JP2007024451A - ジョイントブロック - Google Patents

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Nobuo Ichimura
信雄 市村
Yoshikazu Takamatsu
由和 高松
Hiromi Takasaki
浩美 高崎
Susumu Sato
佐藤  進
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Abstract

【課題】2本の二重管を同時にろう付け可能で且つ小型なジョイントブロックの提供を図る。
【解決手段】2本の二重管23、26とを接続し両二重管の管路を連結および分岐するジョイントブロック41であって、ブロック本体の端面からドリル形成され第1の二重管の外管25を受け入れて接続する第1の外管接続穴45と、第1の外管接続穴45の延長線上にドリル形成され第1の二重管の内管24を受け入れて接続する第1の内管接続穴47と、ブロック本体の端面からドリル形成され第2の二重管の外管28を受け入れて接続する第2の外管接続穴49と、第2の外管接続穴49と延長線上にドリル形成され第2の二重管の内管27を受け入れて接続する第2の内管接続穴51と、を備える。第1の外管接続穴45および内管接続穴47と、第2の外管接続穴49および内管接続穴51と、は、互いに底部側に向けて除々に近接するように傾斜配置されている。
【選択図】図2

Description

二本の二重管を接続して両二重管の管路を連結および分岐するジョイントブロックに関する。
この種のジョイントブロックとしては、特許文献1に開示されるようなものがある。特許文献1に開示されるジョイントブロックは、第1の二重管と第2の二重管と第1の分岐管と第2の分岐管とを接続するもので、第1の二重管の内管と第2の二重管を連通させ、第1の二重管の外管と第1の分岐管とを連通させ、第2の二重管の外管と第2の分岐管とを連通させるものである。
具体的には、ジョイントブロックは、第1の二重管の外管を受け入れて接続する第1の外管接続穴と、第1の外管接続穴の延長線上に設けられ第1の二重管の内管を受け入れて接続する第1の内管接続穴と、第2の二重管の外管を受け入れて接続する第2の外管接続穴と、第2の外管接続穴の延長線上に設けられ第2の二重管の内管を受け入れて接続する第2の内管接続穴と、第1の分岐管を受け入れて接続するとともに第1の外管接続穴に連通している第1の分岐管接続穴と、 第2の分岐管を受け入れて接続するとともに第2の外管接続穴に連通している第2の分岐管接続穴と、第1の内管接続穴および第2の内管接続穴に連通する連通空洞部と、を備えている。
これにより、ブロックジョイント内で、第1の二重管の内管と第2の二重管とが連通し、第1の二重管の外管と第1の分岐管とが連通し、第2の二重管の外管と第2の分岐管とが連通する。
なお、各穴はブロック本体にドリル形成されたものであり、連通空洞部はジョイントブロックの端面からドリル形成された切削穴の開口端を栓で塞いだものである。
特開2004−211917号公報図6、図7
前記従来技術のジョイントブロックでは、2つの二重管を同時にろう付けできるように、第1の外管接続穴および第1の内管接続穴と、第2の外管接続穴および第2の内管接続穴と、の穴の向きが同一で平行に設けられている。そのため、ジョイントブロックの小型化には限界がある。
本発明は、2本の二重管を同時にろう付け可能で且つ小型なジョイントブロックの提供を目的とする。
請求項1記載の発明は、第1の二重管および第2の二重管とを接続し前記両二重管の管路を連結および分岐するジョイントブロックであって、ブロック本体の端面からドリル形成され前記第1の二重管の外管を受け入れて接続する第1の外管接続穴と、前記第1の外管接続穴の延長線上にドリル形成され前記第1の二重管の内管を受け入れて接続する第1の内管接続穴と、前記ブロック本体の端面からドリル形成され前記第2の二重管の外管を受け入れて接続する第2の外管接続穴と、前記第2の外管接続穴と延長線上にドリル形成され前記第2の二重管の内管を受け入れて接続する第2の内管接続穴と、を備え、
前記第1の外管接続穴および前記第1の内管接続穴と、前記第2の外管接続穴および前記第2の内管接続穴と、は、互いに底部側に向けて除々に近接するように傾斜配置されることを特徴とするものである。
請求項2記載の発明は、第1の二重管および第2の二重管とを接続し前記両二重管の管路を連結および分岐するジョイントブロックであって、ブロック本体の端面からドリル形成され前記第1の二重管の外管を受け入れて接続する第1の外管接続穴と、前記第1の外管接続穴の延長線上にドリル形成され前記第1の二重管の内管を受け入れて接続する第1の内管接続穴と、前記ブロック本体の端面からドリル形成され前記第2の二重管の外管を受け入れて接続する第2の外管接続穴と、前記第2の外管接続穴と延長線上にドリル形成され前記第2の二重管の内管を受け入れて接続する第2の内管接続穴と、前記ブロック本体の端面からドリル形成されて前記第1の外管接続穴に連通するとともに前記ブロック本体の端面に開放して、第1の通路を接続可能な第1の分岐穴と、前記ブロック本体にドリル形成されて前記第2の外管接続穴に連通するとともに前記ブロック本体の端面に開放して、前記第2の通路を接続可能な第2の分岐穴と、を備え、
前記第1の外管接続穴および前記第1の内管接続穴と、前記第2の外管接続穴および前記第2の内管接続穴と、は、互いに底部側に向けて除々に近接するように傾斜配置されることで、前記第1の内管接続穴と前記第2の内管接続穴とが連通していることを特徴とするものである。
請求項3記載の発明は、第1の二重管および第2の二重管とを接続し前記両二重管の管路を連結および分岐するジョイントブロックであって、ブロック本体の端面からドリル形成され前記第1の二重管の外管を受け入れて接続する第1の外管接続穴と、前記第1の外管接続穴と延長線上にドリル形成され前記第1の二重管の内管を受け入れて接続する第1の内管接続穴と、前記ブロック本体の端面からドリル形成され前記第2の二重管の外管を受け入れて接続する第2の外管接続穴と、前記第2の外管接続穴と延長線上にドリル形成され前記第2の二重管の内管を受け入れて接続する第2の内管接続穴と、を備え、
前記第1の外管接続穴および前記第1の内管接続穴と、前記第2の外管接続穴および前記第2の内管接続穴と、は、互いに底部側に向けて除々に近接するように傾斜配置され、
前記ブロック本体の端面からドリル形成されて前記第1の内管接続穴および前記第2の内管接続穴に連通するとともに前記ブロック本体の端面に開放して、第1の通路を接続可能な第1の分岐穴と、
前記ブロック本体の端面からドリル形成されて前記第1の外管接続穴およびまたは前記第2の外管接続穴に連通するとともに前記ブロック本体の端面に開放して、第2の通路を接続可能な第2分岐穴と、
を備えることを特徴とするものである。
請求項4記載の発明は、請求項3に記載のジョイントブロックであって、前記第1の外管接続穴および前記第2の外管接続穴は直接連通していることを特徴とするものである。
請求項1記載の発明によれば、第1の外管接続穴および第1の内管接続穴と、第2の外管接続穴および第2の内管接続穴と、が、互いに底部側に向けて除々に近接するように傾斜配置されている。そのため、第1の外管接続穴および第1の内管接続穴と、第2の外管接続穴および第2の内管接続穴と、に沿って、ジョイントブロックを端面を設定することで、従来のほぼ直方体のジョイントブロックに比べて大幅に小型化でき、製造コストを削減できる。
また、第1の外管接続穴および第1の内管接続穴と、第2の外管接続穴および第2の内管接続穴とは、傾斜しているためつまり平行ではないがほぼ同一の方向に開放しているため、2本の二重管を一度にろう付けでできる。
請求項2記載の発明によれば、第1の外管接続穴および第1の内管接続穴と、第2の外管接続穴および第2の内管接続穴と、が、互いに底部側に向けて除々に近接するように傾斜配置されることで、第1の内管接続穴と第2の内管接続穴とが連通している。そのため、第1の外管接続穴および第1の内管接続穴と、第2の外管接続穴および第2の内管接続穴と、に沿って、ジョイントブロックを端面を設定することで、従来のほぼ直方体のジョイントブロックに比べて大幅に小型化でき、製造コストを削減できる。
また、第1の外管接続穴および第1の内管接続穴と、第2の外管接続穴および第2の内管接続穴と、は、傾斜しているためつまり平行ではないがほぼ同一の方向に開放しているため、2本の二重管を一度にろう付けできる。
しかも、請求項2に記載の発明によれば、二つの内管接続穴を連通するための連通通路、つまり、ジョイントブロックの端面からドリル形成した切削穴と、その開口端を閉塞する栓と、がともに不要となる。そのため、さらにジョイントブロックの製造コストを削減できる。
請求項3記載の発明によれば、第1の外管接続穴および第1の内管接続穴と、第2の外管接続穴および第2の内管接続穴と、は、互いに底部側に向けて除々に近接するように傾斜配置されている。そのため、第1の外管接続穴および第1の内管接続穴と、第2の外管接続穴および第2の内管接続穴と、に沿って、ジョイントブロックの端面を設定することで、従来のほぼ直方体のジョイントブロックに比べて大幅に小型化でき、製造コストを削減できる。
また、第1の外管接続穴および第1の内管接続穴と、第2の外管接続穴および第2の内管接続穴とは、傾斜しているためつまり平行ではないがほぼ同一の方向に開放しているため、これらに接続する2本の二重管を一度にろう付けできる。
請求項4に記載の発明によれば、第2の分岐穴を少なくとも一方の外管接続穴に連通させれば良いため、第2の分岐穴の深さが浅くてすみ、つまり第2の分岐穴を切削加工する深さが浅くてすみ、これによりジョイントブロックの製造コストをさらに低減できる。
第1実施形態:図1〜図3を参照しつつ本発明の第1実施形態を説明する。
図1は第1実施形態のジョイントブロックを適用した冷凍サイクルを示す概略図であり、図2は第1実施形態のジョイントブロックの二重管の接続構造を示す断面図であり、図3は第1実施形態のジョイントブロックを示す断面図である。
「冷凍サイクル」
図1に示すように、第1実施形態のジョイントブロックが適用される冷凍サイクル1は、冷媒を圧縮するコンプレッサ11と、圧縮した冷媒を凝縮するコンデンサ12と、凝縮した冷媒を一時蓄えるリキッドタンク13と、凝縮した冷媒の断熱膨脹を行う膨張弁14と、膨脹した冷媒の蒸化を行うエバポレータ15と、を備える。
これらコンプレッサ11と、リキッドタンク13が一体化されたコンデンサ12と、膨張弁14が一体化されたエバポレータ15と、は、金属製の二本の二重管23、26と、二重構造のフレキシブルホース17と、ジョイントブロック41と、によって接続されている。
第1の二重管23(24、25)および第2の二重管26(27、28)およびフレキシブルホース17(18、19)は、それぞれの一端がジョイントブロック41に接続され、このジョイントブロック41によって第1の二重管23の内管24と第2の二重管26の内管27とが連通接続され、第1の二重管23の外管25とフレキシブルホース17の外側ホース19とが連通接続され、フレキシブルホース17の内側ホース18と第2の二重管26の外管28とが連通接続されている。なお、ジョイントブロックの内部構造については図2、図3を参照しつつ後に詳しく説明する。
一方、フレキシブルホース17の他端は、継手16を介してコンプレッサ11に接続されている。これによりフレキシブルホース17の内側ホース18がコンプレッサ11の吐出ポート(図示せぬ)に連通接続され、フレキシブルホース17の外側ホース19がコンプレッサ11の吸入ポート(図示せぬ)に連通接続されている。なお、フレキシブルホースとは樹脂成形または蛇腹成形などにより可撓性を備えた屈伸自在な管をいい、この例では二重フレキシブルホース17の内側ホース18および外側ホース19のいずれも樹脂により可撓性を持たせてある。
また、第1の二重管23(24、25)の他端は、継手22を介してエバポレータ15の膨張弁14に接続されている。これにより第1の二重管23の内管24がエバポレータ15の入口側に接続され、第1の二重管23の外管25がエバポレータ15の出口側に接続されている。
また、第2の二重管26(27、28)の他端は、継手30を介してリキッドタンク13付きのコンデンサ12に接続されている。これにより第2の二重管26の外管28がコンデンサ12の入口側に接続され第2の二重管26の内管27がコンデンサ12の出口側に接続されている。なお、継手16、22、30の構造は、公知の構造(例えば特開2001−235081号公報等)と同等であり、説明を省略する。
このような接続構造により、コンプレッサ11、コンデンサ12、リキッドタンク13、膨張弁14およびエバポレータ15が接続された冷凍サイクル1が構成される。つまり、図1に示すように、コンプレッサ11で圧縮された冷媒は、二重フレキシブルホース17の内側ホース18→ジョイントブロック41→二重管26の外管28と通じてコンデンサ12に流れこみ、凝縮される。凝縮された冷媒は、リキッドタンク13で一時貯留されて気液分離されたのち、液冷媒が二重管26の内管27→ジョイントブロック41→二重管23の内管24を通じて膨張弁14で断熱膨脹される。断熱膨脹された冷媒はエバポレータ15で空気の熱交換を行って空気を冷却して自身は吸熱する。そして、エバポレータ13を流通した冷媒は、二重管23の外管25→ジョイントブロック41→二重フレキシブルホース17の外側ホース19を通じて、再びコンプレッサ11に流入して、にサイクルを循環する。
「ジョイントブロック」
次に第1実施形態のジョイントブロック41の構造を図2、図3を参照しつつ詳しく説明する。
上述の如くジョイントブロック41は、2本の二重管23、26を接続して2本の二重管の各管路を合流または分岐するものであり、ブロック本体43と、これにドリル形成された複数の穴45、47、49、51、53、55と、を備えてなる。
このブロック本体43にドリル加工(切削加工)された穴45、47、49、51、53、55は、具体的には、第1の外管接続穴45と、第1の内管接続穴47と、第2の外管接続穴49と、第2の外管接続穴51と、第1の分岐穴53と、第2の分岐穴55である。
第1の外管接続穴45は、ブロック本体43の端面43eからブロック本体43の内部に向けてドリル形成されたもので、第1の二重管23の外管25を受け入れて接続するものである。この第1の外管接続穴45は、開口端側に大径に形成された大径部45aと、この大径部45aより底部側に形成され大径部45aよりも小径の小径部45bと、を備えている。この第1の外管接続穴45に固定される第1の二重管23の外管25は、その外周面が大径部45bの内周面に密着するとともにその先端面が大径部45aと小径部45bとの段差面46に当接して位置決めされた状態で、ろう付け固定されている。
第1の内管接続穴47は、第1の外管接続穴45の延長線上(この例では同軸上)で且つ第1の外管接続穴45の底部側にドリル形成されたもので、第1の二重管23の内管24を受け入れて接続するものである。この第1の内管接続穴47は、開口端側に大径に形成された大径部47aと、この大径部47aより底部側に形成され且つ大径部47aよりも小径の小径部47bと、を備えている。この第1の内管接続穴47に固定される第1の二重管23の内管24は、その外周面が大径部47の内周面に密着するとともにその先端面が大径部47aと小径部47bとの段差面48に当接して位置決めされた状態で、ろう付け固定されている。なお、第1の内管接続穴の大径部47aよりも第1の外管接続穴の小径部45bのほうが大径に形成されている。
第2の外管接続穴49は、ブロック本体43の端面43dからブロック本体43の内部に向けてドリル形成されたもので、第2の二重管26の外管28を受け入れて接続するものである。この第2の外管接続穴49は、開口端側に大径に形成された大径部49aと、この大径部49aより底部側に形成され大径部49aよりも小径の小径部49bと、を備えるとともに、これら大径部49aと小径部49bとの境界に段差面を50を備えている。この第2の外管接続穴49に固定される第2の二重管の外管28は、その外周面が大径部49aの内周面に密着するとともにその先端面が段差面50に当接した状態で、ろう付け固定されている。
第2の内管接続穴51は、第2の外管接続穴の延長線上(この例では同軸上)で且つ第2の外管接続穴49の底部側にドリル形成されたもので、第2の二重管26の内管27を受け入れて接続するものである。この第1の内管接続穴51は、開口端側に大径に形成された大径部51aと、この大径部51aより底部側に形成され大径部51aよりも小径の小径部51bと、を備えるとともに、これら大径部51aと小径部51bとの境界に形成された段差面52を備えている。この第2の内管接続穴51に固定される第2の二重管の内管27は、その先端面が段差面50に当接して位置決めされるとともに、その外周面が大径部51aの内周面に密着した状態で、ろう付け固定されている。なお、第2の内管接続穴51の大径部51aよりも第2の外管接続穴49の小径部49bのほうが大径に形成されている。
第1の分岐穴53は、ブロック本体43の端面43aから第1の外管接続穴45の底部部分に向けてドリル形成されたもので、第1の外管接続穴45の底部部分に連通するとともにブロック本体43の端面43aに開放して、第1の分岐管38(第1の通路)が接続可能なものである。
第2の分岐穴55は、ブロック本体43の端面43aから第2の外管接続穴49の底部部分に向けてドリル形成されたもので、第2の外管接続穴49の底部部分に連通するとともにブロック本体43の端面43aに開放して、第2の分岐管37(第2の通路)が接続可能なものである。
この実施形態では、2本の二重管23、26がブロック本体43に接続された状態で互いに先端側に行くにしたがって近接するように傾斜しており、つまり、第1の外管接続穴45および第1の内管接続穴47と、第2の外管接続穴49および第2の内管接続穴51と、が、互いに底部側に向けて除々に近接するように傾斜している。そして、第1の内管接続穴47の底部47bと第2の内管接続穴51の底部51bとが互いに直接連通している。両者の傾斜角θは少なくとも45°>θ>20°に設定される。
なお、このジョイントブロック41に接続される二重フレキシブルホース17の継手21は、図2に示すように、二重フレキシブルホース17の端末において、同心状に配置されている外側ホース19と内側ホース18とを並列的に分岐する金属製の2本の分岐管37、38と、この分岐管37、38にろう付けにより一体に設けられたフランジ39と、を備えて構成される。また、図2中の符号57はネジ穴であり、符号59はねじ穴57に螺合されるネジである。
「ジョイントブロックへの二重管の接続工程」
ジョイントブロック41への2本の二重管23、26の接続工程は以下のような手順で行われる。
まず、2本の二重管23、26をジョイントブロック41の所定の穴45、47、49、51に差し込んだ状態で、図2中矢示U方向を上方に向けてジョイントブロック41をセットする。このとき、両二重管23、26の内管24、28および外管25、27にリング状のろう材61、63、65、67を外装することで、各穴の開口端45、47、49、51の端面にろう材61、63、65、67を配置しておく。このようにセットされたジョイントブロック41および二重管23、26を、炉内で加熱したのち冷却して、ジョイントブロック41と二重管23、26とをろう付けにより接合する。なお、溶けたろう材は、自重によって二重管の各管24、25、27、28とジョイントブロック41の各穴45、47、49、51との接合面に侵入するようになっている。
「効果」
このように、第1実施形態のジョイントブロック41によれば、第1の外管接続穴45および第1の内管接続穴47の延在方向と、第2の外管接続穴49および第2の内管接続穴51の延在方向とは、平行ではないが若干傾斜してほぼ同一の方向に向いている。そのため、これらに接続する2本の二重管23,26を一度にろう付けできる。
また、第1実施形態のジョイントブロック41によれば、第1の外管接続穴45および第1の内管接続穴47と、第2の外管接続穴49および第2の内管接続穴51と、が、互いに底部側に向けて除々に近接するように傾斜配置されている。そのため、第1の外管接続穴45および第1の内管接続穴47と、第2の外管接続穴49および第2の内管接続穴51と、に沿って、ジョイントブロック41の端面を設定することで、従来のほぼ直方体のジョイントブロック(図3中の仮想線で示す)に比べて大幅に小型化でき、製造コストを削減できる。
しかも、第1の内管接続穴47の底部47bと第2の内管接続穴51の底部51bとが直接連通しているため、これら2つの内管接続穴47、49を互いに連通させるために従来(例えば特許文献1の図7)のように、新たに切削孔とこの切削孔の開口端を塞ぐ栓とを設ける必要がなくなり、製造コストを大幅に削減できる。
第2実施形態:次に図4〜図7を参照しつつ本発明の第2実施形態を説明する。なお、第1実施形態と同等の構成については同一符号を付してその構成および作用効果の説明を省略する。
図4は第2実施形態のジョイントブロックを適用した冷凍サイクルを示す概略図であり、図5は第2実施形態のジョイントブロックの二重管の接続構造を示す断面図であり、図6は図5中の矢印VI方向からみた側面図、図7は第2実施形態のジョイントブロックを示す断面図である。
「冷凍サイクル」
図4に示すように、第2実施形態のジョイントブロックが適用される冷凍サイクル1は、冷媒を圧縮するコンプレッサ11と、圧縮した冷媒を凝縮するコンデンサ12と、凝縮した冷媒を一時蓄えるリキッドタンク13と、凝縮した冷媒の断熱膨脹を行う膨張弁14A、14Bと、膨脹した冷媒の蒸化を行うエバポレータ15A、15Bと、を備え、2つのエバポレータ15A、15Bを別々の場所(この例では車両前席と車両後席)に配置して、2カ所でクーラーとしてのエバポレータ15A、15Bを利用できるようになっている。
これらコンプレッサ11と、リキッドタンク13が一体化されたコンデンサ12と、膨張弁14が一体化されたエバポレータ15A、15Bと、は、第1の二重管123(124、125)と、第2の二重管126(127、128)と、二本のフレキシブルホース118、119と、ジョイントブロック141と、によって接続されている。
より具体的には、コンプレッサ11の出口は、フレキシブルホース118を介してコンデンサ12の入口に接続されている。
コンデンサ12の出口のリキッドタンク13は、順番に接続された第1の二重管123の内管124→ジョイントブロック141を介して、前席用エバポレータ15Aの入口(膨張弁14Aの入口)に接続されているとともに、順番にそれぞれ接続された第1の二重管123の内管124→ジョイントブロック141→第2の二重管126の内管127を介して、後席用エバポレータ15Bの入口(膨張弁の14Aの入口)に接続されている。
前席用エバポレータ15Aの出口(膨張弁14Aの出口)は、順番にそれぞれ接続されたジョイントブロック141→第1の二重管123の外管125→フレキシブルホース119を介して、コンプレッサ11の入口に接続されている。
また、後席用エバポレータ15Bの出口(膨張弁14Bの出口)は、順番にそれぞれ接続された第2の二重管126の外管128→ジョイントブロック141→第1の二重管123の外管125→フレキシブルホース119を介して、コンプレッサ11の入口に接続されている。
このような接続構造により、コンプレッサ11、コンデンサ12、リキッドタンク13、膨張弁14A、14Bおよびエバポレータ15A、15Bが接続された冷凍サイクル1が構成される。
つまり、図4に示すように、コンプレッサ11で圧縮された冷媒は、フレキシブルホース118を通じてコンデンサ12に流れこみ、凝縮される。凝縮された冷媒は、リキッドタンク13で一時貯留されて気液分離されたのち、(1)第1の二重管123の内管124→ジョイントブロック141→膨張弁14Aを通じて、断熱膨張しつつ前席用エバポレータ15Aに導入されるとともに、(2)第1の二重管123の内管124→ジョイントブロック141→第2の二重管126の内管127→膨張弁14Bを通じて、断熱膨張しつつ後席用エバポレータ15Bに導入される。断熱膨脹しつつエバポレータ15A、15B内に導入された冷媒は、エバポレータ15の外部を流通する空気と熱交換を行って空気を冷却する。そして、前席用エバポレータ15Aで空気の熱を奪った冷媒は、ジョイントブロック141→第1の二重管123の外管125→フレキシブルホース119を通じて、再びコンプレッサ11に流入する。また、後席用エバポレータ15Bで空気の熱を奪った冷媒は、第2の二重管126の外管127→ジョイントブロック141→第1の二重管123の外管125→フレキシブルホース119を通じて、再びコンプレッサ11に流入する。そして、再びコンプレッサ11で圧縮されて以上の循環を繰り返す。
「ジョイントブロック」
次に第2実施形態のジョイントブロック41を図5〜7を参照しつつ説明する。
上述の如くジョイントブロック41は、2本の二重管23、26を接続して2本の二重管の各管路を合流または分岐するものであり、より具体的には、第1の二重管123の内管124と、第2の二重管126の内管127と、前席用エバポレータ15Aの入口(膨張弁14Aの入口)と、を連通接続するとともに、第1の二重管123の外管125と、第2の二重管126の外管128と、前席用エバポレータ15Aの出口(膨張弁14Aの出口)と、を連通接続している。
以下、ジョイントブロックの内部構造について詳しく説明する。
ジョイントブロック141は、ブロック本体143と、これにドリル形成された複数の穴145、147、149、151、153、155と、を備えてなる。
このブロック本体143にドリル加工(切削加工)された穴145、147、149、151、153、155は、具体的には、第1の外管接続穴145と、第1の内管接続穴147と、第2の外管接続穴149と、第2の内管接続穴151と、第2の分岐穴153と、第1の分岐穴155である。
第1の外管接続穴145は、ブロック本体143の端面143eからブロック本体143の内部に向けてドリル形成されたもので、第1の二重管123の外管125を受け入れて接続するものである。この第1の外管接続穴145は、開口端側に大径に形成された大径部145aと、この大径部145aより底部側に形成され大径部145aよりも小径の小径部145bと、を備えている。この第1の外管接続穴145に固定される第1の二重管の外管125は、その外周面が大径部145aの内周面に密着するとともにその先端面が大径部145aと小径部145bとの段差面146に当接して位置決めされた状態で、ろう付け固定されている。
第1の内管接続穴147は、第1の外管接続穴145の延長線上(この例では同軸上)で且つ第1の外管接続穴145の底部側にドリル形成されたもので、第1の二重管の内管124を受け入れて接続するものである。この第1の内管接続穴147は、開口端側に大径に形成された大径部147aと、この大径部147aより底部側に形成され且つ大径部147aよりも小径の小径部147bと、を備えている。この第1の内管接続穴147に固定される第1の二重管の内管124は、その外周面が大径部147aの内周面に密着するとともにその先端面が大径部147aと小径部147bとの境界の段差面148に当接して位置決めされた状態で、ろう付け固定されている。なお、第1の内管接続穴の大径部147aよりも第1の外管接続穴の小径部145bのほうが大径に形成されている。
第2の外管接続穴149は、ブロック本体143の端面143dからブロック本体143の内部に向けてドリル形成されたもので、第2の二重管の外管128を受け入れて接続するものである。この第2の外管接続穴149は、開口端側に大径に形成された大径部149aと、この大径部149aより底部側に形成され大径部149aよりも小径の小径部149bと、を備えるとともに、これら大径部149aと小径部149bとの境界に段差面を150を備えている。この第2の外管接続穴149に固定される第2の二重管の外管128は、その外周面が大径部149aの内周面に密着するとともにその先端面が段差面150に当接した状態で、ろう付け固定されている。
第2の内管接続穴151は、第2の外管接続穴149の延長線上(この例では同軸上)で且つ第2の外管接続穴149の底部側にドリル形成されたもので、第2の二重管の内管127を受け入れて接続するものである。この第1の内管接続穴151は、開口端側に大径に形成された大径部151aと、この大径部151aより底部側に形成され大径部151aよりも小径の小径部151bと、を備えるとともに、これら大径部151aと小径部151bとの境界に形成された段差面152を備えている。この第2の内管接続穴151に固定される第2の二重管の内管127は、その先端面が段差面152に当接して位置決めされるとともに、その外周面が大径部151aの内周面に密着した状態で、ろう付け固定されている。なお、第2の内管接続穴151の大径部151aよりも第2の外管接続穴の小径部149bのほうが大径に形成されている。
ここで、この実施形態では、第1の外管接続穴145および第1の内管接続穴147と、第2の外管接続穴149および第2の内管接続穴151と、は、互いに底部側に向けて除々に近接するように傾斜配置されており、そして、第1の外管接続穴145の底部と第2の外管接続穴149の底部とが連通している。なお、両者の傾斜角θは少なくとも45°>θ>20°に設定される。
第1の分岐穴155は、ブロック本体143の端面143aから2つの内管接続穴147、151の最接近部分または交点部分に向けてドリル形成され、両内管接続穴147、151に連通するとともにブロック本体143の端面143aに開放して、膨張弁14Aの入口通路(第1の通路)が接続可能なものである。
第2の分岐穴153は、ブロック本体143の端面143aから第1の外管接続穴145に向けてドリル形成され、第1の外管接続穴145に連通するとともにブロック本体143の端面143aに開放して、膨張弁14Aの出口通路(第2の通路)が接続可能なものである。
「ジョイントブロックへの二重管の接続工程」
ジョイントブロック141への2本の二重管123、126の接続工程は以下のような手順で行われる。
まず、2本の二重管123、126をジョイントブロック141の所定の穴145、147、149、151に差し込んだ状態で、図5中矢示U方向を上方に向けてジョイントブロック141をセットする。このとき、両二重管123、126の内管124、128および外管125、127にリング状のろう材161、163、165、167を外装することで、各穴145、147、149、151の開口端の端面にろう材161、163、165、167を配置しておく。このようにセットされたジョイントブロック141および二重管123、126を、炉内で加熱したのち冷却して、ジョイントブロック141と二重管123、126とをろう付けにより接合する。なお、溶けたろう材は、自重によって二重管の各管124、125、127、128とジョイントブロック141の各穴145、147、149、151との接合面に侵入するようになっている。
「効果」
このように第2実施形態のジョイントブロック141によれば、第1の外管接続穴145および第1の内管接続穴147の延在方向と、第2の外管接続穴149および第2の内管接続穴151の延在方向とは、平行ではないが若干傾斜してほぼ同一の方向に向いている。そのため、これらに接続する2本の二重管123、126を一度にろう付けできる。
また第2実施形態のジョイントブロック141によれば、第1の外管接続穴145および第1の内管接続穴147と、第2の外管接続穴149および第2の内管接続穴151と、が、互いに底部側に向けて除々に近接するように傾斜配置されている。そのため、第1の外管接続穴145および第1の内管接続穴147と、第2の外管接続穴149および第2の内管接続穴151と、に沿って、ジョイントブロック141の端面を設定することで、従来のほぼ直方体のジョイントブロック(図7中の仮想線で示す)に比べて大幅に小型化でき、製造コストを削減できる。
また第2実施形態のジョイントブロック141によれば、第1の外管接続穴145および第2の外管接続穴149が直接連通しているため、少なくとも一方の外管接続穴(この例では第1の外管接続穴145)に第2の分岐穴153を連通させれば良い。そのため、第2の分岐穴153の深さが浅くてすみ、つまり第2の分岐穴153を切削加工する深さが浅くてすみ、これによりジョイントブロック141の製造コストをさらに低減できる。
以上のように、本発明によれば、第1の外管接続穴および第1の内管接続穴と、第2の外管接続穴および第2の内管接続穴と、を、互いに底部側に向けて除々に近接するように傾斜配置したため、2本の二重管を同時にろう付けできる構造としつつもジョイントブロックを小型化できる。
なお、本発明は、上述の実施形態のみに限定解釈されるものではなく本発明の技術的思想の範囲内でその他の形態に変更可能である。
本発明の第1実施形態のジョイントブロックを適用した冷凍サイクルの概略構成図。 第1実施形態のジョイントブロックへの2本の二重管の接続構造を示す断面図。 第1実施形態のジョイントブロックの断面図。 本発明の第2実施形態のジョイントブロックを適用した冷凍サイクルの概略構成図。 第2実施形態のジョイントブロックへの2本の二重管の接続構造を示す断面図。 図5中の矢示VI方向から見た側面図。 第2実施形態のジョイントブロックを示す断面図。
符号の説明
23…第1の二重管
24…第1の二重管の内管
25…第1の二重管の外管
26…第2の二重管
27…第2の二重管の内管
28…第2の二重管の外管
37…第1の分岐管(第1の通路)
38…第2の分岐管(第2の通路)
41…ジョイントブロック
43…ブロック本体
45…第1の外管接続穴
47…第1の内管接続穴
49…第2の外管接続穴
51…第2の内管接続穴
53…第1の分岐穴
55…第2の分岐穴
123…第1の二重管
124…第1の二重管の内管
125…第1の二重管の外管
126…第2の二重管
127…第2の二重管の内管
128…第2の二重管の外管
141…ジョイントブロック
143…ブロック本体
145…第1の外管接続穴
147…第1の内管接続穴
149…第2の外管接続穴
151…第2の内管接続穴
153…第2の分岐穴
155…第1の分岐穴

Claims (4)

  1. 第1の二重管(23、123)および第2の二重管(26、126)とを接続しこれら二重管の管路を連結および分岐するジョイントブロック(41、141)であって、
    ブロック本体(43、143)の端面からドリル形成され前記第1の二重管の外管(25、125)を受け入れて接続する第1の外管接続穴(45、145)と、
    前記第1の外管接続穴(45、145)の延長線上にドリル形成され前記第1の二重管の内管(24、124)を受け入れて接続する第1の内管接続穴(47、147)と、
    前記ブロック本体(43、143)の端面からドリル形成され前記第2の二重管の外管(28、128)を受け入れて接続する第2の外管接続穴(49、149)と、
    前記第2の外管接続穴(49、149)の延長線上にドリル形成され前記第2の二重管の内管(27、127)を受け入れて接続する第2の内管接続穴(51、151)と、
    を備え、
    前記第1の外管接続穴(45、145)および前記第1の内管接続穴(47、147)と、前記第2の外管接続穴(49、149)および前記第2の内管接続穴(51、151)と、は、互いに底部側に向けて除々に近接するように傾斜配置されることを特徴とするジョイントブロック(41、141)。
  2. 第1の二重管(23)および第2の二重管(26)とを接続しこれら二重管の管路を連結および分岐するジョイントブロック(41)であって、
    ブロック本体(43)の端面からドリル形成され前記第1の二重管の外管(25)を受け入れて接続する第1の外管接続穴(45)と、
    前記第1の外管接続穴(45)の延長線上にドリル形成され前記第1の二重管の内管(24)を受け入れて接続する第1の内管接続穴(47)と、
    前記ブロック本体(43)の端面からドリル形成され前記第2の二重管の外管(28)を受け入れて接続する第2の外管接続穴(49)と、
    前記第2の外管接続穴(49)の延長線上にドリル形成され前記第2の二重管の内管(27)を受け入れて接続する第2の内管接続穴(51)と、
    前記ブロック本体(43)の端面からドリル形成されて前記第1の外管接続穴(45)に連通するとともに前記ブロック本体(43)の端面に開放して、第1の通路(38)を接続可能な第1の分岐穴(53)と、
    前記ブロック本体(43)の端面からドリル形成されて前記第2の外管接続穴(49)に連通するとともに前記ブロック本体(43)の端面に開放して、前記第2の通路(37)を接続可能な第2の分岐穴(55)と、
    を備え、
    前記第1の外管接続穴(45)および前記第1の内管接続穴(47)と、前記第2の外管接続穴(49)および前記第2の内管接続穴(51)と、は、互いに底部側に向けて除々に近接するように傾斜配置されることで、前記第1の内管接続穴(47)と前記第2の内管接続穴(51)とが連通していることを特徴とするジョイントブロック(41)。
  3. 第1の二重管(123)および第2の二重管(126)とを接続しこれら二重管の管路を連結および分岐するジョイントブロック(141)であって、
    ブロック本体(143)の端面からドリル形成され前記第1の二重管の外管(125)を受け入れて接続する第1の外管接続穴(145)と、
    前記第1の外管接続穴(145)の延長線上にドリル形成され前記第1の二重管の内管(124)を受け入れて接続する第1の内管接続穴(47、147)と、
    前記ブロック本体(143)の端面からドリル形成され前記第2の二重管の外管(128)を受け入れて接続する第2の外管接続穴(149)と、
    前記第2の外管接続穴(149)の延長線上にドリル形成され前記第2の二重管の内管(127)を受け入れて接続する第2の内管接続穴(151)と、
    を備え、
    前記第1の外管接続穴(145)および前記第1の内管接続穴(147)と、前記第2の外管接続穴(149)および前記第2の内管接続穴(151)と、は、互いに底部側に向けて除々に近接するように傾斜配置され、
    前記ブロック本体(143)の端面からドリル形成されて、前記第1の内管接続穴(147)および前記第2の内管接続穴(151)に連通するとともに前記ブロック本体(143)の端面に開放して、第1の通路を接続可能な第1の分岐穴()と、
    前記ブロック本体(143)の端面からドリル形成されて、前記第1の外管接続穴(145)およびまたは前記第2の外管接続穴(149)に連通するとともに前記ブロック本体(143)の端面に開放して、第2の通路を接続可能な第2分岐穴(153)と、
    を備えることを特徴とするジョイントブロック(141)。
  4. 請求項3に記載のジョイントブロック(141)であって、
    前記第1の外管接続穴(145)および前記第2の外管接続穴(149)は直接連通していることを特徴とするジョイントブロック(141)。

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