JP2007024302A - 管継手 - Google Patents

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JP2007024302A
JP2007024302A JP2005236119A JP2005236119A JP2007024302A JP 2007024302 A JP2007024302 A JP 2007024302A JP 2005236119 A JP2005236119 A JP 2005236119A JP 2005236119 A JP2005236119 A JP 2005236119A JP 2007024302 A JP2007024302 A JP 2007024302A
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Nobuaki Ogawa
伸明 小川
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Shinsei Industries Co Ltd
Shinsei Kogyo KK
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Shinsei Industries Co Ltd
Shinsei Kogyo KK
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Abstract

【課題】 従来の締め込み式継手において継手本体2のチューブ接続部最大外径Dと袋ナット7の最小内径部dとの間の図2の間隙Cでチューブ肉厚を圧縮する構造では袋ナット締め付け時にチューブTも同時に回転し、機器間でのチューブの捩れ、閉塞を生じてしまう。
【解決手段】 このチューブ回転を防止するため袋ナットを袋ナット本体4とスリーブ5、ストップリング6に分割し、袋ナット本体4にスリーブ5をストップリング6を介して回転可能な状態に圧入嵌挿し、袋ナット本体4を締め付けてもスリーブ5及びチューブTは回転しない構造で、部品点数の増加を押さえ安価で管継手としての性能も満足する構造とする。
【選択図】図1

Description

本発明は気圧、液圧システムの流体移送用に利用される配管用チューブに使用される管継手に関する。
従来の締込み式継手は、チューブTと継手の接続後は図2で示したようになるが、図8の継手本体2に接続しようとするチューブTの内径より大きいチューブ接続部外径Dを有する継手本体2と、図9に示したこの継手に螺合する袋ナット7において継手本体2のチューブ接続部最大外径Dと袋ナット7の最小内径部dとの間の図2の間隙Cでチューブ肉厚を圧縮する構造で構成されている。
この構造では袋ナット7を締め付けることによりチューブTの肉厚が圧縮され、この時チューブTが袋ナット7と同時に同一回転方向に回転し捩れが生じる。
図2のような締込み継手を使用した場合は、袋ナット7を締込んでいくと袋ナット7を締め込んでいくにつれ、図9の袋ナット7の最小内径部dが図8の継手本体2の最大外径部にD近づき、図2の両者の間隙Cでチューブの肉厚が圧縮されることにより継手の性能を保持する構造となっている。
ここで、袋ナット7を更に締め込んで行くとチューブTが圧縮され抵抗が増大し、袋ナット7の締め付け方向に袋ナット7と同時に締め付け方向に回転し、機器間に取り付けられている場合はチューブTに捩れが発生し、甚だしい場合は流体の移送抵抗の増大あるいはチューブTが閉塞してしまう。
上記の課題を解決するため、本発明による図1の管継手1では袋ナット3を袋ナット本体4とスリーブ5と袋ナット本体4とスリーブ5が回転可能に接続する為のストップリング6に分割し、袋ナット本体4にスリーブ5がストップリング6を介して回転可能に嵌挿出来るように図6のスリーブ外径部mにストップリング6が縮径したときにスリーブ外径eより若干小さくなるように設定した外形寸法fを有するストップリング溝部gを設け、袋ナット本体4の内径部kのスリーブ外径部のストップリング溝部gと相対する位置にストップリング外形寸法とほぼ同一になるように設定した内径部hを有するストップリング溝部iを設ける。
このストップリング溝部gとストップリング溝部iにストップリング6が嵌挿され、ストップリング6の中心部が袋ナット本体4の内径jとスリーブ6の外径eの隙間の中心部に来るように設定する。
袋ナット本体4の溝部kの内径jより細めにスリーブ4の外径eを設定し、袋ナット本体4の溝部kの深さlより若干短めに設定したスリーブ4の外径部mのストップリング溝部gにストップリング6を嵌挿し、ストップリング溝部gの内径fに密着するまでストップリング6を縮径し、この状態を維持しつつ袋ナット本体4の溝kに挿入し、袋ナット本体4のストップリング溝部iの位置にストップリングが到達するまで圧入し、ストップリング溝部gとストップリング溝部iの中にストップリング6が収まり、回転可能に嵌挿される。この状態になるとチューブTを継手本体1のチューブ接続部に装着後、袋ナット3を締め付けていっても袋ナット本体4のみが螺合していき、スリーブ5はチューブが圧縮されていく過程においても回転せず軸線方向に進む為、チューブの捩りが発生することはない。
上記目的を達成するために本発明に依る管継手1では、袋ナット3を袋ナット本体4とスリーブ5とストップリング6に分割し、袋ナット本体4とスリーブ5がストップリング6を介して回転可能に嵌挿可能な形状、寸法とし、かつ締め付け完了後の寸法が従来品と同等で、性能上は同一のレベルを維持でき、部品点数、工程の増加も最小限に留め、安価で確実な継手を製造可能とする。
上述したように本発明の構造により継手の性能は従来品と同一とし、従来品では発生をを防ぐことが出来なかったチューブと継手の接続時のチューブの捩れを防止する継手構造の簡略化が可能となる。
以下に本発明による実施の形態について添付図面を参照しながら説明する。
図1は本発明の実施例の1例を示す部分縦断正面図であり、図2は従来品の実施例の1例を示す部分縦断正面図である。
図示の管継手1は継手本体2、チューブT、袋ナット本体4、スリーブ5、ストップリング6を主要な構成部材としている。
ここで継手本体2は図8のごとくチューブ取り付け部8と袋ナット本体3と螺合するネジ部9を有し、チューブ取り付け部8はチューブ内径よりも大きな最大外径部Dを持ち、スリーブ5は図9の袋ナット7の最小内径部dと同一の内径部を持ち、該スリーブ5は袋ナット本体4の溝jとスリーブ5の外径部mの溝部gにストップリング6がが嵌挿され、ストップリング6を介して袋ナット本体4とスリーブ5が回転可能に嵌挿されている。
本発明の構造を用いれば管継手1の材質は金属に限らずプラスチック等でも同等の性能を持つことが可能である。
本発明の実施例の1例を示す部分縦断正面図 従来のの実施例の1例を示す部分縦断正面図 図1の袋ナットのスリーブとストップリングを分解した状態を示す図 図3の袋ナットのスリーブにストップリングを嵌挿した状態を示す図 図5の袋ナットをを示す部分縦断正面図 図5の袋ナットを分解したスリーブを示す部分縦断正面図 図4の袋ナットを分解した袋ナット本体を示す部分縦断正面図 図1,図2の継手本体2の部分縦断正面図 図2の袋ナットを示す部分縦断正面図
符号の説明
1 管継手
2 継手本体
3 袋ナット
4 袋ナット本体
5 スリーブ
6 ストップリング
7 従来品袋ナット
8 継手本体のチューブ取付部
9 継手本体の袋ナット螺合用ねじ部
C 隙間
D 継手本体のチューブ接続部最大外径
d 従来品袋ナットの内径
e スリーブの外径
f スリーブのストップリング溝部外径
g スリーブのストップリング溝部
h 袋ナット本体のストップリング溝部内径
i 袋ナット本体のストップリング溝部
j 袋ナット本体の溝内径
k 袋ナット本体の溝
l 袋ナット本体の溝深さ
m スリーブの外径部

Claims (1)

  1. 熱可塑性合成樹脂を使用した管体(以下チューブと呼ぶ)の接続に使用されるチューブ用継手において、継手本体と袋ナットのみで構成される継手で、継手本体にチューブ内径より大きいチューブ挿入部を有し、袋ナットを締め付けていくことにより、チューブ挿入部と袋ナットの最内径部との間隙でチューブ肉厚を圧縮することで気密性を維持している継手では、袋ナットを締め付けていく段階で、ナットが締まるほど圧縮が大きくなり、このためナットが回転する方向にチューブが同時に回転してし、チューブに捩れが発生する。
    この捩れを防止するため袋ナットの構造を、ナット本体とスリーブ、ストップリングで構成し、ナット本体とスリーブをストップリングを介して回転可能に嵌合し、ナット本体とスリーブに隙間を設け、かつナット本体とスリーブに相対する位置にストップリング用溝部を設け、スリーブのストップリング用溝部にストップリングを嵌挿し、スリーブとストップリングをナット本体に圧入しナット本体ストップリング用溝部でナット本体とスリーブをストップリングを介して一体とし、このナットをチューブを取り付けた継手本体に締め付けることで、締め付け時にナット本体のみが回転し、スリーブとチューブは常に同じ向きから回転することがなく、ナット本体の動きにかかわらずチューブの捩れが発生することを防止することが可能な継手。
JP2005236119A 2005-07-20 2005-07-20 管継手 Withdrawn JP2007024302A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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