JP2007002635A - 耐震充填モルタル型枠の拘束治具 - Google Patents

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Abstract

【課題】従来は複数の共同作業で行われていた取り付けを単独でスピーディーにワンタッチで仮留装脱着することが出来る型枠治具の提供。
【解決手段】既設躯体と内設するH形状の補強用鉄骨フレームの接続する空隙部に充填材を注入充填することにより補強一体化を図る耐震補強工事における略J形の型枠治具11であって、長短各部材の対向する内面の切欠溝16にライナーピン15を左右双方向より任意の本数を係着することにより型枠に対する拘束力を縦軸点接触から横軸面接触へと拡大することにより耐力の増強がはかられるとともに構成素材の軽量化によってワンタッチでスピーディーに、かつ単独で装脱着できる耐震充填モルタル型枠の拘束治具。
【選択図】 図3

Description

本発明は耐震補強工事における既設躯体と補強のために増設されたH形状の鉄骨フレームと接続する外周空隙部に充填材を注入充填し、接着と一体化を図るために鉄骨フレーム外面に合板型枠を取り付け注入孔より充填する充填材の流出を遮蔽するための型枠を拘束し、充填材の自重圧および注入圧に対する拘束耐力を強化するための耐震充填モルタル型枠の拘束治具に関するものである。
上記工事における従来の型枠の取付方法としては図1に示すように補強用鉄骨フレーム1の外面に充填材の流出を遮蔽するための合板型枠2を取付けて、その型枠は複数本のPコン3とセパレーター4と桟木5と単管パイプ6を介してフォームタイ7という締付治具で拘束する方法が一般的に採られてきた。
こうような従来方法における型枠の固定方式に改良を加えた固定金具による拘束工材が提案されている。この拘束工材は図2に示すとおり、補強用鉄骨フレーム1と型枠2の間に型枠拘束基材8を挟み込み、クリップ9の打ち込みによるパッキン10の拘束力によって構成されている。
『特許文献』特開2001−182336号公報
前記の数種類の部材で構成される在来方式による型枠の拘束は煩雑で、施工性に問題がある。
また特開2001−182336号公報に記載された拘束工材では重量物治具のため、運搬移動性に問題があり、かつ拘束のためのクリップの打ち込み角度が単一方向と限定的である。
本発明は、上述の問題に鑑みてなされたものであり、略J形本体の切欠溝にライナーピンを左右双方向に、かつ任意の本数を係着することができるため型枠の拘束力は高まり充填時における注入圧力や自重圧力による合板型枠の破損や変形、および歪みの起らない堅固な型枠を提供することができる。
しかも従来は複数の共同作業で行われていた型枠治具の取り付けは、単独でスピーディーにワンタッチで仮留装脱着することが出来る。
本発明は、H形状の鉄骨フレームと既設躯体との接続する空隙部に充填材を注入する際の注入充填材の流出を遮蔽する合板型枠を鉄骨フレーム外面に取り付け、注入孔より充填する充填材の自重圧および注入圧に対する耐力を強化するため鉄骨フレームと合板型枠の間に挿入係着する耐震充填モルタル型枠の拘束治具が提供される。
また、本発明によれば、平行する長辺拘束部材と短辺支持部材の板状体が下端部で連結された略J形の成形品からなり、長短各部材の対向する内面の長さ方向と直角に切欠溝が複数個設けられている本体構造および前記切欠溝に挿入するライナーピンからなる耐震充填モルタル型枠の拘束治具が提供される。
さらに本発明によって、前記本体構造およびライナーピンが強化された合成樹脂で構成される耐震充填モルタル型枠の拘束治具が提供される。
本発明の耐震補強工事における型枠補強工材の拘束治具は、鉄骨フレームとその外面に取り付けられた合板型枠に対して、ワンタッチでスピーディーに、しかも単独で仮留装着が出来るとともに、略J形本体に形成された切欠溝にライナーピンを左右双方向に、且つ任意の本数を係着することが出来るため、型枠拘束力が増強される。このため、本発明の型枠拘束治具は、従来の工法および拘束治具よりも強固であり、充填材の自重圧や注入圧に対して破損や変形および歪みが起こらない堅個な型枠を提供することができる。
また従来の工法でおこなわれていたような複数の治具部材は省略され、且つ構成素材の軽量化によって作業性が良好になる特徴を有するものであり、本発明の実施後の効果は極めて大きい。
さらに誰でも容易に簡単に装脱着できるために、工期を短縮することができ、外業種と同時併行作業ができる利点を持ちあわせている。
以下本発明の実施例を図3乃至図5に基づいて説明する。
図3は本発明の耐震充填モルタル型枠の拘束治具の概略図であり、本体構造11は長辺拘束部材12と、これと平行する短辺支持部材13が下端部14で連結されている略J字形状をしている。
長辺拘束部材12と短辺支持部材13との対向する内面にライナーピン15を挿入係着するための切欠溝16が長さ方向と直角に複数個設けられている。
平行する長短部材12、13の内矩17の寸法は鉄骨フレーム1と合板型枠2の厚さの基準値の総和であり、定間隔に設定されているために本体構造11を鉄骨フレーム1と合板型枠2の間に挿入することにより仮留めによる点接触すなわち縦軸拘束力が保持される。
さらに長短各部材12、13に内設された切欠溝16にライナーピン15を左右双方向より打ち込み係着することにより面接触すなわち横軸拘束力が発現されるため、型枠の対充填材に対する耐力は著しく強化される。
本体構造における切欠溝16の個数については特別の制限はないが、上述した横軸拘束力を充分に発現させるために、長辺拘束部材12には、2個以上、短辺支持部材13には1個以上設けることが望ましい。
本体構造11およびライナーピン15の材質については特別の制限はないが作業性を良好にするとともに、安全性を確保するために、強化された合成樹脂であることが望ましい。例えばガラス繊維、炭素繊維のような繊維、あるいはタルク、シリカのような無機質充填材で強化されたポリエチレン、ポリプロピレンのような、ポリオレフィン樹脂が好ましく使用される。
図4は耐震補強工事における型枠取付工法と充填工法の状況を示した概略断面図である。既設躯体18に補強用鉄骨フレーム1を増設し、これと接続する空隙部19に充填材を注入する際に充填材の流出を遮蔽する合板型枠2を取り付け、かつ、本発明に係る本体構造11を装着する。空隙部19に充填材が透明ビニールホース20を介して注入される。電動ポンプの連続注入によって空隙部19が順次充填され、既設躯体の下端部に設置された空気孔用ビニールホース21より充填材がオーバーフローしたのを目視、確認したうえでホースバンドで閉栓して注入が終了となる。
図5が本体構造11の切欠溝16にライナーピン15を左右双方向より挿入して鉄骨フレーム1と合板型枠2を強固に拘束を示した展開図である。
従来工法における型枠拘束断面図 改良型打込クリップ拘束断面図 本発明の型枠拘束治具本体とライナーピン 耐震補強工事に於ける型枠取付と充填工法断面図 ライナーピン係着要領図
符号の説明
1 補強用鉄骨フレーム
2 合板型枠
3 Pコン
4 セパレーター
5 桟木
6 単管パイプ
7 フォームタイ
8 型枠基材
9 クリップ
10 パッキン
11 本体構造
12 長辺拘束部材
13 短辺支持部材
14 下端連結部材
15 ライナーピン
16 切欠溝
17 定間内矩
18 既設躯体
19 空隙部
20 注入孔用ビニールホース
21 空気孔用ビニールホース

Claims (3)

  1. H形状の鉄骨フレームと既設躯体の接続する空隙部に充填材を注入する際の注入充填材の流出を遮蔽する合板型枠を鉄骨フレーム外面に取り付け、注入孔より充填する充填材の自重圧、および注入圧に対する耐力を高めるために鉄骨フレームと合板型枠の間に挿入係着する耐震充填モルタル型枠の拘束治具。
  2. 前記の型枠枸束治具は、平行する長辺拘束部材と短辺支持部材の板状体が下端部で連結された略J形の成形品からなり、長短各部材の対向する内面に長さ方向と直角に切欠溝が複数個設けられている本体構造及び前記切欠溝に挿入するライナーピンからなることを特徴とする耐震充填モルタル型枠の拘束治具。
  3. 前記本体構造およびライナーピンが強化された合成樹脂で構成される請求項2記述の耐震充填モルタル型枠の拘束治具。
JP2005210549A 2005-06-23 2005-06-23 耐震充填モルタル型枠の拘束治具 Pending JP2007002635A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011246883A (ja) * 2010-05-24 2011-12-08 Kfc Ltd 耐震補強構造用セパレーター及び耐震補強工法
JP2021001505A (ja) * 2019-06-24 2021-01-07 株式会社川金コアテック 型枠固定具

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