、前記N個の領域のそれぞれ501は、エッジ、Y、最大値を有するY成分を抽出し、抽出された前記成分を積分する抽出及び積分ライン領域501aと、前記成分の積分値に応じて焦点値を算出するアルゴリズム動作ライン領域501bと、前記算出された焦点値に応じて、レンズ部の焦点レンズを上下駆動させるレンズ駆動ライン領域501cとで構成されている。
この際、エッジ、Y、最大値を有するY成分をそれぞれ抽出し、抽出された前記成分を積分する抽出及び積分ライン領域501aが、8の倍数個のラインで構成される。その理由は、以下のとおりである。
自動焦点調節装置付きカメラモジュールには、イメージセンサ及びISP部から入力された画像データを圧縮する圧縮モジュール(図示せず)が設けられているが、前記圧縮モジュールは、入力された画像データを一定の数の画素からなる単位領域に対応して、縦横8×8の単位領域にブロック化し、前記ブロック化した画像データを出力し、前記ブロック化した画像データを離散コサイン変換(DCT)を用いて周波数変換し、各ブロックに対応する周波数成分を出力する。したがって、縦横8×8単位のブロックは、入力された画像データを符号化する基本単位となるので、エッジ、Y、最大値を有するY成分をそれぞれ抽出し、抽出された前記成分を積分する抽出及び積分ライン領域501aは、8の倍数個のラインで構成されることが好ましい。
前記図5−aと図5−bに示すように、本発明では、1ピクチャをN個の領域に分け、各領域別に焦点値を算出し、前記算出された焦点値に応じてレンズを移動させることにより、最大焦点値を探索するため、1ピクチャ当たりN番のレンズの移動が発生することが分かる。これにより、フレームレートが相当に低いCMOSイメージセンサを用いるカメラモジュールでも、相当に高速の自動焦点調節時間を期待することができる。
また、図6−aは、本発明に係るピクチャの同期信号として用いられる信号を示す図であり、図6−aに示すように、ピクチャの同期信号として用いられる信号は、ピクチャの開始を知らせる垂直同期信号S1と、ピクチャ内に存在するラインのイメージの活性化状態を知らせる水平同期信号S2と、各画素データの同期化を示すピクセルクロック信号(図示せず)とで構成されている。
また、図6−bは、本発明に係るN個の領域中の1領域に対する自動焦点調節時間を示す図である。
図6−bに示すように、N個の領域中の1領域に対して、前記N個の領域中の1領域に該当する垂直同期信号S1と水平同期信号S2’が印加されると、前記N個の領域中の1領域に対する自動焦点調節時間Tは、T1、T2、T3の和として表われる。ここで、T1は、エッジ、Y、最大値を有するY成分をそれぞれ抽出し、抽出された前記成分を積分する時間、T2は、前記成分の積分値に応じて、自動焦点デジタル信号処理機でアルゴリズムを行って焦点を算出する時間、T3は、前記算出された焦点値に応じて、レンズ部の焦点レンズを上下駆動させる時間を意味する。
したがって、前記ピクチャの121〜136ラインでは、エッジ、Y、最大値を有するY成分をそれぞれ抽出し、抽出された前記成分を積分し、136〜137ラインでは、前記成分の積分値に応じてアルゴリズムを実行して焦点値を算出し、138〜168ラインでは、前記算出された焦点値に応じて、レンズ部の焦点レンズを駆動させるようになる。
また、図8−aは、本発明の第1の実施の形態に係るカメラの自動焦点調節方法のフローチャートであり、図8−aに示すように、本発明の第1の実施の形態に係るカメラの自動焦点調節方法は、5ステップに分けられる。
先ず、イメージセンサ及びISP部が、光信号をデジタル信号に変換して出力する(S801a)。
その後、自動焦点デジタル信号処理機が、画像データ中の所定のイメージ(エッジ、Y、最大値を有するY)成分を抽出する(S801b)。
その後、自動焦点デジタル信号処理機が、ピクチャの中央領域をN個の領域に分け、各領域の開始番地と終了番地を伝送する(S801c)。
その後、自動焦点デジタル信号処理機が、各領域別に所定のイメージ(エッジ、Y、最大値を有するY)成分値を積分して焦点値を算出する(S801d)。
最後に、自動焦点デジタル信号処理機が、レンズを移動させながら最大焦点値を算出する(S801e)。
<第2の実施の形態>
本発明の第2の実施の形態に係るカメラの自動焦点調節装置の構成図は、第1の実施の形態における図3、図4−a、図4−bとほぼ同様である。但し、第2の実施の形態は、第1の実施の形態とは異なり、ピクチャ内のウィンドウ設定領域をN個の領域に分け、各領域別に所定のイメージ成分値を積分して焦点値を算出し、前記各領域別に算出された焦点値に応じて、レンズ部301の焦点レンズを上下駆動しながら最大焦点値を算出するので、自動焦点デジタル信号処理機303を構成する光検出モジュール401の構成が、第1の実施の形態と多少異なる。
すなわち、図4−cが、本発明の第2の実施の形態に係る光検出モジュール401を示すものであって、第2の実施の形態に係る光検出モジュール401は、図4−cに示すように、前記イメージセンサ及びISP部302から画像データを入力され、所定のイメージ成分を抽出する高域通過フィルタ401dと、前記高域通過フィルタ401dから抽出された前記所定のイメージ成分を入力され、ウィンドウ設定領域をN個の領域に分け、各領域別に所定のイメージ成分を積分して出力する積分器401eと、前記積分器401eに、設定されたウィンドウ領域の開始番地と終了番地を伝送するウィンドウ領域設定部401fと、で構成されている。
したがって、ウィンドウ領域設定部401fからウィンドウ領域の開始位置と終了位置を伝送すると、高域通過フィルタ401dで抽出された成分値を積分器401eで累算するようになる。
また、図7−a及び図7−bは、本発明の第2の実施の形態に係るVGA(640×480)級ピクチャ700、及び前記ウィンドウ領域700aのN個の領域中の1領域701を示す図である。
図7−aに示すように、ウィンドウ領域701aをN個の領域(ここでは、5つの領域)701〜705に分け、各領域別にそれぞれの焦点値を持たせる。
前記ウィンドウ領域とは、写真を撮影する使用者の殆どが関心を置く部分であり、通常、画面の中央部をウィンドウ領域701aに指定するようになる。
また、図7−bに示すように、前記N個の領域のそれぞれ701は、エッジ、Y、最大値を有するY成分を抽出し、抽出された前記成分を積分する抽出及び積分ライン領域701aと、前記成分の積分値に応じて焦点値を算出するアルゴリズム動作ライン領域701bと、前記算出された焦点値に応じて、レンズ部の焦点レンズを上下駆動させるレンズ駆動ライン領域701cと、で構成されている。
この際、エッジ、Y、最大値を有するY成分を抽出し、抽出された前記成分を積分する抽出及び積分ライン領域701aが、第1の実施の形態と同様に、8の倍数個のラインで構成される。
第1の実施の形態と同様に、本発明の第2の実施の形態においても、1ピクチャ内のウィンドウ設定領域をN個の領域に分け、各領域別に焦点値を算出し、前記算出された焦点値に応じてレンズを移動させ、最大焦点値を探索するので、1ピクチャ当たりN番のレンズの移動が発生することがわかる。これにより、フレームレートが相当に低いCMOSイメージセンサを用いるカメラモジュールでも、相当に高速の自動焦点調節時間を期待することができる。
また、本発明の第2の実施の形態に係るピクチャの同期信号と、ウィンドウ領域のN個の領域中の1領域に対する自動焦点調節時間Tも、前記第1の実施の形態における図6−a及び図6−bの内容と同一である。但し、ウィンドウ領域のN個の領域中の1領域を構成するイメージ画素の数が、ピクチャ内の中央領域中の1領域を構成するイメージ画素の数よりも少ないので、第2の実施の形態が第1の実施の形態よりも自動焦点調節時間が短縮され得る。
また、図8−bは、本発明の第2の実施の形態に係るカメラの自動焦点調節方法のフローチャートであり、図8−bに示すように、本発明の第2の実施の形態に係るカメラの自動焦点調節方法も、5ステップに分けられる。
先ず、イメージセンサ及びISP部が、光信号をデジタル信号に変換して出力する(S802a)。
その後、自動焦点デジタル信号処理機が、画像データ中の所定のイメージ(エッジ、Y、最大値を有するY)成分を抽出する(S802b)。
その後、自動焦点デジタル信号処理機が、ウインドウ設定領域をN個の領域に分け、各領域の開始番地と終了番地を伝送する(S802c)。
その後、自動焦点デジタル信号処理機が、各領域別に所定のイメージ(エッジ、Y、最大値を有するY)成分値を積分して焦点値を算出する(S802d)。
最後に、自動焦点デジタル信号処理機が、レンズを移動させながら最大焦点値を算出する(S802e)。
上述した本発明の好ましい実施の形態は、例示の目的のために開示されたものであり、本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、本発明の技術的思想を逸脱しない範囲内で、様々な置換、変形、及び変更が可能であり、このような置換、変更などは、特許請求の範囲に属するものである。
以上のように、本発明にかかる本発明に係る自動焦点調節装置及びその方法は、例えばセル電話、テレビ電話等の携帯通信端末に有用であり、特に、デジタルカメラ機能を搭載した携帯通信端末に適している。
ピクチャ内のウィンドウ領域を示す図である。 レンズ移動距離に応じた焦点値を示すグラフである。 本発明に係る自動焦点調節装置を示す構成図である。 図3の自動焦点デジタル信号処理機を示す構成図である。 本発明の第1の実施の形態に係る光検出モジュールを示す内部ブロック図である。 本発明の第2の実施の形態に係る光検出モジュールを示す内部ブロック図である。 本発明の第1の実施の形態に係るVGA(640×480)級ピクチャを示す図である。 本発明の第1の実施の形態に係るN個の領域中の1領域を示す図である。 本発明に係るピクチャの同期信号として用いられる信号を示す図である。 本発明に係るN個の領域中の1領域に対する自動焦点調節時間を示す図である。 本発明の第2の実施の形態に係るVGA(640×480)級ピクチャを示す図である。 本発明の第2の実施の形態に係るN個の領域中の1領域を示す図である。 本発明の第1の実施の形態に係るカメラの自動焦点調節方法のフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態に係るカメラの自動焦点調節方法のフローチャートである。
符号の説明
300 ピクチャ
301 レンズ部
302 イメージセンサ及びISP部
303 自動焦点デジタル信号処理機
304 駆動部
304a アクチュエータドライバ
304b アクチュエータ
305 携帯電話ホスト
401 光検出モジュール
401a 第1の実施の形態における高域通過フィルタ
401b 第1の実施の形態における積分器
401c 中央領域設定部
401d 第2の実施の形態における高域通過フィルタ
401e 第2の実施の形態における積分器
401f ウィンドウ領域設定部
402 中央処理装置
500 第1の実施の形態におけるピクチャ
501〜505 第1の実施の形態におけるN個の領域
501a、701a 第1及び第2の実施の形態における抽出及び積分ライン領域
501b、701b 第1及び第2の実施の形態におけるアルゴリズム動作ライン領域
501c、701c 第1及び第2の実施の形態におけるレンズ駆動ライン領域
700 第2の実施の形態におけるピクチャ
700a ウィンドウ領域
701〜705 第2の実施の形態におけるN個の領域
S1 垂直同期信号
S2 水平同期信号
S2’ N個の領域中の1領域に対する水平同期信号

Claims (19)

  1. 光信号が入射されるレンズ部と、
    前記レンズ部に入射された光信号を入力され、電気的信号に変換した後、デジタル化した画像データを出力するイメージセンサ及びISP部と、
    前記イメージセンサ及びISP部から画像データを入力され、所定のイメージ成分を抽出した後、ピクチャの中央領域をN(Nは2以上の正整数を表す)個の領域に分け、各領域別に前記所定のイメージ成分値を積分して焦点値を算出し、前記各領域別に算出された焦点値に応じて、前記レンズ部の焦点レンズを上下駆動しながら、最大焦点値を算出する自動焦点デジタル信号処理機と、
    前記レンズ部の焦点レンズを駆動させる駆動部
    を備えるカメラの自動焦点調節装置。
  2. 前記N個の領域はそれぞれ、
    前記所定のイメージ成分を抽出し、抽出された前記所定のイメージ成分を積分する抽出及び積分ライン領域と、
    前記所定のイメージ成分の積分値に応じて、焦点値を算出するアルゴリズム動作ライン領域と、
    前記算出された焦点値に応じて、レンズ部の焦点レンズを上下駆動させるレンズ駆動ライン領域
    を含むことを特徴とする請求項1に記載のカメラの自動焦点調節装置。
  3. 前記抽出及び積分ライン領域は、8の倍数個のラインで構成されることを特徴とする請求項2に記載のカメラの自動焦点調節装置。
  4. 前記自動焦点デジタル信号処理機は、
    前記イメージセンサ及び画像信号処理部(以下、ISP部)から画像データを入力され、前記所定のイメージ成分を抽出した後、ピクチャの中央領域を前記N個の領域に分け、各領域別に所定のイメージ成分値を積分し、焦点値を算出する光検出モジュールと、
    前記光検出モジュールから焦点値を入力され、前記焦点値に応じて、レンズ部の焦点レンズを上下駆動しながら最大焦点値を算出し、自動焦点アルゴリズムを行う中央処理装置
    を備える請求項1〜3のいずれかに記載のカメラの自動焦点調節装置。
  5. 前記光検出モジュールは、
    前記イメージセンサ及びISP部から画像データを入力され、前記所定のイメージ成分を抽出する高域通過フィルタと、
    前記高域通過フィルタから抽出された前記所定のイメージ成分を入力され、前記ピクチャの中央領域をN個の領域に分け、各領域別に所定のイメージ成分を積分して出力する積分器と、
    前記積分器に、設定されたピクチャの中央領域の開始番地と終了番地を伝送する中央領域設定部
    を備える請求項4に記載のカメラの自動焦点調節装置。
  6. 前記所定のイメージ成分は、エッジ成分であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載のカメラの自動焦点調節装置。
  7. 前記所定のイメージ成分は、Y成分であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載のカメラの自動焦点調節装置。
  8. 前記所定のイメージ成分は、最大値を有するY成分であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載のカメラの自動焦点調節装置。
  9. 前記ピクチャの中央領域は、ウィンドウ領域であることを特徴とする請求項1〜8のいずれか一項に記載のカメラの自動焦点調節装置。
  10. 前記イメージセンサは、CMOSイメージセンサであることを特徴とする請求項1〜9のいずれか一項に記載のカメラの自動焦点調節装置。
  11. イメージセンサ及びISP部により、レンズ部から入射された光信号を入力され、電気的信号に変換した後、デジタル化した画像データを出力する画像データ出力ステップと、
    前記イメージセンサ及びISP部から出力された画像データを自動焦点デジタル信号処理機により入力され、所定のイメージ成分を抽出した後、ピクチャの中央領域をN(N:2以上の正整数を表す)個の領域に分け、各領域別に前記所定のイメージ成分値を積分して焦点値を算出する焦点値算出ステップと、
    前記焦点値算出ステップにおいて算出された焦点値に応じて、前記自動焦点デジタル信号処理機が、前記レンズ部の焦点レンズを上下駆動しながら、最大焦点値を算出する最大焦点値出力ステップ
    を含むカメラの自動焦点調節方法。
  12. 前記焦点値算出ステップ及び最大焦点値出力ステップは、前記N個のそれぞれの領域を構成している複数のラインにおいて行われることを特徴とする請求項11に記載のカメラの自動焦点調節方法。
  13. 前記焦点値算出ステップは、
    前記自動焦点デジタル信号処理機の光検出モジュールにより、前記イメージセンサ及びISP部から画像データを入力され、所定のイメージ成分を抽出する所定のイメージ成分抽出ステップと、
    ピクチャの中央領域をN個の領域に分け、各領域の開始番地と終了番地を伝送する中央領域設定ステップと、
    前記光検出モジュールにより設定された前記N個の領域に対して、各領域別に所定のイメージ成分値を積分して焦点値を算出する所定のイメージ成分積分ステップ
    を含む請求項12に記載のカメラの自動焦点調節方法。
  14. 前記所定のイメージ成分抽出ステップ及び積分ステップにおいて、
    前記所定のイメージ成分の抽出及び積分は、8の倍数個のライン別に行われることを特徴とする請求項13に記載のカメラの自動焦点調節方法。
  15. 前記所定のイメージ成分として、エッジ成分を用いることを特徴とする請求項11〜14のいずれか一項に記載のカメラの自動焦点調節方法。
  16. 前記所定のイメージ成分として、Y成分を用いることを特徴とする請求項11〜14のいずれか一項に記載のカメラの自動焦点調節方法。
  17. 前記所定のイメージ成分として、最大値を有するY成分を用いることを特徴とする請求項11〜14のいずれか一項に記載のカメラの自動焦点調節方法。
  18. 前記ピクチャの中央領域は、ウィンドウ領域に設定されることを特徴とする請求項11〜14のいずれか一項に記載のカメラの自動焦点調節方法。
  19. 前記イメージセンサとして、CMOSイメージセンサを用いることを特徴とする請求項11〜18のいずれか一項に記載のカメラの自動焦点調節方法。
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