JP2007003665A - 弦楽器用サムピック - Google Patents

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Abstract

【課題】極めて簡易でシンプルな構成でありながら、演奏者個々の親指にピッタリとフィットし、あたかも指の一部となりえる弦楽器用サムピックを提供する。
【解決手段】弦楽器演奏時に親指に装着するサムピック1であって、前記サムピック1はピック本体部2とベルト部3とから構成されており、前記ピック本体部2は、前記ピック本体部2の弦12との当接部側部4の近傍に形成された第1の細長孔5と前記ピック本体部2の前記弦当接部側4の反対側部6の近傍に形成された第2の細長孔7とを有しており、前記ベルト部3は、その一方の第1の端部41には、前記第1の細長孔5に挿通されて前記第1の細長孔5に嵌合係止される嵌合係止端部9を有しており、その他方の第2の端部42及び少なくとも前記第2の端部42近傍は、前記第2の細長孔7に挿通され、少なくとも前記第2の端部42近傍部の表面には滑り止め機構10が設けられている弦楽器用サムピック1
【選択図】図1

Description

本発明は、ギター、バンジョー、マンドリンおよび琴等の弦楽器の演奏時に親指に装着して使用する弦楽器用サムピックに関し、特に演奏者の指のサイズにピッタリと適合する自由調節構成を有し、また演奏性を著しく向上させた弦楽器用サムピックに関する。
一般的に弦楽器、例えばギターを演奏する場合には、指で弦を弾くフィンガーピッキング奏法とピックと呼ばれるプラスティック片を使用したピック奏法とに大別される。
前記フィンガーピッキング奏法は、クラッシックギターやフラメンコギターを演奏する場合やウェスタンギターでカントリーミュージック、フォークギターでアルペジオ奏法を行う場合等に多用される。
一方ピック奏法は、エレキギターやフォーク、ウェスタンギターまたはバンジョーやマンドリン等でメロディやリードアドリブを演奏したり複数の弦を一度に弾くストローク奏法を行う場合に多用される。
前記フィンガーピッキング奏法を行う場合には、指で弾くと音色が鈍くなることもあり澄んだ音色を出すために指の爪を長く伸ばしてこの爪で弾くことが一般的に行われている。
しかしながら、人間の手の構造上、親指を除く他の指の爪は弦に対してほぼ垂直に当接させることができるものであるが、親指の爪だけは弦と平行に位置するために爪を伸ばしてもなかなか良好に弦に当接するようにはならないものであった。
そのような事情の下に、図7で示すような、親指でも澄んだ音色を創出するためにサムピックと呼ばれる親指用のピックが考案された。
このサムピック21は、亀甲やプラスティックまたは金属で形成されており、親指22の先端付近に巻かれるように指巻部23が形成された構成となっている。
このように構成されたサムピック21は、先端の弦当接部分24は弦25に対してほぼ垂直に位置するようになるために親指の爪の代用として良好に使用され得るものとなっている。
しかしながら、このような従来のサムピック21は、指巻部23の形状が予め成形により決まってしまっているために個々の演奏者の千差万別な指にピッタリとフィットさせることは難しいという欠点を持っていた。
特にギターのフィンガーピッキング奏法は、音楽というものを表現するために極めてデリケートな感触を要求されるために、指にピッタリとフィットする、換言すると指の一部になりえるサムピックは長年希求されていたものであった。
このような要求に応えるために近年では、例えば、特開2004−35483号公報(〔特許文献1〕)に示す様な構成を有する弦楽器用サムピックが提案されている。
即ち、上記特許文献1に示されているサムピックは、図8に示す構成を有す得るサムピック31であって、上記サムピック31は、プラスティックで形成されたピック本体32の弦当接部側33に係止爪部35およびその反対側34に係止爪部36をそれぞれ設けると共に、この係止爪部35と係合する係合穴部39と前記係止爪部36に係合する長さ調節細長孔37、37’、37”・・・を複数個有する柔軟なベルト38を使用して、前記係止爪部35と前記係合穴部39、前記係止爪部36と前記長さ調節細長孔37、37’、37”・・・の一つとを相互に係止し、演奏者各々の指の太さに応じてベルト38の長さを調節できるように構成されたものである。
この構成により、伝統的な固定式サムピック21の欠点は解消されたものであるが、そのベルト38の長さの調節は複数個設けられた長さ調節細長孔37、37’、37”・・・の一つを前記係止爪部36に引っ掛けることによる調節方式のため、段階式の調節しかできず、依然として極めてデリケートな太さ調節には今一歩不満な点を有するものであった。
また、係止爪部35、36にベルト38の前記係合穴部39及び前記細長孔37、37’、37”・・・の一つをそれぞれ引っ掛ける構成上、製造工程および成形型が複雑になり、生産性および製造コストに不利益を有するものであった。
さらに、係止爪部35は、ピック本体32を切り欠いて形成している構成となっているため、激しく弾いた場合における強度にも不安を有するものであった。
上記した従来のサムピックについての問題点は主にギター用のサムピックについて説明したが、ギター以外の弦楽器用のサムピック、例えば、バンジョー、マンドリンおよび琴等のサムピックに関しても同じような問題点があることは言うまでもない。
特開2004−35483号公報
従って、本発明の目的は、前述した問題点を全て解消し、極めて簡易でシンプルな構成でありながら、演奏者個々の親指にピッタリとフィットし、あたかも指の一部となりえる弦楽器用サムピックを提供することである。
本発明は、上記目的を達成するために、以下に示す様な基本的な技術構成を採用するものである。
即ち、本発明の弦楽器用サムピックの第1の態様としては、弦楽器演奏時に親指に装着するサムピックであって、前記サムピックはピック本体部とベルト部とから構成されており、前記ピック本体部は、前記ピック本体部の弦当接部側部の近傍に形成された第1の細長孔と前記ピック本体部の前記弦当接部側の反対側部の近傍に形成された第2の細長孔とを有しており、前記ベルト部は、その一方の第1の端部には、前記第1の細長孔に挿通されて前記第1の細長孔に嵌合係止される嵌合係止端部を有しており、その他方の第2の端部及び少なくとも前記第2の端部近傍は、前記第2の細長孔に挿通され、少なくとも前記第2の端部近傍部の表面には滑り止め機構が設けられており、更に前記第1と第2の細長孔の間隔が当該弦楽器の演奏者の親指の幅よりも狭くなる様に設定されている弦楽器用サムピックであり、又、本発明の第2の態様としては、弦楽器演奏時に親指に装着するサムピックであって、前記サムピックはピック本体部とベルト部とから構成されており、前記ピック本体部の弦当接部側に形成された第1の細長孔と前記ピック本体部の弦当接部側の反対側に第2の細長孔および第3の細長孔とが設けられており、前記ベルト部は、前記ベルト部は、前記第1の細長孔に挿通され、その一端部には前記第1の細長孔に嵌合係止するための嵌合係止端部からなる第1の端部を有し、前記ベルト部の他方の端部である第2の端部は前記第2の細長孔の上側から下向きに挿通され、次いで前記第3の細長孔の下側から上向きに挿通される締付部を有することを特徴とする弦楽器用サムピックである。
以上の説明で明らかな通り、本発明に於ける弦楽器用サムピックによれば、極めて簡易でシンプルな構成でありながら、親指に対して実質的に無段階にベルトの締め付け張力を調節できるために演奏者個々の親指にピッタリとフィットし、あたかも指の一部となりえる弦楽器用サムピックを得ることが可能となる。
然も、本発明に於いては、前記した様に、前記第1の細長孔5と前記第2の細長孔6との間の間隔を前記した弦楽器の演奏者の親指の幅よりも若干小さくする様に設定したものであるので、演奏中は、前記演奏者の親指からの外方に向けた圧力が常時前記ベルト部3に印加されるので、前記ベルト部3が前記第2の細長孔7の内面との接触摩擦を増大させる結果、前記ベルト部3による前記演奏者の親指に対する締め付け力を高める事が可能となる。
以下に、本発明にかかる弦楽器用サムピックの具体例の構成を図面を参照しながら詳細に説明する。
即ち、図1乃至図3は、本発明に於ける弦楽器用サムピック1の一具体例の構成を示す図であって、図中、弦楽器演奏時に親指に装着するサムピック1であって、前記サムピック1はピック本体部2とベルト部3とから構成されており、前記ピック本体部2は、前記ピック本体部2の弦12との当接部側部4の近傍に形成された第1の細長孔5と前記ピック本体部2の前記弦当接部側4の反対側部6の近傍に形成された第2の細長孔7とを有しており、前記ベルト部3は、その一方の第1の端部41には、前記第1の細長孔5に挿通されて前記第1の細長孔5に嵌合係止される嵌合係止端部9を有しており、その他方の第2の端部42及び少なくとも前記第2の端部42近傍は、前記第2の細長孔7に挿通され、少なくとも前記第2の端部42近傍部の表面には滑り止め機構10が設けられており、更に前記第1と第2の細長孔5、7との間の間隔Hが当該弦楽器の演奏者の親指の幅よりも若干狭くなる様に設定されている弦楽器用サムピック1が示されている。
又、本発明に於ける弦楽器用サムピックの他の具体例としては、弦楽器演奏時に親指に装着するサムピック1であって、前記サムピック1はピック本体部2とベルト部3とから構成されており、前記ピック本体部2の弦12との当接部側4に形成された第1の細長孔5と前記ピック本体部2の弦当接部側4の反対側6に第2の細長孔7および第3の細長孔8とが設けられており、前記ベルト部3は、前記ピック本体部2の下側から前記第1の細長孔5に挿通され、その一端部41には前記第1の細長孔5に嵌合係止するための嵌合係止端部9からなる第1の端部41を有し、前記ベルト部3の他方の端部である第2の端部42は前記第2の細長孔7の上側から下向きに挿通され、次いで前記第3の細長孔8の下側から上向きに挿通される締付部44を構成している弦楽器用サムピック1である。
本発明に於ける上記弦楽器用サムピック1のピック本体部2は、図2に示す様に従来から一般的に使用されている適宜の材料から構成された適宜の平面形状を有する平板状部材で構成されており、前記ピック本体部2には、その弦12と接触する部分である弦当接部側部4の近傍に適宜の幅と長さを有する第1の細長孔5が形成されており、一方、前記ピック本体部2の前記弦当接部側4の反対側の端部6の近傍には、適宜の幅と長さを有する第2の細長孔7が設けられており、更に好ましくは、前記第2の細長孔7と前記端部6との間に、適宜の幅と長さを有する第3の細長孔8が設けられているものである。
本発明に於ける前記第1の細長孔5、第2の細長孔7、及び第3の細長孔8は好ましくは相互に平行となるように配置されている事が望ましいが、必須ではない。
本発明に於いては、上記した様に、本発明に於いては、前記した様に、前記第1の細長孔5と前記第2の細長孔7との間の間隔Hを弦楽器の演奏者の親指の幅よりも若干短い長さとなる様に設定する事が望ましい。
前記第1の細長孔5と前記第2の細長孔7との間の間隔Hは、例えば前記弦楽器を演奏する少年から成年の演奏家の親指の幅について全国平均値或いは全世界平均値を求め、前記平均値から必要に応じて2乃至5mmの長さ分を減算して設定する事も可能である。
この様に前記ベルト部3を係止させる前記第1の細長孔5、第2の細長孔7の間隔を特定の値に設定することによって、演奏中は、前記演奏者の親指から外方に向けた膨出圧力が常時前記ベルト部3に内側から外側に向けて印加されるので、前記ベルト部3が前記第2の細長孔7の内面と強く接触するので、両者間の接触摩擦を増大その結果、前記ベルト部3による前記演奏者の親指に対する締め付け力を高める事が可能となる
又、本発明に於ける前記第1の細長孔5、第2の細長孔7、及び第3の細長孔8のそれぞれの幅S1、S2、或いはS3は後述するベルト部3の厚みにより決定されるものであり、前記ベルト部3の厚みより若干幅広くなるように設定される事が望ましい。
一方、本発明に於ける前記第1の細長孔5、第2の細長孔7、及び第3の細長孔8のそれぞれの長さL1、L2、或いはL3は、後述する様に前記ベルト部の幅Wに依存して設定されるものであり、図3に示す様なベルト部3を使用する場合には、前記第1の細長孔5の長さは、前記第2の細長孔7若しくは前記第3の細長孔8の長さよりも長く設定されている事が好ましい。
又、本発明に於ける前記ピック本体部2の裏面であって、前記第2の細長孔と第3の細長孔8との間に相当する領域部に図6に示す様に、凸状膨出部60を設けることも望ましく、更に望ましくは、前記凸状膨出部60の長手方向は前記第2の細長孔7と第3の細長孔8に対して平行に設けることも望ましい。
前記膨出部60は、図示の様に、下向きに湾曲状或いは球状若しくは多角形状に突出されているものであれば如何なる形状で有っても良い。
前記膨出部60は、本発明に於いて、前記ベルト部3の第2の端部42が、前記第2の細長孔7を上側から下向きに挿通され、次いで前記第3の細長孔8を下側から上向きに挿通される際に、前記第2の細長孔7と第3の細長孔8との間にある前記ベルト部3の一部が前記膨出部60の表面と強く接触するので、前記ベルト部3の前記締付部44を安定化させ、それによって前記ベルト部3の締め付け効果を一層向上させる機能を発揮する。
本発明に於ける前記ベルト部3は、後述する様に図3に例示される様な形状、構造等を有している。
そして、前記ベルト部3に於ける第1の長さ部分であるベルト本体部43と第2の長さ部分である締付部44とから構成されており、例えば前記ベルト本体部43の幅と厚みは、前記締付部44の幅よりも広く且つ前記締付部44の厚みよりも厚く設定されている事が望ましい。
次に、本発明に於いて使用される前記ベルト部3の具体例の構成を更に詳細に説明するならば、図3に示す様に、本発明で使用される前記ベルト部3は、適宜の柔軟性を有する材料、例えば適宜の合成樹脂から形成された薄厚の平板或いはフィルムから構成された所定の幅と長さを有する帯状体板体であって、その一方の端部である第1の端部41には、前記第1の細長孔5に挿通されて前記第1の細長孔5に嵌合係止される嵌合係止端部9を有している。
即ち、本発明に於ける前記ベルト部3は、前記ピック本体部2の前記第1の細長孔5に前記ベルト部3の他方の端部である第2の端部42から挿入されて、最終的に前記嵌合係止端部9が前記第1の細長孔5に嵌合係止されて固定されるものである。
本発明に於いて、前記ベルト部3の前記嵌合係止端部9は、図5(B)に示す様に、前記ベルト部3の厚みよりも若干厚い厚みを有していて、前記ベルト部3を前記第1の細長孔5に挿通させた場合に、前記ベルト部3の前記嵌合係止端部9が前記第1の細長孔5内に嵌合して固定される。
本発明に於いては、前記嵌合係止端部9がベルト部3の第1の長さ部分と共に、前記第1の細長孔5から抜け出さない様に、脱落防止機能を有するものである事が望ましい。
又、他の具体例としては、図5(A)に示す様に、前記嵌合係止端部9と前記第1の細長孔5とは挿入する際は容易に挿入出来るが、その係合を解除するにはかなりの力を必要とする様に不可逆的に挿通可能な構成を有していることが好ましい。
更に、前記嵌合係止端部9は、前記嵌合係止端部9が一旦前記ピック本体部2の前記第1の細長孔5に嵌合係合された後は前記嵌合係止端部9と前記第1の細長孔5との係合がずれたり、離反したりする事がないように強固に接合固定されている事が望ましい。
即ち、図5(C)に示す様に、前記ピック本体部2の前記第1の細長孔5の周縁部の少なくとも一部、或いは前記第1の細長孔5の内壁面の全面或いは少なくともその一部と前記第1の細長孔5に挿通された前記ベルト部3の前記嵌合係止端部9に於ける表面部の全面若しくは少なくともその一部とが適宜の接合手段15により相互に強固に接合固着されているものである。
上記接合手段としては特に限定されるものではないが、例えば、適宜の接着剤を使用する方法、加熱融着方法、レーザー、赤外線等を利用した加熱接合方法等を使用する事が可能である。
本発明に於いて、上記した構成を採用することによって、上記ベルト部3が意図しない時に落下、脱落して演奏時に不便を来たすことが防止されると共に、上記ベルト部3が紛失してしまう心配も回避出来る。
更に、上記の構成を採用する事によって、前記ベルト部3を第1の細長孔5、第2の細長孔7及び第3の細長孔8のそれぞれに挿通させる場合の挿通方向を間違える事がなく、迅速且つ効率的に前記ベルト部3を親指に装着する事が可能である。
一方、本発明に於ける前記ベルト部3は、前記第1の端部41から所定の長さ部分、つまり第1の長さ部分43は、所定の幅W1、つまり本発明に於ける前記ピック本体部2の前記第1の細長孔5の長さL1と略等しい幅を有しているものである。
勿論、本発明に於いては、前記ベルト部3の全体の長さ部分に亘って同一の幅W1を有しているもので有っても良いが、好ましくは、図3に示す様に、前記ベルト部3の前記第1の長さ部分43に続き、前記ベルト部3の第2の端部42に至る所定の長さ部分、つまり第2の長さ部分44は、前記第1の長さ部分43の幅W1よりも細い幅W2を有しているものである。
この様に構成することによって、本発明のベルト部3の第2の長さ部分44は、ソフト化され、容易に湾曲されやすくなるので、後述する様な、締め付け操作がスムースに且つ迅速に然も確実に実行する事が可能となる。
更に、本発明に於ける前記ベルト部3に於いては、前記ベルト部3の少なくとも一方の表面に滑り止め機構10が形成されていることが望ましい。
即ち、本発明に於ける前記ベルト部3には、少なくとも前記した第2の長さ部分44の少なくとも一方の表面に、又必要によっては前記した第2の長さ部分44の双方の表面に滑り止め機構10が形成されていることが望ましい。
本発明に於ける前記ベルト部3に設けられる前記滑り止め機構10は、従来周知の滑り止め機構を使用する事が可能である。
例えば、突起部と凹嵌部との組み合わせによる構成、微細な凹凸物を多数形成する構成、摩擦性の高い物質を添加、貼着させる構成、面圧式ファスナーを用いる構成等、従来周知の構成を使用する事が可能である。
本発明に於ける前記滑り止め機構10として好ましい具体例としては、図3に示す様に、複数本の畦状線体若しくは溝状線体或いは適宜の凹凸状線体45が互いに平行に隣接して配列されているものである。
前記凹凸状線体45は、微細な独立した突起や孔部が線状に配列された構成の線体を含むものである。
更に、本発明に於ける弦楽器用サムピック1の一具体例に於いては、前記ベルト部3に於ける前記滑り止め機構10を構成する複数本の畦状線体若しくは溝状線体を含む適宜の凹凸状線体45は、前記ベルト部3の中心軸40に対して所定の角度を有する様に斜めに形成されている事が望ましい。
前記滑り止め機構10を構成する前記複数本の畦状線体若しくは溝状線体を含む適宜の凹凸状線体45の前記ベルト部3の中心軸40に対して角度は5°から20°程度、好ましくは10°から15°程度の間で適宜設定する事が可能である。
又、前記したベルト部3の前記第1の端部41及び前記嵌合係止端部9も、前記ベルト部3の中心軸40に対して所定の角度を有して斜めに形成されている事が望ましく、その角度は、前記ベルト部3の中心軸40に対して5°から20°程度、好ましくは10°から15°程度の間で適宜設定する事が可能である。
本発明に於ける前記滑り止め機構10は、前記したベルト部3の片面に設けたもので有ってもよくまたその両面に設けたもので有ってもよい。
そして、本発明に於ける前記滑り止め機構10を構成する複数本の畦状線体若しくは溝状線体45の前記ベルト部3の中心軸40に対する傾斜方向は、前記嵌合係止端部9の前記ベルト部3の中心軸に対して傾斜方向とは異なる方向である事が好ましい。
かかる構成を採用する事によって、前記ベルト部3は、前記ピック本体部2の平面に対して所定の角度で傾斜した帯状体の表面が形成されるので、前記角度を適宜選択或いは調整する事によって演奏者の親指の大きさや、形状等に容易に合わせる事が出来る。
本発明に於ける別の具体例に於いては、図3或いは図4に示す様に、前記ベルト部3の指と接触する面に適宜の材料で構成され、且つ適宜の厚みや幅、或いは長さ等を有する緩衝性と高摩擦性とを有する緩衝摩擦層11が設けられているもので有っても良い。
前記した緩衝摩擦層11は、緩衝性と高摩擦性とを有する材料例えば発泡ウレタン等の合成樹脂等で形成され、前記ベルトの裏面に貼着されているものであっても良い。
次に、本発明に於ける弦楽器用サムピックの使用方法の具体例に付いて詳細に説明する。
本発明に於ける前記ベルト部3は、図1或いは図4に示す様に、先ず、他端部42を前記の第1の細長孔5に前記ピック本体部2の下側から上に向けて挿通させて引っ張り、その結果、前記その第1の端部41の前記嵌合係止端部9は、前記第1の細長孔5に嵌合係止される。
この際、適宜の接合手段を使用して前記嵌合係止端部9と前記第1の細長孔5とを接合固着させるもので有っても良い。
その後、前記ベルト部3の第2の端部が前記第2の細長孔7のその上側から下向きに挿通され、此処で一旦前記ベルト部3はピック本体部2の前記第2の細長孔7に固定される。
本発明に於いては、前記第1の細長孔5と前記第2の細長孔7との間の間隔Hを、弦楽器の演奏者の親指の幅よりも若干短くなるように設定するものであるから、演奏者の親指が、前記ベルト部を内部から外側に向けて押圧するので、前記ベルト部3が前記第2の細長孔7の内壁部に強く接圧せしめられるので、前記ベルト部3が演奏者の親指の締め付ける効果を発揮する。
更に、図6(B)に示す様に、前記第2の細長孔7内の一部に、例えば、前記ベルト部3が前記第2の細長孔7を貫通する際に前記ベルト部3の滑り止め機構50が設けられている面と対向する壁面に適宜の形状を持つ突起部50をストッパーとして設けて置く事により、前記ベルト部3はより強固に親指を安定的に且つ強固に締め付ける事が出来る。
前記した公知例である特開2004−35483号公報(〔特許文献1〕)では、ベルト部は演奏者の親指に巻き付けて固定する方式であり、然も、前記ベルト部をピック本体部に係止した後、前記ベルト部の下方に垂下した部分を切断する必要があったが、本発明では、締め付け方式により演奏者の親指を前記ベルト部3で固着する構成を採っているのであり、さらに本発明に於いては特開2004−35483号公報の様に余った下方に垂下したベルト部分を切断する必要がなく、演奏に不便を与えないと言う効果を奏するものである。
本発明に於いては、この状態でも本願の目的は達成されるが、更により強固にベルト部3を前記ピック本体部2に固定する為に、次いで前記ベルト部3の第2の端部42は、続いて前記第3の細長孔8のその下側から前記した膨出部60に沿って湾曲させて上向きに挿通させる事も可能であり、それによって前記ベルト部3がより強固にしかも調整可能にベルト部3を親指に適合させる事が出来る。
本発明に於いては、上記した具体例に於いて、図6に示す様に、前記第2の細長孔7又は前記第3の細長孔8の少なくとも一方の孔部内に前記滑り止め機構10を構成する複数本の畦状線体若しくは溝状線体からなる凹凸線状体45と係合する突起部50が設けられている事も好ましい具体例である。
より具体的には、前記した前記突起部50は、前記第2の細長孔7に設けた場合には、更に前記第3の細長孔8の孔部内に設けなくてもよいが、より好ましくは、前記突起部50は、更に前記第3の細長孔8の孔部内に於いて、前記第2の細長孔7に前記突起部50を設けた部位とは反対側の部位に配置する事が望ましい。
つまり、前記突起部50は、前記ベルト部3に設けられる前記滑り止め機構10が、前記ベルト部3の何れの表面に設けられるかによって前記第2の細長孔7及び前記第3の細長孔8内の部位を決定する事が出来る。
本発明は、上記した具体例によって、ベルト部3の第2の端部42が第2の細長孔7と第3の細長孔8とを屈曲しながら挿通嵌合されるので、前記ベルト部3と前記第2の細長孔7との間の係合状態が著しく安定化し、より強固な締め付け力が発生するので、演奏中に弦楽器用サムピックが緩む事は無い。
更に、本発明に於いては上記した様に二重のロック状態が実現され親指の締め付け固定を完全な状態とすると共に演奏者の親指に対応した締め付け固定操作の微調整が可能となると言う効果もある。
前記した公知例である特開2004−35483号公報(〔特許文献1〕)では、巻き付け固定方式であるから、本発明の様に微調整の可能な締め付け方式による強固な弦楽器用サムピックの取り付けは期待できず、演奏中の弦楽器用サムピックの緩みやずれの発生を解消する事が出来ないと言う問題を含んでいる。
本発明に於ける前記弦楽器は、ギター、バンジョー、マンドリン及び琴から選択された一つの弦楽器である。
次に、本発明にかかる上記した弦楽器用サムピック1の作用並びにその使用方法について説明する。
まず、ピック本体部2の裏面より第1の細長孔5にベルト部3を挿通する。
この操作により、ベルト部3の嵌合係止端部9は第1の細長孔5に引っかかりベルト部3の端部はピック本体部2係止される。
次にベルト部3を弛ませた状態で、その先端部42を第2の細長孔7に挿通する。
その後、ピック本体部2の裏面よりベルト3の先端を第3の細長孔8に挿通する。
この状態で、ベルト部3に親指13を挿入して親指13の位置を一番演奏し易い位置に調節する。
その後、ベルト部3の先端部42を引っ張って親指を軽く締め上げるように調節する。
この操作により、弦楽器用サムピック1は親指13に対して一体化することとなる。
なお、前記実施例の説明においては、ベルト部の嵌合係止端部9は斜めに形成した例について説明したが、これに限定されるものではなく、例えばベルトをゴム状の弾性体で形成した場合においては直線状に形成したものであっても良い。
また、ベルトの表面には滑り止め凹凸部を形成した例について説明したが、ベルト自体に摩擦性を有する材質を使用した場合においては省略したものであっても良い。
さらに凹凸部は斜めの直線状に形成した例について説明したが、これはドット状の凹凸いわゆるエンボス加工としたものであっても良い。
また、ベルトの裏面には緩衝摩擦層11を貼着した例について説明したが、ベルト自体が柔軟で摩擦性を有する材質を使用した場合等には省略したものであっても良い。
以上の説明で明らかな通り、本発明弦楽器用サムピックによれば、極めて簡易でシンプルな構成でありながら、親指に対して実質的に無段階にベルトの締め付け張力を調節できるために演奏者個々の親指にピッタリとフィットし、あたかも指の一部となりえる弦楽器用サムピックを得ることが可能となる。
特に、実施例のように、ベルト部3の嵌合係止端部9を斜めに形成することにより、親指のテーパーに対して極めて良好に適合した弦楽器用サムピックが得られる効果を有する。
さらに、ベルト部3の表面に凹凸部を形成することにより、この凹凸部が細長孔に噛み合うために、演奏中にベルトにかかるテンションによる緩みや、また汗が出て濡れたとしてもベルトが緩むことを可及的に防止することが可能となる効果を有する。
また、ベルトの裏面に緩衝摩擦層11を形成することにより、より一層親指にフィットするとともに、撥弦時の応力に対してもショックを良好に吸収されることとなるため、極めて演奏性を向上させ得ることをも可能とした効果を奏する。
図1は、本発明に於ける弦楽器用サムピックの一具体例の構成を示す斜視図である。 図2は、本発明に於ける弦楽器用サムピックに使用されるピック本体部の一具体例の構成を示す平面図である。 図3は、本発明に於ける弦楽器用サムピックに使用されるベルト部一具体例の構成を示す平面図である。 図4は、本発明に於ける弦楽器用サムピックの使用状態を説明する斜視図である。 図5は、本発明に於ける嵌合係止端部の一具体例の構成を示す斜視図である。 図6は、本発明に於ける第2の細長孔、第3の細長孔内に設けられる突起部の一具体例の構成を示す平面図である。 図7は、従来のギター用サムピックの構成を示す斜視図である。 図8は、従来のギター用サムピックの構成を示す斜視図である。
符号の説明
1 弦楽器用サムピック
2 ピック本体部
3 ベルト部
4 弦当接部側
5 第1の細長孔
6 反対側
7 第2の細長孔
8 第3の細長孔
9 嵌合係止端部
10 滑り止め機構
11 緩衝摩擦層
12、25 弦
15 接合手段
31 サムピック
32 ピック本体
33 弦当接部側
34 弦当接部の反対側
35、36 係止爪部
37、37’、37” 長さ調節細長孔
38 ベルト38
39 係合穴部
41 第1の端部
42 第2の端部
43 第1の長さ部分
44 2の長さ部分、締付部
45 凹凸状線体
50 突起部
60 膨出部

Claims (13)

  1. 弦楽器演奏時に親指に装着するサムピックであって、前記サムピックはピック本体部とベルト部とから構成されており、前記ピック本体部は、前記ピック本体部の弦当接部側部の近傍に形成された第1の細長孔と前記ピック本体部の前記弦当接部側の反対側部の近傍に形成された第2の細長孔とを有しており、前記ベルト部は、その一方の第1の端部には、前記第1の細長孔に挿通されて前記第1の細長孔に嵌合係止される嵌合係止端部を有しており、その他方の第2の端部及び少なくとも前記第2の端部近傍は、前記第2の細長孔に挿通され、少なくとも前記第2の端部近傍部の表面には滑り止め機構が設けられており、更に前記第1と第2の細長孔の間隔が当該弦楽器の演奏者の親指の幅よりも狭くなる様に設定されていることを特徴とする弦楽器用サムピック。
  2. 弦楽器演奏時に親指に装着するサムピックであって、前記サムピックはピック本体部とベルト部とから構成されており、前記ピック本体部の弦当接部側に形成された第1の細長孔と前記ピック本体部の弦当接部側の反対側に第2の細長孔および第3の細長孔とが設けられており、前記ベルト部は、前記第1の細長孔に挿通されその一端部には前記第1の細長孔に嵌合係止するための嵌合係止端部からなる第1の端部を有し、前記ベルト部の他方の端部である第2の端部は前記第2の細長孔の上側から下向きに挿通され、次いで前記第3の細長孔の下側から上向きに挿通される締付部を有することを特徴とする弦楽器用サムピック。
  3. 前記ベルト部に於ける前記第1の端部の少なくとも一部は、前記ピック本体部の前記第1の細長孔に接合固定されている事を特徴とする請求項1又は2に記載の弦楽器用サムピック。
  4. 前記ベルト部の表面には滑り止め機構が形成されていることを特徴とする請求項2に記載の弦楽器用サムピック。
  5. 前記ベルト部の前記第1の端部に接続する所定の長さ部分の幅は、前記ベルト部の前記第2の端部に接続する所定の長さ部分の幅よりも大きく構成されている事を特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の弦楽器用サムピック。
  6. 前記ベルト部の前記第1の端部である前記嵌合係止端部は、前記ベルト部の中心軸に対して所定の角度を有して斜めに形成されている事を特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載の弦楽器用サムピック。
  7. 前記滑り止め機構は、複数本の畦状線体若しくは溝状線体或いは適宜の凹凸状線体が互いに平行に隣接して配列されている事を特徴とする請求項1若しくは請求項4乃至6の何れかに記載の弦楽器用サムピック。
  8. 前記滑り止め機構を構成する複数本の畦状線体若しくは溝状線体或いは適宜の凹凸状線体は、前記ベルト部の中心軸に対して所定の角度を有して斜めに形成されている事を特徴とする請求項7に記載の弦楽器用サムピック。
  9. 前記滑り止め機構を構成する複数本の畦状線体若しくは溝状線体或いは適宜の凹凸状線体の前記ベルト部の中心軸に対する傾斜方向は、前記嵌合係止端部の前記ベルト部の中心軸に対する傾斜方向とは異なる方向である事を特徴とする請求項8に記載の弦楽器用サムピック。
  10. 前記ベルト部の指と接触する面に緩衝摩擦層が設けられている事を特徴とする請求項1乃至9の何れかに記載の弦楽器用サムピック。
  11. 前記第1の細長孔の長さは、前記第2の細長孔若しくは前記第3の細長孔の長さよりも長く設定されている事を特徴とする請求項1乃至10の何れかに記載の弦楽器用サムピック。
  12. 前記第2の細長孔又は前記第3の細長孔の少なくとも一方の孔部内に前記滑り止め機構を構成する複数本の畦状線体若しくは溝状線体或いは適宜の凹凸状線体と係合する突起部が設けられている事を特徴とする請求項1又は請求項4乃至11の何れかに記載の弦楽器用サムピック。
  13. 前記弦楽器は、ギター、バンジョー、マンドリンおよび琴から選択された一つの弦楽器である事を特徴とする請求項1乃至12の何れかに記載の弦楽器用サムピック。
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