JP2007014035A - 通信方法、及び通信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】クライアントからの要求に基づいてサーバからコンテンツを提供する通信方法、通信システム、及び中継装置、並びに通信装置に関し、クライアントが要求したコンテンツを高速に取得できる通信方法、通信システム、及び中継装置、並びに通信装置を提供することを目的とする。
【解決手段】クライアントとサーバとで複数の中継装置を通過させてパケット通信行う通信方法であって、クライアントとサーバとの間で特定のコマンドを用いて複数回通信を行い、複数回の通信の通信パフォーマンスを測定するとともに、特定のコマンドに通過した中継装置のアドレスを順次付加させることにより、特定のコマンドの通信経路を検出し、通信経路のうち通信パフォーマンスが最大となる通信経路を用いてクライアントとサーバとの間で通信を行う。
【選択図】図5

Description

本発明は通信方法、通信システム、及び中継装置、並びに通信装置に係り、特に、クライアントからの要求に基づいてサーバからコンテンツを提供する通信方法、通信システム、及び中継装置、並びに通信装置に関する。
図1は従来のコンテンツ提供システムの動作説明図を示す。
コンテンツ提供システム1は、クライアント11とサーバ12とがネットワーク13を介して通信可能な構成とされている。クライアント11がサーバ12にリクエストを供給すると、サーバ12はクライアント11から要求されたコンテンツをネットワーク13を介してクライアント11に提供する。
このとき、ユーザは、クライアント11を操作することにより、必要とするコンテンツを含むサーバ12を検索して、そのサーバ12にアクセスする必要があった。また、このとき、クライアント11からサーバ12の通信経路を選択することはできなかった。
ネットワーク13では、通信データは各ルータRtにより自動的に最適な通信経路が検索されて、各ルータRtにより選択された通信経路を通して通信されていた。
しかるに、従来のコンテンツの提供システム1では、必要とするコンテンツを得るためには、クライアント11が特定のサーバ12にアクセスする必要があるため、必要とするコンテンツを含むサーバ12を検索する必要があり、ユーザの操作が煩雑になるなどの問題点があった。
また、従来のコンテンツ提供システム1では、通信経路は、ネットワーク13を構成するルータRtによって自動的に選択されていた。このとき、ルータRtは、周囲の通信経路のトラフィックに基づいて最適な経路を検索しており、先の経路のトラフィックの状態を考慮したものでなかったため、全体として通信速度が遅い経路が選択される恐れがある。すなわち、全体のルーティングが考慮されていなかった。
本発明は上記の点に鑑みてなされたもので、クライアントが要求したコンテンツを高速に取得できる通信方法、通信システム、及び中継装置、並びに通信装置を提供することを目的とする。
本発明は、クライアントとサーバとで複数の中継装置を通過させてパケット通信行う通信方法であって、前記クライアントと前記サーバとの間で特定のコマンドを用いて複数回通信を行い、前記複数回の通信の通信パフォーマンスを測定するとともに、前記特定のコマンドに通過した中継装置のアドレスを順次付加させることにより、前記特定のコマンドの通信経路を検出し、前記通信経路のうち前記通信パフォーマンスが最大となる前記通信経路を用いて前記クライアントと前記サーバとの間で通信を行うことを特徴とするものを提供する。
この本発明によれば、通信パフォーマンスが最大となる通信経路を用いて通信を行うことができるため、快適に通信を行うことができる。
また、本発明は、クライアントとサーバとを中継する中継装置であって、前記クライアントと前記サーバとの間で通信される特定のコマンドを検出するコマンド検出手段と、前記クライアントと前記サーバとの間で通信される通信データ中に含まれる経路情報を検出する経路情報検出手段と、前記特定のコマンドを検出した際に前記特定のコマンドに自己のアドレスを付加してネットワークに送信させ、前記経路情報検出手段で検出された経路情報に自己のアドレスが含まれるときに前記通信データを中継する中継制御手段とを有することを特徴とするものを提供する。
この本発明によれば、特定のコマンドに対して中継装置が自己のアドレスを付加していくことにより、クライアントとサーバとの間の通信経路を認識できる。また、中継装置により通信データに含まれた経路情報を認識させ、通信データを中継させることにより、通信データを経路情報に応じた通信経路を通して通信させることができる。
本発明は、ネットワークを介してクライアントとサーバとで通信を行う通信システムであって、前記クライアントと前記サーバとで通信を行うときに、前記ネットワークをバイパスして通信を行わせるバイパス手段を有することを特徴とする通信システムを提供する。
この本発明は、前記クライアントと前記サーバとの通信パフォーマンスを測定する測定手段と、前記測定手段により測定された通信パフォーマンスが所定レベルより劣化したときに、前記バイパス手段により前記ネットワークをバイパスさせる通信制御手段とを有するものであってもよい。
以上2つの発明によれば、クライアントとサーバとの間での通信の通信パフォーマンスが悪いときには、バイパス手段を用いてネットワークをバイパスさせることにより、高速に通信を行える。
本発明は、ネットワークを介してクライアントとサーバとで通信を行う通信システムであって、前記サーバは、前記クライアントからの要求を受領するノードサーバと、前記ノードサーバからの要求に応じて前記クライアントが要求するコンテンツを前記クライアントに送信するコンテンツサーバとを有することを特徴とするものを提供する。
この本発明は、ネットワークを介してクライアントとサーバとで通信を行う通信システムであって、前記サーバは、前記クライアントにコンテンツを提供するコンテンツサーバと、前記クライアントからの要求を受領し、前記クライアントが要求するコンテンツを含む前記コンテンツサーバのリンク先情報を前記クライアントに提供するノードサーバとを含み、前記クライアントは、前記ノードサーバからの前記リンク先情報に基づいて前記コンテンツサーバにコンテンツを要求するものであってもよい。
以上2つの発明によれば、ノードサーバとコンテンツサーバとで処理の負担を分割できる。
以上2つの発明では、前記ノードサーバは、前記コンテンツ又はそのリンク先に応じて階層化されており、上下階層のノードサーバが管理するコンテンツに関する情報をバックアップするようにされていてもよい。
この本発明によれば、ノードサーバをアクセスするクライアントに基づいて階層化しておくことにより、各ノードサーバでの処理の負荷を低減できる。
本発明は、ネットワークを介してクライアントとの間で通信を行い該クライアントからの要求に応じてコンテンツを提供するコンテンツサーバにアクセスして、該クライアントにコンテンツを提供する手段を備える通信装置であって、前記クライアントからのアクセス頻度に応じて前記コンテンツサーバのコンテンツをキャッシュするキャッシュ手段を備えているとともに、前記コンテンツを提供する手段は前記クライアントからの要求に応じてキャッシュされたコンテンツについての要求があった場合には前記クライアントからの要求に応じてキャッシュされたコンテンツを前記クライアントに送信するようになっている、ことを特徴とするものを提供する。
本発明は、また、ネットワークを介してクライアントとの間で通信を行い、該クライアントからの要求に応じてコンテンツを提供するコンテンツサーバにアクセスして、該クライアントにコンテンツを提供する通信装置が実行する方法であって、前記通信装置が、前記クライアントからのアクセス頻度に応じて前記コンテンツサーバのコンテンツをキャッシュする過程と、前記クライアントからの要求に応じてキャッシュされたコンテンツについての要求があった場合にキャッシュしていた当該コンテンツを前記クライアントに送信する過程と、を実行する通信方法を提供する。
これら2つの発明によれば、コンテンツサーバのコンテンツをクライアントからのアクセス頻度に応じてノードサーバにキャッシュすることによりコンテンツサーバを介することなくノードサーバからクライアントにコンテンツを提供できるため、クライアントに高速にコンテンツを提供できる。
図2は本発明の一実施例のシステム構成図を示す。
本実施例のコンテンツ提供システム100は、クライアント101、ネットワーク102、ノードサーバ103、コンテンツサーバ104を含む構成とされている。
クライアント101は、ネットワーク102を介してノードサーバ103にリクエストを行う。ノードサーバ103は、クライアント101からのリクエストに応じてコンテンツサーバ104にプッシュリクエストを行う。
コンテンツサーバ104は、ノードサーバ103からのプッシュリクエストに応じてクライアント101にネットワーク102を介してコンテンツを送信する。クライアント101は、コンテンツサーバ104からのコンテンツを表示する。なお、ノードサーバ103に、クライアント101からのリクエストに応じてリンク先を応答させ、クライアント101からコンテンツサーバ104に直接アクセスさせ、クライアント101にコンテンツを提供するようにしてもよい。
また、ネットワーク102は、複数のルータRtによって網目状に通信経路Lが構成されている。ルータRtは、受信したパケットの宛先IPアドレスに基づいて最適な通信経路Lを検索して、通信経路Lに受信したパケットを送信する。
ここで、本実施例のシステムでは、クライアント101からノードサーバ103までの経路、あるいはコンテンツサーバ104からクライアント101までの経路を予め決定することができるように構成されている。使用する経路は、ルーティングコマンドをクライアント101からノードサーバ103にあるいはコンテンツサーバ104からクライアント101に送信することにより取得される。
まず、ルーティングコマンドについて説明する。
図3はルーティングコマンドのパケットのデータ構成図を示す。
ルーティングコマンド200は、ヘッダ部201、データ部202から構成される。ヘッダ部201には、データグラムの識別番号などのヘッダ情報211、送信元のコンピュータのIPアドレス212及び送信先のコンピュータのIPアドレス213が記録される。さらに、ヘッダ部201には、オプション領域214を有する。オプション領域214は、ユーザによって情報が記録可能とされている。
また、データ部202には、ルーティングコマンド221及びデータ履歴情報222が記録される。ルーティングコマンド221は、最適通信経路を取得するためのルーティングを検索するためのコマンドである。アドレス履歴情報222には、中継数231及び中継したルータRtのIPアドレス232−1〜232−nが記録される。アドレス履歴情報222は、ルータRtを通過する毎に更新される。
上記ルーティングコマンド200をクライアント101からノードサーバ103に送信することにより、ノードサーバ103がクライアント101からノードサーバ103へのアドレス履歴情報222を取得できる。また、コンテンツサーバ103からクライアント101に送信することにより、クライアント101がコンテンツサーバ104からクライアント101へのアドレス履歴情報222を取得できる。このアドレス履歴情報222は、クライアント101からノードサーバ103への経路情報、あるいは、コンテンツサーバ104からクライアント101への経路情報として用いられる。
クライアント101は、リクエスト送信時にノードサーバ103からクライアント101からノードサーバ103へのルート情報を取得し、取得したアドレス履歴情報222に基づいてルート情報を作成し、リクエストに付加して送信する。
図4はクライアント101からノードサーバ103に送信するリクエストを含むパケットのデータ構成図を示す。同図中、図2と同一構成部分には同一符号を付し、その説明は省略する。
クライアント101からノードサーバ103に送信するリクエストを含むパケット300には、例えば、ヘッダ部201のオプション領域214に中継数231及び中継するルータRtのIPアドレス232−1〜232−nが設定される。また、データ部202には、リクエスト231がセットされる。
ルータRtは、ヘッダ部201のオプション領域214を参照することにより、次の経路を決定する。なお、コンテンツサーバ104からクライアント101にコンテンツを供給する場合には、データ部202にリクエストに代えてコンテンツをセットすることにより、所望のルートでコンテンツを送信できる。クライアント101からノードサーバ102に供給されるリクエストは、リクエストに付与されたルーティングアドレスに対応するルータRtを通してノードサーバ102に供給される。また、コンテンツサーバ104からクライアント101に供給されるコンテンツは、コンテンツに付与されたルーティングアドレスに対応するルータRtを通してクライアント101に供給される。
次に、ルータRtの動作を説明する。
図5はルータRtの動作フローチャートを示す。
ルータRtは、ステップS1−1でパケットを受信すると、ステップS1−2で受信したパケットを解析する。ルータRtは、ステップS1−3で解析結果に基づいて受信したデータがルーティングコマンドか否かを判定する。
ステップS1−3の判定結果がルーティングコマンドの場合には、ステップS1−4で受信したパケットを受領して、所定の処理を行った後、ステップS1−5で、ルーティングコマンドのパケットに自己のIPアドレスをアドレス履歴情報に付加して、次の通信経路Lに送信する。ここで、ルータRtは、パケット中の宛先IPアドレスに基づいて最適な通信経路Lを検索して、送信する。
上記ステップS1−1〜ステップS1−5が繰り返されることにより、クライアント101からノードサーバ103までのルートを検出できる。検出されたルートは、例えば、ノードサーバ103に設けられたルートテーブルに名前を付けて記憶される。
図6はルートテーブルのデータ構成図を示す。
ルートテーブル400には、ルート名R1〜Rn毎に、通過するルータRtのIPアドレスA11〜A1m…An1〜Anmが記録された構成とされている。
また、ノードサーバ103には、ルートテーブル400に記憶されたルート毎のルート情報テーブルを有する。
図7はルート情報テーブルのデータ構成図を示す。
ルート情報テーブル500は、ルート名R1、R2…Rn毎にそのルートに関する情報が記憶されている。情報としては、例えば、快適に使用できる時間帯T11〜T12…Tn1〜Tn2、データ転送速度S1〜Sn、応答時間Tres1〜Tresnなどの情報である。
ノードサーバ103は、クライアント101からの要求に応じてルート情報テーブル500を参照して、最適なルートを検索し、ルートテーブル400からそのルーティングアドレスを読み出して、クライアント101に提供する。
クライアント101は、ノードサーバ103からの提供されたルーティングアドレスをパケットのオプション領域214にセットして、リクエストを送信する。
なお、本実施例では、ルートテーブル400及びルート情報テーブル500をノードサーバ103に持つようにしたが、クライアント101に持つようにしてもよい。
ここで、図5に戻って説明を続ける。
ステップS1−3で供給されたパケットがルーティングコマンドではない場合、すなわち、例えば、リクエスト、コンテンツがデータとしてセットされたパケットである場合には、ステップS1−6でパケット中のオプション領域214のルーティングアドレス情報232−1〜232−nを解析する。
次に、ステップS1−7で、ステップS1−6での結果に基づいてルーティングアドレスに自己のルータRtのIPアドレスを含む否かを判定する。ステップS1−7で、自己のルータRtのIPアドレスを含む場合には、パケットが通過すべきルータRtであると判断できるので、ステップS1−8でパケットを受領して、所定の処理を実行した後、次のルーティングアドレスに向けて送信する。
また,ステップS1−7でルーティングアドレス情報232−1〜232−nに自己のルータRtのIPアドレスを含まない場合には、次にステップS1−9で受信したパケットをパケット送信元のルータRtに返信する。パケット送信元のルータRtは、パケットを次の通信経路Lに送信する。
ルータRtが上記ステップS1−1〜S1−3、S1−6〜S1−9の動作を繰り返すことによりクライアント101からのパケットが所定のルートを通過してノードサーバ103に供給される。
また、同様にクライアント101からの要求に基づいてノードサーバ103がコンテンツサーバ104からクライアント101にルーティングコマンドを発行することにより、コンテンツサーバ104からクライアント101へのルートを取得できる。クライアント101で、ルートテーブル400及びルート情報テーブル500を管理し、リクエスト時などにノードサーバ103にルーティングアドレスを提供することにより、コンテンツサーバ104からクライアント101に供給されるコンテンツのルートを最適化することができる。
なお、コンテンツサーバ104からのルーティングコマンドによりクライアント101で得られたルーティングアドレスをノードサーバ103に提供して、ノードサーバ103でコンテンツサーバ104からクライアント101へのルートを決定するためのルートテーブル400及びルート情報テーブル500を管理するようにしてもよい。この場合、クライアント101からリクエストがあったときに、コンテンツサーバ104へのプッシュリクエストとともに、最適なルーティングアドレスを提供する。コンテンツサーバ104は、クライアント101に提供するコンテンツのパケットのオプション領域214にルーティングアドレスを付与して、コンテンツを送信する。これにより、コンテンツをルーティングアドレスで指定された最適ルートを通ってクライアント101に提供できる。
なお、ルーティングアドレスにより指定されたルートが混雑している場合には、衛星によりネットワーク102をジャンプさせるようにしてもよい。
図8は本発明の一実施例の変形例のシステム構成図、図9は本発明の一実施例の変形例の動作説明図を示す。同図中、図2と同一構成部分には同一符号を付し、その説明は省略する。
本変形例は、衛星通信システム600を有することを特徴とする。
ステップS2−1で、クライアント101がノードサーバ103にリクエストを行ってから、ステップS2−2で所定時間、応答がない場合、クライアント101はステップS2−3で近傍に設けられた衛星基地601にリクエストを送信する。衛星基地601は、ステップS2−11でクライアント101からリクエストを受信すると、ステップS2−12で衛星602を介してノードサーバ103の近傍の衛星基地603にクライアント101からのリクエストを送信する。このとき、衛星基地601は、リクエストの宛先IPアドレスに基づいて衛星基地603を決定する。衛星基地603は、ステップS2−13でリクエストの宛先IPアドレスに基づいてノードサーバ103にリクエストを送信する。
また、ノードサーバ103は、ステップS2−21で衛星基地603からリクエストを受信すると、ステップS2−22で衛星基地603から供給されたリクエストに基づいてコンテンツサーバ104にプッシュリクエストを送信する。コンテンツサーバ104は、ステップS2−31でノードサーバ103からリクエストを受信すると、ステップS2−32でノードサーバ103からのプッシュリクエストに基づいてクライアント101に向けてコンテンツを送信する。コンテンツサーバ104からのコンテンツは、まず、近傍に設けられた衛星基地603に供給される。衛星基地603は、ステップS2−14で衛星602を介してクライアント101の近傍の衛星基地601にコンテンツを送信する。このとき、衛星基地603は、コンテンツの宛先IPアドレスに基づいて衛星基地601を決定する。衛星基地601は、コンテンツの宛先IPアドレスに基づいてクライアント101にコンテンツを送信する。
クライアント101は、ステップ2−4で衛星基地601からコンテンツを受信すると、ステップS2−5で受信したコンテンツを表示する。
以上のように衛星システム600を用いてリクエストや、コンテンツを送信することにより、ネットワーク102に状態によらずに高速にコンテンツを提供することができる。
なお、本変形例では、ネットワーク102が混雑を検出し、自動的に衛星システム600を用いるようにしたが、クライアント101、あるいはノードサーバ103あるはコンテンツサーバ104のユーザの操作により必要なときに衛星システム600を利用するようにしてもよい。これにより、ネットワーク102の状態によらず確実にコンテンツを提供することが可能となる。
また、アクセス頻度に応じてノードサーバにコンテンツをダウンロードし、クライアントからの要求に高速に対応できるようにしてもよい。
図10は本発明の他の実施例のシステム構成図、図11はノードサーバの階層構造を示す図である。
本実施例のコンテンツ提供システム700は、クライアント701、ノードサーバ702、コンテンツサーバ703をネットワーク704で接続した構成とされる。
ノードサーバ702は、図11に示すように例えば、地域により階層化されている。クライアント701は、通常、最下位のノードサーバ702にリクエストを行う。ノードサーバ702は、アドレステーブル、キャッシュテーブル、統計テーブルを有し、これらのテーブルに基づいてコンテンツサーバ703へのプッシュリクエストや上位あるいは下位ノードサーバ702へのリクエストを行う。
ノードサーバ702は、まず、クライアント701からのリクエストに基づいてアドレステーブルを参照する。
図12はアドレステーブルのデータ構成図を示す。
アドレステーブル711には、コンテンツ毎にそのコンテンツが提供されるコンテンツサーバ703のURL、キャッシュテーブルのコール先アドレス、そのコンテンツを管理するノードサーバ702へのリンク先アドレスが記憶されている。
ノードサーバ702は、クライアント701からのリクエストにより指定されチャンネルch1のコンテンツC1が指定されると、アドレステーブル711の対応する部分のキャッシュテーブルアドレスを参照する。チャンネルch1のコンテンツC1のキャッシュテーブルアドレスは、有効なアドレスとされているので、次に、キャッシュテーブルの対応するキャッシュテーブルアドレスのデータを参照する。
また、図12に示すアドレステーブル711のチャンネルch1のコンテンツC2のように無効なキャッシュテーブルアドレスが格納されている場合には、そのノードサーバ702が要求されたコンテンツを管理していない場合であり、そのような場合には、ノードサーバ702のリンク先アドレスL2が示される。この場合、クライアント701からのリクエストは、リンク先アドレスL2のノードサーバ702に送られる。
図13はキャッシュテーブルのデータ構成図を示す。
キャッシュテーブル712には、アドレス毎にディレクトリ名、キャッシュの有効性を示す情報、タイムスタンプ情報が記憶されている。チャンネルch1のコンテンツC1が指定された場合、キャッシュテーブル712のキャッシュテーブルアドレスadr11が参照される。キャッシュテーブル712のキャッシュテーブルアドレスadr11のディレクトリ名はd1であり、有効性は「○」、タイムスタンプはt11である。これは、コンテンツC1は、ディレクトリ名d1の記憶デバイスに時刻t11にキャッシュされ、そのデータは現在有効である旨を示している。よって、ディレクトリ名d1の記憶デバイスからデータを読み出すことによりコンテンツC1が得られる。なお、記憶デバイスは、特許請求の範囲に記載のキャッシュ手段に相当する。
この場合、ノードサーバ702は、キャッシュされたコンテンツC1をクライアント701に直接送信すればよく、コンテンツサーバ703にプッシュリクエストを行う必要はない。なお、キャッシュテーブル712で有効性が「×」とされている場合には、例えば、時間的期限が切れているコンテンツである。よって、コンテンツは、一度削除した後にコンテンツサーバ703から読み出されて、再びキャッシュされる。この再キャッシュされたコンテンツがクライアント701に提供される。また、最新のコンテンツに更新されることによりキャッシュテーブル712の有効性は「○」とされる。
なお、ノードサーバ702にキャッシュできるデータ量には限界があるので、キャッシュされるデータは統計テーブルによって決定している。
図14は統計テーブルのデータ構成図を示す。
統計テーブル713は、順位毎にコンテンツ名、リンク先、ヒット数、アクセス時間、容量などのデータが記憶された構成とされている。統計テーブル713の順位は、例えばヒット数が多いものから順に記憶される。
例えば、順位が「5」までのコンテンツがキャッシュされるようにする。なお、統計テーブルは、クライアント701からのリクエストに基づいてヒット数、アクセス時間などが更新され、ヒット数に応じて順位が更新される。
次に、ノードサーバ702での処理について詳細に説明する。
図15はノードサーバ702の処理フローチャートを示す。
ノートサーバ702は、ステップS3−1でクライアント701からリクエストを受信すると、ステップS3−2でアドレステーブル711を参照して、リクエストにより要求されたコンテンツが自己のノードサーバ702の管理下にあるか否かを判定する。ステップS3−2の判定は、例えば、アドレステーブル711のノードサーバアドレスが有効か否かにより判定される。ノードサーバアドレスに有効なリンク先アドレスが記憶されている場合には、要求されたコンテンツは、リンク先ノードサーバ702の管理下にあるので、ステップS3−3でリンク先ノードサーバにリクエストを送信する。
また、ステップS3−2で要求されたコンテンツが自己のノードサーバ702の管理下にある場合には、統計テーブル713を更新する。次にステップS3−5でキャッシュアドレステーブル712を参照し、キャッシュされたコンテンツが有効か否かを判定する。
ステップS3−5でキャッシュされたコンテンツが有効である場合には、ステップS3−6でキャッシュアドレステーブル712で指定されたディレクトリ名の記憶デバイスからコンテンツを読み出して、クライアント701に送信する。
また、ステップS3−5でキャッシュされたコンテンツが無効の場合には、ステップS3−7で統計テーブル713を参照して、ステップS3−8で要求されたコンテンツの順位が所定順位以上か否かを判定する。アドレステーブル711を参照して、コンテンツサーバ703からコンテンツを読み出し、ステップS3−8でコンテンツサーバ703から読み出されたコンテンツをキャッシュする。
また、ステップS3−8で要求されたコンテンツの順位が所定順位以下の場合には、ステップS3−10でアドレステーブル711を参照して、対応するコンテンツを提供するコンテンツサーバ703にプッシュリクエストを発行する。コンテンツサーバ703は、ノードサーバ702からのプッシュリクエストに応じてコンテンツを読み出し、クライアント701に提供する。
以上により、ヒット数の多いコンテンツは、ノードサーバ702から直接クライアント701に提供できるので、高速にコンテンツを提供できる。
なお、ノードサーバ702にその上下階層のノードサーバ702のアドレステーブル711を冗長して持たせるようにしてもよい。
図16はノードサーバ702に上下階層のアドレステーブル711を持たせた場合の要部の構成図を示す。
図16に示すようにノードサーバ702−iに上下階層のノードサーバ702−i+1、702−i-1のアドレステーブル711を持たせることにより、ノードサーバ702−i+1、702−i-1が使用できなくなった場合でも、ノードサーバ702−iによりその機能を代替できる。このため、システムの信頼性を向上させることができる。
コンテンツ提供システムのシステム構成図である。 本発明の一実施例のコンテンツ提供システムのシステム構成図である。 ルーティングコマンドのパケットのデータ構成図である。 クライアント101からノードサーバ102へのリクエストのパケットのデータ構成図である。 ルータRtの動作フローチャートである。 ルートテーブルのデータ構成図である。 ルート情報テーブルのデータ構成図である。 本発明の一実施例の変形例のシステム構成図である。 本発明の一実施例の変形例の動作説明図である。 本発明の他の実施例のシステム構成図である。 ノードサーバの階層構造を示す図である。 アドレステーブルのデータ構成図である。 キャッシュテーブルのデータ構成図である。 統計テーブルのデータ構成図である。 ノードサーバ702の処理フローチャートである。 ノードサーバ702に上下階層のアドレステーブル711を持たせた場合の要部の構成図である。
符号の説明
100 コンテンツ提供システム
101 クライアント
102 ネットワーク
103 ノードサーバ
104 コンテンツサーバ
200 ルーティングコマンド
201 ヘッダ部
202 データ部
300 パケット
600 衛星通信システム
601、603 衛星基地
602 衛星

Claims (2)

  1. ネットワークを介してクライアントとの間で通信を行い該クライアントからの要求に応じてコンテンツを提供するコンテンツサーバにアクセスして、該クライアントにコンテンツを提供する手段を備える通信装置であって、
    前記クライアントからのアクセス頻度に応じて前記コンテンツサーバのコンテンツをキャッシュするキャッシュ手段を備えているとともに、前記コンテンツを提供する手段は前記クライアントからの要求に応じてキャッシュされたコンテンツについての要求があった場合には前記クライアントからの要求に応じてキャッシュされたコンテンツを前記クライアントに送信するようになっている、ことを特徴とする通信装置。
  2. ネットワークを介してクライアントとの間で通信を行い、該クライアントからの要求に応じてコンテンツを提供するコンテンツサーバにアクセスして、該クライアントにコンテンツを提供する通信装置が実行する方法であって、
    前記通信装置が、
    前記クライアントからのアクセス頻度に応じて前記コンテンツサーバのコンテンツをキャッシュする過程と、
    前記クライアントからの要求に応じてキャッシュされたコンテンツについての要求があった場合にキャッシュしていた当該コンテンツを前記クライアントに送信する過程と、
    を実行する通信方法。
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