JP2007012473A - 照明手法、および照明装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 店舗のショーウィンドウやマグネットポイント等の展示スペースでの照明に気付き易く、且つ目に煩わしくなく安心して見ていられるとともに、調光制御の時間設定を容易に行なうことができる照明手法、および照明装置を提供する。
【解決手段】 複数の光源La1〜La4の各光出力を、La1→La2→La3→La4の順に、前の重点照明器具からフェードイン時間tiと定常時間tcとの和だけ遅らせて、零と予め設定した調光レベルAとの間で単調且つ周期的に各々変化させることによって、複数の商品を、照明対象の商品を順に変えて繰り返し照明し、定常時間tcを略1.7秒〜3秒に設定し、フェードイン時間ti,フェードアウト時間toを略2秒に設定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、照明手法、および照明装置に関するものである。
図13に示すような物販店舗において、通常の商品は棚SHに陳列するが、店頭のショーウィンドウSWもしくはその近傍のステージ(以下、マグネット(ビジュアル)ポイントMPと称する)等の展示スペースでの展示は、その店舗・売り場の役立ち度を客に伝え、購買意欲を効果的に向上させて、客を引き付け、店舗に入り易くすることを目的としている。例えば、主たる商品が衣服の場合、単に単品で展示するよりは、
(1)かばん、帽子、傘等の関連商品と組み合わせたり、熟年夫婦や若い夫婦の組み合わせのように、家族構成で使用している状況を設定したりして、「このような使い勝手が考えられる、このような生活が期待できる」ということを訴求する。
(2)季節感等のテーマを起承転結で表現し、それを順に展示するというように、物語性を持たせて展示する。
ことが効果的であるといわれている。
マネキンメーカは、「衣服を単にハンガーに展示するよりは、マネキン人形に着せて展示するほうが訴求効果が高い」としている。この証明はできていないが、その傾向はあるであろう。
また、図14(a)に示すように意図なく、4体のマネキン人形(以下、マネキンと称す)M11〜M14のように様々な商品を羅列する展示は狙いが絞り込めず、客の引き付け効果が弱いが、図14(b)に示すようにある規則(この場合は模様が斜め方向に統一されている)にしたがってマネキンM11〜M14を配置したり、図14(c)に示すように子世代のマネキンM11,M12と親世代のマネキンM13,M14とを配置して、ある生活シーンを想定させるように工夫を凝らした展示は、客の引き付け効果が高いといわれている。
また、展示している商品を照明しても引き付け効果が高まる。例えば、図15に示す照明装置は、配線用と固定用とを兼ねたダクトDに白熱電球を光源として設けたスポットライトからなる重点照明器具La11〜La14を取り付けたもので、重点照明器具La11〜La14は商用電源Vsに直接接続されて、マネキンM11〜M14を各々照明する。しかし、重点照明器具La11〜La14は調光不可能な構成となっている。
そこで、調光可能な照明装置を用いて、ストーリー性を有する例えば2つから4つのシーンを、順を追って変化させて照明すれば、展示する意図が客にさらに伝わりやすくなる。また、展示意図に関わらず、数秒で変化する光は人の目を引きやすい。さらに、調光可能な照明装置であれば、光源から出力される光量を下限から設定値まで上昇させるフェードイン、設定値から下限まで下降させるフェードアウトの傾きや、フェードイン時間、フェードアウト時間を設定し、気付き易さを向上させて、照明を見る者に光の揺らめき感や華やか感等のアイキャッチ効果を与えるものがある。(例えば、特許文献1参照)。
特開平10−003991号公報(段落番号[0017]、図6)
ショーウィンドウSWやマグネットポイントMPを照明するために調光可能な照明装置を用いた場合、光源の光出力を時間を追ってスケジュール制御するには、ショーウィンドウSWやマグネットポイントMPの管理者が、各光源の調光レベルの設定機能、フェードイン時間、フェードアウト時間の設定機能、調光機能等を有する各装置を組み合わせて、どのような時間間隔で調光制御するかを試行錯誤で設定する必要があった。
ここで、このような照明装置に関する知識を十分に有する人であれば、幾つかの装置を組み合わせて回路やタイマー等を組み上げて、調光制御の時間設定を行うことは比較的容易である。しかし、ショーウィンドウSWやマグネットポイントMPの管理者は、商品展示に関する知識は十分に有するが、照明装置に関する知識は少ない者が大多数であり、調光制御の時間設定は面倒であり、大きな障壁になっている。また、このような商品展示は年中のように頻繁に展示内容を変更しており、その度に調光制御の時間設定を試行錯誤で行うことは非常に面倒であった。したがって、通常の展示照明においては、背景の明るさを確保するためのベース照明器具や、商品やマネキンを照明するための重点照明器具に一定の出力を供給する調光不可能な照明装置が採用されることが多かった。
しかしながら、ショーウィンドウSWやマグネットポイントMPの展示のための照明は、客の目を引き付けて購買意欲を向上させるために、客が気付き易いものであることが望ましく、光量が変化することで気付き易さが向上する。しかし、変化する光にも、目に煩わしくなく安心して見ていられる光や、目に煩わしく安心して見ることができない光があり、安心して見ていられるほうが望ましい。すなわち、気付き易さだけを向上させるのではなく、気付き易さと目に煩わしくなく安心して見ていられることとを両立させるか、あるいはいずれか一方が悪くならないことが要求される。
本発明は、上記事由に鑑みてなされたものであり、その目的は、店舗のショーウィンドウやマグネットポイント等の展示スペースでの照明に気付き易く、且つ目に煩わしくなく安心して見ていられるとともに、調光制御の時間設定を容易に行なうことができる照明手法、および照明装置を提供することにある。
請求項1の照明手法は、複数の光源の各光出力を第1の光出力と第1の光出力より高い第2の光出力との間で周期的に各々変化させ、各光源の光出力は他の少なくとも1つの光源の変化タイミングから所定時間遅れて変化することで、店舗の展示スペースに配置された複数の商品を、照明対象の商品が時間とともに変わるように照明し、各光源が第2の光出力を維持して照明対象の商品を照明する定常時間を略1.7秒から3秒としたことを特徴とする。
この発明によれば、各光源が第2の光出力を維持して照明対象の商品を照明する定常時間を略1.7秒から3秒としたので、店舗のショーウィンドウやマグネットポイント等の展示スペースでの照明に気付き易く、且つ目に煩わしくなく安心して見ていられるとともに、試行錯誤することなく無調整あるいは微小な調整だけで設定を完了することができ、調光制御の時間設定を容易に行なうことができる。
請求項2の照明手法は、請求項1において、各光源の光出力が第1の光出力から変化して第2の光出力に達するまでのフェードイン時間、および第2の光出力から変化して第1の光出力に達するまでのフェードアウト時間を、略2秒としたことを特徴とする。
この発明によれば、フェードイン時間、フェードアウト時間を略2秒としたので、展示への気付き易さ、見ているときの安心感がさらに向上するとともに、調光制御の時間設定をさらに容易に行なうことができる。
請求項3の照明装置は、複数の光源と、各光源を調光制御する制御手段とを備え、制御手段は、複数の光源の各光出力を第1の光出力と第1の光出力より高い第2の光出力との間で周期的に各々変化させ、各光源の光出力は他の少なくとも1つの光源の変化タイミングから所定時間遅れて変化することで、店舗の展示スペースに配置された複数の商品を、照明対象の商品が時間とともに変わるように照明し、各光源が第2の光出力を維持して照明対象の商品を照明する定常時間を略1.7秒から3秒としたことを特徴とする。
この発明によれば、各光源が第2の光出力を維持して照明対象の商品を照明する定常時間を略1.7秒から3秒としたので、店舗のショーウィンドウやマグネットポイント等の展示スペースでの照明に気付き易く、且つ目に煩わしくなく安心して見ていられるとともに、試行錯誤することなく無調整あるいは微小な調整だけで設定を完了することができ、調光制御の時間設定を容易に行なうことができる。
以上説明したように、本発明では、各光源が所定の出力を維持して照明対象の商品を照明する定常時間を略1.7秒から3秒としたので、店舗のショーウィンドウやマグネットポイント等の展示スペースでの照明に気付き易く、且つ目に煩わしくなく安心して見ていられるとともに、試行錯誤することなく無調整あるいは微小な調整だけで設定を完了することができ、調光制御の時間設定を容易に行なうことができるという効果がある。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
(実施形態1)
本実施形態は、図13に示す物販店舗において、店頭のショーウィンドウSWもしくはマグネットポイントMPでの展示を照明する照明手法、および照明装置に関するものである。
図2に示す照明装置は、商用電源Vsを入力とする記憶式制御装置1と、調光装置2と、計時装置3と、配線用と固定用とを兼ねたダクトDに取り付けられた4台の重点照明器具La1〜La4とを備え、記憶式制御装置1は、計時装置3が接続され、調光装置2を介して4個の重点照明器具La1〜La4を調光制御する。そして、記憶式制御装置1に重点照明器具La1〜La4の調光レベルを予め設定し、計時装置3に重点照明器具La1〜La4の点灯、調光スケジュールを設定して、記憶式制御装置1で設定された調光レベル、および計時装置3で設定されたスケジュールにしたがって、調光装置2は重点照明器具La1〜La4を各々調光する。
重点照明器具La1〜La4は、店舗として、各部位毎に陳列している商品群の特徴を最も表現している商品、商品群を狙って照明する照明器具であり、照明する商品が互いに異なる。また、重点照明器具La1〜La4には、例えば、図3に示すように白熱電球を光源4として設けたスポットライトLspが用いられる。
そして、重点照明器具La1〜La4の各光出力を図1のように、La1→La2→La3→La4の順に、前の重点照明器具から所定時間(後述するフェードイン時間tiと定常時間tcとの和)だけ遅らせて、零(第1の光出力)と予め設定した調光レベルA(第2の光出力)との間で単調且つ周期的に各々変化させることによって、複数の商品を、照明対象の商品を順に変えて繰り返し照明する。
まず、記憶式制御装置1は、重点照明器具La1の調光レベルを零から予め設定した調光レベルAになるまで上昇させる。なお、この動作をフェードインと呼び、調光レベルが零から調光レベルAに達するまでの時間がフェードイン時間tiである。フェードインの後、調光レベルA一定にした定常状態を定常時間tc維持する。定常状態の後、重点照明器具La1の調光レベルをAから零になるまで低下させる。なお、この動作をフェードアウトと呼び、調光レベルがAから零に達するまでの時間がフェードアウト時間toである。上記フェードイン時間ti、フェードアウト時間to、定常時間tcは、計時装置3で設定され、フェードイン時間tiとフェードアウト時間toとは同一時間とする。
次に、重点照明器具La2は、重点照明器具La1がフェードアウトを開始した時点からフェードインを開始して、上記重点照明器具La1と同様の動作を行い、次に重点照明器具La3は、重点照明器具La2がフェードアウトを開始した時点からフェードインを開始して、上記重点照明器具La1と同様の動作を行い、次に重点照明器具La4は、重点照明器具La3がフェードアウトを開始した時点からフェードインを開始して、上記重点照明器具La1と同様の動作を行い、次に重点照明器具La1は、重点照明器具La4がフェードアウトを開始した時点からフェードインを開始し、以下、上記動作を繰り返す。
そして、上記照明装置を用いて以下の実験を行った。まず、図4(a)〜(d)に示すように実験室に4体のマネキンM1〜M4を左右一列に配置し、重点照明器具La1の発する照射光B1はマネキンM1を照明し、重点照明器具La2の発する照射光B2はマネキンM2を照明し、重点照明器具La3の発する照射光B3はマネキンM3を照明し、重点照明器具La4の発する照射光B4はマネキンM4を照明し、重点照明器具La1→La2→La3→La4→La1→……の順に点灯して、マネキンM1→M2→M3→M4→M1……の順に左端から右端にかけて1体づつ照明される。
実験者は、フェードイン時間ti、定常時間tc、フェードアウト時間toを様々な時間に設定して、観察者は、照明に気付きやすいか、あるいは気付きにくいか、さらに目に煩わしくなく安心して見ていられるか、あるいは目に煩わしく安心して見ていられないかを判定して、フェードイン時間ti、定常時間tc、フェードアウト時間toの好ましさを主観評価する。
実験は、フェードイン時間ti、定常時間tc、フェードアウト時間toとして、1,2,5,10秒に各々設定し、観察者は、年齢20歳代から50歳代の15名(男性7名,女性8名)で行った。
図5(a)(b)は定常時間tcの評価結果を示し、ちょうどよい定常時間tcは、フェード時間(フェードイン時間ti,フェードアウト時間toの両方を指す)に逆比例する範囲Z1に存在しており、特に略1.7秒〜3秒であれば良好な結果が得られるといえる。
図6(a)(b)はフェード時間ti,toの評価結果を示し、ちょうどよいフェード時間ti,toは、定常時間tcに関わらず、2秒前後の範囲Z2に存在しており、略2秒であれば良好な結果が得られるといえる。
したがって、定常時間tcを略1.7秒〜3秒に設定し、フェードイン時間ti,フェードアウト時間toを略2秒に設定すれば、ショーウィンドウSWやマグネットポイントMPでの照明に気付き易く、且つ目に煩わしくなく安心して見ていられる。さらに、フェードイン時間ti、定常時間tc、フェードアウト時間toを上記範囲内で設定すればよいので、無調整あるいは微小な調整だけで設定を容易に完了することができ、試行錯誤する必要が無い。
また、定常時間tcの設定範囲を略1.7秒〜3秒に予め限定し、フェードイン時間ti,フェードアウト時間toの設定値を略2秒に予め設定した計時装置3を備えた照明装置を用いれば、通過する人の目に違和感無くとまる照明の光量変化が予め設定されており、照明装置に関する知識が少なくても、さらに簡単に設定を完了することができる。
(実施形態2)
本実施形態の照明手法は、図2に示す照明装置において、図7(a)〜(d)に示すように実験室に4体のマネキンM1〜M4を左右一列に配置し、重点照明器具La1の発する照射光B1はマネキンM1を照明し、重点照明器具La2の発する照射光B2はマネキンM2を照明し、重点照明器具La3の発する照射光B3はマネキンM3を照明し、重点照明器具La4の発する照射光B4はマネキンM4を照明する。そして、重点照明器具La4は常に点灯して右端のマネキンM4が常に照明され、重点照明器具La1〜La3は、重点照明器具La1→La2→La3→La1→……の順に点灯して、左の3体のマネキンM1,M2,M3はマネキンM1→M2→M3→M1……の順に1体づつ照明される。
そして、実施形態1と同様に、重点照明器具La1〜La3の定常時間tcは略1.7秒〜3秒の範囲内に設定され、フェードイン時間ti,フェードアウト時間toは、略2秒に設定されており、照明に気付き易く、且つ目に煩わしくなく安心して見ていられる。さらに、フェードイン時間ti、定常時間tc、フェードアウト時間toを上記範囲内で設定すればよいので、試行錯誤することなく無調整あるいは微小な調整だけで設定を容易に完了することができる。
また、定常時間tcの設定範囲を略1.7秒〜3秒に予め限定し、フェードイン時間ti,フェードアウト時間toの設定値を略2秒に予め設定した計時装置3を備えた照明装置を用いれば、通過する人の目に違和感無くとまる照明の光量変化が予め設定されており、照明装置に関する知識が少なくても、さらに簡単に設定を完了することができる。
(実施形態3)
本実施形態の照明手法は、図2に示す照明装置において、図8(a)(b)に示すように実験室に4体のマネキンM1〜M4を左右一列に配置し、重点照明器具La1の発する照射光B1はマネキンM1を照明し、重点照明器具La2の発する照射光B2はマネキンM2を照明し、重点照明器具La3の発する照射光B3はマネキンM3を照明し、重点照明器具La4の発する照射光B4はマネキンM4を照明し、重点照明器具La1,La2→La3,La4→La1,La2→……の順に点灯して、マネキンM1,M2→M3,M4→M1,M2……の順に2体づつ照明される。
そして、重点照明器具La1,La2のフェードイン、フェードアウトが同一タイミングとなり、重点照明器具La3,La4のフェードイン、フェードアウトが同一タイミングとなるが、実施形態1と同様に、重点照明器具La1〜La4の定常時間tcは略1.7秒〜3秒の範囲内に設定され、フェードイン時間ti,フェードアウト時間toは、略2秒に設定されており、照明に気付き易く、且つ目に煩わしくなく安心して見ていられる。さらに、フェードイン時間ti、定常時間tc、フェードアウト時間toを上記範囲内で設定すればよいので、試行錯誤することなく無調整あるいは微小な調整だけで設定を容易に完了することができる。
また、定常時間tcの設定範囲を略1.7秒〜3秒に予め限定し、フェードイン時間ti,フェードアウト時間toの設定値を略2秒に予め設定した計時装置3を備えた照明装置を用いれば、通過する人の目に違和感無くとまる照明の光量変化が予め設定されており、照明装置に関する知識が少なくても、さらに簡単に設定を完了することができる。
(実施形態4)
実施形態1〜3は、商品やマネキンを照明するための重点照明器具のみを用いたが、本実施形態では、図9に示すように、背景の明るさを確保するための2個のベース照明器具Lb1,Lb2を設けて重点照明器具La1〜La4と併せて用いる。
ベース照明器具Lb1,Lb2は、ショーウィンドウSWやマグネットポイントMPの明るさを確保するもので、図10(a)(b)に示すように蛍光灯を光源5として設けた蛍光灯照明器具Lf、または図11(a)(b)に示すように白熱電球あるいは蛍光灯を光源6として設けたダウンライトLdで構成され、重点照明器具La1〜La4、ベース照明器具Lb1,Lb2を組み合わせることによって、客は重点箇所にさらに引き付けられ、その場所で商品を選定したり、店内に入ることを決心する。
図9に示す照明装置において、図12(a)(b)に示すように実験室に4体のマネキンM1〜M4を左右一列に配置し、重点照明器具La1の発する照射光B1はマネキンM1を照明し、重点照明器具La2の発する照射光B2はマネキンM2を照明し、重点照明器具La3の発する照射光B3はマネキンM3を照明し、重点照明器具La4の発する照射光B4はマネキンM4を照明する。さらに、ベース照明器具Lb1の発する照射光C1はマネキンM1,M2の背景を照明し、ベース照明器具Lb2の発する照射光C2はマネキンM3,M4の背景を照明する。そして、重点照明器具La1〜La4は常に点灯してマネキンM1〜M4は常に重点照明され、ベース照明器具Lb1,Lb2は、ベース照明器具Lb1→Lb2→Lb1→……の順に点灯して、マネキンM1,M2の背景→マネキンM3,M4の背景→マネキンM1,M2の背景……の順にベース照明される。
そして、ベース照明器具Lb1,Lb2の定常時間tcは略1.7秒〜3秒の範囲内に設定され、フェードイン時間ti,フェードアウト時間toは、略2秒に設定されており、照明に気付き易く、且つ目に煩わしくなく安心して見ていられる。さらに、フェードイン時間ti、定常時間tc、フェードアウト時間toを上記範囲内で設定すればよいので、試行錯誤することなく無調整あるいは微小な調整だけで設定を容易に完了することができる。
また、定常時間tcの設定範囲を略1.7秒〜3秒に予め限定し、フェードイン時間ti,フェードアウト時間toの設定値を略2秒に予め設定した計時装置3を備えた照明装置を用いれば、通過する人の目に違和感無くとまる照明の光量変化が予め設定されており、照明装置に関する知識が少なくても、さらに簡単に設定を完了することができる。
本発明の実施形態1の照明手法を示す図である。 同上の照明装置を示す図である。 同上の重点照明器具を示す図である。 (a)〜(d)同上の照明順序を示す図である。 (a)(b)同上の定常時間の評価結果を示す図である。 (a)(b)同上のフェード時間の評価結果を示す図である。 (a)〜(d)本発明の実施形態2の照明順序を示す図である。 (a)(b)本発明の実施形態3の照明順序を示す図である。 本発明の実施形態4の照明装置を示す図である。 同上のベース照明器具を示す図である。 同上のベース照明器具を示す図である。 (a)(b)同上の照明順序を示す図である。 店舗の概略構成を示す図である。 (a)〜(c)従来の展示例を示す図である。 従来の照明装置を示す図である。
符号の説明
Vs 商用電源
1 記憶式制御装置
2 調光装置
3 計時装置
La1〜La4 重点照明器具
ti フェードイン時間
to フェードアウト時間
tc 定常時間
A 調光レベル

Claims (3)

  1. 複数の光源の各光出力を第1の光出力と第1の光出力より高い第2の光出力との間で周期的に各々変化させ、各光源の光出力は他の少なくとも1つの光源の変化タイミングから所定時間遅れて変化することで、店舗の展示スペースに配置された複数の商品を、照明対象の商品が時間とともに変わるように照明し、各光源が第2の光出力を維持して照明対象の商品を照明する定常時間を略1.7秒から3秒としたことを特徴とする照明手法。
  2. 各光源の光出力が第1の光出力から変化して第2の光出力に達するまでのフェードイン時間、および第2の光出力から変化して第1の光出力に達するまでのフェードアウト時間を、略2秒としたことを特徴とする請求項1記載の照明手法。
  3. 複数の光源と、各光源を調光制御する制御手段とを備え、制御手段は、複数の光源の各光出力を第1の光出力と第1の光出力より高い第2の光出力との間で周期的に各々変化させ、各光源の光出力は他の少なくとも1つの光源の変化タイミングから所定時間遅れて変化することで、店舗の展示スペースに配置された複数の商品を、照明対象の商品が時間とともに変わるように照明し、各光源が第2の光出力を維持して照明対象の商品を照明する定常時間を略1.7秒から3秒としたことを特徴とする照明装置。
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