JP2007010621A - 無線式情報伝達システム - Google Patents

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Abstract

【課題】子時計と基地局との通信は無線で行うため、子時計と基地局が1対1の関係であると、雑音や基地局の故障など何かの不具合により子時計が正確な時刻を取得できない可能性がある。子時計に時刻情報が入力されない状況が続くと、子時計が持っている水晶発振回路の精度により時刻がずれていくことになる。このようなシステムでは正確な時刻を提供することができない。
【解決手段】 時刻を計時し外部からの時刻情報に基づいて時刻を修正する計時修正手段があり、計時修正手段で保持されている正確な時刻を複数の基地局で保持し、子時計から時刻情報要求信号の電波を無線で基地局に送信することにより、電波を受信した基地局が子時計に時刻情報を送信する。時刻情報を受信した子時計は、時刻修正して正確な時間を表示する。
【選択図】図1

Description

本発明は、一般に無線で時刻修正を行う無線式情報伝達システムに関する。時刻情報を保持している複数の基地局を設置して、無線で子時計が基地局より時刻情報を入手することにより高精度な時刻を子時計に供給することが可能となる無線式情報伝達システムである。
高精度の時刻情報を保持している基地局と、基地局の時刻情報を電波などの無線で受信して、複数の子時計を基地局と同じ時刻に時刻修正を行う無線式情報伝達システムが知られている。基地局の基準時刻は外部の標準時刻情報源から電波等で受信して正確な時刻を保持している。この無線式情報伝達システムは、時刻情報の伝達に有線を必要としないため基地局より受信できる範囲で子時計を自由に配置できるというメリットがある。
子時計と基地局との通信は無線で行うため、子時計と基地局が1対1の関係であると、雑音や基地局の故障など何かの不具合により子時計が正確な時刻を取得できない可能性がある。子時計に時刻情報が入力されない状況が続くと、子時計が持っている水晶発振回路の精度により時刻がずれていくことになる。このようなシステムでは正確な時刻を提供することができない。また、正確な時刻を得るために複数回の通信を行うことがあるため、通信に要する消費電力と通信によって無線周波数を占有する時間が増大してしまう。
子時計から時刻情報要求信号の電波を無線で送信して、電波を受信した基地局が子時計に時刻情報を送信することによって時刻を修正する無線式情報伝達システムにおいて、基地局では計時修正手段で外部より送られてくる時刻情報に基づいて時刻を修正する。基地局ではそれぞれ基地局番号入力手段で個別に割り当てた基地局の基地局番号を記憶している。基地局は、子時計から送信される時刻情報要求信号をアンテナを介して受信すると、送受信手段では、計時修正手段で保持している時刻情報をアンテナを介して子時計に送信する。送受信制御手段は、送受信手段の送信開始を時刻情報要求信号を受信した後基地局番号毎に割り当てられた時間経過後に行うよう制御する。一方、子時計は、情報送信手段から出力される時刻情報要求信号を送信すると、それを受信した基地局より時刻情報をアンテナを介して情報受信手段に入力される。計時修正手段では、計時している時刻を情報受信手段に入力された時刻情報の時刻に修正する。表示手段では、計時修正手段の時刻を表示する。通信制御手段では、子時計が時刻を取得する時刻を記憶しており、その時刻になると情報送信手段の送信の後、情報受信手段の受信を行う様制御する。情報受信手段では、時刻情報要求信号を受信した全ての基地局から基地局番号毎に割り当てられた経過時間後に送られてきた時刻情報を受信する。通信制御手段では、定期的に時刻情報要求信号送信手段より時刻情報要求信号を送出させ、基地局からの時刻情報を情報受信手段より受信する様制御する。
また、基地局では、計時修正手段で外部より送られてくる時刻情報に基づいて時刻を修正する。基地局ではそれぞれ基地局番号入力手段で個別に割り当てた基地局の基地局番号を記憶している。子時計から送信される時刻情報要求信号をアンテナを介して受信すると、送受信手段では、計時修正手段で保持している時刻情報をアンテナを介して子時計に送信する。送受信制御手段は、送受信手段の送信開始を時刻情報要求信号に含まれる基地局番号が配列されている位置毎に割り当てられた経過時間後に時刻情報を送信する。時刻情報要求信号に基地局番号入力手段で記憶している基地局番号が含まれていない場合は時刻情報を送信しない。一方、子時計は基地局番号指定手段で無線通信を行う基地局の基地局番号を設定しておき情報送信手段で時刻情報要求信号に基地局番号を含めて無線送信する。それを受信した基地局番号に該当する基地局より時刻情報をアンテナを介して情報受信手段に入力される。計時修正手段では、計時している時刻を入力された時刻情報の時刻に修正する。表示手段では、計時修正手段の時刻を表示する。通信制御手段では、子時計が時刻を取得する時刻を記憶しており、その時刻になると情報送信手段の送信の後、情報受信手段の受信を行う様制御する。情報受信手段では、時刻情報要求信号に含まれる基地局番号に該当する基地局から時刻情報要求信号に含まれる基地局番号が配列されている位置毎に割り当てられた経過時間後に送られてきた時刻情報を受信する。
さらに、基地局では、計時修正手段で外部より送られてくる時刻情報に基づいて時刻を修正する。基地局ではそれぞれ基地局番号入力手段で個別に割り当てた基地局の基地局番号を記憶している。子時計から送信される時刻情報要求信号をアンテナを介して受信すると、送受信手段では、計時修正手段で保持している時刻情報と基地局番号入力手段で設定されている基地局番号をアンテナを介して子時計に送信する。送受信制御手段では、送受信手段の送信開始を時刻情報要求信号に含まれる基地局番号が配列されている位置毎に割り当てられた経過時間後に時刻情報を送信する。時刻情報要求信号に基地局番号入力手段で設定している基地局番号が含まれていない場合は時刻情報を送信しない。また、時刻情報要求信号に基地局番号が1つも含まれていない場合には、時刻情報要求信号を受信した後、基地局番号毎に割り当てられた時刻経過後に送信する様制御する。一方、子時計においては情報送信手段は、基地局番号指定手段に基地局番号が記憶されていないときは時刻情報要求信号に基地局番号を含めずに無線送信する。この時刻情報要求信号を受信した全ての基地局よりアンテナを介して時刻情報と基地局番号がアンテナを介して情報受信手段に入力される。情報受信手段に入力された基地局番号は基地局番号指定手段に入力される。基地局番号を記憶した後は、情報送信手段は記憶している基地局番号を時刻情報要求信号に含めて送信する。計時修正手段では、計時している時刻を入力された時刻情報の時刻に修正する。表示手段では、計時修正手段の時刻を表示する。通信制御手段は、計時修正手段の時刻を正確に保つため定期的に情報送信手段に時刻情報要求信号を送信させ、情報受信手段で基地局からの時刻情報を受信させる様制御する。
本発明の無線式情報伝達システムによれば、正確な時刻情報を保持している複数の基地局を設置し、基地局と通信できる範囲内に子時計を配置している。子時計は1度に通信可能な複数の基地局に時刻の返信を要求し、短時間で複数の基地局より正確な時刻を受け取ることができるため、たとえ1つの基地局との通信に失敗しても他の基地局より正確な時刻を取得して正確な時刻を提供することができ、通信に要する電力消費と無線周波数を占有する時間を最小限に抑えることができる。
図1は、本発明の実施の形態による第一の無線式情報伝達システムの概略を示す。
親時計2は、外部の標準時刻情報源から高精度の時刻情報を受信し内部にある時刻を修正し、保持する。外部の標準時刻情報源からの時刻情報の受信は、任意の時間で、1日複数回受信するよう設定もできる。内部の時刻の計時には通常、水晶等による高精度の周波数源が用いられる。時刻情報を入手すると各基地局6に時刻情報を有線により供給する。
基地局6は、複数個配置し親時計2から高精度の時刻情報を有線にて受信し、内部にある時刻を修正する。なお、親時計2と基地局6との間は無線で時刻の同期を行うことも可能である。
子時計8はそれぞれ水晶発振回路により時刻を計時しており単独で時刻を表示できる。しかし、水晶の精度により時間が経つと誤差を生じることが一般的である。そこで、正確な時刻情報を入手するため、子時計8は精度の高い時刻情報を保持している複数の基地局6に対し無線を使って時刻情報を要求するため時刻情報要求信号を送信する。基地局6へ時刻情報要求信号を送信した結果、通信距離や周囲の環境などの要因で受信に成功した基地局6と受信不可能だった基地局6が出てくる。受信不可能だった基地局6については特に何も処理をしない。受信に成功した基地局6は、その子時計8に対し時刻情報を返信する。子時計8は、基地局6より送信された時刻情報に基づいて時刻を修正する。なお、基地局6から時刻情報を送信する際、基地局6が複数ある場合、送信のタイミングが重ならない様にしている。詳細は後述する。
このように、子時計8は複数の基地局6より短時間で効率よく時刻情報を入手でき、確実に高精度な時刻を保持、表示することができる。
図2は、本発明の無線式情報伝達システムの基地局の実施例を示すブロック図である。
計時修正手段22は、図1で説明した親時計2から時刻情報を受信すると、今まで計時していた時刻を受信した時刻情報の時刻に修正する。表示手段24は、計時修正手段22で計時している時刻を表示する。表示手段24は、基地局6で時刻を表示しなくてもよければ特に設けなくても良い。基地局番号入力手段28は、複数設置される基地局6のうちどの基地局かを識別するための基地局番号を登録している。例えば、ディップスイッチなどで機器の番号を認識している。また、基地局番号の変更もディップスイッチで変更するだけなので容易にできる。ただし、基地局番号は他の基地局と重複しないように登録する。
送受信手段26は、図1で説明した子時計8より時刻情報要求信号をアンテナ20を介して受信する。時刻情報要求信号を受信すると、計時修正手段22で計時している時刻情報と基地局番号入力手段28で設定した基地局番号を、時刻情報要求信号を送信してきた子時計8に送信する。子時計8が毎回すべての基地局6に時刻情報要求信号を送信する場合は、基地局番号を省略して送信することもできる。
送受信制御手段27は、送受信手段26の送信と受信の切り換えを制御する。通常は受信に制御し、アンテナ20を介して子時計8からの時刻情報要求信号を受信の後、基地局番号ごとに割り当てられた時間経過後に送信に切り換えて時刻情報を送信させる。
図3は、本発明の無線式情報伝達システムの子時計の実施例を示すブロック図である。
情報受信手段32は、図2で説明した基地局6より送信される時刻情報と基地局番号をアンテナ30を介して受信する。
通信制御手段40は、子時計8が基地局6へ時刻情報要求信号を送信して時刻情報を受信する時刻を設定する。例えば、8時と22時や毎正時などの設定ができる。計時修正手段34の時刻が設定時刻になると通信制御手段40から送信の制御信号を情報送信手段42に送出し、次に情報送信手段42に受信の制御信号を送出する。
基地局番号指定手段38では、通信する基地局を特定する場合に用いる。通信可能な基地局6の基地局番号を記憶する。あらかじめ通信可能な基地局6の基地局番号が明らかな場合は設定により基地局番号を記憶させてもよい。設定する場合には液晶などで番号表示をし、複数の押しボタンで選択決定を行なうとよい。
情報送信手段42は、通信制御手段40から送信の制御信号が入力されると基地局番号指定手段38で記憶されている基地局番号を取得し、取得した番号を含めた時刻情報要求信号を作成してアンテナ30を介して基地局6へ送信する。基地局番号指定手段38に基地局番号が記憶されていないときは基地局番号は含めない。
さらに、子時計8の電源投入時に基地局番号指定手段38には何も設定せず、通信制御手段40は、基地局番号を含めない時刻情報要求信号を情報送信手段42より送信させ、全ての基地局6に対して時刻情報の返信を求める。受信できた基地局6は自分の基地局番号を時刻情報と併せて返信するので、この基地局番号を情報受信手段32で受信し、基地局番号指定手段38に格納する。次回からは格納した基地局番号が通信可能な基地局なので、通信制御手段40は、時刻情報要求信号に格納した基地局番号を含めて情報送信手段42により送信させる。この基地局番号に該当する基地局6のみが時刻情報を返信するようになり、通信に要する時間を最小限に抑えることができる。
基地局番号指定手段38では、基地局番号を一度記憶されると更新する必要がないため更新はしないが、一部の基地局6の撤去や基地局番号の設定変更などで受信できなくなってしまった場合は、いったん子時計8をリセットすれば基地局番号を再度設定するか受信できる基地局6を検出するところから始まる。定期的に基地局番号を指定しない時刻情報要求信号を送出し、記憶される基地局番号を更新させてもよい。
図4は、本発明である無線での通信状況による制御方法の実施例である。図1〜図3を使い説明する。図2で説明したように、基地局6では外部との時刻同期により高精度の時刻を保持している状態にある。子時計8は、電源投入時では、図3で説明したように基地局番号指定手段38で通信可能な基地局番号を保持していない。子時計8より各基地局6に時刻情報要求信号を送信する。時刻情報要求信号を送信した結果、本図のように基地局6のうち基地局002、004、010では受信でき、基地局001、003では受信できなかったとする。受信できなかった基地局6についてはその子時計8と通信ができないのでそのまま何も処理しない。基地局002、004、010については通信できるので、図2で説明したように基地局6より時刻情報と基地局番号を子時計8に送信する。各基地局6が同時に送信すると送信が重なってしまうので、基地局6の基地局番号ごとに割り当てられた時間経過後に返信する。例えば、送信にそれぞれ1秒間要する場合、基地局002は2秒後、基地局004は4秒後に送信を開始する。
子時計8では、基地局002、004、010の基地局6それぞれから図3の情報受信手段32に時刻情報と基地局番号が送られてくる。送られてきた時刻情報は計時修正手段34に出力して時刻を修正し、表示手段36の表示時刻が修正される。情報受信手段32に入力された基地局番号は、基地局番号指定手段38にそれぞれ記憶される。この例では、基地局002、004、010が記憶される。このように最初に基地局番号を記憶してしまえば、後は通信制御手段40から出力される時刻情報を入手する時刻になったら、情報送信手段32より基地局番号指定手段38に記憶された基地局002、004、010の番号を含めた時刻情報要求信号を送信する。基地局002、004、010の基地局6は時刻情報要求信号に含まれている番号の順番に比例した経過時間の後、時刻情報を子時計8に向けて送信する。例えば、時刻情報要求信号に002、004、010の順番でデータが含まれていて送信にそれぞれ1秒間要する場合、基地局6のうち基地局002は1秒後、基地局004は2秒後、基地局010は3秒後に時刻情報を送信する。このように常に複数の基地局6から時刻情報を入手できるので、仮に1つの基地局6と通信に失敗しても他の基地局と通信可能なため、子時計8も高精度の時刻を常に保持し表示することが可能である。もし、何かの不具合で基地局6と受信できなくなってしまった場合は、いったん子時計8をリセットすれば、受信できる基地局6を検出するところから始まる。また、子時計8は図3で説明した基地局番号指定手段38を設置せずに毎回全ての基地局に対して時刻情報の返信を求めてもよい。通信可能な基地局が既知の場合には図3で説明したように基地局番号指定手段38で基地局番号を設定し、時刻情報要求信号と基地局番号とを送信し指定した基地局6より時刻情報を受信してもよい。
図5は、本発明である無線での通信の時分割での通信時間帯割当の実施例である。図3と図4を使用して説明する。図3における子時計8は情報送信手段42より時刻情報要求信号を出力する。図4における各基地局6は時刻情報要求信号50を受信したら時刻情報を送信するが、設定されている基地局番号に比例した時間経過後に時刻情報を送信する様に割り当てる。基地局001のものは1秒後に時刻情報51を送信し、基地局002のものは2秒後に時刻情報52を送信する。図4における基地局001と003の基地局6は通信できないので時刻情報51、53は送信されない。時刻情報51〜55にはそれぞれ基地局番号が付加される。子時計8は図3における情報受信手段32で受信しそのうち基地局番号を基地局番号指定手段38に格納する。なお、基地局番号別に送信時間帯が割り当てられているため情報受信手段32は時刻情報を受信した際の経過時間から基地局番号を判別しても同様の意義をなす。
図6は、本発明である無線での通信における基地局番号が判っている場合の通信時間帯割当の実施例である。図4を使用して説明する。図4における子時計8が送信する時刻情報要求信号60には初回に通信可能な基地局番号の番号データ61、62、63を付加する。図4においては通信可能な基地局番号は002、004、010番が番号データ61〜63に入る。番号データ61、62、63に該当する基地局6は時刻情報要求信号60の受信後、番号データ61〜63の並び順に比例する時間経過後にそれぞれ時刻情報64、65、66を送信する。1番目の番号データ61には基地局002が入っているので時刻情報64は基地局002の基地局6が送信し、番号データ62に入っている基地局004の基地局6が時刻情報65を送信する。同様に基地局010の基地局6は時刻情報66を送信する。なお、基地局番号の並び順は昇順となっているがどのような順番でもよい。図4における子時計8は指定した基地局からの時刻情報だけ受信すればよいので通信に要する時間が最小限で済む。
図7は、本発明の実施の形態による第2の無線式情報伝達システムの概略を示す。図1に示した第1の無線式情報伝達システムと比べると、外部の標準時刻情報源から高精度の時刻情報を受信する親時計2の役割を1つの外部時刻受信基地局105で行う。外部時刻受信基地局105の高精度の時刻情報を各基地局106に出力している。その他については図1に説明したのと同じであるので説明は省略する。
図8は、本発明の第2の無線式情報伝達システムを構成した場合の基地局の説明図である。図7で示したように、外部時刻受信基地局105は外部の標準時刻情報源から時刻情報を入手するとともに他の基地局106と同じように子時計との通信も行うことができる。外部の標準時刻情報源には、放送の時報、GPS、長波帯標準電波などがある。
外部の標準時刻情報源から時刻情報を入手したい場合は、標準時刻受信制御手段112で受信する時刻を設定する。時刻設定は、任意に設定ができ、1日複数回設定することが可能である。標準時刻受信制御手段112で指定した時刻になると標準時刻受信手段114はアンテナ110を介して外部の標準時刻情報源から時刻情報を受信する。標準時刻受信手段114で受信した時刻情報は、計時修正手段116に送出される。計時修正手段116は、標準時刻受信手段114から時刻情報を入力すると計時している時刻を入力された時刻情報の時刻に修正する。外部時刻受信基地局105で時刻を表示する場合は、計時修正手段116で計時されている時刻を表示手段118に表示する。また、計時修正手段116で計時されている時刻は基地局送出手段120に送られる。基地局送出手段120で時刻情報を有線で接続されている各基地局106へ送出する。外部の標準時刻情報源は、ここで示した電波によるものでなくても良く、テレホンJJYまたは専用回線などの有線を使ったものでもよい。その場合、アンテナ110をなくし標準時刻受信手段114では有線にて時刻情報を受信すればよい。
基地局番号入力手段128は、基地局毎に割り当てられる基地局番号を記憶する。例えば、ディップスイッチなどで機器の番号を設定することができる。送受信手段122は、図7で説明した子時計108から時刻情報要求信号をアンテナ126を介して受信すると、計時修正手段116の時刻情報と基地局番号入力手段128の基地局番号をアンテナ126を介して子時計108に送信する。
子時計送受信手段124は、送受信手段122の送信と受信の切り換えを制御する。通常は受信に制御し、子時計108からの時刻情報要求信号を受信の後、基地局番号ごとに割り当てられた時間経過後に送信に切り換えて時刻情報を送信させる。割り当てる経過時間については図2で説明した基地局6と同様なので説明を省略する。
この他、基地局106、子時計108の機能については、図1で示した基地局6、子時計8と同じなので説明は省略する。
上記の発明は、一般に無線で時刻修正を行う無線式情報伝達システムに関する。時刻情報を保持している複数の基地局を設置して、無線で子時計が基地局より時刻情報を入手することにより高精度な時刻を子時計に供給することが可能となる無線式情報伝達システムとして利用可能である。
本発明の実施の形態による第1の無線式情報伝達システムの概略を示す。 本発明の無線式情報伝達システムの基地局の実施例を示すブロック図である。 本発明の無線式情報伝達システムの子時計の実施例を示すブロック図である。 本発明である無線での通信状況による制御方法の実施例である。 本発明である無線での通信の時分割での通信時間帯割当の実施例である。 本発明である無線での通信で基地局番号が判っている場合の通信時間帯割当の実施例である。 本発明の実施の形態による第2の無線式情報伝達システムの概略を示す。 本発明の第2の無線式情報伝達システムを構成した場合の基地局の説明図である。
符号の説明
2 親時計
6 基地局
8 親時計
22 計時修正手段
26 送受信手段
27 送受信制御手段
28 基地局番号入力手段
30 アンテナ
32 情報受信手段
34 計時修正手段
36 表示手段
38 基地局番号指定手段
40 通信制御手段
42 情報送信手段

Claims (4)

  1. 時刻を計時し外部からの時刻情報に基づいて時刻を修正する計時修正手段と、
    個別の基地局番号を設定する基地局番号入力手段と、
    無線通信を行うアンテナと、
    該アンテナを介して時刻情報要求信号を受信すると前記アンテナを介して前記計時修正手段で保持している時刻情報を送信する送受信手段と、
    該送受信手段の受信と送信との切り換えを制御する送受信制御手段と、
    で構成された基地局と、
    前記基地局と無線通信を行うアンテナと、
    該アンテナを介して前記基地局から時刻情報を受信する情報受信手段と、
    時刻を計時し前記情報受信手段で入力された時刻情報に基づき時刻を修正する計時修正手段と、
    該計時修正手段の時刻を表示する表示手段と、
    前記アンテナを介して時刻情報要求信号を無線送信する情報送信手段と、
    該情報送信手段の送信時期と前記情報受信手段の受信時期を制御する通信制御手段と、
    で構成された子時計があり、
    前記基地局は、前記子時計の情報送信手段からの時刻情報要求信号の受信後、前記基地局番号入力手段の設定番号ごとに割り当てられた時間経過後に送信させることを特徴とする無線式情報伝達システム。
  2. 時刻を計時し外部からの時刻情報に基づいて時刻を修正する計時修正手段と、
    個別の基地局番号を設定する基地局番号入力手段と、
    無線通信を行うアンテナと、
    該アンテナを介して基地局番号を含む時刻情報要求信号を受信すると前記アンテナを介して前記計時修正手段で保持している時刻情報を送信する送受信手段と、
    該送受信手段の受信と送信との切り換えを制御する送受信制御手段と、
    で構成された基地局と、
    前記基地局と無線通信を行うアンテナと、
    該アンテナを介して前記基地局から時刻情報と基地局番号を受信する情報受信手段と、
    時刻を計時し前記情報受信手段で入力された時刻情報に基づき時刻を修正する計時修正手段と、
    該計時修正手段の時刻を表示する表示手段と、
    前記情報受信手段で受信した基地局番号を記憶する基地局番号指定手段と、
    前記アンテナを介して前記基地局番号指定手段で記憶された基地局番号を含む時刻情報要求信号を無線送信する情報送信手段と、
    該時刻情報要求信号送信手段の送信時期と前記情報受信手段の受信時期を制御する通信制御手段と、
    で構成された子時計があり、
    前記基地局の送受信制御手段は時刻情報要求信号に含まれる基地局番号の配列により前記送受信手段の送信時期を割り当てることを特徴とする無線式情報伝達システム。
  3. 時刻を計時し外部からの時刻情報に基づいて時刻を修正する計時修正手段と、
    個別の基地局番号を設定する基地局番号入力手段と、
    無線通信を行うアンテナと、
    該アンテナを介して基地局番号を含む時刻情報要求信号を受信すると前記アンテナを介して前記計時修正手段で保持している時刻情報と前記基地局番号入力手段で設定された基地局番号を送信する送受信手段と、
    該送受信手段の受信と送信との切り換えを制御する送受信制御手段と、
    で構成された基地局と、
    前記基地局と無線通信を行うアンテナと、
    該アンテナを介して前記基地局から時刻情報と基地局番号を受信する情報受信手段と、
    時刻を計時し前記情報受信手段で入力された時刻情報に基づき時刻を修正する計時修正手段と、
    該計時修正手段の時刻を表示する表示手段と、
    前記情報受信手段で受信した基地局番号を記憶する基地局番号指定手段と、
    前記アンテナを介して前記基地局番号指定手段で記憶された基地局番号を含む時刻情報要求信号を無線送信する情報送信手段と、
    該時刻情報要求信号送信手段の送信時期と前記情報受信手段の受信時期を制御する通信制御手段と、
    で構成された子時計があり、
    前記基地局の送受信制御手段は前記送受信手段で受信した時刻情報要求信号に基地局番号が含まれないときは受信後、前記基地局番号入力手段の基地局番号ごとに割り当てられた時間経過後に送信させ、基地局番号が含まれるときは基地局番号の配列ごとに割り当てられた時間経過後に送信させることを特長とする無線式情報伝達システム。
  4. 放送の時報、長波帯標準電波または全地球測位システム(GPS)の時刻情報等の外部からの標準時刻情報を取得する標準時刻受信手段と、
    該標準時刻受信手段で受信した時刻情報に基づいて時刻を修正する計時修正手段と、
    該計時修正手段で入力している時刻情報を外部に送信する基地局送出手段と、
    各基地局の基地局番号を記憶する基地局番号入力手段と、
    前記子時計と無線通信を行うアンテナと、
    前記子時計から受信される時刻情報受信信号を前記アンテナを介して受信すると、前記計時修正手段で保持している時刻情報と前記基地局番号入力手段で記憶されている基地局番号を前記アンテナを介して前記子時計に出力する送受信手段と、
    で構成された外部時刻受信付基地局があり、
    前記外部時刻情報受信基地局を1つは設け、前記外部時刻受信付基地局と前記基地局を接続して前記外部時刻受信付基地局から前記基地局に時刻情報を供給することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載された無線式情報伝達システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007072585A (ja) * 2005-09-05 2007-03-22 Seiko Instruments Inc 情報処理装置、時刻情報処理装置、情報処理方法、及び時刻情報処理方法

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JP2007072585A (ja) * 2005-09-05 2007-03-22 Seiko Instruments Inc 情報処理装置、時刻情報処理装置、情報処理方法、及び時刻情報処理方法

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