JP2007011300A - 走査型レーザ顕微鏡装置およびその制御方法ならびに制御プログラム - Google Patents

走査型レーザ顕微鏡装置およびその制御方法ならびに制御プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2007011300A
JP2007011300A JP2006143900A JP2006143900A JP2007011300A JP 2007011300 A JP2007011300 A JP 2007011300A JP 2006143900 A JP2006143900 A JP 2006143900A JP 2006143900 A JP2006143900 A JP 2006143900A JP 2007011300 A JP2007011300 A JP 2007011300A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
control
processing
control content
time
displayed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006143900A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4873995B2 (ja
Inventor
Yusuke Yamashita
裕介 山下
Hiroshi Hirayama
広 平山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Corp filed Critical Olympus Corp
Priority to JP2006143900A priority Critical patent/JP4873995B2/ja
Publication of JP2007011300A publication Critical patent/JP2007011300A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4873995B2 publication Critical patent/JP4873995B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】顕微鏡装置に対する各制御項目毎の制御内容を迅速かつ正確に設定することができること。
【解決手段】制御項目および時間軸の一方を縦軸方向、他方を横軸方向に表示し、制御項目ごとの制御内容を時間軸に沿って設定させるGUI部200と、該GUI部200を用いて設定された制御内容に従って、レーザ光を標本に照射し、標本の輝度情報を取得するよう制御する顕微鏡装置制御部202とを備え、顕微鏡装置制御部202が、GUI部200により設定された制御内容のうち、事前に処理時間を見積ることが困難な制御項目に対応する制御内容に対して、当該制御内容の処理の終了時に同期して次の制御内容の処理を開始させるよう制御する走査型レーザ顕微鏡装置1を提供する。
【選択図】図1

Description

本発明は、レーザ光を出射し、このレーザ光を標本に照射し、前記標本の輝度情報を画像として取得する走査型レーザ顕微鏡装置およびその制御方法ならびに制御プログラムに関するものである。
従来、レーザ光を標本に照射し、標本の輝度情報を画像として取得する走査型レーザ顕微鏡装置が用いられている。一般に、この走査型レーザ顕微鏡装置は、コンピュータにより制御され、この制御は、アプリケーションプログラムを実行することによって行われる。このアプリケーションプログラムには、多くの制御項目の制御内容を設定する必要があり、この設定は複雑かつ煩雑である。このため、比較的簡易な入力操作によって制御項目の設定を行うことができるものがある(特許文献1参照)。
特開2003−172877号公報
この文献に記載された走査型レーザ顕微鏡装置による入力操作では、設定された各制御項目を組み合わせて生成した実験手順は、その制御項目の実行順序を規定するのみであった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、各制御項目ごとの制御内容の時間的関係を迅速かつ正確に設定することのできる走査型レーザ顕微鏡装置およびその制御方法ならびに制御プログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は以下の手段を提供する。
本発明は、制御項目および時間軸の一方を縦軸方向、他方を横軸方向に表示し、前記制御項目ごとの制御内容を前記時間軸に沿って設定させるGUI(グラフィカルユーザインターフェース)と、該GUIを用いて設定された制御内容に従って、レーザ光を標本に照射し、標本の輝度情報を取得するよう制御する制御部とを備え、前記制御部が、前記GUIにより設定された制御内容のうち、事前に処理時間を見積ることが困難な制御項目に対応する制御内容に対して、当該制御内容の処理の終了時に同期して次の制御内容の処理を開始させるよう制御する走査型レーザ顕微鏡装置を提供する。
本発明によれば、GUIの作動により、制御項目と時間軸とが横軸と縦軸とに表示されるので、ユーザが制御項目ごとの制御内容を設定する際に、各制御項目の時間的関係を意識しながら時間軸に沿って簡易に設定することができる。したがって、各制御項目の制御内容の設定作業を容易にして、迅速かつ正確な設定を行うことができる。
この場合において、本発明によれば、GUIにより、時間軸に沿って制御内容を設定させているので、制御部による各制御内容の実施も設定された時間通りに行われるのが原則である。しかしながら、制御項目によっては、その処理に要する時間を予め見積もることができないものがある。例えば、処理に複雑かつ大量の演算を必要とする場合等には、処理装置のおかれている状況に応じてその処理時間が左右されることがある。
本発明によれば、制御部が、事前に処理時間を見積ることが困難な制御項目に対応する制御内容に対して、当該制御内容の処理の終了時に同期して次の制御内容の処理を開始させるので、処理に時間がかかった場合に処理が中断されたり、一の制御内容の処理中に他の制御内容の処理が開始されてしまったりする不都合がなく、全ての制御内容を順序通りに実行することが可能となる。特に、一の制御内容の処理結果を利用して次の制御内容を処理する場合に効果的である。
また、このように構成することで、GUIによる制御内容の設定の際に、不要な時間的余裕をもった設定を行う必要がなく、隣り合う制御内容の処理の間に時間が空いてしまうことを防止して、効率的な処理を行うことができる。
上記発明においては、前記GUIが、事前に処理時間を見積ることが困難な制御項目に対応する一の制御内容が設定されたときには、該一の制御内容の終了時を起点とした時間軸を表示し、当該一の制御内容以降に処理される他の制御内容を設定させることが好ましい。
このように構成することで、一の制御内容の正確な処理時間が不明であっても、その後の処理内容の設定を容易に行うことが可能となる。
また、この場合には、前記GUIが、処理実行後に実処理時間を取得して処理開始時を起点とする時間スケールで全制御内容を表示し直すことが好ましい。
本発明は、制御項目および時間軸の一方を縦軸方向、他方を横軸方向に表示し、前記制御項目ごとの制御内容を前記時間軸に沿って設定させるGUIと、該GUIを用いて設定された制御内容に従って、レーザ光を標本に照射し、標本の輝度情報を取得するよう制御する制御部とを備え、前記制御部が、前記GUIにより設定された制御内容のうち、事前に処理時間を見積ることが困難な制御項目に対応する制御内容について、当該制御内容の処理の終了時に同期させずに、次の制御内容の処理を開始させるよう制御する走査型レーザ顕微鏡装置を提供する。
このようにすることで、処理に要する時間を予め見積もることができない場合に、当該制御内容の処理の終了時に同期させずに、次の制御内容の処理を開始させるので、制御内容の処理の終了を待たずに、次の制御内容の処理を進めることができる。このようにすることで、処理結果を次の制御内容の処理に利用しない場合に、不要な待ち時間の発生を防止して、効率的に設定された時刻に処理を進行させることが可能となる。
本発明は、制御項目および時間軸の一方を縦軸方向、他方を横軸方向に表示し、前記制御項目ごとの制御内容を前記時間軸に沿って設定させ、設定された制御内容に従って、レーザ光を標本に照射し、標本の輝度情報を取得するよう制御する走査型レーザ顕微鏡装置の制御方法であって、設定された制御内容のうち、事前に処理時間を見積ることが困難な制御項目に対応する制御内容について、当該制御内容の処理の終了時に同期して次の制御内容の処理を開始させるよう制御する走査型レーザ顕微鏡装置の制御方法を提供する。
本発明は、制御項目および時間軸の一方を縦軸方向、他方を横軸方向に表示し、前記制御項目ごとの制御内容を前記時間軸に沿って設定させ、設定された制御内容に従って、レーザ光を標本に照射し、標本の輝度情報を取得するよう制御する走査型レーザ顕微鏡装置の制御方法であって、設定された制御内容のうち、事前に処理時間を見積ることが困難な制御項目に対応する制御内容について、当該制御内容の処理の終了時に同期させずに次の制御内容の処理を開始させるよう制御する走査型レーザ顕微鏡装置の制御方法を提供する。
本発明は、制御項目および時間軸の一方を縦軸方向、他方を横軸方向に表示し、前記制御項目ごとの制御内容を前記時間軸に沿って設定させ、設定された制御内容に従って、レーザ光を標本に照射し、標本の輝度情報を取得するよう制御する走査型レーザ顕微鏡装置の制御プログラムであって、事前に処理時間を見積もることが困難な制御項目に対応する制御内容であるか否かを判定するステップと、処理時間を見積もることができないと判定された場合に、当該制御内容の処理の終了時に同期して次の制御内容の処理を開始させるよう制御するステップとをコンピュータに実行させるための走査型レーザ顕微鏡装置の制御プログラムを提供する。
本発明は、制御項目および時間軸の一方を縦軸方向、他方を横軸方向に表示し、前記制御項目ごとの制御内容を前記時間軸に沿って設定させ、設定された制御内容に従って、レーザ光を標本に照射し、標本の輝度情報を取得するよう制御する走査型レーザ顕微鏡装置の制御プログラムであって、事前に処理時間を見積もることが困難な制御項目に対応する制御内容であるか否かを判定するステップと、処理時間を見積もることができないと判定された場合に、当該制御内容の処理の終了時に同期させずに、次の制御内容の処理を開始させるよう制御するステップとをコンピュータに実行させるための走査型レーザ顕微鏡装置の制御プログラムを提供する。
本発明によれば、各制御項目ごとの制御内容を迅速かつ正確に設定できる上に、特に時間的関係を容易に把握することができるという効果を奏する。また、予め処理時間を見積もることが困難な制御内容の処理において、時間の無駄なく処理を進行することができるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、本発明に係る走査型レーザ顕微鏡装置およびその制御方法ならびに制御プログラムの好適な実施の形態を詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る走査型レーザ顕微鏡装置の概要構成を示すブロック図である。図1に示すように、この走査型レーザ顕微鏡装置1は、コンピュータ2および顕微鏡装置3を有し、それぞれがインターフェイス4を介して接続されている。コンピュータ2は、インターフェイス4を介して顕微鏡装置3を制御するようになっている。
コンピュータ2は、CPU23上で動作するオペレーティングシステム(OS)21と、このOS21上で動作するアプリケーションプログラム20とを有している。アプリケーションプログラム20は、GUI部(GUI)200、処理部201、および顕微鏡装置制御部(制御部)202を有する。
GUI部200は、画面表示に連動してユーザに顕微鏡装置3の制御内容の設定を行わせるようになっている。具体的には、GUI部200は、顕微鏡装置3の制御項目を縦軸方向に、時間軸を横軸方向に配列して表示し、制御項目ごとに、その制御内容を時間軸に沿って設定させるようになっている。
処理部201は、GUI部200によって設定された制御内容をもとに制御テーブルを生成する。顕微鏡装置制御部202は、少なくとも処理部201が生成した制御テーブルをもとに顕微鏡装置3の動作を制御する。また、コンピュータ2は、顕微鏡装置3から取得した画像情報を少なくとも表示するモニタ22と、設定された制御内容を含む各種情報を記憶する記憶媒体24と、モニタ22に表示されたGUI部200の表示内容をもとに少なくとも制御内容を入力するためのマウス25Aやキーボード25Bによって実現される入力部25と、上記モニタ22、記憶媒体24、入力部25、及びOS21等と接続され、これら構成要素を制御するCPU23とを有する。
顕微鏡装置3は、インターフェイス4を介してコンピュータ2側からの制御指示を受け、この受け付けた制御指示をもとに顕微鏡装置3内の各部を制御するとともに制御結果をコンピュータ2側に送出するコントロールユニット31を有する。コントロールユニット31は、具体的に、レーザ光を出射するレーザユニット34と、レーザ光を標本上に走査する走査ユニット32と、レーザ光を標本に照射するとともにこの標本が発した光を受光する顕微鏡ユニット33とを制御する。
まず、この走査型レーザ顕微鏡装置1の全体動作について説明する。GUI部200は、入力部25による各種制御項目ごとの制御内容の設定を支援し、処理部201が、このGUI部200によって設定された制御内容を制御テーブルとして生成する。顕微鏡装置制御部202は、この制御テーブルをもとに顕微鏡装置3を制御する制御指示をCPU23およびインターフェイス4を介して顕微鏡装置3のコントロールユニット31に送出する。コントロールユニット31は、この制御指示をもとに走査ユニット32、顕微鏡ユニット33、レーザユニット34を制御し、その制御結果をインターフェイス4およびCPU23を介してアプリケーションプログラム20に送出する。アプリケーションプログラム20は、制御結果あるいは制御経過をモニタ22に表示する。
ここで、具体的なGUI部200を用いた処理について説明する。図2は、モニタ22に表示される制御設定画面22Aを示している。この制御設定画面22Aには、GUI部200により構成されたウィンドウW1が設けられている。さらに、制御設定画面22Aには、顕微鏡装置3によって取得された画像情報を表示する画面(画像情報表示領域)P1〜P3が設けられている。ウィンドウW1は、各種制御項目の一連の処理手順が時間軸上で設定されたプロトコル(制御設定)を実行可能な形式に変換するボタンB1、制御設定の実行を指示するボタンB2、実行中の制御の停止を指示するボタンB3、その他の設定を指示するボタンB4、実行中の制御の一時停止を指示するボタンB5、一時停止された制御を再開させる再開始ボタンB6、制御設定の名称を表示するタイトルT1、および制御設定の内容を表示する設定ウィンドウW10を有する。
設定ウィンドウW10は、縦軸に各種制御項目である「ControlList」、横軸に時間を示す「Time」が形成され、全体として各種制御項目ごとの時間要素を含んだ処理手順である「Protocol」を表示するようになっている。具体的な「ControlList」には、制御項目として、画像情報の取得を制御する「Imaging」、外部機器に対するトリガ信号の出力を制御する「TriggerOut」、およびレーザ光を制御する「Laser」が含まれている。これらの各制御項目の実行所要時間のデータは予め実測されていて、コンピュータ2内の所要時間テーブルとして記憶されている。
時間軸「Time」は、図3に示すように設定される。カーソルCを「Time」の領域に移動してダブルクリックすると、メニュー(時間表示設定手段)M1が表示される。このメニューM1には、「TimeScale」の下に、複数の時間スケールが表示される。
ここで、例えば、時間スケール[ms]を選択すると、さらにメニューM10が表示される。このメニューM10には、「FullScale」の下に、時間軸上の画面表示スケールであるフルスケールが複数、表示される。ここで、例えば、フルスケール「0〜1000」を選択すると、図4に示したウィンドウW2が表示される。このウィンドウW2には、時間単位[ms]が付加表示され、0msから1000msまでのスケールが100ms間隔で表示される。なお、図3に示すように、タイトルT1に、この制御設定の名称「モード1」を入力しておく。このタイトルT1への設定は、入力されていない場合、制御内容の保存時、実行時などに、入力要求される。
次に、制御項目「TriggerOut」の制御内容の設定処理について説明する。まず、図5に示すように、カーソルCを「TriggerOut」の領域でダブルクリックすると、設定ダイアログD1が表示される。この設定ダイアログD1には、電圧値の選択ボタンおよび選択決定を確認する「OK」ボタンが表示される。ここで、例えば、5Vを選択し、「OK」ボタンをクリックすると、ウィンドウW3が表示される。すなわち、矢印状のタスクバーTB1が制御項目「TriggerOut」の時間軸方向に表示される。そして、このタスクバーTB1には「5[V]」の表示が付加される。タスクバーTB1は、デフォルトとして、時間軸0msを起点として時間スケール0〜100msの長さをもつ。このタスクバーTB1は、時間軸上において、ドラッグ・アンド・リリースすることによって、所望の位置に移動させることができるとともに、タスクバーTB1の左端でトリガ信号の出力処理が行われる。タスクバーTB1の長さは、この処理が終了するまでの時間を示している。
さらに、制御項目「Laser」の制御内容の設定処理について説明する。まず、図6に示すように、カーソルCを「Laser」の領域でダブルクリックすると、設定ダイアログ(レーザ設定手段)D2が表示される。この設定ダイアログD2には、レーザ光の出力を設定する「LaserPower」の設定欄および設定を確認する「OK」ボタンが表示される。ここで、例えば、「LaserPower」の設定欄に「5」を入力して出力を5%に設定し、「OK」ボタンをクリックすると、ウィンドウW4が表示される。すなわち、矢印状のタスクバーTB2が制御項目「Laser」の時間軸方向に表示される。そして、このタスクバーTB2には「5%」の表示が付加される。タスクバーTB2は、デフォルトとして、時間軸0msを起点として時間スケール0〜100msの長さをもつ。このタスクバーTB2は、時間軸上において、ドラッグ・アンド・リリースすることによって、所望の位置に移動させることができる。図7では、図6に示したデフォルトのタスクバーTB2を100ms移動させ、起点を100msの時点に設定している。タスクバーTB2も、タスクバーTB1と同様に左端でタスク処理が実行され、タスクバーTB2の長さは、処理終了までの時間を示す。
さらに、制御項目「Imaging」の制御内容の設定処理について説明する。図8に示すように、カーソルCを「Imaging」の領域に移動してダブルクリックすると、設定ダイアログ(画像設定手段)D3が表示される。この設定ダイアログD3には、画像情報の取得スピードを設定する「ScanSpeed」のスライダと、画像情報の大きさを設定する「ScanSize」のスライダと、画像情報の取得間隔を設定する「Interval」の設定欄と、画像情報の取得数を設定する「Num」の設定欄と、設定を確認する「OK」ボタンとが表示される。ここで、例えば、取得スピードを設定するスライダを「Max」に設定し、画像情報の大きさを設定するスライダを「512×512」に設定し、画像情報の取得間隔に「100」入力し、画像情報の取得数に「3」を入力して「OK」ボタンをクリックすると、ウィンドウW5に切り替わる。すなわち、矩形状のタスクバーTB3が制御項目「Imaging」の時間軸上に、時間0msを起点として、時間0〜500msの間に表示される。このタスクバーTB3には、3枚の画像取得のタイミングを示すイメージI1〜I3が表示される。
これらのイメージI1〜I3は、ひとつの制御内容としてリンクされている。このデフォルト状態の制御内容は、タスクバーTB3を、時間軸上において、ドラッグ・アンド・リリースすることによって、所望の位置に移動させることができるとともに、長さや間隔もドラッグ・アンド・リリースによって可変設定することができる。例えば、タスクバーTB3の末尾をドラッグしてタスクバーTB3の長さを伸張させることにより、設定されている他の制御内容、例えば、インターバル等を変化させることなく取得するフレーム数を増減することができる。また、タスクバーTB3に表示されているインターバルの末尾をドラッグしてタスクバーTB3の長さを伸張させることにより、設定されているフレーム数を変化させることなくインターバルの長さを増減させることもできる。
図9では、図8に示したデフォルトのイメージI1〜I3を200ms移動させ、起点を200msの時点に設定している。なお、ウィンドウW1〜W5上で設定変更した制御内容は、この設定変更した内容に変更される。すなわち、設定ダイアログD1〜D3などによって初期設定された内容は、GUI部200を用いてさらに変更設定できる。また、制御項目「Triggerout」,「Laser」の制御時間は、100msとしたが、制御開始時点から次の制御内容が設定されるまで、制御内容は維持される。
例えば、図10および図11に示すように、レーザ光の出力を設定変更する場合、具体的には、図10のウィンドウW5に示されるように、イメージI1〜I3を5%のレーザ光の出力で取得する制御内容から、図11のW6に示されるようにイメージI3のみを100%のレーザ出力で取得する制御内容に設定変更する場合について説明する。まず、カーソルCを制御項目「Laser」の領域に移動してダブルクリックすると、設定ダイアログD2が表示され、この設定ダイアログD2の「LaserPower」の設定欄に「100」を入力し、「OK」ボタンをクリックする。これによって、図10のウィンドウW6に示されるように、デフォルト状態の矢印状のタスクバーTB4が制御項目「Laser」の時間軸上、0〜100msに表示され、「100%」が表示される。その後、図11に示すように、タスクバーTB4をドラッグ・アンド・リリースによって、その開始端を500msに移動する。これによって、レーザ光の出力は、制御実行後500msから100%に設定変更される。なお、画面上におけるドラッグ・アンド・リリースなどの操作のみによって直接設定変更できるようにしてもよい。
次に、各制御内容のリンク処理について説明する。いままで説明した各制御内容のプロトコル(制御設定)は、時間的な設定分解能(すなわち、各タスクバーを時間軸上で配置可能な時間分解能)が本制御設定(プロトコル)を処理する処理部で設定した処置時間分解能に拘束される。例えば、図3、図4のように時間スケールの設定を行った場合、制御設定(プロトコル)の時間分解能は100msとなり、各制御内容のタスクバーの起点(図の左端)は、100ms単位の座標軸上にしか配置できない。しかし、処理内容によっては、一つ前の処理が終了したらすぐに処理を開始させたい場合がある。このようなときにリンク処理を利用すると、プロトコルの設定時間分解能に拘束されずに、一つ前の処理の終了タイミングを処理開始タイミングに設定することができる。例えば、イメージI1〜I3の制御による画像情報の取得処理途中でレーザ光の出力を変更する場合、リンク記号によってリンクさせる。図12において、イメージI2の終了端をクリックすると、リンク記号AB1が表示され、このリンク記号AB1のドラッグ・アンド・リリースによってタスクバーTB4の開始端に結びつけることができる。このリンク記号AB1によって、イメージI2の取得終了と同時に、レーザ出力が100%に変更される制御設定が行われ、複数の制御項目間の制御内容がリンクされることになる。したがって、イメージI2の処理が500msの時刻より少しオーバーして終了したとしても、イメージI2の処理終了までは、レーザ光の出力が100%に変わってしまうことを防げる。
ここで、制御項目「Imaging」の制御内容であるイメージI1〜I3によって取得された画像情報は、図2に示した画面P1〜P3に表示することができる。この画面P1〜P3に対する画像情報の表示は、各イメージI1〜I3をクリックすることによって指示することができる。例えば、イメージI1をクリックすると、画面P1上に取得された画像情報が表示出力される。
また、この画像情報の表示/非表示は、予め設定することができる。この設定は、図13に示すように、カーソルCをタスクバーTB3のイメージI1の領域に移動してクリックすると、メニューM2が表示され、メニューM2では、「画像」と「グラフ」とのいずれか、または両者の同時表示を選択できる。ここで、「画像」を選択してクリックすると、設定ダイアログD20が表示され、画像情報を表示する「表示」ボタンと、表示を行わない「非表示」ボタンと、選択確認の「OK」ボタンとが表示される。
ここで、「表示」を選択し、「OK」ボタンをクリックすると、画像情報の画像を表示する設定がなされたことになる。この画像表示の設定は、各イメージI1〜I3について行うようにしてもよいし、全てのイメージI1〜I3について行うようにしてもよい。なお、非表示に設定した場合は、表示処理にかかる負荷が軽減され、確実に、設定した制御内容に影響を及ぼさずに制御することができる。
なお、設定内容は、名称を付けて保存することができる。例えば、図14に示すように、ウィンドウW6のボタンB4をクリックすると、メニューM3が表示され、メニューM3には、制御設定の保存を選択する「名称を付けて保存」と制御設定の実行を選択する「制御の実行」とのいずれかを選択するようになっている。ここで、「名称を付けて保存」を選択してクリックすると、設定ダイアログD30が表示され、設定ダイアログD30には、名称を入力する名称欄と設定確認の「OK」ボタンとが表示される。名称欄に「モード1」を入力し、「OK」ボタンをクリックすると、設定した制御内容は、「モード1」として保存され、この「モード1」を選択することによって「モード1」に保存された制御内容がGUIとして表示され、実行することができる。
制御内容を実行する場合、図14に示すように、ウィンドウW6のボタンB4をクリックし、メニューM3を表示させ、図15に示すように、メニューM3において、項目「制御を実行」を選択すると、メニューM4が表示される。このメニューM4には、制御設定を完了した直後の制御設定を含め、保存されている制御設定が名称によって表示されている。ここで、「モード1」の制御設定を実行する場合、「モード1」を選択してクリックすると、設定ダイアログD40が表示される。この設定ダイアログ40には、「モード1」の制御を直ぐ実行する「今すぐ実行」と、実行時間を予約する「予約実行」と、選択確認の「OK」ボタンとが表示されている。例えば、「モード1」をすぐ実行する場合、「今すぐ実行」を選択し、「OK」ボタンをクリックするとともに、ボタンB2を押すことによって直ちに実行に移行する。
ここで、実行状態の画面表示について説明する。図16に示すように、制御内容の設定を終了し、ボタンB2を選択クリックすると、実行状態に移行し、制御実行画面22Bに切替わる。制御設定が実行されると、タスクバーTB5が表示され、時間経過にしたがってタスクバーTB5が移動する。このタスクバーTB5の位置によって実行されている制御を確認することができる。図16に示す制御実行画面22Bでは、制御実行開始後500msの状態を示しており、イメージI1,I2の取得動作は完了し、取得された画像の表示処理中である。したがって、イメージI2は、処理された画像の一部のみが画面P2に表示されている。
ここで、設定された制御内容の実行中には、実際の制御内容である実制御内容が図1に示した記憶媒体(実制御内容取得手段)24に格納され続け、制御実行動作の全てが終了すると、設定された各タスクバーTB1〜TB4、リンク記号AB1に対応して、記憶媒体24に格納されていた実制御内容が、実制御時の各タスクバーTB10〜TB40、リンク記号AB10として表示される。これによって、設定した制御内容と、実行された実制御内容とを比較することができる。この制御内容と実制御内容との違いは、コンピュータ2の制御処理能力や制御処理が集中し過ぎた場合に生じる。そこで、制御内容を実制御内容に修正するアジャスト処理を行う。
まず、図17に示すように、実制御内容を示すタスクバーTB30の領域にカーソルCを移動してダブルクリックすると、図18に示されるように、設定ダイアログ(修正手段)D4が表示される。この設定ダイアログD4には、「アジャスト処理」を実行する「実行」ボタンと、「アジャスト処理」を行わない「非実行」ボタンと、選択確認の「OK」ボタンとが表示される。ここで、「実行」を選択し、「OK」ボタンをクリックすると、ウィンドウW9に切替わり、実制御内容が、制御内容に変更され、制御内容の時間軸上に表示される。
次に、処理時間を事前に算出できない制御項目(以下、特殊制御項目という。)を含む場合について説明する。
ここでは、制御項目として、画像を取得する「Imaging」、標本を退色させる「Bleaching」および「Imaging」により取得した画像をコンピュータ2により解析する「Analysis」を含む場合を図を参照して説明する。「Analysis」の処理時間は、コンピュータ2の稼働状況によって変動するため、GUI部200を用いた制御内容の設定時には正確な時間を設定することができない。したがって、「Analysis」は特殊制御項目である。
そこで、本実施形態においては、図19に示されるように、「Analysis」の制御内容の設定において、処理時間として仮に「T1」と定義し、「Analysis」処理が終了した後に経過時間を再計算して「T1」に置き換えることとしている。また、「Analysis」処理以降の各制御内容の設定に対しては、「Analysis」処理の終了時点を起点とした時間軸を表示し、その時間軸に沿って各制御内容を設定させることとしている。そして、最終的に残す履歴としては、再計算後の「Analysis」処理に要した経過時間を含めて、実験開始からの一連の時間軸に対するものとして記録することとしている。
図19に示す例は、実験開始後100msで、画像取得を600ms行い、実験開始後300msにおいて、走査型レーザ顕微鏡1により標本刺激用レーザを200ms照射する。画像取得はインターバルを設けることなく連続して行い、画像取得と標本刺激とは同期させることなく制御する。画像取得終了後(処理開始から700ms後)、取得画像に対してコンピュータ2により「Analysis」処理を行い、蛍光回復曲線の解析結果を得る。「Analysis」処理終了から100ms後に再度画像取得を開始する。取得する画像の条件は、画像サイズ:512×512、走査速度:最大、ブリーチ速度:最大、ブリーチ領域:(100,100)−(200,200)、ブリーチ用レーザ強度:50%としている。
まず、各制御項目に対して、タスクバーを表示し、マウスによるクリック、ドラッグ・アンド・リリース等により、その位置および長さを設定する。さらにその制御内容を設定するには、タスクバーをダブルクリックすることで、図20または図21のようなダイアログボックスを表示させる。ダイアログボックスの内容はダブルクリックしたタスクバーの制御項目により異なるので、表示された内容を調節することにより、制御内容を詳細に設定する。
各タスクバーの長さに対応する処理時間は、各制御内容の処理に要する時間を示しているが、特殊制御項目である「Analysis」については上述したようにその処理時間を事前に計測できないので、「Analysis」以降の処理については「Analysis」の終了時刻と関連づけされて記憶媒体24に記憶されることになる。
具体的には、図19に示すウィンドウW20において、まず、画像取得条件を設定する。そのために制御項目「Imaging」上でマウスを右クリックし、タスクバーTB6を表示させる。次いで、タスクバーTB6をドラッグして時間軸上の100msの場所に移動する。そして、タスクバーTB6をダブルクリックすることで、図8のダイアログボックスD3を表示させ、走査速度をMax、画像サイズを512×512に、取得フレーム数を6に、インターバルを0msにそれぞれ設定する。なお取得フレーム数の変更は、タスクバーTB6のマウスによる伸縮によって行うこととしてもよい。
次に、ブリーチ条件を設定する。そのために、図19に示したウィンドウW20において、制御項目「Bleaching」上でマウスを右クリックし、タスクバーTB7を表示させる。次いで、タスクバーTB7をマウスでドラッグして時間軸上の300msの場所に移動する。そして、タスクバーTB7をダブルクリックして図20のダイアログボックスD5を表示させ、走査速度をMaxに、刺激用注目領域(Roi)の形状「Shape」を矩形「Rect」に、領域サイズを(100,100)−(200,200)に、刺激用レーザ強度を50%に設定する。なお、刺激時間を変更するには、タスクバーTB7をマウスにより伸縮することとしてもよい。
そして、解析条件を設定する。そのために制御項目「Analysis」上でマウスを右クリックし、タスクバーTB8を表示させる。次いで、タスクバーTB8をマウスでドラッグして時間軸上の700msの場所に移動する。そして、タスクバーTB8をダブルクリックして、図21のダイアログボックスD6を表示させ、処理対象とする画像データ、解析対象区間を選択する。図中「Start」および「End」は、解析対象区間を設定するパラメータであり、この場合、プロトコル開始後、100ms〜700msの期間内で取得した画像に対し輝度分布の解析を行うこととしている。なお、解析対象区間は、図中のタスクバーTB6とタスクバーTB8との関連づけを行うリンク記号AB1によってタスクバーTB6のImaging開始および終了時間を自動的に設定することにしてもよい。
「Analysis」処理に関しては処理時間を事前に見積もることができないので、処理開始時間のみを指定する。この場合に、「Analysis」処理終了時に処理経過時間の再計算が行われるので、図19に示したウィンドウW20において、処理時間再計算ラインTB9が描画され、以降の時間標記が「Analysis」処理との相対時間標記となる。
最後に、「Analysis」処理後の画像取込処理を上記と同様にして設定する(例えば、タスクバーTB11等)。これにより、図19に示される実験手順が、制御項目と時間軸とを関連づけて生成されることになる。
このようにして生成された実験手順は、図1に示すGUI部200から処理部201に通知される。この通知のタイミングとしては、図19のボタンB1を押すタイミングが挙げられる。この処理により、処理部201はいつ、どのような制御命令を走査型レーザ顕微鏡制御部へ出せばよいのかを定めたテーブルを生成する。以降これをタスクテーブルという。
次に、実験開始指令をGUI部200から処理部201に出力する。このタイミングとしては使用者が図19のボタンB2を押すタイミングが挙げられる。この処理により、処理部201はタスクテーブルに記載されている時間ごとに、タスクテーブルに記述された制御内容を顕微鏡装置制御部202へと通知する。
顕微鏡装置制御部202においては、その制御項目が特殊制御項目であるか否かが判定され、特殊制御項目でない場合には、GUI200により設定されたタイミング通りに処理が行われ、特殊制御項目である場合には、当該制御項目に対応する制御内容の処理の終了を待って、次の制御内容の処理を行うようになっている。本実施形態においては、各処理がタスクテーブル通りに行われ、特殊制御項目である「Analysis」に対応する制御内容の処理が完了した時点で、以降の処理が開始される要請御される。そして、「Analysis」に対応する制御内容の処理が完了した時点で処理経過時間の再計算が行われ、図22のタスクバーTB80のように処理時間が表示され、以降の処理時間が絶対時間で表示されることになる。
これにより、事前に処理時間を見積もることができない「Analysis」処理とそれ以降の処理との間に無駄な時間を発生させることなく、図19に示される実験手順通りに処理が行われる。また、「Analysis」処理終了後に、再計算により「Analysis」処理に要した時間が計算されて表示されるので、実験後に正確な制御履歴を確認することが可能となる。
なお、本実施形態においては、上記手順により取得された画像データや「Analysis」処理の結果を各タスクバーと関連づけておき、図23に示されるように、各タスクバーをマウスで指定したときにそれらの結果が画面P1〜P4のように表示されるようにしてもよい。関連づけの方法としては、結果が保存されているファイルパスをタスクバーに関連づけて記憶しておく方法や、結果がメモリ上に展開されている場合にはそのメモリアドレスを関連づけて記憶しておく方法が挙げられる。
ここで、本実施形態に係る走査型レーザ顕微鏡を用いるアプリケーションの一例として、蛍光タンパクDronpaを利用した観察方法を説明する。
Dronpaは緑色の蛍光タンパク質であるが、青緑色の光(例えば、488nmレーザ)を強く照射すると無蛍光になり、その後、紫光または紫外光(例えば、405nmレーザ)を照射すると蛍光が復活する。この過程は完全に可逆的であり、繰り返すことが可能である。この蛍光on/offを利用することによって繰り返してFRAP(Fluorescence Recovery after Photobleaching)を行う。
しかしながら、いくら蛍光の復活が繰り返し可能であっても、何百回とレーザの照射を行うと、蛍光強度の劣化が発生する。結果として観察開始時と同じ条件では繰り返しレーザの照射を行った後の蛍光を十分に検出できない。そこで、レーザを照射して画像取得を行った後に、取得画像の任意領域の輝度分布を解析し、解析結果によって、蛍光の検出感度を補正することで、繰り返しレーザ照射を行い観察を行った場合でも、取得画像の輝度分布を一定に保つことができる。
このような実験手順を生成するために図24のように、タスクバーを配置する。
まず、制御項目として、Imaging、Bleaching、Analysis、Laser(488)、Bleaching
Laser(405)を設定する。Imagingは、通常の蛍光観察のほかに、強度の強い光で本制御項目を実行することで蛍光タンパクDronpaを無蛍光状態にする目的でも使用される。Bleachingは、本実験例の場合には、通常の蛍光Bleachingの目的とは異なり、蛍光タンパクDronpaの吸収波長特性を元に戻して蛍光を復活させるために使用される。Laser(488)は、Imagingを実行する際の使用レーザを設定する制御項目である。また、Bleaching
Laser(405)は、Bleachingを実行する際の使用レーザを設定する項目である。カッコ内の数値は、使用するレーザの波長を意味している。すなわち、Imagingでは、488nmのレーザ波長を使用し、Bleachingでは405nmのレーザ波長を使用することを示している。
また、タスクバーTB7、タスクバーTB12上に表示されている「Roi1」、「Roi2」は、Bleachingを実行する際の領域を示している。例えば、図25のRoi1、Roi2の領域である。図25は、観察視野を示すものであり、そこには一つの細胞が含まれている。本実施形態において、Roi1は細胞質に、Roi2は核の内部にそれぞれ設定されている。
次に、タスクバーを図24のように設定する。このようにタスクバーを設定することで上述したような実験ができる。このことを以下順次説明する。
タスクバーTB15では、タスクバーTB13で設定された488nm、強度100%の強いレーザ光が試料に照射される。これにより、視野全体(すなわち細胞全体)で蛍光タンパクDronpaは無蛍光状態になる。次に、タスクバーTB6では、タスクバーTB18で設定された488nm、強度10%の弱いレーザ光が照射されて、蛍光観察が実行される。これにより、試料のRoi1(細胞質)からの蛍光タンパクDronpaの移動する様子を観察できる。これはタスクバーTB6による画像観察開始後にTB7により405nm、強度30%のレーザが試料のRoi1部分に照射され、Roi1部分にあるDronpaだけ蛍光を復活させたためである。次に、タスクバーTB8では、タスクバーTB6により取得した画像の輝度が解析される。
次に、タスクバーTB14では、タスクバーTB20で設定した488nm、強度100%の強いレーザ光が試料に照射され、試料全体が無蛍光状態になる。次に、タスクバーTB11では、TB6と同じように蛍光観察が実行され、試料のRoi2(核)からの蛍光タンパクDronpaの移動の様子が観察される。これは、タスクバーTB12により405nm、強度30%のレーザが試料Roi2部分に照射され、Roi2部分にあるDronpaだけ蛍光を復活させたためである。
ここまで説明した実験を繰り返し実施する過程で、蛍光強度の劣化(褪色)が発生した場合は、次のようにして蛍光強度の劣化を補正することができる。繰り返し過程で実施されるタスクバーTB8の解析結果を比較し、前回の解析結果よりも今回の解析結果の方が輝度が下がっている場合は、次回の実験時に検出器の感度を上げる。これにより、次回の実験では強度が補正される。このように、同じ処理を繰り返し行うアプリケーションにおいて取得画像の輝度分布を一定に保つことができる。
また、特殊制御項目に対応する制御内容について、当該制御内容の処理終了時に同期して次の制御内容の処理を開始するように制御することとしたが、これに代えて、そのような特殊制御項目の制御内容の処理結果を次の制御内容の処理に利用しない場合等には、同期させずに次の制御内容の処理を開始させるようにしてもよい。
この場合に、図26に示されるように、特殊制御項目に対応する制御内容については、図19と同様に、仮に「T1」と表示されるが、それ以降の制御内容に対する時間軸については、処理開始からの絶対時間が適用される。これにより、各制御内容は、一連の時間軸のタイミングに従って処理され、特殊制御項目に対する制御内容の処理状況の如何に関わらず、時間通りに実施される。そして、特殊制御項目に対する制御内容については、処理終了後に再計算され、取得された処理時間が履歴として記録される。
なお、特殊制御項目として、「Analysis」処理を例示したが、これに代えて、画像フィルタリング処理や画像間演算処理等、コンピュータ2において処理される他の制御項目に付いても適用することができる。
このように、制御項目を縦軸に表示し、時間軸を横軸に表示することによって、各制御内容間の時間的な関係を容易に把握することができ、制御内容の設定を迅速かつ正確に行うことができるとともに、各制御項目の制御内容の処理を時間的に把握できる。
なお、本実施形態では、制御項目を縦軸に表示し、時間軸を横軸に表示していたが、縦横の表示を逆にしてもよい。また、画面P1〜P3(例えば、図2参照)の数は3つに限らない。さらに、制御項目の文字および数、タスクバー形状、リンク記号、設定方法等は、図示されたものに限らない。例えば、各制御内容のタスクバーの設定方法において、設定したい制御項目のコントロールリストの行上で所望の時間位置をマウス25A(図1参照)でクリックするとその位置にタスクバーが表示されるような方法でもよい。また、タスクバーの長さは、コンピュータ2(図1参照)内に格納された制御項目ごとの所要時間データテーブルから読み出される処理所要時間に基づいて決められることとしたが、これに代えて、タスクバーに伸張が可能な画像取得タスクバー等の場合には、そのままマウス25Aを右にドラッグするとそのタスクバーの長さが伸び、マウス25Aを放すとその位置がタスクバーの終点になるようにしてもよい。マウス25Aを放すと図5および図6に示した設定ダイアログD1,D2が自動的に開くようにすれば、マウス25Aの操作回数を低減できるので好ましい。
(変形例1)
次に、本発明の実施の形態の変形例1について説明する。上述した実施の形態では、取得された画像情報の画像を画面P1〜P3に表示するようにしていたが、この変形例1では、画像情報に関するグラフを画面P1〜P3に表示するようにしている。
図27は、制御設定が完了したウィンドウW6である。このウィンドウW6内のタスクバーTB3のイメージI1の領域にカーソルCを移動してダブルクリックすると、メニューM2が表示され、メニューM2には、「画像」と「グラフ」とのいずれか、または両者の同時表示が選択状態となる。ここで、「グラフ」を選択してクリックすると、イメージI1の画像における輝度値の時間変化を示すグラフが、画面P1内に表示される。なお、グラフは、画像に関する情報であればよく、輝度値の時間変化に限らない。
(変形例2)
つぎに、この発明の実施の形態の変形例2について説明する。この実施の形態の変形例2では、一度設定した制御内容を用いて繰り返し設定できるようにしている。
図28に示すように、例えば、0msから700msまでの制御内容の設定を繰返し2回行う場合、斜線で囲まれる領域をドラッグして指定し、この指定された領域内で右クリックすると、設定ダイアログD7が表示される。設定ダイアログD7には、繰返し回数を設定する設定欄と、この繰返しを開始する開始時間を設定する設定欄と、設定確認を行う「OK」ボタンとが表示される。ここで、繰返し回数の設定欄に「2」、開始時間の設定欄に「1000」を入力し、「OK」ボタンをクリックすると、ウィンドウW12に切替わる。ウィンドウW12では、時間軸のフルスケールが「0〜1000」から「0〜2000」に変更され、イメージI1〜I3の取得が2回繰返されるように設定されている。なお、繰返し処理範囲のタスクバーを図28の下側のように実際の処理内容どおりにコピーせずに、単に図28の上側のように繰返し処理範囲を示す斜線領域を表示するだけにしてもよい。繰返し実行範囲の表示は、斜線領域による表示の他に、繰返し実行範囲の始めと終わりとを示す2本の垂直バーのようなものであってもよい。
また、上述の繰り返し領域の指定については、図29に示すように、繰り返しを設定するためのループボタンB7を設け、このループボタンB7をクリックすることにより指定するようにしても良い。例えば、上述のように、0msから700msまでの制御内容の設定を繰り返し行う場合、図29に示したウィンドウW6´において、ループボタンB7をクリックした後、繰り返しの開始位置である時刻0msをマウスでクリックし、続いて、繰り返しの終了位置である時刻700msをマウスでクリックする。このようにして、繰り返しの領域が設定されると、上述と同様に、設定ダイアログD7が表示され、この設定ダイアログD7において上述と同様の設定を行うことにより、繰り返しが反映されたウィンドウW12に切り替わる。
(変形例3)
つぎに、この実施の形態の変形例3について説明する。この変形例3では、実制御内容に対し、画像情報を実際に取得する取得時間の前の前処理時間とその後の後処理時間とを分離して取得し、これらを各別に表示し、制御できるようにしている。
前処理時間とは、取得指示が入力されてから、光路の設定、対物レンズの移動等の準備時間であり、後処理時間とは、画像情報を取得した後、画像情報を保存する等の処理時間である。実制御内容では、これら前処理時間と後処理時間とが制御対象の顕微鏡装置3によって異なる。そこで、実制御内容を前処理時間、処理時間、後処理時間とに分離してその実制御情報を取得し、この取得した実制御情報をそれぞれ分離可能にして表示している。その後、上述したアジャスト処理を実行することによって、この前処理時間と後処理時間とを含めた画像情報の取得時間として制御内容を修正する。
例えば、図30に示すように、ウィンドウW13内のタスクバーTB30には、イメージI1の取得時間が200〜300msに設定され、この制御内容で実行すると、ウィンドウW14に切替わり、タスクバーTB30に対する実制御内容がタスクバーTB31として表示される。タスクバーTB31には、前処理時間Pr1と、画像情報取得時間であるイメージI1と、前処理時間Tr1とが表示される。このタスクバーTB31では、前処理時間Pr1が100msであり、後処理時間Tr1が100msである。
この表示状態で、アジャスト処理を行うと、図31に示すウィンドウW15内に修正されたタスクバーTB32が生成される。このタスクバーTB32内の前処理時間Pr1は、イメージI1と分離して設定することができる(図31の下方の図)。なお、後処理時間Tr1も分離独立して制御内容を設定することができる。実処理(イメージI1)と前処理(Pr1)とを分離可能にすることによって、例えば、前処理Pr1が終了した段階で一旦インターバルを置くことにより、実処理(イメージI1)の開始時には、時間遅れなく直ちに画像取得処理を開始することがで、実験の実時間性が向上する。また、実処理(イメージI1)と後処理(Tr1)を分離可能にすることによって、例えば、イメージI1の画像取得終了直後に別の処理(トリガアウト等)を行わせ、その後にイメージI1の終了処理を行わせるなどの設定が可能になる。これにより、画像取得の後処理時間分トリガアウト出力が遅延するのを改善できる。
また、上述の説明ではアジャスト処理によって各制御項目の実際の処理時間を取得するようにしているが、各制御項目の処理時間を予め実測してコンピュータ2に記憶させておき、各実施の形態で説明したタスクバー設定時に、設定する制御項目に対応する前処理時間と後処理時間とを読込んで前処理時間と後処理時間のタスクバーを本来の制御項目のタスクバーの前後に同時に表示するようにすると、アジャスト処理を行わなくても前処理、後処理の時間を把握することができるので好ましい。
このように、この変形例によれば、各制御項目の実行に不可避の前処理時間、後処理時間を考慮した実験プロトコルを生成できるので、実験の実時間性がより向上する。
なお、この実施の形態では、インターフェイス4を介してコンピュータ2と顕微鏡装置3とが接続された状態で制御設定を行うようにしていたが、顕微鏡装置3を接続せずコンピュータ2のみで予め制御設定を行う編集モードを持たせることができる。この編集モードを持たせることによって、各種の制御設定を自由な時間に行うことができる。特に、コンピュータ2が可搬型である場合、このコンピュータ2を持ち歩きながら、自由な時間に制御内容を設定し、保存することができる。
また、この実施の形態では、マウス25A操作によってカーソルCを移動させて制御設定および制御実行を行っていたが、マウス25A操作をキーボード25B操作に代えるようにしてもよいし、カーソルCを表示させずに制御設定および制御実行を行うようにしてもよい。もちろん、入力部は、タッチパネル方式としてもよく、モニタと一体型としてもよい。
本発明の一実施形態に係る走査型レーザ顕微鏡装置の概要構成を示すブロック図である。 図1の走査型レーザ顕微鏡装置の制御設定画面の一例を示す図である。 図2の制御設定画面の設定ウィンドウの一例であって時間スケールの設定を説明する図である。 図3において時間スケールが設定された設定ウィンドウの一例を示す図である。 図4の制御設定画面の設定ウィンドウにおける一制御項目の制御内容の設定を説明する図である。 図5の制御設定画面の設定ウィンドウにおいて他の制御項目の制御内容の設定を説明する図である。 図6において制御項目が設定された設定ウィンドウの一例を示す図である。 図7の制御設定画面の設定ウィンドウにおけるさらに他の制御項目の制御内容の設定を説明する図である。 図8において制御項目が設定された設定ウィンドウの一例を示す図である。 図9の制御設定画面の設定ウィンドウにおける他の制御項目の制御内容の追加設定を説明する図である。 図10において制御項目が設定された設定ウィンドウの一例を示す図である。 図11の設定ウィンドウにおいて、リンク処理を説明する図である。 図12の設定ウィンドウにおいて、画像の表示/非表示の設定を説明する図である。 図12の設定ウィンドウにおいて、設定内容に名前を付ける処理を説明する図である。 図14の設定ウィンドウにより名前を付けられた設定内容を実行する手順を説明する図である。 制御動作を実行中の制御実行画面を示す図である。 制御動作実行終了後の実制御内容を表示する制御実行画面を示す図である。 図17に示された実制御内容への制御内容のアジャスト処理を説明する図である。 本実施形態に係る走査型レーザ顕微鏡装置において、特定制御項目を含む場合の設定操作を説明するための設定ウィンドウの一例を示す図である。 図19により制御項目として「Bleaching」が選ばれたときに表示される設定ダイアログの一例を示す図である。 図19により制御項目として「Analysis」が選ばれたときに表示される設定ダイアログの一例を示す図である。 図19により設定された処理が終了した後に再計算された結果の表示例を示す図である。 処理結果や取得した画像をタスクバーと関連づけて表示する場合を説明する図である。 本実施形態に係る走査型レーザ顕微鏡装置のアプリケーションの一例を示す図である。 図24のアプリケーションにおいてレーザ光を照射して観察するサンプルの一例を模式的に示す図である。 本実施形態に係る走査型レーザ顕微鏡装置の変形例であって、特定制御項目に対応する制御内容の処理の終了時に同期させずに次の制御内容の処理を開始する場合の設定ウィンドウの一例を示す図である。 本発明の変形例1であって、画像情報の表示方法の選択を説明する図である。 本発明の変形例2であって、制御内容の繰り返し設定を説明する図である。 図28の制御内容の繰り返し設定の他の変形例であって、ループボタンを有する場合の繰り返し設定の一例を示す図である。 本発明の変形例3であって、実制御内容として前処理時間と後処理時間とを分離して取得した設定ウィンドウの一例を示す図である。 図30の設定ウィンドウにおいて実制御内容への制御内容のアジャスト処理後の設定ウィンドウの一例を示す図である。
符号の説明
1 走査型レーザ顕微鏡装置
200 GUI部(GUI)
202 顕微鏡制御装置(制御部)

Claims (8)

  1. 制御項目および時間軸の一方を縦軸方向、他方を横軸方向に表示し、前記制御項目ごとの制御内容を前記時間軸に沿って設定させるGUIと、
    該GUIを用いて設定された制御内容に従って、レーザ光を標本に照射し、標本の輝度情報を取得するよう制御する制御部と
    を備え、
    前記制御部が、前記GUIにより設定された制御内容のうち、事前に処理時間を見積ることが困難な制御項目に対応する制御内容に対して、当該制御内容の処理の終了時に同期して次の制御内容の処理を開始させるよう制御する走査型レーザ顕微鏡装置。
  2. 前記GUIが、事前に処理時間を見積ることが困難な制御項目に対応する一の制御内容が設定されたときには、該一の制御内容の終了時を起点とした時間軸を表示し、当該一の制御内容以降に処理される他の制御内容を設定させる請求項1に記載の走査型レーザ顕微鏡装置。
  3. 前記GUIが、処理実行後に実処理時間を取得して処理開始時を起点とする時間スケールで全制御内容を表示し直す請求項2に記載の走査型レーザ顕微鏡装置。
  4. 制御項目および時間軸の一方を縦軸方向、他方を横軸方向に表示し、前記制御項目ごとの制御内容を前記時間軸に沿って設定させるGUIと、
    該GUIを用いて設定された制御内容に従って、レーザ光を標本に照射し、標本の輝度情報を取得するよう制御する制御部と
    を備え、
    前記制御部が、前記GUIにより設定された制御内容のうち、事前に処理時間を見積ることが困難な制御項目に対応する制御内容について、当該制御内容の処理の終了時に同期させずに、次の制御内容の処理を開始させるよう制御する走査型レーザ顕微鏡装置。
  5. 制御項目および時間軸の一方を縦軸方向、他方を横軸方向に表示し、前記制御項目ごとの制御内容を前記時間軸に沿って設定させ、設定された制御内容に従って、レーザ光を標本に照射し、標本の輝度情報を取得するよう制御する走査型レーザ顕微鏡装置の制御方法であって、
    設定された制御内容のうち、事前に処理時間を見積ることが困難な制御項目に対応する制御内容について、当該制御内容の処理の終了時に同期して次の制御内容の処理を開始させるよう制御する走査型レーザ顕微鏡装置の制御方法。
  6. 制御項目および時間軸の一方を縦軸方向、他方を横軸方向に表示し、前記制御項目ごとの制御内容を前記時間軸に沿って設定させ、設定された制御内容に従って、レーザ光を標本に照射し、標本の輝度情報を取得するよう制御する走査型レーザ顕微鏡装置の制御方法であって、
    設定された制御内容のうち、事前に処理時間を見積ることが困難な制御項目に対応する制御内容について、当該制御内容の処理の終了時に同期させずに、次の制御内容の処理を開始させるよう制御する走査型レーザ顕微鏡装置の制御方法。
  7. 制御項目および時間軸の一方を縦軸方向、他方を横軸方向に表示し、前記制御項目ごとの制御内容を前記時間軸に沿って設定させ、設定された制御内容に従って、レーザ光を標本に照射し、標本の輝度情報を取得するよう制御する走査型レーザ顕微鏡装置の制御プログラムであって、
    設定された制御内容が、事前に処理時間を見積もることが困難な制御項目に対応する制御内容であるか否かを判定するステップと、処理時間を見積もることができないと判定された場合に、当該制御内容の処理の終了時に同期して次の制御内容の処理を開始させるよう制御するステップとをコンピュータに実行させるための走査型レーザ顕微鏡装置の制御プログラム。
  8. 制御項目および時間軸の一方を縦軸方向、他方を横軸方向に表示し、前記制御項目ごとの制御内容を前記時間軸に沿って設定させ、設定された制御内容に従って、レーザ光を標本に照射し、標本の輝度情報を取得するよう制御する走査型レーザ顕微鏡装置の制御プログラムであって、
    設定された制御内容が、事前に処理時間を見積もることが困難な制御項目に対応する制御内容であるか否かを判定するステップと、処理時間を見積もることができないと判定された場合に、当該制御内容の処理の終了時に同期させずに、次の制御内容の処理を開始させるよう制御するステップとをコンピュータに実行させるための走査型レーザ顕微鏡装置の制御プログラム。
JP2006143900A 2005-06-02 2006-05-24 走査型レーザ顕微鏡装置およびその制御方法ならびに制御プログラム Expired - Fee Related JP4873995B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006143900A JP4873995B2 (ja) 2005-06-02 2006-05-24 走査型レーザ顕微鏡装置およびその制御方法ならびに制御プログラム

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005162433 2005-06-02
JP2005162433 2005-06-02
JP2006143900A JP4873995B2 (ja) 2005-06-02 2006-05-24 走査型レーザ顕微鏡装置およびその制御方法ならびに制御プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007011300A true JP2007011300A (ja) 2007-01-18
JP4873995B2 JP4873995B2 (ja) 2012-02-08

Family

ID=37749828

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006143900A Expired - Fee Related JP4873995B2 (ja) 2005-06-02 2006-05-24 走査型レーザ顕微鏡装置およびその制御方法ならびに制御プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4873995B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011058982A (ja) * 2009-09-10 2011-03-24 Shimadzu Corp 分析装置制御システム及び該システム用プログラム
JP2011133579A (ja) * 2009-12-22 2011-07-07 Olympus Corp 顕微鏡コントローラ及び顕微鏡コントローラを備える顕微鏡システム
JP2013125069A (ja) * 2011-12-13 2013-06-24 Olympus Corp 走査型レーザ顕微鏡システム

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0337044A (ja) * 1989-07-05 1991-02-18 Hitachi Ltd Mriシーケンス設計支援方法
JP2002208022A (ja) * 2001-01-10 2002-07-26 Reile:Kk 表示制御方法、情報表示装置および媒体
JP2003172877A (ja) * 2001-12-07 2003-06-20 Olympus Optical Co Ltd レーザ走査型顕微鏡制御装置、レーザ走査型顕微鏡の制御方法、及びプログラム
JP2004310746A (ja) * 2003-03-27 2004-11-04 Canon Inc 画像形成システムおよび画像形成システムの制御方法および制御方法およびプログラムおよび記憶媒体

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0337044A (ja) * 1989-07-05 1991-02-18 Hitachi Ltd Mriシーケンス設計支援方法
JP2002208022A (ja) * 2001-01-10 2002-07-26 Reile:Kk 表示制御方法、情報表示装置および媒体
JP2003172877A (ja) * 2001-12-07 2003-06-20 Olympus Optical Co Ltd レーザ走査型顕微鏡制御装置、レーザ走査型顕微鏡の制御方法、及びプログラム
JP2004310746A (ja) * 2003-03-27 2004-11-04 Canon Inc 画像形成システムおよび画像形成システムの制御方法および制御方法およびプログラムおよび記憶媒体

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011058982A (ja) * 2009-09-10 2011-03-24 Shimadzu Corp 分析装置制御システム及び該システム用プログラム
JP2011133579A (ja) * 2009-12-22 2011-07-07 Olympus Corp 顕微鏡コントローラ及び顕微鏡コントローラを備える顕微鏡システム
JP2013125069A (ja) * 2011-12-13 2013-06-24 Olympus Corp 走査型レーザ顕微鏡システム
US9304309B2 (en) 2011-12-13 2016-04-05 Olympus Corporation Laser-scanning microscope system

Also Published As

Publication number Publication date
JP4873995B2 (ja) 2012-02-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1669789B1 (en) Laser scanning microscope apparatus
JP4873995B2 (ja) 走査型レーザ顕微鏡装置およびその制御方法ならびに制御プログラム
US20060274330A1 (en) Image measuring system, image measuring method and image measuring program
US7728990B2 (en) Image measuring system and methods of generating and executing non-stop image measuring program
JP7459331B2 (ja) 顕微鏡システムの制御方法、顕微鏡システム
JP5226182B2 (ja) 走査型レーザ顕微鏡装置
JP7391571B2 (ja) 電子機器、その制御方法、プログラム、および記憶媒体
JP4933747B2 (ja) 走査型レーザ顕微鏡装置
US20220311933A1 (en) Controller and method for providing an operational setting of an imaging device
JP2002148213A (ja) X線検査装置および記録媒体
JP5940291B2 (ja) 走査型レーザ顕微鏡システム
JP5550292B2 (ja) 細胞画像表示装置
JP2003172877A (ja) レーザ走査型顕微鏡制御装置、レーザ走査型顕微鏡の制御方法、及びプログラム
WO2013005765A1 (ja) 顕微鏡装置
JP2010085421A (ja) 顕微鏡装置
JP2003039357A (ja) ロボットの教示装置
TWI741535B (zh) 帶電粒子束裝置,及其作動方法
JP2007024801A (ja) 顕微鏡制御装置及びプログラム
JP2001265409A (ja) 信号解析処理装置
JP6879743B2 (ja) 画像検査装置および画像検査方法
JP2001166212A (ja) 走査型顕微鏡装置
JP2017068204A (ja) 走査型レーザ顕微鏡システム
JP5102081B2 (ja) 顕微鏡装置、その駆動制御装置、プログラム
JP2001183364A (ja) 微細物体の操作方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090508

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110816

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111017

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20111115

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20111122

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141202

Year of fee payment: 3

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4873995

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141202

Year of fee payment: 3

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees