JP2007019903A - 映像配信サービスにおける通信速度測定方法及び通信速度測定システム及び通信速度測定端末 - Google Patents

映像配信サービスにおける通信速度測定方法及び通信速度測定システム及び通信速度測定端末 Download PDF

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康浩 岩井
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健輔 佐藤
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Toshitsugu Tsuji
寿嗣 辻
Koichi Matsumura
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Abstract

【課題】従来の実効通信速度の測定は、TCPを用いてデータをダウンロードして測定を行うものであり、UDPを用いる測定に比べ、映像配信サービスを提供するのに必要な実効通信速度を有するか否かを判定するには十分ではなく、実効通信速度のボトルネックの所在を特定できない等の課題もあった。また、UDPの実効通信速度の測定は、TCPの場合に比べて非常に時間がかかっていた。
【解決手段】ユーザが通信端末に対して通信速度の測定を指示した場合、まず、通信端末は、通信端末とビデオサーバとの間のTCP実効通信速度を測定する。次に、ビデオサーバは、通信端末から通知されたTCP実効通信速度の測定データを初期値とし、この初期値を伝送レートとして通信端末に対しIPパケットを送信し、通信端末はこのIPパケットを受信してUDP実効通信速度の測定を開始する。
【選択図】図1

Description

本発明は、インターネットなどのIPネットワークを使った通信分野における映像配信システムに関し、特に、端末が接続されているネットワークの通信速度を測定することのできる技術に関する。
近年、ADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)、CATV、FTTH(Fiber To The Home)に代表される広帯域なインターネット接続サービスが提供されている。これらの広帯域なインターネット接続サービスの特徴の一つは、同じインターネット接続サービスに加入している場合であっても、各ユーザ毎に実効的な通信速度が異なることである。その要因は、ユーザ宅と最寄の局舎までの距離による通信品質の劣化や、ISP(Internet Service Provider)の回線速度の違いなどさまざまである。例えば、ADSLの24Mサービスでいえば、20数Mbpsの実効通信速度のユーザもいれば、数百kbpsの実効通信速度のユーザも存在する。
このように、実効通信速度はインターネット接続サービスのサービス仕様だけからは決まらないため、実効通信速度を測定するさまざまなサービスが、非特許文献1に示すようにインターネット上で提供されている。代表的な測定手法は、インターネット上のWebサーバに対して、パソコンのWebブラウザで接続し、HTTP(Hyper Text Transfer Protocol)を用いてデータをダウンロードし、そのダウンロードに要した時間を測定するというものであり、スピードテストサイトとしてインターネット上で多くのサイトが公開されている。また、特許文献1には、TCPネットワーク環境におけるバンド幅の高速動的測定の方法に関する技術が開示されている。
一方、広帯域なインターネット接続サービスの普及に伴い、テキストや静止画を中心としたWebサービスやEメールサービスに加えて、音楽配信サービスや映像配信サービスなどの新しいネットワークサービスが提供され始めている。WebサービスやEメールサービスの場合は、実効通信速度が異なったとしても、データの取得に要する時間の違いはあれ、同じ品質のサービスを提供することが可能であるが、IPネットワーク上で映像配信などの広帯域でリアルタイムなサービスを提供する場合、通信回線の実効通信速度が充分でなければ、映像の乱れなどが発生し、安定したサービスを提供できなくなる恐れがある。このため、各ユーザの実効通信速度を測定するサービス及び測定技術は、よりその重要性を増しつつある技術であるといえる。
特開2002−94567号公報 森田秀一、"スピードテストでブロードバンド伝送速度を測定"[onlion]、平成17年5月23日、インターネット<URL:http://internet.watch.impress.co.jp/www/article/2003/0728/speed.htm>
しかしながら、従来の実効通信速度測定システムは、HTTPおよびTCP(Transmission Control Protocol)を用いてデータをダウンロードして測定をおこなうものであり、映像配信サービスによく用いられるUDP(User Datagram Protocol)の実効通信速度を測定するものではなかった。TCPはフローコントロールの仕組みを備えているため、データをダウンロードすることで一定の精度で実効通信速度を測定することが可能であるが、UDPの場合、同じ方法では実効通信速度を測定することができなかった。また、従来の通信速度測定システムでは、パソコンのWebブラウザとインターネット上のWebサイト間、すなわちEnd−to−Endの実効通信速度を測定するため、宅外、宅内のどちらが実効通信速度のボトルネックとなっているかを特定することができなかった。また、従来の通信速度測定システムでは、通信速度測定時に、他の通信アプリが通信をおこなうことによる影響を排除することができなかった。
本発明は、ユーザ宅において、UDPプロトコルを用いた映像配信サービスをおこなうに充分な実効通信速度が確保できているか否かを測定することが可能な映像配信サービスにおける通信速度測定方法及び通信速度測定システム及び通信速度測定端末を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の通信速度測定方法は、少なくとも、映像配信サービス網と、前記映像配信サービス網を介して映像コンテンツを配信するビデオサーバと、前記映像配信サービス網への接続機能を備えたルータと、前記ルータに接続され、前記映像配信サービス網を介して前記ビデオサーバから映像コンテンツを受信して再生する通信端末とで構成される映像配信サービスシステムに適用される通信速度測定方法であって、前記ビデオサーバと前記通信端末との間の通信速度の測定において、最初に、TCP通信プロトコルを用いて測定するTCP通信速度を測定し、次に、UDP通信プロトコルを用いて測定するUDP通信速度の測定を行い、前記UDP通信速度の測定に際しては、前記TCP通信速度の測定で得た測定結果を初期測定値として活用することにより、UDP通信速度の測定を効率的におこなうことを特徴とするものである。さらに、ビデオサーバとルータとの間の通信速度、及び前記ルータと通信端末との間の通信速度を測定することで、宅外と宅内のいずれが通信速度のボトルネックになっているかを判断できるようにし、また、それぞれの前記通信速度を測定する場合、通信速度の測定対象となっている通信以外の通信を遮断するようにしたことを特徴とするものである。
また、上記課題を解決するために、本発明の通信速度測定システムは、少なくとも、映像配信サービス網と、前記映像配信サービス網を介して映像コンテンツを配信するビデオサーバと、前記映像配信サービス網への接続機能を備えたルータと、前記ルータに接続され、前記映像配信サービス網を介して前記ビデオサーバから映像コンテンツを受信して再生する通信端末とで構成される映像配信サービスシステムに適用される通信速度測定システムであって、前記通信端末は、前記ビデオサーバと前記通信端末との間の通信速度をTCP通信プロトコルを用いて測定するTCP通信速度測定手段と、前記TCP通信速度測定手段により測定した測定データを初期値データとして前記ビデオサーバに送信する送信手段と、前記ビデオサーバが前記通信端末より受信した前記測定データの値(初期値)を伝送レートとして送信したIPパケットを受信し、これを基にUDP通信プロトコルを用いたUDP通信速度の測定を開始するUDP通信速度測定手段とを具備し、前記ビデオサーバには、前記通信端末が送信した前記TCP通信速度測定手段により測定した測定データを初期値データとして受信し、前記初期値データの値を伝送レートとするIPパケットを前記通信端末に送信する送信手段を具備し、UDP通信プロトコルを用いたUDP通信速度の測定を効率的におこなうことを特徴とするものである。また、ルータは、ビデオサーバと前記ルータとの間の通信速度測定手段と、前記ルータと通信端末との間の通信速度測定手段を備えることを特徴とするものであり、さらに、ルータは、2つの通信速度測定手段がそれぞれの通信速度の測定をする場合、通信速度の測定対象となっている通信以外の通信を遮断する手段を有することを特徴とするものである。
本発明の映像配信サービスにおける通信速度測定方法及びシステムによれば、UDP通信プロトコルを用いて測定するUDP実効通信速度を効率よく測定することが可能となる。また、実効通信速度が充分でない場合、宅外、宅内のどちらが実効通信速度のボトルネックとなっているかを特定することが可能となる。さらに、実効通信速度の測定をおこなう際に、他の通信アプリの影響を排除することが可能となる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照しながら説明する。
(実施の形態)
本発明の実施の形態では、通信端末が、アクセス網(IP通信網)を介して接続されたビデオサーバから映像コンテンツを受信して再生する映像配信サービスシステムにおいて、映像配信サービスを提供するに十分な通信帯域が確保できているか否かを確認するための通信速度測定方法及び通信速度測定システムについて説明する。
図1は、本発明の実施の形態における映像配信サービスシステムに適用される通信速度測定システムの構成を示した図である。
図1において、ホームルータ200は、アクセス網300への接続機能を備えており、通信端末100は、ホームルータ200を経由してアクセス300網に接続されている。アクセス網300は、ISP(Internet Service Provider)400を経由してインターネット600に接続されており、Webサーバ700はインターネット600上に公開されている。インターネット600は、各社の通信網が相互に接続された巨大な通信網であり、一般的には通信帯域は保証されておらず、このため、映像コンテンツのような広帯域でリアルタイムなデータの配信には不向きである。このような映像コンテンツを安定して配信するために、ビデオサーバ500をアクセス網300に接続することによって、インターネット600における回線速度の制約を受けずに映像コンテンツを配信するシステム構成が取られている。このようにアクセス網300に置かれるビデオサーバ500は、エッジサーバとも呼ばれている。なお、本発明の実施の形態1においては、ビデオサーバ500をアクセス網300に設置したが、本発明の通信速度測定システムはこの構成に限定されるものではない。通信端末100は、ホームルータ200を介して、Webサーバ700から映像コンテンツの取得先が記述されたメタデータを取得する。メタデータには、映像コンテンツの取得先としてビデオサーバ500のURL(Uniform Resource Locator)が記述されており、そのURL情報を基に、通信端末100はビデオサーバ500に対して、映像コンテンツのリクエスト要求を送信する。通信端末100からのリクエスト要求を受信したビデオサーバ500は、通信端末100に対してリクエスト要求に基づく映像コンテンツを送信し、通信端末100は、この映像コンテンツを受信して再生することが可能となる。
次に、このような映像配信サービスシステムにおいて、ビデオサーバから通信端末までの実効的な通信帯域が、映像配信サービスを行うために充分であるか否かを判定する方法を考える。
図2は、本発明の実施の形態における通信端末100の構成を示すブロック図である。図2において、通信部101は、ビデオサーバ500からリクエスト要求に基づいて配信された映像コンテンツをIPパケットとして受信する。ビデオサーバ500から受信した映像コンテンツは、コンテンツ受信部102を経由してコンテンツ表示部103に送信され、ここで送信された映像コンテンツの映像が表示される。通信部101は、また、TCP通信速度測定部104およびUDP通信速度測定部105に接続されており、ビデオサーバ500から受信したIPパケットを、それぞれTCP通信速度測定部104およびUDP通信速度測定部105に送信することにより、受信したIPパケットを用いて実効通信速度を測定することができる。この場合の実効通信速度の測定方法としては、例えば、通信端末100は、ビデオサーバ500が通信端末100宛に送信したIPパケットを受信し、この受信したIPパケットの総データ量(バイト)、最初に受信したIPパケットの到着時刻、および最後に受信したIPパケットの到着時刻を記録し、これらの記録した内容(データ)を基に実効通信速度を算出する方法が考えられる。
ここで、TCP通信プロトコルを用いる通信速度測定の場合、TCPにはフロー制御機能が備わっているため、ビデオサーバ500はベストエフォートでIPパケットを送信するだけで、通信端末100とビデオサーバ500との間の実効通信速度を測定することができる。一方、UDP通信プロトコルを用いる通信速度測定の場合、UDPにはフロー制御機能が備わっていないため、ビデオサーバ500が送信したIPパケットの伝送レートが高すぎる場合は、パケットの損失が発生するため実効通信速度を測定することができなくなる。したがって、UDPによる実効通信速度の測定は、適切な伝送レートを見つけるために一定の刻み幅で測定を繰り返す必要があり、非常に手間がかかる。
通信端末100は、ユーザが通信端末100のユーザインターフェース(図示せず)を介して通信速度の測定を指示した場合、まず、TCP通信速度測定部104によりビデオサーバとの間の実効通信速度を測定し、その測定した結果(データ)をUDP通信速度測定部105に通知するとともに、通信速度初期値DB(データベース)106に保持する。次に、UDP通信速度測定部105は、TCP通信速度測定部104より通知された実効通信速度を初期値として、ビデオサーバ500に対し通知する。ビデオサーバ500は、UDP通信速度測定部105より通知された初期値を伝送レートとしてUDP通信速度測定部105に対しIPパケットを送信し、UDP通信速度測定部105は、ビデオサーバ500からIPパケットを受信し、これを基に測定を開始して実効通信速度の測定をおこなう。
TCP通信における実効通信速度とUDP通信における通信速度は、一般的には異なる値となるが、どちらの実効通信速度も回線帯域に依存するため一定の相関関係がある。したがって、UDP通信における実効通信速度を測定する場合、同じ通信回線(アクセス網)のTCP通信における実効通信速度を初期値として用いることにより、より少ない測定回数でUDP通信における実効通信速度を測定できることが期待できるので、このような通信速度測定方法、あるいは通信速度測定システムにより、UDP通信における実効通信速度の測定を効率的におこなうことが可能となる。
なお、アクセス回線毎、あるいは映像配信サービス毎のTCP通信における実効通信速度の初期値を通信速度初期値DB106に保持しておき、これらの値をUDP通信における実効速度を測定する場合の初期値として利用してもよい。また、RTSP(Real Time Streaming Protocol)によってビデオサーバ500から取得した映像コンテンツの伝送レートを初期値として、UDP通信における実効速度の測定を開始してもよい。
図3は、本発明の実施の形態におけるホームルータの構成を示すブロック図である。次に、図3を用いて、本発明の実施の形態におけるホームルータ200の構成について説明する。通信端末100に接続されるLAN側通信部201とアクセス網300に接続されるWAN側通信部202は、それぞれ通信部203を介して接続されており、IPルーティング機能を提供する。さらに、通信部203は、後述する通信速度測定部204、通信遮断制御部205および映像ストリーム判定部206に接続されており、これらの各部に対し、LAN側通信部201およびWAN側通信部202を介して受信したIPパケットを送信することができる。通信遮断制御部205は、通信部203を制御することが可能であり、指定したIPアドレスおよびポート番号の組み合わせ以外の通信を遮断することができる機能を有する。通信速度測定部204は、通信部203を流れるIPパケットの実効通信速度を測定することができ、その測定方法は、例えば、上記の通信端末100における測定方法と同じ方法が考えられる。映像ストリーム判定部206は、通信部203を流れるIPパケットの中から映像ストリームだけを判別し、その映像ストリームのIPアドレスおよびポート番号を通信遮断制御部205に通知する機能を備えている。
ホームルータ200において、ユーザが通信端末100のユーザインターフェース(図示せず)を介して通信速度の測定を指示した場合、通信速度測定部204は、WAN側通信部202とビデオサーバ500との間の実効通信速度を測定し、次に、LAN側通信部201と通信端末100との間の実効通信速度を測定し、これら2つの測定結果(データ)を、通信部203およびLAN側通信部201を経て通信端末100に通知する。上記のような構成をとることにより、ホームルータ200のWAN側通信網とLAN側通信網の実効通信速度を個別に測定することができるので、End−to−Endの実効通信速度が遅い場合、そのボトルネックがWAN側にあるのか、LAN側にあるのかを特定することが可能となる。
また、通信速度測定部204がWAN側通信網あるいはLAN側通信網の実効通信速度を測定中に、映像ストリーム以外の通信アプリの通信量が所定の値以上になった場合、通信遮断制御部205は、通信部203に対し映像ストリーム以外の通信を遮断するように制御する。このように構成することにより、映像ストリーム以外の通信アプリの影響を排除した状態で、実効通信速度を測定することが可能となる。
なお、通信遮断制御部205は、通信速度測定部204に対し、映像ストリーム以外の通信アプリの通信量が所定の値以上になった場合は通信速度の測定を中断させ、所定の値以下になった場合に通信速度の測定を再開するように制御してもよい。
本発明の映像配信サービスにおける通信速度測定方法及び通信速度測定システム及び通信速度測定端末は、映像配信サービスの実用化にあたり、ユーザ毎に通信品質が異なるブロードバンド環境において、各々のユーザに対し安定したサービスを提供するための課題を解決するために有用である。
本発明の実施の形態における映像配信サービスシステムに適用される通信速度測定システムの構成を示した図 本発明の実施の形態における通信端末の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態におけるホームルータの構成を示すブロック図
符号の説明
100 通信端末
101 通信部
102 コンテンツ受信部
103 コンテンツ表示部
104 TCP通信速度測定部
105 UDP通信速度測定部
106 通信速度初期値DB
200 ホームルータ
201 LAN側通信部
202 WAN側通信部
203 通信部
204 通信速度測定部
205 通信遮断制御部
206 映像ストリーム判定部
300 アクセス網
400 ISP
500 ビデオサーバ
600 インターネット
700 Webサーバ

Claims (7)

  1. 少なくとも、映像配信サービス網と、前記映像配信サービス網を介して映像コンテンツを配信するビデオサーバと、前記映像配信サービス網への接続機能を備えたルータと、前記ルータに接続され、前記映像配信サービス網を介して前記ビデオサーバから映像コンテンツを受信して再生する通信端末とで構成される映像配信サービスシステムに適用される通信速度測定方法であって、前記ビデオサーバと前記通信端末との間の通信速度の測定において、最初に、TCP通信プロトコルを用いて測定するTCP通信速度を測定し、次に、UDP通信プロトコルを用いて測定するUDP通信速度の測定を行い、前記UDP通信速度の測定に際しては、前記TCP通信速度の測定で得た測定結果を初期測定値として活用することにより、UDP通信速度の測定を効率的におこなうことを特徴とする通信速度測定方法。
  2. ビデオサーバとルータとの間の通信速度、及び前記ルータと通信端末との間の通信速度を測定することで、宅外と宅内のいずれが通信速度のボトルネックになっているかを判断できるようにし、また、それぞれの前記通信速度を測定する場合、通信速度の測定対象となっている通信以外の通信を遮断するようにしたことを特徴とする請求項1記載の通信速度測定方法。
  3. 少なくとも、映像配信サービス網と、前記映像配信サービス網を介して映像コンテンツを配信するビデオサーバと、前記映像配信サービス網への接続機能を備えたルータと、前記ルータに接続され、前記映像配信サービス網を介して前記ビデオサーバから映像コンテンツを受信して再生する通信端末とで構成される映像配信サービスシステムに適用される通信速度測定システムであって、前記通信端末は、前記ビデオサーバと前記通信端末との間の通信速度をTCP通信プロトコルを用いて測定するTCP通信速度測定手段と、前記TCP通信速度測定手段により測定した測定データを初期値データとして前記ビデオサーバに送信する送信手段と、前記ビデオサーバが前記通信端末より受信した前記測定データの値(初期値)を伝送レートとして送信したIPパケットを受信し、これを基にUDP通信プロトコルを用いたUDP通信速度の測定を開始するUDP通信速度測定手段とを具備し、前記ビデオサーバには、前記通信端末が送信した前記TCP通信速度測定手段により測定した測定データを初期値データとして受信し、前記初期値データの値を伝送レートとするIPパケットを前記通信端末に送信する送信手段を具備し、UDP通信プロトコルを用いたUDP通信速度の測定を効率的におこなうことを特徴とする通信速度測定システム。
  4. ルータは、ビデオサーバと前記ルータとの間の通信速度測定手段と、前記ルータと通信端末との間の通信速度測定手段を備えることを特徴とする請求項3記載の通信速度測定システム。
  5. ルータは、2つの通信速度測定手段がそれぞれの通信速度の測定をする場合、通信速度の測定対象となっている通信以外の通信を遮断する手段を有することを特徴とする請求項4記載の通信速度測定システム。
  6. 少なくとも、映像配信サービス網と、前記映像配信サービス網を介して映像コンテンツを配信するビデオサーバと、前記映像配信サービス網への接続機能を備えたルータと、前記ルータに接続され、前記映像配信サービス網を介して前記ビデオサーバから映像コンテンツを受信して再生する通信端末とで構成される映像配信サービスシステムに適用される通信速度測定システムにおいて活用される通信端末であって、前記ビデオサーバと前記通信端末との間の通信速度をTCP通信プロトコルを用いて測定するTCP通信速度測定手段と、前記ビデオサーバと前記通信端末との間の通信速度をUDP通信プロトコルを用いて測定するUDP通信速度測定手段とを有し、前記TCP通信速度測定手段における測定結果を、前記UDP通信速度測定手段における初期測定値として活用する手段をさらに有することを特徴とする通信端末。
  7. 少なくとも、映像配信サービス網と、前記映像配信サービス網を介して映像コンテンツを配信するビデオサーバと、前記映像配信サービス網への接続機能を備えたルータと、前記ルータに接続され、前記映像配信サービス網を介して前記ビデオサーバから映像コンテンツを受信して再生する通信端末とで構成される映像配信サービスシステムに適用される通信速度測定システムにおいて活用されるルータであって、前記ビデオサーバと前記ルータとの間の通信速度測定手段と、前記ルータと前記通信端末との間の通信速度測定手段とを有し、2つの前記通信速度測定手段は、それぞれの通信速度の測定をする場合、通信速度の測定対象となっている通信以外の通信を遮断する手段をさらに有することを特徴とするルータ。
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