JP2007019247A - 電子ビーム装置およびデバイス製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】電子ビームのウエハ面への垂直性であるテレセントリック度を高精度に検出して校正する電子ビーム装置およびその電子ビーム装置を用いるデバイス製造方法を提供する。
【解決手段】ウエハと平行に設けられ、電子ビームを透過する単結晶から成る基板と、基板を透過した電子ビームを検出する検出手段と、検出手段の検出結果に基づいて電子ビームの基板への入射角度を制御する制御手段と、を有するため、信号強度が高く、S/Nの優れたチャンネリング信号が得られ、電子ビームのウエハ面への垂直性であるテレセントリック度を高精度に検出して校正できる。高精度に電子ビームのテレセントリック度を計測できるため電子ビーム描画の描画精度、特に、CD精度の優れた描画が可能となり、構成がシンプルであるためステージへの設置が容易となる。デバイス製造方法によれば、電子ビーム描画の描画精度、特に、CD精度の優れた描画が可能となる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、電子ビームのテレセントリック度を高精度に検出して校正する電子ビーム装置およびその電子ビーム装置を用いるデバイス製造方法に関する。
一般に、半導体メモリデバイス製造の量産段階においては、高い生産性を持つ光ステッパが用いられてきたが、線幅が0.1μm以下の4GDRAM以降のメモリデバイスの生産においては、光露光方式に代わる露光技術の1つとして、解像度が高く、生産性の優れた電子ビーム露光法が期待されている。従来の電子ビーム露光法は、単一ビームのガウシアン方式と可変成形方式が用いられてきた。
近年、電子ビーム露光法の生産性を向上させる方法として、デバイス回路の繰り返しパターンをセルマスクとして備えた部分一括転写方式が開発され実用化されている。一方、全くマスクを使わないマスクレス露光装置として、BAA(ブランキング・アパーチャー・アレー)を用いた電子描画方式が提案されている。
これらの電子ビーム露光装置は、単一の電子源から放射した電子ビームのエネルギーを50keVに加速した後、電子ビームを平行化するためのコリメータレンズ、そして、マルチ電子ビームをON/OFFするためのBAA(ビームブランキングアレー)、マルチビームをウエハ上に照射する縮小投影レンズからなる電子光学系で構成されている。そして、電子ビーム露光装置のスループットを向上させる方法として、電子光学系の収差補正機構を用いることで、一度に描画出来る領域を拡大するマルチビーム方式が提案されている。この様に、従来は、電子ビーム露光装置のスループットの向上を図るために露光面積を増大する工夫が行われている。
また、電子ビーム描画装置では電子ビームの電子間相互作用を低減するために、電子光学系で許される範囲で電子ビームの開き角(NA)の大きな値を設定することで、照射出来る電流を増大して高スループット化を図ってきた。
この様な電子ビーム描画の光学条件において、電子ビームの照射ターゲットであるウエハ面に対する電子ビームの入射角(ウエハ面への垂直性であるテレセントリック度)の設定は重要なパラメータであり、電子ビームの入射角を計測し、校正する方法として、一般的に用いられてきた段差マークや、単結晶に電子ビームを照射し、そこからの反射電子を検出することで結晶の方位に依存したチャンネリング像を校正に用いる方法が特開2001−85299号公報(特許文献1)で提案された。
また、特開2004−273543公報(特許文献2)では、レチクルを照明する荷電粒子線のテレセントリック性を評価する方法が提案された。
特開2001−85299号公報 特開2004−273543公報
しかし、上述のテレセントリック度測定において段差マークを用いた方法では、高い精度を求めようとすると高い段差が必要となるため、実用的には高精度で計測することが難しかった。
また、特開2001−85299号公報(特許文献1)の走査ビームを単結晶に照射して反射する電子を検出する検出器でチャンネリングパターンを観測する方法は、検出感度が悪く電子ビームの電流値が小さい条件で高精度な計測が難しかった。
そこで、本発明は、電子ビームのウエハ面への垂直性であるテレセントリック度を高精度に検出して校正する電子ビーム装置およびその電子ビーム装置を用いるデバイス製造方法を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために本発明の電子ビーム装置は、ウエハと平行に設けられ、電子ビームを透過する単結晶から成る基板と、
前記基板を透過した前記電子ビームを検出する検出手段と、
前記検出手段の検出結果に基づいて前記電子ビームの前記基板への入射角度を制御する制御手段と、を有することを特徴とする。
さらに、本発明の電子ビーム装置は、前記基板および前記検出手段は、前記電子ビームが照射される位置と照射されない待機位置に位置するように前記ウエハに対して平行に移動可能に設けられ、
前記制御手段は、
前記検出手段で検出された前記電子ビームの前記基板への入射角度を分析する信号処理装置と、
前記信号処理装置からの分析された信号により制御信号を出力する入射角度制御装置と、
前記制御信号により前記電子ビームの光軸を調整するアライメントユニットと、を有する。
さらに、本発明の電子ビーム装置は、前記制御手段は、前記アライメントユニットの代わりに、あるいは、前記アライメントユニットの他にさらに、前記制御信号により前記電子ビームの偏向角を制御する偏向器を有する。
さらに、本発明の電子ビーム装置は、前記制御手段は、事前に前記偏向器の偏向角と、前記基板を透過した前記電子ビームの強度のデータを記憶する記憶手段を有し、
前記データと前記検出結果に基づいて前記入射角度を制御する。
さらに、本発明の電子ビーム装置は、前記基板に入射する前記電子ビームは、前記偏向器により前記基板上を支点に偏向される。
さらに、本発明の電子ビーム装置は、前記基板に入射する前記電子ビームは、前記偏向器により前記電子ビームの偏向中心を支点に偏向される。
さらに、本発明の電子ビーム装置は、前記検出手段は、透過した前記電子ビームを検出するように前記電子ビームの軸上に配置される第1の検出器と、
散乱した前記電子ビームを検出するように前記電子ビームの軸外に配置された第2の検出器と、有する。
さらに、本発明の電子ビーム装置は、前記単結晶は、Si,Ge,GaAs,InSb,Cのいずれから成る。
さらに、本発明の電子ビーム装置は、前記基板を構成する前記単結晶は厚さ10から100nmから成り、機械的な前記電子ビームの軸と前記基板の結晶方位が垂直になるように配置される。
さらに、本発明の電子ビーム装置は、前記電子ビームはマルチ電子ビームであり、前記マルチ電子ビームを各々個別に動作させ、前記マルチ電子ビームの前記基板に対する入射角度位置を調整する。
さらに、本発明のデバイス製造方法は、前記電子ビーム装置は露光装置であり、前記露光装置を用いて、露光対象に露光を行う工程と、露光された前記露光対象を現像する工程と、を具備することを特徴とする。
本発明の電子ビーム装置によれば、ウエハと平行に設けられ、電子ビームを透過する単結晶から成る基板と、前記基板を透過した前記電子ビームを検出する検出手段と、前記検出手段の検出結果に基づいて前記電子ビームの前記基板への入射角度を制御する制御手段と、を有する。このため、基板が電子ビームを透過する単結晶から成るため、特開2001−85299号公報(特許文献1)の反射型検出器によるチャンネリング信号の検出に較べて、信号強度が高く、S/Nの優れたチャンネリング信号が得られ、電子ビームのウエハ面への垂直性であるテレセントリック度を高精度に検出して校正できる。
高精度に電子ビームのテレセントリック度を計測できるため、電子ビーム描画の描画精度、特に、CD精度の優れた描画が可能となる。
さらに、従来例の段差計測によるテレセントリック度の計測と較べて構成がシンプルであるためステージへの設置が容易となる。
さらに、本発明のデバイス製造方法によれば、前記電子ビーム装置は露光装置であり、前記露光装置を用いて、露光対象に露光を行う工程と、露光された前記露光対象を現像する工程と、を具備するため、電子ビーム描画の描画精度、特に、CD精度の優れた描画が可能となる。
以下、本発明を、その実施例に基づいて、図面を参照して説明する。
図1を参照して本発明の実施例1のマルチ電子ビーム型露光装置を説明する。
このマルチ電子ビーム型露光装置は、電子銃100、照明系を構成する照射レンズ111、マルチビーム形成ユニット120、縮小投影系130、及びステージ140を有する。電子銃100は、LaB6等の熱電子源101、ウエネルト電極102、及びアノード電極103の3極型の電子銃で構成される。熱電子源101から放出された電子ビーム1は、クロースオーバーを形成して50kVに加速され、照射レンズ111に入射される。照射レンズ111により電子ビーム1は、略平行化されてマルチビーム形成ユニット120に入射される。
マルチビーム形成ユニット120は、単一光源の電子銃100から放出された電子ビーム1をマルチビームに分割するためのアパーチャアレー121、マルチビームに分割されたそれぞれの電子ビームを収束する機能を備えたマルチレンズアレー122、このマルチビームを独立に偏向してビームブランキングを行うブランキングアレー123、及びブランキングされたマルチビームを遮断するビーム遮蔽電極124から構成される。
更に、マルチビーム形成ユニット120を出たマルチビームは、下段の縮小投影系130に入射され、レンズ131,132から成るダブレット型のレンズによって、レンズアレー122で形成されるマルチビームの2次光源像をステージ140上に静電吸着されたウエハ141上に投影する。
電子ビーム1のウエハ141面への垂直性であるテレセントリック度である入射角度を調整する手段として、ステージ140上にウエハ141と平行に設けられた電子ビーム1のテレセントリック度計測ユニット10、電子ビーム1の縮小投影系130の光軸を調整するアライメントユニット40、電子ビーム1を偏向する偏向器20を有する。
図2に示されるようにテレセントリック度計測ユニット10は、ウエハ141と平行に設けられ電子ビーム1を透過する単結晶から成る基板11と、透過した電子ビーム1を検出する図5に示される検出手段である第1の検出器12および第2の検出器13で構成される。
テレセントリック度計測ユニット10を構成する基板11および検出手段である第1の検出器12および第2の検出器13は、電子ビーム1が照射される位置と照射されない待機位置に位置するようにウエハ141に対して平行に移動可能に設けられる。
検出手段である第1の検出器12および第2の検出器13の検出結果に基づいて電子ビーム1の基板11への入射角度を制御する制御手段は、検出手段である第1の検出器12および第2の検出器13により検出された電子ビーム1の基板11への入射角度を分析する信号処理装置30と、信号処理装置30からの分析された信号S1により制御信号S2を出力する入射角度制御装置50と、制御信号S2により電子ビーム1の縮小投影系130による電子ビーム1の光軸を調整するアライメントユニット40と、を有する。
検出手段である第1の検出器12および第2の検出器13で受ける透過された電子ビーム1は、信号処理装置30でテレセントリック度の状態を分析され、その分析された信号S1に基づいて入射角度制御装置50からアライメントユニット40に制御信号S2を出力する。
この制御手段は、アライメントユニット40の代わりに、あるいは、アライメントユニット40の他にさらに、制御信号S2により電子ビーム1の偏向角を制御する手段として、偏向器20を用いても良い。
この制御手段は、事前に偏向器20の偏向角と、基板11を透過した電子ビーム1の強度のデータを記憶する図示されない記憶手段を有し、このデータと検出結果に基づいて入射角度を制御する場合もある。
第1の検出器12に入射する電子ビーム1は、偏向器20によって基板11上の一点を支点として走査するように偏向される。電子ビーム1を基板11に入射すると、この電子ビーム1は基板11内の回折現象により、結晶の原子構造の周期性に反映して、原子間に局在した周期的に変化する波(ブロッホ波)となり、原子の配列に衝突しないため結晶をよく透過する。この現象は電子チャンネリング現象と言われるもので、本発明の実施例1である電子ビーム1のテレセントリック度を測定する装置にこの透過される電子ビーム1を用いる。
本実施例1においては50kVに加速された電子ビーム1を、数十nmの単結晶のSiから成る基板に(100)(110)、(111)等の低次の指数から成る結晶面に垂直に照射する。
電子ビーム1の入射位置が結晶面から外れた場合は、電子チャンネリング現象がないため透過する電子ビーム1の強度が大幅に減衰する。この現象を用いて図2に示されるように偏向器20で電子ビーム1を偏向して電子ビーム4を形成すると、その偏向器20の偏向角に対して第1の検出器12で検出される信号から、基板11の原子配列の方向と電子ビーム1の入射方向の位置関係を正確に知ることが出来る。
また、基板11に入射した電子ビーム1は、入射角度以外の領域に散乱されるため、電子チャンネル信号と合わせて電子散乱によるバックグランドが信号として検出されることになる。
図2に示される検出手段は、電子ビーム1の入射位置に設けた第1の検出器12および中心から外れた位置の第2の検出器13から成り、第2の検出器13は散乱した電子ビーム1を検出し、電子ビーム1の光軸上の第1の検出器12のバックグランド補正を行い、電子チャンネリング信号のS/Nを向上する。
図5には円周状の第1の検出器12の周囲を円周状の第2の検出器13に配置された検出手段が示される。
図3には電子ビーム1の光軸から外れた電子ビーム5に対して、テレセントリック度を計測する場合が示され、図2の場合と同様に偏向器20で更に基板11上のある点を支点に偏向ビーム8を形成することで、偏向角度に依存した電子チャンネリング信号を得る。
ここで、図示されないが基板11に入射する電子ビーム1は、偏向器20により電子ビーム1の偏向中心を支点に偏向される場合もある。
次に図4を参照してマルチ電子ビーム2,3,4に対するテレセントリック度を計測する本発明の実施例2の電子ビーム装置を説明する。
図1に示されるマルチ電子ビーム描画装置で形成されたマルチ電子ビーム2,3,4に対し、計測対象の電子ビームがONとなるようにブランキングアレー123でマルチ電子ビーム2,3,4の制御を行いながら、偏向器20を動作させてマルチ電子ビーム2,3,4全体のテレセントリック度を計測する。ここで計測されたマルチ電子ビーム2,3,4のテレセントリック度の状態は信号処理装置30で解析され、その結果に基づいて、入射角度制御装置50によって最適なテレセントリック度の設定が行われる。
尚、上記の本発明の実施例1では単結晶から成る基板11として、Si基板を用いたが、電子ビーム1,2,3,4が透過する単結晶から成る基板として、Ge,GaAs,InSb,C等を選択することが出来る。
また、単結晶から成る基板11の厚さは、基板材料と電子ビームの加速エネルギーにもよるが、50kVから100kVの電子ビームの対しては、電子ビームの基板内での平均自由行程から基板厚は10nmから100nmが電子ビームの透過効率を高め好適である。
次に、本発明の実施例3として、上記実施例1の電子ビーム露光装置を利用した半導体デバイスの製造プロセスを説明する。
図6は半導体デバイスの全体的な製造プロセスのフローを示す図である。ステップ1(回路設計)では半導体デバイスの回路設計を行う。ステップ2(EBデータ変換)では設計した回路パターンに基づいて露光装置の露光制御データを作成する。
一方、ステップ3(ウエハ製造)ではシリコン等の材料を用いてウエハを製造する。ステップ4(ウエハプロセス)は前工程と呼ばれ、上記露光制御データが入力された露光装置とウエハを用い、リソグラフィ技術を利用してウエハ上に実際の回路を形成する。次のステップ5(組み立て)は後工程と呼ばれ、ステップ4によって作製されたウエハを用いて半導体チップ化する工程であり、アッセンブリ工程(ダイシング、ボンディング)、パッケージング工程(チップ封入)等の組み立て工程を含む。ステップ6(検査)ではステップ5で作製された半導体デバイスの動作確認テスト、耐久性テスト等の検査を行う。こうした工程を経て半導体デバイスが完成し、ステップ7でこれを出荷する。
上記ステップ4のウエハプロセスは以下のステップを有する。ウエハの表面を酸化させる酸化ステップ、ウエハ表面に絶縁膜を成膜するCVDステップ、ウエハ上に電極を蒸着によって形成する電極形成ステップ、ウエハにイオンを打ち込むイオン打ち込みステップ、ウエハに感光剤を塗布するレジスト処理ステップ、上記の露光装置によって回路パターンをレジスト処理ステップ後のウエハに焼付け露光する露光ステップ、露光ステップで露光したウエハを現像する現像ステップ、現像ステップで現像したレジスト像以外の部分を削り取るエッチングステップ、エッチングが済んで不要となったレジストを取り除くレジスト剥離ステップ。これらのステップを繰り返し行うことによって、ウエハ上に多重に回路パターンを形成する。
本発明の実施例1および2の電子ビーム装置の概略構成図である。 本発明の実施例1の電子ビーム装置の詳細な構成図である。 本発明の実施例1の電子ビーム装置の詳細な構成図である。 本発明の実施例2の電子ビーム装置の詳細な構成図である。 本発明の実施例1および2の電子ビーム装置を構成する検出器の構成図である。 本発明の実施例1の電子ビーム露光装置を用いた本発明の実施例3の半導体デバイスの全体的な製造プロセスのフローを示す図である。
符号の説明
1、2,3,4,5、6 電子ビーム
10 テレセントリック度計測ユニット 11 基板
20 偏向器 30 信号処理装置 40 アライメントユニット
50 入射角度制御装置 100 電子銃 111 照射レンズ
120 マルチビーム形成ユニット 121 アパーチャ−アレー
122 レンズアレー 123 ブランキングアレー
124 遮蔽電極 130 縮小投影系 131,132 レンズ
140 ステージ 141 ウエハ

Claims (11)

  1. ウエハと平行に設けられ、電子ビームを透過する単結晶から成る基板と、
    前記基板を透過した前記電子ビームを検出する検出手段と、
    前記検出手段の検出結果に基づいて前記電子ビームの前記基板への入射角度を制御する制御手段と、を有することを特徴とする電子ビーム装置。
  2. 前記基板および前記検出手段は、前記電子ビームが照射される位置と照射されない待機位置に位置するように前記ウエハに対して平行に移動可能に設けられ、
    前記制御手段は、
    前記検出手段で検出された前記電子ビームの前記基板への入射角度を分析する信号処理装置と、
    前記信号処理装置からの分析された信号により制御信号を出力する入射角度制御装置と、
    前記制御信号により前記電子ビームの光軸を調整するアライメントユニットと、を有する請求項1記載の電子ビーム装置。
  3. 前記制御手段は、前記アライメントユニットの代わりに、あるいは、前記アライメントユニットの他にさらに、前記制御信号により前記電子ビームの偏向角を制御する偏向器を有する請求項2記載の電子ビーム装置。
  4. 前記制御手段は、事前に前記偏向器の偏向角と、前記基板を透過した前記電子ビームの強度のデータを記憶する記憶手段を有し、
    前記データと前記検出結果に基づいて前記入射角度を制御する請求項1から3のいずれかに記載の電子ビーム装置。
  5. 前記基板に入射する前記電子ビームは、前記偏向器により前記基板上を支点に偏向される請求項1から4のいずれかに記載の電子ビーム装置。
  6. 前記基板に入射する前記電子ビームは、前記偏向器により前記電子ビームの偏向中心を支点に偏向される請求項1から4のいずれかに記載の電子ビーム装置。
  7. 前記検出手段は、透過した前記電子ビームを検出するように前記電子ビームの軸上に配置される第1の検出器と、散乱した前記電子ビームを検出するように前記電子ビームの軸外に配置された第2の検出器と、有する請求項1から6のいずれかに記載の電子ビーム装置。
  8. 前記単結晶は、Si,Ge,GaAs,InSb,Cのいずれから成る請求項1から7のいずれかに記載の電子ビーム装置。
  9. 前記基板を構成する前記単結晶は厚さ10から100nmから成り、機械的な前記電子ビームの軸と前記基板の結晶方位が垂直になるように配置される請求項1から8のいずれかに記載の電子ビーム装置。
  10. 前記電子ビームはマルチ電子ビームであり、前記マルチ電子ビームを各々個別に動作させ、前記マルチ電子ビームの前記基板に対する入射角度位置を調整する請求項1から9のいずれかに記載の電子ビーム装置。
  11. 請求項1から10のいずれかに記載の電子ビーム装置は露光装置であり、前記露光装置を用いて、露光対象に露光を行う工程と、露光された前記露光対象を現像する工程と、を具備することを特徴とするデバイス製造方法。
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