JP2007001023A - 画像形成装置及び画像形成方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】記録媒体の画像形成領域に前処理液を一様に塗布できる画像形成装置を提供する。
【解決手段】2つの前処理液塗布器31、32は、搬送方向(矢印A方向)に並んだ同一形状のものであり、搬送方向に直交する紙幅方向(矢印B方向)に延びて固定された状態で前処理液を記録媒体Pに塗布する。2つの前処理液塗布器31、32のいずれかに不具合が生じて、記録媒体Pに前処理液を一様に塗布できないことにより前処理液のむらが生じても、他方の前処理液塗布器によってむらを無くすように記録媒体Pに前処理液が塗布される。
【選択図】図2
【解決手段】2つの前処理液塗布器31、32は、搬送方向(矢印A方向)に並んだ同一形状のものであり、搬送方向に直交する紙幅方向(矢印B方向)に延びて固定された状態で前処理液を記録媒体Pに塗布する。2つの前処理液塗布器31、32のいずれかに不具合が生じて、記録媒体Pに前処理液を一様に塗布できないことにより前処理液のむらが生じても、他方の前処理液塗布器によってむらを無くすように記録媒体Pに前処理液が塗布される。
【選択図】図2
Description
本発明は、所定の搬送方向に搬送中の記録媒体に所定の前処理液を塗布し、続いて、この前処理液が塗布された記録媒体にインクを吐出して画像を形成する画像形成装置及び画像形成方法に関する。
印字ヘッド(記録ヘッド)のインク吐出口からインクを吐出して紙や樹脂フィルム、あるいは布帛や金属などの記録媒体(プリント媒体)に所望の画像を形成するインクジェット方式画像形成装置が広く使用されている。このインクジェット方式画像形成装置では、印字ヘッドが記録媒体に非接触であるため、静粛性に優れ、また、画像形成速度(プリント速度)が速くて高密度のプリントが可能であり、且つ、カラー化が容易であるなどの利点が挙げられる。このような利点を生かして、産業用の画像形成装置としてのニーズが高まっている。
産業用の画像形成装置としてインクジェット方式画像形成装置を使用する場合、大量の記録媒体に印刷する(画像を形成する)ことが多い。このため、プリント速度の高速化に対する要求が特に高い。このようにプリント速度の高速化を図るために、通常、記録媒体の画像形成領域の全幅にわたってインク吐出口が配列された長尺の、いわゆるフルライン型印字ヘッドを用いた画像形成装置(フルラインタイプインクジェットプリンタ)が使用される。
このフルラインタイプインクジェットプリンタでは、通常、印字ヘッドのインク吐出口から吐出されるインク滴の吐出方向が記録媒体の表面に垂直になるように構成されている。また、記録媒体を連続的に移動させながら(搬送しながら)画像形成(プリント作業)を行える。このため、フルラインタイプインクジェットプリンタでは、印字ヘッドを記録媒体の搬送方向に交差する方向に走査させながら画像を形成する、いわゆるシリアルタイプのインクジェットプリンタよりも高速でプリント作業を行える。
ところで、産業用で使用するインクジェット方式のプリントでは、ランニングコストの点から普通紙(インク受容層のない記録媒体)に画像を形成することが多い。このように普通紙と呼ばれる記録媒体に画像を形成する場合、インク受容層が無いので画像の耐水性が不十分である。また、普通紙にカラー画像を形成する場合には、フェザリング(紙の繊維に沿ってインクが滲む現象)の生じない高濃度の画像と、色間の滲みの生じない画像とを両立させることができず、良好な画像堅牢性で且つ良好な品位のカラー画像を形成できない。
画像の耐水性を向上させる技術として、インク中に含まれる色材に耐水性をもたせたインクが近年では実用化されてきている。しかし、その耐水性は不十分であり、原理的に乾燥後は水に溶解しにくいインクであるので、印字ヘッドのノズルが詰まり易く、これを防止するために装置構成が複雑になってしまうという問題がある。
上記の問題を解決する技術として、水、着色剤、凝集剤から形成された凝集体粒子を含有するインク(記録液)を用いることにより、紙面上でインクが滲まず高画像濃度が形成できる技術が知られている(例えば、特許文献1参照。)。しかし、この技術では、インク中の凝集剤がノズル詰まりの原因となり、特に長期保存性に問題がある。
また、上記の問題を解決する技術として、シリアルタイプのインクジェットプリンタにおいて、インク中の色材を不溶化又は凝集させる物質を含む前処理液を記録媒体に塗布しながら所定の走査方向に走査する塗布手段と、色材を含むインクを記録媒体に吐出することにより画像を形成する記録手段を有するインクジェット記録装置が知られている(例えば、特許文献2参照。)。この技術は、シリアルタイプのインクジェットプリンタに対応するものであり、塗布手段には、前処理液を吐出する複数のノズルが形成されている。塗布手段は走査方向に走査しながら複数のノズルから前処理液を記録媒体に吐出する。複数のノズルの一部が詰って前処理液が吐出されないことがあっても、塗布手段が走査方向に往復することにより記録媒体の画像形成領域の全面に前処理液を吐出して塗布できる。
特開平10−298469号公報
特開2000−218772号公報
しかし、塗布手段が固定されていて走査しないタイプである場合、塗布手段のノズルの一部が詰って前処理液が吐出されないときは、記録媒体の画像形成領域の一部分に前処理液が塗布されないことがある。このような場合、記録媒体上に前処理液のむらが生じて、均一性の良好な高画像濃度、且つ色間滲みの生じない画像を形成できない。
本発明は、上記事情に鑑み、記録媒体に前処理液を塗布する前処理液塗布器がどのようなタイプであっても記録媒体の画像形成領域に前処理液を一様に塗布できる画像形成装置及び画像形成方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するための本発明の画像形成装置は、所定の搬送方向に搬送中の記録媒体に所定の前処理液を塗布する前処理液塗布器と、前記前処理液が塗布された記録媒体にインクを吐出する印字ヘッドとを備えた画像形成装置において、
(1)前記前処理液塗布器は、前記搬送方向に並んだ複数のものであることを特徴とするものである。
(1)前記前処理液塗布器は、前記搬送方向に並んだ複数のものであることを特徴とするものである。
ここで、
(2)前記複数の前処理液塗布器は、前記搬送方向に交差する紙幅方向に延びて固定された状態で前処理液を記録媒体に塗布するものであってもよい。
(2)前記複数の前処理液塗布器は、前記搬送方向に交差する紙幅方向に延びて固定された状態で前処理液を記録媒体に塗布するものであってもよい。
さらに、
(3)前記複数の前処理液塗布器は、同一の前処理液を記録媒体に塗布するものであってもよい。
(3)前記複数の前処理液塗布器は、同一の前処理液を記録媒体に塗布するものであってもよい。
さらにまた、
(4)前記複数の前処理液塗布器が記録媒体に前記前処理液を塗布した部分の前記紙幅方向の長さは、前記印字ヘッドが記録媒体にインクを吐出した部分の前記紙幅方向の長さよりも長くてもよい。
(4)前記複数の前処理液塗布器が記録媒体に前記前処理液を塗布した部分の前記紙幅方向の長さは、前記印字ヘッドが記録媒体にインクを吐出した部分の前記紙幅方向の長さよりも長くてもよい。
さらにまた、
(5)前記複数の前処理液塗布器は、滴状の前記前処理液を記録媒体に吐出して塗布するものであってもよい。
(5)前記複数の前処理液塗布器は、滴状の前記前処理液を記録媒体に吐出して塗布するものであってもよい。
さらにまた、
(6)前記複数の前処理液塗布器の解像度と前記印字ヘッドの解像度とは同一であってもよい。
(6)前記複数の前処理液塗布器の解像度と前記印字ヘッドの解像度とは同一であってもよい。
また、上記目的を達成するための本発明の画像形成方法は、所定の搬送方向に搬送中の記録媒体に所定の前処理液を塗布し、続いて、前記前処理液が塗布された記録媒体にインクを吐出して画像を形成する画像形成方法において、
(7)前記前処理液を塗布する複数の前処理液塗布器によって、前記前処理液を複数回塗布することを特徴とするものである。
(7)前記前処理液を塗布する複数の前処理液塗布器によって、前記前処理液を複数回塗布することを特徴とするものである。
ここで、
(8)前記搬送方向に延びて固定された状態の複数の前処理液塗布器によって前記前処理液を記録媒体に塗布するものであってもよい。
(8)前記搬送方向に延びて固定された状態の複数の前処理液塗布器によって前記前処理液を記録媒体に塗布するものであってもよい。
さらに、
(9)前記複数回塗布される前記前処理液は、同一の前処理液であってもよい。
(9)前記複数回塗布される前記前処理液は、同一の前処理液であってもよい。
さらにまた、
(10)前記搬送方向の上流側及び下流側それぞれに前処理液塗布器を配置しておき、前記上流側に配置された前処理液塗布器によって前記前処理液が塗布されなかった部分に、前記下流側に配置された前処理液塗布器が前記前処理液を塗布するようにしてもよい。
(10)前記搬送方向の上流側及び下流側それぞれに前処理液塗布器を配置しておき、前記上流側に配置された前処理液塗布器によって前記前処理液が塗布されなかった部分に、前記下流側に配置された前処理液塗布器が前記前処理液を塗布するようにしてもよい。
さらにまた、
(11)前記前処理液が記録媒体に前記複数回塗布された部分の搬送方向に直交する紙幅方向の長さは、前記印字ヘッドが記録媒体にインクを吐出した部分の前記紙幅方向の長さよりも長くてもよい。
(11)前記前処理液が記録媒体に前記複数回塗布された部分の搬送方向に直交する紙幅方向の長さは、前記印字ヘッドが記録媒体にインクを吐出した部分の前記紙幅方向の長さよりも長くてもよい。
さらにまた、
(12)前記前処理液は、滴状となって記録媒体に吐出されて塗布されるものであってもよい。
(12)前記前処理液は、滴状となって記録媒体に吐出されて塗布されるものであってもよい。
さらにまた、
(13)前記滴状となった前処理液を記録媒体に吐出する前処理液塗布器の解像度と前記印字ヘッドの解像度とは同一であってもよい。
(13)前記滴状となった前処理液を記録媒体に吐出する前処理液塗布器の解像度と前記印字ヘッドの解像度とは同一であってもよい。
ここで、本発明で使用する前処理液について説明する。本発明で使用する前処理液には、少なくともカチオン性物質が含有されている。使用されるカチオン性物質は、(1)低分子量のカチオン性化合物、或いは(2)高分子量のカチオン性化合物であればよいが、より好ましくは、(3)GPCを使用して測定したカチオン性物質の分子量分布のピークが、分子量1,000以下の領域及び1,500以上10,000以下の領域に少なくとも1つずつ存在するカチオン性化合物が使用される。
上記(1)の低分子量のカチオン性化合物の具体例としては、例えば、1級、2級及び3級アミン塩型の化合物、具体的にはドデシルアミン、ヤシアミン、ステアリルアミン、ロジンアミン等の塩酸塩、酢酸塩等;第4級アンモニウム塩型の化合物、具体的には、ドデシルトリメチルアンモニウムクロライド、ドデシルベンジルトリメチルクロライド、ドデシルジメチルベンジルアンモニウムクロライド、ステアリルトリメチルアンモニウムクロライド、ベンジルトリブチルアンモニウムクロライド、塩化ベンザルコニウム、セチルトリメチルアンモニウムクロライド等;ピリジニウム塩型化合物、具体的にはセチルピリジニウムクロライド、セチルピリジニウムブロマイド等;イミダゾリン型カチオン性化合物、具体的には2−ヘプタデセニル−ヒドロキシエチルイミダゾリン等;高級アルキルアミンのエチレンオキシド付加物、具体的にはジヒドロキシエチルステアリルアミン等が挙げられる。
更に本発明では、この場合に、あるpH領域においてカチオン性を示す両性界面活性剤も使用することが出来る。より具体的には、アミノ酸型両性界面活性剤;R−NH−CH2−CH2−COOH型の化合物;ベタイン型の化合物、具体的には、ステアリルジメチルベタイン、ドデシルジヒドロキシエチルベタイン等のカルボン酸塩型両性界面活性剤の他、硫酸エステル型、スルホン酸型、燐酸エステル型等の両性界面活性剤等が挙げられる。勿論、これらの両性界面活性剤を使用する場合には、それらの等電点以下のpHになる様に処理液を調整するか、記録媒体上でインクと混合した場合に該等電点以下のpHになる様に調整するかの何れかの方法をとる必要がある。以上、低分子量のカチオン性化合物の例を挙げたが、本発明で使用することの出来る化合物は必ずしもこれらに限定されないことは言うまでもない。
上記(2)の高分子量のカチオン性化合物の具体例としては、例えば、ポリアリルアミン、ポリアミンスルホン、ポリビニルアミン、キトサン、及びこれらの塩酸或いは酢酸等の酸による中和物又は部分中和物を挙げることが出来るが、勿論これらに限定されるわけではない。
本発明においては、上記の高分子量のカチオン性化合物として、高分子量のノニオン性化合物の一部をカチオン化した化合物を用いてもよい。この様なものとしては、具体的には、ビニルピロリドンとアミノアルキルアルキレート4級塩との共重合体、アクリルアマイドとアミノメチルアクリルアマイド4級塩との共重合体等を挙げることが出来るが、勿論これらの化合物に限定されないことは言うまでもない。更に、上述した高分子物質及びカチオン性の高分子物質は水溶性であれば申し分ないが、ラテックスやエマルジョンの様な分散体であっても構わない。
以下、上記(3)に挙げたカチオン性化合物について具体的に説明する。分子量分布のピークが分子量1,000以下の領域にあるカチオン性化合物としては、上記の(1)で挙げた低分子量のカチオン性化合物の中から適宜選択して使用することが出来る。尚、本発明において、分子量分布のピークが分子量1,000以下の低分子量のカチオン性化合物としては、分子量の分布においては単分散に近いものが多く使用出来る。分子量の分布がない化合物については、通常の化学式から求められる分子量を分子量分布のピークの位置と考える。
分子量分布のピークが分子量1,500以上10,000以下の領域にあるカチオン性化合物としては、(2)で既述した高分子量のカチオン性化合物の中から適宜に選択して使用することが出来る。この分子量分布のピークが分子量1,500以上10,000以下の領域にある高分子量のカチオン性化合物、例えば、高分子量のポリアリルアミンの本発明における作用及び効果については既述の通りである。即ち、処理液とインクとの反応の第2段階として、高分子量のカチオン性化合物は、染料又は顔料インク中のアニオン性化合物と低分子量のカチオン性化合物との会合体又は顔料の凝集体を分子中に吸着せしめてこれらのサイズを更に大きくすることにより、記録媒体である記録紙の繊維の隙間にそれらを入り込みにくくし、固液分離した液体部分のみを該記録紙中に浸み込ませることで印字品位と定着性の両立を達成させる。尚、この場合、分子量分布のピークが、分子量1,500以上10,000以下の領域に少なくとも1つ存在する高分子量のカチオン性化合物であれば、上記の本発明の効果は十分に発揮される。これらのカチオン性化合物は処理液中に1〜10重量%、好ましくは1〜5重量%の範囲で用いる。
本発明に使用可能インクは、直接染料、酸性染料、食用染料、塩基性染料、反応性染料、分散染料、建染染料、可溶性建染染料、反応分散染料、油性染料、顔料が挙げられる。使用する用途にあわせて、安全性の面から水性のインクが好ましく、耐候性を考慮した場合には、水性の顔料インクがより好ましい。これらの記録剤の含有量は液媒体成分の種類、インクに要求される特性等に依存して決定されるが、一般的にはインク全重量に対して0.2〜20重量%、好ましくは0.5〜10重量%、より好ましくは1〜5重量%を占める割合である。本発明で使用可能な有機溶剤としては、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド等のアミド類、アセトン、ジアセトンアルコール等のケトン又はケトアルコール類、テトラヒドロフラン、ジオキサン等のエーテル類、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、テトラエチレングリコール、ジプロピレングリコール、トリプロピレングリコール、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール等のオキシエチレン又はオキシプロピレン付加重合体、エチレングリコール、プロピレングリコール、トリメチレングリコール、ブチレングリコール、1,2,6−ヘキサントリオール、ヘキシレングリコール等のアルキレングリコール類、チオジグリコール、グリセリン、エチレングリコールモノメチル(又はエチル)エーテル、ジエチレングリコールモノメチル(又はエチル)エーテル、トリエチレングリコールモノメチル(又はエチル)エーテル等の多価アルコールの低級アルキルエーテル類、トリエチレングリコールジメチル(又はジエチル)エーテル、テトラエチレングリコールジメチル(又はジエチル)エーテル等の多価アルコール類の低級ジアルキルエーテル類、スルホラン、N−メチル−2−ピロリドン,1,3−ジメチル−2−イミダゾリジノン等が挙げられる。上記有機溶剤の含有量は、一般にはインクの全重量に対して1〜50重量%、好ましくは2〜30%の範囲である。上記のごとき有機溶剤は単独でも混合物としても使用できるが、最も好ましい液媒体組成は、水と1種以上の有機溶剤からなり、該溶剤が少なくとも1種以上の水溶性高沸点溶剤、例えば、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、グリセリン等の多価アルコールを含有するものである。また、顔料を分散するための樹脂、中和剤等を含んでいてもよい。
本発明によれば、複数の前処理液塗布器のうちのいずれかに不具合が生じて、記録媒体に前処理液を一様に塗布できないことにより前処理液のむらが生じても、他の前処理液塗布器によってむらを無くすように前処理液が塗布される。従って、複数の前処理液塗布器によって記録媒体には一様に前処理液が塗布されることとなり、一様に前処理液が塗布された記録媒体にインクが吐出されて画像が形成されるので、高画質の画像が得られる。
本発明は、色材を不溶化する前処理液をダンボールなどの記録媒体に塗布した後に画像を形成する印刷装置に実現された。
図1と図2を参照して、本発明の画像形成装置の一例を説明する。
図1は、本発明の画像形成装置の一例である印刷装置の概略構成を示す側面図である。図2は、図1の印刷装置を示す斜視図である。
印刷装置10には、ダンボールなどの記録媒体Pにインクを吐出して画像を形成する印字ヘッド21、22、23、24が搭載された印字ヘッドユニット20と、記録媒体Pに前処理液を吐出する2つの前処理液塗布器31、32と、記録媒体Pを矢印A方向(記録媒体搬送方向)に搬送する搬送ユニット40が備えられている。印字ヘッド21はブラックのインクを吐出し、印字ヘッド22はシアンのインクを吐出し、印字ヘッド23はマゼンタのインクを吐出し、印字ヘッド24はイエローのインクを吐出する。印字ヘッドユニット20は、各印字ヘッド21〜24をキャップ位置、印字位置、ワイプ位置に移動させるヘッド昇降モータ(図示せず)、各印字ヘッド21〜24のインク吐出面に付着した埃や残滴を払拭するワイパーブレード、各印字ヘッド21〜24を密閉するためのキャッピング機構等を備えている。印字ヘッドユニット20は板状のエンジンベース28に固定されており、このエンジンベース28と共に上下動(昇降)する。
搬送ユニット40は、記録媒体が印字ヘッドユニット20の下方を通過するように4本の搬送ベルト42を備えている。搬送ベルト42は、従動ローラ44、45、46とエンコーダローラ47、駆動ローラ48とに掛け渡されている。搬送ベルト42にはテンショナ49によって張力が与えられている。また、この搬送ベルト42は、駆動モータ50よって周回運動するタイミングベルト53が駆動ローラ48を回転させることによって、記録媒体搬送方向(矢印A方向)に周回運動するように構成されている。
印字ヘッドユニット20が固定されたエンジンベース28は長方形状のものであり、その四隅はナット52に固定されている。これらナット52はねじ軸54に嵌め込まれており、ねじ軸54が回転することによりナット52は上下動する。4本のねじ軸54(図では2本のみを示す)の下部にはスプロケット56が固定されており、これら4つのスプロケット56にはチェーン58が掛け渡されている。このチェーン58を駆動モータ(図示せず)で回転させることによってねじ軸54が同期回転し、エンジンベース28と共に印字ヘッドユニット20が上下動する。
印刷装置10の印字ヘッド21、22、23、24、前処理液塗布器31、32、及び搬送ユニット40には、図2に示すように、これらに印刷データ、動作開始、終了コマンド等を送信する情報処理装置12がUSBケーブル14によって接続されており、印刷データ、動作開始、終了コマンド等が印字ヘッド21等に転送される。また、情報処理装置12と搬送ユニット40は記録媒体Pの頭出しや、搬送速度と印刷を同期させるための信号を、USBケーブル14を介して授受する。
2つの前処理液塗布器31、32は、搬送方向(矢印A方向)に並んだ同一形状のものであり、搬送方向に直交する紙幅方向(矢印B方向)に延びて固定された状態で前処理液を記録媒体Pに塗布する。2つの前処理液塗布器31、32のいずれかに不具合が生じて、記録媒体Pに前処理液を一様に塗布できないことにより前処理液のむらが生じても、他方の前処理液塗布器によってむらを無くすように記録媒体Pに前処理液が塗布される。従って、前処理液塗布器31、32によって記録媒体Pには一様に前処理液が塗布されることとなり、一様に前処理液が塗布された記録媒体Pにインクが吐出されて画像が形成されるので、高画質の画像が得られる。なお、前処理液塗布器を3つ以上配置してもよい。3つ以上の前処理液塗布器を配置する場合も、これらを搬送方向に並べて配置する。また、前処理液塗布器31、32は、前処理液が貯められた前処理液タンク33に接続されている。前処理液塗布器31、32は滴状の前処理液を記録媒体に吐出して塗布する、インクジェット方式のものである。従って、塗布量の調整や塗布部分を画像形成領域(印刷部)だけに限定できる。ここでは、前処理液塗布器31、32は同一の前処理液を記録媒体Pに塗布するものとしたが、異なる前処理液を記録媒体Pに塗布するように構成してもよい。同一の前処理液を記録媒体Pに塗布する場合は、同一の前処理液が記録媒体Pに複数回塗布されるので、印刷物の均一性が得られ、より高画像濃度の記録物(画像)を得られる。
また、前処理液塗布器31、32が記録媒体Pに前処理液を塗布した部分の紙幅方向の長さは、印字ヘッド21、22、23、24が記録媒体Pにインクを吐出した部分の紙幅方向の長さよりも長い。このため、印字ヘッド21、22、23、24から吐出されたインクは全て、記録媒体Pのうち前処理液が塗布された部分に着弾するので、良好な画像が形成されることとなる。さらに、インクジェット方式の前処理液塗布器31、32の解像度は、印字ヘッド21、22、23、24の解像度と同一である。しかし、これらを異なる解像度にしてもよい。
印字ヘッド21、22、23、24はそれぞれ、インクタンク21a、22a、23a、24aにチューブ21b、22b、23b、24bを介して接続されており、各印字ヘッド21、22、23、24にはそれぞれインクタンク21a、22a、23a、24aからインクが供給される。なお、各印字ヘッド21、22、23、24は、画像形成動作時ではないときは、キャッピング機構(図示せず)によってキャップされており、これにより、インクを吐出するノズル(インク吐出口)の乾燥、目詰まり等が防止される。また、記録媒体Pが搬送されるメディアステージ(図示せず)の下部には、厚紙等の記録媒体Pを真空ポンプ等で搬送ベルト42に吸着する吸着機構(図示せず)を備える場合もある。
上記した前処理液塗布器31、32を用いて記録媒体Pに前処理液を塗布して画像形成する画像形成方法について、図3と図4を参照して説明する。
図3(a)は、比較例の画像形成方法の塗布工程を示す模式図であり、(b)は、本発明の画像形成方法の塗布工程を示す模式図である。図4は、他の塗布工程を示す模式図である。
比較例の画像形成方法では、インクジェット方式で前処理液を吐出する一台の前処理液塗布器31のみで記録媒体Pに前処理液を塗布する。この場合、前処理液塗布器31の複数のノズルの一部が詰るなどの不具合によって、例えば中央部31xに前処理液が塗布されないおそれがある。このような記録媒体Pに、色材を含むインクジェット用インクを吐出して画像を形成した場合、前処理液が塗布されていない中央部31xだけインクのむらや、滲みが生じてしまう。
一方、2つの前処理液塗布器31、32を用いて記録媒体Pに前処理液を塗布する場合、図3(b)に示すように、前処理液塗布器31の複数のノズルの一部が詰るなどの不具合によって、例えば中央部31xに前処理液が塗布されない事態が生じても、前処理液塗布器31よりも搬送方向(矢印A方向)下流側に配置された前処理液塗布器32が記録媒体Pに再び前処理液を塗布するので、中央部31xには前処理液が塗布されることとなる。このため、前処理液塗布器31の不具合が補完されることとなり、画像品質の低下が防止される。
図4に示す他の塗布工程では、前処理液塗布器32よりも搬送方向上流側に位置する前処理液塗布器31の不具合ノズル(不吐ノズル)の情報を、前処理液塗布器31に内蔵されたEEPROMなどの不揮発性メモリーに予め書き込んでおくことにより、前処理液塗布器31aの不吐ノズルに対応する部分(ここでは、中央部31x)のみに前処理液塗布器32から前処理液を吐出して前処理液塗布器31を補完できる。このように補完した場合は、図3(b)の場合とは異なり、不吐部(ここでは、中央部31x)だけに前処理液塗布器32から前処理液を吐出するので、記録媒体Pの全体では一様に前処理液が塗布されることとなり、むらのない印刷画像が得られる。さらに、前処理液を複数の前処理液塗布器で分割して塗付することにより各前処理液塗布器の各ノズルに固有の吐出方向の寄れに起因する印刷不良を改善できる。
図5を参照して、本発明の実施例2を説明する。
図5は、実施例2の印刷装置を示す斜視図である。図5では、図2に示す構成要素と同一の構成要素には同一の符号が付されている。
実施例2の印刷装置110では、前処理液を記録媒体Pに塗布する塗布手段として、ロール131、132を用いた。即ち、孔版印刷方法、オフセット印刷方法、グラビア印刷方法、フレキソ印刷方法などと同様のロールコータによって前処理液を記録媒体Pに塗布する。なお、記録媒体Pの表面に前処理液を塗布できる方法であればこれに限らない。
図6を参照して、本発明の実施例3を説明する。
図6は、実施例3の印刷装置を模式的に示す上面図である。
実施例3の印刷装置210は、幅の広い記録媒体であっても前処理液を一様に塗布できる前処理液塗布器ユニット220と、記録媒体の画像形成領域(画像の形成される部分)にインクを吐出する印字ヘッドユニット230を備えている。前処理液塗布器ユニット220は、搬送方向(矢印A方向)に並んだ前処理液塗布器31、32を2組備えている。一組の前処理液塗布器31、32は、図6の紙面では紙幅方向(矢印B方向)の左側に位置しており、他の組の前処理液塗布器31、32は、一組の前処理液塗布器31、32よりも搬送方向下流側であって、図6の紙面では紙幅方向の右側に位置している。
上記の一組の前処理液塗布器31、32に対応する印字ヘッド21、22、23、24が、図6の紙面では紙幅方向(矢印B方向)の左側に位置しており、一組の前処理液塗布器31、32によって前処理液が塗布された部分に印字ヘッド21、22、23、24からインクが吐出される。同様に、上記の他の組の前処理液塗布器31、32に対応する印字ヘッド21、22、23、24が、図6の紙面では紙幅方向(矢印B方向)の右側に位置しており、他の組の前処理液塗布器31、32によって前処理液が塗布された部分に印字ヘッド21、22、23、24からインクが吐出される。
以上のように2組の前処理液塗布器31、32と、2組の印字ヘッド21、22、23、24を配置することにより、幅の広い記録媒体であっても高画質の画像を形成できる。
図7を参照して、本発明の実施例4を説明する。
図7は、実施例4の印刷装置を模式的に示す上面図である。
実施例4の印刷装置310は、幅の広い記録媒体であっても前処理液を一様に塗布できる前処理液塗布器ユニット320と、記録媒体の画像形成領域(画像の形成される部分)にインクを吐出する印字ヘッドユニット330を備えている。前処理液塗布器ユニット320は、搬送方向(矢印A方向)に並んだ前処理液塗布器31、32を2組備えている。一組の前処理液塗布器31、32は、図7の紙面では紙幅方向(矢印B方向)の左側に位置しており、他の組の前処理液塗布器31、32は、一組の前処理液塗布器31、32と搬送方向の同じ位置であって、図7の紙面では紙幅方向の右側に位置している。
上記の一組の前処理液塗布器31、32に対応する印字ヘッド21、22、23、24が、図7の紙面では紙幅方向(矢印B方向)の左側に位置しており、一組の前処理液塗布器31、32によって前処理液が塗布された部分に印字ヘッド21、22、23、24からインクが吐出される。同様に、上記の他の組の前処理液塗布器31、32に対応する印字ヘッド21、22、23、24が、図7の紙面では紙幅方向(矢印B方向)の右側に位置しており、他の組の前処理液塗布器31、32によって前処理液が塗布された部分に印字ヘッド21、22、23、24からインクが吐出される。
以上のように2組の前処理液塗布器31、32と、2組の印字ヘッド21、22、23、24を配置することにより、幅の広い記録媒体であっても高画質の画像を形成できる。
図8を参照して、本発明の実施例5を説明する。
図8は、実施例5の印刷装置を模式的に示す上面図である。
実施例5の印刷装置410は、幅の広い記録媒体であっても前処理液を一様に塗布できる前処理液塗布器ユニット420と、記録媒体の画像形成領域(画像の形成される部分)にインクを吐出する印字ヘッドユニット430を備えている。前処理液塗布器ユニット420は、搬送方向(矢印A方向)に並んだ前処理液塗布器31、32を2組備えている。一組の前処理液塗布器31、32は、図8の紙面では紙幅方向(矢印B方向)の左側に位置しており、他の組の前処理液塗布器31、32は、一組の前処理液塗布器31、32からは搬送方向のやや下流側にずれた位置であって、図8の紙面では紙幅方向の右側に位置している。
上記の一組の前処理液塗布器31、32に対応する印字ヘッド21、22、23、24が、図8の紙面では紙幅方向(矢印B方向)の左側に位置しており、一組の前処理液塗布器31、32によって前処理液が塗布された部分に印字ヘッド21、22、23、24からインクが吐出される。同様に、上記の他の組の前処理液塗布器31、32に対応する印字ヘッド21、22、23、24が、図8の紙面では紙幅方向(矢印B方向)の右側に位置しており、他の組の前処理液塗布器31、32によって前処理液が塗布された部分に印字ヘッド21、22、23、24からインクが吐出される。
以上のように2組の前処理液塗布器31、32と、2組の印字ヘッド21、22、23、24を配置することにより、幅の広い記録媒体であっても高画質の画像を形成できる。
図9を参照して、前処理液を塗布するパターンの例を説明する。
図9(a)は、搬送方向に分割した部分に前処理液を塗布する例を示す模式図であり、(b)は、千鳥状に分割した部分に前処理液を塗布する例を示す模式図である。いずれの塗布方法であっても各前処理液塗布器では、100%Dutyの塗付を行っている(全てのノズルから前処理液を吐出している)。
ここでは、図2に示すように、搬送方向に並んだ2つの前処理液塗布器31、32を用いて前処理液を吐出するとする。図9(a)に示す例では、先ず、搬送方向上流側に位置する前処理液塗布器31を用いて、(a−1)に示すように、第1塗布部分31−1に前処理液を吐出して塗布する。前処理液塗布器31よりも搬送方向下流側に位置する前処理液塗布器32を用いたときは、(a―2)に示すように、第2塗布部分32−1に前処理液が吐出されて塗布される。従って、前処理液塗布器31で前処理液を塗布し、続いて、前処理液塗布器32で前処理液を塗布することにより、(a―3)に示すように、記録媒体に一様に前処理液が塗布されることとなる。
図9(b)に示す例では、先ず、搬送方向上流側に位置する前処理液塗布器31を用いて、(b−1)に示すように、第1塗布部分31−1に前処理液を吐出して塗布する。前処理液塗布器31よりも搬送方向下流側に位置する前処理液塗布器32を用いたときは、(b―2)に示すように、第2塗布部分32−1に前処理液が吐出されて塗布される。従って、前処理液塗布器31で前処理液を塗布し、続いて、前処理液塗布器32で前処理液を塗布することにより、(b―3)に示すように、記録媒体に一様に前処理液が塗布されることとなる。なお、本発明における塗付パターンは上記のものに限定されるものではない。
10,110,210,310,410 印刷装置
31,32 前処理液塗布器
21,22,23,24 印字ヘッド
31,32 前処理液塗布器
21,22,23,24 印字ヘッド
Claims (13)
- 所定の搬送方向に搬送中の記録媒体に所定の前処理液を塗布する前処理液塗布器と、前記前処理液が塗布された記録媒体にインクを吐出する印字ヘッドとを備えた画像形成装置において、
前記前処理液塗布器は、前記搬送方向に並んだ複数のものであることを特徴とする画像形成装置。 - 前記複数の前処理液塗布器は、前記搬送方向に交差する紙幅方向に延びて固定された状態で前処理液を記録媒体に塗布するものであることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記複数の前処理液塗布器は、同一の前処理液を記録媒体に塗布するものであることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
- 前記複数の前処理液塗布器が記録媒体に前記前処理液を塗布した部分の前記紙幅方向の長さは、前記印字ヘッドが記録媒体にインクを吐出した部分の前記紙幅方向の長さよりも長いことを特徴とする請求項1,2,又は3に記載の画像形成装置。
- 前記複数の前処理液塗布器は、滴状の前記前処理液を記録媒体に吐出して塗布するものであることを特徴とする請求項1から4までのうちのいずれか一項に記載の画像形成装置。
- 前記複数の前処理液塗布器の解像度と前記印字ヘッドの解像度とは同一であることを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
- 所定の搬送方向に搬送中の記録媒体に所定の前処理液を塗布し、続いて、前記前処理液が塗布された記録媒体にインクを吐出して画像を形成する画像形成方法において、
前記前処理液を塗布する複数の前処理液塗布器によって、前記前処理液を複数回塗布することを特徴とする画像形成方法。 - 前記搬送方向に延びて固定された状態の複数の前処理液塗布器によって前記前処理液を記録媒体に塗布するものであることを特徴とする請求項7に記載の画像形成方法。
- 前記複数回塗布される前記前処理液は、同一の前処理液であることを特徴とする請求項7又は8に記載の画像形成方法。
- 前記搬送方向の上流側及び下流側それぞれに前処理液塗布器を配置しておき、前記上流側に配置された前処理液塗布器によって前記前処理液が塗布されなかった部分に、前記下流側に配置された前処理液塗布器が前記前処理液を塗布することを特徴とする請求項7,8,又は9に記載の画像形成方法。
- 前記前処理液が記録媒体に前記複数回塗布された部分の搬送方向に直交する紙幅方向の長さは、前記印字ヘッドが記録媒体にインクを吐出した部分の前記紙幅方向の長さよりも長いことを特徴とする請求項7から10までのうちのいずれか一項に記載の画像形成方法。
- 前記前処理液は、滴状となって記録媒体に吐出されて塗布されるものであることを特徴とする請求項7から11までのうちのいずれか一項に記載の画像形成方法。
- 前記滴状となった前処理液を記録媒体に吐出する前処理液塗布器の解像度と前記印字ヘッドの解像度とは同一であることを特徴とする請求項12に記載の画像形成方法。
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JP2005180360A JP2007001023A (ja) | 2005-06-21 | 2005-06-21 | 画像形成装置及び画像形成方法 |
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JP2005180360A JP2007001023A (ja) | 2005-06-21 | 2005-06-21 | 画像形成装置及び画像形成方法 |
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Cited By (2)
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JP2012131102A (ja) * | 2010-12-21 | 2012-07-12 | Brother Industries Ltd | 記録装置、制御装置、及びプログラム |
US8794754B2 (en) | 2010-12-21 | 2014-08-05 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Recording apparatus |
-
2005
- 2005-06-21 JP JP2005180360A patent/JP2007001023A/ja not_active Withdrawn
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