JP2007013398A - ポストフィルタ、ポストフィルタリングプログラムおよび電子情報機器 - Google Patents

ポストフィルタ、ポストフィルタリングプログラムおよび電子情報機器 Download PDF

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Abstract

【課題】 実時間で効果的にモスキート雑音を除去することのできるポストフィルタおよびそれを備えた電子情報機器を提供する。
【解決手段】 復号画素ブロックデータを取得する復号画素ブロックデータ取得手段11と、復号画素ブロックデータの量子化パラメータを取得する量子化パラメータ取得手段12と、量子化パラメータに対する量子化閾値を設定する閾値設定手段13と、復号画素ブロックデータにモスキート雑音除去処理を施すモスキート雑音除去手段14と、復号画素ブロックデータをそのまま出力するバイパス手段15と、量子化パラメータが量子化閾値以上であるときに復号画素ブロックデータをモスキート雑音除去手段14に導きモスキート雑音除去手段14でモスキート雑音が除去された復号画素ブロックデータを選択し、量子化パラメータが量子化閾値未満であるときにバイパス手段15を介して復号画素ブロックデータを選択する選択手段16とを含む。
【選択図】 図1

Description

本発明は、デジタル画像処理用のポストフィルタおよびそれを備えた電子情報機器に係り、表示画面から高速かつ効率的にモスキートノイズを除去することのできるポストフィルタ、ポストフィルタリングプログラムおよびそれを備えた電子情報機器に関する。
画像データの符号化には、DCT(離散コサイン変換)と量子化とを組み合わせた方法が広く使用されている。しかし、上記方法を使用して符号化された画像データには符号化雑音が含まれるので、復号後の画像閲覧の際に閲覧者に違和感を与えることとなる。
これは、原画像に含まれていた高周波成分がDCT、量子化の過程で失われてしまい、復号の際に再現できなくなるという、いわゆる量子化誤差に起因している。
量子化誤差は量子化パラメータが大きくなるほど大きくなるので、量子化パラメータが大きい場合には、復号後の画面に量子化誤差に起因する雑音が表われ、画質が劣化する。
従って、画質を重視するときには量子化パラメータは小さいほうが望ましいが、量子化パラメータを小さくすると所定時間内に符号化できる画像データ量は減少してしまい、実時間性あるいは画像の円滑な動作が損なわれるおそれがある。
量子化パラメータは、画像サイズが同じであれば符号化画像データの転送レートが高いほど小さく設定され、転送レートが同じであれば画面サイズが大きいほど大きく設定されるので、画面サイズが大きく転送レートが低い場合には画質の劣化が顕著となる。
この符号化雑音の一種に画面の縁に蚊がチラチラ飛んでいるような斑点が表われるモスキート雑音(リンギング雑音、コロナ雑音ともいう)があるが、このモスキート雑音を除去することを目的としたポストフィルタが既に提案されている(例えば、特許文献1および特許文献2参照)。
図7は特許文献1に記載されたポストフィルタの動作を説明するフローチャートであって、逆離散コサイン変換後の画素の1つを選択し(ステップS70)、その画素の離散コサイン係数および動きベクトルを取得する(ステップS71)。
次に、離散コサイン係数および動きベクトルに基づいて画像の複雑度と相関を有する空間周波数領域におけるパワーを算出し(ステップS72)、このパワーに基づいてフィルタ強度を決定する(ステップS73)。
選択された画素を中心とする処理ウインドウを設定し(ステップS74)、この処理ウインドウ内の画素をフィルタでフィルタリングすることにより画素値を修正してモスキート雑音を除去する(ステップS75)。
最後に上記の処理を全画素について実施したか否かを判定して(ステップS76)、全画素について処理が完了したときにモスキート雑音の除去を終了する。
図8は特許文献2に記載されたポストフィルタの動作を説明するフローチャートであって、処理対象画素を決定して(ステップS80)、この処理対象画素を中心とするウインドウを設定する(ステップS81)。
そして、処理対象画素とこれに隣接する8個の隣接画素とに関する差絶対値を算出し、それら差絶対値があらかじめ定めた閾値より大きいすべての隣接画素を処理対象画素の値で置換して8個の周辺画素に関する平均値を算出し、この平均値をもって処理対象画素の画素値とする(ステップS82)。
最後に上記の処理を全画素について実施したか否かを判定して(ステップS83)、全画素について処理が完了したときにモスキート雑音の除去を終了する。
特開平6−311499号公報([0021]、図3) 特開2000−106630号公報([0009]、図1)
しかしながら、上記の従来のポストフィルタには、画面内のすべての画素についてモスキート雑音除去処理を施す必要があるため処理量は膨大となり、実時間で効果的にモスキート雑音を除去することが困難となるという課題があった。
本発明は、従来の課題を解決するためになされたものであって、実時間で効果的にモスキート雑音を除去することのできるポストフィルタおよびそれを備えた電子情報機器を提供することを目的とする。
本発明のポストフィルタは、所定単位ごとにブロック化して符号化された画像データを復号した復号画像データに発生するモスキート雑音を除去するポストフィルタであって、前記復号画像データから復号画素ブロックデータを取得する復号画素ブロックデータ取得手段と、前記復号画素ブロックデータの量子化パラメータを取得する量子化パラメータ取得手段と、前記量子化パラメータに対する閾値である量子化閾値を設定する閾値設定手段と、前記復号画素ブロックデータにモスキート雑音除去処理を施すモスキート雑音除去手段と、前記復号画素ブロックデータをそのまま出力するバイパス手段と、前記量子化パラメータが前記量子化閾値以上であるときに、前記復号画素ブロックデータを前記モスキート雑音除去手段に導き、前記モスキート雑音が除去された復号画素ブロックを選択し、前記量子化パラメータが前記量子化閾値未満であるときに、バイパス手段を介して前記復号画素ブロックデータを選択する選択手段とを含む構成を有している。
この構成により、量子化パラメータが小さいとき、即ち、圧縮率が小さいときにモスキート雑音除去処理をバイパスすることにより、モスキート雑音除去の演算量を低減することができることとなる。
本発明のポストフィルタは、前記閾値設定手段が、前記復号画像データの解像度に基づいて前記量子化閾値を決定する閾値決定手段を含む構成を有している。
この構成により、符号化画像データの転送画面サイズに応じて、モスキート雑音を除去するか否かを制御できることとなる。
本発明のポストフィルタは、前記モスキート雑音除去手段が、前記復号画素ブロックデータの1つの処理対象画素と前記処理対象画素の上下、左右に隣接する4つの隣接画素との差の絶対値を算出する差絶対値算出部と、予め定められた画素閾値以上の前記差絶対値を有する前記隣接画素の画素値を前記処理対象画素の画素値で置換し前記画素閾値未満の前記差絶対値を有する前記隣接画素の画素値を不変に維持する画素値処理部と、前記処理対象画素の画素値を前記画素値処理後の前記隣接画素の画素値の平均値で置換する画素値置換部とを含む構成を有している。
本発明は、量子化パラメータが小さいとき、即ち、圧縮率が小さいときにモスキート雑音の除去をバイパスする経路を設けることにより、実時間で効果的にモスキート雑音を除去することのできるポストフィルタ、ポストフィルタリングプログラムおよびそれを備えた電子情報機器を提供することができるものである。
以下、本発明の実施の形態のポストフィルタについて、図面を用いて説明する。
図1は本発明に係るポストフィルタ1を備える電子情報機器20のシステム構成を示すブロック図であって、本発明に係るポストフィルタ1は、例えば携帯電話20である電子情報機器の中に組み込まれる。
静止画あるいは動画である原画像21は、テレビカメラ22で撮像され、符号化器23で符号化画像データに符号化され、通信回線24に送出される。
通信回線24に接続された携帯電話20は、復号器25で符号化画像データを復号して復号画像データとする。
そして、本発明のポストフィルタ1は、復号器25が出力する復号画像データを所定復号画素ブロック(例えば、1マクロブロック[16×16画素])分取り込み、モスキート雑音の除去処理を実行し、処理後の復号画像ブロックを表示パネル26に表示する。
本発明の実施の形態のポストフィルタのブロック図を図2に示す。
本発明の実施の形態のポストフィルタ1は、所定単位ごとにブロック化して符号化された画像データを復号した復号画像データに発生するモスキート雑音を除去するポストフィルタであって、復号画像データから復号画素ブロックデータを取得する復号画素ブロックデータ取得手段11と、復号画素ブロックデータの量子化パラメータQを取得する量子化パラメータ取得手段12と、量子化パラメータQに対する閾値である量子化閾値TQを設定する閾値設定手段13と、復号画素ブロックデータにモスキート雑音除去処理を施すモスキート雑音除去手段14と、復号画素ブロックデータをそのまま出力するバイパス手段15と、量子化パラメータQが量子化閾値TQ以上であるときに復号画素ブロックデータをモスキート雑音除去手段14に導き、モスキート雑音が除去された復号画素ブロックデータを選択し、量子化パラメータQが量子化閾値TQ未満であるときに、バイパス手段15を介して復号画素ブロックデータを選択する選択手段16とを含む。
図3は、本発明のポストフィルタ1のハードウエア構成を示すブロック図であって、
DSPのようなプログラマブルロジック素子により構成される。
即ち、プログラマブルロジック素子は、バス30に、ポストフィルタリングルーチンを実行するCPU31、ポストフィルタリングルーチンを記憶するメモリ32、復号器25から復号画素ブロックデータを取得する復号画素メモリ33、出力画面を一時的に記憶する出力画面メモリ34、および、外部から量子化パラメータQ、量子化閾値TQ等のデータを取得するデータ取得インターフェース(I/F)35を接続した構成を有する。
そして、メモリ32にポストフィルタリングプログラムをインストールすることにより、プログラマブルロジック素子はポストフィルタとして機能することとなる。
以下に、ポストフィルタリングプログラムのフローチャートを参照しつつ、本発明に係るポストフィルタの動作を説明する。
図4は、ポストフィルタリングプログラムのフローチャートであって、ポストフィルタ1のCPU31は、まず、復号器25から、例えば1マクロブロック分の復号画素ブロックデータを取得する(ステップS40)。
次に、CPU31は、符号化器23で原画像21を符号化するときに使用された量子化パラメータQを復号器25から取得する(ステップS41)。なお、量子化パラメータQは画素ブロック(マクロブロック)ごとに決定される。また、量子化パラメータQは、符号化器23から通信回線24を介して伝送される場合もあり、復号器25内に設定してもよい。また、符号化データ内に量子化パラメータQを持たせてもよい。
なお、量子化パラメータQは、原画像21を符号化画像データとして符号化する際の圧縮率と相関を有しており、圧縮率が大きくなるほど量子化パラメータQは大きくなる。
CPU31は、量子化パラメータQが予め定められた量子化閾値TQ以上であるか否かを判定し(ステップS42)、量子化パラメータQが予め定められた量子化閾値TQ以上であるときは原画像21の符号化の際に発生し復号画素ブロックデータ中に含まれるモスキート雑音を除去して(ステップS43)、ステップS44に進む。
CPU31は、ステップS42において量子化パラメータQが予め定められた量子化閾値TQ未満であると判定したときは、ステップS43の処理をバイパスして、直接ステップS44に進む。
CPU31は、全画素について処理が終了したか否かを判定し(ステップS44)、全画素について処理が終了していないと判定したときはステップS40に戻り、次の復号画素ブロックデータを処理する。
一方、CPU31は、全画素について処理が終了したときは、量子化パラメータQが量子化閾値TQ以上である復号画素ブロックデータに対してはモスキート雑音が除去された復号画素ブロックデータを使用し、量子化閾値TQ未満である復号画素ブロックデータはそのまま使用して1フレーム分の画像を出力して(ステップS45)、このルーチンを終了する。
図5は、ステップS43で実行されるモスキート雑音除去ルーチンのフローチャートであって、CPU31はモスキート雑音の除去が必要であると判定された復号画素ブロックデータから処理対象画素Pを選択する(ステップS50)。なお、処理対象画素Pは、通常、画面の左から右、上から下に順次選択される。
次に、CPU31は、加算画素値VRをリセットし(ステップS51)、処理対象画素Pに隣接する隣接画素を識別するインデックスiを“1”に初期化する(ステップS52)。
なお、本発明に係るポストフィルタでは、処理対象画素Pの上下および左右に隣接する4つの画素を使用してモスキート雑音を除去する。図5の右上方に示すように、処理対象画素Pの直上に隣接する画素をp(1)、左方に隣接する画素をp(2)、右方に隣接する画素をp(3)、直下に隣接する画素をp(4)と表す。
CPU31は、隣接画素p(i)の画素値v(i)と処理対象画素Pの画素値Vとの差の絶対値が、予め定められた画素閾値TX以上であるか否かを判定し(ステップS53)、差の絶対値が画素閾値TX以上であれば隣接画素p(i)の画素値を処理対象画素Pの画素値Vで置換して(ステップS54)、ステップS55の処理に進む。
一方、差の絶対値が画素閾値TX未満であれば、ステップS54の処理をバイパスして隣接画素p(i)の画素値v(i)をそのまま維持して、直接ステップS55の処理に進む。
そして、CPU31は、加算画素値VRに隣接画素p(i)の画素値v(i)を加算する(ステップS55)。
CPU31は、4つの隣接画素について処理が完了したか否かを判定し(ステップS56)、完了していないときはインデックスiをインクリメントして(ステップS57)、ステップS53の処理に戻る。
一方、すべての隣接画素について処理を終了したときには、処理対象画素Pの画素値を、加算画素値VRを隣接画素数4で除した値に置換して(ステップS58)、復号画素ブロック内の全画素についてモスキート雑音除去処理が完了したか否かを判定する(ステップS59)。
CPU31は、復号画素ブロック内の全画素について処理が完了していないときはステップS50の処理に戻り、復号画素ブロック内の全画素について処理が完了したときはこのルーチンを終了する。
即ち、このルーチンは、隣接する画素間の画素値の差を小さくしてモスキート雑音を除去している。
上記の実施の形態では、量子化閾値TQを予め定められた固定値としているが、符号化画像データの転送レートR、および、復号画像データの解像度Sの関数として量子化閾値TQを定めることによりモスキート雑音を確実に除去することが可能となる。
即ち、符号化画像データの転送レートRを大きくすると、圧縮率が低いためモスキート雑音が発生しにくい。
一方、解像度Sが大きいときは符号化画像データ量が大きくなり、動画の転送のように所定時間内に1画面の転送を終了する必要のあるときは、圧縮率を高める必要があるが、圧縮率を高めるとモスキート雑音が発生しやすくなる。
よって、解像度Sを高くするに従って、モスキート雑音の除去を容易にするために、量子化閾値TQを小さくすることが必要となる。
図6はCPU31が実行する量子化閾値算出ルーチンのフローチャートであって、まず、符号化画像データ転送レートRを復号器25から取得し(ステップS60)、次に解像度Sを復号器25から取得する(ステップS61)。
そして、CPU31は、符号化画像データ転送レートRおよび解像度Sの関数fとして量子化閾値TQを算出する(ステップS62)。なお、関数fは、符号化画像データ転送レートRおよび解像度Sの減少関数となる。
ここで、上述したように、所定時間内に1フレーム分の画像を終了しなければならないという状況下では、一般に解像度Sが大きいほど低ビットレートとし、解像度Sが小さいほど高ビットレートとするように通信システム等により通信速度を制御している。従って、解像度Sのみに着目して量子化閾値を適応的に制御することが可能となる。
例えば、画像転送レートが低くなる高解像度の画像転送時にはモスキート雑音除去処理を行い、画像転送レートが高くなる低解像度の画像転送時にはモスキート雑音除去処理を行わないように量子化閾値を適応的に制御してもよい。
以上説明したように、本発明のポストフィルタによれば、復号画素ブロックデータの量子化パラメータが量子化閾値より小さいときにモスキート雑音除去処理をバイパスする経路を設けることにより、モスキート雑音除去処理の演算量を低減することが可能となる。
上記実施の形態では、本発明のポストフィルタは携帯電話に組み込まれているものとしているが、ビデオカメラ、パーソナルコンピュータ、PDAのような電子情報機器に組み込むことができることは、当業者にとって明らかである。
以上のように、本発明に係るポストフィルタおよびそれを備えた電子情報機器は、実時間で効果的にモスキート雑音を除去することができるという効果を有し、雑音除去装置等として有効である。
本発明の実施の形態におけるポストフィルタのブロック図 本発明に係るポストフィルタの使用形態を示すブロック図 本発明のポストフィルタのハードウエア構成を示すブロック図 本発明のポストフィルタで実行されるポストフィルタリングプログラムのフローチャート 本発明のポストフィルタで実行されるモスキート雑音除去ルーチンのフローチャート 本発明のポストフィルタで実行される量子化閾値算出ルーチンのフローチャート 従来のポストフィルタの動作を説明するフローチャート(1/2) 従来のポストフィルタの動作を説明するフローチャート(2/2)
符号の説明
1 ポストフィルタ
11 復号画素ブロックデータ取得手段
12 量子化パラメータ取得手段
13 閾値設定手段
14 モスキート雑音除去手段
15 バイパス手段

Claims (5)

  1. 所定単位ごとにブロック化して符号化された画像データを復号した復号画像データに発生するモスキート雑音を除去するポストフィルタであって、
    前記復号画像データから画素ブロックデータを取得する復号画素ブロックデータ取得手段と、
    前記復号画素ブロックデータの量子化パラメータを取得する量子化パラメータ取得手段と、
    前記量子化パラメータに対する閾値である量子化閾値を設定する閾値設定手段と、
    前記復号画素ブロックデータにモスキート雑音除去処理を施すモスキート雑音除去手段と、
    前記復号画素ブロックデータをそのまま出力するバイパス手段と、
    前記量子化パラメータが前記量子化閾値以上であるときに、前記復号画素ブロックデータを前記モスキート雑音除去手段に導き、前記モスキート雑音が除去された復号画素ブロックデータを選択し、前記量子化パラメータが前記量子化閾値未満であるときに、バイパス手段を介して前記復号画素ブロックデータを選択する選択手段とを含むポストフィルタ。
  2. 前記閾値設定手段が、前記復号画像データの解像度に基づいて前記量子化閾値を決定する閾値決定手段を含む請求項1に記載のポストフィルタ。
  3. 前記モスキート雑音除去手段が、
    前記復号画素ブロックデータの1つの処理対象画素と前記処理対象画素の上下、左右に隣接する4つの隣接画素との差の絶対値を算出する差絶対値算出部と、
    予め定められた画素閾値以上の前記差絶対値を有する前記隣接画素の画素値を前記処理対象画素の画素値で置換し、前記画素閾値未満の前記差絶対値を有する前記隣接画素の画素値を不変に維持する画素値処理部と、
    前記処理対象画素の画素値を前記画素値処理後の前記隣接画素の画素値の平均値で置換する画素値置換部とを含む請求項1または請求項2に記載のポストフィルタ。
  4. 所定単位ごとにブロック化して符号化された画像データを復号した復号画像データに発生するモスキート雑音を除去するポストフィルタリングプログラムであって、
    前記復号画像データから復号画素ブロックデータを取得する復号画素ブロックデータ取得段階と、
    前記復号画素ブロックデータの量子化パラメータを取得する量子化パラメータ取得段階と、
    前記量子化パラメータに対する閾値である量子化閾値を設定する閾値設定段階と、
    前記復号画素ブロックデータにモスキート雑音除去処理を施すモスキート雑音除去段階と、
    前記復号画素ブロックデータをそのまま出力するバイパス段階と、
    前記量子化パラメータが前記量子化閾値以上であるときに、前記復号画素ブロックデータを前記モスキート雑音除去段階で前記モスキート雑音が除去された復号画素ブロックデータを選択し、前記量子化パラメータが前記量子化閾値未満であるときにバイパス段階を介して前記復号画素ブロックデータを選択する選択段階とを含むポストフィルタリングプログラム。
  5. 請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のポストフィルタを備える電子情報機器。
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