JP2007023466A - 運動用スパッツ - Google Patents

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Abstract

【課題】陸上競技の長距離走や健康を目的としたランニングなど十数分以上にわたり継続的に走運動や歩行運動を繰り返すことが必要な場合において好適な運動用スパッツを提供することを目的とする。
【解決手段】主構成部分がストレッチ素材で形成され、着用者の下半身の表面にほぼ密着した状態で着用され、強緊締素材及弱緊締素材を含む運動用スパッツであって、強緊締素材の緊締力は弱緊締素材の緊締力よりも強く、前記強緊締素材は、少なくとも以下の(A1)及び(B1)の領域を含む位置に配置され、前記弱緊締素材は、以下の(C1)の領域に配置されていることを特徴とする運動用スパッツ。
(A1)腸骨稜から大腿筋膜張筋及び外側側副靱帯を経て膝窩筋に至る部分を覆う領域。
(B1)腸骨稜から縫工筋及び内側側副靱帯を経て膝窩筋に至る部分を覆う領域。
(C1)大腿直筋及び膝蓋骨を覆う領域と、前記(A1)及び(B1)以外の領域。
【選択図】図1

Description

本発明は、着用者の下半身の表面にほぼ密着した状態で着用される運動用スパッツ(以下、単にスパッツとも称する。)に関するものであり、例えば陸上競技の長距離走や健康を目的としたランニング、登山のように少なくとも十数分以上にわたり継続的に走運動や歩行運動を繰り返すことが必要な場合において、スムースな脚の運び、即ち膝関節及び股関節の屈曲動作を強化できる運動用スパッツに関するものである。
従来から運動用スパッツは、運動機能性向上、筋肉、関節の保護などを目的とした種々のタイツやスパッツが知られている。
下記特許文献1の下肢部保護衣料は、少なくとも、膝蓋部を越える程度の長さの脚部を持つ下半身部を有する、伸縮性生地からなる衣料であって、前記衣料は部分的に緊締力の強い部分を有しており、前記緊締力の強い部分として少なくとも大転子上方から大転子を通り、さらに大腿二頭筋をサポートするために大腿二頭筋と腸脛靭帯との境界近傍上を通って、大腿二頭筋の筋腹を横切らずに大腿二頭筋の筋腹の下方の腱部分近傍を斜め方向に横切って脛骨上端近傍に至る強緊締力部を備えた下肢部保護衣料である。この下肢部保護衣料は野球、ラグビー、サッカー等さまざまなスポーツの競技時の下腿部保護ができ、特に大腿部後面の筋肉であるハムストリングスをサポートすることで筋肉のバランスを保つとともに、膝関節及び股関節全体の保護と動きの援助を行うことを目的としている。
下記特許文献2の下衣は、構成する前部分、後部分、外側部分、後腰部持出し部分、内側部分を運動形態に適応するパターンとし、外側部分および前部分の外面側に外膝部をサポートする外膝サポート部分縫合し、内側部分および前部分の外側に内膝部をサポートする内膝サポート部分を縫合し、これら両サポート部分の先端間に間隙を設け、前部分、後部分および内側部分を通常の伸縮率を有するトリコット編みの布地で形成し、外側部分、後腰部持出し部分および両サポート部分を前部分等よりも伸びが大きいトリコット編みの強伸縮布地で形成した下衣である。この下衣は、運動形態に対して充分な適応性を有する構造とすることができ、圧迫や引きつれを生じることなく、腰と脚との相互運動を補強することができ、両サポート部分によって膝関節の内側側副靭帯および外側側副靭帯をサポートすることができる。
特許第3012819号公報 特許第3241608号公報
しかし、前記特許文献1の下肢部保護衣料は、大腿部後面の筋肉であるハムストリングスをサポートすることで筋肉のバランスを保つとともに、膝関節及び股関節全体の保護と働きの援助を行うことが主たる機能であり、前記特許文献2の下衣は、腰と脚との相互運動を補強し、両サポート部分によって膝関節の内側側副靭帯および外側側副靭帯をサポートすることが主たる機能である。これらは、運動時の腰、関節保護、素材の配置方法による運動支援を目的としているが、例えば陸上競技の長距離走や健康を目的としたランニング、登山のように少なくとも十数分以上にわたり継続的に走運動や歩行運動を繰り返すことが必要な場合において、スムースな脚の運び、即ち膝関節及び股関節の屈曲動作を強化できる機能は有していない。
本発明は、前記従来の問題を解決するため、少なくとも十数分以上にわたり継続的に走運動や歩行運動を繰り返すことが必要な運動時において、スムースな脚の運び、即ち膝関節及び股関節の屈曲動作を強化できる運動用スパッツを提供することを目的とする。
本発明の運動用スパッツは、主構成部分がストレッチ素材で形成され、着用者の下半身の表面にほぼ密着した状態で着用され、第1の種類の素材及び第2の種類の素材を含む運動用スパッツであって、前記第1の種類の素材(本願明細書では強緊締素材とも称する。)の緊締力は前記第2の種類の素材(本願明細書では弱緊締素材とも称する。)の緊締力よりも強く、前記第1の種類の素材は、少なくとも以下の(A1)及び(B1)の領域を含む位置に配置され、前記第2の種類の素材は、以下の(C1)の領域に配置されていることを特徴とする運動用スパッツである。
(A1)腸骨稜から大腿筋膜張筋及び外側側副靱帯を経て膝窩筋に至る部分を覆う領域。
(B1)腸骨稜から縫工筋及び内側側副靱帯を経て膝窩筋に至る部分を覆う領域。
(C1)大腿直筋及び膝蓋骨を覆う領域と、前記(A1)及び(B1)以外の領域。
本発明の運動用スパッツは、別の局面では、主構成部分がストレッチ素材で形成され、着用者の下半身の表面にほぼ密着した状態で着用され、第1の種類の素材及び第2の種類の素材を含む運動用スパッツであって、前記第1の種類の素材の緊締力は前記第2の種類の素材の緊締力よりも強く、前記第1の種類の素材は、少なくとも以下の(A2)及び(B2)の領域を含む位置に配置され、前記第2の種類の素材は、以下の(C2)の領域に配置されていることを特徴とする運動用スパッツである。
(A2)腸骨稜から大腿筋膜張筋を経てハムストリングスに至る部分を覆う領域。
(B2)腸骨稜から縫工筋を経てハムストリングスに至る部分を覆う領域。
(C2)大腿直筋を覆う領域と、前記(A2)及び(B2)以外の領域。
さらに、前記第1の種類の素材を、少なくとも脛骨粗面の一部を覆う領域に配置することも可能である。また、さらに、前記第1の種類の素材を、少なくとも腸骨稜から鼡径靱帯、大腿部の上内側部、大殿筋下部、大殿筋から腸脛靱帯への移行部を経て同じ腸骨稜へと戻る部分を覆う領域に配置することも可能である。
また、前記の強緊締素材を配置する領域は、基本的に左右対称であるが、必要に応じて左右非対称とすることもできる。
本発明のスパッツでは、少なくとも腸骨稜から大腿筋膜張筋及び外側側副靱帯を経て膝窩筋に至る部分を覆う領域、及び少なくとも腸骨稜から縫工筋及び内側側副靱帯を経て膝窩筋に至る部分を覆う領域に強緊締素材を密着して配置し、前記の領域以外の領域と大腿直筋及び膝蓋骨を覆う領域に弱緊締素材を密着して配置したことにより、例えば陸上競技の長距離走や健康を目的としたランニング、登山のように少なくとも十数分以上にわたり継続的に走運動や歩行運動を繰り返すことが必要な場合において、スムースな脚の運び、即ち膝関節及び股関節の屈曲動作を強化できる。即ち、大腿筋膜張筋、縫工筋及び膝窩筋の収縮に合わせて、強緊締素材が収縮するので、それらの筋肉の運動機能を相乗的に強化し、よりスムースな脚の運び、即ち膝関節及び股関節の屈曲の補助を実現できる。
また、本発明のスパッツでは、さらに少なくとも脛骨粗面の一部を覆う領域に強緊締素材を配置することで、膝関節の動きを阻害することなく、着地時の膝関節への衝撃を緩和することができる。
さらに、少なくとも腸骨稜から大腿筋膜張筋を経てハムストリングスに至る部分を覆う領域、及び腸骨稜70から縫工筋73を経てハムストリングス79に至る部分を覆う領域に強緊締素材を配置することで、離地後において発生した強緊締素材の張力が大腿を前方へ引っ張るため、脚を後から前へ運ぶ動作を効果的に補助することができる。
さらに、少なくとも腸骨稜から鼡径靱帯、大腿部の上内側部、大殿筋下部、大殿筋から腸脛靱帯への移行部を経て同じ腸骨稜へと戻る部分を覆う領域に強緊締素材を配置することで、脚を後から前へ運ぶ際の寸法変化に合わせて強緊締素材が収縮し、歩行動作を効果的に補助することができる。
走動作は繰り返し動作が行われる循環運動の代表的なものである。走動作を一方の脚の動作に注目してみると、足部が接地している接地期と、接地していない遊脚期に大別される。陸上競技の短距離動作など、股関節の屈曲伸展角度が大きい走動作では、主に大臀筋などの臀部の筋肉の働きが必要とされる。一方、陸上競技の長距離走や健康を目的としたランニング、登山のように少なくとも十数分以上にわたり継続的に走運動や歩行運動を繰り返すことが必要な場合においては、遊脚期におけるスムースな脚の運び、即ちスムースに膝関節及び股関節を屈曲して、脚を前へ振り出すことが重要とされている。また、歩行運動も同様に接地期と遊脚期に大別される。走動作と歩行動作の違いは、両足が同時に接地している状態の有無であり、片足に注目した場合は走動作も歩行動作も同じ曲面に分けられる。
従って、股関節屈曲筋である大腿筋膜張筋や縫工筋、膝関節屈曲筋である膝窩筋や縫工筋を強緊締素材で覆うことで、これら筋肉の収縮にあわせて強緊締素材が収縮して運動機能を相乗的に強化し、結果的にスムースな脚の運びが可能となる。
強緊締素材で覆う範囲は、股関節及び膝関節のいずれかあるいはその両方の屈曲に関与する筋であることが好ましく、逆に両者の伸展に関与する筋は好ましくない。例えば、股関節屈曲には大腿直筋も働くが、この筋は膝関節の伸展にも関与しているため、強緊締素材で覆う部位としては不適である。また、膝蓋骨部分は膝の屈曲に伴って皮膚が伸展するので強緊締素材で覆う部位としては不適である。
次に図2及び図3を用いて人体の下半身の筋肉を説明する。腸骨稜70から大腿外側部にかけては、腸脛靭帯71と大腿筋膜張筋72が存在する。腸骨稜70から大腿内側部にかけては縫工筋73が存在する。その他、大腿前面には外側広筋、大腿直筋74、内側広筋、腸腰筋、恥骨筋、長内転筋などが存在する。膝関節には膝蓋骨78があり、膝関節の外側には外側側副靭帯75が、内側には内側側副靭帯76が存在する。大腿後面にはハムストリングス79(ハムストリングス79は大腿二頭筋長頭79a、大腿二頭筋短頭79b、半腱様筋79c、半膜様筋79dを含む筋肉群で構成される。)が存在し、大腿後部膝関節後部の膝窩には膝窩筋77が存在している。
本発明のスパッツでは、少なくとも腸骨稜70から大腿筋膜張筋72、腸脛靭帯71及び外側側副靱帯75を経て膝窩筋77に至る部分を覆う領域、及び少なくとも腸骨稜70から縫工筋73及び内側側副靱帯76を経て膝窩筋77に至る部分を覆う領域に強緊締素材を配置する。この領域にパワーの強い生地素材を配置することで、股関節及び膝関節の両方の屈曲に関与する筋肉の収縮を効果的に補助できる。
本発明の運動用スパッツでは、さらに少なくとも脛骨粗面(膝蓋靭帯が脛骨に付着する部分)84の一部を覆う領域に強緊締素材を配置することもできる。この領域にパワーの強い生地素材を配置することで、膝関節の動きを阻害することなく、着地時の膝関節への衝撃を緩和することができる。
また強緊締素材を配置した領域以外の領域は、第2の種類の素材である弱緊締素材を配置する。特に腸脛靭帯71と縫工筋73の間に位置する大腿直筋74は、股関節の屈曲だけでなく膝関節の伸展にも関与しているので弱緊締素材を配置する。また外側側副靭帯75と内側側副靭帯76に挟まれた膝蓋骨78の部分は膝間接の屈曲に伴って皮膚が伸展する部位であり、強緊締素材を配置すると素材の張力が膝関節の屈曲を阻害するので弱緊締素材を配置する。
膝窩筋77部分を覆う強緊締素材は、外側側副靱帯75側の部分と内側側副靭帯76側の部分とが膝関節裏側で繋がるように一連に形成することで、本発明の効果をより高めることができる。
また、本発明の運動用スパッツの異なる形態としては、少なくとも腸骨稜70から大腿筋膜張筋72を経てハムストリングス79に至る部分を覆う領域(より詳細には、腸骨稜70から大腿筋膜張筋72を経て腸脛靱帯71に沿って膝関節外側部方向に向かい、大腿骨骨頭の外側上顆80aの上部で腸脛靱帯71を横切って、大腿部後方に向かってハムストリング79の下部に至る部分を覆う領域、)、及び腸骨稜70から縫工筋73を経てハムストリングス79に至る部分を覆う領域(より詳細には腸骨稜70から縫工筋73に沿って膝関節内側部方向に向かい、大腿骨骨頭の内側上顆80bの上部で大腿部後方に向かってハムストリング79の下部に至る部分を覆う領域)に強緊締素材を配置する。この領域に強緊締素材を配置することで、走動作及び歩行動作中の足の離地後において発生した強緊締素材の張力が大腿を前方へ引っ張るため、脚を後から前へ運ぶ動作を効果的に補助することができる。
さらに、本発明の運動用スパッツでは、少なくとも腸骨稜70から鼡径靱帯81、大腿部の上内側部82、大殿筋83下部、大殿筋83から腸脛靱帯71への移行部を経て同じ腸骨稜70へと戻る部分を覆う領域に強緊締素材を配置することも可能である。走動作における前記の領域の長さをメジャーを用いて測定した場合、離地直前の寸法が最大となり、離地後に脚を前に運ぶ際に寸法は徐々に小さくなる。従って、前記の領域にパワーの強い生地素材を配置することで、脚を後から前へ運ぶ際の寸法変化に合わせて強緊締素材が収縮することで、動作を効果的に補助することができる。
本発明の運動用スパッツは、長時間走る或いは歩くことを伴うスポーツに好適である。
本発明において、「ほぼ密着」の状態を作るには、人体の裸のサイズに対して、周囲方向は50%以上110%以下、さらに好ましくは70%以上95%以下、丈は75%以上100%以下、さらに好ましくは85%以上100%以下として運動用スパッツを形成する。もちろん人体のサイズは個人差があるので、前記の比率は目安である。
本発明において、「主構成部分」とは、運動用スパッツを構成する主要な生地部、すなわち、腰部と少なくとも大腿部を覆う生地をいう。また、強緊締素材は、少なくとも両方の大腿筋膜張筋、縫工筋及び膝窩筋の一部又は全部をそれぞれ覆う位置に配置される。
前記運動用スパッツは膝上、膝下または足首まで覆うように形成されていてもよい。膝下または足首まで覆う場合は、それらの領域には必要に応じて強緊締素材、弱緊締素材及び/又は第三の生地素材を任意に配置する。
前記強緊締素材及び弱緊締素材は、縫製によって一体化されていることが好ましい。しかし、緯編物の場合は、後に説明するように一体編成することもできる。
本発明の強緊締素材及び弱緊締素材は、ストレッチ素材であり、素材の5cm幅における4.9N(500gf)加重時の伸長率については、少なくともスパッツとした場合の縦方向において、第1の種類の素材は5%以上30%未満の範囲、第2の種類の素材は30%以上の範囲であることが好ましい。また、5cm幅における17.7N(1800gf)加重時の伸長率が、第1の種類の素材の値をA、第2の種類の素材の値をBとしたとき、少なくともスパッツとした場合の縦方向において、Aは30%以上80%未満、Bは80%以上であることが好ましい。
このような各部分のストレッチ特性を出すためには、後に説明するように、例えば弾性糸を編物又は織物の構成糸に用いた場合、一例として次のような手段を取ることができる。
(1)強緊締素材には弱緊締素材に比べて、弾性糸の構成比率を高くする。
(2)強緊締素材には弱緊締素材に比べて、弾性糸の繊度を太くする。
(3)強緊締素材には弱緊締素材に比べて、織物の場合は経糸及び/又は緯糸密度を高くし、編み物の場合は編み密度を高くする。
(4)強緊締素材には弱緊締素材に比べて、弾性糸の張力を高くして織物または編物を製造する。
(5)強緊締素材には弱緊締素材に比べて、生地の厚さを厚くして織物または編物を製造する。
本発明のストレッチ素材は、縦方向及び横方向に伸縮する2ウェイストレッチ編物及び2ウェイストレッチ織物から選ばれる少なくとも一つの布帛であることが好ましい。
前記2ウェイストレッチ編物又は織物は、ポリエステル繊維糸と弾性糸とを主成分構成糸とするか、またはナイロン繊維糸と弾性糸とを主成分構成糸としてもよい。別の構成としては、コットン(木綿)と弾性糸とを主成分構成糸としてもよい。ここで、主成分構成糸とは、両成分を合計すると80重量%以上になることをいう。ポリエステル繊維糸を用いた場合は、汗をかいても乾き易い。ナイロン繊維糸を用いた場合は、軟らかなタッチの編物となる。
前記編物又は織物の組織はどのようなものであっても良い。織物としては一般的に良く知られている平織、斜文織、朱子織の3原組織の他、変化織であってもよい。また、編物として一般的に良く知られているラッセル経編機によって編成される編物、トリコット経編機によって編成される編物及びニット緯編み機によって編成される編物等であっても良い。例えば、トリコット経編機によって編成されるハーフ組織の編物やラッセル経編機によって編成されるパワーネット組織の編物等を挙げることができる。ニット緯編物としては、例えば平編(天竺編)、ゴム編、パール編、スムース編(両面編)等どのような組織でも良い。また、ニット緯編み機によって編成される編物は、丸編機又は横編機によって編成される編物であっても良い。なお、緯編ニットの場合は、縫製を必要としないで、弱緊締素材と強緊締素材とを一体化編成することも可能である。例えば、横編の無縫製機(島精機製作所)の“FIRST−X”という装置があり、これを用いて腰部と両脚部を同時に編成し、無縫製ニット製品を製造できる。
さらに、イタリアのサントニ(SANTONI)社のフルコンピュータ制御の“シームレス・ボディ・インナー編み機”と呼ばれる装置で強緊締素材及び弱緊締素材の組み合わせをシームレスで筒状に編成し、下腹部及び脚部とすることも可能である。
前記織物または編物は、ポリウレタン糸等の伸縮性を有する弾性糸を少なくとも一部に使用しているものが好ましい。
前記弾性糸は、ポリウレタン系弾性糸及びポリエステル系弾性糸から選ばれる少なくとも一つであることが好ましい。ストレッチ性が高く、スポーツ衣料に適しているからである。前記弾性糸は、ベアヤーン(裸糸)又は表面にポリエステル繊維もしくはナイロン繊維が被覆されたカバードヤーンのどちらでも良い。
高捲縮仮撚加工を施して伸縮性を持たせたポリエステル、ナイロン等の高捲縮仮撚加工糸を生地の少なくとも一部あるいは全部に使用した生地も可能である。また、単純に前記伸縮性のあるニットを複数枚数重ねて使用することも可能である。更に、前記伸縮性のあるニット生地どうしをラミネート加工して二層にした二層ラミネート生地、伸縮性のあるポリウレタンシートを前記伸縮性のあるニット生地ではさみ込みラミネート加工して三層にした三層ラミネート生地も使用可能である。
次に、生地素材に「強弱」の緊締力を持たせ、強緊締素材および弱緊締素材とする方法としては、ポリウレタン糸、高捲縮仮撚加工糸(以下、伸縮糸とする。)の混率の「大小」でそれぞれ生地素材に「強弱」の緊締力を持たせることができる。混率に変化を与える方法としては、伸縮糸の太さを「太細」と変えることで混率の「大小」を出す方法、伸縮糸の太さは同じで生地中に配する割合を「多少」と変えることで混率の「大小」を出す方法がある。伸縮糸の混率が一定の場合に編密度を「密疎」とかえることでも可能である。さらに、伸縮糸の種類を変えた生地を使用するか、ラミネート加工した生地とラミネート加工していない生地を用いるか、または同一の生地の重ねる枚数を変えることでも生地に「強弱」の緊締力を持たせることが可能である。
強緊締素材および弱緊締素材における「強弱」の緊締力は、一定加重時の生地の伸長率の大小で確認することができる。すなわち、緊締力の強い生地は伸長率が小さく、弱い生地は伸長率が大きい。
本発明において、緊締力とは、伸長に対する素材の抵抗力のことである。
ストレッチ性及び緊締力を表す伸長率の測定方法は、TENSILON万能型引張試験機(UTM−III−200、東洋ボールドウイン社製)を用い、引張強度を20cm/分とし、試料生地の大きさは、巾が5cm、長さが30cm、つかみ間隔が20cmとした。緊締力を測定する際の加重は、4.9N(500gf)、ストレッチ性を測定する際の加重は、17.7N(1800gf)とし、生地素材の経緯方向について測定した。本発明の説明の際に用いる伸張率は、この測定方法による測定結果である。
本発明に係る運動用スパッツでは、前記強緊締素材および弱緊締素材を縫着又は接着によって一体化し、運動用スパッツを形成することもできる。
縫着方法としては、本縫い、環縫い、1本針オーバーロック、2本針オーバーロック、フラットシーマ等の縫目を形成するミシンで縫着する方法があげられるが、縫目の種類は特にこれらに限定されるものではない。ただ、縫目もストレッチ性を有し、着用時に違和感を起こしにくい1本針オーバーロック、2本縫いオーバーロック、フラットシーマを採用するのが望ましい。
接着方法としては、一体化したい二種類の生地(部材)にのりしろを設け、熱によって融解し、冷却後生地に浸透して凝固するポリウレタン、又はシリコン等の樹脂製熱融解性のシームテープをのりしろの生地の間にはさみ、熱プレスすることで生地を接着できる熱圧着法があげられるが、縫着同様のりしろにストレッチ性をもたせ、着用時の違和感をなくすることが望ましい。
本発明の運動用スパッツは、陸上競技のみならず、ジョギング、登山、ハイキング、ウォーキングなど様々なスポーツや運動に好適である。また、本発明の運動用スパッツは、ジャージ、スラックス、ズボン等の各種の下衣と一体化したインナーとして下衣の内側に設けることも可能である。
(実施例1)
以下、本発明に係る運動用スパッツの実施例1について、図1(a)〜(c)を用いて説明する。図1(a)は運動用スパッツの正面図、図1(b)は同じく側面図、図1(c)は同じく背面図である。本実施例の運動用スパッツ1は、中央前部分1a、大腿前部分1b、脚前部分1c、後上部分1d、膝関節裏側部分1e、ふくらはぎ部分1f、および着用時に使用する腰紐10の各部材でスパッツを構成した。前記それぞれの部材は左右対称に配置した。
本実施例では各部材は相互に縫製により一体化してパンツを形成した。縫製方法は、フラットシーマミシンを用い、針糸にポリエステルスパンライクフィラメント糸、上かがり糸と下かがり糸にウーリーナイロン糸を用いてフラットシーマの縫目で縫着した。なお、実施例に記載の各部材は、一つの部材を複数のパーツで形成することも可能であし、複数の部材を一つのパーツにまとめて形成することも可能である。
前記大腿前部分1b及び膝関節裏側部分1eは強緊締素材A(図中では斜線部分で表示)で構成し、着用者の腸骨稜から大腿筋膜張筋、腸脛靭帯及び外側側副靱帯を経て膝窩筋に至る領域、腸骨稜から縫工筋及び内側側副靱帯を経て膝窩筋に至る領域、及び膝関節裏側領域に配置した。
前記の大腿前部分1bは、腸骨稜部分から始まり、大腿直筋上端部近傍で大腿筋膜張筋から外側側副靱帯までを覆う部分と、縫工筋から内側側副靱帯までを覆う部分とに枝分かれするように配置する。膝関節裏側部分1eは上縁及び下縁の中央に膝関節裏側中心部の長さが短くなるように凹部2を設け曲線状とすることで、直線状の場合に比べて縫目の当たりを抑えることができる。
強緊締素材Aとしては、繊度が136デシテックス(dtex)のポリエステルフィラメント双糸と、繊度が64デシテックス(dtex)のポリウレタンベアヤーン使いのベア天竺組織で、混率はポリエステル85重量%、ポリウレタン15重量%、丸編機のゲージ数30Gのものを用いた。緊締力を表す4.9N(500gf)加重時の伸長率は経方向で20%、緯方向で25%であった。ストレッチ性を表わす17.7N(1800gf)加重時の伸長率は経方向で60%、緯方向で70であった。単位面積当たりの重量(目付)は、320g/mであった。
強緊締素材Aを配置した領域以外の中央前部分1a、脚前部分1c、後上部分1d、ふくらはぎ部分1fは弱緊締素材Bで構成した。大腿直筋及び膝蓋骨を覆う部分には弱緊締素材Bが配置される。弱緊締素材Bとしては、繊度が68デシテックス(dtex)のポリエステルフィラメント糸と、繊度が36デシテックス(dtex)のポリウレタンベアヤーン使いのベア天竺組織で、混率はポリエステル85重量%、ポリウレタン15重量%、丸編機のゲージ数30Gのものを用いた。緊締力を表す4.9N(500gf)加重時の伸長率は経方向で90%、緯方向で70%であった。ストレッチ性を表わす17.7N(1800gf)加重時の伸長率は経方向で190%、緯方向で80%であった。単位面積当たりの重量(目付)は、190g/mであった。
本実施例において、「ほぼ密着」の状態を作るため、人体の裸のサイズに対して、周囲方向は80%、丈は90〜95%を目安に作製した。
本実施例の運動用スパッツのように強緊締素材を配置することで、少なくとも十数分以上にわたり継続的に走運動や歩行運動を繰り返すことが必要な場合において、スムースな脚の運び、即ち膝関節及び股関節の屈曲動作を強化できる。
(実施例2)
次に、本発明に係る運動用スパッツの実施例2について、図4(a)〜(c)を用いて説明する。図4(a)は運動用スパッツの正面図、図4(b)は同じく側面図、図4(c)は同じく背面図である。実施例2の運動用スパッツ1は、中央前部分2a、大腿前部分2b、脚前部分2c、臀部分2d、大腿後部分2e、脚後部分2f、ハムストリングス横断部分2g、鼡径靱帯部分2h、大臀筋周辺部2iおよび着用時に使用する腰紐10の各部材でスパッツを構成した。前記それぞれの部材は左右対称に配置した。各部材は前記の実施例1と同様の方法で縫製により一体化した。
前記大腿前部分2b、ハムストリングス横断部分2g、鼡径靱帯部分2h及び大臀筋周辺部2iは強緊締素材A(図中では斜線部分で表示)で構成し、着用者の腸骨稜から大腿筋膜張筋を経てハムストリングスに至る領域、腸骨稜から縫工筋を経てハムストリングスに至る領域、及び腸骨稜から鼡径靱帯、大腿部の上内側部、大殿筋下部、大殿筋から腸脛靱帯への移行部を経て同じ腸骨稜へと戻る領域に配置した。前記の大腿前部分1bは、腸骨稜部分から始まり、大腿直筋上端部近傍で、大腿筋膜張筋と腸脛靱帯を経て膝関節外側部方向に向かう領域と、縫工筋に沿って膝関節内側部方向に向かう領域とに枝分かれするように配置され、大腿部後方のハムストリングス横断部分2gにて繋がるように配置される。強緊締素材Aを配置した領域以外の中央前部分2a、脚前部分2c、臀部分2d、大腿後部分2e、脚後部分2fは弱緊締素材Bで構成した。なお、強緊締素材A及び弱緊締素材Bの仕様については、前記の実施例1で説明したところと同様である。
本実施例の運動用スパッツのように強緊締素材を配置することで、脚を後から前へ運ぶ動作の補助性能を高めることができる。
(実施例3)
図5に本発明の実施例3を示す。本実施例では前記の実施例1において強緊締素材Aを配置した領域に加えて、さらに脛骨粗面部分1gにも強緊締素材を配置している。脛骨粗面部分1gは膝関節裏側部分1eに連なるように配置した。なお、脛骨粗面部分1gに強緊締素材Aを配置したこと以外は実施例1と同様の仕様であり、ここでは詳細な説明は省略する。本実施例のような構成とした場合、脛骨粗面を含む領域も強緊締部材Aで覆われるので、実施例1の効果に加えて、膝関節の動きを阻害することなく、着地時の膝関節への衝撃を緩和することができる。
前記の実施例では、前記の各部材でスパッツを構成したが、前記の各領域に前記の各緊締力の生地素材が配置されていれば、各部材の形状は前記の各実施例の形状に限定されるものではない。また、前記の実施例では、運動用スパッツの丈が足首位置までの丈になっているが、勿論これに限定されるものではなく、本発明の目的が達成される範囲であれば膝下位置等、運動用スパッツの丈は任意であってよい。前記の実施例を示した各図面は、着用状態に似せて立体的に表現したものではあるが、着用者の体型等によって、多少の形状の変化をさせても良い。また、本発明の説明では、人体の各部位によって運動用スパッツの各部位、領域等を説明しているが、これは運動用スパッツを着用した際の着用者の各部位に該当する部分を表している。
図1(a)は実施例の運動用スパッツの正面図、図1(b)は同じく側面図、図1(c)は同じく背面図である。 図2は腸骨稜から膝関節にかけての骨格(右脚)を示した図である。 図3(a)は膝関節裏側の膝窩筋(右脚)を示した図であり、図3(b)は、臀部から大腿後面(右脚)を示した図である。 図4(a)は他の実施例の運動用スパッツの正面図、図4(b)は同じく側面図、図4(c)は同じく背面図である。 図5(a)はさらに他の実施例の運動用スパッツの正面図、図5(b)は同じく側面図、図5(c)は同じく背面図である。
符号の説明
1 運動用スパッツ
1a 中央前部分
1b 大腿前部分
1c 脚前部分
1d 後上部分
1e 膝関節裏側部分
1f ふくらはぎ部分
10 腰紐
2 凹部
70 腸骨稜
71 腸脛靭帯
72 大腿筋膜張筋
73 縫工筋
74 大腿直筋
75 外側側副靭帯
76 内側側副靭帯
77 膝窩筋
78 膝蓋骨
79 ハムストリングス(ハムストリングス79は
79a 大腿二頭筋長頭
79b 大腿二頭筋短頭
79c 半腱様筋
79d 半膜様筋
80a 大腿骨骨頭の外側上顆
80b 大腿骨骨頭の内側上顆
81 鼡径靱帯
82 大腿部の上内側部
83 大殿筋
84 脛骨粗面
A 強緊締素材
B 弱緊締素材




Claims (5)

  1. 主構成部分がストレッチ素材で形成され、着用者の下半身の表面にほぼ密着した状態で
    着用され、第1の種類の素材及び第2の種類の素材を含む運動用スパッツであって、
    前記第1の種類の素材の緊締力は前記第2の種類の素材の緊締力よりも強く、
    前記第1の種類の素材は、少なくとも以下の(A1)及び(B1)の領域を含む位置に配置され、前記第2の種類の素材は、以下の(C1)の領域に配置されていることを特徴とする運動用スパッツ。
    (A1)腸骨稜から大腿筋膜張筋及び外側側副靱帯を経て膝窩筋に至る部分を覆う領域。
    (B1)腸骨稜から縫工筋及び内側側副靱帯を経て膝窩筋に至る部分を覆う領域。
    (C1)大腿直筋及び膝蓋骨を覆う領域と、前記(A1)及び(B1)以外の領域。
  2. 主構成部分がストレッチ素材で形成され、着用者の下半身の表面にほぼ密着した状態で
    着用され、第1の種類の素材及び第2の種類の素材を含む運動用スパッツであって、
    前記第1の種類の素材の緊締力は前記第2の種類の素材の緊締力よりも強く、
    前記第1の種類の素材は、少なくとも以下の(A2)及び(B2)の領域を含む位置に配置され、前記第2の種類の素材は、以下の(C2)の領域に配置されていることを特徴とする運動用スパッツ。
    (A2)腸骨稜から大腿筋膜張筋を経てハムストリングスに至る部分を覆う領域。
    (B2)腸骨稜から縫工筋を経てハムストリングスに至る部分を覆う領域。
    (C2)大腿直筋を覆う領域と、前記(A2)及び(B2)以外の領域。
  3. 前記第1の種類の素材を、さらに少なくとも脛骨粗面の一部を覆う領域に配置したことを特徴とする請求項1に記載の運動用スパッツ。
  4. 前記第1の種類の素材を、さらに少なくとも腸骨稜から鼡径靱帯、大腿部の上内側部、大殿筋下部、大殿筋から腸脛靱帯への移行部を経て同じ腸骨稜へと戻る部分を覆う領域に配置したことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の運動用スパッツ。
  5. 前記運動用スパッツが、膝上、膝下、または足首までを覆うように形成されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の運動用スパッツ。


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