JP2007023466A - 運動用スパッツ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】主構成部分がストレッチ素材で形成され、着用者の下半身の表面にほぼ密着した状態で着用され、強緊締素材及弱緊締素材を含む運動用スパッツであって、強緊締素材の緊締力は弱緊締素材の緊締力よりも強く、前記強緊締素材は、少なくとも以下の(A1)及び(B1)の領域を含む位置に配置され、前記弱緊締素材は、以下の(C1)の領域に配置されていることを特徴とする運動用スパッツ。
(A1)腸骨稜から大腿筋膜張筋及び外側側副靱帯を経て膝窩筋に至る部分を覆う領域。
(B1)腸骨稜から縫工筋及び内側側副靱帯を経て膝窩筋に至る部分を覆う領域。
(C1)大腿直筋及び膝蓋骨を覆う領域と、前記(A1)及び(B1)以外の領域。
【選択図】図1
Description
(A1)腸骨稜から大腿筋膜張筋及び外側側副靱帯を経て膝窩筋に至る部分を覆う領域。
(B1)腸骨稜から縫工筋及び内側側副靱帯を経て膝窩筋に至る部分を覆う領域。
(C1)大腿直筋及び膝蓋骨を覆う領域と、前記(A1)及び(B1)以外の領域。
(A2)腸骨稜から大腿筋膜張筋を経てハムストリングスに至る部分を覆う領域。
(B2)腸骨稜から縫工筋を経てハムストリングスに至る部分を覆う領域。
(C2)大腿直筋を覆う領域と、前記(A2)及び(B2)以外の領域。
また、前記の強緊締素材を配置する領域は、基本的に左右対称であるが、必要に応じて左右非対称とすることもできる。
また、本発明のスパッツでは、さらに少なくとも脛骨粗面の一部を覆う領域に強緊締素材を配置することで、膝関節の動きを阻害することなく、着地時の膝関節への衝撃を緩和することができる。
さらに、少なくとも腸骨稜から大腿筋膜張筋を経てハムストリングスに至る部分を覆う領域、及び腸骨稜70から縫工筋73を経てハムストリングス79に至る部分を覆う領域に強緊締素材を配置することで、離地後において発生した強緊締素材の張力が大腿を前方へ引っ張るため、脚を後から前へ運ぶ動作を効果的に補助することができる。
さらに、少なくとも腸骨稜から鼡径靱帯、大腿部の上内側部、大殿筋下部、大殿筋から腸脛靱帯への移行部を経て同じ腸骨稜へと戻る部分を覆う領域に強緊締素材を配置することで、脚を後から前へ運ぶ際の寸法変化に合わせて強緊締素材が収縮し、歩行動作を効果的に補助することができる。
(1)強緊締素材には弱緊締素材に比べて、弾性糸の構成比率を高くする。
(2)強緊締素材には弱緊締素材に比べて、弾性糸の繊度を太くする。
(3)強緊締素材には弱緊締素材に比べて、織物の場合は経糸及び/又は緯糸密度を高くし、編み物の場合は編み密度を高くする。
(4)強緊締素材には弱緊締素材に比べて、弾性糸の張力を高くして織物または編物を製造する。
(5)強緊締素材には弱緊締素材に比べて、生地の厚さを厚くして織物または編物を製造する。
以下、本発明に係る運動用スパッツの実施例1について、図1(a)〜(c)を用いて説明する。図1(a)は運動用スパッツの正面図、図1(b)は同じく側面図、図1(c)は同じく背面図である。本実施例の運動用スパッツ1は、中央前部分1a、大腿前部分1b、脚前部分1c、後上部分1d、膝関節裏側部分1e、ふくらはぎ部分1f、および着用時に使用する腰紐10の各部材でスパッツを構成した。前記それぞれの部材は左右対称に配置した。
本実施例では各部材は相互に縫製により一体化してパンツを形成した。縫製方法は、フラットシーマミシンを用い、針糸にポリエステルスパンライクフィラメント糸、上かがり糸と下かがり糸にウーリーナイロン糸を用いてフラットシーマの縫目で縫着した。なお、実施例に記載の各部材は、一つの部材を複数のパーツで形成することも可能であし、複数の部材を一つのパーツにまとめて形成することも可能である。
前記の大腿前部分1bは、腸骨稜部分から始まり、大腿直筋上端部近傍で大腿筋膜張筋から外側側副靱帯までを覆う部分と、縫工筋から内側側副靱帯までを覆う部分とに枝分かれするように配置する。膝関節裏側部分1eは上縁及び下縁の中央に膝関節裏側中心部の長さが短くなるように凹部2を設け曲線状とすることで、直線状の場合に比べて縫目の当たりを抑えることができる。
本実施例の運動用スパッツのように強緊締素材を配置することで、少なくとも十数分以上にわたり継続的に走運動や歩行運動を繰り返すことが必要な場合において、スムースな脚の運び、即ち膝関節及び股関節の屈曲動作を強化できる。
次に、本発明に係る運動用スパッツの実施例2について、図4(a)〜(c)を用いて説明する。図4(a)は運動用スパッツの正面図、図4(b)は同じく側面図、図4(c)は同じく背面図である。実施例2の運動用スパッツ1は、中央前部分2a、大腿前部分2b、脚前部分2c、臀部分2d、大腿後部分2e、脚後部分2f、ハムストリングス横断部分2g、鼡径靱帯部分2h、大臀筋周辺部2iおよび着用時に使用する腰紐10の各部材でスパッツを構成した。前記それぞれの部材は左右対称に配置した。各部材は前記の実施例1と同様の方法で縫製により一体化した。
本実施例の運動用スパッツのように強緊締素材を配置することで、脚を後から前へ運ぶ動作の補助性能を高めることができる。
図5に本発明の実施例3を示す。本実施例では前記の実施例1において強緊締素材Aを配置した領域に加えて、さらに脛骨粗面部分1gにも強緊締素材を配置している。脛骨粗面部分1gは膝関節裏側部分1eに連なるように配置した。なお、脛骨粗面部分1gに強緊締素材Aを配置したこと以外は実施例1と同様の仕様であり、ここでは詳細な説明は省略する。本実施例のような構成とした場合、脛骨粗面を含む領域も強緊締部材Aで覆われるので、実施例1の効果に加えて、膝関節の動きを阻害することなく、着地時の膝関節への衝撃を緩和することができる。
1a 中央前部分
1b 大腿前部分
1c 脚前部分
1d 後上部分
1e 膝関節裏側部分
1f ふくらはぎ部分
10 腰紐
2 凹部
70 腸骨稜
71 腸脛靭帯
72 大腿筋膜張筋
73 縫工筋
74 大腿直筋
75 外側側副靭帯
76 内側側副靭帯
77 膝窩筋
78 膝蓋骨
79 ハムストリングス(ハムストリングス79は
79a 大腿二頭筋長頭
79b 大腿二頭筋短頭
79c 半腱様筋
79d 半膜様筋
80a 大腿骨骨頭の外側上顆
80b 大腿骨骨頭の内側上顆
81 鼡径靱帯
82 大腿部の上内側部
83 大殿筋
84 脛骨粗面
A 強緊締素材
B 弱緊締素材
Claims (5)
- 主構成部分がストレッチ素材で形成され、着用者の下半身の表面にほぼ密着した状態で
着用され、第1の種類の素材及び第2の種類の素材を含む運動用スパッツであって、
前記第1の種類の素材の緊締力は前記第2の種類の素材の緊締力よりも強く、
前記第1の種類の素材は、少なくとも以下の(A1)及び(B1)の領域を含む位置に配置され、前記第2の種類の素材は、以下の(C1)の領域に配置されていることを特徴とする運動用スパッツ。
(A1)腸骨稜から大腿筋膜張筋及び外側側副靱帯を経て膝窩筋に至る部分を覆う領域。
(B1)腸骨稜から縫工筋及び内側側副靱帯を経て膝窩筋に至る部分を覆う領域。
(C1)大腿直筋及び膝蓋骨を覆う領域と、前記(A1)及び(B1)以外の領域。 - 主構成部分がストレッチ素材で形成され、着用者の下半身の表面にほぼ密着した状態で
着用され、第1の種類の素材及び第2の種類の素材を含む運動用スパッツであって、
前記第1の種類の素材の緊締力は前記第2の種類の素材の緊締力よりも強く、
前記第1の種類の素材は、少なくとも以下の(A2)及び(B2)の領域を含む位置に配置され、前記第2の種類の素材は、以下の(C2)の領域に配置されていることを特徴とする運動用スパッツ。
(A2)腸骨稜から大腿筋膜張筋を経てハムストリングスに至る部分を覆う領域。
(B2)腸骨稜から縫工筋を経てハムストリングスに至る部分を覆う領域。
(C2)大腿直筋を覆う領域と、前記(A2)及び(B2)以外の領域。 - 前記第1の種類の素材を、さらに少なくとも脛骨粗面の一部を覆う領域に配置したことを特徴とする請求項1に記載の運動用スパッツ。
- 前記第1の種類の素材を、さらに少なくとも腸骨稜から鼡径靱帯、大腿部の上内側部、大殿筋下部、大殿筋から腸脛靱帯への移行部を経て同じ腸骨稜へと戻る部分を覆う領域に配置したことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の運動用スパッツ。
- 前記運動用スパッツが、膝上、膝下、または足首までを覆うように形成されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の運動用スパッツ。
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-
2006
- 2006-06-12 JP JP2006162903A patent/JP2007023466A/ja active Pending
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