JP2007007359A - 電気掃除機用自動布団掃除具 - Google Patents
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Abstract
【課題】 電気掃除機に接続して使用し、自動での布団掃除を可能とする自動布団掃除具の提供。
【解決手段】 布団に接する面に多数の吸込穴を有する上吸込部及び下吸込部と、当該上吸込部及び下吸込部と多数個の上小パイプ及び下小パイプを介して接続されるとともに一端に電気掃除機との接続部を有するパイプと、当該パイプ内に設置され駆動部により中心軸周りに回転するとともに側面に多数の穴を有する回転パイプと、当該回転パイプを回転させるための電動モータ等の駆動装置を内蔵する駆動部と、上吸込部及び下吸込部と上取付具及び下取付具を介して接続される上パイプ及び下パイプを備えた構成としたもの。
【選択図】図1
【解決手段】 布団に接する面に多数の吸込穴を有する上吸込部及び下吸込部と、当該上吸込部及び下吸込部と多数個の上小パイプ及び下小パイプを介して接続されるとともに一端に電気掃除機との接続部を有するパイプと、当該パイプ内に設置され駆動部により中心軸周りに回転するとともに側面に多数の穴を有する回転パイプと、当該回転パイプを回転させるための電動モータ等の駆動装置を内蔵する駆動部と、上吸込部及び下吸込部と上取付具及び下取付具を介して接続される上パイプ及び下パイプを備えた構成としたもの。
【選択図】図1
Description
本発明は、電気掃除機に接続して使用し、自動で布団を掃除する掃除具に関するものである。
従来、一般的な電気掃除機においては、畳用や布団用など様々な用途に合わせた吸込具が多数種販売されており、使用者は使用目的に合わせて吸込具を交換して使用することが一般的である。
特に、布団や毛布等のやわらかいものを効率良く掃除する吸込具として、特許公開平7−124084に示される吸込具や特許公開2003−265374に示される吸込具補助具など多くのものが考案され提供されている。これら従来の吸込具は、電気掃除機のホースに接続して使用するものであり、使用者は当該ホースを保持して、人力で吸込具を被掃除物の表面を移動させて使用するのが一般的な使用法である
特許公開平7−124084 特許公開2003−265374
以上述べたように、従来の電気掃除機用吸込具では、使用者が、吸込具を接続した電気掃除機のホースを、掃除時に常に保持する必要がある。
一方、布団の内部に存在するほこりやダニなどのゴミを十分きれいになるまで掃除するためには、電気掃除機を用いて長時間掃除を実施する必要があることは一般に知られている。このため、人力で布団を掃除する従来の掃除法では、多大なる時間と労力が必要となっていることが現状である。
そこで本発明では、電気掃除機に接続して使用し、自動での布団掃除を可能とする自動布団掃除具を提供することを目的とする。
本発明の第1の手段は、電気掃除機用自動布団掃除具が、布団に接する面に多数の吸込穴を有する上吸込部及び下吸込部と、当該上吸込部及び下吸込部と多数個の上小パイプ及び下小パイプを介して接続されるとともに一端に電気掃除機との接続部を有するパイプと、当該パイプ内に設置され駆動部により中心軸周りに回転するとともに側面に多数の穴を有する回転パイプと、当該回転パイプを回転させるための電動モータ等の駆動装置を内蔵する駆動部と、上吸込部及び下吸込部と上取付具及び下取付具を介して接続される上パイプ及び下パイプを備えたことを特徴とする。
本発明の第2の手段は、本発明の第1の手段に示す電気掃除機用自動布団掃除具において、上吸込部及び下吸込部が、上シート及び下シートに多数の上ホース及び下ホースが接着された構造もしくはそれと同等の機能を有する構造であり、上ホース及び下ホースの上シート及び下シートに接着するのと反対側すなわち布団に接する側に多数個の吸込穴を備えたことを特徴とする。
本発明の第3の手段は、本発明の第1の手段に示す電気掃除機用自動布団掃除具において、回転パイプの側面に開けられた多数個の穴が、軸方向に一列に並ぶことなく周方向及び軸方向にずれて配置された構造であることを特徴とする。
本発明の第1の手段による作用は次の通りである。掃除時に、布団は上吸込部と下吸込部の間に置かれ、電気掃除機はパイプの接続部に接続される。上吸込部と下吸込部に配置した多数の吸込穴のうち、回転パイプの側面の穴と一致した位置にある上小パイプ及び下小パイプに接続される上ホース及び下ホースに設置された吸収穴から、布団内部のゴミが吸い出される。吸い出されたゴミは、上ホース及び下ホースの内部を通過し、当該上ホース及び下ホースに接続した上小パイプ及び下小パイプの内部を通過し、回転パイプの内部を通過して、パイプの接続部に接続される電気掃除機に吸い込まれる。
本発明の第2の手段による作用は次の通りである。多数の上ホース及び下ホースが上シート及び下シートに接着された構造であるので、多数の上ホース及び下ホースが一体構造となり、使用時や格納時に多数の上ホース及び下ホースがばらばらになることを防止できる。
本発明の第3の手段による作用は次の通りである。回転パイプが回転するとともに、回転パイプの穴が軸方向に一列に並んでいないので、回転パイプの側面の穴と一致する上小パイプ及び下小パイプの位置が時間とともに変化する。この結果、吸引可能な上ホース及び下ホースの位置が時間とともに変化するので、自動で、布団の表面を均一に掃除することができる。
以上述べたように、本発明は、自動で、効率良く、確実に布団を掃除するための、一般的な電気掃除機に接続して使用できる自動布団掃除具を提供できる。
以下、本発明の実施の形態を、図1〜図5に基づいて説明する。
図1及び図2は、本発明の電気掃除機用自動布団掃除具の全体形状を示した斜視概要図である。図1は、上吸込部9が下吸込部15と概ね平行となり、上吸込部と下吸込部の間に図示しない布団を置いて掃除を行う時の状況を示す。図2は、上吸込部9が上に開いており、図示しない布団を出し入れする時の状況を示す。図3は、図1のA−A部の断面図であり、図4及び図5は、図3のB−B部及びC−C部の断面図である。
回転パイプ5を内蔵するパイプ4は、駆動部2の駆動部ケース3に固定される。駆動部ケース3には、図示しない電動モータ等の駆動装置が内蔵され、当該駆動装置には電源コード21を介して電力が供給される。
回転パイプ5の接続部18側の端面は開放され、駆動部2側の端面は閉鎖されている。また、回転パイプ5の駆動部2側の端部は、図示しない電動モータ等の駆動装置に接続され、回転パイプ5がパイプ4の内部を中心軸周りに回転する構造となっている。回転パイプ5の側面には空気の流路となる穴6が、周方向及び軸方向に順次ずれた位置に多数個開いている。穴6の大きさや位置は、図4に示すように、上小パイプ7及び下小パイプ8と同時期に一致する穴6の数が数個となるように設定される。
パイプ4の側面には、上小パイプ7及び下小パイプ8が上下2列に固定され、上小パイプ7及び下小パイプ8には上ホース11及び下ホース17がはめ込まれる。上ホース11及び下ホース17は、合成樹脂やゴムなどの柔軟な素材で形成され、使用時に電気掃除機の吸引力で断面形状が大きく変形しないように内径及び肉厚が設定される。
上ホース11及び下ホース17には、図3に示すように布団に接する側に、多数の吸込穴12が設けられる。一本の上ホース11又は下ホース17に設けられる吸込穴12は、図5に示すように1列とすることもできるが、複数列としてもよい。
上吸込部9及び下吸込部15は、上ホース11及び下ホース17が吸込穴12の反対側において上シート10及び下シート16に接着されて形成される。上吸込部9及び下吸込部15は、一般的な布団よりも若干大きい面積となるように設定される。
上ホース11及び下ホース17の一端は、上パイプ14及び下パイプ20に固定されている上取付部13及び下取付部19にはめ込んで固定される。
以下、上記構成の動作を説明する。掃除の準備をする時には、図2に示すように上吸込部9が持ち上げられ、図示しない布団が下吸込部15の上に置かれる。電動モータ等の駆動装置に電力を供給するため電源コード21が電源に接続され、図示しない電気掃除機が接続部18に接続される。
掃除をする時には、図1に示すように図示しない布団が上吸込部9と下吸込部15の間に挟まれ、駆動部2の図示しない電源スイッチを入れると、回転パイプ5がパイプ4の中を回転する。このとき、図示しない電気掃除機を起動することにより布団の掃除が開始される。
布団内部のゴミは、吸込穴12から吸い込まれ、順に、上ホース11及び下ホース17、上小パイプ7及び下小パイプ8、上小パイプ7及び下小パイプ8と一致した位置の回転パイプの穴6、回転パイプ5内部を通過して、接続部18に接続した図示しない電気掃除機に吸い込まれる。
このとき、回転パイプ5が回転しているので、多数本ある上ホース11及び下ホース17のうち、吸込力が負荷されるホースは時間とともに変化する。この結果、高い吸込力を維持しながら、掃除むらを防止して、自動的に布団の両面を掃除できる。
1 電気掃除機用自動布団掃除具
2 駆動部
3 駆動部ケース
4 パイプ
5 回転パイプ
6 回転パイプの穴
7 上小パイプ
8 下小パイプ
9 上吸込部
10 上シート
11 上ホース
12 吸込穴
13 上取付部
14 上パイプ
15 下吸込部
16 下シート
17 下ホース
18 接続部
19 下取付部
20 下パイプ
21 電源コード
2 駆動部
3 駆動部ケース
4 パイプ
5 回転パイプ
6 回転パイプの穴
7 上小パイプ
8 下小パイプ
9 上吸込部
10 上シート
11 上ホース
12 吸込穴
13 上取付部
14 上パイプ
15 下吸込部
16 下シート
17 下ホース
18 接続部
19 下取付部
20 下パイプ
21 電源コード
Claims (3)
- 布団に接する面に多数の吸込穴を有する上吸込部及び下吸込部と、当該上吸込部及び下吸込部と多数個の上小パイプ及び下小パイプを介して接続されるとともに一端に電気掃除機との接続部を有するパイプと、当咳パイプ内に設置され駆動部により中心軸周りに回転するとともに側面に多数の穴を有する回転パイプと、当該回転パイプを回転させるための電動モータ等の駆動装置を内蔵する駆動部と、上吸込部及び下吸込部と上取付具及び下取付具を介して接続される上パイプ及び下パイプを備えたことを特徴とする電気掃除機用自動布団掃除具。
- 上吸込部及び下吸込部が、上シート及び下シートに多数の上ホース及び下ホースが接着された構造もしくはそれと同等の機能を有する構造であり、上ホース及び下ホースの上シート及び下シートに接着するのと反対側すなわち布団に接する側に多数個の吸込穴を備えたことを特徴とする請求項1に記載の電気掃除機用自動布団掃除具。
- 回転パイプの側面に開けられた多数個の穴が、軸方向に一列に並ぶことなく周方向及び軸方向にずれて配置された構造であることを特徴とする請求項1に記載の電気掃除機用自動布団掃除具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005219574A JP2007007359A (ja) | 2005-06-30 | 2005-06-30 | 電気掃除機用自動布団掃除具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005219574A JP2007007359A (ja) | 2005-06-30 | 2005-06-30 | 電気掃除機用自動布団掃除具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007007359A true JP2007007359A (ja) | 2007-01-18 |
Family
ID=37746574
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005219574A Pending JP2007007359A (ja) | 2005-06-30 | 2005-06-30 | 電気掃除機用自動布団掃除具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007007359A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011071803A (ja) * | 2009-09-28 | 2011-04-07 | Yamaha Corp | デジタルミキサ |
JP2011183104A (ja) * | 2010-03-11 | 2011-09-22 | Chugoku Keiki Kogyo Kk | 掃除機用ノズル |
-
2005
- 2005-06-30 JP JP2005219574A patent/JP2007007359A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2011071803A (ja) * | 2009-09-28 | 2011-04-07 | Yamaha Corp | デジタルミキサ |
JP2011183104A (ja) * | 2010-03-11 | 2011-09-22 | Chugoku Keiki Kogyo Kk | 掃除機用ノズル |
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