JP2006526852A - 証券取引シミュレーション - Google Patents

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Abstract

実際のまたは見込み市場データを使って証券の一連のシミュレート証券取引を実行して証券のシミュレートした取引価格の分布を得ることのできる証券取引シミュレーション方法およびシステム。シミュレート取引価格の分布は、実際の取引の質の測定、証券について得ることのできる好機の見積もり、デリバティブ証券の適正価格の見積もり、または証券のボラリティおよびモメンタム挙動を特徴づけることをはじめとする多数の方法に使うことができる。

Description

本発明は証券取引に関し、特に証券取引シミュレータの提供および用途に関する。
証券トレーダーはある数量の証券の取引の注文を受け、これらの注文に応じて、トレーダーはある期間にわたって行われる1つ以上のトランザクションで証券を売買する。例えば、トレーダーは50,000株のIBM株購入の注文を受けたとき、これを1日の取引日にわたってさまざまな株数でさまざまな価格の異なる10のトランザクションに分けて実行し得る。取引日の終わりに、トレーダーは50,000株をある一株当り平均価格で得ることになる。
注文についてトレーダーが得た価格の質を測定することはしばしば役立つ。証券取引業界では、1つ以上の約定した発注のパフォーマンスの評価指標を提供するさまざまなツールが使われている。約定した発注のパフォーマンスを測定する1つの方法として、トレーダーがその注文を発注した期間中、またはその発注が実行された取引日終日にわたって実際の取引価格を証券の売買高加重平均株価(VWAP)と比較することがあげられる。VWAPはすべての取引の合計ドル値を株の全売買高で割り算することでもっとも簡単に計算される。約定した発注のパフォーマンスを測定する他の方法は、実際の取引価格と、トレーダーがその発注を受け取ったときの証券の市場価格とを比較することである。この市場価格は発注が受けられた直前のその証券のトランザクションにおける証券の価格である場合がある。あるいは、市場価格は発注が受けられる前のある期間におけるその証券の平均価格、例えば、発注が受けられる前の5分間の平均価格である場合がある。取引の質を評価するさらに他の方法としては、取引価格を当該日の証券の始値または終値と比較することが挙げられる。これらの各技術は、約定した発注のパフォーマンスのある程度の評価指標を提供するものの、取引期間中に発生する、市場モメンタムの実行パフォーマンスおよびボラティリティの影響を把握していない。
以下により詳細に記載した証券取引シミュレータは約定した取引をシミュレートし取引の質を測定する他の方法を提供する。かかる取引シミュレータはモメンタムおよびボラティリティの影響を明らかにし、これにより取引の質のより現実的な評価指標を提供し得る。しかしながら、証券取引シミュレータはベンチマークツールとしての用途に限られるわけではなく、多数の異なる方法でも使うことができる。例えば、証券取引シミュレータは取引が行われる前に好機およびリスクを予測することやデリバティブの評価に利用できる。
1つの側面において本発明は、ある時間間隔Tにおける取引量Vでの証券取引をシミュレートする方法において、市場データのプールから、各々が時間間隔T中においてある価格である取引量の証券についての1以上の実際のまたは見込まれるトランザクションを反映した複数の市場データのうちの1つを選択する工程と、選択された市場データに反映された取引量の一部またはすべてを、取引量Vを超えないように累積取引量に追加する工程と、累積取引量を取引量Vと比較する工程を備えることを特徴とする。もし比較により累積取引量が取引量V未満であることが明らかとなれば、累積取引量が取引量Vに等しくなるまで、データの選択工程と累積取引量に追加する工程が繰り返される。いったん累積取引量が取引量Vに等しくなると、その累積取引量の価格を表わすシミュレート取引価格が記録される。
様々な実施態様は次の特徴のうちの1つ以上を備え得る。証券の取引をシミュレートする方法はさらに、停止条件が満たされるまで、市場データの選択工程、累積取引量に追加する工程、累積取引量を取引量Vと比較する工程、およびシミュレート取引価格を記録する工程を繰り返す工程をさらに備え得る。複数の市場データの選択はデータのプールから無作為に選択されるかまたはなんらかの他の手段によって、例えば、決定論的選択アルゴリズムによって選択され得る。もし無作為な選択を使用する場合は、この無作為な選択は均一であるか(すなわちプールにあるデータの各々が選択されるチャンスが等しい)、または1つの市場データを選択する相対的な可能性を記載しているなんらかの加重機能を介して行われ得る。
市場データのプールは個別の呼値(指し値)、個別のティック、またはティックや呼値の集合を備え得る。シミュレーションが実行される期間は1取引日にわたるか、取引日の一部であるか、1取引日よりも長いか、または複数の取引日のうちの一部であり得る。シミュレーションが実行され得る対象の証券はなんらかの特定のタイプに制限されるわけではなく、株、債券、デリバティブ、商品、または外国為替レートであり得る。
本方法は選択された市場データの各々の取引量中の無作為の一部(フラクション)だけを選択し得る。この無作為フラクションは最小値や最大値であり得る(例えば0と1との間)。最小のフラクション値は取引間隔Tにわたって得られる全取引量に対するシミュレート取引の取引量Vの比に従って決定できる。本方法は、それぞれの市場データが選択された後、選択された市場データをプールから取り除く工程を備え得る。本方法はシミュレート取引価格を累積取引量一株当りの売買高加重平均価格として、または累積取引量についての総価格などの他の方法で表現し得る。
本方法はまた所定数のシミュレート取引価格を使ってシミュレート取引価格分布を形成し、シミュレート取引価格分布でさまざまな分析的な計算を行う工程も備え得る。例えば、本方法は実際の取引価格をシミュレート取引価格分布と比較し、シミュレート取引価格分布と比較して実際の証券取引のパフォーマンスの評価指標を決定し得る。本方法はまたシミュレート取引価格分布の好機を計算することもあり、シミュレート取引によって生成されたシミュレート取引価格分布にデリバティブのペイオフを統合することによってデリバティブの適正価格の評価指標を生成することもある。
他の側面では、本発明は、(i)シミュレート取引を行うべき証券、シミュレート取引の所望の取引量、およびシミュレート取引が発生すべき期間を識別する入力を受け取る工程と、(ii)複数の市場データのプールを作成する工程であって、市場データの各々はその市場データによって表わされる証券の取引量を識別する情報、およびその市場データの価格を識別する情報を有している工程と、(iii)プールから市場データを1つ選択する工程と、(iv)選択された市場データによって表わされる証券の取引量を識別する情報に基づいて累積取引量を記録する工程であって、前記記録された累積取引量は所望の取引量を超えることはない工程と、(v)累積取引量を取引の所望の取引量と比較して、もし累積取引量が所望の取引量未満であれば、累積取引量が所望の取引量に等しくなるまで、データを選択する工程と累積取引量を記録する工程とを繰り返す工程を備える、証券取引をシミュレートする方法を特徴とする。本方法は、いったん累積取引量が所望の取引量に等しくなると無作為に選択された市場データの各々について、その市場データが取引された価格を識別する情報に基づいたシミュレート取引価格を記録する。
様々な実施態様は以下の特徴の1つ以上を備え得る。本方法は、所定の条件が満たされる(すなわち所定数のシミュレート取引価格が記録される)まで、市場データを選択する工程、累積取引量を記録する工程、累積取引量を所望の取引量と比較する工程、及びシミュレート取引価格を記録する工程を繰り返す工程を備え得る。
本方法は、1回目と2回目との間で発生する実際のまたは見込まれるトランザクションを反映する複数の市場データから複数の市場データのプールを形成する工程と、複数の市場データのプールを、2回目の後に発生する実際のまたは見込みトランザクションを反映する複数の市場データで連続的に更新する工程を備え得る。複数の市場データは個別のまたは集まったティックまたは呼値であり得る。
複数のデータを選択するのに使われる選択技術は無作為または決定論的であり得る。累積取引量に記録されたそれぞれの選択された市場データの取引量はそれぞれの選択された市場データの全取引量であるかそのフラクションであり得る。累積取引量に記録されたそれぞれの市場データのフラクション取引量は最小や最大金額の間であり得る(例えば0と1の間)無作為の一部であり得る。
本方法は選択された市場データそれぞれを、それが選択された後プールから取り除き得る。本方法はさらに、市場データそれぞれがプールから取り除かれた後、市場データのプールがなんらかの市場データを含んでいるかどうかを決定し得る。もし市場データのプールが市場データを全く含んでいなければ、本方法は取り除かれた市場データをすべてプールに返却して累積取引量をゼロに設定し、所定の条件が満たされるまで市場データを選択する工程と、累積取引量を記録する工程と、累積取引量を所望の取引量と比較する工程と、シミュレート取引価格を記録する工程を繰り返し得る。
本方法は、複数の証券の実際のトランザクションを表すティックを含む1つ以上のデータベースにアクセスする工程と、識別された証券の実際のトランザクションを表すティックを識別する工程と、識別されたティックから複数の市場データのプールを形成する工程を備え得る。本方法は、所定のしきい値を上回ったり下回るトランザクションを表すティックをフィルタリングで取り除く工程と、または時間間隔中に記録されたティックを集める工程を備え得る。
他の側面では、本発明は証券Sを伴う複数の実際の取引を反映する記録された市場データを使って取引量Vで証券Sの複数のシミュレート証券取引を実行して取引量Vで所定数の証券Sのシミュレート価格を得る工程と、取引高Vで証券Sのシミュレート価格を使ってシミュレート取引価格分布を形成する工程を備える、証券トランザクションをシミュレートするための方法を特徴とする。
様々な実施態様は以下の特徴の1つ以上を備え得る。本方法はさらに、シミュレート取引価格分布を証券Sの実際の取引価格と比較する工程と、シミュレート取引価格分布と比較して実際の取引価格の評価指標を生成する工程を備え得る。シミュレート取引価格分布と比較した実際の取引価格の評価指標は、例えば、シミュレート取引が実際の取引よりもよい価格を得るであろう可能性、またはシミュレート取引価格分布の平均価格と実際の価格との関係を反映する取引の費用であり得る。
本方法はさらに、シミュレート取引価格分布の幅を検討して、取引案で得られる見積もり好機を決定する工程を備え得る。シミュレート取引価格分布の幅は分布の総幅またはそのいくらかの部分(例えば、標準偏差)であり得る。本方法はさらに、現物の取引価格に左右されるデリバティブ証券の適正価格を見積もる工程も備え得る。
本発明の実施態様の詳細は添付の図面および以下の説明に記載されている。本発明の他の特徴、目的、および利点は説明および図面から、および特許請求の範囲から明白になるであろう。
添付の図面中において同様の参照符号は同様の構成要素を示す。
図1に示すように、ネットワーク化コンピュータシステム100は、ネットワーク106を介してデータベース104と通信する数台のトレーダー端末102a〜102dを備える。データベース104は、1つ以上の取引市場で行われた各証券取引についての市場印刷物(または「ティック」)を備えている。ティックはそれぞれ、取引された証券の識別、取引量(売買高、volume)、取引の価格、およびその証券が取引された時間などの取引についての情報を含む。例えば、もしニューヨーク証券取引所が一株当り100ドルの価格で5,000株のIBM株の取引をこなした場合、この情報を持つデータベース104にティックが記録される。例えば、株、債券、商品、デリバティブなどのさまざまな証券の取引を、データベース104に記録されたこれらのティックを使ってシミュレートする証券取引シミュレータ(図示せず)が各端末102a〜102dに存在する。
図2に示すように、証券取引シミュレータ200はトレーダーから次の3つの入力を受信する。
(1)シミュレーションを実行すべき証券の識別(ブロック202)、
(2)所望の取引時間枠、これはシミュレーションを実行すべき時間間隔にあたる(ブロック204)、および
(3)シミュレーションを実行すべき証券の数量(ブロック206)。
シミュレータ200はいったんこの入力を受信すると、そのシミュレータがその取引シミュレーションで使うであろう市場データのプールを作成する(ブロック208)。市場データのプールは取引データベース104(図1に図示)に格納されているティックから作成される。一実施態様では、市場データのプールは、所望の取引時間枠にわたって記録された目標証券についての、取引データベースに格納されたすべてのティックを単に集めたものである。他の実施態様では、市場データのプールは固定の時間間隔における「価格区分」(price bins)を集めたものであり、その各々は固定の時間間隔におけるティックの売買高加重平均株価を表わすものである。例えば、もし時間間隔が3分と定義された場合、価格区分は3分間の取引間隔中で取引されたティックの売買高加重平均であってもよい。もし取引水平間隔が取引日終日、例えば午前9時半から午後4時までであり、区分間隔が3分間と定義された場合、取引範囲にわたって合計で130個の実行可能な区分が存在する(すなわち、130個の区分=6.5時間×60分/時間÷3分)。
市場データのプールを作成した後、シミュレータ200はカウンタをゼロにリセットし(ブロック210)、関連する市場データのプールから市場データを1つ(例えば、価格区分)を無作為に選択する(ブロック212)。シミュレータはその1つの市場データを選択するのにどのような無作為選択の技術を使ってもよい。例えば、シミュレータは均一の可能性を持つ市場データのプール全体から市場データを1つ無作為に(例えば、プールの市場データはそれぞれ選択される同じチャンスを持つ)、または1つの市場データを選択する相対的な可能性を記載しているなんらかの加重機能(例えば、指数的に崩壊する機能)を介して選択してよい。シミュレータはまたプールの市場データを順次(例えば、時系列で、逆時系列で、増加順/減少順取引量または価格で)検査し「コインフリップ」アルゴリズムを使ってそれぞれの検査済みデータを無作為に選択するように構成してもよい。本願に記載する証券取引シミュレータはどのような特定の選択技術にも制限されることはない点を理解すべきである。
市場データを1つ無作為に選択した後(ブロック212)、シミュレータ200は累積売買高加重価格および累積取引量を計算する(ブロック214)。シミュレータの内側ループを介した最初の実行では(すなわちブロック212、214、216、218、220)、累積売買高加重価格は単に無作為に選択された市場データの売買高加重価格であり、累積取引量は無作為に選択された市場データの取引量である。シミュレータが内側ループを循環するにつれて、累積売買高加重価格はすべての無作為に選択された市場データの売買高加重平均価格となり、累積取引量は単純にすべての市場データの取引量の合計となる。例えば、もしシミュレータが内側ループを3回繰り返し、3つの価格区分を無作為に選択し、うち1回目は1000株を売買高加重価格100ドルで、2回目は100株を売買高加重価格101ドルで、3回目は10,000株を売買高加重価格97ドルで行った場合、累積取引量は単純に11,100株となる(すなわち、1,000+100+10,000株)。累積売買高加重価格は一株当り97.31ドルである(すなわち、[1,000*100ドル+100*101ドル+10,000*97ドル]/11,100)。他の実施例では、シミュレータは図2のブロック214に図示するように、売買高加重平均価格を連続的に更新するのではなくシミュレートした価格を記録する直前にすべての累積株の売買高加重平均価格を計算してよい。証券シミュレータはシミュレートした価格を累積株の売買高加重平均価格によって表現する必要はなく、シミュレートした価格は累積株すべてについて支払われた合計価格によって表現してもよい点に留意すべきである。
シミュレータは累積売買高加重価格を計算した後(ブロック214)、累積取引量が目標取引量未満かどうかをチェックする(ブロック216)。もし目標取引量未満であれば無作為に選択された市場データの最後のデータが、関連する市場データのプールから取り除かれ(ブロック218)、別の市場データがプールから選択され(ブロック212)、累積売買高加重価格および累積取引量が計算され(ブロック214)、そして累積取引量が目標取引量未満かどうか再びチェックされる。
いったん累積取引量が目標取引量以上となれば、シミュレータは累積取引量をチェックして目標取引量に等しいかどうかを確かめる(ブロック220)。もし等しければ、シミュレート価格として累積売買高加重価格が記録される(ブロック222)。もし累積取引量が目標取引量に等しくなければ、累積取引量は目標取引量を上回っておりシミュレータは最後の市場データから必要な取引量だけを取って目標取引量に等しくさせる(ブロック224)。例えば、目標取引量が30,000株で累積取引量を28,000株と仮定する。もし市場データの次のデータが10,000株を対象としている場合、シミュレータは10,000株のうち2,000だけを取りそれに従って累積売買高加重価格を調整する。市場データの最後のデータおよび累積売買高加重価格が目標取引量に等しくなるよう調整された後は、シミュレート価格として累積売買高加重価格が記録される(ブロック222)。
シミュレート価格が記録された後、シミュレータ200はカウンタをインクリメントし(ブロック226)、カウンタをチェックして所定数字Nに達したかどうかを確かめる。数字Nはシミュレータを実行しているユーザが選択してもよいしまたはあらかじめプログラムされていてもよい。いずれの場合でも、数字Nは統計的に意味のあるシミュレート価格のセットを作成するのに十分大きなものであるべきである(例えば1,000)。もしシミュレータがN個のシミュレート価格を記録しなかった場合は、すべての取り除かれた市場データが関連市場データのプールに戻され(ブロック230)、そして別のシミュレート価格が得られる。シミュレータはいったんN個のシミュレート価格を得るとシミュレート価格の分布を分析する(ブロック232)。
他の実施態様では、証券取引シミュレータは所定数のシミュレート取引価格を得るのではなく、なんらかの他の停止条件、例えばシミュレータがシミュレート取引価格をさらに増やしても取引価格分布の形状の周辺部に影響が出るだけだと判断したときに取引価格シミュレーションを中止するといった条件が満たされるまで、シミュレート取引価格を生成してよい。これは例えば、シミュレート取引価格の後なんらかの統計的評価指標(例えば、平均値、中央値それぞれの標準偏差、変動など)を計算し、そして統計的評価指標が多数のシミュレート価格にわたって、ある金額分で変化し損なう場合シミュレータにシミュレーションを停止させることによって達成できる。例えば、シミュレータは1,000個のシミュレート取引価格を記録し、それ以降それぞれのシミュレート価格についてシミュレート取引価格分布の標準偏差を測定できる。いったんある数(例えば10個)の連続的なシミュレート取引価格がある金額(例えば1%)を上回る金額分で標準偏差を変え損なうと、シミュレーションは停止する。
図2に表わす実施態様で取引シミュレータ200は、それぞれの取引シミュレーションの最中は無作為に選択された市場データそれぞれの全取引量を使った(ただし、無作為に選択された市場データの最後のデータは除く、これは目標取引量となるよう調整されたものである)。しかしながら、典型的にはたった一人のトレーダーが1つのティックまたはティックの集まりに表わされる全取引量の株を売り買いすることはないため、シミュレータは無作為に選択された市場データそれぞれの取引量のフラクションを取るにすぎないように構成してよい。例えば、もしシミュレータが区分のプールから100ドル/株で1,000株の価格区分を無作為に選択する場合、このシミュレータはその価格シミュレーションを行う際にこの区分から無作為の一部、例えば株の25%を取るだけでよい。価格区分を取られるフラクションは無作為に選択されずともよく、他の実施態様では、固定のフラクションまたは公知の変数であってよい。
選択された市場データの無作為なフラクションを選択することでより現実的なシミュレータが見込まれるものの、取引シミュレータは関連する市場データのプールから市場データを使い果たす場合がある、なぜなら、平均して、シミュレータはそれぞれの市場データの50%をとるにすぎないであろうためである。もしシミュレート取引を実行する際にシミュレータが市場データを使い切る場合は、シミュレート取引価格を記録することはできないが、代わりにすべての市場データをプールに返却してシミュレーションを最初から開始しなければならない。シミュレート取引の最中にシミュレータが市場データを使い切ってしまう可能性を小さくするためにシミュレータは、取引しているシミュレータが無作為に選択された市場データの取引量の少なくとも最小のフラクションを確実に取るよう構成してよい。一実施態様では、最小のフラクションはシミュレート取引時間枠にわたって得られる全取引量に対するシミュレート取引の取引量の比に従って設定し得る。例えば、取引シミュレーション時間枠を設定して特定の日に2時間にわたって60,000株のIBM株のシミュレーションを実行し、その2時間の取引時間枠の間に合計100,000株のIBM株が取引されたと仮定する。この場合、全取引量に対するシミュレート取引量の比は60%である。シミュレータはそれぞれの市場データの20%から100%の間の無作為の一部を取るように構成してよい。無作為の一部を20から100パーセントに制限することによって、取引シミュレータはプールの市場データを使い果たす前に、平均して、全取引量の60%を取ることになる。最小の取引フラクションはシミュレート取引時間枠にわたって利用可能な全取引量に対するシミュレート取引の取引量の比に従って設定しなくてもよく、固定またはユーザによる選択であってもよい。
他の実施態様では、証券取引シミュレータはプールから無作為にではなく決定論的選択アルゴリズムに従って市場データを導き出すように構成してよい。例えば、決定論的アルゴリズムは市場の上昇または下落の傾向を検討しこれらの傾向に基づいて市場データを選択することによってモメンタムおよびエモーションをモデル化しようとするものであろう。例えば、シミュレータは時間枠の最初から開始するデータのプールにある市場データを検討するように構成されてもよく、もし5つの連続した市場データが増加する(または減少する)売買高加重平均価格を示していれば市場データを1つ選択するであろう。シミュレータを構成する他の方法としては、時間枠の最初から10個ごとに市場データを検討し、もし検討済み市場データが2つ連続してある金額(例えば1%)を上回る売買高加重平均価格の増加(または減少)を示す場合は市場データを1つ選択することによって市場データを1つ選択することがある。証券取引シミュレータには本願で記載するさまざまな実施態様の本発明の側面から逸脱することなく他の多くの決定論的選択技術が使えるであろう点を理解すべきである。
図1および2に図示するシミュレータのような証券取引シミュレータは広範囲のさまざまな用途に使用できる。
1つの用途では、証券取引シミュレータをトランザクションにおいてトレーダーによって獲得された価格の品質を測定する取引品質測定ツールとして使用する。この用途では、証券取引シミュレータには証券の名称、取引量、および所望の取引時間枠が設けられている。所望の取引時間枠はその取引日が終わるまで顧客によって発注が行われた時間であり得る。そしてシミュレータは一連の取引シミュレーションを実行してシミュレート取引の分布を作成する。この分布から、実際の取引のパフォーマンスをさまざまなやり方で測定できる。
この用途を説明するために、トレーダーが特定の日の午前10時に50,000株のIBM株を売却する発注を受けたと仮定する。取引日終日にわたって、トレーダーは一株当り112ドルの売買高加重平均価格で50,000株すべてを売りつくした。シミュレータを駆動して多数の、例えば売り上げ50,000株のIBM株のうち1000をシミュレートして図3に示す価格分布を作成する。トレーダーによって実際に獲得された価格を多数のやり方でシミュレータの結果と比較して取引のパフォーマンスを測定できる。
取引のパフォーマンスを測定する1つの方法として、シミュレーションから生成された平均価格(例えば、図3では110.25ドル)をベンチマーク価格として使用しこれを実際の価格を比較することによって取引の「費用」を検討することがあげられる。取引の費用は取引された一株当りの費用として表現でき、これは単純に実際の価格とシミュレート分布の平均価格との差である。したがって、本実施例では、一株当りの費用は112ドル〜110ドルまたは÷2ドルである。取引の費用はまた、支払った価格またはベンチマーク価格に対する一株当りの費用の比、例えば+2/112または+2/110として表現してもよい。これらの比は(10,000を掛け算して)ベーシスポイントに変換し、例えば+179bps、+182bpsのようなベーシスポイント(bp)で表現してもよい。
取引の費用はまた、シミュレート取引価格分布の幅に対する比として表現してもよい。シミュレート分布の幅の評価指標は、分布の総幅(例えば図3では8ドル)、標準偏差、標準偏差の倍数、または総幅の他のいくつかの部分であり得る。例えば、シミュレート価格分布でシミュレート取引の20%がより低価格であるポイントと、取引の80%がより低価格であるポイントとの価格の差として分布の幅を測定することを選択してよい。本実施例では、この幅は4ドルであろう。この幅を分布の総幅として定義する場合は、この幅のフラクションとしての費用は2ドル/8ドル=0.25である。もしこの幅を、シミュレート取引の20%がより低価格であるポイントと、取引の80%がより低価格であるポイントとの価格の差として定義する場合は、この幅のフラクションとしての費用は0.5である。当然ながら、分布の幅を定義するのにいくつの方法を選択してもよい。
好機は価格分布曲線の半分の幅として定義される。そのため、本実施例に従ってもし幅が価格分布曲線の総幅として測定される場合、好機は4ドルであろう。もし幅がより低価格の取引のポイントの20%と80%の間の差として測定される場合は、好機は2ドルであろう。パフォーマンスを測定する他の方法としては取引の好機の比を計算することがあげられ、これは取引で得られる好機に対する一株当りの費用の比である。この場合、平均値(110ドル)に対する実際の取引の費用(112ドル)は2ドルである。そしてこの2ドルの相対価格を好機(総幅の測定値を使用した場合4ドル)によって規準化して0.5すなわち50%の好機比を作成する。この場合、好機比はトレーダーが平均値とシミュレータが達成した最良価格との中間である販売価格を達成したことを示す。当然ながら、シミュレータの結果を使って当該分野で公知のさまざまな統計的分析を使って取引品質パフォーマンスを測定し得る他のやり方が数多くある。
パフォーマンスを測定する他の方法として、シミュレータが実際のトレーダーよりもパフォーマンスに優れる可能性を計算することがあげられる。本実施例では、シミュレータは1000回のシミュレーション実施のうち150回だけ実際のトレーダーよりもパフォーマンスに優れていたから、シミュレータが実際のトレーダーの能力を上回る可能性は0.15すなわち15%である。
トレーダーが取引を行う前に証券取引シミュレータを利用して最近の市場データ(例えば前の1時間の取引にわたって記録された市場データ)を使ってシミュレート取引の結果を提供することで、証券取引シミュレータはそのトレーダーを手助けすることもできる。例えば、最近の市場データを使ってトレーダーは、そのトレーダーが取引しようとしている証券の平均価格および得られる現在の好機(すなわち分布曲線の半分の幅)を知ることができる。証券について得られる好機を検討することによって、トレーダーはその取引について平均価格をいくら上回ってまたは下回って支払うことが予測されるかを知り、その結果、その取引にともなう好機/リスクを知ることができる。
証券シミュレータを使って数日間、数週間、または数ヶ月間にわたる証券の取引をシミュレートして証券の履歴的な予測を提供できる。例えば、トレーダーは1週間にわたって毎日IBMの取引量の20%の取引についてシミュレート価格分布曲線の幅を計算し、その結果を使って同様の将来の取引について将来の幅または好機を予測できる。
他の用途では証券シミュレータを使って、現物の取引価格に左右される、オプションまたは先物などのデリバティブ証券の取引の適正価格を見積もることができる。例えば、コールオプションはもし実際の取引価格Tが権利行使価格X以下であればペイオフが0であり、もしTがXを上回る場合はペイオフがT−Xである。従って、このオプションは絶対にトレーダーが価格Xよりも多く支払うことなく証券を獲得するようにする。トレーダーは取引シミュレータによって生成されたシミュレート取引価格分布(すなわちP(T))に対してペイオフ(すなわちT−X)の以下の積分を計算することによってオプションの適正価格を見積もることができる:
Figure 2006526852
本発明の多数の実施態様を説明してきた。しかしながら、本発明の思想および範囲から逸脱することなくさまざまな改変を行えることが理解されるであろう。例えば証券取引シミュレータを適用して、1つ以上の証券のシミュレート取引を集めたものについて取引価格分布を得ることができる。さらに、証券取引シミュレータはさまざまな取引時間枠にわたる1つ以上の証券の取引をシミュレートするように構成してもよい。たとえば、証券取引シミュレータは午前9時30分から午後3時の間で10,000株のIBM株を購入し、午後3時から午後4時の間で90,000株のIBM株を購入することをシミュレートするように構成してよい。証券シミュレータはまた、市場データのプールを作成するときにティックをフィルタリングしてもよく、この場合例えばしきい取引量を下回るまたは超えるティックをフィルタリングして取り除くことによってシミュレーションを実行する。証券取引シミュレータは1日以上の取引日から得られたデータを使って市場データのプールを作成してよい。同様に、証券取引シミュレータはティックまたは他の市場データをそれらが記録されると同時にプールに付け加えることによってリアルタイムに市場データのプールを更新するように構成してよい。証券取引シミュレータは株取引のシミュレーションに制限されるわけではなく、債券、デリバティブ、および商品の取引シミュレーションにも適用できる。さらに、証券取引シミュレータはシミュレート取引を記録されている実際のトランザクション(例えばティック)を使って実行するだけでなく、見込みトランザクション(例えば、ある価格である数量の証券を売買するための呼値(指し値))を表わす市場データを使ってシミュレート取引を実行することもできる。従って、他の実施態様も以下の特許請求の範囲の範囲内である。
証券取引シミュレータが実行されているネットワーク化コンピュータシステムを表わしている。 証券取引シミュレータの動作を表わすフローチャートである。 多数のシミュレート価格の分布を表わすヒストグラムである。

Claims (55)

  1. 時間間隔Tにわたる取引量Vの証券の取引をシミュレートする方法であって、
    コンピュータによって実行される下記工程であって、
    市場データのプールから市場データを1つ選択する工程であって、前記プール中の前記市場データの各々は、時間間隔T中においてある価格である取引量の証券についての1以上の実際のまたは見込みトランザクションを反映したものである、前記選択する工程と、
    選択された市場データに反映された取引量の一部またはすべてを、取引量Vを超えないように累積取引量に追加する工程と、
    累積取引量と取引量Vとを比較し、累積取引量が取引量V未満であれば、累積取引量が取引量Vに等しくなるまで、データの選択工程と累積取引量の追加工程を繰り返す工程と、
    いったん累積取引量が取引量Vに等しくなると、その累積取引量の価格を表わすシミュレート取引価格を記録する工程と
    を備える前記シミュレートする方法。
  2. 停止条件が満たされるまで、市場データの選択工程、累積取引量に追加する工程、累積取引量を取引量Vと比較する工程、及びシミュレート取引価格を記録する工程を繰り返す工程をさらに備える請求項1に記載の方法。
  3. 所定数のシミュレート取引価格が記録された時に前記停止条件が満たされる請求項2に記載の方法。
  4. 市場データのプールから1つの市場データを選択する工程は、市場データのプールから1つの市場データを無作為に選択する工程を備える請求項2に記載の方法。
  5. 市場データのプールから1つの市場データを無作為に選択する工程は、市場データの各々の選択される可能性を同じにして、プールから1つの市場データを無作為に選択することを備える請求項4に記載の方法。
  6. プールにある市場データの各々が呼値である請求項1に記載の方法。
  7. 複数の市場データのプールにある市場データの各々がティックである請求項1に記載の方法。
  8. プールにある市場データの各々は固定時間間隔中に記録されたティックの集まりを表わす請求項1に記載の方法。
  9. 時間間隔Tは1取引日より長くにわたる請求項1に記載の方法。
  10. 証券は、株、債券、デリバティブ、商品、または外国為替レートのうちの1つから成る請求項1に記載の方法。
  11. 選択された市場データに反映される取引量の一部またはすべてを累積取引量に追加する工程は、
    フラクション値Fを無作為に選択する工程と、
    選択された市場データに反映された取引量のフラクション値Fを累積取引量に追加する工程とを備える請求項1に記載の方法。
  12. フラクション値Fは0と1との間である請求項11に記載の方法。
  13. フラクション値Fは最小のフラクション値を下回らない請求項11に記載の方法。
  14. 最小のフラクション値は、取引時間間隔Tにわたって得られる全取引量に対するシミュレート取引の取引量Vの比に左右される請求項13に記載の方法。
  15. 市場データのプールから1つの市場データを選択した後、選択された市場データをプールから取り除く工程をさらに備える請求項1に記載の方法。
  16. 各市場データが選択された後、累積取引量と無作為に選択された市場データの各々に反映された価格とに基づいて累積売買高加重価格を計算する工程と
    をさらに備える請求項1に記載の方法。
  17. シミュレート取引価格は累積取引量一株当りの売買高加重平均価格として表現される請求項1に記載の方法。
  18. シミュレート価格は累積取引量についての合計価格として表現される請求項1に記載の方法。
  19. 各市場データをプールから取り除いた後、市場データのプールがなんらかの市場データを含んでいるかどうかを判断する工程をさらに備え、市場データのプールが市場データを全く含んでいなければ、
    取り除かれたすべての市場データをプールに返却する工程と、
    累積取引量をゼロに設定する工程と、
    所定数のシミュレート取引価格が記録されるまで、市場データを選択する工程、累積取引量に追加する工程、累積取引量を所望の取引量と比較する工程、及びシミュレート取引価格を記録する工程を繰り返す工程と
    を実行する工程をさらに備える請求項15に記載の方法。
  20. 選択された市場データに反映された取引量の一部またはすべてを、取引量Vを上回らないように累積取引量に追加する工程は、
    無作為に選択された市場データに反映されている取引量の一部またはすべてを選択する工程と、
    選択された取引量を有する累積取引量が取引量Vを超えそうかどうかを判断し、もし超えそうなら、選択された取引量の金額を、累積取引量を取引量Vに等しくするであろう金額にまで減少させる工程と
    を備える請求項1に記載の方法。
  21. 所定数のシミュレート取引価格を使ってシミュレート取引価格分布を形成する工程をさらに備える請求項2に記載の方法。
  22. 実際の取引価格をシミュレート取引価格分布と比較する工程と、
    シミュレート取引価格分布と比較して実際の証券取引のパフォーマンスの評価指標を決定する工程と
    をさらに備える請求項21に記載の方法。
  23. パフォーマンスの評価指標は、シミュレート取引価格分布上のシミュレート取引価格が実際の取引価格よりも大きい可能性である請求項22に記載の方法。
  24. シミュレート取引価格分布の好機を決定する工程をさらに備える請求項21に記載の方法。
  25. シミュレート取引によって生成されたシミュレート取引価格分布にデリバティブのペイオフを統合する工程と、
    デリバティブの適性価格の評価指標を生成する工程と
    をさらに備える請求項21に記載の方法。
  26. 証券取引をシミュレートする方法において、
    コンピュータによって実行される工程であって、
    シミュレート取引を行う証券の識別、シミュレート取引の所望の取引量、およびシミュレート取引が行われる期間の入力を受け取る工程と、
    複数の市場データのプールを作成する工程であって、市場データの各々が、その市場データによって表わされる証券の取引量を識別する情報と、その市場データの価格を識別する情報とを有している、前記作成する工程と、
    前記プールから市場データを1つ選択する工程と、
    選択された市場データによって表わされる証券の取引量を識別する情報に基づいて累積取引量を記録する工程であって、前記記録された累積取引量が所望の取引量を超えることはない、前記記録する工程と、
    前記累積取引量を前記所望の取引量と比較し、もし累積取引量が所望の取引量未満であれば、累積取引量が所望の取引量に等しくなるまで、データを選択する工程と累積取引量を記録する工程とを繰り返す工程と、
    いったん累積取引量が所望の取引量に等しくなると、無作為に選択された市場データの各々についてその市場データが取引された価格を識別する情報に基づいたシミュレート取引価格を記録する工程と
    を備える前記コンピュータによって実行される工程を備える前記方法。
  27. 所定の条件が満たされるまで、市場データを選択する工程と、累積取引量を記録する工程と、累積取引量を所望の取引量と比較する工程と、シミュレート取引価格を記録する工程とを繰り返す工程をさらに備える請求項26に記載の方法。
  28. 複数の市場データのプールを作成する工程は、
    1回目と2回目との間で発生する実際のまたは見込みトランザクションを反映する複数の市場データから複数の市場データのプールを形成する工程と、
    複数の市場データのプールを、2回目の後に発生する実際のまたは見込みトランザクションを反映する複数の市場データで連続的に更新する工程と
    を備える請求項26に記載の方法。
  29. プールから1つの市場データを選択する工程はプールから1つの市場データを無作為に選択する工程を備える請求項26に記載の方法。
  30. 所定の条件は所定数のシミュレート取引である請求項26に記載の方法。
  31. プールにある市場データの各々は固定時間間隔中に記録されたティックの集まりを表わす請求項26に記載の方法。
  32. 選択された市場データによって表わされる証券の取引量を識別する情報に基づいて累積取引量を記録する工程は、
    それぞれの選択された市場データによって表わされる証券の取引量中の無作為の一部を累積取引量に追加する工程と、
    取引量中の無作為の一部を累積取引量に追加した後、累積取引量が所望の取引量を超えるかどうか判断し、もし超える場合は、取引量中の無作為の一部を、累積取引量が所望の取引量と等しくなる金額まで減少させる工程と
    を備える請求項26に記載の方法。
  33. 無作為の一部は0と1との間である請求項32に記載の方法。
  34. 無作為の一部は最小のフラクション値を下回ることはない請求項32に記載の方法。
  35. 市場データのプールから市場データを1つ選択した後、この選択された市場データをプールから取り除く工程をさらに備える請求項26に記載の方法。
  36. プールからそれぞれの市場データを取り除いた後、市場データのプールがなんらかの市場データを含むかどうかを判断し、もし市場データのプールが市場データを全く含んでいなければ、
    取り除かれたすべての市場データをプールに返却する工程と、
    累積取引量をゼロに設定する工程と、
    所定の条件が満たされるまで、市場データを選択する工程と、累積取引量を記録する工程と、累積取引量を所望の取引量と比較する工程と、シミュレート取引価格を記録する工程とを繰り返す工程を実行する工程と
    をさらに備える請求項35に記載の方法。
  37. シミュレート価格は累積取引量一株当りの売買高加重平均として表現される請求項26に記載の方法。
  38. 複数の市場データのプールを作成する工程は、
    複数の証券の実際のトランザクションを表すティックを含む1つ以上のデータベースにアクセスする工程と、
    識別された証券の実際のトランザクションを表すティックを識別する工程と、
    識別されたティックから複数の市場データのプールを形成する工程と
    を備える請求項26に記載の方法。
  39. 識別されたティックから複数の市場データのプールを形成する工程は、
    所定のしきい値未満のトランザクションを表すティックをフィルタリングして取り除く工程を備える請求項38に記載の方法。
  40. 識別されたティックから複数の市場データのプールを形成する工程は、
    所定のしきい値を上回るトランザクションを表すティックをフィルタリングして取り除く工程を備える請求項38に記載の方法。
  41. 識別されたティックから複数の市場データのプールを形成する工程は、
    シミュレート取引が行われる時間間隔を一連の区分に分割する工程であって、それぞれの区分は時間間隔内の固定期間を表す、前記分割する工程と、
    それぞれの区分の期間内で発生したティックを集める工程と
    を備える請求項38に記載の方法。
  42. 証券トランザクションをシミュレートする方法において、
    コンピュータによって実行される工程であって、証券Sを含む複数の実際の取引を反映する記録済み市場データを使って取引量Vで証券Sの複数のシミュレート証券取引を実行して取引量Vで証券Sの所定数のシミュレート価格を得る工程を備える前記方法。
  43. シミュレート取引価格分布を証券Sの実際の取引価格と比較する工程と、
    シミュレート取引価格分布と比較して実際の取引価格の評価指標を生成する工程と
    をさらに備える請求項42に記載の方法。
  44. シミュレート取引価格分布と比較して実際の取引価格の評価指標を生成する工程は、
    シミュレート取引が実際の取引よりもよい価格を得るであろう可能性を計算する工程を備える請求項43に記載の方法。
  45. シミュレート取引価格分布と比較して実際の取引価格の評価指標を生成する工程は、
    シミュレート取引価格分布の平均価格と実際の価格との間の関係を反映する取引の費用を計算する工程を備える請求項43に記載の方法。
  46. シミュレート取引価格分布の幅を検討して、取引案について得られる、見込み好機を決定する工程をさらに備える請求項42に記載の方法。
  47. シミュレート取引価格分布の幅はシミュレート取引価格分布の総幅である請求項46に記載の方法。
  48. 現物証券の取引価格に左右されるデリバティブ証券の適性価格を見積もる工程をさらに備える請求項42に記載の方法。
  49. 時間間隔Tにわたる取引量Vの証券の取引をシミュレートするための、コンピュータ読み取り可能媒体に存在するコンピュータプログラム製品であって、
    各々が時間間隔T中にある価格で証券の取引量の1つ以上の実際のトランザクションを反映している市場データのプールから市場データを1つ選択する工程と、
    無作為に選択された市場データに反映された取引量の一部またはすべてを、取引量Vを越えないように累積取引量に追加する工程と、
    累積取引量と取引の取引量Vとを比較し、もし累積取引量が取引量V未満であれば、累積取引量が所望の取引量に等しくなるまで、データを選択する工程と累積取引量に追加する工程を繰り返す工程と、
    いったん累積取引量が所望の取引量に等しくなると、累積取引量の価格を表すシミュレート取引価格を記録する工程と
    をコンピュータに行わせる指示を備える前記コンピュータプログラム製品。
  50. 所定の条件が満たされるまで、市場データを選択する工程と、累積取引量に追加する工程と、累積取引量を所望の取引量と比較する工程と、シミュレート取引価格を記録する工程とを繰り返す工程をコンピュータに行わせる指示をさらに備える請求項49に記載のコンピュータプログラム製品。
  51. 所定の条件はいったん所定数のシミュレート取引価格が記録されたときに生じる請求項50に記載のコンピュータプログラム製品。
  52. フラクション値Fを無作為に選択する工程と、
    無作為に選択された市場データに反映されている取引量のフラクション値Fを累積取引量に追加する工程と
    を行わせるための指示をさらに備える請求項49に記載のコンピュータプログラム製品。
  53. 記録された複数のシミュレート取引価格を使ってシミュレート取引価格分布を形成する工程を行わせるための指示をさらに備える請求項49に記載のコンピュータプログラム製品。
  54. 実際の取引価格をシミュレート取引価格分布と比較する工程と、
    シミュレート取引価格分布と比較して実際の証券取引のパフォーマンスの評価指標を決定する工程と
    を行わせるための指示をさらに備える請求項53に記載のコンピュータプログラム製品。
  55. シミュレート取引価格分布の好機を決定する工程を行わせるための指示をさらに備える請求項54に記載のコンピュータプログラム製品。
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