JP2007016608A - パルスデトネーション回転駆動装置 - Google Patents

パルスデトネーション回転駆動装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 例えば10〜100msのインターバルで非常に短時間(例えば2〜3ms)発生する圧力パルス波(パルスデトネーション推力)から高い熱効率で回転駆動力を取り出すことができるパルスデトネーション回転駆動装置を提供する。
【解決手段】 パルス排気5を周期的に噴射するパルスデトネーションエンジン12と、パルス排気によるパルス流7から回転駆動力を取り出すパルス推力変換装置16とを備える。パルス推力変換装置16は、回転軸を中心に回転する円板状ロータ17と、ロータの外周部に設けられた複数の衝動型動翼18と、ロータ及び動翼をわずかな隙間を隔てて囲むケーシング19とを有する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、パルスデトネーションによるパルスデトネーション推力から回転駆動力を取り出すパルスデトネーション回転駆動装置に関する。
デトネーションとは、通常の燃焼であるデフラグレーションに対する語であり、通常の燃焼の数十倍から数千倍の速度で爆発的に燃焼し、燃焼時に生じる衝撃波と燃焼波が合体して超音速で伝播する燃焼波を意味する。以下、この超音速燃焼波を「デトネーション波」と呼ぶ。
また、パルスデトネーションエンジン(Pulse Detonation Engine:以下、「PDE」という)は、燃焼器内でデトネーションをパルス状に間欠的に発生させ、燃焼ガスが発生する熱と運動エネルギーの両方を高い熱効率で利用するエンジンである。
パルスデトネーションエンジン(PDE)は、構造が簡単で効率が高いことから、1940年代から継続して研究が行われており、特に近年、実用化に向けて多くの研究結果が報告されている(例えば非特許文献1〜3)。
また、パルスデトネーションを利用したジェットエンジンも既に提案されている(例えば特許文献1、2)。
非特許文献1は、パルスデトネーションエンジンの始動と基本性能に関する研究報告であり、デトネーション管の充填率と推力及び比推力との関係が開示されている。
この研究により、充填率を100%以上にしても推力は増大しないが、逆に充填率を下げると比推力が増大することが報告されている。
非特許文献2は、パルスデトネーションエンジンとタービンの組み合せに関する研究報告であり、自動車用のターボチャージャーをデトネーション管に取り付け、ターボチャージャーのコンプレッサとタービンをパルスデトネーションエンジンのパルス流の高効率化に利用したものである。
この研究により、最大6.8%の熱効率が達成されている。
非特許文献3は、パルスデトネーションエンジンとエジェクターの組み合せに関する研究報告であり、エジェクターを用いることにより推力を大幅に増大できることが報告されている。
特許文献1の装置は、図5に示すように、ターボファンエンジン51が、エンジンの内部に温度上昇及び圧力上昇を生じさせエンジンからの推力を発生させるパルスデトネーション装置52を含むものである。
特許文献2の装置は、図6に示すように、パルスデトネーションシステム61がコアエンジン62の下流に位置し、ガスタービンエンジン内の温度及び圧力を上昇させてエンジン推力を増加させるように構成されたものである。
Fred Schauer,et al,"Detonation Initiation Studies and Performance Results for Pulsed Detonation Engine Applications",AIAA 2001−1129,39st AIAA Aerospace Sciences Meeting & Exhibit,8−11 January 2001 Fred Schauer,et al,"INTERACTION OF A PULSED DETONATION ENGINE WITH A TURBINE", AIAA 2003−0891, 41st AIAA Aerospace Sciences Meeting & Exhibit,6−9 January 2003 A.Rasheed,et al,"EXPERIMENTAL AND NUMERICAL INVESTIGATIONS OF EJECTORS FOR PDE APPLICATIONS",AIAA 2003−4971,39st AIAA/ASME/SAE/ASEE Joint Propulsion Conference and Exhibit,21−23 July 2003
特開2001−355515号公報、「複合サイクル・パルスデトネーション・タービンエンジン」 特開2004−204846号公報、「ガスタービンエンジン推力を発生するための方法及び装置」
上述したように、パルスデトネーションエンジン(PDE)は、高い熱効率が期待されるエンジンサイクルであるが、その間欠的な作動から出力を得る適当な手段がなかった。
すなわちパルスデトネーションエンジンが例えば10〜100Hzで作動すると、その排気ガスによるパルスデトネーション推力も10〜100msのインターバルで非常に短時間(例えば2〜3ms)の圧力パルス波を発生する。しかし既存のタービンではこのパルス作動に対応できず、そのためタービン効率が低くなり十分な出力をとれない問題点があった。
例えば、上述した非特許文献2のターボチャージャーを用いた試験では、最大6.8%の熱効率しか得られていない。
本発明はかかる問題点を解決するために創案されたものである。すなわち、本発明の目的は、例えば10〜100msのインターバルで非常に短時間(例えば2〜3ms)発生する圧力パルス波(パルスデトネーション推力)から高い熱効率で回転駆動力を取り出すことができるパルスデトネーション回転駆動装置を提供することにある。
本発明によれば、内部でデトネーションを周期的に繰り返しパルス排気を下流に周期的に噴射するパルスデトネーションエンジンと、
該パルスデトネーションエンジンの下流側に設けられ前記パルス排気によるパルス流から回転駆動力を取り出すパルス推力変換装置とを備え、
該パルス推力変換装置は、回転軸を中心に回転する円板状ロータと、該ロータの外周部に周方向に間隔を隔てて設けられた複数の衝動型動翼と、ロータ及び動翼をわずかな隙間を隔てて囲むケーシングとを有し、
該ケーシングは、前記パルス流を衝動型動翼に向けて案内するノズルと、パルス流を外部に排気する排気ダクトとを有する、ことを特徴とするパルスデトネーション回転駆動装置が提供される。
前記衝動型動翼は、ペルトン水車型の動翼である、ことが好ましい。
また、前記パルスデトネーションエンジンの下流側に設けられ前記パルス排気により外気を導入して外気とパルス排気が混合したパルス流を形成するエジェクター装置を備える、ことが好ましい。
また本発明によれば、回転軸を中心に回転し空気を加圧して半径方向外方に吐出する羽根車と、
該羽根車を囲み羽根車と一体的に回転し、外部から前記空気を導入する空気導入口と加圧された加圧空気を吐出する加圧空気吐出口とを有するケーシングと、
該ケーシングの外周部に取り付けられ、内部でデトネーションを周期的に繰り返しパルス排気流を下流に周期的に噴射する複数のパルスデトネーションエンジンと、を備え、
前記各パルスデトネーションエンジンは、前記ケーシングの外周部に取り付けられた円弧状のデトネーション管を有し、
該デトネーション管の上流側は前記加圧空気吐出口と連通し、下流端は前記パルス排気流の反力によりケーシングを回転させる方向に向けられている、ことを特徴とするパルスデトネーション回転駆動装置が提供される。
上記第1の発明によれば、パルス推力変換装置が、複数の衝動型動翼(例えばペルトン水車型の動翼)を有し、ケーシングのノズルでパルス流を衝動型動翼に向けて案内するので、パルスデトネーションエンジンによるパルス流の推力を円板状ロータの回転運動に変換しパルス流から回転駆動力を取り出すことができる。
また、パルスデトネーションエンジンのパルス排気流で作動するエジェクター装置により、外気を導入して外気とパルス排気が混合したパルス流を形成するので、パルス流の総流量を増大させ、その推力を増加させることができる。
さらに、この装置の熱効率は、少なくとも20%以上に達することが試算により確認された。
また、第2の発明によれば、羽根車とケーシングの回転により空気導入口を介して外部から空気を導入し、加圧された加圧空気を加圧空気吐出口から吐出し、これをデトネーション管の上流側に供給するので、空気流路の圧縮効果が利用でき、これにより比推力をさらに高め、高い熱効率が達成可能となる。
またデトネーション管の下流端がパルス排気流の反力によりケーシングを回転させる方向に向けられているので、パルス排気流の推力を羽根車とケーシングの回転運動に変換しパルス流から回転駆動力を取り出すことができる。
以下、本発明の好ましい実施形態を図面を参照して説明する。なお、各図において共通する部分には同一の符号を付し、重複した説明を省略する。
図1は、パルスデトネーションエンジンの作動説明図であり、(1)〜(8)は、パルスデトネーションの1サイクルを順に示している。この図において、1は、一端が閉じた中空円筒形のデトネーション管であり、内部でデトネーションが発生し、開口端から高速のパルス排気流を噴出するようになっている。
図1の(1)において、一定の圧力P1(例えば常圧)で充填された燃料・酸化剤混合ガス2に点火すると、内部で高圧P3と共にデトネーション波3が発生し(2)、デトネーション波は、希薄波4と共に開口端に向けて高速伝播し、高速のパルス排気流5を噴出する。
次いで、希薄波後面が開口端まで伝播し(3)、希薄波後面が上流側に伝播し(4)、内部が希薄波となり(5)、内部ガスが排気され(6)、P1より低い低圧となる(7)。
次いで、燃料・酸化剤混合ガスが一定の圧力P1(例えば常圧)で再充填され(8)、(1)に戻る。
上述したデトネーション管1は、例えば直径30〜100mm、長さ1m前後であり、10〜100Hzで作動し、約900m/sのパルス排気流5を噴出することが実験的に確認されている。なお、必要に応じてデトネーション管1に空気及び燃料を供給する配管やバルブ等を備える。
図2は、本発明のパルスデトネーション回転駆動装置の第1実施形態図である。この図において、(A)は正面図、(B)は側面図であり、いずれも内部構造を模式的に示している。
この図において、本発明のパルスデトネーション回転駆動装置10は、パルスデトネーションエンジン12、エジェクター装置14、及びパルス推力変換装置16を備える。
パルスデトネーションエンジン12は、内部でデトネーションを周期的に繰り返し、パルス排気流5を下流に周期的に噴射する。このパルスデトネーションエンジン12は、デトネーション管12aを有し、かつデトネーション管12aに空気及び燃料を供給する配管やバルブ等(図示せず)を備える。
エジェクター装置14は、パルスデトネーションエンジン12の下流側(図で左側)に設けられた中空円筒形状部材である。中空円筒形状部材の上流側(図で右側)は、パルスデトネーションエンジン12の外表面から隙間を隔てており、パルス排気流5により内部圧力を下げて、この隙間から外気6(空気)を導入し、外気6とパルス排気流5が混合したパルス流7を形成するようになっている。
エジェクター装置14の寸法、すなわち長さLと直径Dの比率L/Dは、パルス流7の流量と速度を最適化するように設定するのがよい。例えば、非特許文献3は、比率L/Dが1〜8の範囲において、推力が約20%まで増大できることを報告している。
パルス推力変換装置16は、エジェクター装置14の下流側(図で左側)に設けられ、パルス流7から回転駆動力を取り出す機能を有する。
この例において、パルス推力変換装置16は、ロータ17、衝動型動翼18およびケーシング19を有する。
ロータ17は、円板状部材であり、軸受で軸心を中心に回転可能に支持された回転軸17aに一体的に連結され、回転軸17aの軸心を中心に回転する。この回転軸17aは発電機11に直結又は減速機を介して連結され、発電機11を回転駆動して発電するようになっている。
なお、発電機11の代わりにその他の回転装置、例えば、ポンプ、圧縮機等を駆動してもよい。
衝動型動翼18は、この例ではペルトン水車型の動翼であり、ロータ17の外周部に周方向に間隔を隔てて複数設けられている。衝動型動翼18の反動度は、0〜0.5の範囲で、高い効率が得られるように設定するのがよい。
ケーシング19は、ロータ17及び動翼18を、わずかな隙間を隔てて囲む。またこのケーシング19は、パルス流7を衝動型動翼18に向けて案内するノズル19aと、パルス流7を外部に排気する排気ダクト19bとを有する。
ノズル19aは、この例では断面変化のない中空円筒形であるが、パルス流7の速度及び圧力を最適化するように、任意の形状(先細、先拡がり、又は中間にスロートを有するノズル)とすることができる。
また、排気ダクト19bは、図示しない排気用の煙突(スタック)に連通し、煙突の通風力により効果的に排気するようになっている。
上述した本発明の構成によれば、パルスデトネーションエンジン12のパルス排気流5で作動するエジェクター装置14により、外気6を導入して外気6とパルス排気5が混合したパルス流7を形成するので、パルス流7の総流量を増大させ、その推力を増加させることができる。
また、パルス推力変換装置16が、複数の衝動型動翼18(例えばペルトン水車型の動翼)を有し、ケーシングのノズル19aでパルス流7を衝動型動翼18に向けて案内するので、パルス流7の推力を円板状ロータ17の回転運動に変換しパルス流から回転駆動力を取り出すことができる。
図3は、本発明のデトネーション管内の圧力特性例である。この例は、内径5cm(断面積19.6cm)、長さ100cmのデトネーション管で10Hzのデトネーションを周期的に繰り返した場合の、デトネーション管上流端の内部圧である。
この図において、10Hz(周期100ms)のパルス圧は、有効圧力6.7ata(約67N/cm)、持続時間2.8msであり、デトネーション管が受ける平均推力Fは、F=19.6cm×67N/cm×2.8ms/100ms=36.8Nとなる。
この例で、燃料発熱量85.3kWであり、パルス推力変換装置16の周速を500m/sとすると、約18.4kWの出力が得られ熱効率は約22%と試算される。
また、非特許文献1の報告から、充填率を50%にした場合の比推力は約8割増大するので、この効果とエジェクターで推力が増加することも加味すると、試算により熱効率を40%以上に高めることができる。
従って、本発明の構成により、例えば10〜100msのインターバルで非常に短時間(例えば2〜3ms)発生する圧力パルス波(パルスデトネーション推力)から高い熱効率で回転駆動力を取り出すことができる。
図4は、本発明のパルスデトネーション回転駆動装置の第2実施形態図である。この図において、(A)は正面図、(B)は側面図であり、いずれも内部構造を模式的に示している。
この図において、本発明のパルスデトネーション回転駆動装置20は、パルスデトネーションエンジン22、羽根車24、およびケーシング26を備える。
パルスデトネーションエンジン22は、内部でデトネーションを周期的に繰り返し、パルス排気5を下流に周期的に噴射する。このパルスデトネーションエンジン22は、複数(この例で2本)の円弧状のデトネーション管22aを有する。
羽根車24は、回転軸24aを中心に回転し、空気を加圧して半径方向外方に吐出する。
ケーシング26は、羽根車24を囲みこの羽根車と一体的に回転する。羽根車24とケーシング26は、回転軸25を介して発電機11に直結し、或いはさらに減速機を介して発電機11に連結され、発電機11を回転駆動して発電するようになっている。
なお、発電機11の代わりにその他の回転装置、例えば、ポンプ、圧縮機等を駆動してもよい。
また、ケーシング26は、外部から空気を導入する空気導入口26aと加圧された加圧空気を吐出する加圧空気吐出口26bとを有する。
円弧状のデトネーション管22aは、ケーシング26の外周部に取り付けられている。また、デトネーション管22aの上流側は加圧空気吐出口26bと連通し、下流端はパルス排気流5の反力によりケーシング26を回転させる方向に向けられている。
さらに空気6及び燃料8を供給する配管やバルブ等(図示せず)は、この例では、空気導入口26aの上流側に設けられている。
また、デトネーション管22aの上流側には、点火栓23が設けられている。
上述した、本発明の構成によれば、羽根車24とケーシング26の回転により空気導入口26aを介して外部から空気6を導入し、加圧された加圧空気を加圧空気吐出口から吐出し、これをデトネーション管22aの上流側に供給するので、空気流路の圧縮効果が利用でき、さらに比推力を高め、高い熱効率が可能となる。
またデトネーション管22aの下流端がパルス排気流5の反力によりケーシングを回転させる方向(図4Aで左回転)に向けられているので、パルス排気流5の推力を羽根車とケーシングの回転運動に変換しパルス排気流5から回転駆動力を取り出すことができる。
なお、本発明は上述した実施例及び実施形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変更できることは勿論である。
パルスデトネーションエンジンの作動説明図である。 本発明のパルスデトネーション回転駆動装置の第1実施形態図である。 本発明のデトネーション管内の圧力特性例である。 本発明のパルスデトネーション回転駆動装置の第2実施形態図である。 特許文献1の「複合サイクル・パルスデトネーション・タービンエンジン」の構成図である。 特許文献2の「パルスデトネーション・タービンエンジン」の構成図である。
符号の説明
1 デトネーション管、2 燃料・酸化剤混合ガス、
3 デトネーション波、4 希薄波、5 パルス排気流、
6 外気(空気)、7 パルス流、8 燃料、
10 パルスデトネーション回転駆動装置、
11 発電機、12 パルスデトネーションエンジン、12a デトネーション管、
14 エジェクター装置、16 パルス推力変換装置、
17 ロータ、17a 回転軸、
18 衝動型動翼(ペルトン水車型の動翼)、
19 ケーシング、19a ノズル、19b 排気ダクト、
20 パルスデトネーション回転駆動装置、
22 パルスデトネーションエンジン、22a デトネーション管、
23 点火栓、24 羽根車、24a 回転軸、
26 ケーシング、26a 空気導入口、26b 加圧空気吐出口

Claims (4)

  1. 内部でデトネーションを周期的に繰り返しパルス排気を下流に周期的に噴射するパルスデトネーションエンジンと、
    該パルスデトネーションエンジンの下流側に設けられ前記パルス排気によるパルス流から回転駆動力を取り出すパルス推力変換装置とを備え、
    該パルス推力変換装置は、回転軸を中心に回転する円板状ロータと、該ロータの外周部に周方向に間隔を隔てて設けられた複数の衝動型動翼と、ロータ及び動翼をわずかな隙間を隔てて囲むケーシングとを有し、
    該ケーシングは、前記パルス流を衝動型動翼に向けて案内するノズルと、パルス流を外部に排気する排気ダクトとを有する、ことを特徴とするパルスデトネーション回転駆動装置。
  2. 前記衝動型動翼は、ペルトン水車型の動翼である、ことを特徴とする請求項1に記載のパルスデトネーション回転駆動装置。
  3. 前記パルスデトネーションエンジンの下流側に設けられ前記パルス排気により外気を導入して外気とパルス排気が混合したパルス流を形成するエジェクター装置を備える、ことを特徴とする請求項1に記載のパルスデトネーション回転駆動装置。
  4. 回転軸を中心に回転し空気を加圧して半径方向外方に吐出する羽根車と、
    該羽根車を囲み羽根車と一体的に回転し、外部から前記空気を導入する空気導入口と加圧された加圧空気を吐出する加圧空気吐出口とを有するケーシングと、
    該ケーシングの外周部に取り付けられ、内部でデトネーションを周期的に繰り返しパルス排気流を下流に周期的に噴射する複数のパルスデトネーションエンジンと、を備え、
    前記各パルスデトネーションエンジンは、前記ケーシングの外周部に取り付けられた円弧状のデトネーション管を有し、
    該デトネーション管の上流側は前記加圧空気吐出口と連通し、下流端は前記パルス排気流の反力によりケーシングを回転させる方向に向けられている、ことを特徴とするパルスデトネーション回転駆動装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008064100A (ja) * 2006-09-08 2008-03-21 General Electric Co <Ge> エネルギー抽出システムの効率を高めるためのデバイス
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JP2014515088A (ja) * 2011-04-29 2014-06-26 エクスポネンシャル テクノロジーズ,インコーポレイテッド 圧力ゲイン燃焼器を制御するための装置及び方法
CN104179566A (zh) * 2014-08-18 2014-12-03 程永华 一种纯氧内燃自转式发动机

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