JP2007013352A - 送信電力制御システム及びその方法並びにそれに用いる基地局、移動通信システム - Google Patents

送信電力制御システム及びその方法並びにそれに用いる基地局、移動通信システム Download PDF

Info

Publication number
JP2007013352A
JP2007013352A JP2005189118A JP2005189118A JP2007013352A JP 2007013352 A JP2007013352 A JP 2007013352A JP 2005189118 A JP2005189118 A JP 2005189118A JP 2005189118 A JP2005189118 A JP 2005189118A JP 2007013352 A JP2007013352 A JP 2007013352A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
propagation path
transmission power
base station
power control
mobile station
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005189118A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidenori Hishimoto
英則 菱本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
NEC Communication Systems Ltd
Original Assignee
NEC Corp
NEC Communication Systems Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp, NEC Communication Systems Ltd filed Critical NEC Corp
Priority to JP2005189118A priority Critical patent/JP2007013352A/ja
Publication of JP2007013352A publication Critical patent/JP2007013352A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
    • Y02D30/70Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks

Landscapes

  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

【課題】 送信電力制御のための負荷を軽減して、適切な送信電力制御が可能な移動通信システムにおける送信電力制御方式を得る。
【解決手段】 移動局200の現在位置と移動速度とにより将来位置を予測してこの将来位置での伝搬路状態に基づいて送信電力制御をなすに際して、基地局100で、移動局の移動速度の大きさである速さに応じて当該基地局のサービスエリア内の伝搬路状態マップを複数、データベース6に設けておき、移動局の速さに応じて当該複数のマップを使い分けて、将来の伝搬路状態を把握してこれにより移動局への送信電力の制御をなすようにする。よって、移動速度が大なる場合にも、制御動作のための負荷が軽減され、速さに基づいた適応的な送信電力制御が可能になる。
【選択図】 図1

Description

本発明は送信電力制御システム及びその方法並びにそれに用いる基地局、移動通信システムに関し、特に移動局の移動により急激に伝搬路の状態が変化する場合における送信電力制御方式の改良に関するものである。
従来、移動通信システムにおける通信環境下では、基地局と移動局が見通しであることは少なく、地形、建物などによって電波が反射、回折、散乱を起こしてマルチパス環境となる。そのために、多重波による干渉が発生して、移動局の移動に伴い、受信信号の振幅および位相が激しく変動することになる。この受信信号の変動を瞬時変動とも呼び、セルラ環境では、受信波の包絡線の確率密度がレイリー分布になることから、レイリーフェージングとも呼ばれる。
符号分割多元接続方式(CDMA)を用いた通信システムにおいては、同一の周波数帯域を複数の移動局が共有することから、各移動局においては、他の移動局の信号が干渉信号となって自分のチャネルの通信品質を劣化させることになる。このようなフェージングの影響を抑制させるために、送信電力制御方式が採用されている。また、この送信電力制御方式は、CDMA方式の通信システムにおいて避けられないいわゆる遠近問題による干渉を抑えるためにも有効な方式である。
ここで、遠近問題とは、以下のような現象を言う。すなわち、CDMA移動通信システムでは、複数のユーザが同時に同一の周波数を用いて情報を送信しているために、互いに干渉が生ずるが、基地局に近いユーザの移動端末である移動局から基地局が受信した無線信号は、セル境界近傍のユーザの基地局から受信した信号よりもはるかに強くなる。よって、基地局から遠く離れた移動局からの送信信号は、より近い移動局からの送信信号りも大きな減衰を受けることになる。このような現象が遠近問題と称されており、この遠近問題を解消するためにも、送信電力制御方式が用いられている。
以下に、この送信電力制御方式の一つであるクローズドループ制御方式を例に説明する。受信側では、受信した信号の希望波対干渉波電力比(SIR)を測定し、その測定SIRと目標SIRとを比較することにより、受信側の測定SIRが目標SIRに近づくように制御するようになっており、この制御方式は、インナーループ送信電力制御方式と呼ばれる。このインナーループ送信電力制御方式では、測定SIRが目標SIRより小さいときには、送信電力を上げ、測定SIRが目標SIRより大きいときには、送信電力を下げるように、制御チャネルに送信電力を制御する命令(例えば、TPC:Transmission Power Control)ビット)を付加している。
更に、アウターループ送信電力制御方式がある。この方式では、通話中の移動に伴う伝搬環境の変化により、所望の通信品質(例えば、ブロックエラーレート(BLER:Block Error Rate))を得るために必要なSIRは一定ではないので、この変化に対応すべく、BLERを測定し、測定BLERが目標BLERより小さいときは、目標SIRを上げ、測定BLERが目標BLERより大きいときには、目標SIRを下げるという制御がなされるようになっている。
このように、クローズドループ制御方式として、インナーループ送信電力制御方式と、アウターループ送信電力制御方式とを組み合わせて使用することにより、高精度の送信電力制御が行われるのである。
上述したこのような送信電力制御方式では、伝搬路の状態が急激に変化した場合に、通信品質を極端に劣化させることなく迅速に送信電力が基準値に近づくよう収束することができないという問題がある。その理由は、現在(または過去)の伝搬路状態に基づいて送信電力制御を行っていることが原因と考えられる。
そこで、特許文献1を参照すると、上述したクローズドループによる送信電力制御方式における問題を解消するために、基地局において、移動局の現在の位置及び移動速度を検出して当該移動局の将来位置を予測し、この予測位置に対応した将来の伝搬路の状態に基づいて無線信号の送信電力を制御するという技術が開示されている。このようにすることで、たとえ、伝搬路の状態(受信状態)が急激に変化しても、常に最適な状態で送信電力制御を行うことができるというものである。
特開2002−246982号公報
上述の特許文献1の技術では、基地局において、移動局の現在の位置と移動速度とから将来の位置を予測し、予測位置での伝搬路状態に基づき送信電力制御を行うために、所定のデータベースを有するものであが、このデータベースに関しては、詳細が述べられていないので、明確ではない。しかし、この特許文献1では、移動局の移動の速さを考慮した制御はなされていないために、例えば、移動局が高速移動を行っている場合に、正確に送信電力制御をなすには、そのための制御周期を短くして、現在位置及びその移動速度の検出、さらには、将来位置の予測及びその位置での伝搬路の状態予測、などの動作を、これまた移動局の移動速度に追従して高速で行うことが必要があり、制御動作のための負荷が大とならざるを得ないという欠点がある。
本発明の目的は、送信電力制御のための負荷を軽減して、適切な送信電力制御が可能な移動通信システムにおける送信電力制御システム及びその方法並びにそれに用いる基地局を提供することである。
本発明による送信電力制御システムは、基地局及び移動局間で無線通信をなすに際して、前記基地局から前記移動局へ下り伝搬路を介して無線信号を送信する移動通信システムにおける送信電力制御システムであって、前記基地局において、前記移動局の将来の位置を予測し移動速度に応じて前記将来の位置における下り伝搬路状態を予測する予測手段と、この予測された伝搬路状態に基づいて送信電力制御をなす制御手段とを含むことを特徴とする。
本発明による他の送信電力制御システムは、基地局及び移動局間で無線通信をなすに際して、前記移動局から前記基地局へ上り伝搬路を介して無線信号を送信する移動通信システムにおける送信電力制御システムであって、前記基地局において、前記移動局の将来の位置を予測し移動速度に応じて前記将来の位置における上り伝搬路状態を予測する予測手段と、この予測された伝搬路状態に基づいて送信電力制御をなす制御手段とを含むことを特徴とする。
本発明による送信電力制御方法は、基地局及び移動局間で無線通信をなすに際して、前記基地局から前記移動局へ下り伝搬路を介して無線信号を送信する移動通信システムにおける送信電力制御方法であって、前記基地局において、前記移動局の将来の位置を予測し移動速度に応じて前記将来の位置における下り伝搬路状態を予測する予測ステップと、この予測された伝搬路状態に基づいて送信電力制御をなす制御ステップとを含むことを特徴とする。
本発明による他の送信電力制御方法は、基地局及び移動局間で無線通信をなすに際して、前記移動局から前記基地局へ上り伝搬路を介して無線信号を送信する移動通信システムにおける送信電力制御方法であって、前記基地局において、前記移動局の将来の位置を予測し移動速度に応じて前記将来の位置における上り伝搬路状態を予測する予測ステップと、この予測された伝搬路状態に基づいて送信電力制御をなす制御ステップとを含むことを特徴とする。
本発明による基地局は、移動通信システムにおいて移動局へ下り伝搬路を介して無線信号を送信する基地局であって、前記移動局の将来の位置を予測し移動速度に応じて前記将来の位置における下り伝搬路状態を予測する予測手段と、この予測された伝搬路状態に基づいて前記下り伝搬路の送信電力制御をなす制御手段とを含むことを特徴とする。
本発明による他の基地局は、移動通信システムにおいて移動局から上り伝搬路を介して無線信号を受信する基地局であって、前記移動局の将来の位置を予測し移動速度に応じて前記将来の位置における上り伝搬路状態を予測する予測手段と、この予測された伝搬路状態に基づいて前記上り伝搬路の送信電力制御をなす制御手段とを含むことを特徴とする。
本発明によるプログラムは、移動通信システムにおいて移動局へ下り伝搬路を介して無線信号を送信する基地局の動作をコンピータに実行させるためのプログラムであって、前記移動局の将来の位置を予測し移動速度に応じて前記将来の位置における下り伝搬路状態を予測する処理と、この予測された伝搬路状態に基づいて前記下り伝搬路の送信電力制御をなす処理とを含むことを特徴とする。
本発明による他のプログラムは、移動通信システムにおいて移動局から上り伝搬路を介して無線信号を受信する基地局の動作をコンピータに実行させるためのプログラムであって、前記移動局の将来の位置を予測し移動速度に応じて前記将来の位置における上り伝搬路状態を予測する処理と、この予測された伝搬路状態に基づいて前記上り伝搬路の送信電力制御をなす処理とを含むことを特徴とする。
本発明によれば、移動局の現在位置と移動速度とにより将来位置を予測してこの将来位置での伝搬路状態に基づいて送信電力制御をなすに際して、基地局側で、移動局の移動速度の大きさである速さに応じて当該基地局のサービスエリア内の伝搬路状態マップを、レイヤ構造として複数設けておき、移動局の速さに応じて当該複数のマップを使い分けて、将来の伝搬路状態を把握してこれにより移動局への送信電力の制御をなすようにしたので、移動の速さが大なる場合にも、制御動作のための負荷が軽減され、速さに基づいた適応的な送信電力制御が可能になるという効果がある。
以下に、図面を参照しつつ本発明の実施の形態について詳細に説明する。図1は本発明の一実施の形態の機能ブロック図であり、基地局(BS)100と移動局(MS)200との各々のブロックを示している。図1を参照すると、基地局100は、受信アンテナ1と、受信部2と、上り受信信号出力端子3と、送信電力制御コマンド取得部4と、移動局位置情報制御部5と、伝搬路情報データベース6と、位置情報データベース7と、下り送信電力制御部8と、下り送信信号入力端子9と、送信部10と、送信アンテナ11とを有している。
移動局200は、受信アンテナ12と、受信部13と、復調部14と、下り受信信号出力端子15と、下り伝搬路状態推定部16と、下り送信電力制御コマンド生成部17と、上り送信信号入力端子18と、制御部19と、送信部20と、送信アンテナ21とを含んでいる。
次に、図1に示した基地局100の動作について説明する。基地局100では、上りリンクからの無線信号が受信アンテナ1により受信されて受信部2へ供給される。受信部2では、この受信信号に対して逆拡散や復調などが行われる。こうして得られた上り受信信号の情報は、上り受信信号出力端子3から出力される。また、上り受信信号から下り送信電力制御コマンドを取り出すために、受信部2から下り送信電力制御コマンド取得部4へ上り受信信号が送られる。この下り送信電力制御コマンド取得部で取得された下り送信電力制御コマンドは、下り送信電力制御部8に送られる。
更に、移動局位置情報制御部5では、受信部2の上り受信信号から移動局200の現在位置が認識されると共に、移動局200の位置の変化が認識される。移動局200の位置を検出する方法としては、上り受信信号の到来方向と距離(BSとMSとの間の伝搬距離)とから計算する方法がある。
上り受信信号の到来方向はアレーアンテナの特性を利用して検出することができる。伝搬距離は、基地局100から移動局200までの下り無線信号の伝搬遅延Tpro と、移動局200が下り無線信号を受信してから上り無線信号を送信するまでの遅延時間Tdelay と、移動局200から基地局100までの上り無線信号の伝搬遅延Tpro との和Tsum (2Tpro +Tdelay )が判り、遅延時間Tdelay は既知なので、Tsum からTdelay を差し引くと往復の伝搬遅延2Tpro が判る。片方向のTpro と電波の進む速さCを乗算することにより、伝搬距離Dが求められる。
現在位置の測定精度を上げるために、位置情報データベース7に地形図などの情報を持たせて補正することもできる。このような移動局200の現在位置を検出する方法はレイトレース法として一般的に知られる。また、移動局200自身がGPS(Global Positioning System )など外部からの位置検出情報を取得し、その検出した現在位置の情報を基地局100に通知し、基地局100が位置情報データベース7と比較して、移動局位置情報制御部5で移動局200の現在位置を認識しても良い。
次に、送信電力制御周期をTとする。移動局位置情報制御部5では、移動局200の現在位置及び移動速度(速さと方向)から、T,2T,……,nTの時間が経過した場合の移動局200の将来の位置を推測する。なお、移動速度は、位置と時間とにより算出可能であることは明白である。
図2は本発明の一実施の形態の動作を示すフローチャートであり、基地局100から移動局200への下り方向の送信電力制御方法に関するものである。移動局位置情報制御部5において、移動局200の移動方向及び速さを検出して将来位置が予測される(ステップS0)。下り送信電力制御部8は、移動局200の将来の位置及び移動速度に基づいて、伝搬路情報データベース6から電波伝搬特性の情報を取得する。
この場合において、伝搬路情報データベース6には、図3に示すような情報が格納されている。図3を参照すると、基地局100のサービスエリア内の伝搬路状態を示す伝搬路マップ201〜203があり、各マップにおいて“A”は伝搬特性が良い、“B”は伝搬特性が標準、“C”は伝搬特性が悪い環境であることを示している。伝搬路状態である特性をA〜Cの三段階に分けているが、これは便宜上であって、この限りではなく、さらに細かく分けても良い。
また、移動局200の移動の速さに応じて、高速で移動する場合の伝搬特性マップ201、中速で移動する場合の伝搬特性マップ202、低速で移動する場合の伝搬特性マップ203が、それぞれ設けられている。この場合も、高速、中速、低速の三段階に分けているがこの限りではなく、さらに細かく分けても良いことは勿論である。
いま、移動局200の速さに応じた伝搬路マップが選択され、またこの選択された伝搬路マップ内の現在の位置から将来の位置へ移動した場合における伝搬路特性が急激に変化するかどうかが判定される(ステップS1)。例えば、AからCの特性に変化する場合には、急激に特性が良い状態から悪い状態へ変化することになるので、ステップS1で“NO”となり、次のステップS3で“YES”となって、送信電力制御部8において、下り送信電力制御を「上げる(上昇)」という制御がなされる(ステップS4)。
逆に、CからAの特性に変化する場合には、急激に特性が悪い状態から良い状態へ変化することになるので、ステップS3で“No”となり、下り送信電力制御を「下げる(下降)」という制御がなされる(ステップS5)。なお、予測した将来の伝搬路状態が急激に変化しないと推測される場合には(ステップS1で“YES”の場合)、送信電力制御部8では、通常の動作に従って、受信した送信電力制御コマンドに基づいて下り送信電力制御が行われるのである(ステップS2)。
ここで、伝搬路情報データベース6に登録される情報としては、例えば、SIR(信号対干渉雑電力比)、BER(ビット誤り率)、BLER(ブロック誤り率)、FER(フレーム誤り率)、遅延スプレッドなどである。前述した送信電力制御方式では、データベースに登録したSIR情報を用いてアウターループの送信電力制御を行っているが、BER、BLER、FERなどの情報を使ってインナーループの送信電力制御に用いても良い。この伝搬路情報データベース6は、移動局の位置をパラメータとして、上り受信信号の情報を基に上りリンクの伝搬路状態を、記録更新されることが可能である。
この伝搬路情報データベース6は、基本的には、市販されている地図データベースを使用することができ、ある会社の市販の地図(マップ)データベースはレイヤ(階層)構造が採用されているので、これを用いることにより、図3に示したようなレイヤ構造のマップとすることが可能である。
位置情報データベース7は基地局100におけるサービスエリア内の複数の移動局の各々の最新の位置情報を記録するものであり、この位置情報データベース7と伝搬路情報データベース6とは、同一のデータベース構成とすることもできるが、上述したように、市販の地図データベースを採用することで安価に構成できること、伝搬路や位置情報は常時更新が必要なこと、また伝搬路データベースは移動通信システムにおいて特化した情報であること、位置情報データベースと別にすることにより、負荷が増大せず、また障害による損害の発生が少なくまた障害に対して対処しやすいこと、などにより、別のデータベースとしている。
移動局200の動作を説明する。下り伝搬路状態推定部16では、受信部13による下り方向の受信信号に基づいて、下り伝搬路状態推定がなされるが、例えば、この受信信号のSIRが測定される。送信電力制御コマンド生成部17では、この測定SIRと基準SIRとが比較されて、この比較結果に従って、下り方向の送信電力制御コマンドが生成され、制御部19において上り送信信号と合成されることにより、送信部20を介して基地局100へ送信されるのである。
次に、本発明の他の実施の形態について説明する。図4は本発明の他の実施の形態の機能ブロック図であり、基地局100と移動局200とのブロックを示すものであって、図1と同等部分は同一符号により示している。図4を参照すると、基地局100の構成は、受信アンテナ1と、受信部2と、上り受信信号出力端子3と、移動局位置情報制御部5と、伝搬路情報データベース6と、位置情報データベース7と、下り送信信号入力端子9と、送信部10と、送信アンテナ11と、受信状態推定部22と、送信電力制御コマンド制御部23と、制御部24とを有している。
移動局200は、受信アンテナ12と、受信部13と、復調部14と、下り受信信号出力端子15と、上り送信信号入力端子18と、送信部20と、送信アンテナ21と、上り送信電力制御コマンド取得部25と、上り送信電力制御部26とを含んでいる。
基地局100の動作について説明する。前述の下り送信電力制御の場合と異なり、基地局100に受信状態推定部22、上り送信電力制御コマンド制御部23、送信データと制御コマンドを混合する制御部24とが新規に追加されている。受信状態推定部22では、受信部2からの上り受信信号から、受信信号のレベル、復調後のSIR、復調後のBER、復調後のBLER、復調後のFERなどから上り受信状態が推定される。送信電力制御コマンド制御部23では、現時点からT,2T,……,nTの時間が経過した場合の移動局200の将来の位置における上りリンクの将来の伝搬路状態が、伝搬路情報データベース6から取得される。
図5は本実施の形態の下り送信電力制御方法の動作に関するフローチャートを示す。ステップS10においては、移動局位置情報制御部5において、移動局200の移動方向及び速さが検出されて将来位置が予測されることは、先の図2のフローチャートのステップS0と同様である。こうして予測された将来の伝搬路状態が急激に変化しないと推測される場合には(ステップS11で“YES”)、上り送信電力制御コマンド制御部23は、推定した上り受信状態と基準値とを比較して上り制御コマンドを決定することは図2のフローチャートと同じである(ステップS16)。なお、ステップ15については後述する。
予測した将来の伝搬路状態が急激に変化すると推測される場合には(ステップS11で“NO”)、推測される伝搬路の状態に応じて上り送信電力制御コマンドの決定が行われる。この場合も、伝搬路情報デーベース6は図3に示した移動局の速さに対応した階層型の伝搬特性マップが使用され、移動局の速さに応じた伝搬路マップが選択されて参照される。
このとき、伝搬路の状態が良い状態から悪い状態に急激に変化すると推測される場合には(ステップS12で“YES”)、上り送信電力を上げる制御コマンドが(ステップS13)、伝搬路の状態が悪い状態から良い状態に急激に変化すると推測される場合は(ステップS12で“NO”)、上り送信電力を下げる制御コマンドの決定が行われることになる(ステップS14)。
図5において、ステップS11とS16との間にステップS15を追加して、以下のように制御する方法も考えられる。すなわち、現在(または過去)の伝搬路状態と推定した将来の伝搬路状態とを重み付けした情報に基づいて、上り送信電力制御を行っても良い。この場合、以下のような重み付けの方法が考えられる。
測定SIRnew =(1―α)×測定SIRold +α×将来SIR
ここで、αは重み付けを行う係数(忘却係数)であり、1>α≧0である。この測定SIRnew と目標SIRとが比較され、この比較結果に従って上り送信電力制御コマンドが決定される(ステップS16,17)。こうすることにより、将来のSIRを加味した送信電力制御が可能となるので、より正確な制御ができる。
図4に示した移動局200の動作について説明する。先の実施の形態の下り送信電力制御の場合と異なり、移動局200では、送信電力制御コマンド取得部25、上り送信電力制御部26が新規に追加されている。下りリンクからの上り無線信号が受信されると、送信電力制御コマンド取得部25では、上り送信電力制御コマンドが取得され、上り送信電力制御部26において、制御コマンドに従い送信電力の上げ下げが行われるのである。
上述した各実施の形態における基地局100の伝搬路情報データベース6は、近隣の他の基地局などと情報を共有することにより、ハンドオーバを担当する基地局を予め決定することができ、よって不要なハンドオーバが防止できる。その理由を図6を参照して説明する。図6は基地局間で伝搬路情報データベースを共有する場合のシステム構成図である。
図6を参照すると、通信網307と、基地局制御装置305,306と、基地局100a〜100dと、移動局200a,200bとを含んでいる。基地局100a〜100cは基地局制御装置305の管理下にあり、基地局100dは基地局制御装置306の管理下にある。そして、基地局100a〜100dの各サービスエリア内の伝搬路特性マップが300a〜300dであるものとする。なお、各マップの“A”,“B”,“C”は伝搬特性の良、標準、悪をそれぞれ示すものとし、これらは単なる例示にすぎないものとする。
いま、移動局200aが基地局100aと通信中に、基地局100bと100cとの境界付近に移動する場合、移動局200aとハンドオーバにより通信を行う基地局は100bまたは100cに切り替えられることになる。このとき、基地局制御装置305を介して基地局100a,100b,100cが互いに伝搬路特性マップを共有していれば、基地局100cの伝搬路状態が基地局100aや100bのそれよりも良い状態であることが判断できるので、基地局100aから基地局100cに通信を切り替えることが好ましいことが分かる。
次に、移動局200bが基地局100bと通信中に、基地局100dの境界付近移動する場合、基地局制御装置305、通信網307及び基地局制御装置306を介して、基地局100b,100dがお互いに伝搬特性マップを共有していれば、ハンドオーバにより通信する基地局を切り替えるよりも、基地局100bと通信を継続することが好ましいことが分かる。よって、不要なハンドオーバが防止できることになる。
また、上記各実施の形態においては、送信電力制御方式について説明したが、移動通信システムにおける他の制御方式に、本発明を適用しても良いものである。例えば、適応変調制御方式に適用が可能である。すなわち、現在から将来の伝搬路状態の変化に応じて、送信電力を制御する代わりに、送信信号の変調方式を制御するよう構成する。例えば、伝搬路状態が良い状態から急激に劣化する場合には、同時に送信可能な情報量が多い変調方式から情報量が少ない変調方式に変更するなどの適応変調制御が考えられる。
以上述べたように、将来の移動局の位置及び速度を予測し、その予測した位置及び速さに対応した将来の伝搬路の状態をデータベースから取得し、取得した将来の伝搬路の状態を基に送信電力制御を行うので、伝搬路の状態が急激に変化した場合に、通信品質を極端に劣化させることなく迅速に送信電力が基準値に近づくよう収束することができる。
また、データベースに持つ伝搬路の状態を基地局間で共有すれば、不要なハンドオーバを防ぐことが期待できる。更に、従来はある一定以上の通信品質を保つために、サービスイン前に、サービスエリア全体の伝搬路状態を調査する必要があったが、運用中に移動局の現在の位置に対応した伝搬路の状態をデータベースに更新するので、このような煩わしさもなく、基地局を設置すれば、適応的に最善な通信品質を満足させることも期待できる。
なお、上記各実施の形態における基地局の動作は、予めその動作手順をROMなどの記録媒体に格納しておき、これをコンピュータであるCPUにより読み取らせて実行させることが可能であることは明白である。
本発明の一実施の形態の機能ブロック図である。 本発明の一実施の形態の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に用いる伝搬路状態データベースの例を示す図である。 本発明の他の実施の形態の機能ブロック図である。 本発明の他の実施の形態の動作を示すフローチャートである。 本発明の効果である不要ハンドオーバを防止可能なことを説明するためのシステム構成図である。
符号の説明
1,12 受信アンテナ
2,13 受信部
3 上り受信信号出力端子
4,25 送信電力制御コマンド取得部
5 移動局位置情報制御部
6 伝搬路情報データベース
7 位置情報データベース
8,26 送信電力制御部
9 下り送信信号入力端子
10,20 送信部
11,21 送信アンテナ
14 復調部
15 下り受信信号出力端子
16 下り伝搬路状態推定部
17 下り送信電力制御コマンド生成部
18 上り送信信号入力端子
19,24 制御部
22 受信状態推定部
23 送信電力制御コマンド制御部
100 基地局
200 移動局
201〜203 伝搬路特性マップ

Claims (22)

  1. 基地局及び移動局間で無線通信をなすに際して、前記基地局から前記移動局へ下り伝搬路を介して無線信号を送信する移動通信システムにおける送信電力制御システムであって、
    前記基地局において、前記移動局の将来の位置を予測し移動速度に応じて前記将来の位置における下り伝搬路状態を予測する予測手段と、この予測された伝搬路状態に基づいて送信電力制御をなす制御手段とを含むことを特徴とする送信電力制御システム。
  2. 前記基地局において、前記下り伝搬路の伝搬状態を、前記移動局の移動速度に応じて記録したデータベースを、更に含み、
    前記予測手段は、前記移動速度に対応した伝搬路状態を前記データベースから参照して前記将来の位置に対応した伝搬路状態を取得することを特徴する請求項1記載の送信電力制御システム。
  3. 基地局及び移動局間で無線通信をなすに際して、前記移動局から前記基地局へ上り伝搬路を介して無線信号を送信する移動通信システムにおける送信電力制御システムであって、
    前記基地局において、前記移動局の将来の位置を予測し移動速度に応じて前記将来の位置における上り伝搬路状態を予測する予測手段と、この予測された伝搬路状態に基づいて送信電力制御をなす制御手段とを含むことを特徴とする送信電力制御システム。
  4. 前記基地局において、前記上り伝搬路の伝搬状態を、前記移動局の移動速度に応じて記録したデータベースを、更に含み、
    前記予測手段は、前記移動速度に対応した伝搬路状態を前記データベースから参照して前記将来の位置に対応した伝搬路状態を取得することを特徴する請求項3記載の送信電力制御システム。
  5. 前記データベースは、前記基地局のサービスエリア内における前記伝搬路の伝搬特性の良否を示す伝搬路特性マップであり、前記移動速度の大小に応じて前記伝搬路特性マップがレイヤ構造とされていることを特徴とする請求項2または4記載の送信電力制御システム。
  6. 前記データベースは、近隣の基地局間で共有することを特徴とする請求項5記載の送信電力制御システム。
  7. 基地局及び移動局間で無線通信をなすに際して、前記基地局から前記移動局へ下り伝搬路を介して無線信号を送信する移動通信システムにおける送信電力制御方法であって、
    前記基地局において、前記移動局の将来の位置を予測し移動速度に応じて前記将来の位置における下り伝搬路状態を予測する予測ステップと、この予測された伝搬路状態に基づいて送信電力制御をなす制御ステップとを含むことを特徴とする送信電力制御方法。
  8. 前記基地局において、前記下り伝搬路の伝搬状態を、前記移動局の移動速度に応じて記録したデータベースを設けておき、
    前記予測ステップは、前記移動速度に対応した伝搬路状態を前記データベースから参照して前記将来の位置に対応した伝搬路状態を取得することを特徴する請求項7記載の送信電力制御方法。
  9. 基地局及び移動局間で無線通信をなすに際して、前記移動局から前記基地局へ上り伝搬路を介して無線信号を送信する移動通信システムにおける送信電力制御方法であって、
    前記基地局において、前記移動局の将来の位置を予測し移動速度に応じて前記将来の位置における上り伝搬路状態を予測する予測ステップと、この予測された伝搬路状態に基づいて送信電力制御をなす制御ステップとを含むことを特徴とする送信電力制御方法。
  10. 前記基地局において、前記上り伝搬路の伝搬状態を、前記移動局の移動速度に応じて記録したデータベースを設けておき、
    前記予測ステップは、前記移動速度に対応した伝搬路状態を前記データベースから参照して前記将来の位置に対応した伝搬路状態を取得することを特徴する請求項9記載の送信電力制御方法。
  11. 前記データベースは、前記基地局のサービスエリア内における前記伝搬路の伝搬特性の良否を示す伝搬路特性マップであり、前記移動速度の大小に応じて前記伝搬路特性マップがレイヤ構造とされていることを特徴とする請求項8または10記載の送信電力制御方法。
  12. 前記データベースは、近隣の基地局間で共有することを特徴とする請求項11記載の送信電力制御方法。
  13. 移動通信システムにおいて移動局へ下り伝搬路を介して無線信号を送信する基地局であって、
    前記移動局の将来の位置を予測し移動速度に応じて前記将来の位置における下り伝搬路状態を予測する予測手段と、
    この予測された伝搬路状態に基づいて前記下り伝搬路の送信電力制御をなす制御手段とを含むことを特徴とする基地局。
  14. 前記下り伝搬路の伝搬状態を、前記移動局の移動速度に応じて記録したデータベースを、更に含み、
    前記予測手段は、前記移動速度に対応した伝搬路状態を前記データベースから参照して前記将来の位置に対応した伝搬路状態を取得することを特徴する請求項13記載の基地局。
  15. 移動通信システムにおいて移動局から上り伝搬路を介して無線信号を受信する基地局であって、
    前記移動局の将来の位置を予測し移動速度に応じて前記将来の位置における上り伝搬路状態を予測する予測手段と、
    この予測された伝搬路状態に基づいて前記上り伝搬路の送信電力制御をなす制御手段とを含むことを特徴とする基地局。
  16. 前記上り伝搬路の伝搬状態を、前記移動局の移動速度に応じて記録したデータベースを、更に含み、
    前記予測手段は、前記移動速度に対応した伝搬路状態を前記データベースから参照して前記将来の位置に対応した伝搬路状態を取得することを特徴する請求項15記載の基地局。
  17. 前記データベースは、前記基地局のサービスエリア内における前記伝搬路の伝搬特性の良否を示す伝搬路特性マップであり、前記移動速度の大小に応じて前記伝搬路特性マップがレイヤ構造とされていることを特徴とする請求項14または16記載の基地局。
  18. 前記データベースは、近隣の基地局間で共有することを特徴とする請求項17記載の基地局。
  19. 移動通信システムにおいて移動局へ下り伝搬路を介して無線信号を送信する基地局の動作をコンピータに実行させるためのプログラムであって、
    前記移動局の将来の位置を予測し移動速度に応じて前記将来の位置における下り伝搬路状態を予測する処理と、
    この予測された伝搬路状態に基づいて前記下り伝搬路の送信電力制御をなす処理とを含むことを特徴とするプログラム。
  20. 移動通信システムにおいて移動局から上り伝搬路を介して無線信号を受信する基地局の動作をコンピータに実行させるためのプログラムであって、
    前記移動局の将来の位置を予測し移動速度に応じて前記将来の位置における上り伝搬路状態を予測する処理と、
    この予測された伝搬路状態に基づいて前記上り伝搬路の送信電力制御をなす処理とを含むことを特徴とするプログラム。
  21. 請求項1〜5いずれか記載の送信電力制御システムを用いたことを特徴とする移動通信システム。
  22. 請求項11〜15いずれか記載の基地局を含むことを特徴とする移動通信システム。
JP2005189118A 2005-06-29 2005-06-29 送信電力制御システム及びその方法並びにそれに用いる基地局、移動通信システム Pending JP2007013352A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005189118A JP2007013352A (ja) 2005-06-29 2005-06-29 送信電力制御システム及びその方法並びにそれに用いる基地局、移動通信システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005189118A JP2007013352A (ja) 2005-06-29 2005-06-29 送信電力制御システム及びその方法並びにそれに用いる基地局、移動通信システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007013352A true JP2007013352A (ja) 2007-01-18

Family

ID=37751301

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005189118A Pending JP2007013352A (ja) 2005-06-29 2005-06-29 送信電力制御システム及びその方法並びにそれに用いる基地局、移動通信システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2007013352A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012114845A (ja) * 2010-11-26 2012-06-14 Kyocera Corp 無線中継装置及び無線通信方法
WO2013031835A1 (ja) * 2011-08-30 2013-03-07 株式会社トヨタIt開発センター 無線通信装置および無線通信方法
JP2013051520A (ja) * 2011-08-30 2013-03-14 Toyota Infotechnology Center Co Ltd 無線通信装置および無線通信方法
JP2013516819A (ja) * 2010-11-26 2013-05-13 華為技術有限公司 電力制御方法及び基地局
JP2013211609A (ja) * 2012-03-30 2013-10-10 Toyota Infotechnology Center Co Ltd 無線通信装置および無線通信方法
JP2018026728A (ja) * 2016-08-10 2018-02-15 Kddi株式会社 通信品質予測装置、ロボット、通信品質予測方法、及びプログラム
JP6465956B1 (ja) * 2017-12-26 2019-02-06 三菱電機株式会社 車車間通信装置

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1079701A (ja) * 1996-09-03 1998-03-24 Fujitsu Ltd 移動通信端末及びその送信電力制御方式
JP2002246982A (ja) * 2001-02-16 2002-08-30 Nec Corp 送信電力制御方法、基地局、移動機、移動通信システム
JP2003258925A (ja) * 2002-03-04 2003-09-12 Matsushita Electric Ind Co Ltd 無線受信装置及びドップラー周波数検出方法

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1079701A (ja) * 1996-09-03 1998-03-24 Fujitsu Ltd 移動通信端末及びその送信電力制御方式
JP2002246982A (ja) * 2001-02-16 2002-08-30 Nec Corp 送信電力制御方法、基地局、移動機、移動通信システム
JP2003258925A (ja) * 2002-03-04 2003-09-12 Matsushita Electric Ind Co Ltd 無線受信装置及びドップラー周波数検出方法

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012114845A (ja) * 2010-11-26 2012-06-14 Kyocera Corp 無線中継装置及び無線通信方法
JP2013516819A (ja) * 2010-11-26 2013-05-13 華為技術有限公司 電力制御方法及び基地局
US8934444B2 (en) 2010-11-26 2015-01-13 Huawei Technologies Co., Ltd. Power control method and base station
WO2013031835A1 (ja) * 2011-08-30 2013-03-07 株式会社トヨタIt開発センター 無線通信装置および無線通信方法
JP2013051520A (ja) * 2011-08-30 2013-03-14 Toyota Infotechnology Center Co Ltd 無線通信装置および無線通信方法
US9986422B2 (en) 2011-08-30 2018-05-29 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Wireless communication device and wireless communication method
US10257695B2 (en) 2011-08-30 2019-04-09 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Wireless communication device and wireless communication method
JP2013211609A (ja) * 2012-03-30 2013-10-10 Toyota Infotechnology Center Co Ltd 無線通信装置および無線通信方法
JP2018026728A (ja) * 2016-08-10 2018-02-15 Kddi株式会社 通信品質予測装置、ロボット、通信品質予測方法、及びプログラム
JP6465956B1 (ja) * 2017-12-26 2019-02-06 三菱電機株式会社 車車間通信装置
JP2019114999A (ja) * 2017-12-26 2019-07-11 三菱電機株式会社 車車間通信装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7016691B2 (en) Mobile telecommunications system and a mobile telecommunications control method
US7010320B2 (en) Transmission power control method, base station, mobile station and mobile communication system
JP3790723B2 (ja) チャネル予測項の決定方法
US7260415B1 (en) Method and system for location-based power control in wireless communications
US7054631B2 (en) Enhancement of soft handoff in a mobile wireless network through the use of dynamic information feedback from mobile users
US6771965B2 (en) Communication control method in mobile communication system and base station used therefor
JP4467080B2 (ja) 現在の無線通信有効範囲ネットワークをいつ離脱するかを決定するために地理的所在地を使用するためのシステムおよび方法
US7280835B2 (en) Mobile communication system and mobile communication method
EP2668804B1 (en) A method and a network node for determining an offset for selection of a cell of a first radio network node
KR100728894B1 (ko) 위치 정보 제공 시스템, 기지국과 이를 이용하는 위치 정보 제공 방법, 및 프로그램을 기록한 컴퓨터 판독 가능한 기록 매체
US20070123272A1 (en) Mobile communications system and method for controlling transmission power
US20080248822A1 (en) Link adaptation in mobile telecommunication system
US8086186B2 (en) Cognitive radio communication apparatus and method which adaptably controls sensing reference level
JP2007013352A (ja) 送信電力制御システム及びその方法並びにそれに用いる基地局、移動通信システム
EP1142418A1 (en) Improved cdma soft hand-off
JP2005012429A (ja) 移動通信端末及びハンドオーバ制御方法
JP2005531266A (ja) 無線通信システムにおける送信電力の調整
JPWO2011081042A1 (ja) 省電力運用支援装置、省電力運用支援方法、記録媒体、および基地局
JP2019533939A (ja) オーバーシュートセルの自動識別および最適化のためのシステムおよび方法
KR20060114648A (ko) 이동 통신 네트워크, 이동 단말 송신 레이트 스케줄링방법, 기지국 및 그 방법을 컴퓨터가 실행하기 위한프로그램을 기록하는 기록 매체
EP1284546A1 (en) Array antenna base station device and radio transmission method
US7353001B1 (en) Method and apparatus for managing beam selection in a mobile handset
US7197310B2 (en) Methods and systems for controlling handoffs in a wireless communication system
Fischione et al. Dynamic optimization of generalized least squares handover algorithms
JP4718395B2 (ja) 基地局装置およびアンテナパタン制御方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080514

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100720

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20101124