JP2007020896A - トレーニングマシンおよび広告情報提供システム - Google Patents

Abstract

【課題】 飽きることなくトレーニングを行え、表示装置を設けたトレーニングマシンを利用して広告情報を提供し、広告効果を確認できるトレーニングマシンおよび広告情報提供システムを提供する。
【解決手段】 トレーニングマシンの表示装置が、広告情報と、広告情報の送信元を特定するのに必要な情報とを表示する表示手段を有し、また、トレーニングマシンと、前記トレーニングマシンに設けられた表示装置と、前記表示装置と通信可能に接続され、該表示装置で表示する広告情報を提供するサーバとからなり、前記サーバは、広告情報データベースと、顧客がオンライン注文する際に送信注文情報として必要なキーワード情報が登録されたキーワード情報データベースと、前記広告情報と前記キーワード情報とを関係付けて表示装置に送信する送信手段とを有し、表示装置は、サーバから受信した広告情報とキーワード情報と関係付けて表示画面に表示する手段とを有する。
【選択図】 図１

Description

本発明は、ランニングマシンなどのトレーニングマシンの利用者に対して、広告情報を提供すると共に、その提供された広告情報を見た顧客からの注文に対して、その顧客がトレーニングマシンの表示装置で提供された広告情報を見たことで、注文してきたことを調べることができるようにしたトレーニングマシンおよび広告情報提供システムに関する。

従来、スポーツクラブなどにはランニングマシンなどのトレーニングマシンが設置され、利用者がランニングを行ったり、自転車用のペダルを踏むなどして、その場所だけでトレーニングが行なえるようにしてある。
このようなトレーニングマシンでは、移動しないでその場所だけでトレーニングを行うために、変化に乏しく、実際に外を走るランニングと比較しても景色の変化がないので、利用者が長時間のトレーニングを行っていると単調すぎて退屈になる場合もあるという問題がある。

従来、トレーニングマシンに表示装置を設けて、その表示装置の表示画面にトレーニングプログラムのコース選択や、選択されたコースの説明や、利用者へのマシン利用説明などの情報を表示させると共に、トレーニングの結果などを表示させることで、画面を通して利用者にそのトレーニングマシンに関するトレーニング情報を提供するという技術が公知となっている。（例えば、特許文献１参照）
特開２００２−３６０７３４号公報

しかしながら、トレーニングマシンに設けた表示装置にそれらのトレーニング情報を表示させても、利用者がトレーニングマシンの使用方法やトレーニング結果に関する情報の収集が行えるものの、単調なトレーニングに対する退屈を解消するという効果はあまりない。
更に、トレーニングマシンを設置してスポーツクラブなどを経営する経営者にとって、多数の会員が入れ替わり、所望の時間をトレーニングマシンの利用にあてているのに、それらの利用者に対して広告情報の提供を行い、広告収入をトレーニング以外の新たな収入源として確保しようとしても、適当な広告提供方法がなく、せっかくトレーニングマシンに表示装置が備えられて、画像情報の提供が行える設備があっても、スポーツクラブなどの経営者側にとって表示装置の機能を十分に活用できていないという問題がある。
また、トレーニングマシンの利用者に広告情報を提供しても、広告依頼者に対して、その広告効果が証明できないために、新たな広告依頼の開拓が効果的に行えないという問題もある。

そこで、本発明は、トレーニングマシンでトレーニングを行う利用者が、トレーニングの最中に単調なトレーニングに大しても飽きることなくトレーニングを行えるようにすると共に、トレーニングマシンを設置してスポーツクラブなどを経営する経営者側にとっても、表示装置を設けたトレーニングマシンを利用して、広告情報を利用者に提供し、また広告効果を確認できるようにして、広告依頼主に対する広告効果の証明や、新たな広告依頼の開拓を効果的に行えるようにしたトレーニングマシンおよび広告情報提供システムを提供する。

本発明のトレーニングマシンは、表示装置を備えたトレーニングマシンであって、前記表示装置が、広告情報と、前記広告情報の送信元を特定するのに必要な情報とを表示する表示手段を有することを特徴とする。

本発明の広告情報提供システムは、トレーニングマシンと、前記トレーニングマシンに設けられた表示装置と、前記表示装置と通信可能に接続され、該表示装置で表示する広告情報を提供するサーバとからなる広告情報提供システムであって、前記サーバは、広告情報が登録された広告情報データベースと、顧客がオンライン注文する際に送信注文情報として必要なキーワード情報が登録されたキーワード情報データベースと、前記広告情報と前記キーワード情報とを関係付けて前記表示装置に送信する送信手段とを有し、前記表示装置は、前記サーバから受信した前記広告情報と前記キーワード情報と関係付けて表示画面に表示する手段とを有することを特徴とする。

本発明の広告情報提供システムは、前記サーバは、前記広告情報と前記キーワード情報とを関係付けて前記表示装置に送信する際に、予め設定された期間毎に、前記広告情報に対して異なるキーワード情報を関係付けて送信させるキーワード情報更新手段と、前記広告情報に対して異なるキーワード情報を関係付けて送信させた場合の送信履歴情報を記憶する送信履歴情報記憶手段とを有することを特徴とする。

本発明のトレーニングマシンは、トレーニングマシンに備えられた表示装置が、広告情報と、前記広告情報の送信元を特定する情報とを表示する表示手段を有するので、その広告情報を見た者がオンライン注文をした際に、そのトレーニングマシンに設けた表示装置から提供された広告情報を見たことに基づいた注文であることがわかり、広告依頼者に対してその広告効果の具体的な証拠として示すことができるという効果がある。

本発明の広告情報提供システムは、トレーニングマシンに設けた表示装置の表示画面にに、サーバから受信した広告情報を表示するので、トレーニングを行う利用者が、トレーニングの最中に広告を見ながらトレーニングができ、単調なトレーニングでも飽きることなくトレーニングを行えるという効果があり、また、トレーニングマシンを設置してスポーツクラブなどを経営する経営者側にとっても、利用者がその広告情報を見てオンライン注文をする際に必要なキーワード情報を、表示画面に表示させることで、そのオンライン注文が行われた際に、トレーニングマシンに設けた表示装置から提供された広告による受注であること証明でき、広告依頼者に対してその広告効果の具体的な証拠として示すことができるという効果がある。

また、本発明の広告情報提供システムは、送信履歴情報の内容に基づいて、予め設定された期間毎の広告効果を確認できるという効果がある。

以下、本発明の実施形態に係る広告情報提供システムについて、図面に基づいて詳細に説明する。
図１は、本発明の実施形態に係る広告情報提供システムの構成の概要を説明する図、図２は、本発明に係り、トレーニングマシンに設けた表示装置の表示画面の一例を示す図、図３は、本発明の実施形態に係る広告情報提供システムのシステムブロック図、図４は、本発明の実施形態に係る広告情報提供システムにおける送信履歴情報の一例を示す図、図５は、本発明の実施形態に係る広告情報提供システムの処理手順を示すフローチャート図である。

本発明の実施形態に係る広告情報提供システムは、図１に示すように、ランニングマシンなどのトレーニングマシン１と、前記トレーニングマシン１に設けられた表示装置２と、前記表示装置２と通信可能に接続され、該表示装置で表示する広告情報を提供するサーバ３とから構成されている。
また、サーバ３には、パソコン４が通信可能に接続されている。
そして、トレーニングマシン１の利用者５は、トレーニングマシン１でのトレーニング中に表示装置２の表示手段である表示画面に映し出される映像を見ながら、飽きることなくトレーニングを行えるようになっている。

表示装置２の表示画面に映し出される映像としては、利用者５に対する広告情報の他に所望の映像を取り混ぜて、利用者５がより楽しみながらトレーニングを行え、利用者５が飽きることなくそのトレーニング時間をすごせるように様々な映像メニューが用意されている。
表示装置２の表示画面に映し出される映像は、所望の映像情報を表示装置２の記憶手段に予め記憶させておき、例えば、そのトレーニングマシン１の１回の基本的なトレーニング時間間隔で所定の映像が繰り返し表示画面に映し出されるように設定しておき、更に広告情報をそれらの映像の合間に、表示画面に映し出して利用者が広告情報を自然に見られるようにしておくことが好ましい。

また、図１には、１台のトレーニングマシン１だけが示されているが、実際にはスポーツクラブなどには、複数の様々な種類のトレーニングマシンが設置されており、サーバ３は、これら複数のトレーニングマシンの表示装置２と通信可能に接続され、それら複数の表示装置で表示する広告情報を送信して利用者に提供できるようにシステム化されている。

図２には、表示装置２の表示手段である表示画面に映し出された広告情報の一例が示されているが、その表示画面には、広告情報６と共にキーワード情報７が表示されている。
このキーワード情報７は、利用者がこの広告情報を見ることで、後でインターネットを利用したオンライン注文を行う際に、入力して注文と共に送信するキーワードであり、広告情報の送信元を特定するのに必要な情報である。
このキーワードを、オンライン注文を行う際に送信することで、そのオンライン注文が表示装置２の表示画面に映し出された広告情報を見たことによりその商品を知ることで、注文されたことが判別できるようにしてある。

表示装置２の表示画面には、広告以外の様々な映像を映して、トレーニングマシン１の利用者がそれらの映像を見ながらトレーニングを行い、また時々広告情報も映し出して広告活動が行えるようにしてあるが、広告情報を映し出す際には、インターネットを利用したオンライン注文を行う時に、注文と共に送信するキーワードも表示されるようにしてある。
このキーワード表示に連動する形で、表示画面にキーワードを含む内容を携帯電話用の２次元バーコード表示したり、また、表示装置２に小型プリンターを設置しキーワードをプリントアウトするように利用者に便宜を計っても良い。

次に、図３のシステムブロック図に基づいて、本発明の実施形態に係る広告情報提供システムのシステム構成について説明する。
トレーニングマシン１に備えられている表示装置２には、表示画面である表示手段８、記憶手段９、インターフェース（Ｉ／Ｆ）１０、制御手段１１などが備えられている。
表示装置２は、Ｉ／Ｆ１０を介して、サーバ３のインターフェース（Ｉ／Ｆ）１２と接続され、サーバ３から受信された広告情報を表示画面に映し出せるように構成されている。
また、記憶手段９には、トレーニングプログラムのコース選択、選択されたコースの説明、利用者へのマシン利用説明、また更に、広告以外の様々な映像情報が記憶されていて、必要に応じて表示装置２の表示画面に映し出すように構成されている。

また、サーバ３には、表示装置２と接続されたインターフェース（Ｉ／Ｆ）１２、送信手段１３、記憶手段１４、パソコン４と接続されたインターフェース（Ｉ／Ｆ）１５、キーワード情報更新手段１６、送信履歴情報記憶手段１７、送信スケジュール管理手段１８、制御手段１９、広告情報データベース２０、キーワード情報データベース２１などが備えられている。
広告情報データベース２０には、予め広告依頼主から広告の依頼があった種々の広告情報が登録されている。

また、キーワード情報データベース２１には、広告情報と共に表示画面に表示させるためのキーワードが複数種類登録されている。
そして、送信スケジュール管理手段１８は、これら広告情報データベース２０とキーワード情報データベース２１とに登録されている情報の中から、何時、どの広告情報とキーワードとを組み合わせて、それらの情報を表示装置２に送信するのかといった、送信スケジュールが設定され管理されている。

したがって、送信スケジュール管理手段１８での設定によって、表示装置２の表示画面に映し出される広告情報とキーワード、そしてタイミングなどの時間的な設定が行えるようにしてある。
また、送信履歴情報記憶手段１７は、何時、どの広告情報とキーワードとを組み合わせて、それらの情報を表示装置２に送信したのかといった送信履歴情報を記憶させておく機能を有している。
これにより、送信履歴情報記憶手段１７に記憶された送信履歴情報から、利用者によりオンライン注文が行われた際に、注文情報と共に送られてきたキーワードに基づき、利用者が、何時、どの広告情報を見たことで、注文してきたのかが判定できるようにしてある。
その場合に、利用者がオンライン注文を行う際には、このサーバ３を介して行ようにして、広告効果が測定可能にしてある。

また、キーワード情報更新手段１６は、広告情報とキーワード情報とを関係付けて表示装置２に送信する際に、予め設定された期間毎に、その広告情報に対して異なるキーワード情報を関係付けて送信させる機能を有している。
これにより、例えば、１週間毎に広告情報と共に表示装置２に送信するキーワード情報を異なるキーワードに代えることで、同じ広告情報を見た場合でも、何時頃に利用者が見た広告情報に基づいて注文してきたものであるのかが判別できるようにしてある。

また、パソコン４により、表示装置２に指示情報を送信したり、広告情報データベース２０やキーワード情報データベース２１の情報を更新させたり、送信スケジュールの変更を行ったり、送信履歴情報記憶手段１７に記憶された送信履歴情報の確認をするなどの処理が行えるようにしてある。

図４には、送信履歴情報記憶手段１７に記憶された送信履歴情報の一例が示されている。
送信履歴情報記憶手段１７には、表示装置２の表示手段８に映し出された広告情報とキーワード情報の履歴情報が記憶されており、広告日時２２、広告情報２３として広告番号２３ａと広告名２３ｂ、そしてキーワード２４などが関係付けて記憶されている。
キーワード情報は、図４に示すように、同一のキーワードを予め定めた所定の期間使用できる。

例えば、図４の事例では、１日毎に異なるキーワードを使用した場合が示されているが、これに限らず、１週間毎、１ヵ月毎に異なるキーワードに代えるようにしてもよい。
このキーワードは、利用者がその広告を見て、インターネットを利用したオンライン注文を行う時に、注文と共に送信するためのもので、その注文時に送信されてきたキーワードがどのキーワードを送ってきたのかで、送信履歴情報記憶手段１７に記憶された情報から、何時に表示した広告情報を見たのか判別することができ、また、そのキーワードだけで、注文者がトレーニングマシンの表示装置２に映し出された広告情報に基づいて注文してきたことを判別できるようにしてある。

次に、本発明の実施形態に係る広告情報提供システムの処理手順を、図４に示すフローチャート図に基づいて説明する。
パソコン４からサーバ３に対して、広告情報を表示させるための指示情報を送信する。（ステップＳ１）
サーバ３から表示装置２に対して、複数種類の広告情報を、予め送信スケジュール管理手段で設定された順番で送信する。
その際に、広告情報を、予め設定されたキーワード情報と共に送信する。（ステップＳ２）

表示装置２の表示手段８の表示画面に、複数の広告情報とキーワード情報とを順番に表示させる。（ステップＳ３）
サーバ３の送信履歴情報記憶手段１７に、表示装置２の表示手段８の表示画面に表示された広告情報とキーワード情報とを、その日時情報と関係付けて記憶させる。（ステップＳ４）
また、次回の処理において、広告情報と共に送信するキーワード情報を更新する場合には、キーワード情報を新たなキーワード情報に更新させる。
以上の処理により、トレーニングマシンに設けた表示装置から広告情報をトレーニングマシンの利用者に対して提供することができ、また、表示装置に表示させたキーワード情報をオンライン注文の際に送信してもらうことで、その注文が、トレーニングマシンに設けた表示装置から提供した広告情報を見ることによる注文であることを判別できるようにしてある。

本発明の実施形態に係る広告情報提供システムの構成の概要を説明する図である。 本発明に係り、トレーニングマシンに設けた表示装置の表示画面の一例を示す図である。 本発明の実施形態に係る広告情報提供システムのシステムブロック図である。 本発明の実施形態に係る広告情報提供システムにおける送信履歴情報の一例を示す図である。 本発明の実施形態に係る広告情報提供システムの処理手順を示すフローチャート図である。

符号の説明

１ トレーニングマシン
２ 表示装置
３ サーバ
４ パソコン
５ 利用者
６ 広告情報
７ キーワード情報
８ 表示手段
９ 記憶手段
１０，１２，１５ インターフェース（Ｉ／Ｆ）
１３ 送信手段
１４ 記憶手段
１６ キーワード情報更新手段
１７ 送信履歴情報記憶手段
１８ 送信スケジュール管理手段
１９ 制御手段
２０ 広告情報データベース
２１ キーワード情報データベース
２２ 広告日時
２３ 広告情報
２３ａ 広告番号
２３ｂ 広告名
２４ キーワード

Claims (3)

1. 表示装置を備えたトレーニングマシンであって、
   前記表示装置が、広告情報と、前記広告情報の送信元を特定するのに必要な情報とを表示する表示手段を有することを特徴とするトレーニングマシン。
2. トレーニングマシンと、前記トレーニングマシンに設けられた表示装置と、前記表示装置と通信可能に接続され、該表示装置で表示する広告情報を提供するサーバとからなる広告情報提供システムであって、
   前記サーバは、広告情報が登録された広告情報データベースと、顧客がオンライン注文する際に送信注文情報として必要なキーワード情報が登録されたキーワード情報データベースと、前記広告情報と前記キーワード情報とを関係付けて前記表示装置に送信する送信手段とを有し、
   前記表示装置は、前記サーバから受信した前記広告情報と前記キーワード情報と関係付けて表示画面に表示する手段とを有することを特徴とする広告情報提供システム。
3. 前記サーバは、前記広告情報と前記キーワード情報とを関係付けて前記表示装置に送信する際に、予め設定された期間毎に、前記広告情報に対して異なるキーワード情報を関係付けて送信させるキーワード情報更新手段と、前記広告情報に対して異なるキーワード情報を関係付けて送信させた場合の送信履歴情報を記憶する送信履歴情報記憶手段とを有することを特徴とする請求項１記載の広告情報提供システム。
   

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